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- 諸行無常 -

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2004年08月31日(火) 県政一考

長野県の田中知事の行う県政は賛否両論。

それまでの怠慢体質による県の背負う借金は増加の一途だった。

田中県政は確実な借金の減額をしていった。

そして先頃一般公募による県職員(公務員)を募集した。

その11人の内10人が県外からによる採用であり尚且つ部課長クラスとしての

役職を与えられる物だった。

それぞれが某海外資系有名チョコレートブランドのMD経験者や某大箱ディスコの仕掛け人など

様々な人材が集まった。

もちろん県政の財政上を考えれば一人辺りの年棒が800〜1000万とくれば

県職員や県政界も黙っては居られない。

ただし俺としては外部から客観的に内政を見る事の出来る素材と言うのは

必要な気がする。

どうしても同じ景色ばかりを見続ける、エレベーター気質の県職員には

安泰の文字しか考えて居ないように思える。

改革の文字は口頭を突いて出るだけで行動にはならないからだ。

まさに言葉が県政界としか見ようが無い。

彼等が何を反論しようと、なにもせずに発案も無しにただボーっと椅子に座っている人間に発言の重みなど有ろうか?

俺は田中知事の行っている全てが為になるとも良いことだとも判断は付かないし良く解っていないが

少なくとも今の仏頂面をした県政を束ねて居た人たちよりは

幾つも期待感のような物をもってしまう。

4年と言う期限付きで役職を得たこの一般公募の11人がどのような形で

長野県を変えてくれるかを今後見守りたいと密かに思っている。


2004年08月27日(金) 緊張性偏頭痛

偏頭痛がまた酷く痛む。

知り合いに筋弛緩剤の含まれる薬を貰い飲んで見た。

とても効く。

でも体に力が入らない。

勿論薬のせいだけど。

でも薬がいつも俺の保険になる。

常用するのでは無く、気持ちの上で最悪飲んで解消する。

しかし血圧や血流をどうにかせねば治るまい。

とにかく野菜摂取と今している運動を続けようと思っている。

健康管理が必要な年齢になってしまった。

情けない限りだ。

自分。


2004年08月22日(日) 肩凝

肩凝りが酷く、以前にも増してひどい。

運動もカナリ増やしているのに一向に改善されない。

肩が硬直するような重く硬く凝っている。

自分の肩を幾ら強く揉んでも緩和されない。

一時的には少しラクになるけどすぐ数分持たずに肩凝りが酷くなる。

ほんとにひどい肩凝りだ。

肩凝りでこれほど大変な思いをした事が無いくらい凝っている。

結果的に眼底痛やコメカミの血管を膨らませて偏頭痛が起こり

これもまた厄介で痛みもひどい。

偏頭痛などと言う痛みじゃない。

血管が切れるような脳味噌が壊れるような痛み。

まさに脳が痛いという表現。

しばらく良かったのにここ数日また痛くなっている。

肩凝りが酷くなったせいで増しているのかも。

肩凝りなんてやだなあ。。。。

痛いなぁ。。。


2004年08月21日(土) 幻の航空会社『BRANIFF』

かつて北米にブラニフと言う航空会社があった。

数年前からおれは気になっていたのだが

いまブラニフが再び熱い。

コスメブランドRMKもブラニフ限定のバッグ付きコスメグッズを限定販売を決定したり

各専門店などでブラニフの展覧会やエキスポなども行われている。

ではなぜブラニフが熱いのか、そして俺が気になっていたのか。

ブラニフはなんとアテンダントのユニフォームを『エミリオ・プッチ』が

そしてトータル・プロデュースを『アレキサンダー・ジラルド』がしたという

今をときめく超絶なコラボレーションだった。

