『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2006年11月25日(土) たぶん

今回の逢瀬についての日記は、
今は書く気力が無くて……(苦笑)

また後ほど、って感じなのだけれど。
 
 
今回、はじめて……たぶんそうなんだろうな、ということがありました。
今日はそのことだけについて、書いてみようと思います。
というか、今日になってやっと「書けるかな」という状況にまでなったんだけれど。
いやぁ……たいした内容ではないのですが、自分的には凄く恥ずかしくて(苦笑)
 
 
 
連鎖的に、ですが
ご主人様を中に迎え入れた状態で、初めてきちんとイケました。
たぶん(笑)
 
なんで「たぶん?」と言われそうだけれど
初めての感覚って、よくわからないじゃないですか〜。
オナニーで初めてイケた時も、
ちょっと気持ちよくて、何か今までとは違う状態になって〜、
というぐらいで。
本当に気持ちよくなっていくのは、もっともっと
ちゃんと認識して学習してから。ですよね?
 
 
 

 
メルマガで配信した
「ご主人様がお風呂に入っているうちに、黙ってローターでオナニー」
のお仕置きの一環として
今回もローターが登場しました。
 
 
目隠しして緊縛、放置、鞭打ち、sex、アナルにローター、
目隠し外してsex、
と一連の流れがあり、
もうメロメロになっていた私に、ご主人様から命令が下りました。
 
 
「後ろ向きに自分で入れて、自分でローターを使え」
 
ベッドに寝るご主人様から告げられたのは、苦手な背面騎乗位。
なんとか挿入し股間を見ると……どうなんだろう?
 
 
「ご主人様、この体勢でローターを使うと、ご主人様のタマタマに
 ローターの端が当たって、ブルブルしてしまうような気がしますが」
 
タマタマへの刺激が苦手なご主人様。
「そうだな、じゃあいいよ」と言われると思ったら
「それもおもしろそうだから、やってみろ」と。
 
 
ええ〜っ。
仕方ない……かぁ。
 
 
現状ではクリトリスは乾いたまま。
そのままで当てても痛いだろうなと思い
ツインローターの小さな方を持ってから、
自分の指を舐めて、その指をクリトリスに当てて唾液を絡めました。
そしてローターを。
少し前屈みの体勢になり、位置を合わせてローターを固定。
少しずつ、少しずつ、ご主人様とローターを両方求めるかのように腰を動かしてみることに。
 
ご主人様の下腹部にぺったりと座った状態なので、
脚を伸ばしたりして脚にピンと力を入れることは出来ないし……
こんな格好でうまく感じられるかな?と思ったのですが。
 
2〜3分後には、「いやいや……意外といけるかも?」と確信(笑)
 
ご主人様が入って中が満たされているから、
クリトリスへの刺激や緊迫感が、なかなかいい感じになっていたのかもしれません。
  
 
腰をくねらせてたり、抜き差ししているうちに、なんかいい感じに。
一旦軽く休憩。
そんなことを2〜3回繰り返していると、限界が見えるようになってしまいました。
 
 
顔を見合わせぬままご主人様と会話。 
「ご主人様、これ以上は……ダメです」
「何でだ?」
「……たぶん……このまま続けていたら、イッちゃいます」
 
ご主人様はさらっと、少し冷たい口調で「イケよ」と。
  
「イッて……いいんです……か?」
「ああ。 ……ちょっと待て。麻瑚、こっちを向きな」
「え? 入れたままですか?」
「抜いてもいいぞ(笑)」
 
 

一旦身体を離し180度向きを変えると、今度はご主人様と対面する状態。
対面、つまり普通の騎乗位のまま、位置を合わせて、あてがって……静かに腰を下ろし。
 
「入ったな」
「……はい」
 
傍らでまだ震えたままのローターを掴み、ゆっくりクリトリスに当てました。
「イク時はちゃんと言うんだぞ」
「はい」
 
 
ローターの刺激はすぐに快感を呼び戻し、いい感じになったところでご主人様に宣告。
「イキます」
でもその後……あれ? 快感が昇っていかない。
どうしよう、宣言したのにイケないかも?
宣言が快感に水さしちゃったのかな?
というか、イクとかの前に、なんかこう気持ちよさも半減していて、
身体の中がしーんとしているというか……
 
 
でもそれは前兆だったようです。
どうしようどうしようと少し焦り始めた頃、急激に、快感が身体に帰着。
そこから先は何も考えず
私の一番苦手な「ただ快感だけに集中する。身体がしたいようにさせる」に没頭。
 
空いた左手で、ご主人様の手を探りました。
みつけると握りしめ、そして指を絡めて……再度ぎゅっと握りました。
実は……それは一番望んでいたことで。
ローターでもオナニーでもなんでもいいからイク時にご主人様の手を握っていたい
ずっとずっと、それが私の夢でした。かわいいもんでしょ?(笑)
 
 
喘ぎ声を上げ、「イク、イク」と連呼し、身体を動かした結果
ローターの力を借りながら、ご主人様の身体の上でクリトリスでイクことに成功。
 
 
ローターでのオーガズムは、指でのそれのように、
ゆったりとした上昇でゆっくり引くわけでなはく。
急激に上り詰め、急に立ち去ります。男性の射精の快感に近いのかも知れません(笑)
 
