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- 諸行無常 -

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2003年11月30日(日) フォルクスワーゲン・ポロ 前期型

同社ポロはゴルフよりワンサイズ小さめのコンパクトカーで

現タイプは1400ccにダウンサイジングされていてその分エンジンはアルミ製でDOHC

ブレーキが前後ディスクに変更されたり初代ゴルフとほぼ同サイズとなっている

素晴らしく良い車。

実は前期型もイッセイを風靡した車で、乗り味は現在の元とは少々異なる。

それはエンジンがまず1600ccで有る事。

これに関しては現モデルよりも下のトルクがパワフルなのは乗れば顕著に解る。

後は細かい事を言えば後輪のみドラムブレーキだったり、エンジンがスチールのOHCだったりするのが残念くらいで

この前期型には、実際のフィールは良い点が多い。

当初ドイツ車と言えばハンドルは重く、本国のアウトバーンを走りぬく為の安定したタイヤ選択とハンドリングが重視されすぎていた

しかしこのあたりのドイツ車からは少々勝手が変わってきた。

ハンドルはリニアに反応し、微動な挙動にも反応する。

もちろん高速では安定した走りを見せる。

POLOにのって山道を走って見て解った事だが

初めはこの車の特徴であるべき、短いホイルベースと柔なサスが災いして

ファン・ドライブには向いてないのでは無いかと思っていた。

ところが以外に粘ってくれるのだ。

それからブレーキ制動も必要にして充分。

シートに関してはVWは元々評判が良いので長期着座でも不満は無いと思う。

もしもPOLOの中古購入を考えている人には

97年式以降のPOLOはかなりお勧めだ。

但しどんな車にも有る事だが、POLO同様、前のオーナーの乗り方や世話のし方次第だと言う事と

あたり外れが必ず有る事、それからミッショントラブルがたまに有るらしいので、信頼したディーラーか又は販売店で選び

保証をつけさせて購入する事をお勧めする。


2003年11月29日(土) ブロンドライフ

同名の映画を見た。

主演は好きな女優の一人、アンジェリーナ・ジョリー。

スタイル抜群で身長も高くアクションもこなせる彼女が、ラブコメタッチを演じる。

舞台はアメリカの放送業界。

先般の日記にも書いたような物がテーマとなっていた。

虚偽に自分を着飾った美人レポーターが、仕事に身を売る余りに、自分の本当の優しさを捨て

仕事に盲目になってしまうため、大切な物をのがして行ってしまい、それに気付く事が出来ないと言った物。

やはりどの国でもどの世界でも取り沙汰されるのは

本当は自分を殺して何かをしているのでは無いか?と言う

問いかけを含めた 盲目になった愛情や恋愛、家族愛と 言った物。

虚栄に溺れ自らを失い、結果掴んだ物は薄っぺらな自分を偽ったもうひとりの自分と言う偶像。

ストーリーそのものは大したストーリーでは無いけれど

大切なテーマが描かれている事に感動。


2003年11月28日(金) おかしな税法

平成17年から消費税の課税対象事業者への金額が下限変更された。

これまでは年間3000万円超の事業者を対象にしていたのだが

1000万円超に変更になるそうだ。

コレにより中小事業者の殆どが苦しい懐事情の中、無理をして消費税捻出をしなければならなくなった。

年金もそうだが、色んな所で税額が増え果たして無駄な税金になってはいないだろうか?

自分の事業のみで考えた場合、物の流通販売に生きる人間が事業上

お客さんから消費税を預かる形となるが、当然仕入れる際に先様に消費税を足して支払をするわけだ。

結果的に消費税を重複して払っているような計算になる。

流通に生きる事業主が出来る限り内容を良くして行くためには

原価を低く粗利率を上げると言う方法を取らざるを得なくなる。

そうすると結果として生産する側の企業努力が要求され

海外の人件費と言う部分に以来が増し、まさに特化した一つの流れになってしまう。

国内の工場や人は職を失い結果更に貧困を生む。

こんな増税方法でいいのだろうか?

世の中の底辺を支える中小企業を蔑視した扱いでいいのだろうか?