ブラニフを表すステッカー類や様々なプリントにジラルドらしさを見て取る事が出来る。

Blと言うロゴもそうだ。

このブラニフは当時のアメリカで唯一航空機にフランスのコンコルドを採用した事で

おれが良く口にするJETSETと言う言葉を生むきっかけとなった事でも有名。

つまりどこに移動するにもジェットで移動する人たち、

『ジェットセッター』または『ジェットセット』なセレブたちを形容している。

また当時ブラニフの停泊する飛行場の待合は美術館のそれと見間違うほどの華やかさだったそうだ。

トータルデザインでもブラニフのそれは最近注目を浴びているGOYARD(ゴヤール/フランス)の

テキスタイルのそれと似ていて、パターンドデザインの王道的デザインが特徴。

こういうミッドセンチュリーな物が俺の中の趣味興味心をくすぐる。

しかも俺の最も好きな年代のミッドモダンな内容と色調、製品度。

なにはともあれブラニフが再燃している今都内在住又は都内近郊に住む人は

ぜひとも渋谷〜界隈を散策して欲しい。

ちなみに9/17〜を皮切りに、渋谷〜名古屋〜広島で次次と

BURANIFF AIR LINE EXPO を行うらしい。

いいなあ行きたいなあ。

近い人は要CHECK。









2004年08月20日(金) ヴォーダフォンと言う世界企業

先頃、世界最大の携帯電話企業VODAFONEに元NTTDOCOMO副社長が就任した。

ヘッドハンティングによるものだと考えられるが

NTTDOCOMOの副社長と言えば、アメリカのTIME誌に世界の影響力TOP20の一人として

名前を連ねた逸材であり、その副社長がVODAFONE新社長に就任したのだ。

それにはVODAFONEの電話機機種開発の遅れを余儀なくされたゆえの挽回策が必要となる事と

携帯端末が世界規模からなるグローバルな視野を含めた今後の動向を彼に託されている事は間違い無い。

彼は実はNTTDOCOMOで、「FOMA」と「I-MODE」の仕掛け人となった人物であり

その実績は一目瞭然だ。

現在俺の知る限りだとI-modeはドイツと日本を中心にシェアを広げられており

世界規模でのヴォーダフォンが日本で成功を納めるにはやはり何かプラスアルファが必要だと言う事は確か。

知り合いの人材派遣の人間に聞いて見ても求人の勢いはヴォーダフォンも相当な数だそうだ。

とは言え、NTTDocomoは自社管理に於ける自在派遣企業を分社として保有しているので実際どの程度の勢いかは両社がドレほどな物なのかは知り得ない。

一つ携帯企業で不自然だと思う点が有る。

それは機種変更だ。

機種を開発するメーカー側の思惑としては開発費を考えたらそれほど簡単に機種変更をされたら

元を取る事が出来ないと思うのはわかる。

ただ一流通だけを考えたあくまで偏見的な考え方をすれば機種変更の期間を短くする事は

全体のお金の流れを良くしてくれそうな気がするのは

おれの素人考えだろうか。

まぁとにもかくにも、携帯事業がまだまだ限りなく延長線上に、景気を賄っているという点を無視しては

取れない経済状況になってきている事は確かだ。

新しいヴォーダフォンの社長が何かをしてくれれば

業界全体の活性化やサービス競争に拍車が掛かってくれるはずと信じている。

今は単一的なNTTDocomoのブランド市場として他を寄せ付けない状況では有るものの

これはNTTを民営事業化した末の顛末ゆえ、現在は致しかた無い所だろう。

頑張れ民営化後の同一他社。

頑張れ公社の民営化。






2004年08月19日(木) MUJI -無印良品の新展開挑戦- / 一流メゾンの新展開 -GUCCIトムフォード退任-

無印良品って色んな切り口で見れるよね。

海外進出も果たして、ユニクロとは違った切り口で迫っているせいか

イギリスとフランスなんかでの無印良品(海外での呼び名は『MUJI』)の評価って違うんだよね。

