体育館に2階から落ちた子のご両親がお見えになった。 憔悴しきった沈痛な面もちだった。 その表情を見てかける言葉を失った。
結局彼は両足かかと複雑骨折で手術が必要だという重傷を負った。
一日経って工事の関係で現場を見たが、見るたびに背筋が凍る思いをする。 命が助かって良かったものの、後遺症を残す重傷を負ってしまった彼を思うとやるせない。 そして、現場の高さに恐怖する。
しかし、どうしても解せないのは彼が何故ガラスに脚を掛けたかだ。 彼は「何となく乗った」としか言わなかった。
人の行動には必ず理由がある。 しかも、まわりを巻き込んでの事故だ。 本当に何となくなんだろうか・・・
2004年04月29日(木) |
ゴールデンウイークなのに・・・ |
どうも世間は連休中らしい。 オイラはこの間休みはほとんどなし。
そう言う職場だから仕方がないけどさ。
休日には休日の匂いがするし、平日のは平日の匂いがする。 休日の匂いは平日のそれと比べると時間の流れが止まって見える。 そして、人の表情がおだやかだ。
そんな休日出勤を楽しんでいたところ、何と!
先ずはキャンプ場から連絡で、前日バーベキューをやっていった人達が片づけも何もせず、木材の火が燻っている状態でほかってあった。 当然空き缶生ゴミもそのまま。 前日の利用者にとても嫌な気分で連絡するしかない状況・・・とほほ。
そしてだめ押しのような出来事が!!
卓球大会に来ていた高校生が2階から落下。 救急車で運ばれるという事故発生!
あわてて現場に行くと男の子が痛そうにして座っていた。 もっと悲惨な現場を想像していっただけに、少しホッとした。 頭から落ちなくて幸い命に別状はなかった。
彼は2階ギャラリーで遊んでいて、乗ってはいけない1Fトイレのトップライト(網入りガラス)に乗ってしまったらしい。 そしてガラスが割れて、下に落下。 普通なら命の危ない高さだっただけに、不幸中の幸いだった。
あー、しかしなんて日だい! ドラゴンズも悲しいかな広島に逆転されて1日天下・・・
とほほな一日。
台本の第1稿ができあがったので、本読みをした。
読んでいくうちにつながらないところやおかしいところが発見されていく。 その度に台本にマーカーでチェックをし、ついでに打ちひしがれる。
しかし、今回一番悩んでいるのは、役者として参加するかどうかと言うことだ。 脚本書いて、演出やって、役者ででる。 これは未だかつてやったことのない経験だ。
自分の役者としての技量は分かっているつもりだ。
今の自分のスキルにないところをどの役にも振ってある。 台本書いてる間は元々自分で出るつもりはなかったというのが本当のところ。
暗に君は下手だからやめなさいと言われたりもした。
分かってる、分かってるけど、なあ・・・
どうしようか、世間の連休中に考えてみようと思う。
2004年04月27日(火) |
It's a wonderful world |
大切な人と出会った時、大切な人を思う時、そして、目の前の人が大切な人になった時、その人といつまでも一緒にいたいと思う。 いつもでもいつまでも同じ時間を過ごしていきたいと思う。 同時にそれは、終わりがあると言うどうしようもない事実を強烈に意識する出来事だ。 明日かもしれない、10年後かもしれない、いつ終わるとも分からない限られた時間の終点に向かって、僕は今この瞬間生きている。 様々な人たちの連鎖の中で生きている。 だからこそ、自分を生かしてくれる素晴らしい世界に感謝しながら、大切な人との限られた時間を大切に生きて行きたいと思う。