 
今回もそんな感じでした。
頂点を極めると、急激に快感は引きはじめました。
……が、違ったのはそこからで。
快感が引く瞬間、こう、二つの線がグラフで交差するように、違う波が来ました。
 
え? これ、なに!?
そう思いながらも、クリトリスでイクのとは違う快感に包まれていくヴァギナ。
クリトリスはピンポイントでイクとするならば、
それとは違うヴァギナ全体で感じるようなイメージ。
 
訳が分からず。
今思い出しても、その時私が何をしていたのか分かりません。
声を上げていたのか、腰を動かしていたのか、身体を硬直させていたのかも。
 
 
 
波が去ると、ローターを右側に置きました。いや、置いたというか、捨てたというか。
ご主人様が手探りでコントローラーをみつけ、スイッチを切ろうとするけれど……
ツインローターだから、スイッチは二つ。
どっちがどっちのダイヤルか分からない。
うまく止められない状態だったので、私ももうろうとしながらも、
少し身体をひねってご主人様を手助け。
なんとか止めたところで、一息……
 
 
まだ状況を把握してなかった私。
ご主人様の身体の上に自分の身体を倒し、やっと言えた言葉は
「どこでイッたか分からないです」だけ。
 
と、その直後に「快感の揺り返し」がやってきました。
ご主人様をくわえ込んだまま折り重なっている私は、
ご主人様の肩や腕を掴み身体をぎゅっと硬直させて、またひと喘ぎ。
 
 
リズミカルに数回締まる度に、「あ、中にご主人様が居る」と感じる。
ということは……そうだ、分かった!
クリトリスでイッて、中が締まった瞬間、
つまり中が欲している状態でご主人様が中に居たから。
自分で締め付けるのとは比べものにならない収縮の状態で、ご主人様を感じたから
 
 
……私、中でイケたんだ。
 
 
やっと頭が理解。
その瞬間、今度はいろんな感情がこみ上げてきて。
 
 
……号泣。
 
 
ご主人様はそんな私の「身体の変化や考えが巡っている状況」はまったく
分からないわけだから、いい迷惑なものです(笑)
その後は、 
「麻瑚、この涙は何の意味なんだ?」
「麻瑚、泣いている理由は?」
ご主人様の質問責め。
 
 
「たぶん……私、はじめてちゃんと中でイケたみたいです」
「で? 泣いている理由は?」
答えないで居ると、ご主人様は私の左目に唇を押し当ててキス。
閉じるまぶた合わせ目をなぞり、舌先で涙をぬぐってくださってる。
舌先はまつげの根元をくすぐり、上下のまぶたの縁を撫で、
時々進入しては白目に触れてる。
反射的に私のまぶたがピクピクとしてしまうけれど、気持ちいい瞬間。
なんというのかな、頭を撫でられているのに相当するというか。
 
「恥ずかしいのと……」
「ん」
「怖かったのと……」
「なんで怖いんだ?(笑)」
「気持ち良かったのと……、びっくりしたのと……嬉しかったのと」
「そうか。じゃあこれから毎回、ローターは必須だな」
「え……いいです」
「なんで!?」
「だってローターって、無理矢理イカされるような気がするし……」
「そうでもないだろ」
 
次回以降もローターが活躍するかどうかは、ご主人様の気分次第でしょう(笑)
 
 
位置が入れ代わり、ご主人様に組しだかれている体勢に。
時々、ゆっくりと突き動かされ。
そのたびに、まだ自分の中がギュッと締まったままの状態ということを感じていました。
なんかこう、うっとりとするような心地よい快感。
やめられない、離れられないような……
 
 
という状況下で、ご主人様にあることを言われ、頷かされるわけですが。
それは、今はヒミツ。
 
 
 
私の上に覆い被さるご主人様。
「もっとこうしていたい気もするが……
 飽きたような気もするし
 暑い、とも思うし
 ……難しいな(笑) ま、ひとまずソファへ来い(笑)」
その言葉で、今回のsexは終了。
ソファでゆっくりと思う存分ご奉仕させていただき、飲精し、
最後は冗談言いながらおチンチンで遊ばせていただいて、今回の逢瀬終了。
 
 
 
「クリトリスでの快感をないがしろにしてはいけない、
 女性がイクには、クリトリスの快感は不可欠」
と言われる理由が、今回よく分かった気がしました(苦笑)
私の締め付けがもっと凄くなれば、いいのかな?とか
この感覚に慣れていけば、ローターでのオーガズムナシでもイケて
なおかつ絶頂の感覚がもっと凄くなるのかな? とも思ったり。
 
ま、とりあえず自分に出来る準備運動と言えば、ケーゲル体操くらい……かな?(笑)
 
 






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2006年11月21日(火) 食い違っていくことに、歯止めをかけたい。

※一部、内容を訂正しました※
 
 
先日の日記に於いて、
一部の皆様に不愉快な思いを抱かせてしまいましたこと
そして大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、
心からお詫び申し上げます。
 
でも、現在の心境はああいった感じです。
そこは嘘をついたり、カラ元気出す気力もなく(苦笑)
 
 
AMDS-SNSに
新しい読者さんとの関係性や
新しいお仲間を見つけたくて参加したものの
結局は私の対応の仕方がまずく、間違った方向に進み
うまくいきませんでした。
 