海外でもユニクロは所謂GAPのような大量販売派生的なナショナルチェーンとして名を馳せていて

結局攻め続ける体力を求められる企業力が必要で有って

無印良品はトータルライフプロデュースのような物を持っているのが少し違った部分だ。

無印良品が実は大型店舗(全国に5店舗ほどのみ)のみでの展開で

新しい試みをしているのを余り知られて居ない。

10月頃にも又始まるのだが、USA製の高密度コットンや厚みのあるコットンを使って

尚、USAメイドにこだわったTシャツやカットソーを展開するのだ。

結構実はスタイリスト達が隠していて、雑誌の話題作りには使わなかった物なのだが

結構色んな事を実は行っている。

ただ、ローカルな量販店では行ってくれないのが残念な点だが

これにも「マス」を求める大量販店対象の客層には、こう言った商材が求められて居ないからである。

結果的に金額がメインの商材をマスな客層は求めるためだ。

また洋服業界が目を開いてしまうような商品が有る。

毎年進化し続けているので今年の商品にも興味が募るのだが

それは、ニット製品。

無印の作るニット製品は品質が高くマネーバリューの上では群を抜いている。

特にカシミア系やアンゴラ混の物は特筆。

これにはユニクロも対向し昨年から、エクストラファインメリノやカシミアで

攻勢をかけた程。

これは俺も太鼓判をおしてお勧め出来る。

さて、話は変わるがあのGUCCIが10年来続いたトム・フォードの時代に幕をおろす。

それまでのコンサバティブなイメージを一新し、トムフォードはグッチガールと言う

名前まで作りだすほどの影響力で

その最終到達点は「セックスシンボル」だった。

女性を最も綺麗に見せるのは「セクシーさ」その物であり

彼の作った10年間の洋服には全て男に媚びる様な

セクシーさが付きまとい、必ず毎シーズン、爬虫類製品やアニマル製品がどこかに入る。

つまり10年一昔と言う通り、彼は満を持して自ら退任と言う形を取ったに違いない。

あのエルメスのメゾンデザインを手掛けて驚かせた、マルタン・マルジェラも昨年一杯で

退任し、今年からはなんと、J・P・ゴルティエが就任したと言うから驚きだ。

これも又エルメスのコンサバイメージを一蹴するものかも知れない。

今後のグッチの動向には目を見張るが、既にトム・フォードは自身のプライベートの成功を

ある程度手ごたえとして噛締めている。

某高級ブランドとして2年前に発掘された『BEDAT & CO』もそうだが

トム・フォードのおかげで早くもトップレンジの仲間入りを果たした。

このブランドはおれも今最も気になるブランド。

モデル名を数字で表す事でも有名。(No.1とかNo.5などのように)

とにかく今、10年の仕切を目の前にして各有名メゾンがこぞって

一新したイメージ攻勢をかけようと策している。

これからまたしばらく一流ブランドが面白くなりそうだ。

ちなみにドイツと言う中途半端な場所で昔から続いているブランド

『AIGNER』は、俺が今後数年間の間に一新したイメージと共に花開くと思っているブランドの一つ。

ブランド発掘にはおれ自身ずっと得意としていた分野だがアイグナーの

再出発は一番期待している。

またヴィンテージ物で最も目をくれているのが『LEONARD』だ。

これは既に都内でも火が付き始めているので

おかあさんのクローゼットを探してレオナールと言う文字のワンピースやスカーフ、ブラウスがあったら

迷わず頂こう。笑。

これから数年の世界の糸編業界に乞うご期待。

そうそう、そう言えば

サッカー界の一流メゾン、「レアルマドリード」が

イングランドのFW「オーウェン」を獲得したね。

しかし一流になりすぎて誰を使っていいか解らないなんて

いい悩みだね。

でも、俺は頑張れ「バルセロナ」だけどね。(笑)

(ロナウジーニョが好きだから)