やっとこせ台本が最後までできた。 だけど、ほんとうの仕事はこれからだ。 これから稽古場で修正したり付け足したり削ったり。
8月の本番でいったいどんな形になるのか、不安でもあり楽しみでもある。
そういえば我がドラゴンズ、昨日の大敗で一気に5位へ転落。 うーむ、うえにきて欲しくないチームがまだ下にいるので、今のところは良しとしよう。
久しぶりの日曜休み。
日曜日はちゃんと日曜日の匂いがする。 平日休みのオイラには懐かしい匂いだ。 そんでもってこの日は家族5人で138タワーまでお出かけをした。
たくさん人がいたけど、日曜日らしいなかなか楽しい一日だった。
2004年04月24日(土) |
日本舞台美術協会中部日本支部舞台美術展&UPuPヨーグルト公演「約束」 |
久しぶりに芝居付けの一日。
午後からまずは千種文化小劇場(通称:ちくさ座)へ。 昔から顔見知りの舞台プランナー島田さんの案内が先日届いたので、日本舞台美術協会中部日本支部舞台美術展に赴いた。 この美術展、以前、知立市の文化会館で行なわれていたが、その時もいいなあと思ってみていたけど、今回もそれに負けず劣らず素晴らしい舞台美術を見た。 この美術展を見ながら、たくさんのことを感じた。 そしていろいろなアイディアをもらった。 その芝居で何を表現したいか、何を見せたいかで舞台は大きく変わっていく。 こんな風にしたい、あんな風にしたい、と思いは巡る。 例えば奥行き間を出す為に、お客さんと平行になっている長方形を舞台の中心を回転軸にして少しずらした舞台を飾る。 そうすると奥行きが出る。 しかし同時にお金もそれなりにかかる。夢と現実のはざまの中で葛藤するのだった。 でも劇団で芝居をやっているうちに一回でいいから、今回誘ってくれた島田さんの舞台でやりたいなあと思う。
夜は芝居を一本見た。 うちの本番を見にきてくれたお客さんの劇団の芝居だ。 使ってる映像は結構よかったな。 芝居のテーマ自体は今オイラが書いている台本のストライクゾーンに来るところがあって、その部分でどうしても腑に落ちないところがあった。 特にラストシーンが絶望に絶望を塩で塗り込んだみたいな、そんな感じで見ていて厳しいものがあった。 劇場を出た後、どうしても刺激が欲しくて今池の味仙で台湾ラーメンを食べた。 90分間のフラストレーションがスカとした気分だった。 翌日トイレで切ない気分になろうとは、この時は予想もしていなかった・・・
台本執筆のためお休み ちなみに後はラストシーンを書き上げるのみ。 今週中にはいわゆる第1稿を仕上げたいと思う。 しかし、遅筆だな・・・とほほ
今朝の新聞に衝撃の事実。 マウスが卵子だけで子供を産んだ。 しかもこの手法は人類にも適用が不可能ではないとかかれていた。 それに雌しか生まれない。
そのマウスは竹に入っているから「かぐや」と名付けられていた。
男にとっては衝撃の事実だ。
近い将来か遠い将来か分からないけど、ある意味男は不必要になってしまうのではないかという心配が・・・・
東京農大のバカ!! そんな切ない実験するな!
