創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2005年10月31日(月) マイブック買ってしまった。

今年のマイブックもちゃんと書けていないってーのに、買ってしまった……ははは。
実は去年のマイブックもちゃんと書けなかった。「ほぼ日手帳」があるから、そっちに書いているから別に…と思っていたのだけれど、買ってから毎日ずっと書き続けた2002年のマイブックを読み返すと面白くて、日々の事を新潮文庫に書き込むって後が楽しみなんだよね。
2002年のは本の事オンリーにしていたから、この日何を読んでいたのかというのがよく解って面白かったのだ。またこの使い方をしたいとは思っていたんだけれど、本を読まない日もあるからねぇ。
1年全部の日を埋めたいと思うから書けなくなるのかな。でも、今年のほぼ日手帳は毎日ずっと書き続けている。去年は新しい店で働き始め、慣れない仕事が増えていき…と、書く事を怠ってしまったから手帳も慣れるまでは殆ど空白になっていたのに、今年の手帳は毎日埋まっているのに、マイブックは空白になってしまっている。でも、手帳術という程じゃないけれど、コツを掴んできたし、日記帳にも色々書いて、楽しい使い方も見つけられてきたので、マイブックもまた違った楽しみ方が出来るかもしれないと思ったんですよね。
ってなわけで、今年のマイブックもちまちまと書いてます。また本の事を中心に書いていこうと思っているけれど、そうじゃない事も綴って、マイブックの使い方を模索してくつもりです。
そういや、2003年は2冊つけてたんだよね(笑) 本専用と、そうじゃない日常の事用に。
日常版がほぼ日手帳に変わっただけなんだよね。
だったら、書く事なんてへっちゃら!
同じものを2冊使うよりも、違うものを使った方がいい。同じ作りだと違う内容を書くには不便な部分も出てくる。仕事手帳に休みの日のデイリーはいらないってのと同じように。
パソを買ってから手書きする事が少なくなり、今の仕事をするようになってからは肉体労働からはじめの頃は手の力がなくなってしまって、極力手書きをしないようにしていたし、手に力が入らないから、いつも以上に字が乱れるってのですが、書かないと忘れてしまう事が多いというか、こうやって人って忘れていくんだなと感じてしまったんだよね。
文房具好きというのがあって、手書きする楽しさを思い出す事が出来た。何気に仕事に活かす事も出来ているのも嬉しかったり。
どうせだったら、書いて、書いて書き捲くったものが大好きな文庫の形になっていて、しかも本物の新潮文庫だったら嬉しい。
極めるぞ〜〜!!



2005年10月30日(日) 斬鬼さーん!

もう、斬鬼さんに夢中です(笑)
でも、段々哀しい結末に近付いているような気がする。もう決して鬼になってはいけないと言われていたのに、前回朱鬼さんとの事で変身してしまっていて、昔の傷が悪化しているみたい。
それって……な考えをしちゃうわけですよ。
今回の話では威吹鬼さんが悩んで、自分は師匠になる器ではないのではないかと斬鬼さんに打ち明けるんですが、その時に威吹鬼さんを殴って「お前はもう師匠だろうか!」と怒り、それを見ていた轟鬼さんが自分も殴って欲しいと、言うのだけれど、あんた、その前に斬鬼さんが胸抑えて座り込んでたんだから、もっともっと心配してくれよぅ。轟鬼さんも自分の事でいっぱいいっぱいになっているんだろうけれど、愛する(笑)師匠が苦しんでいるんだから、自分の事は棚にあげて欲しいです。
先週の響鬼さんの「斬鬼さんの事だから、大丈夫じゃなくても、大丈夫だって言うんだろうな」という言葉がねぇ。
この人は本当に色んな事が見えているんだよね。今日の明日夢の事もちゃんと解っていて、さりげなく助言しているのがいい。
そして、森の中で自分のリズムを掴もうとしている明日夢くんをそっと影で見る響鬼さんがかっこいい……
威吹鬼さんが宗家の人だから当たり前のように鬼になっているから、悩んでいる人の心の底を理解する事が出来ず、かすみさんからは「上から見ているみたい」と言われてしまうのも、キツい言葉だな…とは思ったし、ちょっと言いすぎなのでは? と一瞬思ったけど、見下しているという意味での上から見ているというのではないのだと感じた。どういえばいいのか解らないのだけれども。
でも、それはそれで威吹鬼さんの悩みの1つでもあるんだよね。鬼になれなくて、悩んでいる人からしたら、羨ましい悩みなんだろうけれど、それは師匠として何かが欠けていると感じてしまうのは当然なのかも。



2005年10月29日(土) サイト作りたい病?

友達の家で、色んなサイトを見てきた。家でパソをつけていると、あまり新規開拓しないというか、検索してサイトやら日記やらblog等を読んだりはしているけれど、続けて同じサイトを見たいと思うものって少ない。その時のその検索の結果のみを見る事が出来ればそれで良いという感じでしょうか。
本当は毎日読みたいと思うサイトがあればいいのにな…とは思うのですが、中々そういう巡り合わせはない。一応贔屓にしているサイトは幾つかありますが、毎日通うという事はまずないというか、毎日更新している場所ではないので、毎日通う必要がないというのが本当の所ですが(笑)
友達がよく見に行っているサイトを見ていると、サイト作りたくなってきた(笑) あぁ、どうしてこう私は…サイト作るのが好きかな。もう1つ持っているんだから、これ以上作ってどうすんだよ! とは思うけれど、今持っているテキストサイトとは全く違う、友達誰にも知らせないで、こっそり更新して、知らない人がどう反応するのか見てみたいってのはあったりする。
たまにweb日記で自分の身近な人に知られてしまったから、urlを変えるという内容を見かける。
その気持ち、少し解るんだよね。元から知られてもいいと思う人には知らせますが、知られたくない人も勿論いるわけで、その人に見つかったりなんかしたら、そりゃ日記だって新しいのに変えるし、サイトのサーバーを変えたり、もう止めてしまう人もいる。
別に赤裸々に日常を書いていなくても、知っている人に読まれるなんてこそばゆい。恥ずかしい気持ちの方が強いのは普段強がってばかりいるからだろうか。でも、そういう人の方が多いから、知られたくないと思うんだろうな。知らない人になら読まれてもいいけれど、知っている人には読まれたくないなんて矛盾しているのは解る。どうして知らない人にならいいのかな。普段の自分を知らない人だからこそ、気にせずに色んな事を書く事が出来るのかも。

毎日読みたくなる、毎日更新しているサイトがないから自分で作りたくなったのかな。一応、今のサイトは日記だけは毎日更新しているけれども、メインは滞っている。滞っているのに別のサイト作りたいって何さ(苦笑)
色が綺麗だったり、デザインが綺麗だったりするサイトを見ると今のサイトのデザインを気に入っているから、リニューアルするつもりがない。でも、この色でサイト作ってみたい! なんてのが見つかったりするとやばいのです。
色々ごちゃまぜで自分の好きなものを詰め込んだサイトを作ってみたいなぁ。



2005年10月28日(金) チャルカへ行ってきました。

仕事帰りにどうしても行きたくなって…いや、まぁ…結構今の職場からも近いっちゃー近いので、行ってきました。
狙っていたグリッドノートのリーフ柄がなかったのですが、しゃぼん玉があったので、それと麻のノートとダンボールノートとダブルデッカーノートを買ってきました。
早速使っているのはグリッドノートです。これ日記帳にもいけるやん! と思ったのですが、今使っているモールスキンのあの表紙の頑丈さに慣れてしまっているので、グリッドノートの方はショップリストというか、色んなリストを書いていこうと思っています。同じテーマのものを書いていくと便利かも…っていうか、最近色んな所に行こうと思っているし、映画も観ていて、でかい映画館だけじゃなくて、小さな映画館も回って行きたいので方向音痴だからちゃんと地図とかも記録しておこうと思っている所だったから丁度いい。手帳に付箋を貼るというのもいいけれど、どこに貼ったのか解らないなんて事になってしまいそうだから、それだったらそれ用のノートがあればいいなってわけですよ。
このグリッドノートは方眼になっていて、糸綴じだからパタンと開くので書きやすい。最近はこの手の書きやすいノートや手帳ばかりを使っているから、それ以外のノートが使いにくくなっている。
今日、新潮文庫のマイブックも発売されたのですが、これ買うかどうか迷っている。一応今年のも持っているし、ちょくちょく書いていたけれど「ほぼ日手帳」「モールスキン」を使っているから、どうしてもこの手の作りだと書きにくいんだよね。後で読み直す時があったら、こっちの方が完全に本だから面白いんだけどね。
何とか面白い使い方を見つける事が出来るといいんだけれども。

チャルカには今日は雑貨を見るだけで、食べ物や飲み物はまた今度って事にしました。仕事帰りって事で、時間もなかったしね。今度、家族と一緒に行ってみようと思っています。好きそうな店だったし。

こんなに好きなノートや手帳が一気に見つかるってめちゃくちゃ嬉しい。何をどれに使うのか…というのをまた模索していこうと思っている。
そういや、このグリッドノートはチャルカの店員さんも一番愛用しているみたいで、写真を貼り付けて、ごっつい日記帳になっていたり、雑貨の買い付け旅行の時に使っているとの事で、沢山写真等を貼り付けてもノートが崩れる事がないみたい。いいじゃない! 見た目だけのノートはいらないので、使い倒せるノートっていい! 紙質もつるつるしていて、愛用しているサファリとの相性もいいので、このノートもガンガン使っていこうと思っています。
ダンボールノートは携帯電話で撮った写真を貼り付けていく予定です。
とりあえずはこの使い方で。



