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2003年10月31日(金) マトリックス・リローデッド

随分の間、前向きな自分になっていたつもりが、一日のうちに度重なる苦痛に

顔を背けざるを得なくなり、少し駄目な自分が顔を出した。

結局仕事を早目にハネてビデオ屋に行き『マトリックス・リローデッド』を見た。

考えても仕方無い事もあるので、こういう時は決まって映画を

しかも結構没頭できる物を見る事にしている。

まもなく完結の3作目が公開されるのを前に2作目は想像どおり

気を持たせる終わり方だった。

それでもやっぱり、面白かった。

元々フランス映画みたいに考える映画が好きなおれは、今日みたいに疲れるとかならずこういうスカっとする物語を見る。

背景を考えずらい映画では有るけれど、キアヌ演じる主人公のロープ・アクションなど

とっても見ててカッコイイと思ってしまう。

結果夜も眠れないまま車で山までひとっ飛び。

早くいい結果の残る人生にしたい。

早歩きの35年もここにきて少し歩みも遅めになったかも知れない。


2003年10月30日(木) 消費税総額表示指定

来年4月から物販などのタグ、所謂、商品価格表示の表示方法が変わるらしい。

これは特定業者以外例外無く適用されるもので

1000円のものなら 1050円、または1050円(税込み)、等と表示が

義務付けられるもの。

これは消費者には色んな影響が有ると考えられる。

見易いなどの計算上のメリットは良しとしても

値段表示を変更するためのコストや、機器類の設定変更

それから何よりも値ごろ感を出して売る際のインパクト低下である。

980円や98円の商品を税込価格で販売するとなると1029円、103円の表示になる。

これでは値ごろ感なんて感じないかも知れない。

何をきっかけに何を必要でこの様な法案を決定したのか

解らないが理由の無い法案に世間を動かして欲しく無い物だ。

無駄の多い日本の政治観に疑問。

※電子メールや広告など全ての表示にかかわる重要な改正である。 但し、消費税課税業者以外は変更が必要無い。(消費税課税業者とは年間売上が3000万円を越える業者を指す)



2003年10月29日(水) ガウディ建築『カサ・ミラ』

おれはアントニオ・ガウディが大好きだ。

かの有名なサグラダ・ファミリアもまだまだ建築中。

あと100年かかると言われてるのは有名な話。

このまえ久し振りにガウディ建築の特番を見た。

ガウディの生家から礼拝堂までの間の道は殆どがガウディ建築だという。

それはガウディが毎日製作中のサグラダ・ファミリアまでを歩きながら

眺める為だったとも言われている。

その途中にある『カサ・ミラ』という所謂アパートの建築が俺はとっても好きで

彼の建築家としてはまだ駆け出しの頃に作った物だ。

晩年彼が死を迎え礼拝堂の中に埋葬されるまでの間、その殆どが

聖的な建築物の創造で終わったため、この様な一般建築が少なくなった。

カサ・ミラは曲線を使って作られた、どこか有機的な建築で

リゾート建築として見る事も出来る。

いつか死ぬまでに一度バルセロナは行って見たい場所のひとつ。

おれの考え方の中には、『旅は時間を買いに行く物』と言う考え方が有るので

スペインはまさにそれにはまる場所と言える。

他にもアンコールワットやマチュピチュなど行きたい建築物のある国は有るのだが

今はとにかくバルセロナ。

行った事がある人の話しでもいいから聞いて見たい。


2003年10月28日(火) マーヴィン・ゲイと佐野元春

『昔の佐野元春』がすきだった。

佐野元春は歌も決して上手では無いし、むしろヘタ。

では彼の何が好きかと言うと、1番は詩、2番にジャジーな曲だ。

彼の詩の中には彼が一時、住んでいたニューヨーク、マンハッタンなどの

情景や外国人の友達の死など、様々なストーリーがお洒落な描写と共に描かれている。

初めてマーヴィン・ゲイを知ったのも彼の曲の中だ。

実の父親に頭をすいかの様に銃で打ち抜かれた彼。

そんな彼が生前残したソウルが大好きだ。

佐野元春はどこかマーヴィンゲイをリスペクトした部分があり

また、ジャズを取り入れ始めた所までは良かったが

その後の佐野元春には何も感じなくなった。

そんな青春を重ねる様なシンガーがみんなにもいると思う。

『マーヴィン・ゲイの哀しげなソウルにリズム併せて行けば・・・』(Down Town Boy)

