としょかん日記
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朝。 ケータイ(実はソフトバンク)の目覚ましで起きる。ゆずも目を覚ましたっぽいので寝たふり。それでも5分後に、わたしの仕事に間に合わなくなるので仕方なく起きる。ゆずは満面の笑みだった。それはそれでいいのだが、こちとら弁当をと朝ごはんを作っている時に「抱っこ、抱っこ」と来るのが、正直迷惑(←これは育児経験者にしかわかるまい)。卵を焼かなきゃならんねん!と憤慨するのは仕方ないだよ。 それはそれ、仕方ないと言えば仕方ないので火を使うあいだあいだで抱っこする。うわー、わたしってばいい父親演じてるわーと誰に言うとでもなくつぶやくいやらしさ。そこは大目に見てください。 で、何を言いたいかというと、娘の面倒を見つつ、自分の支度をしつつ、慌しい朝を格闘していたら、先日半分になった爪をまたはがしそうになった。娘のオムツをしまおうと思ったら、引っ掛けたのだ。朝から流血。こっちは急いでんだよ!それでも指から流れるB型の血液。嫁はそのときくかーくかー寝ていたが、もし起きていたらこう言ったに違いない。
「病院で血液型調べてきたもらったら。あーでも言うまでもなくB型かー」
血と涙を流しつつ、娘を保育園に連れて行く30歳・男性・既婚。人生って哀しいもんだね。
というわけで最近読んだ本。本のチョイスが良かったのかさくさく読めた。
「その日の前に」重松清 うわーん。これはもうテーマ勝ちだよー。こんなんわたしに読ましちゃだめだよ。どうしても読みたい本で、予約が切れるまでゆっくりと、心して待った本。期待は裏切らなかった。 死にまつわる5,6の短編集。どうして泣かずにいられようか。そう泣きました。一番心に残ったのが、奥さんの死期に駆けつけた奥さんの父親が、夫に対して「丈夫な子に産んでやらずにすまなかった」と謝るところ。おとーさん!!それは、それは言わないで。わかっているけど言わないで。死の前にはみな平等であり、抗えない。だけど、残された人々はそんなことを割り切れない。なにより日常に戻らなければならないことが哀しい。幸いなことに本当に近い人を亡くした経験がないが、とりあえず、自分はまだ死ねないと思った。全く同じ意味で、家族をまだ死なせられないと思った。
「赤い指」東野圭吾 「容疑者X」が出たばっかりの頃はまだ東野人気がそこまでいっていなかったのですぐに最新刊を捕まえられたのに、一度直木賞を受賞したものだからこの作品が予約多数なんですよ。おまえらその前に「白夜行」と「秘密」と「超・殺人事件」を読め!と知ったかぶりたい自分を許して。というわけで予約多数につき、中央の指示でもう一冊買ってくれと言うので発注した。届いたものを登録して出す前にこそっと借りて読んでしまった図書館員の風上にも置けない行為をしてしまったことをここで謝ります。 前置き長っ! というわけで「赤い指」ですよ。今回の売りは加賀刑事のパーソナルデータでしょうか。それ以外はあーなるほど東野圭吾だねーと言った作品。正直、これ短編でも問題ないんじゃねーの、とは思った。「嘘をもう一つだけ」に入れてもいんじゃねーの、と思った。しかし上手い作家って言うのは嫌な人間を書くのが上手いんだね。