2005年10月27日(木) チャルカの東欧雑貨買いつけ旅日記。

ここ最近気になっていた写真集…じゃないな。旅日記を購入してしまった。初めて見た時から惹かれていたのですが、ちょっと我慢したのです。一時的に惹かれているだけなのかも…なんて思ったから。でも、やはりこの本を忘れる事が出来なかったので、購入しました。やっぱりいい! こういう何気ない写真達も好きだし、単に何気ない風景を撮ったのではなく、それがとても必要だから、好きだからシャッターを押したというのが伝わる写真だし、旅日記だから、色んなコメントも載っているし、何よりも旅だけの日記ではなく、店の商品の買い付けの旅だから、そのコツとか、何が必要で、どういうルートで行動しているのかというのも事細かく書かれているのがいいのです。
「どうせ東京の店だろな」と思っていたら、何と大阪の店! しかも、前に働いていた会社の近くだという事が判明。場所も解るよ〜〜(笑) よーし、近い内に行ってみよう。いや、その前にサイトを見てみようなんてサイトを見たら前のLマガのカメラ特集の時の記事でも紹介されていた店だった! それも「こんなアルバム作りをしたら楽しいだろうな」と思ってみていた記事だった…… あぁ、私って……(苦笑)
そしてそして、盛り上がってしまったのは雑貨だけじゃなく、文房具も沢山置いているのです。それも単に外国で買った文房具をそのまま売っているのではなく、その素材を使ってオリジナルノート等を作っているという事。これまた使いやすそうなものばかりだったのですよ。
日記帳にいいんじゃない? いや、でも日記帳はモールスキンを使っているしな…でもでも、このグリッドノート凄くいいんですけど! 色んな柄があるし、それもずっとこの柄があるとは限らないわけですよ。そんなレアな感じもまた良い。日記帳にもいいと思うんだけど、でもなぁ……なんて、実物も見ていないのに使い道を考えてました(苦笑)
でも、このグリッドノートは店員さんもかなり愛用しているみたいなのです。という事は本当に使いやすいノートなんだろうなと思うので、注目です。
2種類のノートを楽しめるダブルデッカーノートも気になる。活用法も決まっていて、こういうノートがあればいいなと思っていたので、これは絶対に即買いだな。あと気になっているのはダンボールノート。これ、表紙がダンボールなのです。新しいダンボールを使っているのではなく、買い付けに行った時に商品を入れていたダンボールを使ってノートを作っているみたい。中身は普通の無地のノート。これ、写真を貼っていくのにいいかも。
アルバムたちもグリッドノートと同じで、表紙が布を貼り付けてあって、同じ柄があるとは限らないという作り。
サイトを見ているだけでもとても面白い。
それに、雑貨や文房具だけでなく、この店はカフェでもあるのです。

と、まぁ、色々好きな要素のある店だし、何よりまずはこの本がとてもいいのです。この感触が何ともいい。という事はきっと店もこの本のように味があるんだろうなと感じました。
絶対に近い内に行こう。場所ももう解っている事だしね。
しかし、私の日記帳にしているモールスキンもこの本のようにしたいなぁ。



2005年10月26日(水) 忙しい日。

休みをとる人ばかりで、とにかく忙しかった。人数が少ないからというだけではなく、店の中で一番の責任者が私状態になっていたから、気を張っていたから余計な疲れもあったんだと思う。
昨日見つけた雑貨の写真集というか、旅日記の本がどうしても忘れられず、買ってきました。
見ているだけで楽しい本っていいなぁ。こういう写真集(じゃないけれど)が欲しいと思っていたので、嬉しい。
海外の雑貨の写真が沢山載っていて、そして色んな人、旅での出来事が綴られていて、私も旅に出たいなんて思ったりした。
沢山写真を撮りたい。
本当に素敵な本で、それは雑貨屋さんが作った本で、雑貨の買い付けを記録した本になっているのです。どうせ東京の店だろうと思っていたら大阪でした。しかも、私がかつて働いていた会社の近く!
これは行かなきゃ! 雑貨だけじゃなく、カフェもあったりするし、雑貨も海外で仕入れたものをそのまま売っているのではなく、素材を使ってオリジナルの商品も作っているわけですよ。
ま、そのレポート(?)はその店に行ってから……(笑)
まずはこの旅行記ですよ。
何もかもがいい。写真も、文章も、写された人や雑貨たち全てが。
今だったら、いい写真とは言えなくても、私の味が出た写真たちが撮れるだろうな。それに、旅を思いっきり楽しむ方法も…浮かぶかもしれない、なんてね。
きっとこの本に惹かれるのは雑貨が好きで、原石を見つけるのが楽しくて仕方がないというのが写真にあふれているからなんだろう。
こういうノートを作りたい。今それに近いような日記帳にはなっているとは思うんだけれども。好きな雑誌の切り抜きを貼ったり、シールを貼ったり、絵を描いたり、文章を綴ったり。この本のような日記帳になればいいな…なんて思いながら日記を綴っています。
前にどこかの掲示板で日記帳の話になって、日記やら思う事や、雑誌の切り抜きを貼っているとコメントしたら「それはもう日記帳じゃない。雑記帳と日記帳の違いも解らない人がいる」とレスされてしまった。
でも、日記帳だからといって、その日あった事だけを書くなんて…まるで日誌のようだ。それは手帳にその日あった事、行った場所を記録しているので、日記帳には思った事、嵌っている事、やりたい事、貼りたいものを貼って好きに楽しく作っていけばいいのにな、なんて思った。
どうせ自分の為のノートなんだからね(笑)
日記帳という定義に嵌ってしまって、堅苦しいノートにしてしまっている…というか、いろんな事書きたいのに、これは日記帳だから…と抑えて書いていない人がいるのだったら勿体無いなぁ。



2005年10月25日(火) 三島最高…(笑)

えぇ、三島由紀夫読み始めました。今までも読んでたんだけど、久しぶりに。
最近ずっと軽い文体というか、エンターテイメントを読んでいたので、重いというか、考えながら読むような、綺麗な日本語で書かれた小説が好きなのです。
三島由紀夫は去年の……7月位に「音楽」を読んで以来かな。
やはり三島由紀夫の文体はいい。めちゃくちゃ嵌る。
今読んでいるのは三島作品最後に読もうと思っていた「豊饒の海」の1巻です。話題になっているから…というのではなく、映画の前売りを買ったので、映像を見る前に読まなければ! と思ったからなのです。
絶対にこの文体を先に堪能しなきゃいけないんですよ。殆どの作品は先に原作、もし映像を先に見てしまったのならば原作は読まないと決めているけれども、この人の作品は特に先に読まないとね。好きな文体だから映画の映像が頭に浮かんでしまったのであれば絶対に芯から三島文学を楽しめないような気がして。
CMも公開されているからかなり映像が入りかけていますが、今の所大丈夫です。というか、意外と映像見てからでも大丈夫かもしれない。それ位この人の文章は独特というか、綺麗で、他の何者も入れる事が出来ない位の世界観があるのかも?
しかーし、この作品は本当に三島作品最後だから、最後に読みたかったのに、ちょっと、いやかなり勿体無い事をしてしまっているかもしれないなぁ。
この人の作品は出版順に読んでいるというわけではないので、読みたいと思った作品をランダムに読んでいるのですが、何故か「豊饒の海」だけは拘りを持っていた。多分最後の「天人五衰」があの事件の直前に出来たというか、渡されたものだからなのかもしれない。

この人の小説を読むと、次に読む本が難しくなる。どれも軽くなってしまって、読んでいると虚しくなる事もよくあるのです。
次は町田康の「告白」かなぁ。
これはこれでまた次に何読むのか難しくなりそうな気はするのですが(笑)

■写真集■
風景というか、何でもないもの、何気ないものばかり写した写真集が欲しいんだよね。つい見てしまうような写真集。
そういや、中学の頃は人物の写真集が欲しかったんですよね。好きなミュージシャンとか、俳優とかの写真集ではなく、一般の人の何気ない仕草ばかり撮った写真集を探していました。
でも、写真集ってパックしてあるから、中を見る事が出来ないのがいたいんだよね。
今機になっているのは雑貨の写真集(旅写真?)と、路地裏の写真ばかり集めた写真集です。
写真集ではないけれど、前に出た「aikoぼん」も気になる所(笑)
別にaikoが好きというわけではないんだけどね。
寧ろ曲は嫌い…(aiko本人は好き)なのですが、あの本の作りが好きなので(笑)
ああいう本をB'zが作ってくれたらもう…ね(笑)
ま、無理だろうけれども。
楽しんで作ったというのが解る本っていいですね。



2005年10月24日(月) カメラ雑誌。

嵌っているカメラ雑誌「カメラ日和」「PHaT PHOTO」の2誌が発売していたので、手に入れてきました。
しかも! 今回「PHaT PHOTO」には付録がついておりまして、ピンポールカメラなんですよ、奥さん!
付録がついていなくても買いますが、こんないい付録がついているなんて、5周年記念ってやつなんですが、ピンホールカメラというのを使った事がないので、どう使うのか色々試してみたいと思っています。
まずは組み立てからなんですが(笑)
時間がある時にでもじっくり丁寧に組み立てて、どう使うのか雑誌を読みながら試行錯誤して、写真を撮っていくつもり。
このカメラで撮った写真も掲載されておりまして、それがまた味があっていいのです。デジカメでは味わえない色が出そう。
天気のいい日にこのカメラを持って、散歩に出ようかな。HOLGAも相変わらず気になっています。Loftのあの店においてあるので、いつかは…なんてね。
携帯電話のデジカメでも遊んでいます。でも、これ撮り溜めているだけで、特に何もしていないから、プリントアウトをして、何か作ろうかなとも考えています。
写真を撮る為に作られた世界ではなく、自然のありのままの絵を撮りたい。そこに色んな技術が必要なのかもしれませんし、投稿写真にコメントが色々あったり、写真をアップしているblog等でも、写真の腕がどうとか色々いちゃもんつける人がいますが、技術というのではなく、その人が持つ味を出せたらいいなと思う。私だから見つける事の出来た色、景色、空気を撮る事が出来たらいいな。
それを持っているデジカメ、携帯電話のデジカメ、そしてピンホールカメラで撮れるようになりたい。
ピンホールカメラは最終的に自分でその辺の缶を使って作ってみたいとも思っていたりする(笑)