2004年08月18日(水) ULIVETO-イタリア代表公式飲料-

普段行かずに通り過ぎているコンビニに入った。

そこにはミネラルウォーターの種類が沢山あった。

中でも目を引いたのが『ウリベート』と言うイタリアの天然炭酸水だ。

鉱泉水でトスカーナ地方の自然炭酸ミネラル水だ。

正確には微炭酸と言うが。

イタリアでは良く食事の際には炭酸水が置かれているが

比較的有名なのが『サン・ペルグリーノ』だ。

これは比較的飲み易くて軟水系の味で炭酸も結構入っている。

ただ記憶が正しければ加算炭酸だったと思う。

色んな自然炭酸が出ているけど

随分前にまだ等々力に居る頃住んでいたマンションの隣が

そこのおじさんが趣味で経営している、世界の乾き物とワインのお店があった。

そこにはグランブルーと言うブルーの瓶で出来た炭酸水があった。

フランス映画のLe Grand Bleuが好きな俺は当然興味深々でワンボックス買った。

これは確か、都内だと紀伊国屋か明治屋で買えると思ったが。

他にも缶詰系が結構有って、そこにはキャビアに良く似た○○○○の卵を使用した

物もあり、良く友達が訪ねて来た時、もてなす際にそれを使っていた。

来客は当然キャビアだと思って食べている。苦笑。

それほど味も見た目も大きさも似ている。

むしろ味わい的にはこちらのほうがサッパリしていて美味しい時もある。

話は逸れたけど、同名のウリベートと言う水は

炭酸水に多い、苦味が強く、それだけでは飲む事は結構キツイ。

ペリエのように混ぜ物にした方が良いかも知れないが

こういう苦味の聞いた炭酸水は普通のミネラル水よりもミネラル分が多く含まれていて

浸透し易いのが特徴だ。

これはサッカーイタリア代表の公式ミネラルウォーターらしい。

イタリアの公式機関による分析値も記述されている。

スポーツ対応なミネラル水と言うあたりがいかにもイタリアらしさを感じてしまった。

やっぱりどこか伊達で有りたいのがイタリアへのおれなりの解釈だ。

しかし単体で飲むと不味いな。

俺は普段エビアンとヴォルビックばっかり飲むせいで軟水系しか飲めなくなっている。

やっぱり合わないな・・・。



2004年08月17日(火) 日本サッカー第二戦に思う事

第2戦は強豪イタリアとの一戦。

名FWジラルディーノ擁する強豪チームだ。

定番的なイタリアのカテナチオを思わせぬ攻撃的サッカーで

終始圧倒された。

時間帯によってイタリアを攻め立てた時間帯も有ったが

これは先取点によって攻める必要の無いイタリアが下がり気味のディフェンシブな位置でボールを自由にさせたためだった。

日本は相変わらず、イージーミスも多く、小野と大久保の活躍だけが

俺の目には留まった。

大久保は連戦の疲れを見せないようなドリブル突破やパス、前線に向けた攻撃的な姿勢が見て取れた。

小野は珍しく激昂して審判に言い寄り、イエローカードを貰う一幕もあった。

どうしても攻撃的な姿勢を取らずやや引き気味な意思の弱さ

勝負をかけようとしない消極的なメンタル面を指摘せずには居られない試合だった。

やはり若いチームはテクニカルな面よりもメンタルな面の不足さを多く感じる。

ただし、各国のチームは同じ年齢ながらにそのメンタル面をも網羅し常に前向きな姿勢で仕掛ける事が出来ているのだから

まだまだ日本のレベルは到底低い物だと感じた。

そうとらざるを得ない試合だった。

終始不満の残る試合で100点中30点としかつけようの無い納得の行かない試合だった。

また主審がウルグアイの審判で、ややレフェリングに問題視するような動きも多く見て取れた。

これもまた運だと言いたいのだが。。。

そして予選突破はならず残念ながら消化試合として最終戦をガーナとする事になる。

モチベーションを維持して戦えるかによってまた試されるところだ。








2004年08月16日(月) 浅漬

最近一人こっそり夜中に浅漬けを作っている。

結構はまってるんだよねえ。

今の所茄子とキュウリだけでやってる。

初めは自分で作って見たくてやって見た。

そしたら浅漬けの名の通り、1晩漬けたらショッパくなった。

余り横を削がずに長いまま入れてミョウガと唐辛子を入れて見た。

今度は上手く行くかな?

茄子はちゃんと灰汁抜きしてから入れて見た。

茄子は1晩つけても大丈夫だった。

これも唐辛子を入れたら美味しかった。

実は自宅の近所の西友が24時間営業になり夜中でも買いに行ける様になったお陰で

結構日用品は買えるので助かる。

夜中のスーパーは人が少なくて俺は好き。

結構若い人たちとかカップルが多い。

色々カートで買い廻り、時にカートに乗ってビューンっと走って見る。

(たまに恥しい)

そして本売り場が結構広くて沢山置いて有るのでそこで立読みをしながら

一通り足りないものを確認して帰る。

浅漬けは結構はまる。

今度はカブと大根の細切りを漬けて見よう。

楽しみだ。

フフフ。

ちなみに最近はダイエットでは無く体を考えたメニューを食べている。

・納豆 ・卵豆腐 ・めかぶ 等など。

自分が自分じゃないようだ(笑)