名誉棄損で訴えるとまで言われたし(苦笑)
いや、それに対してはいいいんだけど。
忙しいときに対処にかかった時間が大変だっただけで、
精神的にはさほどへこたれてなかったんだけど。
でも……そこまで言われちゃう麻瑚ってなんだろう?と思ったり。
 
そんなこと相手に言わせない強さ、そういうのが無い。
だめだねぇ。
 
 
 
先日の私の日記、かなり書き方が暗かったので誤解された方も
多かったようで、ご迷惑おかけいたしました。
メールやメッセージを下さった皆様、ありがとうございました。
 
 
☆ 
メルマガの件は、
「麻瑚さまって愛のあるSMですよね♪あこがれます」といってくださった
読者さんをどん引きさせるようなことも、これから書きますという宣言でした。
 
普通の方が読まれたら「……」となってしまうようなことも
今、私はやっています。
それはご主人様と関係をはぐくんできたことによって、進んでしまった段階とでも言いましょうか。
 
たぶん、そういう趣向が無い方には分からないことだと思います。
嫌悪感抱くと思います。 
これからはそういうことも気にせず、正直に書きます。
 
 
 
☆☆
麻瑚というキャラクターについては、自分でも難しいです。
自分で作り上げた分身なれど、思い描いていた方向とは違う所に
「麻瑚は」向かっていたことに、AMDS-SNSをやっていて気づきました。
 

私は、ちいさな世界の教祖のような立場や扱いのになることを望んではいませんでした。
ハーレム(女だからハーレムとはいわないか(笑))を作りたかったわけでもなく。
 
読者の方と一緒に作り上げていく、一緒に遊べる世界。
それを心の中で望んでいたのだと思います。今だからそう思えるのかも知れないけれど。

「麻瑚さま」と呼ばれ、女性読者の方に熱い支持を受け、麻瑚は幸せだったかもしれません。
でも、私は……どうもそういう世界が苦手で(ごめんなさい)
 
AMDS-SNSでは、
麻瑚として対等におつきあい出来るnet友達や仲間が欲しくて参加しました。
とはいっても、私は高飛車わがまま奴隷だから(笑)、
ご主人様以外の方に強制的な指導を受けたり、頼んでもないご教授されるのは
イヤだったんだけどね〜(そういう男性が多々〜苦笑)
 
 
新しいことやメルマガ発行の告知をすると
「無理しないでください」って言われちゃうの、少しつらかった。
……気遣いで言って下さること、それが励ましメッセージであること
凄くよく分かるのですが、
待ってて下さる方がいるから私も頑張って発行しているし、
PCafe時代のように仕事休んだりしてまで、
[くりチェリ]を平日毎日配信していた頃のように、
休日の自由や睡眠時間削ってまで無理して発行はしていないし……。
 
待っていてくれる人が居る、楽しんでくれている人が居る、そう思っていたから
「待ってました」とか「楽しみにしてます!」というコメントは
すっごく嬉しかった。
だけれども、一人が「無理しないで」と書き出すと、
「楽しみにしています」コメントは「無理しないで下さい」羅列にかき消されちゃう。
それを阻止したくて、きつく「無理しないでとは書かないで、無理はしてないから」と
発言してしまっていました。
 
もちろんその発言も、私が「辛い」だとか「忙しい」だとかと
日記で言うからだということ、分かってる。
そこが難しいところで……。
 
 
 
なにはともあれ、人間、ご褒美が欲しくて頑張る。
人に喜ばれたくて頑張る。
私だけじゃなく、身の回りの人や他のメルマガ発行者さん、他もろもろ
みんなそうだと思うのだけれど……どうだろ?
 
 
話はそれましたが、
……AMDS-SNSでは、そういうのを打破したかった。
でも、出来なかった。
かえって、皆様にご迷惑おかけするばかりだった。
一生懸命やればやるほど、まずい方向にむかっていくのも感じていました。
 
たくさんの方にご迷惑かけ、
私が原因もしくは一因で退会されるかたをなすすべもなく見送るのも、
ご指導的なご意見いただくのも辛くなり、
セミリタイアを決めました。
 
 
 
「麻瑚」は今、暗闇に立っています。
次に行く道が見つかりません。
何をどうしても、どう動いても、
麻瑚を支持してくださった読者さんに嫌悪感を抱かせてしまうばかりなような気がします。
 
 
一旦、ネット上では「ご主人様の奴隷である麻瑚」に戻ろうと思います。
モノカキ麻瑚が配信するのではなく、
秋篠ご主人様の奴隷である麻瑚が配信するメルマガ、
そしてご主人様にも言えない心の悩みと、調教報告などを書くこの日記。
今までとは少し考え方を変えて、そういう位置に身を置いてみようかな?
と思います。
 
 
麻瑚として物ごと仕掛けるのは、少しお休み。
 
 
 
元気になってまたちょこちょこと動けるようになったら
プロデューサー的立場の麻瑚、
読み手さんのコトを考えたモノを書きたい麻瑚、
……に戻ろうと思います。
 
 
 
少し、自由にさせていただきます。
ごめんなさい。
この日記を読んでの心配は不要です。
 
 
私は、大丈夫です。
 


2006年11月18日(土) たいへんさシンクロ

ご主人様が大変なときは、私も大変だったりする。
逆も然り。
私がうたた寝で朝を迎えると、ご主人様もそうだったりする。
逆も然り。 
 
ということが何回かあり。
メールで互いに「またシンクロしてる(笑)」とか言っていた頃がありました。
 
そんなこともすっかり忘れていた今日この頃。
 
 
 