どうカメラで遊ぶのかというのが書いてあるのが「カメラ日和」
どうカメラを使うのかというのが書いてあるのが「PHaT PHOTO」
なのではないかなんて感じた。
勿論そうと決まっているわけではないのですが。

今日買った2冊をじっくり読んで、バックナンバーもじっくり読み直そう。
昔は人を撮りたいと思っていましたが、最近は何気ないもの。普段は目にとめないような景色を撮りたいと思うようになった。
今日撮ったのは道に引いてある白線。
ただそれだけを撮りたくなって、仕事帰りの近所の道を撮ってきた。
こういうのを集めて、自分の写真集を作ろうと思っています。

今ちょっと自分の中でブームになりかけているのは携帯電話のデジカメで適当に撮る事。自分の持っている小物やら愛用しているもの達を撮っています。
それを集めて何かCDジャケットやらDVDジャケット等も作っていこうかな。
コサージュもいいかも♪



2005年10月23日(日) 斬鬼。

いい話だ〜。
メルマガをとっているのですが、今回は斬鬼さんだったのですが、意外にお茶目というか、砕けた部分を持っている人で、役者としても、人間としても男としても好きだなぁ…なんて感じていた次の日にあの話ですよ。
やっぱり変身しちゃったんだねぇ。
来週なんか胸おさえてましたが……死んじゃうなんて事は絶対にさせないで欲しい。この人にだけは…いや、鬼全員に哀しい運命を背負わせて欲しくないです。物凄く正しい大人たちが沢山いて、子供の成長を悩みながら見守っているいいドラマなのだから、哀しい運命だけは……と思うのです。
朱鬼さんは呪術で姿を若くしていたんですね。どう見ても若いから、斬鬼さんの先生ってのはちょっと…と思っていたので、納得です。
斬鬼さんの古傷は朱鬼さんがつけた傷だったのですね。魔化魍を倒す時に利用したと思っていたら、確かに利用はしていたんだけれど、それはもし自分が逆の立場でも同じ事をしていたという事。それだけ魔化魍を憎んでいたんだねぇ。
だからといって、仲間共々倒していいというわけではないんだけれども。

鬼とは鬼ではあってはいけない。
その意味をまだあきらは(明日夢くんも)解っていなくて、斬鬼さんや威吹鬼さんに「憎しみを捨てろ」と言われていた時に朱鬼さんから「捨ててはいけない。それがお前の力になる」なんて言われた日にゃ、そっちを信じてしまうというか、それまでのあきらくんの支えになっていたものを否定されてしまったのだから、支えを肯定してくれて、尚且つ鬼になっている人が目の前に現れたらそりゃ信じちゃうよなぁ。
何が良くて、何が悪いのかなんてそんな簡単に見つけられるものではない。だからこそ悩んでしまうんだよね。
それは大人になってから、鬼になってからでも同じで、威吹鬼さんは宗家の鬼として朱鬼を倒さなければいけない。そんな仕事をするのは初めてで、でも宗家の人間なのだから「嫌だ」と逃げるわけにもいかず、彼も悩んでいるんですよね。響鬼さんにサポートを頼むけれど、彼は引き受けない。
「綺麗な仕事ばかりじゃない」
と、威吹鬼さんの頼みを断るわけですよ。
全ての戦いに行くというわけじゃないんだね。時には1人で闘わなければいけないという鬼としての使命を威吹鬼さんに教えたのかも?
相変わらず深いです。
そして、相変わらず邪魔な転校生はまた出てきましたが、もう本当にいいです。1人よがりな人を見るのはしんどいなぁ。



2005年10月22日(土) 私の頭の中の消しゴム。

観てきました。
初日、朝一で!
思った以上に良くて、ボロ泣きしてしまった。
実は映画館の中で泣いた事はなく「泣ける映画」「泣いたよ!」という声が多い映画でも全く泣いた事がない私。
でも「これが泣く場所」というポイント以外から泣き始め、あの手紙のシーンでは号泣でした……(笑)
本当にいい話で、本当に優しい愛情が描かれた物語だった。
主演のチョン・ウソンさん、ソン・イェジンさんがいいんですよ。
これ、元は日本のドラマ「ピュアソウル」だそうです。そういや、永作さんと緒方さんのドラマでそんなのがあったなぁ…確か10chのやつで。でも、哀しい物語で観るのが辛くなるから…と観なかったのですが、観ればよかったなぁ…DVDになっているだろうか。
いや、でも…「私の頭の中の消しゴム」のイメージがもうあるから、観ない方がいいのだろうか。
このタイトルはドラマ「ピュア・ソウル」で永作さんが「私の頭の中に消しゴムがあるの」というセリフがあって、そこから映画のタイトルとして使われたみたい。
ほほぅ…と映画を観終わってから友達とパンフを片手に映画の話ばかりしていました(笑)
「四月の雪」でもソン・イェジンさんが出ていましたが、ペ・ヨンジュンさんとの2ショットよりもチョン・ウソンさんとの2ショットの方がしっくりくる感じ。あっちの話は不倫だったからなんでしょうか。
そういや、韓国の男性はとてもたくましいというイメージがありますが、ペ・ヨンジュンさんにはあまりそのイメージかないのは懲役に出ていないからでしょうか。

それはさておき、物語の作り方は「ここまで表現するのか」とドラマでも表現したかもしれませんが、全てを表現したわけではありませんが、こういう事が起こるのだという所が描かれていて、まだ自分自身が残っている時、この病気だと知り、自分ならば親と一緒にいる事を望むのか、夫を選ぶのか、施設に入る事を選ぶのか…というのを考えてしまった。
映画では施設に入る事を選ぶわけですが、夫が仕事に出かけている時に出て行くように施設へと。その居場所すら知らせずに。
でも、そこで終わるのではなく、決してハッピーエンドじゃないけれど、あの2人はとても幸せだったんだな…と思う物語でした。

友達が「韓国の俳優さんはあの4人だけじゃないんだね」と言ったのですが、本当にその通りで、実力主義の韓国だからこそまだまだ素晴らしい役者さんが沢山いるって事なんだよね。勿論役者さんだけじゃなく、色んな分野で。
こんな凄い人たちが海を渡って日本に来ているのだから、日本ももっと実力主義になっていけばいいのになぁ。



2005年10月21日(金) Loftに行ってきました。

クレフォンティーヌのインデックスノートを捜しておりまして、近くの文房具屋さんで見つける事が出来なかったので、Loftにも行ったのですが、更にノートのコーナーが少なくなっていた。手帳コーナーがあるからというのではなく、単にノートのコーナーが縮小されてしまったという感じ。
どの文房具屋さんもノートのコーナーが縮小されてしまっているんですよね。色んなノートを見たいし、試したいってーのに、縮小するなんて、とんでもなや!
Campusノートは沢山あるんだけどね。っていうか、このノートはかなり場所取っているのです。有名なノートだし、定番でもあるので仕方が無いっちゃー仕方が無いんだけれども、もっともっとバリエーションのあるノートコーナーがいいんだけどなぁ。
でも、それじゃ売れないからこうなっていくんだろうけれども。

手帳コーナーも見てきました。「ほぼ日手帳」もどんな感じになっているのか気になっていたしね。
「マリンブルー」「ネイビー」の革カバーが売り切れになっていた。それ以外の色は全部あったのです。
「マリンブルー」はサイトでも人気の色だから、予想はついたのですが、次に人気の色の「キャメル」「マスタード」が残っていたというのに吃驚したし、サイトでブービーの「ネイビー(革)」が売り切れていたのにも吃驚。
どこも同じ売れ行きだという事ではないってやつだね。
面白かったのはその隣にある「鏡リュウジ」の手帳。
これ、ほぼ日手帳と同じつくりになっているのです。
それが隣に置かれているというこれまた皮肉な……
1日1頁で、頁の下にコメントが書いてある。
モデルか確実に「ほぼ日手帳」だろうなぁ。真似は所詮真似でしかなく、使いやすさは断然「ほぼ日手帳」だと思う。レイアウトの仕方や、細かい部分はやはりユーザーの声によって修正し、作りこまれている手帳の方がいいに決まっていますからね。

Loftの1階は「ドリフ」のコーナーが出来ていました。40周年の記念という事で。ついついキーホルダー、メンバー全員分を買ってしまいました。
「全員集合」のDVDの2巻が出ているのは知っていましたが、実物を見ると欲しくなってしまう。こっちには1巻に入っていなかった、私が好きな着替えをして1人何役もするというあのコントが入っているかもしれない。
うん、近い内に必ず!!



2005年10月20日(木) 「ほぼ日手帳」本、発売日決定!

