『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2005年04月25日(月) ハンギョドンの、えろめも



私の机にあるメモ。
小さな、正方形のメモ帳で、サンリオのもの。
 
古い未使用の卓上メモが、掃除の時にみつかり、
捨てるのももったいないので、今それを使っているのですが。
 
そのメモの
一番上の一枚に今書かれている言葉。
 
 
===
  
筋肉痛
ローターF
暑い
AF

痛いビーチク
Aローター、縛・放置
会話、失神
仕上げのローター(オ)
おしおき
やりのこしたこと

 
===
 
 
なかなか、「逢瀬覚え書き日記」が書けない今日この頃。
忘れないうちにと、項目だけ書き出しておいたメモでした(笑)
 
これだけ見ると、
小説のネタ書き出しておいたメモ
ともとれるから、このまま置いておいても、いっかな♪
(いや、よくないと思う)
 
項目だけ見ると凄いけど、
そんなにすっごいことしてませんので〜(笑)
 
 
ハンギョドン
私が使っているメモは、初期の頃のシリーズじゃないので
ここまでカワイイカワイイしてないんだけど。
 
 《 2005.04.27 01:50 記》






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--***--


2005年04月22日(金) 『ダカーポ』と『男好き』



久々に買っちゃいました、『ダカーポ』
 
先日の逢瀬のご飯タイムに、ご主人様と
「昔、『ダカーポ』を買っていた」という話を
していたばかりなので、自分の中ではちょっとタイムリー(笑)
 
しかしこのタイトルに惹かれるってことは、
まだ自分の中では、小説書きにチャレンジしていこうと
思っているってことなのかなぁ……分かんないや(苦笑)
 
 
パラパラとめくり、どんな内容か流し読み。
 
でも『ダカーポ』といえば、
一番気になるページは、
ここ
【くらいまっくす】   ……よね?(笑)
 
 
--**--**--
  
  
『男好き』……いや、私のことじゃなくて、
神崎京介センセが、女性週刊誌で連載しているタイトル。
  
  
ドトールで、ちょっと人目を気にしつつ本を読みました。
それはこれ『好きの味 神崎京介』
 
そう、先日、どうしようもないおばちゃん美容室での収穫(情報を得た)のもの。
読んでいた女性週刊誌に連載されていたのだ。
 
知らなかった〜、神崎京介センセが、女性週刊誌で連載持っていたなんて。
たまたま私が見た回は濡れ場。
やはり美容院の人の手前、じっくり読めず。
と、隣のページに広告が。3月下旬に新刊が出たらしいじゃないですか。
 
さっそく帰りに、本屋を数件巡り、教文堂でゲット!
 
まだ最初のエピソードしか読んでないのですが。
神崎京介センセをちゃんと読んだことなかったのだけど、
……おおお〜、ターゲットを考慮したプロの仕事〜。
 
陳腐というぐらい、ありきたりで単純な設定。
普通の主婦からみたら、ちょっと冒険という感じのプレイ。
文章から、読み手が女性だということを意識して書かれているな、というのが伺える。
だけど表現が綺麗、イヤな印象を受けない。
まさに男性が書く、女性向け官能。
 
そこで、思った。
扶桑社のI編集長が言ってたことって、これだったのかと。
もっと早くこの小説を見つけていればねぇ
編集長が言うこと、理解できたのに。
編集長のあの簡単な説明だけじゃ、ここまでのこと
駆け出しのペーペーには、とてもとても理解できないよー(笑)
 
私は、官能小説的な官能表現が下手なので、とっても勉強になります〜。
……でもまた、官能を書くコトなんてあるのかな?(苦笑)
 
 
 
さてさて。
【好きの味】はどんな内容かというと。
------
週刊女性に連載中の『男好き』の単行本化第3弾。31歳のOL・美香の恋愛模様を瑞々しい筆致で描く官能ロマン。
------

だそうです(笑)
  
私が読んだ、最初のストーリーは、
 
結婚が決まった美香が、もう一人の彼氏に別れを告げようと思い
その彼とデート。
食事だけのつもりだったのに、レストランでいたずらされ身体が火照り、
そのまま彼の思惑通りにホテルへ。
ホテルでは、氷を使ってのプレイなどなど。
 
ありきたりっぽい展開でしょ?(笑)
きっと、男性には物足りなく、つまらないかもしれない。
でも普通の女性……フランス書院やマドンナ文庫、ほかもろもろの官能小説を読まない女性は、こういうの喜ぶと思う。
 
 
しかし、amazonの
「好きのゆくえ(男好きシリーズ第一弾)」の
カスタマーレビューは面白い。
 
--------
この作家は、実は繊細で美しい小説を書ける作家
ではないか、と私は密かに期待している。
この作品、もしかして、何か賞を取るあるいは、
取っているのかも、と思うがいかがなものか?
---------
ものすごいいやらしい本だった。
官能表現出まくり。本来ならば、読み飛ばすか、読まないの
が普通だが、ちらりと読んでしまった(笑)
この作者の趣味が、フランス語とゴルフじゃなかったら、こ
んな本、絶対許さないところ。
---------

 
作家の趣味だけでなく、作家のプロフ写真が男前だから
許せてる部分もあるでしょ、後者の人(苦笑)
 
神崎京介センセは、とっても頑張られて知名度も高いと思うのですが、
知らない人はまだまだ多いんですね。
だって、amazonにこんなレビュー書かれちゃうんだもん(笑)
 
しかし、amazonで見る限りでは、売れてないみたいですね、この本(涙)
 
 《 2005.04.24 22:35 記》






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2005年04月21日(木) 手帳を買い直す:ほぼ日手帳→手帳は高橋へ

逢瀬日記は、ちょっとひとやすみ
  


  
昨年末
色に惹かれ、
当時の知り合いにもすすめられ、
ついつい買ってしまった【ほぼ日手帳】
 
色は気に入ってます。
が、しかし。
 
年間スケジュール表、
月間スケジュール表、
1日一頁、そしていろいろ ……という構成。
 
分厚いだけでなく、手帳自体がとっても重い!のだ。
大きいからガサ張るし。
 
紙がいいのはわかる、
開いたときに閉じないよう、閉じ方に工夫しているのもわかる
カバーが秀逸なのも、色が美しいのもわかる。
 
でもさぁ、カバンがとぉーーーーっても重いんですけど(涙)
毎日毎日、手帳に出来事とか覚え書き、しないんですけど〜。
(仕事中にそういうことできない職場だし
 家帰ってきたら、手帳に書く前にWEB上の日記に書くし)
 