ますます政治に携わる不満は増えるばかりである。



2003年11月27日(木) 招く災難と虚栄の非現実

虚栄心が旺盛な人が世の中には結構いる。

可愛い虚栄心は人を楽しませるに留まり諸悪には発展し得無い。

虚栄を張った後の人間はその虚栄から身を守る為に様々な苦悩を強いられる事になる。

各各の人間性を使い分け幾つかの自分を己の中に作り上げて行く事は

容易く見えて反動も大きい。

人は安定や安心を求めて日々、現実や社会と戦い、自分の居場所や

核をつくって行く。

しかしながら安定は時に招く災難を受け止めるだけの力を奪ってしまう。

受け入れられざるその災難は、己の安定や安心が作り出す慢心に酔い、見えない大きな壁となる。

壁の向こうに有るのは、人への心からの優しさや努めて受け入れられる人間性のみが尽くしてくれる、自分が与えた分の、自分への暖かさ。

虚栄も扱いに寄っては人への反感を買い、そして己に大きな壁となって帰ってくる事となる。

気付いた時に遅い自分への更生は何も生まず、ただただ虚しさのみを感じる事となる。

人が人と繋がりを持ち、ただしき道ならずとも、互いの信頼し合える環境を作り出す事が何よりも重要だと言う事

そして答えの出ぬ行動も努めてやりぬく事が良い結果を生み、やがて人の心に訴える。

慢心こそ精神世界での一番の敵であり、醜い奢りである。

足を浸けてしまった人よ、遅い自らの自責に駆られるよりも

この先の己の慢心に飲まれぬ様、心がけよ。

今有る困難はさほど大変では無い。

そして困難無くして人は成長せず、心も懐も豊かにはならぬはず。

辛く大きな壁こそが自分への試金石。

死を持って逃避をする無様な償いは何も生まず卑怯である。

生きてその様を良き志しと変えよ。


2003年11月26日(水) アシュレイ・ジャド

久し振りに幾つかビデオを見た。

ザ・コア と 恋する遺伝子 と スナッチ。

ザ・コアはアメリカの権力を象徴するかのような展開と結末だった。

スナッチはおれの好きなブラットピットが出ていて色んな展開の待つ

ロードムービー風な味付けの有る映画だった。

結局はチンピラ&マフィア映画なんだけどそういうのがオレは好きなので

かなり満足した。

オマケにブラピのファイトシーンも有ってかなり満足した。

恋する遺伝子は 俺の好きな女優の一人アシュレイ・ジャドが出ていて

ラブコメディーだった。

それほど驚く内容では無いんだけど、やっぱりのりが軽くて見易かった。

アシュレイは少し太ってたかな。

この作品では。

でもショートが似合う女優って結構いると思うけど

この人は格別に似合う。

でも典型的なアメリカ人体型だ。笑。

来月はK1、サッカーが目白押し。

楽しみだ。

((o(▽ ̄*)oワクワクo(* ̄▽)o))


2003年11月25日(火) オヤジのボトム

今日はイタリア軍のユーズドのカーゴパンツをようやく探し出し手に入れた。

裾がゴムになっている部分を剥ぎ出し、ファスナーを全開にして履くのがイタリアオヤジ流。

少し大き目を探し出してようやく手に入れただけに喜びもひとしお。

これから膝のパッチを外し、裾ゴムを外しカスタマイズしていく。

本当ならステッチもかがり直したい所だがいい布が無いので却下。

そしてまだこれから探しているユーズドが2つ。

1:ベルベットの細身のジャケット

2:ワッフル素材の軍用サーマル・インナー

この2つだ。

オヤジならではの着こなしが出来るのもこの年ならではのアイデアと着方だ。

ひそかに色んな楽しみを見つける事が得意で大好きなおれは

やっぱり精神的に大人になりたくない第1人者かも知れないな。

まぁ、生きてる以上は楽しまないとね。

あ、そうだそうだ、ティアドロップ形のオールド・レイバンも探さないとね。

┐(  ̄ー ̄)┌


2003年11月24日(月) オヤジと言うイカしたカテゴリー

久し振りにカルティエのトリニティをつけてみた。

男がリングをしたりピアスをしたりと言う事に結構反発的だった俺が

有る時を境にリングだけはする様になった。

それでもまだ抵抗が有る方で、ピンキー?(男の場合はこうは呼ばないと思う)