サプリも飲んでるし水とお茶飲むし、偉いな〜俺。

どこかの新潟のデブな人とかにも俺の爪の垢を煎じて飲ましたい。

クックック。


2004年08月15日(日) 御盆

故人の墓参りをした。

祖父の分と2人分。

故人の入院時の写真と走り書きを見る事になった。

細く痩せ細り見えるのは骨と皮だけの生きた屍の様にも見える体。

無理やりな笑顔だけが写されていた。

腹部は大きく腫れ上がり寝巻に収まり切らない人口肛門が痛々しい。

それでも写真には笑顔を向けている。

苦労が有っても、大変でも、やっぱり生きている事で

全てを補える事の尊さ

それを知ってから早2年が経った。

食べものを口にする事も、水を飲む事すらも許されずに

3ヵ月余をベッドの上で過ごし

それでも尚、笑顔で写真を撮る事の出来る精神を自分が持っているか

と、考え直したりもする。

亡くなった者に罪は無いと俺は思っている。

犯罪者でもそうだ。

死刑という極刑が在る意味はそう言う意味だと捉えている。

(もちろん被害者への心のケアを考えないでこんな事を口にするのは軽はずみな発言かも知れないけど・・・)

故人との間に色んなしがらみが有り、彼女は死んでいった。

それで水に流せるだろう。

苦しんで死んでいったのだから。。。

今尚負の財産を相続している俺はこの負の相続を背負う事が

生前尽しきれず止む無く失敗に終わった事への償いだとも思っている。

8月。

この月は毎年色々な事を考える。

神聖な心もちにもなるし、生について様々な事を考え直したり

ふと線香の香りが懐かしくなったり

お寺の畳の匂いを嗅ぎたくなったりする。

死を望んだりする者が多い今の世の中だけど

死を以って清算し、自分の過去を消したり今をゼロにする事が出来たとしても

輪廻転生が存在したらどうだろうか。

瞬く間に別の人生として生まれ変わり

その環境が必ずしも恵まれた環境、五体満足とは限らないのだから

今をしっかり生きて楽しいと思える自分の人生に変える努力が必要だと考えてしまう。

俺はいつも思う。

苦しい状況の中、もしも自分が楽しみを見つけてニコニコして笑っていたら

周囲から「笑ってる場合じゃないだろ?」って

思われるんじゃないかって。

それはそうだよね。

周囲の人に苦しみの渦中にいる人の精神状態は計れない。

でもねそんな小さな楽しみを見つけたりする事だけで

その先をまた1日、1週間、1ヵ月、1年と頑張っていけるのなら

唯一自分が出来る心のコントロールだよね。

人が今の年齢、環境、性格、顔、体で生まれてこれるのは1度だけ。

今のたった一度だけなんだ。

もっともっと大きな世界観で沢山の事を見たり聞いたりして考えなければならないんだ。

今を生きるなら

今を生きなければならないなら

どうせなら楽しまなきゃね。。。

世の中の没者、無念の法名の方々にあらためて手を併せたいと思います。

(-人-)ナームー






2004年08月14日(土) 引算の服装〜再考

この時期色々な人を職業柄見る事が多い。

結構多く見るのが引き算のお洒落を勘違いしている人。

雑誌などで取り沙汰される「UNIQLO」然り「GAP」然り「ZARA」然りだが

全てのコーディネートをそれだけで組み合わせる事は無くても

一目みて良い物、良いカットとわかる物を身に付けて居れば

後のどれかを単純引き算でチープな物に納めてしまう事が有る。

これは間違いの無い引き算のお洒落の定番だが

少し勘違いをするとこうなる。

これは俺の職場での出来事でとある一元客のもの

例)バッグはエルメス/フールトゥ、時計はカルティエ/タンクフランセーズ、デニムはリーバイス、Tシャツはユニクロ、ベルトはノーブランド。

この人が欲しがった物は SALEにしていた1000円のデニムのスカート。

1000円のスカートを購入決定まで時間をかけ、良く考えたこの人が清算時にこう聞いてきた。

「マッキントッシュのコートは扱いますか? 欲しいんですよね。 取れますか?」

「以前は扱っていましたけど今はお取扱して無いんですよ。 すみません」

と俺。

普通に文字で見ても聞いても何もおかしいところは無い。

日本人に特に多いこの類いは、ファーストブランド(所謂一流品)を持つ事で満足を得る。

センスはどこへやら。

欲しがる物は頭デッカチな本から切り取ったような情報が全て。

有名なスタイリスト達も引き算のお洒落をする事が多々有る。

では何が違うのか?