ご主人様に呼ばれて、ランチデート。
 
そこであった、
「ご主人様の反応と言葉にカチンときて(それも今日が始めてではない)
 目も合わせず口もきかなくなった」
ことについては、また後ほどとしまして(笑)
 
 
 
お茶している時に、ご主人様がぽろりと言った疑問というか悩みというか……。
それは、行き着く末端はちがうとしても、
物事の根っこのところは、一緒でした。
 
どんなことかというと、まぁ、一つ前の日記に書いたような
(PCからは、一見読めないけどね)
ことでした。
 
 
 
まぁ、お互い、ネットやプライベートの人間関係に行き詰まり
なんとかしようともがいている、といいますか(苦笑)
 
 
主従ともにそういうところ、きっと不器用なんでしょうね〜(苦笑)
 
 
 
そして、帰宅してからふと思い出した「シンクロ」。
今年の私は、お仕事的になにも大変になる要素をもっていませんでした。
なので今年こそは、メルマガとか「書くこと」に頑張ろうって思ってたのに。
お仕事で大変になってしまいました。
 
おかしい、
そんなふうになる予定では無かったのに。
 
はっ、これって……
もしかしたら……
ご主人様が今お仕事でとーーーーーっても大変だから? その影響?
と思ったり(笑)
 
来年はもちょっと楽になるといいなぁ。
仕事も、ネットも、プライベートも。
書くことも楽しく出来るといいなぁ。
そして主従が、個別にだけど互いに頑張ってるひとつのことについて
どんどん良い結果が出て、世界が広がるといいなぁ。
 
 
今年もあと少し、楽しい来年が来るよう頑張ろう。
 
 
あ、そうそう。来年はもっと綺麗なマイルームで過ごしたい(笑)
大掃除する体力も気力もないんだけど〜、どうにかなるかな、年内に(苦笑)
 


2006年11月15日(水) ネットに生きる「麻瑚」に思う。

 
ネットの世界に生きる、
ほんのちっちゃな存在の「麻瑚」。
 
ネットで生きる友達と、
リアルな友達同士としてネットでの自分の存在について
話す機会があった。
 
同じだった(笑)
お互いに、悩みや思っていることはかなり似通っていた。
 
 
でも、友達と私には、大きな違いがあった。
 
 
友達は、ネットからリアルに通じた友達が
たくさん居ること。
友達がこれから活動していきたい!
と頑張ることに対し、
技術提供やネタの提供など、
そういうコトにも協力を惜しまない友達がいること。
 
気がついたら、私はネットでほぼ一人だ。
一緒にやる人は居ない。
ネットから飛び出てリアルでも遊ぶ人もほとんど居ない。
ご主人様が居る?
……(笑)
なにをおっしゃる。
ご主人様とだって、私はネットで一緒に遊べない。
それを嫌と言うほど、今年は思い知らされた。

 
遠くから活動を見ています〜。
ネットで日記読んでます〜。
応援してます〜。頑張ってください。
ムリしないでくださーい。
そう言われる。それが「麻瑚」というキャラの立場だ。
 
 
 
ほかもろもろ。
このところネットについてはいろいろ考える。
いや、もう、1年ぐらいいろいろ考えているかもしれない。
 
楽しいこともいろいろやりたいと思ってきたけれど、
結局「麻瑚」という立場では
ムリなのかも知れないと気づいた。
 


麻瑚ってどんな人だろう? 考えてみた。
 
もう、小説書きしたい人でもなんでもない。
今や、M女もどきで、なんちゃって奴隷で、
ご主人様とのプレイを語る
ただの少しエロい女だ。
そして、
一連のことで
すぐ爆発する身勝手で情的な女とも思われているだろう。
 
 
それでいいじゃん、「麻瑚」はもうこれでいい。
 
 

sexiiでは、楽しい私を出しエロく楽しく遊ぶ。
AMDS-SNSのコミュでは、望まれている麻瑚を出す。
自分なんて無くていい、
みんなが「麻瑚って面白くて面倒見がいいよね〜」
という麻瑚を演じていこう。 
 
 
この日記があればいい。
あとは虚構でも虚無でも、なんでももういい。
この日記と、
メルマガ[くりチェリ]だけが自分の居る
「麻瑚」の世界。それでいい。
 
他にやりたいことがあれば、他の名前でやる。
 
 
メルマガは、これからも本当のことを書く。
今後はたぶん、今まで「麻瑚さま大好き!」と
言って下さってくれた
女性ファンを引かせてしまうかもしれないけれど。
 
とはいっても、本当に真剣にSMをやって
いらっしゃる方々から見たら、
まだまだひよっこだけど。
 
 


いつかまた、
麻瑚として小説が書ける日がくるといいね。
いや、もうこないかな。
 
 
 
それはわからない。



2006年11月10日(金) HAPPY BIRTHDAY

ご主人様のお誕生日です。
ご主人様、おめでとうございます

 
 


  
 