 
美容室帰り、大きな書店に立ち寄り。
と、そこで目に付いたのが……4月始まりの手帳。
そうかぁ、もうそういう時期なのか(いや、微妙に過ぎてますってば)
 
ふつふつ、ふつふつ……と湧き上がる思い。
もう我慢ならねぇ、もう耐えられねぇ! と、手帳を手に取り選び出す。
 
あまり色も種類もなくって、選択肢は少なかったんだけど。
 
この手帳に、買い直しました。
 
 
【ほぼ日手帳 グリーンティ】3500円+送料500円
【手帳は高橋 ティーズミニ イエロー】税込872円
 
(苦笑)
4ヶ月で4000円ムダにしちゃいました。
 
 
100均に寄って、スケジュール用のシール購入。
スタバに立ち寄り、手帳を作る。
友達の誕生日や、3月〜5月の予定、過ぎたモノも含め書き込む。
今、マメにつけている、生理関係のデータを写す。
 
1ヶ月見開き、1週間で2頁、
メモ帳として使えるページ数も多い。
 
うーん、こっちの手帳の方が
私にとっては、断然使いやすい。
 
たしか、高橋書店の手帳「手帳は高橋」シリーズも、
便利で良い手帳ということで有名?よね。
http://www.takahashishoten.co.jp/note/
 
 
高くて人気があるから、自分にとって良いものとは限らない。
手帳なんて、その人の仕事やライフスタイルに合ってないと
宝の持ち腐れになるだけ

だと、 改めて思いました。

 
 
ああ……手帳で失敗したの、何回目だろう(笑)
 
 《 2005.04.21 05:21 記》





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2005年04月19日(火) 安かろう、悪かろう。ザンギリなロング。

美容室で、久々の大失敗(涙)

 
逢瀬前日。つまり金曜のアフター5に、美容室に行きました。
 
毛先を揃えるだけ。
ヘアスタイルは変えず、
前髪と、全体の長さを1〜2センチカットするだけという
至ってシンプルな作業。
 
だからどこでもいいと思ってたの。
それが大間違い。
駅前で、ビルの5階にある美容室だから、大丈夫だろうと思ったの。
それが大間違い。
 
 
帰りがけに見つけた、
「カット・シャンプー・トリートメント・ブロー」込みで2300円
という、某駅前近くにある、美容室。
 
表に、大きな価格表のタテ看板が出てました。
今、多いですよね、そういうところ。
お値段的にも、お安いところと高いところ、2分化されてる感じがしますよね、
今の美容室って。
だからね、そうだと思ったの〜。
 
エレベーターで5階にあがり、ガラスの扉を開けたら。
「いらっしゃいませー」
客は60〜70代、
スタッフは、技術者とおぼしきおばちゃんが50代前後、
アシスタント的な作業しているのは60代ぐらい。
 
うーん。
ここで、一時の恥!と「間違えました!」と去ればよかったけど
後戻りできなくて(涙)
 
シャンプーもトリートメントも、安っぽい香り。
トリートメントなんて名ばかりらしく、どう考えてもコンディショナー。
シャンプーの時、頭皮に時折爪が引っかかるし。
 
カットの時。
「どうしますか?」
「揃えたいんです。このままの形で、
 切るのは1cmぐらい、段は下の方だけ入れて」
「1cmじゃかわりませんよ」
「伸ばしてるんです(ニッコリ♪)」
 
おばちゃん年齢に達した美容師というのは、とにかく切りたがる。
必要以上に切り、ちょっとでも髪の量が多いと、ガンガン梳く。
そんな被害に、私は何度もあっているのだ。
 
 
で、ですね。
切り終わった髪は、ザンギリでした。
 
「ブローしてから、髪を梳きますね」
はいはい。
 
自分の母親ぐらいのヒトに、ブローして頂く。
 
美容室は、お客が一応はチョコチョコ来てる。
常に1〜3人くらいはいるって感じ。
でもみんな60代以上。
(あとでその理由が分かるのだけど)
 
 
通常、私は、カットの間は絶対雑誌を読まないのですが〜
郷に入れば郷に従えってことで
カットとブローの間、私はやむなく渡された雑誌を読んでいました。
 
もちろん、渡されたのは、ファッション誌などではなく、
女性週刊誌が2冊。
 
私……女性週刊誌、だいっきらいなのぉ〜!(涙)
だって、読むとこないじゃん。
記事はヌルいし、突き詰めた内容なんてほとんど無いし
マンガは絵が下手なのが多いし。
  
とりあえず、森・森夫妻の記事と、捕まったエロ牧師の記事と
お料理と、読者投稿コーナー(面白ネタね)と、
爪マッサージ健康法を読んでました。
  
爪マッサージは、友達から又聞きしたのと、ちょっと違う〜。
へぇ、本当はこうやるのかと。
  
とりあえず、2つの収穫はあったので、いっか。
 
  
「夫婦のセックスレス」とかそんなエロっちぃ内容の所は、読めず。
だって……やっぱ無理よぉ、人が後ろで作業しながら見てるのに。
 
ブロー終盤、隣のおばあちゃんをカットしてた
技術者おばちゃんが言う
「ブロー終わったら、待っててもらって。
 (私に向い)あ、でも、自分で触ってみて
 それでよかったら、軽くしないけど」
「……軽くして下さい……!」
だってこのままじゃ、ザンギリなんですってば!
 
