オリから出た日々

2004年05月31日(月) Black Magic ?

夕方から夜にかけてネットが不調で、日記のアップは次の日の朝になってしまいました。


ギャラリートンネル(監査廊)でこんなヒキガエルがいました。餌となる虫なども少ないであろうこんなトンネルで何でこんな丸々としているのか不思議ですけどね。

やはりこちらのヒキガエルも毒を持っているようで、手袋をして捕まえて表の川へ逃がしてやりました。


題名でBlack Magicと書いたのは、このトンネルにはコウモリがよく飛んでるので、ヒキガエルやコウモリ、これにヘビでもいればそんなイメージがあるかなと。

これは飛んでる姿を撮ったものです。これを撮るために10枚以上撮りましたよ。このような撮り方は簡単に消去できるデジカメの長所ですね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…白身魚のフライ(タルタルソース添え)
小鉢物…ほうれん草のゴマ和え、高野豆腐
スープ…味噌汁(ワカメ入り)


この白身魚の種類がはっきりとわからないのですが、まあまあいけてると思います。次の日の昼食もムツ(らしき?)の照り焼きでしたが、やはり魚だとどこからの物(サンマやサバはバンコクらしい)かと考えてしまいます。



2004年05月30日(日) 3連続日曜出勤

9日にインドに戻ってから現在まで休みなしの21連勤という記録を更新中です。たぶん今週の土曜まで休みは取れないでしょうから27連勤という記録になるのは間違いないでしょう。

いや疲れる記録だ…。
まあ精神的に疲れるだけであって、仕事をしていようがしていまいが体力的にはどうって事はないのですが、この結果生じる休出残業時間の多さが更に精神的に疲れる要因になるのが一番嫌ですね。

出向先の課長クラスは今の現状をある程度理解しているでしょうからまだいいとして、やはり所長の残業時間(出向費用の支払額に響く)チェックが入るのが、ね。
先日も工事(人員)工程の見直しをしていた所長から「いつまでこの現場にいるの?」って聞かれたんですけど、いつまでいるか決めるのは所長じゃないですかいらないならすぐにでも帰りますよって言い返してやりましたよ。
二言目には「日本人は(給料が)高いからなぁ」と言われるのですが、費用対効果で割が合わないと判断すればさっさと帰して欲しいですね。

でも確かに高いのは事実で、私が8時間の休日出勤を2日したら私の下で使っている(例の尿道結石の)インド人エンジニアの1ヵ月分の給料を越えてしまうのです。だから今回彼が病欠中に3回休出をした私の残業代で余裕でもう1人のエンジニアを1ヵ月雇えるのですな。
まあ日々のルーチンワークだけならインド人でもいいのでしょうが、経験に基づく技術的な判断やアドバイスの言葉の価値というのが、高い高いと言われながらもこの現場に残っている理由なんでしょう。
ってエラソウに言ってますがハッタリも多いのですけどね(笑)。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…豚肉ショウガ焼き
小鉢物…たこ焼き、ポテトサラダ
スープ…味噌汁(ワカメ入り)


ショウガ焼きの添え物にはタマネギの炒めた物も付いているのですが、ここのタマネギは少し紫色で日本のニンニク並みの大きさ。味や歯応えはしっかりタマネギですけど、箸で食べるのが少し面倒ですね。
最近たこ焼きが多いぞ(笑)。



2004年05月29日(土) Congratulations !

今日、尿管結石で入院していたエンジニアが復帰しました。
戻ってくるまで二週間以上かかりましたね。

石は1日で砕いて取れたらしいのですが、その周囲で炎症を起こしてしまい、それの治療でこんなに時間がかかったそうです。やはり病院へ行って治療を受けるまで時間がかかったのが悪化した一つの要因でしょうね。

11日の夜に痛みだして、12日に村の診療所で診て貰い、痛みが引かないので2時間離れた大きな町の病院で診て貰ったら結石と判明、結局15時間以上離れた自分の故郷の町の病院で治療をした時には痛んでから1週間かかっていた事になります。結石だからこの程度で済んだけど、他の病気(マラリアなど)だったら手遅れになる可能性があるから怖いです。

今週は他のエンジニアが熱を出して病院に運ばれましたが、診断結果はマラリアだったそうです。以前、マラリアになった人が地元の診療所で適当な治療を受けて手遅れになり亡くなった事があったので、今回はすぐに大きな病院へ運んで良かったですよ。

結石のエンジニアが言うには、治療費(オペ含む)と入院費の合計は3万Rs(7万5千円)になってしまったそうです。彼の給料1ヵ月分以上が飛んでいったそうです。健康保険とか無いようですし大変でしょう。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…サバ塩焼き