前回の逢瀬の休憩中に
プチ(前倒し)お誕生会しました。
 
仕事でバタバタしてて、都会のデパ地下まで買いに行けなかったけど
ひとまずご主人様が「まだ食べたこと無い」という
チョコレートケーキの王道「TOPS」の「ブラックチョコレートケーキ」を用意。
赤いろうそく1本たて、
ラブホのお部屋に常備されていたマッチで点火……
点火……
てん……か……(すがるような目、怯える手)
 
 
「麻瑚ってもしかして……マッチで火がつけられない人か?」
コクンとうなずく。
「でも今日は、頑張る〜」
 
いや本当は、ご主人様が「どれ、つけてやるから」って
私の手からマッチをひったくっていくのを望んでたんだけど。
 
 
頑張りましたよ。
あの紙製のマッチ?ってさー、特に怖いですよね(苦笑)
頑張って点火、火が付いたとたん慌てる私、
ご主人様は見ていてさぞ面白かったことでしょう。
 
 
私が「んーんんーんーんーん〜」とハミングすると
無視して話しかけるご主人様。
その膝をペチペチたたき、「私、『ハッピーバースデー』歌ってるんだから!」とアピール。
終盤になってご主人様が「なんでハミングなんだ?」とツッコミ。
 
「いいですよ、じゃあ……特別に歌いますから」
 
 
今度は、こう、オペラとか合唱みたいな
あんな歌い方で大げさに歌う。
 
♪はっぴぃばぁ〜すでぇぇ とぅ〜ゆぅ〜
♪はっぴぃばぁ〜すでぇぇ とぅ〜ゆぅ〜
 
この辺からなんとなーく、
「マリリン・モンローが歌うハッピバースデー」的な間の取り方になってくる。

♪はっぴ ばぁ〜す でぇぇ でぃあ ○○○ さぁ……まぁ〜!
♪はっぴぃ ばぁ〜す でぇぇ とぅ〜ゆぅぅぅぅぅぅぅ〜う〜!
 
 
 
「……今、名前のところで○○○さんと、さん付けになりそうになってただろ」
「ち、違いますぅ!
 マリリン・モンロー風に、色っぽく間をおいて歌ったんじゃん、後半は!」
「ところで。なんで普通の歌い方じゃなくて、そんな変な歌い方なんだ?」
 
 
 
ご主人様の太ももをペチッ!とたたきながら。
「私、音痴なの! だから人前ではめーったに歌わないの!(笑)」
 
私はカラオケにも行かない、行ってもノリノリに乗っても、
歌わない女なのさ。
だから今日は、特別♪
 
 
----
 
ご主人様の誕生日は嬉しい。
だって……だって……年齢差が!
規定値の年齢差に戻るんだもん!(笑)
年齢差は一つでも少ない方が、年上奴隷としては嬉しいのだ〜。
 

 





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2006年11月09日(木) ないしょ、ないしょ。

 
今回の逢瀬で、
ご主人様に内緒にしていることがありまして。
 
 
ご主人様がお風呂に入ってる間、
それも私が適当にだしっぱにしておいた湯が熱く、
ご主人様が入りながら水入れてぬるーくしているという作業中に、
 
 
 
ローターでオナニーしてました、私♪
 
 
 
だってぇ〜、我慢できなかったんだもーん。
したかったんだもん!
 
 
 
ご主人様には、逢瀬からの帰宅中に
「実はご主人様に内緒にしていることがありました。
 詳しくはメルマガで」
とだけ、メール。
その後、あの「奴隷・被虐モードから抜けない」事件があり
内緒にしてることはうやむやになっちゃたけど……
 
 
 
さぁて、
うまくすれば今週末、だめなら来週末?
遅くとも今週最後の日曜発行のメルマガで
カミングアウトする予定。
 
 
でもなぁ……
もう時が経っちゃって「麻瑚ぉ〜!お仕置きだ!」という風には
ならないかも、ちぇっ。
(逢瀬翌日にそれを書くから良かったんだけどなぁ。
 とてもメルマガ発行する気力なかったもんなぁ)
 
タイミングは大切(涙) 
 






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2006年11月08日(水) その後

あまりに無愛想で、
何かとあれこれ関連性を切りたがる私。
今の位置に居るのはイヤだ、もとの距離感に戻す、とまで宣言。
 
 
その後、
ご主人様とメールで話し合いになりました(苦笑)
 
一緒にしたことだから、一人で抱え込むな、と。
 
 
とはいえ、スイッチが切れなかったのは私が悪い。
引きずってしまったのは、私のせい。
どれもこれも、疲労と心身不調が後押ししている。
疲れがとれれば治るからと、意を決し、少し休むことにしました。
 
 
なんとか一件落着。
奴隷スイッチだけならいいけれど、
被虐のスイッチはきちんと切らないと、
疲れているときは精神的に危ない、と学習しました。マジで(苦笑)
Mのスイッチが思い切り入ってる時というのは、
一種のトランス状態みたなものだと思う。
なので解かないと……あぶないかも。
 
今回は、災い転じて福となす。という感じで、
思い切り、自分を休息させました。
1ヶ月近く、しんどいしんどい、辛いっていいながら走りっぱなしだった私。
仕事も何もかも放りだし、昏々と眠りました。
夢もいっぱい見ました。ご主人様の夢も見ました。
 
 
今朝はご主人様からモーニングコールまで入ってたみたい(苦笑)
だけど、起き上がれず。
 
 
  