11/28かぁ…月曜日なんだけど、多分協定かかっていないと思うので、土曜日に入荷するだろうな。って事は入荷部数少なくて、すぐに売れてしまったら月曜日には手に入らないかも。
折角の楽しみなので、とりおきしておこう(笑)
ほぼ日サイトに少し写真等が載っているのですが、かなり使い込んだ手帳の写真が満載なんです。これを見るだけで、手帳の使い方が変わりそうです。今は平凡な使い方だからね。これからもっと工夫して使える手帳だから、色んな人の使い方を参考にしたい。
っていうか、早く見たい(笑)
この本が手に入る頃、サイトで注文していたネイビーのナイロンカバーがもう届いている筈。アドレス帳も注文しているので、これで「ほぼ日手帳」完成です。ナイロンカバーはどう使うかはまだ思案中。もしかすると、夏の間のみナイロンカバーを使うかもしれない。
長く使えそうな色だし、別の使い道がある筈。
カバーだけでもかなりのいい出来なんだよね。ポケットが沢山あるし、バタフライストッパーがとても優れものだしね。
今年の前半に使ったブルーベリークリームのナイロンカバーには今RHODIAのNO13をセッティングして、メモ帳カバーとして活躍中です。すんごいいい感じ。ペンもさしているので、どこでも、どんな時でもメモとりほうだい!!
という程メモはしないんだけどね。手帳に書き込みしてるので、そこで充分だったりするからね。
しかーし、ほぼ日手帳カバーとRHODIA NO13の組み合わせはいい感じです。流石にここに手帳はいれないけどね。
RHODIAは使えば使う程、っつーか、ちぎればちぎる程、段差が出てくるので、本の形をしたものを一緒にすると、本(手帳)がいたんでしまうんだよね。
だから来年のメモ帳はちょっとどうなの? という疑問を感じます。
その疑問をメールで送ってみようかとも思っているので、それが再来年の手帳に反映されると…ってえらい先の話だな(笑)
本当は手帳と同じサイズの同じトモエリバーの方眼の初代手帳についていたメモ帳が欲しいんだ〜〜!!



2005年10月19日(水) 「告白」町田康。

買ってきました。ずっと読みたいと思っていたんですよね。まずは表紙に惚れて、ジャケ買いしそうな感じだったけれど、文頭を見て「こ、これは読まなきゃ!」と思い、ずーっと買っていませんでした。
だってねぇ? 積読本が沢山あるっちゅーのに、ハードカバーの本買っても読めないっちゅうねん! というのがあったからなのですが、うちの店にある内に買っておこうかな…と思ったのですよ。
文芸書担当もこの本を狙っているみたいで、多分本棚から無くなるという事はないと思うんだけれど、綺麗な本が欲しいですからね。それに、平積みになっていて、選べる状態の時に買っておくべきでしょ? って事で、買いました。
買ったら、速攻で読みたくなってしまい、とりあえず帰りの電車の中で少し読んだのですが、かなりいい感じ。すんなりと言葉が頭の中に入り込んでくるのです。
一度読んだら止まらない。あ、止めましたけどね。電車に乗っていたので(笑)
町田康は今まで読んでみたいと思いつつも全く手にとっていなかったのに、いきなりこれを読むには重厚過ぎるかなぁ。「きれぎれ」で肩慣らしをしてからでも良かったかもしれない。
いやいや、でも、これを一番読みたいと思ってるからなぁ。
これを読んだら他の作品は読めなくなってしまうからもしれないけれど、読みたい本を読みたい時に読まなきゃ楽しめない。

舞台は明治。
ちょっと幕末の事も入っていたりして、私のアンテナはピピッと反応してしまうのですが、まぁ、メインは明治ですから。
結構明治が舞台の話って好きなんですよね。色んな新しい文化が入ってくるようになって「はいから」という言葉が合う時代。
粋な女も沢山いるというイメージ。
どうしてこんなイメージを持っているのかというと、平等(本当に平等ではなかったけれど)と言われるようになって、男の人よりも女の人の方がのびのびしているという印象があるのです。多分漫画や小説等のイメージが強いのかもしれませんが。
「告白」はどんな風に話が進み、粋な女が出てくるのかどうか解りませんが、ちまちま読んでいくつもりです。
一気読みしちゃうかもしれないけれど、ちまちま読む予定。
とにかく凄い河内弁。町田康が大阪出身なので、言葉に全く無理がないのがいい。
この本は今年の3月に発売になったから、まだまだ文庫にはならないけれど、文庫になったら分冊になりそう〜〜(笑)
それに、まずこれは絶対にハードカバーで読むべき!
あまりにも重たいので、鞄に入れて持ち歩く…というのは苦しいけれど、外で読みたいなぁ……
しかーし、これ文庫になったらどんな装丁になるんだろう。同じ感じがいいなぁ。
って読んでから言えっちゅうねん!
でも、読む前のドキドキ感がたまらない本って久しぶりかもしれない。



2005年10月18日(火) Paradise Kiss、その2。

アニメ見ました。
正直「うーん」って思ったし、山田優の声は思った以上に棒読みで、聞きにくい。ぼそぼそ喋っているし、独り言なのか、心の声なのか、実際に話しかけているのかが解らないので、原作読んでいるからこそ理解出来たという感じ。
なのに、何度も何度も見てしまった(苦笑)
OPがとても良かったんだよね。EDも…まぁ…嵐の頭ん中っぽくて良かったは良かったけど、アニメ中にもあったあのデフォルメ絵は何だよ。
矢沢さんの漫画の中にあんな絵は出てこないので、かなり萎えてしまう。
あの絵をアニメにするのは難しいというのは解っているんだけれど、最後は手抜きの絵になってしまったあの「ご近所物語」の方が好きだったなぁ。
はじめの頃は本当にいい絵だったんだもん。最後の方は素人のアニメーターが書いたのか、新人に任せたのか解らないけれど、酷い絵だったけど、本当にはじめの頃は綺麗な絵だったんだもん。
ちゃんと描こうと思えば描く事が出来るんだというのを知っているだけに、ちょっとがっかり。
でも、描く人によってタッチが変わってくるのは当たり前だし、丁寧に描かれている…というのは解るので、ついつい何度も見てしまうのかも。
これは絶対に撮り逃しをしたくないとは感じたよ。
感じたけれど、あの棒読みは何とかならんのか! 成長してくれるといいんだけども。

■ハチクロ、アニメ■
DVDを買っていますが、1巻は見ましたが、2巻は見ていない。勿論特典映像も。内容はTVで見た事のある回ばかりだったから「別にいいや」と思ってしまっているのかも。
後でまとめて全部見たい。
とも思っていますが、そんな時間ないんだよね。全話見るって事はえらい時間になるわけですから。
お正月休みにでも…ってあれ? お正月にはまだ全巻揃ってないか。
9巻は来年の4月だからね。
GWにでも見よう。
それまで全く見ないでおくというわけではないと思うけれど、まとめてみるほうがいいもんね。
お正月は「新選組!」を見よう。丁度「新選組!!」の放送もあるわけだから。まだ放送日は未定だけれど、お正月休み中なのか、その後なのか解らないのでずか、前でも後でもきっと、お正月になったら更に見たくなると思うので。っていうか、今も見たいんだけどね(笑)



2005年10月17日(月) Paradise Kiss

今日からアニメが始まる。
だからといって、漫画の読み直しってのはしていない。読む時間があまりないってのもあるけれど、好きな作品ではあるけれど、やはり「ご近所物語」派なので、ついつい手に取ってしまうのは「ご近所物語」だったりします。
これは「ハチクロ」のように「後でDVD買うから」ってのは全くないので、撮り逃しは絶対にしてはいけない。
保存版DVDを作成する予定。
ただ、声優がちょっとね…どうして最近は役者を使うんだろう。声に表情のある役者さんだったら解るよ? でも、そうじゃないんだよね。
山田優さんは結構好きなんだけれど、声がいいとも思わないし、声も篭って何言ってるか解らないし、まず声に表情がない。
だからなぁ…あまり期待はしていない。矢沢さんの絵はアニメ向きでもないしね。それは「ハチクロ」の時も感じたんだけれど、あれは最高だったなぁ。かなり原作の絵に近づけて、雰囲気も原作に近かったので、あれはそりゃDVDも買いたくなっちゃうよね!

■プリンタ接続■
XPのパソを買ってから実はプリンタインストールしていなかったのです。暫く使う事ないし〜とほったらかしにしていたのですが、いざ「これプリントアウトしよう」って時に、CD-ROMがどこにもない…全部のCDを同じ所に保管しているのに、プリンターのドライブが入ったCD-ROMがなくなっていた!
うわーん!
と、思ったけれど、canonのサイトに行ったら、ドライブがDL出来るようになっていた。親切〜(笑)
いや、どこのサイトも同じなのかな?
ま、とにかく安心しました。
これで無事プリントアウトできます。
いざインストールできると、特に何もプリントするものがないのに、色々プリントしたくなってしまって、昔の文章とか掘り出してきたけれど、結局紙とインクの無駄遣いなので、やめましたが(苦笑)

■五條瑛■
読もうと思って、本を近くに全部置いたら、今読んでる本を投げて、読みたくなってきた〜〜(笑)
やばい!
今私の隣にあるのは「断鎖」「紫嵐」の文庫です。この文庫のデザインがまたいいんだわ。
フォントもいいしさ。
あ〜どうしよ、読んでしまおうかな!
いやいや、まず瀬名さんの本を読了しなければ。