 
雑誌も読み終わり、2冊目を手に取る気力もなかったので
目の前に置いてある、価格表を見る。
 
-----
カットデー、木・金曜は2100円
シニアカット ×百円引き(金額忘れた)
-----

 
だからか。だから今日は客がいるんだ。
そして、この美容室はおばーちゃんが多いんだ。納得(涙)
 
 
技術者のおばちゃんが、やっと私の所に戻ってきた。
「じゃあ、全体的に、ちょっと軽くするのでいいのね」
「はい、ちょっとだけ」
 
少量の髪束をとり、梳きバサミで、4〜5カ所軽くカット。
その作業を……何回も。
床に髪が落ちている。その分量は全体の1/3ぐらいか。
 
全然、ちょっとじゃないじゃないですか。
 
そして前髪
「どれくらい切りますか?」
「これくらいで(指で挟んで教える)、シャギーに仕上げて下さい」
「シャギーね、はい」
 
ざくっと切って、揃えてる。で、シャギー作業。
普通、今は、こう、シャカシャカシャカーってリズミカルな感じで、
ハサミを髪に対してタテにいれて、
手早く軽くハサミの先で髪を摘んでいくような感じで行うのだが……
ここでは、
髪束を取り、ひねって、ハサミをタテに入れて、パッツンパッツン切ってる。
 
あの……それって、よく雑誌で見たりする
「失敗しない! 前髪セルフカットの方法!」
とか載ってるやつじゃないでしょうか?
でもね、その切り方
それじゃ、毛先がギザギザになるだけでは……
 
ちびまる子の前髪じゃないんだからさ。
しかし短い、予定より短いぞ、この前髪。
 
前髪を切りながら、おばちゃん技術者に尋ねられた。
「これ、矯正?」
「そうです」
「もう癖でちゃってるわね」
(いや、これはまだまだまっすぐ。こんなもんじゃない、地は)
「……あんまり軽くしない方がいいわね」
「はい」
「仕上げに何かつけますか?」
「えーっと……」
 
私が(ムースかな?トリートメントかな?ワックスかな?)と
考えていると、追い打ちをかけるように
 
「つや出しのスプレーとか」
 
……ええええー!!! イマドキっ。 
「結構です!」と、即座に力強くお返事してました。
 
 
お願い、もうやめて、もうこれ以上私の髪をいぢらないで……(涙)
ほどなくして、開放。
 
 
お代は2100円でした。
受付時に、住所・氏名・年齢・電話番号記入させられたにも関わらず
「会員カード作りますかぁ?」
……ふつーは作っておくだろうが。
要らないけどさ。でも悔しいから「作って下さい!」と言いました。
 
もちろん帰宅し、破いて捨てました(涙)
 
 
逢瀬の日は
まだ「お母さん的年齢店員さんのブロー」がきいていたので
なんとかなったけど。
帰宅しシャンプーして絶句。
 
左右の長さが揃ってない(笑)
なおかつ、なにやっても毛先がバサバサ。
 
 
職場に行くたびに、仲良い同僚に「ねぇ、ちょっと髪見て」というと、帰ってくる言葉は
「自分で切ったの?」
「ほんとだ、左右の長さ違う。コッチが長い」
「ねぇ、これ、左右のカットの仕方も違うよ。こっち段々になってるよ」
 
そして火曜。
ついに、イヤになりました(涙)
前髪伸びるまで待つつもりだったけど、
水曜帰りに、他の美容室でやり直すコトに。
 
 
いつもイク所にするか、
ちょっと気になってた「サスーンカット銀座」などにいくか。
考えつつ、ネットで検索して……絶句。
 
クーポン券を発行している所、多し。
そのクーポンを使えば、4000円位の料金が2000円台まで下がるのだ。
(お安いところは美容師のキャリアで追加料金がかかったりするけど)
 
 
はぁ……(涙)
 
ひとまず、会社からさほど遠くない所にある
ファッションビルの中にできた美容室の予約をとりました。
 
これで木曜からは、ザンギリボサボサヘアにさよならさっ!
 
 
 
追伸----
(1)
逢瀬の時。
第一回戦終了後、ご主人様が絶句。
「今日……凄く髪が抜けてるぞ!」
後で気づいたのだけど、「髪を軽くするカット」をした後、
お流しも、ドライヤーも……いや、ブラッシングさえろくにしてくれてなかったのでした。
つまり、カットした髪が残ってて、それがベッドのシーツなどに擦れ、
抜け毛のように落ちたというわけですね。
 
(2)
もちろん前髪も左右長さが少し違いました。
自分で切り揃えたとです(笑)
 
(3)
おばちゃん美容師の髪型。ロングの茶髪。
上はパーマ。下の方はタテロールっぽいようなクルクル。
イマドキ……ねぇ(苦笑)
 
 《 2005.4.21 05:30 記》






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2005年04月17日(日) チクビが痛いのぉ(涙)

逢瀬の翌日のこと。
 
またまた、ご主人様に
いっぱい・強めに・いろいろと責められてしまって、
とにかく乳首が痛い〜。
 
朝起きて、着替えて。
お休みなので、ソフトなブラをしたのだけど、
ブラのカップの裏側に乳首が擦れて、痛いのなんの。
 
ブラの布地に乳首が擦れて、痛い。
痛いから勃つ。
勃つと、更に布地に擦れやすくなり、もっと痛くなる。
で、痛いから…………の、エンドレス(苦笑)
 
 
逢瀬日の夜から、お風呂上がりにオロナイン軟膏とか
やんわりヌリヌリしておいたのだけど、
その程度じゃだめだったみたい。
 
 
考えた結果、やっぱこれしかないと。
 
乳首に再度オロナインをヌリヌリし、
勃ち気味な乳首をぎゅうぎゅう押さえつけながら、
バンドエイド(類似品ですが)を貼りました。
 
 
 

  情けないけど、
  かなりこれで
  ヒリヒリな痛み
  が解消♪
 

 
 
 

年末の私の訴え
「ご主人様が乳首ばかり責めるから、
 どんどん乳首が大きくなっちゃって、
 小さな胸とのバランスが悪く、困ってます!」
により、乳首いぢめ自粛傾向だったのですが、
最近また復活しております〜。
 
あー、また、乳首育っちゃうなぁ〜。
いいなぁ、小さくてかわいい乳首……(憧れ、涙)
 
 
その後。
乳首のヒリヒリ痛みはやっと消えました。
また、乳首が一皮剥けたというか、薄いかさぶたが剥がれました。
よかったよかった。
 
 《 2005.04.20 02:57 記》






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2005年04月16日(土) ぜーんぶ私が悪いのかぁ……(笑)



東京はすっかり葉桜ですが、
逢瀬の地付近ではまだ桜吹雪絶好調状態。
 
外にデッキのあるお部屋だったので、
休憩途中(お風呂のお湯ためてる最中)にそっと抜けだし
主従サイト用の道具・玩具写真を撮ってたら、先にご主人様がお風呂に。
でもまだいいやとそのまま写真続行していたら、
呼んでも来ない!と怒られ、結構キッツイお仕置きを受けました(泣)
 
