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 ポートアッピン

グレンコーからリニー湖に沿って南に向かい
エチーヴェ湖にかかる一車線のつり橋を渡り
海側の細い道をかなり走ると 行き当たりにポートアッピンが
あり 文字通りレストランに突き当たります。

このレストランがお目当て。




オイスターとスープを おいしくいただく。

レストランの外の船着場




そして 海に「浮かぶ」ストーカー城

グレンコーをバックに絵のようなお城です。







ストーカー城に見ほれ おいしい海鮮をいただいて
最後の目的地 というかグラスゴーへの通り道
オーバンにむかいます。

オーバンには有名な蒸留所があり 丘の上にはローマの
競技場のように見えるマッケイズ・タワーがあります。
マッケイズという人が 雇用対策として私財をなげうって
タワーを作ろうとしたそうですが 志半ばで亡くなった為
タワーもそこで「やーめた」になったそうです。

なんか こわすなり 作るなりすれば良いと思うけど
オーバンの人々は「あれが良い」と納得しているのでしょう。

そして ローモンド湖に沿ってグラスゴーまでの長いドライブ。

インヴァネスからずっと運転してくださったK.Nさん
ほんとうに ありがとうございました。

おかげさまで 「見たいところを見る」「行きたいところに
行く」スコットランド一周旅行ができました。
  感謝!

と いうわけで このあとはイギリスに向かい
コッツウオルドのロマンティック街道を一周し
オックスフォードを見てロンドン見物
計5泊6日の旅をしたのですが
そのご報告は 又の機会に。

長いこと お付き合いくださいまして
ありがとうございました。
自称 前世スコットランド人といたしましては
本当に幸せなたびでした。

一ヶ月もの間外国にいたこと 一人であちこち
見てまわったこと いろいろな新しい 珍しい経験を
してきました。

これから写真を整理して 覚えているうちに
アルバムを作ろうと思います。スコットランドは
どこをとっても 絵になります。

K's travelsにも 載せていきたいと思いますので
時々のぞいてやって 下さいませ。




2011年10月25日(火)



 フォート・ウイリアム

インヴァネスに別れを告げて ネス湖沿いに
フォート・ウイリアムに行きました。
B&Bは ここ




こんな所に一泊80ポンドなんて ラッキーだと思います。

窓から見た 夜明けのリニー湖




湖にかかった靄がまるで雲のようでした。

ベン・ネヴィス グレンコーなどの高い山が連なる
山岳地帯こそがハイタンダーの原点ともいわれ、
グレート・グレンの渓谷につづくリニー湖の最深部に
フォート・ウイリアムある。

ベン・ネヴィスの麓にシングルモルト・ウイスキーの
ベン・ネヴィス蒸留所があり 現在は日本の
ニッカ・ウイスキーが所有しているそうです。

蒸留所とベン・ネヴィス




ちなみに「ブレイブ・ハート」はこの山で撮影されたそうです。

フオート・ウイリアムでは 旅名人で紹介されていた
レストランに行きました。予約が無いので 夜9時に出直し。
それでも おすすめのスープはめちゃくちゃおいしかったし
ムール貝も食べきれないほどでした。

翌日グラスゴーを目指し南下。まずはグレンコーに寄り道。




ここグレンコーがジャコバイト発祥地。ウイリアム2世の
マクドナルド・クランの大虐殺がジャコバイト軍の結成を呼ぶ。
グレンコーは300年を超える反逆の聖地なのだそうな。

その恨み重なるウイリアムの名前を忠誠のしるしとして
つけざるを得なかったハイランダーの屈辱。
フォート・ウイリアムの名前の由来です。

リニー湖とヨットクラブ







絵葉書をみるような風景でした。

この後 ポートアッピン オーバンを経てローモンド沿いに
グラスゴーに戻ります。

2011年10月21日(金)



 ドーノッホ

インヴァネスから車で回ってもらえることになったので
交通がなにもない北へ向かいました。

海岸線をクロマーティに寄り道しながらドーノッホへ。

ドーノッホ湾を渡る橋。湾が深く切れ込んでいるので
かなり長い橋を渡る。手前の標識には最北端といっていい
ウィックが表示されている。




もし機会があれば インヴァネスから車で4〜5時間の
ウィックへ行ってみたいと思います。
とはいえ 途中の景色は というと







北に行くほど 荒涼としたハイランドの原風景が続く。

ドーノッホは大聖堂が北部一帯の宗教の拠点だったそう。
もっと北上するとダンロビン城というフランス風の城が
あるのだけど「これから行っても閉まってますよ」との
ことであきらめて スコットランド最後の火刑が行われた
「魔女の石」を見に。
広大なゴルフ場の傍にあったのですが どこからが道で
どこからがゴルフ場だかわからない。いつどこから
ボールが飛んでくるかわからないようなゴルフ場で