として子指にはめるのはいいのだが、おれは指が女っぽい指をしてるので

なんかナヨナヨして見えるのが気に入らないからだ。

もともとアンティークのカレッジリングやゴシックなリングを子指にはめて

マフィアっぽくするのが俺はすきだった。

もう処分して売ってしまったけど、昔のラルフローレン製のシルバー台に

平面にライオンが描かれたオニキスのリング(アンティーク)をしていた事があった。

売る時はもったい無いけど、お金が必要な時だったので処分してしまったけど

今になるとやっぱり惜しかった。

もともと古い物好きな俺がアンティークを手放すと言う事が結構度胸がいる事で

アンティークって言うのは縁物なので、同じ状態、同じ物って言うのは

2度と手に入らない。

だからこそ後悔が出てきた。

今持っているものの中にエルメスの馬の頭を象ったシルバーのメッキのリングがある。

これもかなり古い物だけど、生まれて初めて買ったエルメス製品だ。

これはとっておこうと思った。

それから美容室の社長の清沢さんを見て欲しくなった(過去日記参照)このトリニティも

ようやく金製品が嫌味無く付けられる年代に自分がなった事で

またつけようと思わせられた。

年を重ねるとこういう楽しみ方も有るもんだ。

今はニットキャップがかっこ良くかぶれるような白髪に憧れている。

ちょっとづつちょっとづつ年を取って行くけど

カッコイイオヤジとしていつまでも自分を持っていたいと思うこの頃である。



2003年11月23日(日) 連休ある日の幸せ模様

雨がようやく上った連休の初日。

めいっぱいお洒落をした女性が、コンビニで彼の車を待っている様子。

待ちきれずコンビニの外に出て電話。

寒くて真っ白のほっぺたを赤らめて彼に電話。

そんな一時の幸せの図を見ました。

寒くなって来た。

もうすぐクリスマスがやって来る。

早いよね。

一年て・・・。





2003年11月22日(土) 公園の冬

職場の前にある小さな公園がようやく遅い紅葉を始めたと思ったら

昨日からずっとクリスマス用のオーナメントを飾って

もうクリスマスの飾りと催しの準備してた。

夜になると綺麗だよ。

毎年同じだけど枯れ木にロープ型のランプを巻いただけの球が

幾つも色んな木に飾られるんだ。

こういう景色が目の前で見られるだけ、仕事の環境はいいのかな。

目を休める事が出来るしね。

もうすぐ雪が降るのかな。

寒くなってきたからね。

あっという間に雪になって、また春まで冬景色。

一年があっという間に過ぎる様に感じる最近は

本当に遣り残す事の無いような、毎日を送らないと

おれのちっぽけな人生なんて、あっという間に終わっちゃうな。

もっともっと楽しい事を沢山見つけて

全部やりたいな。

『幸せは分かち合ってこそ幸せ、一人では味わう事が出来ないもの』

冬はもうすぐそこ・・・。


2003年11月21日(金)