昨日は送別会で夕食は正式には取っていないので、運んでくれたサバがメインだという事しかわかりません。サバで良かった(笑)。


   ボウシの思い出
興が乗ってくるとこんな感じにまでなってしまいます。ボールペンを夢中で追いかけるとこんな顔になってしまうのでしょうね、







そんなボウシが好んでいた場所はデジカメのケースの上。ここで丸くなって寝ているボウシを見ていると色々な苦労が吹き飛んでいきましたね。

これでボウシの思い出の写真は終了です。
出会いから別れまで1年ほどでしたが、ありがとう。



2004年05月28日(金) 送別会

今日はまた送別会が開催されました。

他所の部署なんで仕事上ではあまり接点は無いのですが、マージャン仲間でもあり2年以上いた人なので名残惜しく、遅くまで飲んでカラオケで騒いでしまいました。

ビールがほとんど飲み終わり、ウィスキーとジンがメインになってきたテーブルです。

特に左隅にあるのはトニックウォーターで、近くの大きな町には無く、カルカッタからわざわざ取り寄せたものだそうです。
でも酔っ払いはそんな貴重な飲み物と知ってか知らずか、甘いだの何だの難癖を付けておりました。


最後の中締めで一緒に飲んでいる人を無理矢理抱きよせて「昴」を熱唱している変なヤツです。誰なんでしょう。

即興の替え歌で歌ったのですが、やはり何でこんな所で働いているのか〜〜という歌詞になってしまったですね。



昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…チキンカツ
小鉢物…冷奴、切干大根の煮物
スープ…味噌汁(なめことワカメ)


最近のメニューでチキンカツが多いような気がしますね。前回よりも大きさは少し大きくなっていたのは偶然でしょうか。


   ボウシの思い出
私がボールペンなどでチョイチョイとボウシの頭の近くで振ってやると、目の輝きが変わって追いかけてきます。

振っている物を口で捕まえたりするとガジガジとかぶりついてきますので、ボウシと引っ張りあいをしたりします。



2004年05月27日(木) Site visit 2日目

今日はLower Damの視察でしたが、待ちぼうけを食らわされました。
9時には現場で待っていたのにやって来たのは11時過ぎ。しかも行くと言っていなかった監査廊(ギャラリートンネル)の方へ行ってしまったのです。
そこで私の担当工種の説明を課長か所長がやってしまっていて、私の待っていた盛り立て現場に来た時は他の仕事の説明となって、残念ながら(?)私の出番は無くなっていました。


これはダム本体で盛り立てのコア(水をせき止める粘土)の含水比と密度を測定する装置を実演している所です。

放射性物質を使用しているので、子供がいなかったりまだ欲しいという男性は近寄るなと脅されます(笑)。
まあこの程度の放射性レベルで種無しになる事はないでしょうけどね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…ハンバーグ(デミグラソース)
小鉢物…納豆(オクラ入り)、春雨サラダ
スープ…コーンポタージュ


ハンバーグはボリュームも味もまあまあいけて、柔らかく焼き上げているので私のお気に入りのメニューです。やっぱり火加減は料理の命ですね。


   ボウシの思い出
机に向かっている私の膝から机の上に乗ってくるのがボウシのかまかま(構って)サインです。

でも机に乗っても毛づくろいをしたりしてすぐにはこちらには見向きもしないのは何ででしょうか(笑)。



2004年05月26日(水) 山登り&Site visit

午前中に山登り、午後から発注者の現場視察の説明をしました。

山登りは調査ボーリングが発注されたため、下部ダムの右岸の稜線の低い場所まで下から100mほど登っていきました。
思ったより傾斜がなだらかだった為、それほどキツイとは感じませんでしたが、同行したインド人2名は私以上に大きなお腹をしているのできつそうでしたね。

下流の平野を眺めた写真です。

やっぱり10kg近くの減量で足腰の負担が減っているのが、こういう時に実感させられます。この調査ボーリングが始まったら、毎日この山の上り下りをしなければなりませんので更にダイエット効果が上がるでしょう。
そうでも思わないと大変でやってられないけど。

午後の発注者への現場説明はUpperDamの仕事がほとんど終わっている事もありスムーズに説明できました。いつもこうだといいのだけどなぁ。
って明日はLowerDamの説明もあるし気を抜かないようにしないとね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…骨付きチキンソテー(いつものガーリック風味)
小鉢物…キンピラゴボウ、海草サラダ
スープ…味噌汁(そうめん、薄揚げ入り)