でもそれをいうなら ハイランドではゴルフ場にしようと
思えばどこでもできるけど プレイに来る人がいない。

ハイランド北部は「どこに行く 何を見る」ではなく
「何も無さ」と「ハイランドらしさ」を感じるために
行きましょう。

そして十分感じて インヴァネスに帰ったのでした。

(内心私は前世きっとハイランド北部で羊を追って
 生きていたのではないか と思っている)



2011年10月20日(木)



 フレイザーというお店

インヴァネスは丸二日の滞在。
狭いまちを 結構歩きました。

現在は裁判所として利用されているインヴァネス城
大聖堂 ちっちゃい博物館。半日もあれば 
まわれてしまう街でしたが 中央にネス川があり
たどっていけばネス湖があり 東に向かえばカロデンに
行くことができる。

カロデン




ネス湖 アーカート城




そして インヴァネスでの収穫は 今回絶対に買うぞ と
決めていた シェトランド島製のセーターを
無事ゲットできたこと。

普通のお土産ものやさんには 高価すぎておいてないけど
北にいって島に近づけば セーターやさんがあるにちがいない
と 信じていました。

川沿いのB&Bの並びに「フレイザー」というお店があり
なんか高級そうなキルトやセーターが並んでいるので
「もしや」と入ってみると ありました!
Nature's colours from the Shetland Isles
Voe true Shetland

今だからこそ 買えるのだ! 

これに合うマフラーも欲しいな
あ、ちょうど良いのがあるじゃないか!
Aran Scarf Handknit

というわけで 大枚をはたいて買ったのがこちら




商標(大切にとってあります)




結構このセーターを着て歩きました。
これを着るとコートがいらない。

唯一税関で申告してお金を返してもらったもの。
100ポンドを超えると税金が返ってきます。

そして 「フレイザー」で出会ったのが
佐賀の中学で英語の先生をしていた という
「ジェイミー」さん。今は店員さんをしています。
日本には 三年間もいたそうで日本語は達者。
「がばいばあちゃん」を撮影した学校だったそうです。
思いがけず盛り上がり おいしいお店を教えてもらったり。
その節はお世話になりました ジェイミーさん。

欲しかったものが買えて しあわせ でした。



2011年10月12日(水)



 インヴァネス

前回スコットランドまわったときは ネス湖から
インヴァネスを素通りして カロデンに行きました。

K's travels にも書きましたが インヴァネスでは
イギリスのややこしい信号にとまどって 
信号無視でパトカーにつかまりました。

目の前に信号が縦に2種類並んでいて
右の信号は青で 左の信号が赤だと どう判断しますか?

あ、右側は直進で 左側は左折だ と気がついたときは
すでにパトカーがきていました。

白い征服の(6月だったので)若いハンサムなおまわりさんで
思わず写真を撮らせてくださいと 頼みそうになりました。

観光客で良くわかっていない と判断してくれたのか
「注意」で解放してくれましたが 貴重な経験でした。

インヴァネスはスコットランドの北の都市で
ジャコバイトの終焉の地であり また
最後の戦場となったカローデンは スコットランド人の
聖地でもあります。(旅名人より)

グラスゴーから電車で4時間 地図を便りに予約しておいた
B&Bまで徒歩10分くらい。
ネス川を渡って インヴァネス城の向かい側の古い
建物を迷うことなく見つけました。
ここです



宿について部屋に荷物を置いて まずはネス川のほとりに。




滔滔と流れるネス川を見ていると めまいがしてきました。
ネス川をかこむように 対岸には インヴァネス城があり 
B&Bの通りのすぐ隣には セント・アンドリュース大聖堂がある。

橋は 車が通る橋のほかに歩行者専用のつり橋がる。




わたってみたが 結構揺れて つかまらないと怖いくらい。

インヴァネス城と 
お城の正面にあるフローラ・マックドナルドの像







ボニー・プリンスが カロデン後フランスに逃げるのを
助けた女性。
ジャコバイトの心を忘れないスコットランド魂の象徴として
ボニー・プリンスを救ってくれた感謝をこめて
この像を作った そうです。

インヴァネスはジャコバイト一色でした。

インヴァネスの街並み

 



インヴァネスからは 車でドーノッホに向かいました。
つぎは カローデン ネス湖 ドーノッホ です。

2011年10月09日(日)



 アバディーン

いよいよ古城めぐり 本命の登場!