「ボトルネック」米澤穂信 恋人を弔いに来た崖に落ちたはずの自分。しかし落ちたはずだがパラレルワールドに迷い込んだようだ。その世界とは、自分が生まれなかった世界。姉となる人が産まれた世界。そこで自分は数々の事実を知ることになる。 穂信きた、これ。「来るらしいよ」と多方面の情報からとりあえず唾つけておくかと最新刊で来たものを捕まえてみましたが、面白かったよ、これ。ミステリ書きかと思ってたのですが少なくとも本作は違った。ミステリ要素はありますが。「パラレルワールド」を上手く使ったもんだね。事件にしても人物にしても。わたしはラストが、ラストが好き。というか、最近気づいたのですが、わたしってば「青春小説」が結構好きみたい。というわけで米澤穂信にはまってもよろしいですか。
58歳主幹より仕事のメール。あまりにもお茶目なのでここに再現。
ヽ(^_^)ノ 研修会出席について 先日お送りした研修会の出欠の返事がまだ届いていません(>_<) 急ぎ提出してください(T_T)
なぜ、なぜ「提出してください」でその顔文字? なんにせよ主幹萌えー
ただ、ざるを取ろうと思っただけなのに・・・。それだけなのに・・・。
台所の下の棚にあるざるを取ろうとしたら、掛けてあった出刃包丁に中指の爪を引っ掛けて半分なくなった。説明してもよくわからない状況だけど、とりあえず爪が半分はがれた。よくよく見ると両サイドのみでかろうじて爪がつながっている。なんつーの、ヘルメットの目出すところみたいな感じ。シャキーンて(表現力なし)。爪を取るべきかつけておくべきか迷った末に、血も止まらないしとりあえず病院に行くことにした。流れ落ちるB型の血液。痛がるわたしに嫁さんは「ついでに本当にB型が調べてもらってきたら。あ、調べるまでもなくB型か」と全く持って他人事。
先生の話では、はがさなくて良かったとのこと。皮膚がべろんとはがれた時と同じで、ぼろぼろでも自分のもので自分を守るのがいいらしい。とりあえず好判断。あのままだったら絶対うちの嫁さんに生爪はがされていた。それだけが心残りらしい。
どんだけSなんだ、お前は。
北方水滸伝がついに文庫化されるらしい。買っとくかな。しかし月1回で19冊だから1年半かかるんかよ。どうせならしおりいらずの一気読み(ぱくり)したいし、かといって一気に発売されるとお金なくて買えないしね。悩みどころです。
とはいえ「私の一冊」を挙げるとなれば1,2を争う本なのでやっぱり手元に置いておくべきか。ちなみに職業柄と性格から、小説を新刊で買うことはめったにない。前回買った本といえば「バトルロワイアル」だったりする。これも面白かった。いつか読み返したいと思っていたが、うちの館のそれが不明になったので寄贈しちゃった。もったいないとは思ったけど家で眠らすより広く利用者に読んでもらった方がいいでしょ。
というわけでみなさんも不要な本は図書館へ。
かにの缶詰があるのでかに玉を作ろうとした。ところが、味噌汁作りに気を取られているうちに、卵にかに入れるの忘れてた。卵が半熟になった時点で初めて気づき、調理台を見ると今日主役になるはずのかに缶が居心地悪そうに笑ってた。すまん。
ちなみに嫁の名言「これかに玉じゃなくただの玉だね」
暇に任せて思わずドラマ「セーラー服と機関銃」を見る。お、意外とおもろいやんけ。堤真一が素敵。「とりあえずのだめとこれ見るか」の発言になぜか嫁に笑われた。なぜ?
一応、言っておきますが、別に長澤まさみのメガネ姿に萌えたわけじゃないからねっ!