扶桑町の町議会議員選挙が47年ぶりの無投票当選。 定数20のところに立候補20人。 実はこの選挙、20人の候補が揃うかどうかが懸念されていた。 犬山市との合併まで1年足らずというこの状況の中の選挙では、やろうと思っていた人も二の足を踏んでしまったんだろうと察する。 働いているオイラたち職員も、電光石火の発表に動揺を隠せないでいたし、住民もこの町の将来を憂いてしまうのは仕方がないかな。
この町に生まれてこの町で成長した自分にとって、この町の名前がなくなってしまうことはとても寂しいことだけど、この先向かっていく方向が、この町にとっていい方向になると信じて進んでいくしかない。 ふるさとのかたちはかわらないのだから。
オイラにとっての開幕戦を今日向かえる事になった。 去年の締めの試合は、11連続得点と言う日本記録タイを樹立したあの巨人戦だったので、ドームにはいい印象を持ったままこの日を迎えた。
席は未だかつて見た事もないような「スーパーダイアモンドシート」という、それはそれは大変いい席だった。 普段は外野席でしか見ていないので、打った打球がこちら側に向かってくる姿しか見たことがなかった。打った瞬間に落下地点が分かるのだが、反対で見ているとどこまで飛んでいくのかハラハラどきどきしながら見ることになる。 もともと、大学時代まで長さ2m60センチの槍を投げていたので、物体が遠ざかって飛んでいくことに何かロマンを感じたりするのだ。 ホームランボールがスタンドに吸い込まれていく感覚や、天高く舞い上がる感覚は筆舌に尽くしがたい快感を覚えたりするのだ。 反対に打ったボールが途中で失速するとものすごくガックリきたりする。
こうやって近くで見ると野球はやっぱり内野で行われるスポーツだと感じた。 ここを近くで見ることでいろんな事がわかる。 監督が何を考えていて、選手がどう感じているか、とてもよく伝わって来る。 そういう意味でいうとドラゴンズの方がチーム状態はいいのではないかと感じた。 やはり阪神は厳しいなぁと感じた。 フロントが後15試合で結果を出さなければ梃入れをするといっていることが分かるような気がする。
試合の方は悲しい結果になってしまったけど、まだ阪神よりドラゴンズの方が上にいるし、チーム状態も悪くないし、今日がダメなら明日がある。 明日、リベンジを果たして欲しいと思うのだった。
2004年04月19日(月) |
未だ台本執筆中&読み |
第1稿、やっとラストシーンが形になって来た。
今日の稽古では、書きかけの原稿をみんなに読んでもらった。 自分の中でいろんな問題点が浮上して来た。 気持ちがつながらないところや、言葉のぜい肉をそぎ落とさないといけないところ、会話が成り立っていないところ、もっと書き足さなければいけないところなど。
また、時間作って考えよう。
さすがに前日早朝からほとんど寝ていないので、ちょっと疲れた。 若かりし頃は大丈夫だったんだけどなあ・・・ 20代の頃出来たことが今出来ない。 反対に出来るようになった事も多いのだけれど。 人はそうやって何かを捨てたり拾ったりしながら成長していくんだろうと、何故か大きな話にしてしまうオイラだった。
雨に祟られ過去に何度も中止になった大会が3年ぶりに開催出来た。
いやあ、ほんとよかった。 何より参加者がみんな喜んでくれた事が良かった。
とにかく幸せなひとときだった。 そして怒濤の大会・会議週間もやっとおしまいになった。
これからしばらく仕事は閑散期だが、ゴールデンウイーク明けにはいつもの教室が始まる。
これもまた楽しみだ。
2004年04月17日(土) |
CTV「アフリカのツメ」 |
毎週木曜日中京テレビ(NTV系)「アフリカのツメ」という番組に、敬愛するアーティスト佐野元春がレギュラー出演している。
この番組は、今田耕司、井川遥主演の芝居仕立てのコントだ。 ここに佐野元春は「冬野ライオン」と言う役名で出演している。 毎回出番はほんの一瞬だけ、台詞も一つだけだが、ハッキリ言って見ている方がとっても恥ずかしい演技だ。 それに出してるオーラがやはりテレビの人ではないので、どうしても違和感が残ってしまう。