海草サラダはダイエットメニューでよくお世話になっていたのと同じものでした。これにノンオイルの青じそドレッシングをかけて食べていましたよ。


    ボウシの思い出
夜の散歩から帰ってきて私が背中を撫ぜてあげると、このようにころんとお腹を見せてくるのでプニプニとさすってあげます。

肉球プニプニも好きですが、柔らかいお腹をプニプニするのもいいですね。



最初は触られるままになっているボウシも、そのうちキックやらパンチやら手に加えてきて、指を軽く噛んだりしてきます。

こちらも負けずに手や足の肉球の部分を掴まえたり、舌の先をヒョイとつまんでやったりして対抗します。



2004年05月25日(火) 送別会の写真

インド人エンジニアが後輩の送別会を彼らの部屋で行った写真が見つかりましたのでアップしてみました。

日本人もインド人も輪になって踊ろうの姿です。インド人は両手を上げて手のひらを交互に表裏を向けながら踊っていたので、何か日本の盆踊りに似ていると思えましたね。


部屋はベッドが二台入っているので狭いのですが、そんなのに構わずベッドの上で踊ったりして壊れるかと思いましたよ。

実際、壁に埋め込んであるクーラーは故障中でしたし。
天井扇だけですから踊っているととても暑かったですね。


日本人はビール好きなのを知っているので、飲み物はビールとウィスキーとミネラルウォーター。

二枚目の写真に写っていた女の子が作ってくれたチキンは美味しかったです。当然ながらスパイシーでしたが。




昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…ちらし寿司
小鉢物…そうめん、ししゃも3尾
スープ…トン汁


これも建設現場の宿舎の夕食には似合わないメニューでしたね。ちらし寿司やそうめんは昼食メニューにすればいいかと思いますが。ボリュームが無かったのでいつもより多く食べたら、この後に歓迎会に引っかかってしまったのですね。今朝の体重は1kg増えていたよ…。


  ボウシの思い出
夜のお散歩から帰ってきたところです。暗いところから明るい事務所に入りたてで瞳がまだ戻っていませんね。

夜は虫が入るのでドアは閉めているので、帰ってくると表でニャーニャー(早く開けて〜)と鳴いているのを聞いてから開けます。
なので帰ってこないとお父さんは事務所から部屋へ戻れません。



2004年05月24日(月) しまった…

今日の夕食を食べてからゲストハウスへ今晩寝る前に読む本を探しに入ったら、新しい人の歓迎会をやっていました。その新しい人はコンクリートの構築の部署なので私と直接の繋がりは無いので歓迎会には呼ばれていなかったのですが、そのやっている最中にハウスへ入ってしまったので、まあまあどうぞどうぞという話になってしまいました。

もう夕食を食べてしまったので新たに飲むビールやおつまみは胃袋の許容範囲を越えていましたよ。でもめでたい席なので断るのは難しいですしね。
しかし、食事量を減らしているとやはり胃袋も小さくなっているようです。以前ならどうって事がない食事量でも簡単に入らなくなっています。
以前の量が尋常でないという意見は却下(笑)。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…鰯(焼いたもの1尾)
小鉢物…コンニャク煮物、春雨サラダ
スープ…味噌汁(豆腐、ワカメ)


この献立は今までで一番ボリュームのないおかずでした。鰯(中くらい)が1尾が大きな皿に載っているのは寂し過ぎました。鰯自体はここで出される魚料理では一番美味しい部類に入ると言えましたが、如何せんボリュームが。
そしてこれをサポートする副食が何でコンニャクと春雨なんでしょうか。
こういう時こそ、お好み焼きとかの出番だと思うのですが。
あ、ダイエッターにはちょうどいいですが。(最近こればっかりのような)


   ボウシの思い出

これはボウシが夜になると多くなる外からの誘いの声に耳を傾けている姿です。
やはりかわいい女の子ですから誘う男も多かったようです。

ちょっとドアを開けてやるとすぐには出ないで外の様子を伺います。でも自分でドアを開いて出かけていってしまいます。

お父さんは心配だなぁ。



2004年05月23日(日) 日曜出勤

先週に引き続き日曜出勤で、9日にインドに戻って以来休みはまだ取れません。尿管結石のエンジニアは炎症を起こしたとかで入院中でまだ戻って来ないから現場が動いている限り休むのが難しいのです。
早く元気になって戻ってこーーい。

でも日曜なので夜、マージャンのお誘いがありました。
久しぶりなのでうれしいですね。さあ負けないように頑張ろう。


昨日の夕食メニュー

メインデッィシュ…チキンカツ
小鉢物…菜っ葉と薄あげのお煮しめ、ポテトサラダ
スープ…味噌汁(豆腐入り)