物を見ている目が違う。

会社で判断せずに物を見る。

つまり良い物を嗅ぎ分ける、見る、審美眼。

言葉で伝えづらいこの感度は

例えば食事で色々な物を食べた後に美味しい物、まずい物を知るのと一緒で

色んな物を試して見てこそ解り得る、目に見えぬ「物の存在感・価値観」を

知る事が引き算のお洒落に繋がる。

どれかひとつ一流ブランドを〜の発想に間違いは無いのだが

例えばシルエットを隠しづらいシャツを高価に入手して見たり

ベルトを高価に入手してみたり

決してバッグや時計を高価にするから服装全体がレベルアップされるわけでは無いと言う点だ。

お洒落を楽しむ際に色んな物を着て見るといい。

勿論、いい物も着て見なければ、やすい物の中に割安な存在感を見出す事は難しい。

100を知ってこそ、10が手に取るようにわかる、つまり余裕の発想が出来る。

しかし10までしか知らないと100は想像でしか嗅ぎ分けられない。

多用化している個々のお洒落をより楽しむために

いざ再考。






2004年08月13日(金) アテネ五輪開幕

とうとう待ちに待った夏の五輪が開幕した。

11日深夜から女子サッカーは予選開始となり、早くも一勝を上げ

女子ワールドカップ3位の強豪スウェーデン相手に辛勝。

幸先の良いスタートを切った。

俺は毎回オリンピックがとっても楽しみで

また寝られない日が続く。

今早朝、男子サッカーのグループ突破をかけた予選が始まった。

おれの予想ではこのグループでは(イタリア、ガーナ、パラグアイと同組)

