としょかん日記
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2005年09月28日(水) 定食を食べる

本日は恒例の学校出張読み聞かせへ行く。今日図書館から行く人は新しい人ばかりなので引率のつもりでついていく。読む気もあまりなかったので本は2冊しか持っていかない。あわよくばただ聞いているだけでもよし。ところがところがなんだかんだで読む人がいなくなって結局読む羽目に。まあ好きだからいいんだけどね。「これはのみのぴこ」あいかわらず強し。持ちネタですまん。

で、読み聞かせに行く日は学校の時間にあわせるのでいつもより朝が早い。おまけに昨晩はうちのゆずが眠いけどなんだかわからんけど騒いでしまえ、と全く眠らず。結局家族でドライブに出かけて11時に就寝する。いろいろやりたいことはあったけど現実逃避としてサラリーマン金太郎読む。

そんなこんなで弁当も作れずに朝家を出たので、昼にひいきの定食屋へ。ここのおばさんが話し好きで世話好きなんだろうけど、今日たまたま昼休みが1時からだったので、「遅いお昼だね。おなか減ったでしょ」なんていうものだから、実際おなか空いたこともあって百万のドルの笑顔でそうですねなんていったものだからご飯が山盛り。そしておかずも1.5倍盛り(当社比)。心で泣いてホッケフライを食う。いや、おいしいからいいんだけどね。気のいい食べもの屋のオバちゃんはちょっと若い男はたらふく飯を食うものだと思っている。間違いない!(←これはもう古いのか?)


2005年09月23日(金) 長い夜

車で熟睡した後、実家でじいちゃんばあちゃんに心行くまで遊んでもらい、風呂にも入って再び眠りにつくゆず。生涯で一番幸せな日はこうして閉じていく。・・・はずだった。アンパンマンショップに巣食う魔物はそんなことを許すはずがなかったのである。

八時に眠りについた後、親はそんな時間に寝れるはずもなく思い思いのことをして過ごす。そして11:30。ゆず突然の目覚め。普段は朝までぐっすり眠るゆずがおきて一言。それは現段階で唯一しゃべることのできる言葉「まんま」。外は真っ暗なのに、彼女は既に朝までぐっすり眠ったと勘違いしている。その証拠にその後全く眠る気がなし。わたしは暖かい布団で夢の世界へ強制送還されていたのだが、奥さんは全く眠らないゆずの相手をして真っ暗な部屋で買ってきたばかりのアンパンマンフィギュアを延々と並ばされるという新しい拷問を受ける。

2:30。寝かしつけられることを全身で拒否するがごとく、大声で泣き出す。わたしやっと起きる。こんなところでひよこクラブで読んだことが役に立つなんて・・・。ということで深夜のドライブへ。子どもは車の揺れに弱くすぐ寝るはずなのだ。わたしも奥さんもパジャマにパーカーというベストドレッサー賞に最も近い格好で車に乗り込む。ゆず5秒で睡眠モードに突入。その後20分で撃沈。万全を期してその後30分かけて夜の田舎道を走る。

これでやっと平和な日常が戻ってくる。・・・はずだった。慎重に慎重を重ねて布団の寝かせる。耳にも心地よい寝息が聞こえる。明日は自然に起きるまでゆっくり寝ようという奥さんの提案に、目覚まし代わりに使っている携帯のアラームを止める。そこで携帯を閉じる。「カシャ」。意外と響く携帯をたたむ音。勢いよくその小さい体を起こすゆず。魔物は三度目を覚ます。


2005年09月22日(木) 魔物の棲む場所

ここ日本には魔物が棲んでいるところが二つあります。一つは甲子園。だって決勝で対戦した2チームとも不(以下略)。そしてもう一つはアンパンマンショップなるところ。そこには魔物が棲んでいた。