旅名人をよんで 写真を見て ここだけは絶対に
行ってみたい と切に願ったダノッター城。

その鬼気迫る姿は スコットランドの歴史そのものと
言っていいと思います。

以前にアーカート城を見たときに感じた切なさ
みたいなものとはちがい なんか妥協しない 媚びない 
毅然とした古城 という気がします。

実際に見たときの感動は はんぱじゃなかった。

写真はあとでみていただく として
まずは アバディーンの街並み










めちゃめちゃ古いのがわかります。

アバディーンはウィスキー古道 カッスルトレイル
(カッスル・・なんて いかにもイギリス)と
見所満載なので とても今までのように歩いてのんびり
というわけにはいかない。

用があってアバディーンに行く というので
車に同乗させてもらい 用をすませてから 帰り道に
とりあえずダノッター城だけ見につれていって
もらうことにしました。
といっても すでに5時過ぎ 日があるうちに
行き着けるか心配で もしだめだったら 出直そうと
思っているとき ストーンハイブンの看板が。

「ここを入って」と思わず絶叫。
しばらく走ると 城の黒い影が・・・

やっとのことで入り口についたのが6時過ぎ。
なんか管理人さんのいそうな建物に6時に門がしまります
と書いてある。

あ、突然ですが 冬のスコットランドは7時〜8時まで
明るいんです。だから まだ暮れなずむ といった状態。

「いそぎなよ」と管理人みたいな人に声をかけられ
老体に鞭打って走る 走る。なんとかの一念。




そして みたのが これ







どれだけ崖っぷちか




どうやったら行けるか というと
写真のしたの方に 細い道があるのがわかりますか?
今は手すりがあるけど 昔はどうだったのでしょう。




このお城を見たあとでは なんか他のお城を見ても
感動しなくなる というか。
だから リンリスゴーパレスにしてもスターリング城にしても
先に見ておいてよかった と思います。

余談ですが メル・ギブソン主演のハムレットは
このお城で撮影されたそうで 自然の霧がたちこめて 
すごく劇的だったそうです。

廃墟となった古城には スコットランドとイングランドとの
戦いの歴史がきざまれていて イギリスに対する根深い
確執みたいなものを感じます。

あ、お札ですが エリザベス女王を印刷した紙幣のほかに
スコットランド独自の紙幣があります。
グラスゴーの空港でポンドに代えたら 全部
スコットランド紙幣でかえってきました。

いろんな人が印刷されていて ものすごくアバウトで
おもしろいな、と思いました。

旅も最終目的のスコットランド北部へ。
  インバネスです。





2011年10月08日(土)



 スターリング

グラスゴーから多分1時間くらいだったと思います。
旅名人ブックス「スコットランド」編の一番はじめに
紹介されている古都。

まずはウィリアム・ウォレスのスコットランド征服から
始まって ロバート・ブルース1世までの歴史を
読みつつ 駅へ。
降りたところは 広い駅前広場。スターリング城と書かれた
バスを見つけ バス停を聞き とりあえずお城までの
片道切符を買う。運転手さんが ハワイから来たという
お嬢さん二人を相手に案内をしているのを
わけもわからず聞きながら お城からの帰り道は
ここを見よう などと考える。

ついてすぐに ウォーレスの塔を見つける。
少し遠すぎて 行かれないので じっくり眺める。

お城側から見た ウォーレスの塔


 
お城の正面




リンリスゴーパレスとちがって
内部がかなり修復されていた。

当時の服装(多分)の案内人




寝室では TV撮影されていた。召使役の女優さん




回廊 




帰りはホリールード教会をみて 貴族の住まいだった
アーガイルの館を見て 古いジェイルへ。




役者さんが当時の牢屋を再現するツアーがあるから と
誘われたが ことばがわからないから と遠慮しました。
でも 本当は見たかった!

スターリングはエディンバラにちょっと似ていて
でもエディンバラほど ごみごみしていなくて
お城から駅までの間に 歴史的な建物が集中しているので
迷うことなく 観光できました。

ウォーレスの塔は 離れているので歩くのは大変そう。

修復されているお城の内部は
なかなか興味深いものでした。

さて 次は アバディーン

といっても 実は ダノッター城 のこと。
今回のたびの ハイライトです!