チキンカツの大きさが薄く小さくなったような気が。ダイエッターにとっては全部食べないしそれほど影響はないのですが、気分的に何か損したように思えるのは修行が足りませんか。


古いスマートメディアを整理していたら、鹿児島の現場事務所で飼っていたにゃんこの写真が出てきて懐かしくなりました。

頭と尻尾に柄が入っている白猫でボウシと名付けました。


これは事務所のフロアーで出入り口から外の様子を窺っている様子を撮ったものです。何枚か撮っていたら気付いて見上げた姿です。
ボウシの思い出として何回かここにアップしてみます。



2004年05月22日(土) 停電

雨季が近づくと夕方から夜にかけて雷が発生しやすくなります。そうなると停電が頻繁に起こるようになってくるのですね。

今日も夕方から雲が多いなと思っていたら、夜になってゴロゴロ鳴り出していて夜の8時過ぎに停電が続けて起こりました。パソコンは無停電装置を通してあるのですぐには落ちませんが、インターネットのサーバーは遠慮なく落ちてくれます。テレビも落ちたら停電が復旧してもすぐには戻りませんし、楽しみの少ない所なのだから停電が減って欲しいですね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…プレーンオムレツ(シチュー添え)
小鉢(皿)物…フライドモツ&ニンニク、タコとナメコと豆腐の酢の物
スープ…味噌汁(薄揚げ入り)


モツとニンニク(皮付き)を油で揚げてチリソースを添えたメニューは初めてでした。おかずというよりビールのつまみにいい感じです。
つまみといえばたこ焼きを油で揚げてお弁当のおかずやビールのおつまみにする地方もあるようです。食べた事はありませんけど美味しそうですね。
それは「たこ焼き揚げ」という新メニューとして登録(?)しましょう。



2004年05月21日(金) 砂嵐

今日の夕方、現場に強風が吹きましてすごい砂嵐を見ました。

見ましたという見物人的な言い方なのは、ちょうど上部ダムから下部ダム(揚水式なので標高差をつけて2つのダムを建設中)へ車で降りる時に、車の中から目撃をしたからです。

クラッシングプラント(砕石製造プラント)からバッチャープラント(コンクリート製造プラント)へ津波のような砂嵐が襲っているのが、高い位置の道路を走っている車からとても良く見えました。その砂嵐は建物を覆い隠し、そのまま後ろのため池の上空まで何百メートルも飛んでおりました。

乾季で土埃除けの散水が間に合わないので時々小さな砂嵐的なのは起こるのですが、石を砕いて砂や砕石を製造している場所へまともに風が吹きこんだのでこのような大きな砂嵐になったようです。

事務所へ戻ると運悪くその砂嵐の真っ只中に巻き込まれた人がいまして、全身砂まみれで仕事にならず、部屋に戻ってシャワーを浴びておりました。
その人が言うには、当然ながら目など開けられず、鼻も耳も口も砂まみれになってしまったそうです。こちらは高みの見物ですいません。

そろそろ雨季(モンスーン)が近づいているのかな。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…フライドチキン(足と胸)
小鉢物…マーボ豆腐、たこ焼き
スープ…味噌汁(オニオン、ニンジン、ジャガイモの薄切り入り)


たこ焼きはよくある冷凍食品ですね。これをおかずと考えるかどうかは、関西人と関東人で違うそうですが、私はお好み焼きまではおかずとして考えられますが、たこ焼きはおかずに入らないなぁ。



2004年05月20日(木) 給水器

これがインド独特(かどうかははっきりしないが)のHot & Cool Water Supplyer(お湯と冷たい水が出る給水器)です。

本体の頭に20〜25リッターのミネラルウォーターのボトルを逆さまに差し込みまして、本体のレバーの左からお湯、普通の水、冷たい水と出るようになって、下の部分は冷蔵庫になっているという優れものです。

ただ色々とてんこ盛りにしてサイズも小さくしているため、供給能力は少なく、コップで5〜6杯取るとお湯も冷水もぬるくなってしまいます。またレバーなどの作りも安っぽいため真ん中の水レバーは折れて使えないという状況ですね。

灼熱の現場ではこの給水器はみんなのオアシスになっています。

またコーヒー、紅茶、砂糖、ミルク、コップなども用意して(これは全部私が自費で用意してるけど誰も気付いていない…)、夜勤なんかで冷える時に
重宝しているようです。


ただ、やはりここでも彼らのマナーやモラルの無さで泣いております。

きれいに使う。
使ったら片付ける。
ゴミはゴミ箱へ。
汚れたら洗ったり掃除する。

こんな小学生向けの言葉を紙に書いて張り出し、なおかつ守らせるのに四苦八苦せねばならないのです。私が休暇でいない間にまたハウスの横にゴミが投げてありました。まあ以前よりも良くはなってきましたが。