こんなフレーズが頭をよぎる様な事が俺にも良くある。

有線でアメリカのジャズFMをかけているせいで、よくマーヴィンゲイを耳にする事が多い。

最近精神的に少し疲れているせいか、ソウル・バラードが耳に効く。

昔の音楽と言うのは当時の思い出と共に保存されているから、いろんな事を思い起す。

もう36年間も生きて来たんだなと、改めて思った。


2003年10月27日(月) 日本至極至上主義

ファースト・ブランド攻勢の強い日本でそのブランドの全世界の総売上高の

約4割を日本が占めているらしい。

なぜ日本の若者はこのようなブランド製品を買う事が出来るのか。

それは多国の殆どの若者が18を超え成人すると

自立し一人暮らしを始めたりその夢の為にあらゆる事に自立を意識し始める。

日本は家族同居と言う一つを与える状況が有るために

家賃や様々な経費を賄う事が少ないのが現状。

海外の人たちは学生時分には勿論お金は無いので買えず

成人してもサクセスを掴むまで、このような物に縁が無い。

日本がどうしてこれだけのマーケットを持ちながら不景気なのか。

それは一つの鎖国的発想が持ち出した内弁慶的な

自己顕示である事が言えると思う。

それがゆえ日本の消費は今や面白い現状があり

入手困難なブランドの作る某バッグには2次流通と言う新たな市場をも作り出した。

定価で購入する>質屋あるいはリサイクル店に定価以上の高価で買い取ってもらう>店頭に流れ2次的来客がそれを買う

この間には知っているだけでも50万以上もの粗利が生まれる物が有る。

日本人の至上主義が作り出す永遠の鎖国的消費社会。

一部の突出したマーケット以外が寂しい風を纏い不景気を煽っている。

様々な意味での淘汰の時期に日本は居るのかも知れない。


2003年10月25日(土) キャッチミー・イフ・ユーキャン

同名の映画をレンタルで見た。

実話が元になっているスピルバーグ作品だ。

レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスが共演する大物詐欺の物語。

おれはこういう破天荒な人の物語が大好きだ。

誰でも一度は憧れるルパンやダブルオーセブンみたいに

人を欺き華麗に泥棒やスパイをやってのけるその生き方。

ディカプリオ扮する役はとっても大胆な詐欺だった。

パイロットや弁護士にも扮し、最終的に(現在も健在らしいが)FBIの

偽造犯罪防止の為の捜査に加担し、懲役を減役し、今も尚、結婚、そして子供3人と共に生活をしているという話しだ。

この人の本当に偉いなと思う事が2つ。

ひとつは弁護士の司法試験をどんな手でクリアしたのか。

これは物語の最期にも言っていたが、『2週間勉強した』と言うものだった。

これには驚いた。

それから、もうひとつ。

FBIの捜査協力後、偽造不可能な小切手帳の作成に成功し、今尚、印税で生活している事。

これも犯罪経験無くしてはありえない事であり、尚且つ、社会復帰を真っ当な形でし、富をも得た事。

これらの犯罪に動いてしまった理由は幼少期の環境に有ったと言う。

父の事業の失敗、母の浮気による離婚。

本来有るべき家庭の姿をほしがるがゆえの、豊かな人間への彼なりのアンチテーゼだったに違いない。

おれにも同じ気持ちが有ったから時代のルパンや007になりたい気持ちが沢山あった。

育つ環境と言う物が子供に与える情操は本当に大きい物だとあらためて実感する。

物語そのものは簡単なストーリーだけにぜひ見て欲しいと思う。





2003年10月21日(火) 早い一ヶ月

一ヶ月って早いなあ。

あっという間に次の月になっちゃう。

先月やっとの思いでやり退けた事もまたもう今月だ。

早いなあ。

この前、所持金僅かで9割近い打率で、UFOキャッチャーしたら

5匹の犬をとりました。

あれは気持ち良かったなあ。


2003年10月20日(月) 人の心に触れる事

にじみ出る人の優しさを見た事がありますか?

にじみ出る人の心を顔や行動に見える事がありますか?