孫大好きじいちゃんばあちゃんとそこへ目指す。ちなみにわたしは前日飲み会が急に入り、喜び勇んでその話に飛びついたが、嫁さんがまさに鬼嫁の表情で「次の日酔っ払って約束を反故にしたら殺す」(意訳)なんてことをおっしゃるので、恐怖と闘いながら酒を食らう。酔えねー酔えねー。まあ鬼嫁のおかげで無事朝に出発。

やっとついたその場所はすでに混雑気味。アンパンマンと写真が取れるとあって長蛇の列。「中の人ご苦労さん」なんて夢をもてなくなった発言をする自分が憎い。最近アンパンマンをラーニングしたゆずは店内にておおはしゃぎ。店内のアンパンマン全てを指して大声を出すと言う無茶な伝説を作ろうとしている。一丁前に小さなかごを持って商品を物色。それはそれでいいのだけどカレーパンマンのフィギュア7体はいらないよ。せめて食パンマンにしてくれ。

そんなこといいながら夢をなくしたはずのいい大人の自分も興奮してきた。ここ見てるだけでもおもしろい。それでも「やなせたかしいい稼ぎしてんなー」と言う発言にやはり社会人の悲哀を滲ませる。あたらしくドキンちゃんに手を伸ばすゆずがまぶしくて見れない。

結局じじ・ばば・嫁が大枚をはたいて様々なグッズを購入。我が家は魔物に骨の髄までしゃぶられました。それでもみんな喜んでいるからいいのか。日本経済はこういうところで支えられているのかもしれない。

昼食後、なぜか再びショップへ入店。それでいて店頭のがちゃがちゃをするために200円のロールパンナフィギュアを買うバカ夫婦。さらにそれでいてお目当てのアンパンマンは当たらず。

帰りの車内ではゆずは秒殺。ほとんど目覚めることのないまま家へ到着。この辺は実は伏線なのだが長文になりつつあるので明日へ続く。


2005年09月15日(木) 甘い!

スピードワゴンの「あま〜い」が道内公共図書館どこにも所蔵していなくてちょっと不満。やっぱりうちで買えばよかったかなー。


2005年09月11日(日)

眠い目をこすって世界柔道を見るが、今のとこ1勝2敗。だってねむたいんだもん。気がついたら篠原の長い顔なんだもん。
とりあえず棟田の礼の姿に感動。礼儀がいかに大事なことかを柔道を見て知る。


2005年09月09日(金) 講座

事務仕事もまんがの装備もどれも中途半端になってしまうので、今日は図書館集客力アップ大作戦(仮)を練る。喫煙室を授乳室にする作戦は現在暗礁に乗り上げている。
本日は読み聞かせ講座の定例化を狙って情報収集。いざとなれば講師をやる気。読み聞かせ歴2年のくせにして生意気。だけど、お金もかけず手間かけずといえばこれしかないんだよ。自分でできることは自分で。最近では館内清掃も職員でやろうかと思っている(結構本気)。
さて、情報収集の末、読み聞かせについてですがさっぱりわからなくなった。「絵本はいろいろな見方があるので一概に良し悪しをつけることはできない」という意見で集約されるのであろう。ある人は本選びで読み聞かせは8割決まると言う。ある人は読み手の技術で絵本が生きると言う。ある人は書き手への礼儀として文章は書いてあるまま読むべきだという。ある人はどんどん自分の感性で子どもに読むべきだという。
もう訳わかりません。読み手の数だけ読み方があるという無難な答えでよろしいでしょうか。とりあえず、自分に読み聞かせ講座の講師はできないなと思いました。


2005年09月02日(金) 敗戦

先日小学校へ出張読み聞かせへ行ったのですが、初めての敗北感を味わう。どの学年でも大爆笑必至の「よかったねネッドくん」で撃沈。忍び笑いが聞こえるのにそこで我慢してるんだよね。結局聞き手の緊張をほぐす意味のネッドくんで話し手の緊張が頂点に達する。読み聞かせ、初の敗北。トラウマとなりつつあるもうすぐ秋の暑い一日でした。


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