今日はドライバーに注意しました。打ち合わせのために5〜6人でハウスへ入ってきたら、一緒に入ってきたドライバーが真っ先に給水器の冷水から1リッターの空のペットボトルへ水を入れようとしてるではありませんか。そんな事をしたらストックしてある冷水が少なくなってしまい他の人たちにぬるい水しか残りません。

なのでそれを止めさせて、止めさせた理由も説明しましたが何かキョトンと
していて何で止められたかよくわかっていないようでした。
(もしかしたら彼は冷水はいくらでも出てくるものだと思っていたかなぁ)


しかしマナーやモラルというのは他人に対する気遣いをちょっと持てばどうってない話だと思うのですが、それらをみんながする環境がないと自然にするというのは難しいのでしょうね。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…豚肉味噌炒め
小鉢物…冷奴、キュウリとかまぼこの酢の物
スープ…オニオンスープ


今回の味噌炒めは新メニュー。見た目ほど辛くはなく美味しかったですが、ご飯がもっと欲しくなって辛いですね。(現在お茶碗半分で抑えてます)



2004年05月19日(水) またサソリ君

今日の夕方、キャンプの中で見つかったサソリ君がやってきました。

サイズ的にはそれほど大きくなくて5cm程度ですが、元気に動き回っております。このくらいの大きさならまだ可愛げがありますが、この1.5倍くらいになるとちょっとびびってきますね。


いつもの水槽に入ってもらいましたが、長靴の中に入ってもらったりすると少し困ります(笑)。さて明日から餌の昆虫を探さないと、ね。 


昨日の夕食メニュー

メインデッィシュ…ビーフステーキ(ガーリック添え)
小鉢(小皿)物…お好み焼き(1/8枚)、そうめん
スープ…ポタージュスープ


誰がこのメニューの組み合わせを決めたか問いたい(笑)。
まあ口直しにそうめんはいいとして、お好み焼きはメインディッシュが軽い時に出して欲しいと切に願います。



2004年05月18日(火) 緊張感

今日は久しぶりにLower Damの斜面部の足場の頂上まで登りましたが、
降りる時はいつものように少しへっぴり腰で降りました。
何度上り下りしてもこの階段(?)だけは慣れる事がありません。

写真は階段の上から下の盛り立て場所を見ています。右上に見えるのがトラミキ(コンクリート運搬車)で、そこのレベルまで丸い単管パイプで作られた階段を、写真に見える人のように両手で手すりをしっかり握り締めて降りていきます。

階段のステップが鉄製の丸い単管パイプなので滑りやすいのですよ。以前、これと同じ階段で足を滑らせてパイプの間に足を落とし、向こう脛を思いきり打った事があってから特に慎重に降りるようにしています。
手も含めて全身が緊張するので普通の階段に比べて3倍は疲れますね。

たまにサンダル履きで手すりも掴まらずにヒョイヒョイ降りていくインド人を見かけますが、ただただ感心するだけです。

日本では労働安全衛生法や規則でこのような階段なんか作ったら、速攻で監督署からやられますよ。その国の法律に従って仕事をするためこちらでは大丈夫ですが、自分の身は自分で守らなければならないのが実感されます。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…サバ塩焼き
小鉢物…高野豆腐、ピーマンとニンジンの煮物(?)
スープ…玉子スープ

ピーマンとニンジンは煮物か炒め物かよくわからないのです。煮物とすればシャキシャキ感が残っているし、炒め物にすれば油っぽさが無いという、味付けもほとんど無い不思議なメニューです。が、ダイエッター好み(笑)。



2004年05月17日(月) どうすりゃいいのか…

今の仕事において日報(Daily Reports)というのは役所からのお金の支払いの根拠となるとても大切なものです。だから私は現場の人達に、日報は商品だ、商品を買う人は間違った物や、仕様通りで無い物、汚い物にはお金を払いたいとは思わないぞ、まずは日報のミスを無くし、きれいな状態で提出しなさいと口を酸っぱくして指導してきています。

そしてミスを減らすための手法として、チェックの大切さ、特にクロスチェック(アプローチや人を変えてのチェック)をするように言っているのですが…。


でもまだ作り終わってもう一度目を通せばすぐにわかるような抜けがある物でも平気で提出してきます。一目でチェックしてないのが丸わかりです。
すぐにわかる物はその場で指摘しますが、彼らはOh mistake.と言うだけ。
それはミスでは無くて手抜きだ、ちゃんとチェックしろと言うと彼らはわかったとは言うのですが続かないのですな。