あいかわらずキーボードの調子が良くない。ボタンの反応が良くない。どれくらい良くないかというと、普段の調子で書くとこうだ。
あいあwrずキーボーdのようい魚kな。ぼたんなあああああおうがよおkない。どれくりおうなあおいうお、ふだんおちょうdかくこうあ。
こりゃ暗号だな。一番むかつくのは、反応がないと思ってBackspace連打したら、いきなり動き出して一文丸々消してくれること。
なんだかんだで意外と本を読めてる自分。読めずに返してしまった本もありますが。なんかこう、自由時間が欲しいよ。あったらあったで寝てるかパソコンしてるかなんだけどね。というわけで最近読んだ本。
・ボーナス・トラック(越谷オサム) 来ました。あたりを引きました。これは面白かった。幽霊なのにお調子者の亮太。不器用なサラリーマン草野さん。そして今回のいい味キャラだいちゃん。亮太のお調子者すぎがちょっと鼻につくが、キャラがいいっす、この小説。軽い語り口調でさくさくと話が進んでいき、そしてラスト。やっぱり小説ってこうじゃなきゃね。ある意味予定調和なのだが納得。読み終えてすっきりする本でした。気になったのは、亮太と草野さんが一気に仲良くなるのがゲームを一緒にやるというところ。ゲーム世代なのね・・・、とゲーム世代のわたしが言う。
・DEATH NOTE〜ANOTHE NOTE〜(西尾維新) 来ました。デスノに西尾維新ときたら読まないわけにはいかないでしょ。というわけで読む。ちんたら読んでいてたら同僚が「最後Lがね〜」と嫌がらせ発言連発。かとおもえば家に帰れば先に読んじゃった嫁が「まさかLがね〜」とセクハラ発言(?)連発。どうやら男の敵は外だけではないらしい。いやしかし、西尾維新。やっぱりすごい。ノベライズって難しいだろうに、原作の雰囲気を壊さず、西尾テイストをつけつつ、なおかつ話が面白い。参った。あなたには参りました。
あとロト6が当たった人の話やこのマンガがすごいとか読んだけど、今日は疲れたからもうやめます。やりたい放題でした。
行ってきました学校へ。今回は3年生に世界の民話を紹介しに。このくらいの学年は反応が良くて好き。「世界」ということで、サッカーのドイツワールドカップに絡めて話をする。3年生ってその辺わかるかな?と疑問だったが、予想通り微妙だった。
「さて、日本。予選第1戦はどこと戦ったかな?」の問いに、「アメリカ」「イタリア」「ドイツ」の答え。あらゆる点で間違ってるよ、君たち。ここで用意してきた国旗を見せる。あら、国旗は知っているのね。というわけでオーストラリアの民話を紹介。
「では、第2戦。今度はどこかな?」の問いに、「アメリカ!」「イタリア!」「ドイツ!」の答え。これってデジャブ?懲りないね、君たち。ここで用意してきた国旗を見せる。半分くらいは知っていた。というわけでクロアチアの民話を紹介。
「いよいよ3戦目。次はどこだったかな?」と期待もしなくなった問いに「アメリカ!!」「イタリア!!」「ドイツ!!」の答え。元気だけは良くなっている。少し考えたのか「ロンドン!」の声もあった。
やっぱり学校って楽しい。
ワイヤレスっていまいち? 先日はマウスがうまいこと使えないので ショートカットキーを駆使してパソコンをしていた。 それでもいよいよなようだったので有線のマウスを買って来た。
とおもったら今度はキーボードだって。 「線ないのすげー」と思っていたら どうもいまいち使い勝手がよくない。 環境をいじくれば快適に使えるのかもしれないのだが よくわからん・・・。 というわけで久々に機嫌がいいときを見計らって 日記を書く。
この忙しいのに(個人的に)、ちょっとした要請があって飲み会幹事となる。まあ、幹事自体は嫌いではないのでいいのですが。ところが総勢約20名に声をかけたら、参加者9名。こりゃへこむわ、自分の人気のなさに。それでもとりあえず開催の方向で進める。
ところがところが前日にキャンセルの嵐。3人が「急に行けなくなった」と言い出してきた。ますます自分の人気のなさにへこむ。とりあえず他に来てくれそうな人にメール。しかし前日でもあってか全くつかまらず。自分の人気のなさに(以下略)。結局1人つかまえて計7人。いいですいいです。これが自分の精一杯です。
と思っていたら今度は当日具合悪いといって仕事も休む人も。もう1人は足が痛いので病院へ行ってくるときたもんだ。足を痛めた人は前日に「普通2時間くらいならどうにかしてきますよね」と言ってたので間違いなく来るはず。補欠1人分をまた確保する。どうにかこうにか2人ゲット。
おまけに朝から台風が来るかもしれないと天気も悪い。宴が盛り上がったのがせめてもの救いでした。
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