1位通過がパラグアイ、2位通過がガーナ、と読んでいる。

日本は結果4−3で負けたが、これらのほとんどがあきらかにミスからによる失点だった。

初戦は体が硬くなり緊張するのが常で、あきらかに前半は緊張がほぐれていなかった。

また芝が思わしくないコンディションだった事もTVで見ていてもわかるほどだった。

ただ、結果が悪いなりに好戦だった部分もあった。

山本監督とおれの考えが一致した所だが

トップ下に入っていた小野をボランチに下げマークを外し、中盤に松井を投入する事で

攻撃の基点とボール支配率が増える事だった。

山本監督の考えはピッタリはまった。

パラグアイが攻撃的サッカーでは無く守備的カウンターサッカーだったために

やや、攻撃的布陣を取りづらかったのだろう。

結果的に途中出場の田中達也と大久保、小野の孤軍奮闘が目立つ結果となり

試合は幕を閉じた。

これで後の無い日本は残り全試合を勝ち、多国が負けてくれない事には突破の可能性が無くなったため苦しい展開となった。

ん〜勝てた試合を勝てなかったのはとっても残念だ。













2004年08月12日(木) 夏の混雑

今日位からお盆休みに入る企業が多いようで

どこもかしこも道がとても混んでいた。

昨日から神戸の友人がおれを訪ねてきてくれて、2時くらいまでずっと飲んでいた。

彼はそのまま飲酒運転で次の目的地へ去っていった。

いつもわざわざ遠回りしてくれてありがとう。

感謝。

今朝は酔いも覚めたまま出勤して、そのまま善光寺に行き

夏の観光客を分けながらお守りを購入。

そして亡き祖父の伴侶、おばあちゃんに「長寿健康」を、

そして入院した友達に「健康」を送った。

明日からは本格的なお盆で道や往来も更に混雑するだろう。

明日早速実家に行き亡き祖父に線香を手向けよう。

そして午後には仕事を出来るように戻ってこよう。

しばらくこんな日が続くかな。

そう言えばこんなショッパイ当地の某百貨店に

有名化粧品メーカーがついに入る事になった。

エスティーやシャネルなんかは有ったけど

今月入ってくるメーカーは 『RMK』だ。

結構おれが展示会で都内に行くと、お客さんに頼まれて良く買って来た。

しかし東急って良く解らないなあ。

基本コンセプトの無い大型スーパーのくせに。。。

(-L- ) クックック








2004年08月11日(水) 卑下悲壮心

人は苦労の経験や度合いが少ないとちょっとした挫折で

我を見失いどん底に追いやられたように思い込む。

世の中を良く見渡して欲しい。

世の中には身体的欠陥、精神的欠陥、様々な面で不遇な思いを強いられながら生き続けている人が沢山居る。

挫折の回数ほど人生の山を上る事が出来、苦労の回数ほど山からの視界は広がり良く見える。

自分が常に不遇だと、それを感じすぎないで欲しい。

卑下したり卑屈に思う事は誰にでもある事で、100%の自信を持っていまを生きている人など少ないと思う。

むしろ根拠の無いポジティブシンキングで生きている人ほど

我を隠そうとしてる人が多いのかも知れないなんて言う事を考えてしまう。

実際あまり考え込まない性格の人もいると思うけど。

悲壮な思いは心を病ませ

精神衛生上良い事など一つも無い。

世の中には不遇な物を探せば限り無く存在するのも事実で

戦争被害、薬剤被害、人種差別、

色んな世の中に視野を広め、もっともっと自身の身の置場を考えて欲しいと思う。

全てを悲壮に終始し自身の悲しい物語で結末せずに

まだ楽しみを求められる自分の時間や体力、そして五体が有る事に

感謝して。

楽しみと言う字は『楽(ラク)』と言う字。

体をラクに保つ事。

それが楽しみを少しでも増やす一つの方法では無いだろうか。

心の持ち方で荷物を軽くする事が出来ると言う事。

実務的な現実悲壮の他に心で病まずに居られない人に

そう思って欲しい。

血液が循環し、呼吸をし、今、この世に在る事をもっともっと考えて。



2004年08月08日(日) 懐の深さとは

男なら

男だったら

大人なら

大人だったら

男や大人を形容され使われる事が多いのが心の「ゆとり」だ。

人の心にゆとりをもたらすには

ある程度の許容範囲が有る心の大きさが必要になる。

いつも一杯一杯の心の中にゆとりを求めても持てるはずが無い。

ゆとりが有る事で人は一つも二つも大きく豊かに物を見る事が出来る様になる。

ゆとりを持つ事は難しい事で

それが、経済的にも、身体的も、あらゆる場面で求められる。

そう言った現実面での気持ちの在り方が生むのがゆとりだと思う。

男は懐を深く持たなければならない局面が多い生き物だと思う。

おれは残念ながらそれほど懐が深く無い。

これから先、人生と言う長尺物を抱える中で、少しづつ懐を深く持たなければならないだろうな。

もっともっと、今よりもっと。

留まらずに成長し続けるためにも。













2004年08月07日(土) 心の鍵と鎧

人の心に触れる事

優しさだけで触れる事は出来ない

人の発するSOS

SOSに察知する心を持っていますか?

人の心は健気で弱い

長けて見える強者の心も健気に儚げにその光を灯しているだけ

人は我を隠し外へ向けて良き己の姿のみを曝け出し

心の中心には鍵をかける事が少なく無い

鍵をかけられたその心はどこで解放されるのですか?

心は閉じ込められたまま置き去りですか?

優しさ、哀れみ

僅かな心の変化にアンテナを張るだけで

鍵のかかった心を隙間から逃がして上げる事が出来る

鍵、少し緩めていいんじゃないですか?

