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 つづけることは・・

本日(あ、もう昨日か!)は 1週間に1回 月3回の
ピアノレッスンの日。(日曜日もやってます)
午後1時から 夜の8時20分まで 中40分の休みで
殆どしゃべり続け。

日曜日の振替レッスン(夏休みになるとやたら多い)で
いつもより余分な1レッスン

Mちゃん バイエル
「先週とおんなじ所 間違えてる。先週よりひどいかな?」

Oさん(大人の方)易しいポピュラー・スタンダード
Hさん(大人の方)ソナチネ 
「そこんとこ もうちょっと息をすいましょう。
 少しrit.して・・静かに じゃん!」
Kさん(大人の方)jazz Tea for two
「ベースは あとうちだから 2,4拍目を意識して・・
 ツン ツン ツンという感じで少しつっこんで」
Nさん(大人の方)イチゴ白書を・・
「ここは 分散で10度を使うといいでしょう。
 サビは 結構うたいあげて・・最後はゆっくりジャララーン」
Kさん(大人の方)エリーゼのために
「ミレミレミシレドラです。ミレミレシレドラにならないで」
Kさん(大人の方)TUNAMI
「乾杯の歌伴書いといて下さい」といわれて、
 歌詞をネットでダウンロードして 伴奏を書いていったのに
「こんなの むずかしくて弾けないよ。ダメダメ・・」と
 却下。こんなことで メゲていては大人の方のレッスンは
 つとまりません。
「じゃ 前に言われてたTUNAMIのやさしいのみつけたけど
 これどうかしら?」
「あぁ これなら弾けそう。やってみるわ」
 こういう具合に 没になった手書きの譜面 いくつかなぁ?
 最近では「ガラスの部屋」・・・ワッ・・
  40分おいて・・・
Mちゃん バイエル 他
「忙しいのはわかるけど 少し練習しようね」
Tちゃん バイエル 
「良く弾けてる。スケールをもう少し練習しようね」
Hちゃん バイエル
「この曲終わったら バイエルとさよならなんだけどな。
 がんばって もう一度弾いてきて」
Yくん ソナチネ
「君は好き嫌いが多いね。好きな曲はあっというまに
 仕上げるのに これあんまり好きじゃないみたいね」

ざっとこういう具合。
大人の方のレッスンは 基本的には「弾きたい曲を
弾いていただく」に 徹している。
「こんな曲を・・」といわれて 探すのが私の役目。
無いときは その方の実力に合わせて(私の実力にも)
譜面を書く。

月曜日のレッスンは ソナチネからジャズへ 
フォーク・ソングからポピュラー・クラシックへ と 
めまぐるしく かわる。
「この方は なにを弾いてたっけ?」などと のんびり
してる暇はない。「センセ アレ探してくれた?」
「アレ書いてくれた?」「今日はこれやります」 etc.

間の40分は 死守する。その間にどっと疲れが・・。
でも お茶をいただいて 少し本を読んで、さて
後半戦に突入。しかし 立て続けのバイエルで
全く気分転換ができない。
8時20分に終わると 倒れる寸前(ウソ)
自宅レッスンではないので、文句は言えない。
子供さん達にとっては 若いイキの良い先生の方が
いいのではないか、とお伺いをたてるのだが・・
「そうですね」とは いいづらいだろうな。

でも 大人の方のレッスンは 楽しいのも事実。
いっぱいカナをふっていた方が いつの間にか
真っ白な譜面で弾いていたり、コードをしっかり
おぼえてくれたり すると すごくうれしい。
Kさんの言葉ではないけど
続けることは 良いことですね。
こんな曲も弾けるようになったし・・

 




2005年08月09日(火)



 在庫あり




昨日 一昨日と徹夜してしまった。
どうしてか・・というと ドン・ウインズロウの
小説を読みふけってしまったから。

創元社のニール・ケアリー・シリーズの最新作の
宣伝を見て、検索。全7冊。
創元社から ニール・ケアリー・シリーズ4冊 
角川から3冊。
角川の1冊(あまりおもしろそうでなかったので)と
創元社の最新作1冊を除いて 5冊買ってしまった。

まずは 「ストリート・キッズ」
一気に読んでしまう。
ヒースロウ空港の混雑にイライラするところ、
ロンドンからヨークシャーへM11を北上するところ、
ニールがロンドン市内を 歩き回るところ、
ヨークシャーで 牧羊犬と羊と羊飼いのおじいさんと・・
思わず 「なんで“今”なんだろう?」

そういえば 帰ってすぐに イギリスの飛行機を
爆破する、というテロ小説を読んだ。
またしても 「なんで“今”なんだろう?」

ニールの2作目が届く前に amazonに頼んであった
古本が2冊届いた。
「ボビーZ」と「カリフォルニアの炎」
この2冊で 連続徹夜。
昼間から読めばいいのだけど、食事の支度やらなにやらで
中断されるのがいやなもので、つい夕食後 Mr.Kが
寝付いてから読み始める。
2冊とも メチャメチャおもしろかった。

今日は ニールの2作目「仏陀の鏡への道」を3分の1
読んだ。これはホンコンが舞台なので、ネイザン通りや
ビクトリア・ピークやスターフェリーなどが登場。
今度ホンコンへ行ったら、「ここはニールが歩いた所だ」
などと思ってしまうかも。

実は イギリスへ行く前に スコットランドを舞台にした
小説を 夢中で読んだ。ボニー・チャールズの時代、
ジャコバイトが深く静かに潜行していて、ハイランダーが
いかにとりこまれていったか、カロデンで、いかに
チャールズが無能だったか ハイランダーが
いかに虐殺されたか。
実際にその地を歩いてみて、小説で読んだことが
3次元で実感できた。
スコットランドの人々にとって、あの戦争は つい
何年か前のことであり、イングランドに対する感情は
その当時から 全く変わらずにあるのではないか。

さて、ニールの物語は あと2冊「高く孤独な道を行け」と
明日(もう今日か)買うつもりの
「ウォータースライドをのぼれ」
読むものがある、在庫がある というのは うれしい。

毎月20日頃から ネットで出版社めぐりをはじめる。
「あ、これ読みたい」というのが見つかったら 
その作家の既出版作品を検索する。
何冊かあると 又うれしい。
eーhonで買ったり、amazonで古本を探したり、
1500円以上だとamazonでも送料は ただになるので、
2冊まとめようか?(私が買うのは絶対文庫だから
高くても1000円位)とか。
近くに大きな本屋さんがあればいいのだが、千葉まで
行かないと 新刊は手に入らない。

成田空港の本やさんには 新刊が置いてある。
だから 飛行機に乗るときは 大抵2〜3冊買う。

先日 話のはずみで 子供達と「一緒に海外旅行しましょ」
ということになってしまった。それぞれ 仕事の関係で
日にちがあうかどうか。
候補としては 台湾があがっているのだが。
近くで あまり滞在日数が多くならない所。
この前は おいしいものが 何も食べられなかったので、
今回はよく調べて、おいしいものを食べてきたい。

台湾を舞台にした小説を なにげに読んでいるかも。









2005年08月03日(水)
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