人って顔にそれまでの自分の人生や考え方心の中が出るような気がします。

どんなに形だけ口頭で優しさを語ったって、行動が伴わなかったり

顔に含みを持つような人もいる。

優しさを無償に与えられるような人にこの1年位の間に出会えてる気がする。

どんな物でも形に見えない優しさでも見える優しさでも

心を動かす『強さの有る優しさ』は、真似して出来る物では無くて

持って生まれたそのひとの心の深さと、育ってきた環境によって出来る事なんだと痛感する。

この数日間に幾つかの人の優しさに触れ

心を少しだけ暖める事が出来て、自分の下向きな心を持ち上げる事が出来た。

心が病めば病む人ほど人の心の温かさを芯で知り、人への温かな愛情や優しさを

注いで上げられるという事も色んな人を見て知った。

人の心は踏み込みすぎてもいけないけれど、言葉無くして通じ合える心のテレパシー見たいな物が自分に見に付くには

やはり沢山の優しさを分けて上げる事が出来ないと相手の優しさにも触れる事は出来ない。

それが『真の優しさ』なら 当然 相手にも伝わり 相手からも 帰ってくる。

それがテレパシーだと思っている。




2003年10月18日(土) 御馴染みの警察官

職場の前の道は駐停車禁止の区域で、いつもは車を契約駐車場に置いてくるのだが

そこから持ってきて残業をしようなどと思い持ってくると

必ず声を掛けに来る警察の親父がいる。

彼はいつもタイミングが良すぎて驚くくらいの見事さで

車を持ってきて置いておく時に限って警らに来る。

いつもまじめに駐車して居る時は来ないのに。。。

でも今日は3人で声をかけにきた。

『仕事いつもご苦労だね、いつも仕事しに来てるのはわかってるからさ、苦情来ない間はいいけど、来る前にはどけてね』

などと声をかけていった。

昼間来る時も『また車たのむよー どけといてー』

と、声をかけてくれる。

もう馴染みのようだ。

ただそれがなぜかと言うと、以前この管轄の交番へ駐車禁止を取られた事に

腹を立て、2度ほど文句を言いに言った事があり、

初任の警察官をも半ば脅し同様に口頭で喧嘩をした事があるからだ。

まあおれは元々喧嘩が無いと仲良くなれない人間で、人の本質はそういうところで

見えるもんだと思ってる。

所詮中身を出さずに悶々としている人間の口から出る本音というのは

あまり信用していないからだ。

警察も大変だ。

お疲れさんて感じだね。


2003年10月12日(日) K1=喧嘩したい症候群

K1を見て熱くなる人っていると思うんだけど

なぜか首を引きながら上目使いで集中して見るんだよね。

俺の場合。

それから熱くなって喧嘩したくなる。

急に筋トレもするしね。

今日は色んな事で頭の中が一杯で喧嘩したくなった。

思いっきり手を振り抜いて誰かと喧嘩してグシャグシャになりたい時が有る。

もうそれくらい目茶目茶に喧嘩したかった日だったな。

今日は。

良いこのみんなは真似しないようにね。

( °┌・・ °) 


2003年10月11日(土) 想像過剰

何かに考えすぎるって事無い?

おれは昔から想像力が豊かで、考えすぎる傾向が強い。

色々ネガティブになるような生活環境が有ったせいも有ると思うけど

元々が考えすぎて色々頭の中で消極的に作りすぎてしまう時が有る。

要らない事考えたり色々。

今日は連休の中日のせいか、仕事がとっても暇だ。

明日少し忙しくなってくれるといいな。。。。


2003年10月10日(金)