でも、眠りは全てを救う。
おかげさまで、だいぶ回復しました。
もう、明日からは大丈夫。うん。
 
 
 






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2006年11月05日(日) 奴隷スイッチ/被虐スイッチ(2)

 
お部屋に戻り、
鞭と縄を、落とすかのよう手放し、ソファー横の床に置いた鞄に置く。
 
前に居たご主人様が振り返る。
 
  
ぽやぽやした頭のまま
「ご主人様、なんだろ?」
と思っていると。
 
 
 
 
そのまま抱きしめられました。
 
たぶん、この日一日で一番優しく抱きしめられたかも。
いや、始めての日から今日までの間でも、
かなり上位に入る、優しい抱きしめ方だったかも。
 
力強く抱きしめられるわけでもない
おざなりに「はいはい、ご褒美だな」という感じでもない
 
たぶんご主人様ご本人に尋ねたら
「今までだって大切に麻瑚を抱きしめてきただろーが(笑)」
と言うかも知れないけれど。
最近ご主人様は油断されてる。
抱きしめ方などに、こう、感情が乗ってしまうことが多々あるのだ。
 
 
なんで?何で今、このタイミングで、こんなに慈しむように
抱きしめるわけ?
混乱したけど、ご主人様側の理由は分からないけれど
とにかくその、「お部屋に戻ってからのご褒美ギュ〜」に
私はどうしてよいのやら、全く分からなくなっちゃったのだ。
 
 
 
ご主人様は私から離れると、そのままソファへ。
私はただぼーっと立って、座るご主人様を見下ろしてた。
「どうした?」
私の顔を見て、ご主人様はしゃらっと言う。
いや、「こいつ、泣くな」とは分かっていたと思うけれど。
 
 
まるで映像のシーンみたいで現実的じゃないポーズだけど、
私は床に膝をつき、両手で顔を覆う。
声を上げて泣くでもない、ただ涙が静かに、少しだけ流れるだけ。
感情が奮い立つ様子もない、ただどうしていいかわからず、顔を覆い続けるだけ。
 
こういう時はたぶん、普通の女性ならば相手に抱きつくのかもしれない。
でも私は、それが出来ない。
今までの男性はほとんどが「ベタベタされたり、いちゃつくの嫌い」という人だったので、
自分から抱きついたり、キスをしかけたり……ということが
冗談でやる以外に出来ないのだ。
いや、ハグに対しては、実は冗談でも自分からは……ほとんど出来ないんだけれど(苦笑)
 
 
 
「麻瑚。……麻瑚、こっちに来な」
そう声をかけられて、やっと動く。
1歩2歩3歩と足を交互に出して歩き、座るご主人様の前に立つと、
手がさしのべられ
私はご主人様に身体を預け、抱きつき、肩とも胸ともつかぬ位置に、
顔を埋める。
 
 
それでも大泣きは出来なくて、ただ静かに涙が流れるのみ。
頭を撫でられながら
「どうした?」と尋ねられ、
やっと言えたのは「……嬉しかった」だけ。
 

「鞭がか?」
「……両方」
そっか、というようにご主人様は「ん」と言い、しばしそのままの体勢に。
 
 
 
ふと思い出す。
あんまり時間がなかったはず。ずっとこんなことしてられないな、と。
ひとまず少しだけ顔を上げて「ごめんなさい」と。
 
「何がだ?」
「時間なくて。このあと、きちんとsexできなくて」
「いいよ。……そうだな、じゃあ、最後にフェラでもしてもらうか」
 
私は左手をご主人様の股間に持って行き
ジーンズの上からナデナデして冗談っぽく言ってみる。
「今から、ご主人様、お元気になられるかな〜」
「そう言うときは『精一杯ご奉仕させていただきます、だろ(笑)』」
「はいはい」
 

 
身体をずらして、ご主人様の足の間に入り込み、
時間がないのでジッパーのみを降ろしてご主人様を外へ解放。
「ご主人様、精一杯ご奉仕させていただきます」
 
 
今日はこれで三回目だし、
鞭打ち以外に何があったわけでもなし、
ラストまでは行かないだろうと思って私もご奉仕してました。

  
そしたらご主人様の命令が。
 
「麻瑚、もっと早く動け」

え?
これはご主人様の
「ラストスパートかけろ、このまま射精まで導け。」という合図。
 
 
そして、いただきました。
お口でキレイにさせていただいたあとは、
ご主人様からのご褒美キス。
 
 
そしてさっさとソファを立たれるご主人様。
「麻瑚、服着ろ」
 
そう時間は14:55。
あと5分で部屋を出なくてはいけないのだ。
 
急いで服を着て、
残っていたケーキを口に放り込んで、うがいしてお口もさっぱりさせ。
ご主人様ががさつにまとめてくださったスピンドルと鞭を
鞄にぎゅうぎゅうしまい込んでいると
「会計するぞ」の声。
 
「はいもう大丈夫です」と答える。
 
 
自動計算システム機の女声を聞きながらテーブルを片付け、ゴミをまとめる。
ソファに置きっぱなしなっていたタオルを洗面所へ。
綺麗な常宿なので、ぐちゃぐちゃにして出たくはないんだもん。
 