2011年10月07日(金)



 リンリスゴー

リンリスゴーパレスは スコットランド歴代の王妃の館で
悲劇の女王メアリー・スコットの生誕地
    −旅名人ブックスよりー

グラスゴーから電車で30分ほど。小さな駅で
片側は駐車場になっていて 反対側に お約束の彫刻が
真ん中にある小さな広場がある。
広場の周囲は 椅子とテーブルを外に置いた
レストランや喫茶店が並ぶ。

広場を横切って 狭い坂道を右に上がっていくと
片側が石の塀になっていて そこに歴代の王 女王の
名前と生没年が彫られたレリーフが ずらりと並ぶ。

正面がパレスの入り口。右側に教会。




入り口を入ると中庭のような広場があり 四方を
建物が囲んでいる。

受付とおみやげ物やさんがあり 入場料を3ポンド
(だったとおもう)はらう。
おばさんとの会話
「どこからきたの?」
「日本から」
「うちの息子が名古屋にいたのよ」

このたぐいの会話が とても多い気がする。
いまどき 日本に行く人がいっぱいいるんだなぁ。

ここで 一大事勃発
まずはこの写真の丸い塔を見てください。




上に金網の手すりがあるのがわかると思います。
何人か この上に上っているのを見て
「よし 私もやったろうじゃないの」と思ったのが
間違いの元。

狭い石の螺旋階段を登っていったのはいいのですが
突然目の前がひらけ 4階分くらいの高さの階段に
立っているのに気がつき しかもこれ以上は
両側が金網の手すりのふきっさらしを登らなくてはならない。

あと4段登ると てっぺんにいける のは
わかっていても こわくて階段に座り込んでしまいました。

上から降りてきた男性が「ちわ!」と声をかけてくれたが
階段に座り込んで「こわい、こわい」とつぶやいている
私に困ってしまって 「やったじゃないか!」と
なぐさめてくれているつもり。

とにかく やるだけやってみようと 立ち上がって
手すりにしがみつきながら 2段あがったところで
足が震えて 動けなくなる。
必死で写真だけでも とシャッターを押したのが これ




実際 はじめて足が震える という経験をしました。

さて 宮殿の話。
周りは広い芝生になっていて リンリスゴー湖が広がり
私が行った日は いいお天気だったので
ヨットが何艘か浮かんでいました。きれいだった。




ボニー・プリンスもこの宮殿を一時住まいとしていたため
イングランド軍が火をはなって 住めなくしたそうで
それ以来廃墟となっている。

回廊 




帰りに かわいいスコティッシュなんとかテリアをみかけ
写真を撮らせてもらいました。
飼い主さんもすてきな女性でした。




リンリスゴーパレスは 観光客というよりは地元の人が
ピクニックを兼ねて 遊びに来ている という感じの場所。

お城の写真はいっぱい撮ったけど K's Travels で。

次にいったのは スターリング城
大きなお城で 中をある程度当時のままに
修復してありました。

2011年10月06日(木)



 エディンバラ

グラスゴーを拠点として 電車であちこち移動しました。
まずエディンバラ。電車で1時間余。近いです。

停車駅 Falkirk High   Polmont  Linlithgor
一生懸命 駅名の下のゲール語を書きとめようと
したのですが リンリスゴーの Gleann Iucha のみ。
なんとよむんでしょうね。


駅について 列車の案内所みたいなところに行って
地図などありますか? と聞いたら
あっちのどこかにあるんじゃないの、とのこと。
指さされたあっちへ行ってみると 観光案内パンフレットがあり
ありがたくそれをもって外に出る。

出たところで この道はどれ?
わからないときは「聞く」のがモットーの私は
所在無げな女性に 早速「エクスキューズミー」
地図をみながら教えてくれて 最後に「ジャジャーン」
うれしくなって私も 「サンキュー ジャジャーン」

トコトコ歩いていると後ろから追いついて
サイトシーングのバスがあるから 乗って回ったほうがいいよ
と教えてくれた。親切だなぁ!
というわけで 12ポンド払って乗ってきました。

