*妖精の詩(うた)〜fairypoem〜*
fairy.k



 【花篭】


旅立つ君に
『さよなら』なんて
云えないから

また出会うその日まで
おあずけだよ!

そして
出会えたその日に
君に告げるその言葉は
『おかえり!』と

そっと感謝の心を花籠にして

2006年03月21日(火)



 【春待ちわびて】


桜の季節待ちわびて

想い出します
卒業式に
着物姿の母さんを

桜の咲く頃には
入学式のスーツ姿を
私と重ねて

春待ちわびて
ただ待ちわびて


2006年03月20日(月)



 【夕暮れて】


夕焼けのきれいに染まった
そらのなかに

いつまでも追いかけた
あなたの背中

夕暮れ時に
もう帰りましょうと流れる
帰りの鐘の音

みちゆくあなたと
今日も横に並んで帰りましょう

そして悲しみも喜びも
黄昏の空に心の鳥をとき放して

2006年03月19日(日)



 サンキュー(0309)


そろそろ君の顔を忘れそうだよ

優しかったあなたの眼差し

泣きながら電話をかけたね

あったかだった貴方の心

あの頃から

もう何年経ったかな

今度あったら

伝えたい事

あ・る・ん・だ・あ




2006年03月09日(木)
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