2005年10月16日(日) 今日の響鬼。

あぁ、もう転校生が鬱陶しくてたまらん。
人を傷つけるような奴が鬼の弟子になれるわけねぇだろ!! 勝手に勝負を投げかけて、勝手に始めて「勝った」って何?
そりゃあきらくんも「ばかみたい」って言うわな〜。相手も一緒にやってこそ勝ち負けも成立するわけで。
それからも相手を傷つけるような言動しかとらないあの転校生は何やねん! いらんのじゃ! っていうか、話に必要ですか? あいつがいないと響鬼は成り立たないんですか? もっともっといい話、大切な話があるだろうに。もう本当にいい加減にあの転校生をフェイドアウトさせて下さいよ。
今回はあきらくんの悩みについての話。これ、いいエピソードなんだよ。憎しみという力を借りて何かをするという事がどれだけ自分を滅ぼす事になるのかという事を。鬼になるには鬼の自分を殺さなければいけないという事。
その意味がまだあきらくんには解らないんだよね。鬼になれない自分、何が足りないのか解らないし、焦る気持ちもあるから余計に周りが見えにくくなってしまうわけで。
斬鬼さんの先生も登場するんだけど、これが鬼を止めさせられた人みたい。どうしてやめさせられたのかというのと、あきらくんの答えがこの先繋がるんだろうなと思います。
というエピソードやってる時にあの転校生は本当にうざい。
気になるのは斬鬼さん。お医者さんに「もう鬼になってはいけない」と言われた事。でも、鬼にならざるをえない状況になっていっているのが見ていて解るわけですよ。そして、予告で鬼になってましたね。
こうやって鬼が1人、1人いなくなってしまうという話にだけはしないで欲しいなぁ。

それにしても、裁鬼さんはいつもやられてばっかりだけど、大丈夫なんですか? 彼が活躍するシーンを見たいです。きっと強い鬼なんだろうし、今までの活躍もあるのに、やられるシーンばかりって哀しいです。



2005年10月15日(土) 出だし好調。

早速「夢の中の魚」をメモしながらの読書をしてみた。かなりいい感じです。再読の時もですが、先に進みたい、進みたい! と、せっかちに読んでしまう所があるので、メモを取りながらの読書は後で「この人…誰だっけ?」な時が出てくるのを防げる。五條作品は本当に沢山の登場人物が出てくるので、勿体無い読み方を今までしていたのを自分でも解っていたけれど、やめられなくて、再読して「ああ!」と理解する場合も多々あったりする。
本当は「プラチナ・ビーズ」からメモ取りながら読書した方がいいけれど、手に入れたばかりの新刊を読みたい気持ちと、この本はまだ1度しか読んでいなかったので、忘れている事、発見出来なかった事があるから、折角の文庫落ちという事で、この本から始めています。
次は「プラチナ・ビーズ」を読もうと思っている。勿論、外で読む本ではなく、家で時間がある時にちまちまと読んでいくつもりなので、かなりペースダウンだけれども、面白いので。
で、文庫で読むか、ハードカバーで読むか悩み中(笑) 初読がハードカバーなので、イメージわくのがハードカバーなのですが、文庫には書き下ろしがついているし…… いやでも、折角家で読むのだからハードカバーで……というのを繰り返しています。
まだ完結していないシリーズなので、文庫の次にハードカバーの本というよりも、はじめからハードカバーで読む方が同じ気持ちで読めるかな。
ハードカバーも文庫も内容は同じなのだから(書き下ろし以外はね)、どっちで読んでも同じだけれど、雰囲気というか、味わいというのが変わってくるので、初読のあの気持ちを再現したいのならば初読の時に読んだハードカバーがいいんだろうな。

そういや、五條作品で一度しか読んでいないのって結構ある事に気付いた。
「上陸」「蝶狩り」「恋刃」「君の夢はもう見ない」「3way waltz」「スノウ・グッピー」この6タイトル。最近の作品は再読するのならば別の本を…と思っていたし、家で読む事が出来なかったというか、出来るんだけど、その余裕がなかったのですが、昔の作品で再読していないのが3タイトル。両方とも好きだし、特に「君の夢はもう見ない」「3way waltz」は「鉱物シリーズ」の番外編。ここは順番に読んでいこう。1度しか読んでいないので、忘れてる事等多々あるからね。
あぁ、早く「鉱物シリーズ」の新刊が読みたい。本編の続きが読みたい。
もう双葉社で出してくれないかなぁ。



2005年10月14日(金) 五條ノート。

前から相関図を作ろう、作ろうと思いつつも、積読本があるからそれを優先して読んでいて、相関図所じゃなかったんだよね。折角「夢の中の魚」も文庫落ちした事だし「鉱物シリーズ」「革命シリーズ」の相関図を作ってみようと思う。あと、相関図だけでなく、思った事、印象に残ったセリフとかを拾い出しをしてみようかな。
1枚ものの紙に書く予定でしたが、実は去年モールスキンのダイアリを買っていたのです。ポケット版。でも、8時始まりってので使わなかったから、使い道をずっと考えていたのですが、10月になって漸く使い道が決まったので、ガンガン書いていこうと思います。ちょっと小さいけれど、ダイアリだから分厚いので、いい感じかも。日付、時間枠を無視して普通のノートとして使い倒す予定。何かいいレイアウトが浮かぶかもしれない。
そういや、これのラージを紀伊国屋で見たけれど、かなりのボリューム。このボリュームの普通のモールスキンノートがあればいいのになんて感じてしまった。持ち歩くには不便なサイズになるし、重たいけれど、家で日記を書くにはあの分厚さがいいんだよねぇ…… 多分、中学、高校と分厚いハードカバーのノートに日記を書いていたからなんだと思う。

「五條ノート」だけではなく「読書ノート」というか「感想ノート」も書こうと思っているのです。POP書くのにいいヒントになるかもってのと、前に毎日のように「マイブック」に本の感想を書いていたけれど「ほぼ日手帳」を使うようになってから書かなくなってしまったというか、丁度今の店で働くようになったというのがあって、忙しくて書かなくなってしまったのがそのままになっていて、ずっと書きたいと思っていたんですよね。
でも、マイブックはとても形はいいし、新潮文庫の形のままだから出来上がりはとてもいいんだけれど、読書ノートにしてしまうのには日付が入っているし、書く時実は書き辛かったりするので、使い辛さを感じてもいたってのがあって、離れてはいますが、やはり気になる存在ではあります。今月末に来年度版の「マイブック」が出る。めちゃくちゃ気になる〜〜(笑)
ですが、モールスキンの使いやすさをひしひしと感じている所だし、日付の入っていないノートもあるし、スクエアの使い心地も気に入っているから「感想ノート」はモールスキンで! と考えています。
もし日付の入っていない「マイブック」があれば、手を出しているだろうな。
書きにくいけれど、使い終わってから読み直すのはとても面白いので。
日付入りのノートは「ほぼ日手帳」があるからこれで充分なんだよね。私が欲しいのは日付の入っていない、使いやすいノート。
それで本の事を色々書いていきたいんだけど、いいノートって中々ないと思っていたのですが、今はモールスキンがいいかなと…とりあえずは「五條ノート」をつけていくつもりです。
面白い1冊になるといいなぁ。



2005年10月13日(木) ほぼ日手帳本。

何と、あのほぼ日手帳の本が出版されるようです。「ほぼ日手帳の秘密」というタイトルになるみたいです。幻冬舎から。
こ、これは買わなければ!!
どういう流れで作る事になったのか…という「ほぼ日」サイトの連載も掲載されるんでしょうか。写真もふんだんに使っているようなので、今までの手帳も載るだろうな。嬉しい。
どう使われているのか、という中身も載るかも。
毎日毎日使い倒している手帳なので、こういう本はとても嬉しいです。
絶対に発売日に買うぞ〜(笑)
色々手帳術の本が出ていて、興味はあったけれど、買って読む程ではなかったのは自分が使っている手帳ではなかったからなんだよね。
どう使われているのか、どう作られたのか…というのを知るのが楽しいので、blog巡りをしているし、自分も記事書いているわけですが、製作者側の視点で見る事が出来るというのは面白いです。
発売日はいつだろう。

■夢の中の魚■
漸く文庫落ちですね。「鉱物シリーズ」の番外編。何種類かありますが、この本が番外編では1作目。他の本の「君の夢はもう見ない」も集英社で出ているので、これも双葉文庫落ちになるんだろうか。「3way waltz」は祥伝社から出ているので、これは祥伝社から文庫になるだろうけれども。
五條さんの文庫は必ず書き下ろし作品がついているので(あとがきの代わりだろうか。解説もないのでスッキリしています)、先に「東京楽園生活」を読みました。
やっぱりいいよ、五條さんの小説は(笑)
装丁もいいし、文句なしです。
そういや、検品して、まだ品出ししていない状態の時に台車に乗せていたのですが、お客さんが「この本いいですか?」と「夢の中の魚」を手に取っていた。たまたま私がレジだったので「どうぞ」と言うと、嬉しそうにしていたのを見て「私も五條さん好きなんですよ」と声をかけてしまった(笑) 声をかけるつもりはなかったんだけれど、我慢出来なくて(笑) そしたらニコッと笑って「この本今日発売ですよね?」と言われたので「今日発売ですよ〜」と2人ともにんまりした顔になっていた……(笑)
五條仲間がいないので、淋しいのかな、私。
折角文庫担当でもあるのだから、五條作品を普及しようと思っています。

■相棒■
昨日から始まったシーズン4です。1からずっと再放送していたみたいなんだけれど、見逃してしまってかなり後悔してる。4作目が放送されるから再放送していたんだねぇ。4作目が作られる事になったのを知らなかったから、嬉しかったんだけど、もっと先に知っておけば……なんてね。
相変わらず、このドラマの脚本は凄いし、言葉の使い方がとても綺麗だ。
とても暗いドラマだけれど、単に暗いだけじゃないし、笑える所もあるし、推理物という単純な内容でもないから好きなんですよね。



2005年10月12日(水) BRAIN VALLEY。

瀬名秀明さんの新潮文庫の新刊を買ってきた。
あぁ、やっちゃったよ(苦笑)
暫くはエンターテイメント作品を買う事を止めようと思っていたのに、やっちゃったよ。
今読んでいる本が「ハル」なのですが、これで瀬名さんの本デビューし、思った以上に面白かったので、ちょっと気になる題材だったから「BRAIN VALLEY」も読んでみようと思ったのです。とても分厚くて好みの文字サイズだったしね(笑) だって「インストール」は1頁10行ですよ。あれはあかんでしょう(苦笑)
そんなわけで、暫くは瀬名さんの本を楽しもうと思います。明日は五條瑛さんの「夢の中の魚」文庫落ちだよ。これもめちゃくちゃ楽しみにしています。