ちなみに 今は1ポンドいくらかな?112円くらい?
ポンドが安いから出来た旅行です。
5年前は200円以上していましたから。

バスから撮ったエディンバラ城の裏側。
崖っぷちに建っています。




正面。イヴェントがあるようで 足場をくんでいました。




エディンバラ城からホリールードハウス宮殿までの
ロイヤルマイルは お土産ものやさんと
ストリートパフォーマーがいっぱい。

5ポンドで一緒に写真をとります のおじさんたち。
さすがプロ 絵になりますね。お金は払わなかったけど。




透明人間




おなじみ バグパイプの演奏。うまいかどうかはわからない。




外で食べたブレックファーストとスープ







典型的なスコットランド風朝食を食べたくて頼んでみたけど
誰が食うんだ?こんなに。

エディンバラの印象 観光地 陽気 ざわざわ 混雑

もういいや とお城には入らず お土産だけ買って帰りました。

次に行ったのが リンリスゴー

ここは 良かったです! いよいよ古城めぐりに突入。

2011年10月05日(水)



 グラスゴー

グラスゴーは 純粋な観光地ではありません。
観光地というよりは グラスゴー大学で学んだ
ジョージ・ワットの蒸気エンジンの発明 
アールヌーヴォーの奇才といわれる
建築家マッキントッシュの作品で知られる・・・そうです。

つまり スコットランドで セント・アンドリュー大学に
次いで二番目に古い グラスゴー大学や マッキントッシュ
デザインの スクール オブ アートなどを擁する
学術都市なのです。

私は ちっちゃいけれどスコットランドの歴史にそって
絵などを展示しているケルヴィングローヴミュージアムが
一番好きでした。

旅の最初に歴史を描いた作品や展示物を見ることができて
その後の旅の方向が決まった といっても良いでしょう。

絵画の展示のなかに「晩鐘」がありました。
一点だけ 別室のような囲いの中にポツンと。

ものすごい感動でした。しばらく動けなかった。

もう一点「ハイランド・クリアランス」作戦で
ハイランドを追われて グラスゴーやイングランドに
旅立つ人々を見送る家族を描いた作品。

作者は知りませんが スコットランドでは有名なのでしょう。

旅立つ船や人々は描かれていませんが 岸辺で見送る
人の悲しみが ものすごく伝わってくる作品でした。

ただ 絵の中の女性たちの服装がきれいすぎて
ひょっとして身分の高い人なのかな? などと
考えてしまいました。

というわけで ミュージアムの写真です。




次に クイーンストリート駅
ここから あちこちに出かけました。
グラスゴーには セントラル駅というのもあります。




駅の表示の英語のしたの文字は 多分ゲール語。
他の駅でも 駅名のしたに表示してある。

駅を出ると ジョージスクエア。奥に見えるのが
多分商工会議所。




グラスゴー大聖堂と中から見たステンドグラス










といったところ。

大聖堂と名のつく建物はあちこちにあり 古くもあるのですが
あまり興味がわかず。
でもお城に関しては 話が別。

これから後は 多分古城めぐりと題しても良いかも。

いかにもスコットランドといったお城をめぐってきました。

グラスゴーの次に行ったのは エディンバラ です。




2011年10月04日(火)



 おひさしぶりです

今 日記を見返したら 4月が最後でした。
ということは 約半年放置。よくぞ残っていてくれました。

さて ことしの激動 その2・・・

8月末から約一ヶ月 スコットランドに行ってまいりました。

なんで スコットランド? という疑問はさておき・・

私の前世はスコティッシュである、と判明・・したと
思い込んでいる。

でも まだ「ここがふるさと!」と感じる場所は
みつけていない。が、絶対あるはず。


さて 行った場所 
グラスゴー エディンバラ リンリスゴー スターリング 
アバディーン インヴァネス ドーノッホ
フォートウイリアム グレンコー オーバン 
ポートアッピン(このあたりになると かなりマニアック)

実は 前もって「読むべし」といただいた 旅名人ブックス
「スコットランド」にそって めぐってみたもの。
良い本です。わかりやすいし 写真も充実 おまけに名所の
歴史的背景を解説し 最後に年表まで載せてくれてある。

前回のスコットランド旅行は ネス湖でネッシーに会いたい
というのがテーマだったので ネス湖 アーカート城
カローデンをめぐるのが せいいっぱいだった。

前回行かれなかった場所をめぐりつつ 
スコットランド北部を旅したい が 今回のテーマ

島巡りを除いて ほぼ達成出来たんじゃないか と。

この次に行くチャンスがあるとするならば
北部からシェトランド諸島へ スター島へ 行きたい。

写真もそこそこ撮ってきましたので
いやおう無く載せていきたいと思います。
他人の旅行記ほどつまらないものはないけど
そこはそれ 我慢のしどころ。

まずは グラスゴー からあちこちへ。 








2011年10月03日(月)
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