何故彼がここに出ているのかよく分からない。
だけど、番組を見ていて一つ分かったことがあった。 出演者やスタッフがアーティスト佐野元春がとても好きなんだと言うこと。 芝居のあちこちに彼が行なうライブパフォーマンスのディフォルメがちりばめられている。
そうか、それだけでいいんだ。
イラクで3人の人質が解放された。 まずはやれやれ、と言うところだ。
しかし、解放された後も、イラクに残りたいとか・・・・
確かに日本の情報が伝わっていないのかもしれない。 命がけで行ったイラクで目的を遂行したいのも分かる。 でも、何故自分達が解放されたのか? そして、何故拘束されたかは知っているはずだ。
それでもイラクに残りたいと言うのなら、拘束は拘束されたのではなく、してもらったとしか思えない。 先日覚えた違和感をぬぐい去ることが出来ない。 とても複雑な気持ちだ。
たくさんの人が心配をして、たくさんの人たちが彼等の為に動いた。 たくさんのお金も動いた。 一刻も早く彼等の命を救おうとして動いた。
自衛隊派遣反対の立場からかもしれない。 アメリカの侵略に異議を唱えていたかもしれない。 だけど、議論は議論として通る場所で行なえばいい。 理屈の通らない場所にわざわざ身を置くことはないと思う。
せっかくつながった命だもの。 ほんの少しでいいから大切にして欲しいと思う。
「タガタメ」を聞くとどうしようもなく胸が締め付けられる・・・
扶桑町が犬山市に編入される方向で市町村合併の方針が出された。
34年生まれ育った町の名前がなくなる。 ただそれだけのこと。
そう思いたい。 だけど、それだけではない何かが自分の中を襲う。
もちろん扶桑町職員として自分の職場が犬山市に吸収されるという意味での、この先分からないものに対する不安もあるが、それはどうでもいいことだ。 どんな場所に行っても仕事は仕事だ。
月から地球を眺めれば線引きなんて関係ない。 そこにはただ青く丸い地球が存在するだけだ。
ふるさとのかたちはかわらない。
そう、そうなんだ。 ただ、名前が変わるだけなんだ。
今はただそう思いたい自分がいる。
ドイツに赴任している元劇団員が一時帰ってきた。 久しぶりの彼はいい男になって帰ってきていた。 劇団員も彼の為にたくさん集まった。
外国と言えばイラクでは更に邦人2人が拘束されたと言う情報が飛び交っている。 先に拘束された3人は「客人」として扱われていると言う楽観的な情報が流れている。 解放したいが戦闘地域なので時間を待っているとのことだ。 しかし今回の2人はどうなんだろう。 しかも、本当に拘束されたのかどうかも分からない。 一方でイタリア人が一人殺害されたという情報も。 いろんなことを楽観してみてきたが、どうもそう言う方向で物事を考えることは出来ないようだ。 彼等と道徳観が違うしよく分からないので、戦争時の世界の一般常識も通用しない。
うーん、まとまらないな・・・・
ドイツに帰る元劇団員に、無事にいってこいよ、とお祈りするのだった。
オイラと拓矢の初デート。 ? 男同士はデートって言わないな。 初お出かけ。
行き先は子持ちの劇団員のお家。 そこには2歳の女子がいるが、やはり女の子はかわいい。 でも、弥生には負けるけど(笑) そう言えば、芝居の翌日誰かが仕込んだ「どうもうすいません」という仕草を気に入ってやっていた。 かわいそうに・・・(うそうそ)
そこには他にもう一人劇団員の友人も来ていて「四月〜」の音楽談義をした。 さすがにフィルコリンズが分からなかった話は、影響されて来たものに世代の差が確実に存在すると言うことを認めざるを得ない瞬間だった。 だから、世代が違う人たちとの交流は面白いんだなと、いきなり大きな話を感じてしまった。
そして拓矢は人気者だった。 人生の中でこんなに女の人に見つめられる瞬間はそうそう訪れないぞと思いながら、なんとなく拓矢のことがうらやましく思った。
そして帰りの車の中、ついにきた。 何が来たかって、台本のラストまでの流れが突然降りて来た。 降りて来たその結論は驚くようなものではなくオーソドックスな物語の流れだけど、これでいいんだと感じた。 何とか第1稿が最後まで出来上がりそうだ。 後はオイラが具体的に物語にする時間をどこで取れるかと言うことだ。 何とか4月中には形として劇団員に提示したい。