で、今読んでいる「ハル」ですが、思いっきり○ニーの○IBOの名前が伏字なしで出ています。
ロボットの話なので、アトムの話も出ていたり…と、何ともにくい演出があります。清水玲子さんの「ジャックとエレナ」シリーズがとても好きなので、そこに近い世界観があり、かなり嵌りそうな予感です。
短編集なので、サクサク読めそうな感じ。

「BLAIN VALLEY」の表紙はライトノベルスに近い装丁なので、一瞬引くんだけれど、脳科学の話が題材で、難しそうですが、引き込まれそうな物語っぽい。「ハル」で文体が解っているので、すんなりと入っていけそうです。苦手な文体ってあるからね。
こっちはサラリと読める内容ではないと思うので、じっくり楽しみたいと思っています。
「ハル」よりもこっちの方が売れているのはそれだけの内容だからなのかな。元々角川文庫で出ていたものを新潮文庫での文庫化なのに売れているというのは人気のある作品だからだと思うし。
人気があるからといって、いい作品だとは言わないし、私は人気のある作品は苦手なものが多いので、この方程式は成立しないのですが、自分のアンテナが動いたからここは欲望のままに読む。
色々メモりながら読み進める予定。
最近、メモを取りながらの読書をしているのです。そこからPOPのいい構成も出てくるかもしれないし、後で読み返した時に面白そうだと思ったので。
プレーンノートにガシガシ書きながら読んでます。
本に線を引いたり、書き込みしながら読む人もいるようですが、私はそれは絶対にしたくないので。本が汚れるのが嫌だし、後で読み返す時にその自分が書いたものとはいえ、邪魔になると思うのです。再読するのが好きだからそれだけは出来ないんだよね。



2005年10月11日(火) 京都の丸善。

あの梶井基次郎の「檸檬」で有名な京都の丸善が閉店してしまいましたね。丁度今月の「ラピタ」で丸善オリジナル万年筆檸檬の復刻版「ミニ檸檬」がついているのですが、既にうちの店では売切れていて、今日お客さんから問い合わせがあったのですが「売り切れです」と言うしかなく「ラピタ」自体はつまらない内容で、本当に付録のみの今月号がとても売れています。
最近は何故か文房具が流行しているみたい(私も好きですが、昔から好きなのですが、流行っているというのが不思議)で、万年筆好きな人にはたまらないおまけなんだろうな。
私も「買おうかな…」と思いつつも買わなかった。どうやらペン先が太いようなので、太いのはペリカーノJrがあるから充分だしなぁ…と思うわけです。それに、ペン軸が細いので、ペン軸が太い方が好きな私としては買ったとしても使わないのが目に見えているんだよね。

ま、そんなわけで、手には入れていませんが、梶井さんと丸善の繋がりが今でもあるという事を知ったのは今日のニュースで。
未だに檸檬を置いていくお客さんがいるみたい。
そんなエピソードを聞くと、お客さんに愛されている店がなくなってしまうのは勿体無いなと感じるのです。
作家と本屋が今でも繋がっていて、それは本人同士で繋がっているのではなく、作品で繋がっているからこそ、今でも檸檬を置くお客さんがいるんだろうな。
「檸檬」が平積みにされ、完売したそうな。
そういや、私も「檸檬」持ってるなぁ…もう何年も読んでいないけれど。
久しぶりに読んでみようかな。
最近、純文学を読みたい、読みたいと思いつつも「このPOP書きたいな」という基準で本を読んでいて、じっくり味わいたい本を全く読んでいないんだよね。エンターテイメント小説も面白いし、いい作品が沢山ありますが、やはり一度読んだだけじゃ「読んだ!」という気持ちにならない純文学を読みたい。
今読んでいる本を読了したら、暫くは純文学の世界に浸ろうと思う。
丸善のエピソードを聞いてしまったから、余計に純文学を読みたい気持ちになってしまっている。
暫くはエンターテイメントの本を買うの止めよう…いや、13日に発売する五條瑛さんの「夢の中の魚」は買うけどね(笑) これはハードカバーで読んでいるから…いやいや、五條さんの事だ、書き下ろしがあるだろう。出版社も変えての文庫落ちなので、ちょっとした期待感があるのです。



2005年10月10日(月) 万年筆とボールペン。

極細のボールペンを使っているからなのか、ボールペンの字がとても汚い……元々綺麗な字ではないんだけれど、万年筆だと結構読みやすい字が書けるんだよね。最近手帳で万年筆も使うようになって、自分の字なのに全く違う字になっているので、そこが気になっている。
だからといって、太字じゃなくても、普通の太さのボールペンだと極細よりも更に汚い字になってしまうので、多分ボールペンとの相性が良くないのかもしれない。
だから、手帳は全て万年筆に変えようかな…なんて思ってしまう事もよくある。でも、4色ボールペンはとても使いやすく、1本で4色分だから、凄く便利なわけですよ。
万年筆の使い心地を味わうと、ついつい万年筆で書きたくなってしまう。手書きの良さを更に知った感じがするのです。

もしかすると、万年筆の書き心地の良さに、ついボールペンだと無意識の内に雑に書いて……と思って、万年筆を使うまでの頁を見てみたのですが、やはり相変わらずの字でした。うん、気分の問題というのでもなさそう。
そういや、ミリペンでも書き味が良かったなぁ。マジックでも…ここまでではないけれど、書き味が良かった。自分の字が映えるというか、読みやすい。
やはり私の字とペンの相性の問題なのかな。
どんなペンでも読みやすい字が書けたらいいのになぁ。

■ブラックジャック■
今日は「ピノコ誕生」の話。
家族からピノコの秘密というか、彼女の話を聞いていたので、どういう存在で、どんな風にブラックジャックの前に現れ、一緒にいるのかという事を知っていたので、それをおさらいするように見ていたのですが、初めてブラックジャックを見る人には「18歳って言うなんて…おマセさん♪」な存在だったんだろうな。なんて思いながら見ていました。
コミックを集めようかな…と、見る度に思うのですが、一番それを思うのは実は今のシリーズではなく、B'zの曲がEDの、音楽担当まっちゃんだったあのSPの方なんです。あのEDでの手塚さんのイラストがとても良くて、冷たいだけのブラックジャックではなく、素のブラックジャックを手塚さんの絵で見る事が出来たから、こんな表情をするのならば原作を読みたいな…なんて思ったのです。
色んな種類で出ている漫画なので、どの種類で集めるかはまだ思案中。



2005年10月09日(日) 響鬼。

先週の「恋する鰹」に続く話。
斬鬼さんが!!(爆笑)
何であないにおかしなキャラになってしまっているのだろうか。いや、斬鬼さんだから通用する技なのかもしれない…轟鬼くんにはちょっと…いや、かなり無理があるあのアドバイス。拒否してくれと言っているようなものだよね(笑)
しかし…「鬼のように愛してきた」ってどうなのよ(笑)
っていうか、愛し合ったではなく、愛しただけ?(笑) もしかして…両思いになっていないとか?
いやいや、あんなに格好良い人だもん。そんな事は…ない…筈……
響鬼さんといい、威吹鬼さんといい、斬鬼さんといい、轟鬼くんといい、どうして闘っている時と普段の差が激しいのか(笑) 女心を解っている人なんて誰1人いないやないか(笑)
それでこそ鬼なのかも? 普段は不器用なお兄ちゃんたちばかりなんだよね。だからこそ魅力があるのかもしれないけれど、皆鈍すぎっす。

面白かったのは冒頭で恋に悩み、戦いに集中出来ない轟鬼くんに対して、そんなんじゃダメだというような事を言っていた威吹鬼さんが、愛する香須美さんが男の人と仲良さげに歩いているのを見てから、轟鬼くんと同じ状態になってしまい、ラッパもまともに吹く事が出来なくなって、轟鬼くんと意気投合してしまっている所(笑) あんたって…(笑)
でも、皆そんなもんなんだよね。
明日夢くんもそうだったし。
やっぱり彼はもっちーの事が好きだったんだね。今まで気付いていなかったのでしょうか。いつも一緒にいるからそれが当たり前になっていて、好きだという気持ちに気付かなかったのかもしれない。
そんな恋心を知らない響鬼さんでしたが、明日夢くんを見て、自分にはまだそんな感情はなくとも、恋とはそうなるものなのだという事を感じ取ったみたい。
「みどりは凄いな」
なんて呟くのですが、凄いというか、あなたが鈍いだけなのでは……(笑)
そんな響鬼さんだから魅力あるんだけれども。

そしてそして、あの鬱陶しい転校生はあきらが威吹鬼さんの弟子であるという事を知り(明日夢くん話しすぎです!)、ストーカーになってますよ。
あきらを狙って何しようと思ってんでしょうか。自分が弟子になろうとしているのか、それとも何か勝負をしようとしているのか。
正直本当にあの転校生いりませんよ。
鍛えているとはいえ、あきらは女の子。その子をつけまわすのはまずストーカー行為だし、狙っているのであればそれも犯罪。ま、相手が男の人でも同じなんだけれども、相手が女の子だったら変質者にもなってしまうわけで……

