speak like a...child

 

 

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虫の息 - 2001年11月28日(水)

生きてるか死んでるかと問われれば明らかに死んでるはずなのですが、
こりずに日記を書いたりしてみます。ミナサマお元気でしょうか?

最近は寒くなってきました。
一週間ほど滞在した秋田でもちらほらを雪が舞い散るようになりまして、
ちょっとばかし嬉しくなったりしたわけで、
そこらへん南国のヒトと違うもんです。

2001年は21世紀の幕開けだなどどぬかしたものの
早々と残すところ1ヶ月くらいになってしまい
な〜んだ21世紀も大したないなと思ったりしてます。
たぶん残り一ヶ月をプレステ2ばかりやって暮らしてみても
大勢に影響ないとは思うんですが、そんな勇気はありません。

なんか自分の持ってないものばかり他人に見つけてうらやましくなります。
あ、別に彼女とかじゃないですよ。
いきなりそんな連想したアナタ、オレのこと知りすぎです。
でもね、別に彼女はいらないんですよ。
たぶん一週間くらいしたら我慢できなくなって蹴るか殴るかしますから。
え〜っと、なんだっけ。あ、そうそう。
いろんなものが欲しいんですよ。
週末に街に行って買ってきます。


涙 - 2001年11月08日(木)

夢の中で泣いていた。
記憶が薄い。
誰かの曲がかすかに残る。
そんなものでは泣かない。
おそらくは誰かのために
泣いていたのだろう。


陰 - 2001年11月07日(水)

近頃口癖がある。独り言だ。

『バカヤロウ、てめぇは出てくんなっ!』

普通に街を歩いてるとき、僕はこうつぶやくことが多い。
誰にも聞こえないほどの小さな声ではっきりと言い放つ。

僕の中にはもう一人の自分がいて、って言うとちょっと大げさだけど、
そいつは別に確固たる人格があるわけでもなく、ただ存在する。
僕の記憶のある一部分の所有者。
どんな記憶かというと、自分が過去に犯した罪とか失態とか
とにかく思い出したくない記憶の集まり。
嫌なことが起きるたびにいつも彼に預けていたら
最初はほんの小さなものだったけど、
それはだんだんと膨らんで、
ついには時々顔を出すようになった。
そして僕の心を乱しにやってくる。
彼が振りまく僕の過去は目もあてられないほどのものだから
彼が出てくるだけで僕は沈んだ気分になり、暴れたくなり、死にたくなる。
最近はその周期が短くなって、追い返すのにも骨が折れるようになった。
まるで主人格の僕に居座るかのように。

彼はただ僕を苦しめて楽しんでいるだけ。
おそらく彼は出たがっているんじゃなくて
僕の中のどこかで彼を引っぱり出しているんだろう。おそらく。
だとすれば、それこそが僕の心の闇。
闇に蝕まれている感触がしてならない。
狂ってしまいそうな自分が鏡に映っている。



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