鼻くそ駄文日記
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2002年07月14日(日) 針のむしろ

人の悪口
口をすべらせた
本人の耳に入らないか
針のむしろの日々が続く

心が弱いから
傷ついているんじゃない
純粋だから
泣いているんじゃない
底意地悪いから
生きるのが下手なだけ

あの人は
自分にはあわないんだと
勝手に決めつけ話をしない
心が通うことはないだろう

嫌いな人が
好きな人より増えていく
自分を
守ることしか考えていない
人の気持ちが分からないから
今日も泣きを見るだけ


2002年07月10日(水) 暴風雨

突き刺すような雨に
痛めつけられてる
激しい波が
防波堤を超え
砂をさらっていくいま

必死で生きる
明日への力を
たくわえる

暴風雨をぶっとばせ
疑うことなく
自分を信じて
ガレキが飛び散る道を
歩いて行け

錆びたスチール缶が
踊るように跳ねてる
古びた壁が
時代の風に
壊されていくいま

自信をなくして
迷った気持ち
風に占う

暴風雨をぶっとばせ
何が起こっても
すべて受け止めろ
悪いことばかりじゃないさ
明日は晴れるから




2002年07月09日(火) 恋はできる

君の動きで
ぼくが怒りでいっぱいになることも
あるけれど
君と触れあれば
ぼくの気持ちがすぐに変わってしまうことも
あるんだ

ぼくはこれまで
遊びまわってきた
その気にさせるのも
どん底に落とすのも
要領は得ているつもりさ

それでも本気になるときがある
愛の道と孤独の道を行ったり来たり
ゴールにたどり着きたくはない
濡れた感じを味わいたいのさ

唇は至近距離
抵抗しないでくれ
男と女は汚いものさ
わからないのは
君が子供なだけだ

それでも感情が高ぶる夜がある
明日になれば気が変わるにしても
あさってになれば君を思い出す
甘いロマンスを信じなくても
恋はできるのさ


2002年07月08日(月) 会えた日

暗闇の中で
深夜テレビの天気予報
降水確率伝えてる

ベッドルーム
ブラウン管に照らされる
おまえの目は何を見てるのか

気がつくと
今日も一日が終わり
昨日は思い出にしか
生きられない
愚か者のためにある
さあ
ぼくを愚か者にできるかい

真夜中のキス
不純な想いとわがままな嘘に
愛のオブラードをかける

暗闇の中で
腰を振るおまえ
ぼくが大きいのも愛の証拠さ

気がつくと
今日も一日が終わり
次に逢えるのはいつなのか
まったくわからない
辛い日々が続くだろう
また
ぼくに逢ってくれるかい


2002年07月05日(金) スタートライン

ものをはじめることは
簡単だ
ただ
それを持続することは
たやすいことではない

新しいことに
出会うのは楽しい
しかし
何度もやれば新しいことも
古くなる

そこで
飽きてしまうぼくの性格は
非常にもったいないものだと
自分でもつくづく感じているのだが

忍耐さえあれば人生やっていけると
いう人がいる
努力ができれば立派になれると
いう人がいる
そんなことはわかっている
ただ
わかっていてもできないことが
問題なのだ

こんなぼくに説教をして
なんの意味があるだろう
ごたく並べて語っても
頭ではわかっているのだから
目からウロコは落ちやしない

曇った空を見つめ
晴れ間が出るのをじっと待とう
いつか
気分が乗るのを待つしかない


2002年07月04日(木)

ジャムにする
アプリコット
人差し指で
つんつん触る
わたしたぶん
恋してる

蒸し暑い夜の風
まどろんで
あなたのこと以外
興味が出ない

気がついてほしくて
ちょっぴり遠い場所で
ずっと見つめている
あなたは
自転車飛ばし
今日も風に乗る
わたしはいつも
置いてけぼり

勇気が足りなくて
出しもしない
メールの下書き
携帯のメモリに
悲しみが詰まる

洗い髪が冷房に冷え
寂しくて
頬を伝う一人の涙
暴れる胸の奥が
恋しい名前を
つぶやかせる

お願い好きになって
霧のような雨の中
あなたは声をかけて
期待させてくれるけど
無邪気な子供のままで
わたしを傷つける
わたしはいつも
置いてけぼり


2002年07月03日(水) 通過点

あと何キロあるのか
深い霧の中
たぶんこっちで
いいんだろうと
歩き続ける

空はどこまでも
広がってる
きっとこの空の下に
見果てぬものがあると
信じたい

いまいるところは
通過点
先へまだまだ
歩いていくよ

満足しては
そこで終わり
不満を抱えて
いらいらしても
進むほうがきっといい

この場所に李の実が
なっていようと
もう戸惑わない
揺らがない
歩き続けてやる

いまいるところは
通過点
先へまだまだ
歩いていくよ

望みが砕け散っても
力をたくわえ
ぶつかる勇気があれば
次の望みがきっとある

いまいるところは
通過点
先へまだまだ
歩いていこう


2002年07月02日(火) 笑い声

顔なんか
憶えていない
手元にある写真
写り悪くて
よく見えない

笑い声だけが
耳に残っているんです
元気のいい笑い声が
ぼくのすさんだ心を
なぐさめてくれたんです

つばめが飛ぶ空
冗談ばかり言った
大きな笑い声
聞きたくて
好きだとはまだ言えないよ

笑い声だけが
耳に残っているんです
元気のいい笑い声が
ぼくのすさんだ心を
なぐさめてくれたんです


2002年07月01日(月) びっくり

本当なのか
信じられない
こんなことが
あるのか

驚くのも
人生だ


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