雨が続いてる。

最近自分の行動に結果が見えず苦しんでいる。

様々な事に対しての結果、答えを求めて、初めて、プラスマイナスが埋まる

そんな毎日を送っているのに、答えが中々見つからず、結果もついてこない。

右往左往しようにも身動きが取れない。

おれは元来の苦労が多い事が原因で苦労って言う言葉が当り前になり過ぎて

そんな環境と状況に慣れすぎている。

だから普通一般が解らないし見えない。

おれは人と感覚がずれているかも知れない。

色んな事に対して、自分が正しいと思う事も本当はずれているのかも知れない。

理論武装したりして自分を正論がましく作り上げても

それが世間一般的に間違いだとしたら、どうだろうか。

おれの人生の一部の中に大きな間違いがもしも多ければ

無駄に時間を使う事になってしまう。

せっかく受けた生だから、心の負担の掛からない、楽しい毎日を送りたい。

人の死や人の堕落ほど残念なものは無いから。。


2003年11月20日(木) 車の話

数台乗り継ぎ、今はオペルアストラワゴンになっている。

元々車が好きなのと知り合いがブローカーや車屋が多かったので、色んな車を乗って見たが

今のこの車はサスのダンパーをビルシュタイン製(ドイツ)に変えて有り

マフラーもアンサー製(アルファロメオ等のマフラーを作る会社)になっている。

あとはドイツ製のアルミホイルが履いてあり、若干車高調を施してある。

この車の前に乗っていたのがメルセデスだったのだが

乗り味がぐんと変わってコンパクトスポーツワゴンと言った感じで

元々荷物を載せられる車なら何でも良かったのだが

ドイツ車はポルシェ以外は全部乗ったけど、それぞれの味付けで、3種3様だった。

大きなワゴン車のスポーツタイプはいかんせんパワーを持たせても

車重が重くファントゥードライブにはほど遠い。

Cセグメントと言われるこのクラスは今一番おれが楽しみにしてるクラスで

今まではゴルフやプジョー、ルーテシアなど色んな車種が

混在していたが、今、全体的に車格が上り、このセグメントには

VW/POLO プジョー206等も 入っている。

おれの今乗っているアストラワゴンは、乗り始めの時点で、距離もかなり行っていたし

イカレ部分が結構有った。

それも直しながらの愛着の湧く物が古い車と言う物だ。

ほかの物でもそうだが、おれは気にいると、どんな物でも大事にする。

元々が古い物が好きなので、結構大事に愛情を注ぐ。

今まで乗ってきた車の中で官能的だったのがBMW。

そして高価値観でアウディ、メルセデス。

これから一生をかけて手に入れて大事に持ちたい車が

●旧アルファロメオ・スパイダー・ベローチェ 最終型(デュエットボディ)

●旧メルセデスベンツ 500SL(平行)

等だ。

車は男の尽きない趣味の対象で、男はかく子供で有りたい。

女は理解の有る女であって欲しい。

それがおれの趣味性を高める理想像のひとつ。

いつも何かの為に頑張る目標が有って良いと思う。

こんな目標がおれには沢山ある。

だから毎日頑張る。




2003年11月19日(水) 思う事

今日田中真紀子議員が再当選後初登庁したらしい。

今度は民主党として無所属クラブに所属のようだ。

早くも小泉総理に対し牽制をしたらしい。

『小泉さんの総理大臣になった時点で小泉さんの改革は終わってる』と 発言したそうだ。

政治の世界は余り詳しく無いので良く解らないが

投票率の悪さが戦後2番目となった今回の衆院選で

どうして投票を増やす為の努力が無いのかを、おれなんかは素人的に思ってしまうのだが

そもそもテレビを運営している民放は、スポンサー料を得て、成っているのだが

同じくして芸能人は広告の役目を担う重要な部分も持っている。

選挙に向かわない若者がどうして、低迷していたバレーボールの人気を

ここまでジャニーズがタイアップして持ち上げた事のようなマネが出来ないのかが不思議。

もっともっと広告利用の為に芸能人を使えばいいのに。

まだまだ圧倒的に関心が少ないと思われるのは、政治が変わっても景気までは〜と

そっぽを向いている事業主と、圧倒的におおい若者が殆どだと思う。

その少しづつを振り向かせる為に幾ら、各党が『マニュフェスト』を掲げても

言葉が変わっただけで、それは各党のかざす理想『公約』に過ぎない。

もっともっと日本の中に政治が浸透する様にするためには

色々すべき事が有るのに、灯台元暗しの様な気がする。

そもそも 政治的言葉 をわかりづらくしているのは、日本語にも有ると思う。

日本は海外とは違い、ひらがな、カタカナ、漢字、がまざり表現をしなければ

ならない複雑な言語を国語として持っている。

例えば英語でさす言葉の中に漢字のような、表現を持つものはおれの知っている限り無いと思う。

結局難しい言葉使いが、日常からの関心を避け、難しい理解はしなくても勝手にどこかで決まるだろうと

他力本願に身を任せてしまう。

徴兵制もそうだろう。

日本には軍隊が無いので徴兵制が無い。

アメリカを始め、隣国韓国でさえ、徴兵が有る。

若者は徴兵を経て社会的に大人になっていくのだろうとも思える部分も有る。

日本がとっている自営隊は、言わば、志願兵と言った所だろうか。

その為、戦地におもむく自営隊派兵の問題などの関心その物も薄い。

日本は無駄の多い国だ。

前にも書いた事だが日本がある程度豊かで有る以上、どこかで無駄を省き

色んな努力をする事でもっともっと国づくりが進む気がする。

もちろん俺みたいに知識のない人間が感じる事など、とっくに誰かが感じているだろうけど。

ふとそう思ったのがこういう問題だった。

暮らし易いようで居て不自由はやはり有るのが日本なのかも知れない。


2003年11月18日(火)