今日も午前中に間違いを説明して午後に再提出させた日報が、なぜ直すかを理解してない上にチェックをしない事によりどうしようもないのでまたつき返しました。
もう1年以上同じ事を繰り返しているけどどうすりゃいいのか…。疲れたよ。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…メンチカツ
小鉢物…だし巻き玉子(ひじき入り)、焼きナス
スープ…味噌汁(そうめん、天かす入り)


形は俵型のコロッケで中身はメンチカツという初めてのメニューでした。やはりメンチカツは平型の方が衣とのバランスがいいような気がしましたが、味的には悪くはなかったですね。
味噌汁の具は昼の残りのそうめんを入れるようにしていましたが、味噌汁との相性は今一で、どうせなら澄まし汁にしてにゅうめんのようにすればいいのになぁ。



2004年05月16日(日) バテています

日曜出勤と暑さでバテているのに、ほとんど書き上げていた今日の日記が消えたのが重なってダメージ大です。


だから今日は早くあがって寝ます…。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…アジの開き
小鉢物…肉じゃが、納豆(オクラ入り)
スープ…味噌汁(油揚げ)


アジの開きは火が入りすぎ。まあ食中毒にはならないでしょうが…。
納豆、オクラに山芋を入れて「ぬらみつ」というメニューがあったなぁ。
ぬらぬらが三つという意味ですが、最初は何かと思いましたね。



2004年05月15日(土) デジカメ

ローカルに頼まれていたデジカメを昨日でやっと2台引き渡しました。  
なぜすぐに引き渡せないかというと、日本からトランクに詰め込んで運んできた後の動作チェックやパーツ類の点検、使用方法の確認などが必要だからですね。
特に使用方法に関しては、日本語のマニュアルが彼らが読めないだけにある程度の基本操作を教えてあげないといけないのです。だからなるだけ同じメーカーで揃えるようにはしたのですが、安いのを選ばなければならない都合上、違うメーカーや同じメーカーでも古いタイプの物が混在していて、全て確認しないといけないのが大変です。

またこの地域ではマンガン電池しか手に入らないので、充電タイプを用意したのですが、100V専用(インドは200V)だったりするなど、色々と困った事も出てきたりしています。まあ自分の確認ミスでもあるので100V専用の物にはダウントランス(数千円相当)を付けたり、充電池が弱くなっているものにはアルカリ電池を予備で付けたり、コンセントのタイプを日本からインドタイプにするコネクターを用意するなど、自分の持ち出しでサービスしたりしているのですよ。

これだけ苦労して渡しても(苦労話と無料でサービスした物は説明する)、それほど感謝された雰囲気はないのが疲れが増す要因でしょうな。渡すそばから、あれは無いのかこれは付いていないのか、あれが欲しいこれも欲しいのオンパレードです。
まあインド人の国民性として、余裕のある人が無い人にサービスするのは当たり前というものがあるからですね。

明日も残り3台のうち1台引渡し予定。
早く終わらせたいですよ。


昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…豚肉焼肉風
小鉢物…オクラ&イカの田楽味噌、タコ&トウフ&ナメコのポン酢
スープ…キャベツ&ニンジンコンソメスープ


豚肉の焼肉は別に野菜を炒めてあり、食べる人が来てから豚肉だけを焼いてタレをかけてだします。タレは毎度のごとく辛いと思ったのでタレはかけないように頼み野菜炒めについていた味だけでいただき、Goodでした。



2004年05月14日(金) 結石は尿管でした

結石で欠席中のインド人エンジニアですが、今日もやつれた顔をして事務所に2〜3回顔を出しては仕事の心配と出来る事をやっていきます。
これほど頑張るとはインド人の鑑として表彰したいです。

会った時に状態とか少しづつ聞いているのですが、尿管結石のようです。
それも斜めに引っかかっているようでどう足掻いても自然には出ないので、明日超音波で破壊をする予定になっています。
ただ少し大きいようでもしかしたら腹を切るかもしれないと心配しているようですが、もうこうなったら超音波でも腹を切ってでもすっきり出してこいよと励まして(?)おきました。

結石の痛みは耐えられないという話を聞くようにやはり痛みが酷いらしく、もう2日も痛くて寝られないと憔悴しきった表情で言っております。
そんなのを見るとビールをいっぱい飲んで大きくならないうちに出しておくのがいいのかなとも思ってしまいますね。



