今朝の話。
私は毎朝、早めの電車に乗って会社近くまで行って
目を覚ますためにコーヒーを飲む。
まるでオヤジのようだけど、その店はわりと女性客も多い。

そこでの話。

女の子が３人座っていた。
タバコをプカプカふかしていた。

「あららー、３人揃ってかいな。」
そう思った。

すごい大きな声で仕事の話やら、友達の話やらしている。

「今の仕事なー、ムカつくねん。ティッシュ配りやねんけど
　リーマンには渡したらアカンねん。」
「リーマン？リーマンって何？」
「え〜〜？リーマン知らんの？サラリーマンやん。」

ここで店の中の“サラリーマン”は一斉に顔をあげた。
とにかく声がデカイ…デカイから、“みんなに聞かせてる状態”

「そんなん知らんわ。リーマンなんて。」
そこからこの２人が何やら、自慢のしあいじゃないけど、
しばらくお互いが自分の話すことをどこか得意げに話していた。

「なあ、今から家帰るん？」
「めんどくさいなぁ…。どっか行こかなぁ。」

私は（２０歳そこそこの子の会話ちゃうなー。徹夜あけのおっさんやん。）

そんな中、「〇〇ちゃんなー、結局、△△と住んでんねんで。」と言った。
どうやら友達が彼氏と住んでるらしい。
「でもな、大変らしい、いろいろ気遣わなアカンしな。」
「ええやんな。私もそうしたいわ。」
「ウソー。私は家出たいワ。おとん、うっといねん。
　夜中帰ったら怒られるし、服見て怒るし。めっちゃうっといねん。
　でもなー、１８歳にならんと家借りられへんやろ？」

!!!　１８歳になってへんのかいっ!!!

「１８歳にならんと未成年やろ？」
「えー？２０歳にならんと未成年やで。」
「うそやー。」
「１８歳はアメリカやでー。」
「えー、めちゃショック〜。あと３年もあるやん。」

１７歳やったんかーっ!!!

もう店の中にいる人は目をシロクロさせていた。
もちろん、私も…。

頭痛〜くなってきて…逃げるように店を出たのは私だった。

この日、２度目の『ファントム』を見に行った。

開演前に悪友と会い、別れて、観劇。

観劇後、友だちとブラブラ南口へ向かった。

博多座公演の話をしながら･･･。
「こけら落としは日帰りで行ってん。ヒトリで。
　本当は妹と行くはずやってんけど、行かれへんようになったから
　私の後輩にムリヤリ行ってもらってん･･･妹と２人で。
　当時はその後輩もけっこう見ててんけど、今はちょっと冷めてるらしい。」

･･･と言っていたら、前からその後輩がやってきた。冷めているはずやのに。
すれ違いざまに声をかけ･･･別れた。

するとしばらくしてから今度は九州の友だちがやってきた。
「ひゃあ、偶然やねぇ。久しぶりやねぇ。」と。
朝海さんのディナーショーに来て、大劇場公演を見て帰るらしい。
去年の３月以来だから１年以上ぶりだった。

偶然にも懐かしい人２人に会った。
なんだかとてもうれしかった。

そうそう･･･この日客席も豪華だった。
ガイチ始め、天希さん、ハマコ、有沙、あみちゃん･･･など雪組生がいーっぱい。
私も友だちもガイチ登場にかなり興奮してしまった。
ハデハデジャケットのガイチ･･･カバンは青い生地にクマの絵が描いてあったような･･･。
ま、いっか･･･ガイチだもん。

最近、仕事が忙しくて、お気楽パートちゃんなはずの私も帰宅するのは８時頃。

会社でもみんなどこかテンションが高い･･･忙しいがゆえにテンションが高い。

テンションが高い時･･･って出る話題もとても突拍子。

今日は･･･ホメ言葉についてだった。

昨日営業マンが「もうおっさんやから。」と言った。
ちなみにその営業マンは私と同い年なので
「ちょー、待ってぇや。○○さんがおっさんやったら、私はおばはんかいな？」
･･･と私は思わず突っ込んだ。
「どうせ、おばはん･･･って言われるんやったら、おっさんって言われたほうがエエわ。」

･･･そこから出た話題。

偶然友だちが友人から「可憐･･･と美しい･･･どっちが言われてうれしい？」と聞かれたそうな。

そしてそこから「可憐も美しいもキショク悪いなぁ。どっちもいらんなぁ。」
「せや、どうせなら、たくましいなぁ･･･とか、おもしろいなぁ･･･とかがいいな。」
「全部ひっくるめて･･･“イケてるなぁ”が１番うれしいかもな。」
「おばはん･･･って言われるんやったら、おっさん･･･やな。
　オトコマエなおっさんがええなぁ。」
･･･ここまでが女性陣の会話。
そこへ営業マン･･･
「そういうもんなん？オレも“カッコイイ”って言われるのはどうも胡散臭いな。
　それなら、“イケてるなぁ”がいいなぁ。」
この“イケてるなぁ”にはいろんな意味合いが含まれてるから、
おもしろさも勢いのよさも･･･すべてすべてひっくるめて“イケてる”のだ。