 
会計から5分間は、猶予がある。
 
全部終え、コートと、まだファスナーが開いたままの鞄を持って、玄関へ。
 
 
玄関で、お別れチューとぎゅっ。

 
車に乗り込み、
ご主人様が駐車場のカーテンを開けたりしているうちに
私は車内で自分の荷物を片付け。
鞄のファスナーもやっとしめる(笑)
 
 
「いくぞ」
「はい」
 
車は走り出す。
 
 
 
 
 
 
出すんだけれど……
 
 
 
スイッチ切れず、ほにゃらかとしたままの私、
あわただしく支度しているうちは、なんとか気を張って大丈夫だったけれど、
車の助手席に座ったとたん、気がゆるむ。
 
 
だめだ〜。
 
 
ご主人様にぽつぽつと話しかけられても、
「うん」とか「はい」くらいしか言えない。
ご主人様が独り言のように言う言葉には、無反応。
話すより、受け答えするより、
それよりも、何かあったら今すぐにでも泣きそうなのだ。
 
 
信号待ち。ご主人様は私を見て、笑いたそう。
「……なんで、笑う……んですか?」
「いや、抜けてない時の反応だな〜と思って」
「……泣きます……よ」
「?」
「今、すぐにでも……泣く……準備は、出来てます」
 
 
何か変なこと言われたり、私をおもしろがる対応見せる度に
私は「……泣きますよ」連呼。
 
ご主人様には、「そうやって脅すのか?(笑)」と言われました。
 
 
 
 
いつものお店に着き、駐車場へ。
しっぱなしだった首輪。
いつもならご主人様に向かって偉そうに「んー、んー!」とか言いながら
「首輪はずして!」とアピールするのに、今回はそれすらせず。
 
首輪に気づいた瞬間、自分で外してました。
そんな私に気づいたご主人様が、すぐに手を伸ばして外してくださったけれど。
 
 
結局、お店に入り、コーヒーを何口か飲みすすめるまで、
私の様子はほぼ変わらず。
ぼーっとしたり、話しかけられてもぶっきらぼうに答えたり、
ご主人様から目線をそらして横を見ていたり。
 
たぶん、ご主人様も扱いに困られたことでしょう(笑)
 
 
 
なんとか平静を取り戻したあとも、
結局は会話とかあまりかみ合ってなかったような。
頑張りすぎて疲れが出て眠いご主人様と、心があっち側にいっちゃったままの私。
 
別れ際に「今日はありがとう」と
ご主人様がおっしゃってくださったにもかかわらず
なんだかそれも軽くかわしてた私(苦笑)
 
 
そして、電車へ。
なんとか少しだけ張っていた気も、一人になってまた緩み……逆戻り。
 
 
帰りの電車で座れれば、疲れと睡眠不足からいつも爆睡してしまうのですが、
今日は混んでいて座れない。
眠くても我慢の子。携帯で日記書いたりとかして、頑張ってやりすごす1時間強。
 
だんだん……だんだんね、自分の内面がおかしくなっていってるのが分かる。
  
 
やっと座れた座席。
乗り換えた電車はゆっくり進行、座席もがらがら。
座って、眠ろうと試みてみるけれど、もう眠れず。
 
そのあとも、地元駅で降りてふらふらと店に立ち寄ったりしたのだけれども、
どうもダメ。

 
 
そうか。
常宿出る30分前にあんなコトしちゃって、そのまま出てきちゃったから。
私、まだ奴隷なんだ。
それも被虐スイッチが入ったままの奴隷モード。
 
私まだ奴隷のままだよ?
奴隷なのに、どうしてご主人様はそばに居ないの?
  
さみしい、辛い、何かこうどうしようもない感情が渦巻いてる。
  
 
 
帰宅し、いろいろ気分転換計ったけどダメ。
眠ればどうにかなるかな? と寝たけれど、朝になったらもっととんでもなくなってた。
 
ご主人様から聞いたお話とか、
ひとつひとつを思い出し、心に引っかけていってしまってる。
何もなくやり過ごせることだって、全部ひっかかって、気づいて、落ち込む。
ご主人様から自分を切り離したくて、仕方なくなっていた。
 
 
 
SM的行為とご主人様のご褒美のあと、
sexという発散行為がなくても、
なんとか自分自身で自分のスイッチを切る方法を、習得しなくては。
お仕事で心身疲労の上に、奴隷スイッチ入りっぱなし。
そんな状態じゃ、精神的不調をずるずる引きずるだけだと学習しました。
 
 
ご主人様はきっと、
私がここまでになっちゃってること知らないだろうし、
気づかないだろうし、なおかつ理由なんて分からないだろうなぁ〜。
なんで私が不機嫌で冷たいのか分からず、困っているかも?
 