昨日の夕食メニュー

メインディッシュ…肉餃子(大きめ5個)
小鉢物…ホウレンソウの胡麻和え、丸い練り物の天ぷら
スープ…味噌汁(トウフ)


日記を書く時間の都合上(仕事中しか書けない…)、今日から「昨日の夕食」という項目でまた書いてみます。
餃子はやはり肉がメインでジューシーさが少ない上に大きいので少し食べつらいです。野菜の甘みが染み出るような餃子が食べたい。



2004年05月13日(木) 結石で欠席

私の下で現場を管理しているインド人エンジニアが腹痛で昨日、今日と仕事を休みました。昨日は村の診療所で診てもらったのですがよくわからず、今日は大きな町の病院へ行って診てもらったら結石だったそうです。
手術するのか?と聞いたら明後日レーザーで治療するという事で、手術(?)は1日で済むそうです。
それほど悪かったわけではなくホッとしました。

そのエンジニアも30歳前で背も高くいい男なのですが、こちらの国の人に多い私以上にぷっくりしたお腹を持っています。こんなお腹では成人病がいくつも出てくるのではと思っていたので、どちらかというとやっぱり出てきたかというような感じですね。
他人事ではなく自分のお腹も何とかしないと、ね。


しかし後輩が帰任したのとタイミングを合わせるかのようですが、得てしてこんなものでしょう。まあどちらにしろこういう状況も想定していたわけで、何とか頑張るしかないですね。



2004年05月12日(水) 今日も続く

今日も暑い日が続いています。温度計を見ても涼しくなるわけでもないのに見てしまいますが、今日は44℃でした。

後輩の送別会も今日が最終日。
明日の朝早く出発するので、今日は日本人だけで最後のお見送りですね。
今回、私が日本からのお土産で持って帰った焼酎の出番です。

でもまだ役所にも行く仕事も残っているのに送別会の段取りもあるぞ。
体が二つ欲しい。



2004年05月11日(火) Farewell Party

昨日はローカルの部屋、今日はサブコンのキャンプで後輩のFarewell Partyでした。
昨日のパーティ会場は8畳位の部屋にベッドが2つ置いてあるので狭いのですが、その中に10人以上入って始まりました。まあ最初は飲み物を飲みながら談笑しているだけでしたが、次第と流している音楽の音が大きくなってきて、Let's dancing.になってしまいました。

狭い部屋で天井扇だけが回っている(AC故障中)だけだったので、汗だくになりながら踊っていましたよ。彼らの踊り方を真似ながら踊っていたら上手い上手いとおだてられ、ついつい歳を忘れて踊ってしまいました。


今日はサブコンの人達が住んでいる建物の屋上での屋外パーティでした。途中で停電するなどしましたが、一生懸命もてなそうという気持ちの表れた楽しいパーティでした。

ただ飲み物や食べ物をどんどん勧められるのは、ダイエッターにとっては大変ですよ。

写真は二杯目のフライドライスとチキンの炒め物、キュウリやニンジンのスライスが乗った皿を持たされて戸惑い気味の私の姿です。


実を言うと、これまでにスナック類と、チキンのから揚げ、チャオメン、そしてこの皿と同じ物を一皿食べてからこれを用意されました。
もう食べられないよと、お腹を突き出しているのですが、インド人の中ではこの程度のお腹では全然目立ちません。せっかくだからとニコニコしながら半分ほどは食べました。いや付き合いもツライ。

これは今日の主賓の後輩が記念品として彼らから贈られた物です。仏様の上半身のようですが、インド人にとって日本人はほとんど仏教徒で毎日仏様を拝んでると思っているのかもしれません。

大きさの比較で隣に1リッターのペットボトルを置きましたが、後輩はこんな大きな物をどうやって持って帰ろうかと悩んでいましたよ。


さあ明日は最終送別会。ゲストハウスで飲みながらカラオケになるようです。マスターの出番かな。



2004年05月10日(月) インドに到着

土曜日に関空を出発して、日曜日にキャンプまでたどり着いたのですが、今回は色々と疲れる事がありました。

関空を11:45に発ち、バンコクには夕方到着しました。現地時間では夕方でも、時差が2時間あるので私の日本時間の時計はもう夜の7時前です。次に乗るカルカッタ行きは夜の11時過ぎになるので一度出国して市内へ晩御飯を食べに行きました。

日曜日の夕食はもうキャンプに着くので、外で食べる最後の晩餐だなと思い、目指すはお寿司屋さんです。結局、表のお魚の写真が美味しそうだった居酒屋みたいなお店に入り、心残りが無いように注文して食べました。