･･･同じような”おっさん”と“おやじ”なら、“おっさん”のほうがなんとなくいい。

こんなこと思うの私らだけなんやろか？
関西人やからなのか？

他の人はいったいどんなホメ言葉がうれしいんやろか？

今日は･･･忙しさの中･･･しばらくこのネタで盛り上がってしまった。

･･････帰宅したら･･･またまた８時だった。

･･･とほほ･･･。

朝８時に集合しての日帰りバス旅行。
初めての日帰りバス旅行。
初めての天橋立･･･。

めちゃめちゃ楽しみだった。
なんでだかわかんないけど、天橋立にすごく興味があった。

このツアーの魅力は“芝桜のじゅうたんと天橋立”と
“甘エビ・焼きふぐ・たらしゃぶと握り寿司食べ放題
デザートはいちごとメロン食べ放題”だった。
･･･といってもこの食べ放題･･･はどうでもヨカッタ。

･･･というか、あとから気がついたくらいだった。

この日は少しお天気がよくなくて、どんよりした曇り空だった。

バスで約３時間かけて天橋立へ向かう。途中芝桜の庭園へ行く。

･･･ところが、途中で「道がえらく混んでいる」という情報が入った。
どうやら、宮津市内が混んでいるらしい。
バスガイドさんはどことなく頼りなさゲだったけど、運転手さんがとても慣れていて
「宮津市内混んでるらしいから、道替えよう。説明しとき。」と促した。
うーん、それにしてもすでに混んでるぞ。
「今、今日お昼を食べるお店に聞いたところ、１時間前に着くはずの団体さんが
　まだ到着していないそうです。１時間遅れているそうです。」とガイドが言った。

でも裏道を行ったため、思ったより少し早く天橋立を見ることができた。

でも道は混んでいた。
「ここから、ホントは２０分くらいであちら側に着くんですけどね。」

･･･そこからが地獄だった。
全く進まない･･･本当に進まない。
途中、「お昼が遅れますから。」とお茶を出してくれた。
でも動かない。

信号ヒトツが越せない･･･どうなってるんだっ!!!

結局･･･２０分で着くはずのところへ到着したのは･･･２時間後だった。
いや、２時間以上だった･･･。

くたくたになって昼食会場へ向かう。
これがまたまたサイアクだった。

ずーっと用意されたままだったんだろう。
お寿司は少し乾燥している。
焼きふぐやらなんやらは･･･普通、１グループにヒトツずつ用意されているはずだろう。
なのに「１番近いのをテキトウにどうぞ。」ときた。
んなワケいかんやろう。全く知らない人同士で取り放題なんて･･･やりにくい。
しかも食べ放題のお寿司は最初はそれぞれお皿にあるけど、
それ以降は大きな寿司桶に入っているのをわざわざ取りにいけ･･･というのだ。
しかも３０人近くいる団体に寿司おけヒトツ。
その上、「おけがカラになったら次のを持ってきます。」という。
横一列に並んだテーブルのど真ん中に置かれたって椅子の後ろはとても狭く
取りに行こうと思ったら、たどり着くまで
「すみません、すみません･･･」と言って通らなくてはならない。

みーんなぶっちぶち言ってる間に焼きふぐの網もたらしゃぶの鍋も火が消えてきた。
あちこちで燃料追加を申し出た･･･すると店員が
「消えてしまう前に言ってください。燃料ここに置いとくんで自分でやってください。」ときた･･･。

すごく居心地悪く、もちろん、味わう気分にもなれず、私たちもそうそうに席を立った。

その後、ますます天気が悪くなる空の下、笠松公園へ向かった。
ここで天橋立股覗きできる。
山頂までのケーブルに乗ったのが、５時半。
山頂で「６時のケーブルでみなさん一緒に下へ降ります。」と言われた。
なのに６時に２人足りない。どこを探してもいない。
「降りてみよう」と降りてみたら、すでに下にいた。をいをい。

なんだか疲れたところへいちごとメロンの食べ放題。
庭に置かれたテーブルにどさっと積んであるいちごとメロン･･･。
「３０分食べ放題です。」と言われた･･･でもみんな５分そこそこで退席した。

あとで店の人が「９パックしか出なかったわ。」と言っていた。
なんだか気分悪いわー。

これで全ての行程が終わった。

本当は６時に大阪で解散の予定だった。
なのにすでに７時前。

またまた延々渋滞にもまれながら･･･大阪へ向かう。
途中のサービスエリアで「ここで何か食べておいてください。」と言われた。
そんな気分になれなかった。

結局、大阪に着いたのが１０時過ぎ。
やっとのことで家に着いたのが１２時前。
くったくただった。
念願かなって天橋立･･･だったのに、全然、楽しむ余裕なんてなかった。
だって笠松公園にいたのはほんの１５分なんだもの。

散々だった･･･ホント･･･。

天橋立を見たまま･･･２時間以上もタラタラ走るなんて思ってもいなかった。
４大食べ放題も「食べたかったら食べろ。」状態だったし。

本当に疲れてしまった。
あ〜ぁ。