おまけに、やっぱり今日も時間が足りなくなったのですが、
「今日やろうと思ったアレもコレもできなかった。
 全て、麻瑚が写真撮ってるからだ」って。
んもぉ……写真なんて10分もかかってなかったと思うのに。
 
ご飯中、aikoのCDの件で揉める
「えー」
「だってご主人様からすっごく引いたメールしか届いてないもん」
「うそー」(メールを確認してる)
「私、ちゃんとタイトルのリストだって2枚コピーしておいたのに」
「行間を読めよ〜」
「読みました〜、読んだから、ああ……がっくりって。
 ちょっとまって、これ、私が悪いの?」
「(笑)」
「うそっ! だって、ご主人様のがっくりより、私が受けた精神的苦痛のほうが
 絶対大きい!」
「あーあ」
「私悪くないもんっ!」
そんな、くっだらない揉め方(笑)
 
今日の日記は、またのちほど〜。今夜こそ……書けるかな?
 
 
画像は、
数回活用も、ここ1年以上は全く出番のない
アナルバイブ『アナレンジャー』です。
え?使用済玩具画像なんて汚い?
いえいえ、大丈夫。使用時はコンドーム被せてたし、
ちゃんと洗ってエタノール消毒もして保管してるから(そーゆーこっちゃない笑)
 
 《 2005.04.18 10:39 記》





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--***--


2005年04月12日(火) (仮) 『食も調教である』 open



 
麻瑚サイト内の、主従ページ
    『xLxS』
を、少しずつ作成中。
 
今までご主人様と食べた、ご飯や逢瀬おやつの画像。
せっかく画像があるのだし、今やご飯の時は「まず、写真を撮るものだ」と
ご主人様も認識しちゃってるし。
ということで、「食」のコーナーとしてまとめて掲載しようかと。
 
自分でいろいろ作るのは面倒なので、blogを借りちゃいました(笑)
 
『食も調教である』
 http://nosh.ameblo.jp/
(携帯からも閲覧できるみたいです。麻瑚携帯からはアクセスokでした)
 
エロイことはなかなか書かないと思いますが
(食べもの使ったプレイでもあれば書くかも、ですが〜)
よろしければ、こちらもどーぞ。
 
では、ちょっと微熱っ子なので、今日はこれでおやすみなさい〜。
 
 
 《 2005.04.12 22:15 記》






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--***--


2005年04月11日(月) 春先の不調 自律神経

以前に色々調べてふーんと思ったものの、
「確か自律神経が乱れて、春先は不調に陥りやすいんだったよなぁ」
ぐらいなことしか記憶してなかったので、再度調べてみることに。
……勉強になりました。
 
ネットで検索したあと、自分の覚え書きとして個人的な場所に
転記しておいたものですが。
ん〜、でも、ココの日記、そこそこなアクセス数があるので、
やっぱり無断転載はまずいと思うので、URLだけ紹介させて頂きます。
 
興味ある方、春先の不調で悩んでいて少しでも何か知りたいという方、
PCからアクセスして下さいませ。

 
★「FINE-club」
 http://www.fine-club.com/index.html
 
★「カラダと動きの秘密 」
 http://motion.exblog.jp/2276046

***
 
 
身体のことって、調べると面白いです。
身体の不調でただ中途半端に辛かったことも、理屈がわかると
なんか納得し、なおかつ克服できるような気がしちゃうから、不思議です。
 
久々に、DHCの「セント・ジョーンズワート」を購入。
かなりぶりに飲むせいか、結構効いてます。私の体質にもあってるのかもね。
ダウナー系のお薬(安定剤など)は、仕事中眠くなってしまうので、
当分はセントジョーンズで乗り切るつもり♪
  
  《 2005.04.11 16:00 記》
 






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--***--


2005年04月10日(日) もうすぐ10万hit!ありがとうございます。



 
ふとカウンターを見たら……
 
えええ〜!
おおお〜!!
うわ〜っ!!!
 
もうすぐ、カウンターが100,000なんていう、
とんでもない数字になっちゃうじゃないですかっ。
 
こんな、
小説みたいにちゃんとしたお話じゃなく、
構成もしっかりしている訳じゃなく、
いくら日記といえども文章はぐだぐだ、
時々誤字脱字もある、そんなダラダラエロ日記を……
いや、そのエロさえも時々で、あとはグダグダな内容ばかり。
なんていう日記をいつもお読み頂き、ありがとうございます。
 
初めての方も……何かのご縁あってたどり着かれたこと、
この偶然に感謝致します。ありがとうございます〜。
 
 
ほんとうに、ありがとうございます。
 

思えば
2003年8月、LYCOSはなくなり、日記は楽天へ移行される、
と決まりあわてて探した日記移転先。
いろんな方からご提案を頂き、結局落ち着いた、エンピツの有料版。
 
一日1本しか書けない、upした日時が記載されない
という2点以外、とっても書きやすくて気に入ってます。
 
 
私はたくさん日記場所を確保していますが、
それには一応意味があって……
ま、簡単に「ネタ別」といことなのですが。
 
やっぱりですね、
  『千里の道も一写から』 に書くようなネタを
ここ(エンピツ)に一緒に書くことはできませんがな。
(以前はやってたけどー)
 
私としては、一人の人間が書いてることと言えるけど、
読まれる方にとっては、混乱を招くだけって気がするし
そして「二重人格なんじゃないの!?」と人格も疑われそうだし。
(え?それはもう分かってるって?(苦笑))
 
ということで、これからも『スウィート・バイエル』は、関係が続く限り、
主従関係中心ネタで日記を続けていきたいと思います。
 
 
日曜日、私がお芝居観に行っている間に、きっと10万越えちゃうと思います。
もし「お!10万踏んだ」って気づかれた方がいらっしゃいましたら、
掲示板にメッセージを残して頂ければ幸いです。
掲示板は、topを含む各頁の一番下「BBS」から、飛べます。
 
 
元気になったら、またエロエロなお話も書きます。
もちょっと待ってて下さいね。
あと、メルマガ発行も(苦笑)←やめないよ〜。
 
※新しいblogをまた借りてしまいました(笑) 
 だって〜、自分のサイトを作っていろいろやって……とやるより
 日記だblogだbbsだと、既成のものを借りて使った方が更新とかが楽なんだもん。
 何を始めるのかは、お楽しみに……あ、エロじゃないけど(苦笑)
  