イラクの人質事件、どうしても違和感が残る。 その違和感はアルジャジーラから流されたビデオが原因だ。 そして、声明文が原因だ。 彼等の安否を案じていないわけではないが、どうしても違和感がある。 具体的に何かは言わないが、ちょっとおかしい。
最近台本のことが頭の中でぐるぐる回るせいか、家に帰っても顔がこわばっているらしい。 嫁さんに指摘された。 その所為で、子どもたちがビビっているようだ。 ようだと言うのは、当の本人は全然気付かなかったからだ。
ものすごくショックだ。 これはいけないと普通に思う。 何か間違っている。 家にそこまで迷惑かけてまでやるべきこと何だろうかと。
こうして台本を書くことは、自分との戦いだ。 ある作家さんは執筆は格闘技だといった。 胃を壊し血を吐く作家さんの気持ちも何となくだが分かった。 どう言うことかと言えば、自分自身がカミの上に表現されていくからだ。 特に荒削りに書かれた第1稿にはもろに出てくる。 自分で書きながら、ああ自分はこう言う奴なんだな、と思う。 それは登場人物の一人がそうだと言うわけではなく、全体を俯瞰してみての話だ。
なんて不器用で理屈っぽい人間なんだろう。
ちくしょー・・・
どうにもこうにも時間ばかりが過ぎていく。 台本書かなきゃ。 仕事しなきゃ。 身体だけの休憩になってしまったようだ。 でも、休憩したおかげでそれ以前よりは少しはましになった。
あー、いつになくぼやくオイラ。 へなちょこなオイラ。
ミスチルの歌に 「いいことがあってこその笑顔じゃなくて、笑顔でいりゃいいことがあると思えたら、それがいいことの序章です」 と言うフレーズがある。 こんな時どうしても、眉間にしわが寄りがちだ。 だめだだめだと思っていてもどうしても眉間にしわが寄ってしまう。 こんな時だからこそ笑顔でいられたらって思う。 こんな時だからこそ楽しんで行きたいと思う。 もっと肩の力を抜いていければと思う。
時は無情に流れる。 苦しい時も楽しい時も同じ速度で時は流れる。 だったら、楽しい時を増やせていけたらと思う。 楽しい時間が増えれば目指す時間の為に時は待っていてくれる。 笑顔で過ごしていければと思う。
2004年04月10日(土) |
怒濤の日々のスタート |
今日から来週の日曜日まで、スポーツ大会2本。 会議6本(うち5本が夜間)。 仕事の飲み会2本。 と言う、超過密スケジュール。 当然会議は会議後ことに資料が違う。 大会も準備を事前にしなければいけない。
毎年4月は忙しいのだが、今年は第4週に町会議員選挙が入っているので、その週は行事や会議が行なえないのだ。
てなわけで、普段よりもギュンギュンの日程になってしまった。 4月18日、元気でいられるだろうか? それだけが不安。
でも、手綱を締めてがんばんべぇ〜。
あ、台本も書かなきゃ・・・
やっぱり仕事は時間がないけどのんびりやろ。
この日記をいつかいたかは内緒だが、心と身体の充電の為に休憩。
久しぶりに、疲れた。 というわけで、明日は休暇を取った。
きっと明日の日記は休憩であろう。
2004年04月07日(水) |
CD「Mr.Children/シフクノオト」 |
ミスチル3年ぶりのアルバム。
いや、こりゃ凄い。 自分自身の背中を気合い一発で後押ししてくれるような、そんなアルバムだ。 シフクノオトは「至福」の音であり「私服」の音であり、はたまた「私腹」の音でもある。
なかでも「Paddle」という曲は何度聞いてもたまらない。
感動の度合いが並じゃないからなかなか多くの言葉を尽くせないけど、ほんと、すばらしいアルバムだ。
弥生「ティッシュとって(と、手押さし出す)」 俺「(差し出した手を握る)」 弥生「ティッシュとって」 俺「(手をユサユサする)」 弥生「ティッシュとって」 俺「(さらにゆさゆさする)」 弥生「それは、あくしゅだろ!」
そしてさらに