どういう考えで、あの転校生の設定を作ったのが未だに見えないし、消えて欲しいとか思ってしまいます。邪魔で、邪魔で……



2005年10月08日(土) 宮廷女官 チャングムの誓い。

今日から始まったこのドラマ。実はあまり興味がなかったんですよね。でも、話が面白いという噂と、朝鮮の時代劇というのがとても気になっていて、見てみようと思ったのです。
イ・ヨンエさんしか知らないだろうなと思っていたら、名前はちゃんと解らないのですが「その陽射しが私に…」のお姉さん(母親)役していた人がいた! おぉ、こんな所に……
知らない人ばかりのドラマって本当に内容に興味が無いと見る気力というのがなくなってしまうので、知っている顔があると、安心するものです。
イ・ヨンエさんのイメージは「JSA」しかないので、どんなチャングムを演じるのかとても楽しみです。まだチャングムはラストに子供の姿でしか出ていないので、イ・ヨンエさんの出番はまだまだ先っぽいのですが。

ハングル文字がいつ作られ、漢字かいつから使わなくなったのかというのは詳しくは解らないのですが、韓国のドラマでちょくちょく漢字を見かける。昔、韓国に行った時に漢字の看板を幾つか見た事もあって、不思議な気持ちになったのを覚えている。
時代劇ではなく、現代が舞台のドラマでも漢字が使われているので、実際に漢字はまだ使われているんだろう。
どういう時に使われるのか…というと、冠婚葬祭の時なんだろうか。かしこまった時とか…そんな感じがするのですが、間違っているかも。

これ、まだBSでは放送中なんですよね。今は51話だとか…… 韓国では「冬のソナタ」「美しき日々」「オールイン」等の20話、24話のドラマはショートドラマなんだそうな。日本では12話でしょ。最近は何故か10話、11話ばかりで12話あるドラマの方が少ない位。2クールやるドラマなんて珍しいのに、韓国では1年、1年以上のドラマが普通なんですね。あ、1年じゃないか。1週間で2回放送するみたいだから、50話ある場合は半年って事になるか。1年となると…100話(笑)
日本では「渡る世間は鬼ばかり」という例外のドラマがありますが、それ以外で長いドラマというと大河ドラマ、戦隊もの等のヒーロードラマ位…かな。
長くても2クールですが、2クールあるドラマは滅多にない。
それだけのドラマを作る気力や話がないんだろうな…なんて感じてしまった。



2005年10月07日(金) メゾン・ド・ヒミコ

仕事帰りに観て来ました。
凄く「映画」な映画でした。
って何じゃそれって感想ですが、これは本当に映画なのだという事を感じたのです。
それはとてもいい意味で。
舞台はゲイの老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」
ヒミコは昔結婚していて、妻と娘がいたけれど、自分がオカマだという事をカミングアウトし、家族を捨てていた。その娘が沙織。沙織は父親であるヒミコをとても恨んでいたけれど、ヒミコが癌になり、ヒミコの恋人春彦が、老人ホームで日曜日に働いてくれないかともちかける。沙織の母親が病気で倒れた時に作った借金があった沙織はそこで働くようになるんだけれど……
という話。
日に日に死に近付いていくのを目の当たりにした恋人春彦はホームの人たちがいるけれど、淋しさを感じずにはいられない。他の何かを求めようとするけれど、恋人以上に想う事の出来る、情熱を感じる事が出来ず、ヒミコの娘に対して好感を持つけれど、それは恋愛にはならない。彼は女の人に全く興味がないからなんだよね。
沙織は春彦に対してどんな感情があったんだろうか。そこを読み取る事が出来なかったのですが、春彦は沙織に対して、家族に近い感情を抱いていたような気がします。
ホームを馬鹿にする子供たちがいるのですが、嫌がらせをしている時に春彦に見つかり「今度やったら殺すよ?」とすごまれた時に恋に落ちた所が好きだったりする(笑) 恋に落ちる、すなわち、目覚めてしまうというわけだ(笑)

沙織が出て行ってから迎えたお盆でのホームの皆が歌っていた歌声の中の春彦の歌声がとても淋しくて、それは何に対する淋しさなのかハッキリとは解らないけれど、何となくそこに沙織がいない淋しさのような気がする。起き上がる事の出来ないヒミコを想ってではなく、沙織がいない淋しさのような気がしたのです。

小さな映画館だから混むだろうなと予想していたのですが、ガラガラだったのに吃驚。金曜日の夜なのに、こうなのか……
それはメジャーな映画じゃないからなのかな。
いい映画なのに……
でも、好みが分かれそうな気はするけどね。
この映画館が好きになってしまった。いい映画を観たから余計かな。
前にやっていたドラマ「東京ラブシネマ」というのを思い出した。映画を買い取る仕事をしている人の話だった。映画を観て、翻訳をして…と、少し映画の裏事情を知る事が出来たので、今あのドラマをまた観たいなんて感じた。
映画を観たい、映画が好きだと感じ始めている今観たいなぁ。

今月は3回映画を観る事になる。今月の頭に観た「四月の雪」と今日観た「メゾン・ド・ヒミコ」と再来週観に行く予定にしている「私の頭の中の消しゴム」の3本。
来月は…もしかしたら「ハリポタ」を観に行くかも。チケットはもう持っているので、必ず観に行きますが、もしかしたら12月になるかも。
「ハリポタ」で初めて映画を1人で観に行くようになったんですよね。「四月の雪」は友達と観に行きましたし「私の頭の中の消しゴム」も同じ友達と観に行くのですが、今日観た「メゾン・ド・ヒミコ」は1人で観に行ってきました。自分の好みと友達の好みが違うので、ガンガン自分が観たいと思う映画はガンガン1人で観に行こうと思います。



2005年10月06日(木) もうひとつの電車男。

ん〜、思ったよりは面白くなかったというか、総集編すぎたのでは…と思った。もっともっと新しい映像を作って、もうちょっと後に放送しても良かったのではないだろうかと感じた。それか、今まで使われなかった映像をもっと使っての総集編だったら良かったのに。
劇団ひとりさんが苦手というのもあって、ここが中心なのがまた見ていて辛かったかも。
でも、電車男のその後の映像もあって、結局また掲示板で「どうしたらいいでしょうか?」と書き込んでるあたりがまた面白かった。
卒業したやん!!
みたいな(笑)
でもそんな電車がすきだ! と叫ぶ住人たちの気持ちもとてもよく解るんですよね。「さようならだけど、さようなら」じゃないネットの繋がりがいい所なのだと思います。
松永氏というよりも、劇団ひとりを見ているという感じが強かったなぁ。桜井さんと陳釜さんの物語が中心だったらもっと面白かったんだけどね。
でも、桜井さんがどうして怪我をしていたのか解ったし、その他の「ああ、ここはこれがあったからか」という部分が見えたのが良かった。
嵌っていたドラマだから欲が出たのかも。

■ぴあ発売日■
前号に引き続き、嫌いな人が表紙なので買うの躊躇いました(苦笑) ミスチル、サザン……勘弁してくれ〜〜。
中身も特集があったりして、とばしてます……
2号連続ってのは辛いなぁ。1ヶ月まるまる苦手な感じで。
まぁ、記事がそれだけというわけではないので、購読しておりますが、躊躇っちゃうよねぇ。



2005年10月05日(水) 河出文庫、文藝。

河出文庫リニューアル。という事で、前から気になっていた中村航さんの本も文庫化になったので、手に入れてきた。すぐに読了出来た……嬉しいやら、物足りないやら。
でも、面白かったのは確か。純文学ではないけれど、現代文学という感じなのかな。もっともっと濃い本というか、純文学を読みたいと思っていますが、波長の合う現代文学も捜していたりします。
純文学と現代文学の違いって何だろう。単純に言うと昔の作家さんと今の作家さんという事なのかもしれませんが、ただそれだけではないと思うのです。今現在活動している人でも純文学というジャンルのものを書いている人もいると思うし。「思う」と書いたのは私の中では「純文学」だとは思えないからなんだけどね。あの時代だからこそ書けるものだという感じがするから。

で「リレキショ」ですが、これは3部作の1作目のようです。続き物ではないようですが、また不思議な世界というか、現実世界なんだけれど、そうじゃない不思議な人たちの物語に違いない(笑)
村上春樹さんの小説も不思議な人たちが普通に出てきて、普通に存在しているから、それに慣れてしまっているのかもしれない。春樹で慣れたんじゃないな。ばななで慣れたのかも(笑)

今回の河出文庫には「インストール」の文庫落ちも入っていた。「蹴りたい背中」は読んだ(文藝で)のですが、こっちは読んでなかったので、とりあえず文庫担当として読んでみようとこれも購入。
「蹴りたい背中」よりは面白いです。
どうして芥川賞を受賞したのか解らない駄文「蹴りたい背中」よりは「インストール」の方が優れている。
でも、本当にこの人が書いたんだろうかと思う位おばさん臭い…(苦笑)
文体が…ではなく、表現の仕方が。
「インストール」で搾り出したから、あれ以上のものは出来ないような気がする。だから「蹴りたい背中」は時間かけて書いたのに本人は駄作だと言い、芥川賞を受賞したら「頑張りました」とかぬかして……と、この違いがどうにも解せないのです。そんな人の本を買ってしまったんだけども……
もし、次の作品が出たとしたらお金出してまでは読まないな。
「文藝」に載っていたら読むけどね。

来月の河出文庫は「黒冷水」が出る。これも「文藝」で読んだのですが、17歳ならではの感覚がとても丁寧に描かれていて、この人の次の作品を心待ちにしている。まだ出てないんだけどね。
もう文庫になるんだなぁ…早い。これと同時に文藝賞を受賞した作品は文庫になっていないので、多分この作家さんがとても期待されているという事なんじゃないだろうか。他2作受賞した作品よりも「黒冷水」が優れていたのは確かだしね。
そして、ハードカバーが出た時に「買うか、買うまいか」と迷っていた「青感傷ツアー」も文庫落ちになる。これ手に入れるぞ!! 面白かったらPOPも書く!
「文藝」を購読し始めて2年…3年目になりますが、実は河出文庫を買った事がなかった。文字がでかくて、行間広くて苦手だったのです。ま「インストール」はそんな感じですが「リレキショ」はいい感じだったし「塵よりよみがえり」はめちゃくちゃいい感じです。
はい、そうです。もう1冊買っておりまして、これまた気になっていたR・ブラッドベリの小説です。「インストール」を読了したら読もうと思っています。
暫くは河出祭りです。