強者ほど心はナイーブで繊細な物

強く振舞う事が当たり前となった時

心の鎧を纏い始め、いつしか鎧の脱ぎ方を忘れてしまう

鎧の中は脆く崩れ易くなっている事に気付かずに・・・





2004年08月05日(木) 祭の恩恵とは

夏祭りと賑わいの多い中央に居るお陰で商売にならないのが今年の現状。

それまでは店外で酒類を売ったりしていた。

今年は取り決めが厳しくなり普通の店舗前や一般店舗は出店が制限され

出来なくなった。

わざわざ町のど真ん中でJAZZ演奏や舞台を組んでいるにも関らず

昨年は出店費用まで徴収し(自店前敷地内でもだ)、今年は更に出店は制限されると言う雁字搦めの状態。

町内商店会に加盟していても恩恵はまず受けられず

要らぬ役目の多さに目を伏せるばかりである。

町の中央でイベントを組む事の主旨とは何だろう。

町に対して店に対してお金を落す客が多くなる事

そして潤う事が前提の為のお祭り騒ぎだと思うのだが間違いだろうか。

結局何も生まぬただの騒がしいだけの数日間をこの週末まで耐えねばならない。

商店会が行っているのは単なる、門前商売の待ち商売。

攻めを知らぬ臆病な小兵の集まりとでも言おうか。

今回俺と同じ意見を持つ町内の店主は多い。

実際盛り上げなければならないはずの町が行っている事は

まさに『本末転倒』と言えるだろう。







2004年08月04日(水) 知識過多と耳年増

人にボキャブラリーが豊富だねって言われる事が有る。

37年間色んな経験をして来たのだから

少しは色んな知識や経験がバネになっている事も少なくないと思う。

経験が全てでは無いかも知れないけど

おれは自分が、しなくていい様な経験をしたり

本業だけじゃ持たなくて、色んな手伝いやバイトや、色んな職を試した事も有って

多少の酸い甘いを利き分けてしまったおかしな部分が有る。

人の助言をする時に経験談をする時が有る。

経験談の中には当然俺だけが思う主観や偏った見方も有ると思う。

人にとってその人が得るべき社会経験で有ればそれは行わせる事が良いことなのか

それともおせっかいを浴びせるのが良いのか

良く迷い考える。

下手に知識が過剰して耳年増になるとその分人への見方や

関心事に対して引き気味な接し方にならざるを得ない。

決して良い事では無いと思うが

やはり元来の性格の災いが成す所が多く有る。

治らないな。

この性格。

厄介で嫌な性格だな。




2004年08月03日(火) キレる

毎度ながら先生に呼ばれて体調が思わしく無かったがつきあった。

時間も遅い帰り道、自称元893の「M」が声をかけてきた。

数人で飲んでいたらしく、見知らぬ3人と一緒だった。

その内の2人はMも初対面らしかったが、途中意気投合し混ざったらしい。

一人は上背も有り真面目風、もう一人は今時珍しいリーゼントに趣味の悪いアロハなチンピラ風だ。

おれは体調不良も相まって、今の病気は酒が誘発すると言う事も有ってか

最悪な体調でいた。

出合ったその時間から一軒付き合って欲しいと言われ少し歩いた。

すると初対面のうちの一人リーゼントが俺に喧嘩を売りた気だった。

リーゼント「兄さん、目つきよくないね」

おれ「そうか? そうでもねえぞ良く見てみろ、愛らしいぞ?」

リーゼント「おい兄さん」(目を上下にゆらし、ついでに体もゆらし、俺にメンチを切るダサ男)

おれ「おまえ、目ぇあいてんのか? 良く見ろほら」

と言いながら、リーゼントの頭を持ち、俺の額にくっつけ目をむりやり見させた。

当然俺の声は酒で枯れ地声。

深夜の飲み屋街でまたしても大声で叫び年甲斐も無くもみ合いを増やしてしまった。

なんだか毎年夏に一度は喧嘩する事が恒例のようにもう4年も続いている。

結局Mがどこかへ行っていた後用事から戻り

「おい、おれの先輩なんだから、くだらねえ事すんなよ」

と言いつつ俺をMの車に乗せ駐車場まで乗せて行った。

結局どこにも飲みに行かずに帰るのみの数十分間におれは何をしてるんだろう。

いい年して、体も言う事聞かないのに。

┐(´д`)┌やれやれ。。。






2004年08月02日(月) 狂犬病

日本では一部の言葉とでしか耳にしなくなった『狂犬病』と言う言葉。

実は仮に人間に感染した場合致死率は100%だそうだ。

しかも犬にばかり感染するのでは無くあらゆる『哺乳類』に感染をするらしい。

全世界に最も多く存在する身近な怖い病気と言える。

数年前に比べペットがあらゆる環境で入手可能なため

ろくに予防接種をしないで飼育するケースが増え全体の4分の1も予防接種が減り

結果的に狂犬病が再び猛威を振るおうとしていると言うのだ。

人間同様に大事に扱うペットで有れば出来る限り気を配って上げて欲しいと思うものだが。

猫可愛がりでは何も生まれず何も残らない。

大事にしたいね。

愛犬だからね。




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