ま、いいや(笑)
 
 






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2006年11月04日(土) 奴隷スイッチ/被虐スイッチ(1)

 
「今何時だ?」
「14時半ですけれど?」
「ああ……もう一回やろうと思ったんだけどな」
「……ええっ! ご主人様、そんなそぶり見せなかったじゃなかったですか!」
「タイミングを逃してた」
「だって14時過ぎたし、もうなにもないだろうと思って私も支度してたし」
「うん。でもケーキがなかなか出てこなかったし」
 
そういえば、洗面所に居るときに
「麻瑚〜、ケーキ食べよう」って呼ばれたなぁ。
それって「食べるなら、早く食べてしまおうってことだったのかぁ。
 
 
「ご主人様何も言ってくださらないんだもん」
「……最後に縛ろうかな、と思ってたのだが」
「えっ! うそ〜」
「なんだ、縛って欲しかったのか?」
「縛りはいつでもウエルカム!ですよ〜」
「縛って、デッキに軽く吊るか、室内であそこに磔にしようかと〜」
「ご、ご主人様!
 どうして今、手の内を……プランを喋っちゃうんですか!」
「いいんだよ。次回はどうなるかわからんだろ?
 アナル調教になるかもしれないし(笑)」
「う〜」
「いいよ、今日はもう。
 どっちにしろ今日はゆっくりしようと思っていたから」
「でも……しましょう!」
「いいよ(笑)」
「しましょう。縛ってください」
「いいよ」
「帰り支度もほとんど済んでるので、あとは着替えるだけだから
 5分もあれば終わるし。そうすると20分以上時間ありますから」
 

「じゃあ、縄と鞭。それと目隠し」
 
え?
 
「む、鞭ですか。時間無いのに(苦笑)」
「うん」
「縄は何本? 長い方? 短い方? どちらですか?」
ご主人様が選んだのは短いスピンドル1本。
 
目隠しをされる。
そこでご主人様からの命令。
「そうだな。今日は麻瑚が期待しているのとは違うのをしてやろう。
 手を出せ」
 
両手首に縄がかけられ、私はそのまま、
まるで罪人のように引っ張られていく。
 
  
おぼつかない足で、デッキ(外)へ。
両手をあげた状態で梁に吊られました。
極力手を伸ばしたけれど、
私を気遣ってか、ご主人様は少しゆとりを持たせてる様子。
うーん、ぎりぎりの状態にしてくれないと……(苦笑)
姿勢を少し悪くし、自分で手首に体重かけてみる。
既に腕時計をした状態だったので、左手にはかなりの負担。
でもまぁ短時間だから、そんなに紫色にならないだろう(笑)と考えたり。
 
一気に気持ちを引き揚げなきゃいけないから、
なるべく苦痛は強めにしないと、ね。
 
 
 
鞭で頬を撫でられる。
私がピクッとすると、ご主人様が少し笑う。
すーっとなで下ろされ、お尻に鞭。
スリップ状の下着を着ていたので、ご主人様は叩きにくかったかもしれない。
脱ぐか、めくり上げておけば良かったなと思う。
私だって、布越しより、やっぱり直に叩かれたいし。
 
 
何発か叩かれたあと、鞭が止む。
「麻瑚は誰のものだ?」
「ご主人様のものです」
「正解」
軽く笑うと「ご褒美だ」といわんばかりに、また鞭。
痛くても、外だからあまり声を上げられない。
鞭音だけで怪しいのに、そこに「痛い!」なんて叫び声を上げたらまずいものね。
がまん。
  
 
「痛いか?」
無言でいると、また「痛いか?」と尋ねられる。
声を出すタイミングを間違えると悲鳴になっちゃいそうだし、
悲痛感あらわに「痛いです」と言うと、ご主人様やめちゃいそうだし。
 
どう答えていいか分からなくて黙っていると、
叩かれてまた尋ねられる。

「痛い……です……でも」
「でも?」
「もっと叩いて欲しいです」
言い終わるか終わらないかで、また鞭。
 
 
 
 
何回か叩かれたあと。
「どうしてほしい?」と問われ。

 
「もっと強く……叩いてください」
「何回?」
もっと時間があるなら、十回と言うだろう。
でも残り時間を考えると、これくらいが妥当かな?と
鞭と吊りに酔い始めた頭ではじき出した数字を答える。
 
 
 
「……5回」
「よし。ちゃんと自分で数えろよ」
 
 
小さな声で「いち……に……さん……し……ご」と数える。
右側のお尻から太もも裏側にかけて、5発終了。

少し間が空き、またご主人様が「ん? どうしてほしいんだ?」と。
 
 
「反対側も、強く叩いてください」
「何回?」
「同じだけ……」
「何回かちゃんと言え」
「5回です」
 
右側より強く打ち込まれる5発。
  
 
 
終わるとご主人様が……あれ?
 
 
放置?
 
 
と思ったら、シャッター音。
ご主人様は携帯をとりに部屋に戻られていた様子。
 
 
目隠しを外され、再びシャッター音。
液晶画面に映る画像を見せられる。
 
 
「背中……太った……」
ほにゃほにゃした声で伝えた、私の感想。
それに「しょーもないことを(笑)」という感じで軽く笑うご主人様。
 
 
ご褒美のキスのあと、
梁にかけた縄が降ろされ、手首の縄が外される。
 
 
私は縄とテーブルに置き去りになっていた鞭を持ち、
無言のご主人様のあとをついて、部屋に戻りました。
 
 






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2006年11月01日(水) メルマガについて


お仕事忙しく、予定がも立て込んでおります。
メルマガ発行したいのですが、
時間がとれない日々が続いています(涙)
  
11月は、せめて……せめて1回ぐらいだけでも
発行したいと思っているのですが〜。
 
 
まずは、
体調と、むちゃくちゃになった日々(日常)を立て直します。
 
気長にお待ち下さい(涙)
 
 
麻瑚@プチダウン中


谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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