 《 2005.04.10 01:38 記》
 





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--***--


2005年04月09日(土) 最後のキスと抱擁に



 
ラブホを出る前に、その日最後のキスをする。
玄関のドアの所で。
 
男友達は絶対にお別れのキスはしなかったし、
今までの男だって、したのは最初のほんの数回。
こんなにお別れのキスをし続けてくれる人は初めて。
 
最初は、同じ場所に立ってのキス。
次は、入口の段差を使って身長差を埋めてのキス。
そして、キスの時にご主人様の身体に手をかけるように。
 
ある日、お別れにしては少し濃密なキスをされたとき、
唇を離してから顔を埋めるよう、ご主人様の胸に寄りかかった。
それがずっと続く。
 
昨秋の、いろいろな話をした日のキスからだと思うけれど……
胸に顔を埋めたあと、いつもよりもっとご主人様に寄り添い、身体に手を回した。
と、ご主人様がギュッと力を入れて私を抱きしめた。
 
それからは最後のキスとギュッの抱擁が定番となった。
 
 
  
 
 
あれからずっと考え続けていた、ご主人様との関係と終焉。
 
調子もよくなくて、ますますウツウツとしていた4連休のある日。
桜を見て、マックで一休みしながら本を読み、家路につく。
この散歩の間じゅう、ずっと「このまま消えたら、どうなるのかな」って考えていた。
 
親と、会社の友達ぐらいは心配してくれるかな、とりあえずは。
ご主人様はどうだろう。
結論を出す前に、一度甘えてみようかな。ご主人様に尋ねてみようかな。
……いやいや、そんな迷惑はかけちゃいけない。
でも、もう終わりにするなら、そんな迷惑も一度はいいじゃない。
ご主人様の言葉を、別れを決めるきっかけとすることもできるし。
 
携帯からメールを送る。
先ほど届いたメールへのおちゃらけたお返事と、桜を見て散歩したとか
そんな普通のことの間に、ワガママな質問を入れる。
 
 
「ご主人様は、私が今すぐいなくなったら、いや?
 突然連絡とれなくなったら、心配?」

 
 
1時間くらい時間をおいて、ご主人様からお返事が届く。
タイトルに「心配だ」と入っているだけで、あとは普通のお返事メール。
 
そのお返事に
「とりあえず心配はしていただけて、嬉しいです」
と書いたら、
「とりあえず、どころか、とても心配してるぞ」と1行。
そのあとはまた普通のメール文が届いた。
 
 
なんかそれで、すっごくどうでもよくなってしまった。
……もういいか(笑)
って思えた。
 
 

久々にPCからメールを送った。
甘えた質問をしてしまったことをお詫びした。
そして。
 
 
 ***

今すぐに終わってしまった方が、いいのでは?
自分にとってとても幸せな結果として、ご主人様との思い出は残るのでは?
と考えていました。
今の、自分の「麻瑚」というキャラと立場を使えば、
私と年齢的に釣り合った相手も見つかるのでは、とも思いました。
ご主人様も経験を積まれた今、
私なんかを飼うより、もっと若くて可愛くて従順な娘を飼った方がいいとも
思いました。
ほかいろいろあって、ああやっぱり私って……
 
こんな私はもうご主人様のおそばにいない方がいいな、
自分の傷も深くなる前に決断を、と。
 
でも、できなかったです。
 
つらつらと考えているうちに、気づきました。
前に読者の方から「麻瑚さんはご主人様に恋心はないんですか!」
というメールが送られてきたことがあり、悩んだことがありましたが。
 
今回、はっきりわかりました。
私、やっぱりご主人様に恋はしてないです。
読者の方にそう言われてから、ご主人様への私の感情は「壮大な片思い」
って言ってたけど、違う〜。
言ってしまえば「好き」というアバウトな言葉に要約されてしまうかもしれないけど、
なんかもっとこう、大きなというか……上手く言えない(笑)
だって、私、ご主人様の奴隷だもん。ペットだもん。
 
私には、ご主人様が私とのことをどう考えていらっしゃるか
全く分からないし、
ご主人様がどうピリオドを打とうとされているか見当もつかないけれど。
 
ある日突然、来週なんかに関係解消の日が来ちゃうかもしれない
何かが起きて「誰が奴隷じゃ!」ぐらい私が怒鳴っちゃうかもしれない、
私の体調がよくなくなって、もう奴隷業なんて営めなくなるかもしれない、
突然ご主人様と連絡が取れなくなって、捨てられちゃうかもしれない、
次の人なんてもう見つけられないかもしれなくて、今後一生男の人と縁のない生活をするかもしれない
ボロボロになるかもしれない
 
……けど、もういいのだ〜って、決断ができました。
 
「心配している」と言って頂けて、とても嬉しかったです。
無理に今すぐ、終わりの日を作るのはやめようと
前向きに思えるようになりました。
 
ありがとうございました。
 
最後の日まで、きちんとご主人様お傍で、極力明るく
そして身体の欲望にも無理せず従い、
ご主人様の奴隷を務めさせていただきます。
 
 ***
 
 
 
私の年齢でこう決めることは、結構勇気がいる。
だって……ご主人様との時間が楽しかったから、もう一人きりには戻れない

戻れないけど、次の男性を探すことも不可能かもしれないのだから。
 
 
ご主人様からメールのお返事が届いた。
普通の返信文の最後に、添えられていた一行。
 
「うむ。わかった。麻瑚は私から離れないでいなさい。」
 
 
 
ラブホでの最後のキスで交わすあの抱擁が続く限り、
私を抱く、一瞬の力強さがある限り
私はご主人様の傍に居続けようと、思った。
  
 
もういいや、たとえ近い将来、一人きりになったって。後悔しない……つもり?(苦笑)
 
 《 2005.04.09 17:25 記》
 
(タイトル見て、麻瑚と主は別れたんだ!と思った皆様、残念でした〜。
 ひとまず安泰でございます……わたし的に(苦笑)
 でも、本当の別離の危機は、いつやってくるか分からないけれど。
 気は抜かずに、また明日へ、そして明後日へと進んでいきます)





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2005年04月04日(月) 「痛みを与える」という行為