スーパードライの生を飲みながら、イカ刺し、牛タン、カキフライ、ヤキトリ、アジの姿作り、最後に握り寿司で〆ました。やっぱりバンコク、美味かったです。他にも美味しそうな物は色々あって全部食べたかったですが…。

飛行機に乗り遅れてはえらいこっちゃなので、早い目に空港へ戻り、チェックインしましたが、時間が余っているので1時間ほど足裏マッサージです。
しかし出国審査をしてから搭乗ゲートの手前にマッサージがあるのはいいですね。気持ち良く時間をつぶせますから。

バンコクからカルカッタ行きの飛行機に乗ってからが色々とトラブルがありました。まずは機内食。

夜11時過ぎに出発で短い飛行時間ですが、やはり国際線なので機内食が出ます。その機内食の配膳を忘れられたのですよ。
いや初めてでした、こんな経験。

確かに場所的に悪かったかもしれません。機体中央の2列席の窓際にいましたが、ちょうど私の後ろがクルー席に4席取ってあり、最後尾という感じでした。私の隣の男性がベジタリアンで先に用意されていたので、私の所も用意されていると勘違いしたのか、少し斜め前から前へ前へと準備が進んでしまいました。

結局、2回催促して、3回もノンベジタリアンと答えて、他の人が食べ終わる頃にやっと持って来ましたよ。そして半分も食べ終わらないうちに片付けのカートがきて「もういいですか?」「まだ食べ終わっていない!」

言葉が通じなかったならまだしも「ベジタリアン?」という質問に答えているのですから単に忘れただけなのでしょう。でも食事を忘れられるというのは結構ムカムカするなぁ。

そしてカルカッタの空港に着いたのが夜中の1時半。時差が3時間半あるので、日本時間ではもう朝の5時です。機内食でムカムカした事もあり、機内でほとんど眠らないまま着きました。早くホテルへ入って眠りたいと預けた荷物を待っていたのですが、全然出てこなくて1時間以上かかってやっと手に入れ、空港を出たらホテルからの迎えの車が来てないではないですか。

いつも空港を出た所で名前を書いた紙を掲げてドライバーが待っているのですが、どこにも見当たりません。もしかしたらすれ違ったかなと、待っていたのですがどこにもいません。
当然ながらタクシーの客引きが何度も声を掛けてきます。
「誰も迎えに来てないじゃないか」と言う客引きを断りながら半分意地になって1時間近く待っていたのですが、結局諦めてタクシーの溜まり場へ行って値段交渉です。

通常200Rs程度な距離を彼らは660Rsと吹っかけてきます。値段交渉の末、400Rsにさせてホテルへたどり着いたのが朝の4時。
ドアマンの挨拶はグッドモーニングでした。
列車は昼過ぎの出発なので、ルームサービスで朝食を10時に届けてもらうようにして、4時過ぎ(日本時間7時半)につけたNHK衛星でおはよう日本を見ながらオヤスミです。

朝食(昼食?)を食べてから昼前にチェックアウトしたのですが、その請求書を見たら身に覚えの無い国際電話料金が2000Rs(約5000円)も付いていましたよ。確認したらホテルのミスだとわかったのですが、うっかりサインでもしていたら知らない電話料金を払わされるところでした。
そのホテルはインドでも最高級を誇る五つ星のホテルですが、こんなミスもたまにはあるのでしょうね。
ただこう色々重なるとまだ何か起こるような気がしました。

そんな不安を他所に駅へ着き、定刻通り特急に乗ってジャムシェドプールへ向かいます。寝台車だったので中段のベッドで寝ていたら、同じブースの人が後15分ほどで駅だよ、と親切に起こしてくれました。定刻より早く着くくらいかなと思っていたら、列車が止まり動く気配が見えません。止まっていた理由はわかりませんが、そこで約2時間止まりました。
結局列車は2時間遅れて、宿舎には夜の9時半にやっとたどり着きました。


インドでは2時間の遅れなど珍しくも何ともないのですが、こう色々と重なると気分的に大変疲れました…。

お蔭様で休暇気分はすっかり吹き飛んでしまい、休暇ボケは短い時間で済みそうです。


今日の夜から明後日まで私の同じ会社から来ている後輩の送別会です。
今日は元請さんのインド人エンジニアの招待。
明日は下請けさんのインド人エンジニアの招待。
明後日は最終日なので、日本人スタッフによる数回目の送別会。

後輩がこれだけ惜しまれながら送られるというのは嬉しいですね。
頼りない先輩としては頑張って送別会を盛り上げるだけです。


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