2005年10月04日(火) ジャンプコミック発売日。

昨日「BLEACH」だけ早売りだったのですが、それ以外のタイトルは今日発売でした。「D.Gray-man」も早売りだと思っていたんだけれど、前巻の売り上げが悪かったのか、他のタイトルと同じ発売日になっていたのに吃驚。
そして、表紙はティキ・ミック。人間の時のこの人がとてもいい感じで、それが何故ノアなのか、でも、ノアのティキと人間のティキの両方があるからこそバランスが取れていると本人は言う。
それって、漫画だけじゃなく、私達にもあるバランスのような気もした。ここまで極端ではないけれど、優しい部分、そうじゃない部分、この2つを誰もが持っているのではないか、と。
段々「DEATH NOTE」のように読み込まなければ解らない内容になってきているのが面白い。でも、頭を使うというのではなく、雰囲気で読むのではなく、何が起こっているのか、どうしてこの人はこういう行動に出てしまったのだろうかという事を考えさせられるのです。今回の話はとても哀しい話で、助けたいと思えば思う程、助ける事の出来ないもろいもので、助けたいと思う人も、助けられようとしている人も本当は争いなんてしたくない、ただただ、大切な人がいて、その人と一緒にいたくて、平和でいたいだけなのに、それを通すには争い事を起こさなければいけないという現実。
現実社会でもこういう事が重なって、哀しい事件が起こっているんだな…なんて事を考えたりした。勿論それだけじゃないという事も充分解っているけれども。
「DEATH NOTE」でも感じるのですが、週刊誌で連載されている漫画なのに、とても絵が綺麗なんですよね。「ONE PIECE」も同じなんだけれど、凄く上手くなっていっている。絵を描く事がとても好きというのも伝わる。
見ているだけで楽しい絵なのは「ONE PIECE」の絵。本当に楽しんで描いているというのが解る。
週刊誌で綺麗な絵を描く人って凄いなぁ…とつくづく感じる。



2005年10月03日(月) ぴあ、買ってます。

ずっと欠かさず「ぴあ」買い続けています。といっても、まだ4冊目なんだけれども。
最近本当に映画を観ようと思っているので、映画館チェック、どんな映画をしているのかもチェックしています。そして、気になる映画のタイトルや、いつから始まって、いつ頃までやっているのか、時間等を「ほぼ日手帳」に書き込んでいます。
ここでは月間スケジュールが活躍してくれそうです。
9月になってから更に手帳の使い方が良い感じになっています。それもこれも「ぴあ」のおかげ…(笑) かな?
いや、でも毎年9月頃に新しい使い方になっていくんだよね。丁度新しい「ほぼ日手帳」が発表になるから「ちょっと、今までの使い方じゃダメなんじゃないの?」なんて見直す時期になっているんだよね。それプラス「ぴあ」で色々見たい映画の情報とか、知らなかったけれど、面白そうだと思ったものだとかを書くようにしているのです。
こういう楽しい事を書き込みする楽しさを「ぴあ」が教えてくれたような気がする。
なんて大袈裟のような気がするけれど、でも、必ずいく予定の事しか書いたりしなかったので、こういう使い方をするからこそ楽しい手帳になるんじゃないかと思うようになった。
行く、行かないは別として、興味のある映画とかを書き込むのっていいな。
書く事によって、行動範囲が増える気もするし、実際に行く事も多くなるんじゃないかと思うのです。
そういや「ぴあ」も手帳だしているんだよね。中身は見た事ないんだけれど、うちの店に去年入荷していたので、今年も入荷するだろうから、中身チェックしてみよう。「ぴあ」ならではの中身になっている事だろう。
私の手帳も「好み入りすぎ」な手帳に仕上げないとなぁ。
でも、おかげでいい感じの自分カスタマイズ手帳に仕上がりつつあります。来年は更にパワーアップした使い方が出来そうな予感がします。

そういや普通手帳ってペンホルダーがついてないか、ついてても1本分なんだよね。「ほぼ日手帳」も2つ穴はあるけれど、2つに1本ペンをさして、鞄の中で開かないようにだからね。
でも、最近あと1本ペンホルダーが欲しくなっています。
それは万年筆も使うようになっているからなんだよね。4色ボールペンと万年筆。
革買ってきて、自分であのカバーを自作してやろうか…とか考えたりもしています。
柔らかい革を買ってきて、ペンホルダーを1本追加して…なんて夢見ています。
普通はペンなんて2本もいらないんだろうけれど、万年筆の書き心地と、ボールペンの書き心地、それぞれの良さを上手く使い分けたいんだよね。
今度、ほぼ日サイトにも意見してみようかな。
万年筆+ボールペンユーザーが他にもいるかもしれないしね。



2005年10月02日(日) 自作の手帳。

まぁ、今使っている「仕事手帳」が自作手帳なんですが。
「ほぼ日手帳」には時間枠があるので、その機能がないものでもいいやと普通のノートをとっているような感覚で簡単なタイムスケジュールと入荷した本や大きなタイトルをどこに陳列して…という事を書き込んでいます。後はその日の感想とか、日誌のようなものも記入しているという、とても簡単な手帳になっています。
見直していて、これだとただの日記帳のようなものになっているような気がすると思い、時間枠を作成して、そこに行動を記入して、右に空白の欄を作って…というか「ほぼ日手帳」のあの形を作成して、右にはその行動の詳細を書いていく方が良いのかもしれない。
メモ欄は下に作ればいいしね。
でも、それだと「ほぼ日手帳」とかぶるから、2つ手帳を持つ意味がない、いやいや、仕事内容のみを書く手帳が欲しいというか、つけなければ…と2つ持っているだけで、違う使い方がしたいというわけではないのだから別に同じ手帳の作りでもいいのでは。
いや、でもなぁ……
というのが頭の中でグルグルしています。
まだデイリーの使い方しか考えていないのです。ウィークリーの頁も作るか、いや、それ以上に文庫発売リストとかエクセルで作って、貼り付けたいな。
エクセルでリストを作るならば別の何かもエクセルで作っておいたほうがいいな。
ん〜何がいるんだったかな。
なんて事を考えながらもずっと同じ使い方をしています。
一度使い方を変えてみるだけでも、違いや発見が見つかるのにな。
市販の手帳も色々見ていますが、頁の作りを参考にする為だけで、欲しいと思う手帳が正直ない。
土日の欄は要らないし、時間枠があるのならば6時から16時までがいい。
そんな手帳などないのだ。
だから作っているんだけどさ。
でも、だいたい時間枠は8時か9時位からしかないからなぁ。
前から自作の手帳というのに憧れていたけれど、昔は「自分で作る」という事に拘っていて、市販のものでは使えないからという理由ではなかった。
今は市販のものでは使い物にならないから、自作するしかないという、自作にもってこいの状態です。
どんな機能が欲しいのか、どんなレイアウトが必要なのか…というのがぼんやりですが、固まりつつあるので、それを上手く活かすことが出来ればいいのだけれど。
システム手帳のリフィルを自作している人も多いようですが、モールスキンノートを手帳にしている人も多い。
その人たちの使い方が知りたいなぁ。
ってなわけで、検索しまくっていますが「ノート買った」とか、単に名前(モールスキン)を書いているだけとかの記事ばかりひっかかります。
手帳術が知りたいのに〜〜。
いいや、自分で書いて、使って、自分カスタマイズしていくんだ。
でも、こっそり検索も続けよう(笑) 目から鱗な使い方が見つかるかもしれない。



2005年10月01日(土) 「四月の雪」

友達と観てきました。映画の日だという事に気付かず「2人で2000円です」と言われた時「ん? 安い映画?」と一瞬思ってしまった(笑)
友達は映画の日だと解っていたからこの日を言ってきたのにね。
そんなわけで、観てきました。
感想は…とても好きな映画になりました。話がどうこうというのではなく、撮り方がとても好きだったんです。写真を見ているような、スライドショーを見ているような感じだったし、セリフも少なく、感情の動きはその人の行動、服、髪型等で表現されていて、そこを読み取りながら観るのが楽しかった。
これぞ映画ならではの作りだと思いました。
韓国で人気がなかったのも何となく解るような気がしました。結構ハッキリしたものを求めるようなイメージがあるのです。だから、終わり方も「考える」という終わり方だし、セリフも少ない「四月の雪」は評価されなかったのかもしれないなぁ。

内容はペ・ヨンジュン演じるキム・インスの奥さんと、ソン・イェジン演じるハン・ソヨンの夫が交通事故を起こし、被害者は死に、彼らは生き残った。出張と言っていたが実はこの2人不倫していて…それを知ったインスとソヨンが近付くキッカケになっていくわけですよ。

インスに恋心を持った時のソヨンがおしゃれに目覚めるというか、それまでは専業主婦だったから、多分おしゃれする事を忘れてしまっていたというか、する必要がなくなっていたのかもしれない。それが、外に出る事が多くなり、異性と出会い、恋心を持つようになっていく女の心理というものが断片的にですが、カメラのシャッターを切るように描かれていたのが凄く印象的だった。
映画全体がそんな感じなんだよね。とても断片的で、ゆっくり時間が過ぎているというよりも、ゆっくりとした時間にしたいのに、急いで過ごしているという感じ。
涙は出ないけれど、切ない。心に来る感じ。
これ、DVD出たら買ってしまうかもしれないです。


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未森

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