今日は有る事で頭を悩ませてた。

するとある人から半ば強制的に電話が来た。

悩みの内容を一時、解消してくれると言う。

その人は直ぐに行動をする様にと、急かしてくれた。

その人はしてくれた事に対し人徳だと言った。

人の優しさに触れる事。

それは嬉しく思うよりも、もっと尊く、人との間の心の会話が出来た様な

そんな気持になる。

奢りでは無く何かを感じるその心からの優しさに

ただひたすら心で感涙した。

自分が人に同じ様な物を与えられたら良いと思った。



今日、精神カウンセラーの書類を貰ってきた。

何か人の役に立てる日が来るだろうか。。。


2003年10月06日(月) 今の価値

諸行無常と言う言葉があるのを聞いた事あるかなあ。

祗園精舎の鐘の声〜で始まる文節を聞いた事が有ると思う。

諸行無常とは生きて生活をしている以上

万物がそのままの状態と言う事は無く

かならずどんな物でも変化し、時を刻み、移り行く事を

指すのだそうです。

人の心やこの世の全てが、時間によって支配されている以上

やり残した事や無念の無い様にしなければならない。

今をもう一度、生きる事はないからね。




2003年10月05日(日) 金木犀

金木犀が香る季節になって来たね。

店先、駐車場、いろんな所で ほんのり流れて来るんだよね。

金木犀の香りって。

すごくいい香りなんだよね。

自然のアロマと言うか、ほっとする香り。

今日も数人の友達から花束が届いた。

頂いたみんな、本当にありがとう。

明日は結構辛い現実が待っている。

朝早く起きて墓前に祈ろう。

何も無く無事済む様に。





2003年10月04日(土) 心の献花

一周忌の法要が終わり、命日を2日後に控えるようになった。

早い一年だった。

今日一束の献花が届いた。

遠く離れた友達二人からの贈り物だった。

別の遠く離れた友達からも贈る手配を取ったと聞いた。

それほど常に親密にしていた訳でも無いのに、心のこもった献花を頂いた。

こういう予期せぬ物は心に響く。

嬉しいものです。

時節柄そう行った向きの来訪が多かった一日でも有った。

改めて合掌。




2003年10月03日(金) お婆ちゃんのお客様

今日高齢のお客さんがきた。

最近極々たまに見えたお客様なのだが、とても礼儀正しく、言葉使いが綺麗なおばあちゃんだ。

昔は色んなお洒落、海外旅行、裕福な生活をしていたらしく、物を見る目が肥えていて、古い物や価値を見出す物の種類が少し他の同年代の人とは違う。

今日は色んな物をお預かりする運びになったが、おれのデザインしたり作成しているジュエリー類や、アンティークの物に興味を持ってくれたらしく

ずっと俺の話しを聞き入ってくれた。

おばあちゃんは俺の話しを聞いてると、その一つ一つに所縁が有る事を感じ

愛着が湧いてくると言ってくれた。

アンティーク、アフリカの物、インディアンの物、様々なジャンルに偏見無く、受け入れられる

おばあちゃんの感性と心の深さ。

おばあちゃんは沢山の物を俺に預かるよう言って、今日は忙しいから帰るねと言い残し

少し買物をして、帰って行った。

おばあちゃん位の年齢でこんなにも色んな話を共有出来て、談笑出来る事が嬉しかった。

とても言葉使いが丁寧で話しを聞いてくれて心のゆとりが有るおばあちゃんだった。

こういうおばあちゃんもいるんだよね。


2003年10月02日(木) 一周忌と下部肥満

今日は一周忌の法要をしてきた。

昨日からスーツを用意しておいた。

以前オーダーにより作ったゼニアのシルク+ウール、スーパー120'sを使ったハンドメイドのスーツ。

俺の一張羅の一つで細かく注文をして誂えた。

細かく誂えたので本切羽や見返し等細部を言い始めればキリが無い。

でも、なぜかおなかあたりがきつくて痛い。

そう、太っていたので、きつい。

もうかれこれ3週間以上も筋トレを続けて来たのにも係らず、腹だけが戻らない。

腕の筋肉と肩の筋肉は戻って来たので、同じくハンドメイドのバルバ(ナポリメイド)のシャツはぴちぴち気味で心地いい。

ただし、首回りもきつい。

そう、首も太くなっていた。

イタリアサイズで標準44〜46の体型に首回り38-15〜39-15.1/2だったのにも

係らずきつい。

何度かきになっていたので、全身サイズをメジャーで計って見た。

すると、、、、

全体的に数字が増していた。

胸囲96cm、ウエスト85cm、ヒップ93cm(ヒップは変わっていない)

決してこんな体格に見えない俺は、この数字に唖然とした。

昼飯を一緒に食った友達にサイズを聞いて見ると、そいつよりも身長も低いし体重が少ないのに

そいつよりも胸囲で数センチ、ウエストで約10cm、俺の方が多かった。

今日新たにメニューを増やそうと誓った俺でした。

一周忌に何を思ったのか、心機一転。

まあ。

寂しい空気の中でしんみりするよりも、自分で何かに打ちこめてる方が、今の俺には有ってるのかも知れないので

しばらくは肉体改造第2弾に精を出す事にした。


2003年10月01日(水) 起死回生のワンチャンス義性フライで一点

今日は恥ずかしながら電気代が払えず危うく止められそうになった。

以前知らずに止められていた事があり、停電だと思った俺は情けないのですが、

今回はちゃんと解っていた。

結局払えずに一日を越してしまったのだが、ここからが悪運の導引の始まり。

ある知人から『○○○○○○○○』『どうしますか?ボス?』と、連絡。

おれは迷った挙句、『そのお金、しばらく借りよう』

そして慌てて払い、電気は繋がった。

まさに起死回生の一打だった。

やつと俺は共犯だ。

時効まで待とう。

っていうか、これを見た人、想像ついてもチクルなよ。

ちくったら兵隊飛ばしますw

(-L- ) クックック


toto