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 会いたい




しむら動物園を観ていたときのこと・・

クロという子猫の物語
詳しい話は この際おいて

短い一生を終えた 子猫に涙していたとき・・

突然 右肩に何かが 音も無く落ちてきた。

悟朗は よくソファの背中に乗って寝ていて
年をとってからは 降りるとき 私の肩に乗ってから
膝に飛び降りた。

で 一瞬「悟朗?」

そんなわけないか

でも たしかに 右肩に感触があったので
多分 TVのリモコンか何かを 
背あての上に乗せてあったのが落ちてきたのかも と 
手で背中をさぐってみたが 何も無い。

立ち上がってソファの周りや あちこち見たのだが
何も落ちていない。


「悟朗ちゃん そこにいたの?」


ほんとに 右肩に感触があったのだから・・・



悟朗が 会いにきたのだと思う。

     ・・・・・・・・会いたいよ















2010年09月18日(土)



 人間語翻訳?

9月に入っても あいかわらず暑いですな。
熱中症など 大丈夫でしょうか?

浜への毎朝の散歩も 夫に頼んで家にこもっております。
銚子ら辺は 内陸より3度くらい 涼しいとはいえ
30度は かるく超えております。

いや 暑い 暑い。

散歩といえば ご無沙汰しました「モカ」の話題。




おかげさまで 元気にしております。

一時 足を引きずったり 下に着けなくなったり で
はるか 東京の病院まで診察を受けに行きました。

お薬をいただいて よくなりましたが、いつ再発するか
わかりません。

いつも能天気で 元気いっぱい と思っていたモカも
10月には 10歳になるのですよ。

足がいたい 腰がいたい と言い出しても無理ありません。


散歩から帰って おやつをあげて 「お水 ここね」と
いつもの場所を指しても 反応なし。
最初 耳が聞こえないのか、と 心配しましたが
2,3度くりかえすと 「あ・・」という感じで
飲みにいきます。

「言葉が理解できないのかな?」と 今更ながら
驚くのですが・・・・

考えてみると 彼はずっと ブルーの腰ぎんちゃくで
ブルーが人一倍(犬一倍)頭のいいボスだったから
言葉を覚える必要は 全くなかったのです。

外に出たいときは ブルーに言い
お腹がすいたら ブルーに「時間ですよ」と言い

それが ボスがいなくなった今では 
自分で言わなくてはならないし、
人間語を必死で理解しなくては ならないし、
後をついてまわって「こいつは何をいいたいんだ?」と
顔色をうかがわなくては ならなくなった。

きっと パニックになっていることでしょう。

ハゲハゲをいっぱい作ったのも 無理ありません。
私と同じで 大声で「ブルーちゃん!」と
叫びたくなることでしょう。

「人間語 翻訳してくれないと おいらわかんないよ!」
モカの 悲痛な叫びが 聞こえるようです。






2010年09月02日(木)
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