 
いわゆるソフトというか
普通のカップルでも刺激を求めてやっちゃうSM的行為から
一歩進んだものが、
「掴む」と「痛み」というSM的行為だと思うのですが、どうでしょう。
 
痛みというのは、Mにとって快感なのか?
私はまだまだヘタレMなので、分からない。
 
私の場合、手でペチペチとお尻を叩かれたりするのは、
かなり快感に近いものがあるかと。
それは、マッサージで「イタ気持ちいい〜」と感じるのと似ているかも。
それを越える痛みは、喘ぎ声を上げてしまう快感とは
全く別物であるというのは確かなのだけど、不快かというと
そうではない。
 
 
ムチで叩かれ、
なんとなく、Mとして簡単にうめき声を上げること、根を上げることは
恥ずかしいような気がして、現時点の極限まで我慢する。
涙が出ても、ギリギリまで我慢。
 
ご主人様から、「よく頑張ったな」とお褒めの言葉を頂く。
緊張していた心が緩む。
痛めつけられた場所を、労うかのように愛撫される。
快楽の快感が訪れ、心身ともに緊張から緩和へと移り……
そしてまた、今度は別場所に痛みを与えられたり。
 
こんな、
アメとムチ・痛みと快感・緊張と緩和
を繰り返していると、分からなくなってくる。
痛いのだか気持ちよいのだか
自分が何なのだか分からなくなり、混乱してゆく。
そうなると今度は、ムチが振り下ろされるたびに、
理性という殻が剥がされ、落ちてゆく。
 
 
アダルトチャンネルで、
本職の縄師の方が、M女性の望みにより
更に1ランク上のMに仕立て上げるという調教を見たことがあるけれど。
緊縛、快楽、痛み……と与え続け、イクことを堪えさせ、
限界まできたところでイカせ、そして「自分を出せ!」と頬を叩き始めた。
 
最後の方は急に人生論みたいになっちゃって興ざめだったけど(苦笑)
その手前までは、凄いなぁ……と真剣に見入ってしまった。
 
でもその時は、それがどうであるかなんてことは
全く分かってなかったわけで。
 
前回の逢瀬で、初めてそのことが、
少しだけわかったような気がします。
 
 
今まで私のsexは、理性が勝っていたと思う。
自分の身体の快感なんて、二の次。
それに、あまりに求めすぎたり淫らに感じすぎては、
男の人が引くだけだと思っていたし。
(現に、そういうことあったし……)
 
 
痛みと快楽の繰り返しが理性を剥がし、
本質を剥き出しにさせ、
身体が求めるがままのsexをさせてくれる、と知りました。
そして同時に、固い理性の殻をかぶったままの自分にとって、
とても必要な行為だったのだということも。
 
もちろん加虐的・被虐的な嗜好がない人には通用しないし
信頼と冷静な判断ができないと、危険な行為ではあると思うけど。
 
だって、
信頼もなにもない人に痛みを与える行為を施されても、
それはタダの「恐怖」にすぎないでしょうし。
 
痛みを与える側も、それなりに覚悟が必要だと思う。
だって……一旦、理性の殻が全て剥がれてしまったら、
そりゃもう、手をつけられない淫乱奴隷になっちゃうのだからして(笑)
そういう奴隷を扱える自信がもててから、
痛みによる調教はしていただきたいものです、はい。
 
 《 2005.04.05 16:15 記》
 





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2005年04月03日(日) 昼下がりの情事 2005春



 
ずっと一緒に居られない。
いつかは別れる。
恋愛じゃない、私の片思い。
そんなことわかっているのに、どうしてそんなことを誓わされるのだろう。
どうして私は、こんなことを考えてしまうのだろう。
 
そんな考えが頭を巡る時が、たまに訪れる。
 

緊縛でムチ、という先日の逢瀬の前のこと。
3月20日。ウツウツとしていた私は、ご主人様に突然呼び出された。
 
「明日ですか。予定はないですけど、私、今、あまりよい状態じゃないですよ〜」
のらりくらりと逃げる私に
「調子が悪いならやめるか? 出てこられないほどか?」と。
 
今、私の体内時計はとても遅れ気味でとってもルーズだけど、
出て行けないほどじゃない。
それに明日はどっちにしろ外に出なくてはいけない用事があったし、
どうしてもご主人様は私を呼び出したい様子。
 
okを出すと、「鶯谷に13時」というメールが届く。
 
……鶯谷っていう気分じゃないんですけど……。
どうしよう。
そこで「ホテルのデイサービス」という考えが浮かぶ。
ビジネスホテル並みでいい。場末のラブホって感じの場所じゃなきゃ、どこでもいい。
 
そう思って、ネットで検索。
楽天トラベルでいくつか見つかる。
ご主人様に了解をとり、その場でネット予約。
最後にご主人様が
「あ、明日はノーパンでロビーに迎えに来い。
 それと、明日は麻瑚にとって嬉しいことがもうひとつあるぞ」
と書いて送ってこられた。
 
当日、私はギリギリ時間より1時間早く、家を出る時間を設定した。
けれど、結局はギリギリ時間すらもアブナイ時間。
用事を一件済ませ、待ち合わせの地へ。
ご主人様のご要望により、今日はお昼ごはんになるようなものがいいとのこと。
おつな(いなり)寿司、すき焼き弁当、そしてデザートに小さな卵に入ったプリンを
デパートで買う。
 
慌ててホテルへ。
チェックインの時間を20分過ぎていた。
でもご主人様がくるには、まだ30分位ある。
部屋へ入り荷物を置くと、コートを脱いで近くのコンビニへ。
お茶と、なんかちょっと飲みたかったのでビールを買う。
 
ご主人様にチェックインした旨をメールしたら、すぐ返事が返ってきた。
「もうすぐ着く」
えええ……!!
お願いだからゆっくり来て下さい、あと10分は!せめて!とお返事。

速攻で部屋に戻り、汗だくになった身体を軽くシャワーで流して、
身体を拭くのもそこそこに、持ってきた服に着替えて、ロビーへ降りた。
 
ご主人様は既に待っていた。
……服装を見て「あああ〜!」と(笑)
そうなのかぁ、ご主人様ったら、普段と違う服装だから、私を呼び出したのね。
 
エレベーターに乗る。部屋は7階。
「その恰好だったら、やっぱり普通のホテルでよかったじゃないですか(笑)
 私も着替えておいてよかった」
そんな会話を少し交わし、軽くキスをすると7階に着いた。
 