最近良く眠れていないせいか夢を良く見る。

カラーで現実的な夢。

動物が多く出てくる事とかも多く、本当に様々な夢を見る。

夢診断の本を見るけどそれほどたいした事はかいて無い。

とにかく夢を良く見る。。。

今日はK1の中量級の試合を見た。

熱くなったのは 魔裟斗 の試合。

ボクシングの元世界王者相手に徹底した 殴り合いを避けた試合だった。

ローキックのヒットアンドアウェイのみで2RでTKOだった。

その後、熱くなった俺は、ジーンズを壁に吊って

シャドーボクシングをして 体中筋肉痛になったのは言うまでも無い。

・・・・。




2003年11月17日(月) プライド ミドル級GP

昨日は久し振りに熱い戦いを見た。

プライドという総合格闘技の中量級の事実上王者決定戦だ。

準決勝が行われ ランペイジ”クイントン”ジャクソンとヴァンダレイ・シウバの決勝戦になり結果シウバが無敗の優勝をした。

おれはプライドの何に面白さを感じるのかと言うと

打撃VS打撃、寝技VS寝技、寝技VS打撃、と言った色んなケースの組み手に面白さを感じる。

昨日は柔道の吉田が打撃のシウバを9割がた推し進めたが、打撃を恐れ消極的な試合運びになり結果、判定負けになった。

ただし柔よく剛を制すを見事体現し、シウバをここまで追い詰めたのも、吉田が初めてだった。

その後暫定王者決定戦として、打撃の雄、ミルコ・クロコップ VS 柔の雄、アントニオ・ホドリコ・ノゲイラの一戦が有った。

これも大判狂わせ。

劣勢だったノゲイラが勝った。

これも柔よく剛を制すだった。

とにかく熱い試合の連続になかなか寝つけない夜だった。

(と言いつつ数分後には寝ていた)


2003年11月16日(日) フローター・キャンドル

グラスの中の水に浮かぶキャンドル。

グラスを透して穏やかに光る。

何かに燃える火とは違って炎の先が穏やかに揺れる。

オレンジ、赤、ブルーが混ざり

ほんの少しの風に炎の先を揺らす。

キャンドルの周りだけ時間が緩やかに進む。

ほんの少しの心の休息。

人は時間の過ごし方を忘れ始めている。

所有欲よりもなによりも有意義にもっともっと

時間を裂いて良いと思う。

便利さが生んだ社会的な飽食が素敵な時間を忘れさせている気がする。


2003年11月07日(金) 山の冬支度

この前、随分久し振りに山に登った。

鏡池まで行ってきた。

山の景色はその日の午前中まで雨を降らせていたが

厚く大きな雲と一緒にすこしづつ晴れて行った。

岩山が剥き出しになった山肌と針葉樹林の色のコントラストが自然と目を癒すような景色だった。

池の水かさは減り、裸の樹木があちこちに顔を出し

高原なりの風景を作り出していた。

風もやはり少し涼しかった。

あまり知られて居ない観光の場で、とってもちいさな池と散策路が有り

結構県外の人が来ているのを見た。

澄み切った空気と下界とは違った、苔の香りを含んだ山の香りが一面に広がり

呼吸だけで体が洗われるようだった。

その後も色んな場所に行って見たが、久し振りの景色も全て何もかもが変わらずに有った。

癒される景色と空気そして音楽と少しの食事が有れば

結構満足なおれの時間の過ごし方だ。

いづれは八ヶ岳山中か山中湖畔に住みたいとずっと思っている。

人が人らしく生きて行くために最も必要なのはストレスを持たずに生活をする事だ。

昔の人が病気になり辛かったのはストレスを感じる物が少なかったせいだと

おれは思っている。

自然体を手に入れる為に今を頑張ろうと今も常に思っている。


2003年11月02日(日) 昼下がり

最近、穏やかな日がずっと続いている。

今朝職場に向かう途中、とあるコンビニに立ち寄り、幸せそうな風景を見た。

ひとつのカップルがワゴン車でやってきた。

どうやら店内に地図を探しにやってきた様だった。

女の子は飛びっきりお洒落をした様子で男性はとってもトラッド。

余り有る休日の昼下がりにどこにいこうか考えていたようだった。

幸せの1ページを垣間見た気がしました。

久し振りに高い空と雲を見ました。

今日もいい天気が続いてます。



toto