「本当に部屋は狭いですからね」
「……本当だ」
「仕方ないでしょ、急だったし、この値段ですから。我慢して下さい」
 
そう言う私の服……ニットのキャミソール型なワンピースの裾をめくる。
命令通りだな、と言わんばかりにご主人様が笑う。
そして胸。ボレロをよけ、ワンピースの中へ手を入れると
「ノーブラか?」
コクンと頷く。
ニットのボレロとワンピースの下は、ガーターベルトとストッキングしか着用していない。
 
「このまま散歩に行くか?」
私の片乳を出したまま、ご主人様が笑ってる。
「……あー、いーですよ。どうせですから、このまま片乳出してプリプリ歩きましょうか?」
「(笑)……いーよ。花粉が飛んでるから外出たくないし」
呆れたように笑ってらっしゃるけど、最初にそう言ったのはご主人様である。
「舐めな」
「ええ〜、"即"ですか」
「こういう恰好でフェラなんて、今日ぐらいしかできないだろ?」
しぶしぶスラックスのジッパーに手をかける私に、追い打ちをかけるように「服、汚すなよ」と。
ちょっと悩んでから、ベルトを外し、ジッパーをおろし、スラックスとパンツの両方を中途半端な位置までさげた。

 
昼はビールを飲まない、と言っていたご主人様だが、
買ってきた350ml缶のエビスビールを、結局は2/3飲んでしまわれていた。
お弁当を、なんだかんだと言い合いながら食べ、お茶を飲み、休憩。
 
「TVでもつけましょうか」
「つくのか? 外にプリペイドカードの自販機があったぞ」
「ええ〜、普通のチャンネルぐらい……つかない(涙)
 じゃあ、せめて、ラジオか有線でも」
私がチューナーを弄っている横に来て「いいよ」と手をどかす。
ラジオをつけたりけしたり、チューナーを合わせたり消したり、下らないおふざけなやりとりが続く。
「なんで〜」
「いいよ! もうすぐ麻瑚の喘ぎ声が響くんだから」
「だから……イヤなのに……」
 
 
そう言う私を、ご主人様はベッドへ押し倒す。
そのまま抱き合ってキス。
でも……やっぱり気になる。ご主人様はこれからお出かけされる方だ。
「ご主人様、お洋服、シワになります」
「……そうだな」
ご主人様はちょっと残念そうに服を脱ぎ、ハンガーにかけた。
私だって着衣のまま犯されたいけど……そうはいかない。
 
 
昼下がりの普通のホテル。
「麻瑚、私たちはどういう人に見えるかな?」
「ん〜、不倫カップル(笑)」
ご主人様はまるで(萎えるなぁ……)と言わんばかりに苦笑。
そう、さっきお弁当食べながらお茶を入れたときも
「今日は主人が遅いから、ゆっくりしていらっしゃってね」と言ったら
リアリティありすぎるからやめろ〜、と根を上げたのはご主人様だし(笑)
 
「年下オトコをたぶらかす、人妻?(笑)」
「……私はたぶらかされてるのか?(笑)」
「……本当は逆です〜」
そんなことを言って笑いながらキスしていたけれど。
 
いつもの一部屋ずつ孤立したラブホとは違い、ここで大声は出せない。
声を抑え気味にしながらほにゃんとしていると
「麻瑚、気持ちいいか?」
「はい……」
「どんなふうに?」
「凄く……」
「どんな風に凄く??」
仕方ないなぁという感じで私が
「蕩けちゃいそうなぐらい……に?」と答えると、ご主人様が笑って再び動く。
 

「ご主人様……いやらしい」
「何が?」
「……部屋が、薄暗いのが」
ひとつしかない窓。
ご主人様がカーテンを締めた瞬間、部屋には間接照明の灯りだけになった。
明るい外を厚い布で遮断し、わざと作られた艶めかしい空間。
いつもは、窓から陽光がさしこんでいるか、
窓が閉まっていても照明が昼間のように明るく壁が白い部屋でなので
淫猥な雰囲気が全くない部屋なのだ。
 
「普通は、明るい方がいやらしいだろ?」
「だって、明るい方に慣れちゃってるんだもん。暗い方がいやらしい(笑)」
ご主人様もきっとそう思っている癖に。
いつもと違う場所で、違う雰囲気で、違う服装の二人が、
賑やかな通りに面した薄暗い部屋で抱き合うというのは
何故かこう、非常に後ろめたい淫靡さがあるのだ。
 
 

ここまではよかったのだけれど。
いろいろ頑張ったけど、頑張りきれない私がでてきてしまった。
 
 
ご主人様に、「麻瑚は誰のものだ?」といつものように問われた。
……答えられなかった。
 
先日、ちょっとしたことがあり、私はご主人様にワガママを言ってしまった。
他の男には言わなかった類のワガママだ。
ご主人様はそれを怒ったりせず「そうか、麻瑚はイヤなのか……」とだけ呟いた。
麻瑚がイヤなら、しないよ。無言の中にその気持ちを汲み取ることができた。
が、その瞬間、「私ったら何をいってるのだろう? 何をしているのだろう?」と気づいた。
 
後日メールでその非礼をお詫びしたのだけど、
ご主人様からは「麻瑚は私だけをみていなさい、私を信じなさい」とのお返事が届く。
信じていないとか、そういうことじゃない。
ご主人様も私も、きっと向かっている方向は同じだったのかも知れないけど、
互いが互いにそれを上手く言い表せない状態になっているような感じだ。
 
でも、私は決意する。
最近あまりに甘い時間が多すぎて忘れかけていたことを、思い出してしまったから。
 
「麻瑚は誰のものだ?」
何度も問いかけられるけど、答えたくない。もう私は……ご主人様だけのものではいたくない。辛いから。
 
「麻瑚、抜くぞ! 答えろ」
でも私は答えない。涙が流れてきた。
やっとご主人様が、私の状態が普通じゃないことに気づいた。
「誰のものでも……ないです」と私が必死に呟くのと、ご主人様が抱きしめるのは、ほぼ同時だった。
 
ウツウツとした心の状態が、今まで普通に答えられたことを、お遊びでは言えなくさせていた。
ご主人様は私を抱き起こすと、じっと目を合わせる。
「もうあまり長い時間一緒に居られないのに。そう言うと、後が辛いです」
そういって首に抱きつく。
「私が言わせすぎか?」
ううん、と首を横にふる。
「すまないな、先のことを約束してやれなくて」
ううん、とまた首を横に振る。
そんなこと分かってる。最初からそういう取り決めで、私たちは主従契約を結んでいるのだ。
 
そのことは変わっていない、最初も今も。
結婚して欲しいとか、一生ずっと一緒にいられることを約束して欲しい
と思っているわけではない。
でも今は、心の繋がりが余計に深くなっていて、いつかは別れるということが
そしてその日が確実に近づきあるということに、私が辛くなってきているだけなのだ。
 
ご主人様は相変わらずずっと私の目を見つめている。
私は辛くなって、視線をほんの数センチ、下にずらす。
 
「麻瑚は私のものだ、わかったな」
私は完全に俯き、何も言わずにいた。顔が持ち上げられる。
「麻瑚は私のものだ、わかったな……言え」
それは私が同じ言葉を繰り返すまで、続けられた。
 
その後も抱かれ、感じさせられながら思う。
この人と、身体だけの関係だったらよかったのに。こんなに辛くなかったのに。
でも私にはそれができないって、自分ではわかっているのだけれど。
 
座位の時に命令された
「ほら、麻瑚、もっとしがみつけ。身体が離れないようにしな」
肩に回した手を首へと移動させ、上半身を合わせるようにしがみつく。
「麻瑚、もっと腰を密着させな。私の身体から離れるな」
ずるいなぁ……と思いながらも、身体はご主人様の言いなりに動き、
唇から喘ぎ声が漏れた。
頭で考える前に、身体が反応させられてしまい、心が寄り添おうとしてしまっている。
 
 
ヘトヘトになるまで責められた。
最後のフェラチオ要請のときに「起きあがれなーい……」と呟くと
ご主人様は少し考え、そして仰向けに寝る私の口へペニスを挿入してきた。
「いいか、出すぞ」
しばし唇にピストンを与えたあと、告げられた言葉。
私は頷き、ペニスに吸い付く。
イラマチオ状態のフィニッシュは、初めてのことだ。
ご主人様にされる分には、こういうフィニッシュも全然イヤではない自分が居た。
 
いつもと違う展開に、ちょっと満足げなご主人様のペニスを
いつものようにキレイにすると、隣に横たわった。
腕枕をされ、抱き寄せられる。
私はそれにあわせて左手を伸ばし、ペニスをそっと掌で包む。
しばし会話をする。ご主人様から先に眠りについた。

 
先に目覚めたのは私。
眠るご主人様の顔をじっと見た。
肌がまだ若いよなぁ……とか。
ご主人様の奴隷になったあと、男友達と寝たときに、凄く感じたことだ。
肌が違う。もちろん年齢差だけではないだろうけど。
男友達の皮膚はざらざらとした感触で、私の肌と全く混ぜあわさらなかった。
ご主人様とはいつもすんなりと融け合えるのに……
そう思った瞬間から、私はご主人様を選んでいたのだ。
 
 
別れるならいつがいいのだろう。
いっそのこと、今日、今ここで……でもこれからお出かけされるご主人様に、
そんなことを言うのは自分勝手すぎる。
そう考えていたら、眺めているのも寄り添っているのも辛くなり、
そっとご主人様から離れ、背を向けた。
 
 
ほどなくしてご主人様が気づく。
「寝てるのか?」
ぼんやりした声でそういいながら、後ろから私に抱きついてきた。
「ううん」
覆うように後ろから抱きしめ、私の脚の間に自分の脚を入れるご主人様。
それだけで、さっきの決心は鈍る。
うとうとと眠り、目覚め、を繰り返す。
目覚めている時には、私の身体を触る。その時間が長くなる。
そして私の脚の間へと、手が伸びる。
 
「もう濡れてるぞ」
そうなのかな〜って思ってると、ゴロンと身体の向きが変えられた。
仰向けになり、ご主人様と目が合う。
ご主人様は私の首すじにキスをし、耳元で「淫乱だな」と呟き、
身体を少し起こして、再び私の目を見て軽く笑った。
 
それだけなのに、うっとりとする自分が居る。
 
「ここ、何時まで居られるんだっけ?」
「16:30迄です」
「あと1時間か……早く済ませないとな」
ご主人様はイタズラっぽく笑った。
少し油断すると、あっというまに1時間以上超過していることも多々。
ゆえに、最後のsexのあとは、バタバタと慌ただしく支度をすることも多々。
今日はきちんと服を着て出なきゃいけないので、そうもいかない。
 
 
愛撫され、フェラチオをし、挿入され、
ご主人様のペニスに酔いだした頃、言われた。
「麻瑚は私のものだ、わかってるな?」
困ったような顔をしていると、また繰り返された。
「麻瑚は私のものだ、わかってるな? 麻瑚も言いな。麻瑚は誰のモノだ?」
「……ご主人様のものです」
「誰が?」
「麻瑚が。麻瑚は全部、ご主人様のものです」
ヨシヨシというように、ご主人様が笑う。
その額に、自分の額を当てた。
「でも……ね、何かあったら、私がそれをちゃんと察知して、
 先にご主人様にお別れを言わなきゃって……ちゃんと思ってますから」

 
覚悟はしている。
でも、どうなるのだろう、その日が来たら。
だけど、泣いて縋ってなんてみっともない真似だけは絶対したくない。
ちゃんと三つ指ついて頭を下げて、「ありがとうございました」とお礼が言える
そういう教育を、私はご主人様からうけているはず。
 
幸せな日々は、いつしか真綿で首を絞めるような日々になってきてしまったのかもしれない。
ううん、でもそれは、私の心が不調だから。
元気になったら、またいつもの私に戻れる。絶対に。
 
 
ホテルを出て、駅で別れた。
「ちゃんと、着いたらメールするように」
いつものご主人様のお約束に、笑って反発する。
「今日は逆ですよ〜。
 ご主人様が次の目的地に着いたら、私に『着いた』ってメール送って来なきゃ」
 
ご主人様は苦笑して改札をくぐり抜けて行った。
そして夜、ちゃんとメールが届いた。
 

 《 2005.04.05 16:05 記》





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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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