嫁「ティッシュとって(と、手押さし出す)」 俺「(差し出した手を握る)」 嫁「ティッシュとって」 俺「(手をユサユサする)」 嫁「ティッシュとって」 俺「(さらにゆさゆさする)」 拓矢「ブー!」 嫁「ほれ、拓にまでダメだしされとる(笑)」
むむむ、いったいこれはどうしたものか・・・
三谷幸喜脚本・演出のミュージカル「オケピ」のビデオを見た。
コンダクター曰く『「オケピ」は人生の縮図』だと行った。 そこには、人生の様々な問題が描かれていた。 登場人物は様々な問題に対して、前向きに対処しようとしていた。 何故みんな前向きなのか。
それは「オケピ」という集団は音楽を演奏する集団であり、いい音楽を聴衆に届けようとする目的は一致しているからだ。 そこで、どんな問題があっても精神的な安定は保たれている。 だから、現実の人生の様々な問題に対処できるのだと。
劇団も然りだと思う。
目的がずれているといろんな物の見方もずれてしまう。 そんな気がする。
2004年04月04日(日) |
劇団Beans第5回公演パレード旅団ごあいさつ |
ある日、僕はいつものように仕事に行くため愛車ランティスのシートに深々と腰をすえた。 先日の酒が残っていたためか少々けだるい朝だった。 そして僕はいつものようにエンジンキーを回し、ゆっくりと車を動かしはじめた。 自分の気持ちとは裏腹な清清しい朝だった。 空は気持ち良く晴れ渡り、鳥はさえずり、太陽はこれからの一日を祝福するかのように眩しかった。
そんな時だった。
僕はいつものようにいつもの交差点に差し掛かった。 一旦停止の標識に逆らわず、停止線で一旦車を停めた。 そしてクラッチを繋いで、出勤前で少々焦っていたのだろう、少し急いで車を動かし始めた。 すると、僕の前方を左から右に猛スピードで横切ろうとする黒い影が・・・。
その瞬間。
「 」 ↑ (ここは様々な擬音を当てはめてお楽しみ下さい)
不思議なものだ。 何か重大な出来事に遭遇する瞬間というのは、まるでスローモーションでも見ているかのごとく、すべての出来事がこの二つの目の中に吸い込まれてくる。 僕の車が近付くにつれ、相手の顔が見えてくる。 30台前半だろうか。 僕よりも一世代上の男の人のようだ。 僕は必死になってブレーキを踏んだ。 そしていろんなことを考えた。 今から行く仕事のこと、今まさにぶつかろうとしている車のこと、相手のこと、そして僕の家族と僕のこと。
幸いお互い怪我はなく、車が病院行きになる程度で済んだ。 保険では、結果的に一旦停止の標識が立っている僕のほうが過失が重大ということになった。 しかし、ルールを守ったほうが加害者になり、ルールを無視した方が被害者になると言うのは尺然とできなかった。 そして僕らはそんな尺然としない社会に現実として生活しているわけで、その社会を構成している一人だと思うと、尺然としない何かに対して怒りよりも責任を感じてしまうのです。 そんな責任を感じているからこそ、せめて楽しい時はできる限り楽しく過ごしていただこうと思うのです。
本日は御来場誠にありがとうございました。ごゆっくりお楽しみ下さい。 劇団Beans代表 兼松孝行
ネタに困ったとき、時々こんな風に過去の遺物を掲載します。 でもこうして昔考えていたことを振り返る自分もいるのです。
ドラゴンズ開幕二連勝!! なかなか幸先良いスタートだ。
開幕戦で先発が川崎だと聞いた時はさすがに驚いた。 落合は本気でこの試合に勝ちにいったんだろうかと、疑問が残った。 案の定、大量失点でKO。 しかし、川崎が登板したからドラゴンズ打線に粘りが出たような、そんな感じの試合だった。
そして二戦目は序盤で大量得点。 後から反撃されたことは気になるが、何故か苦手だった広島相手にいい試合を二試合出来たんじゃないかと思う。
さあ、明日も勝って、次に弾みを付けるぞ!!
2004年04月02日(金) |
ROAD TO VICTORY!! |
今日からセリーグペナントレース開幕。
我がドラゴンズの順位予想はどういうわけか低い。 大型補強もせず、キャンプ初日に紅白戦をしたり、ノーサインで試合を行うなど今までの球界の常識では考えられないようなことをしていた球団が強いはずがないと言う評論家の気持ちの表れだろうか。 オイラにとっても心のどこかで不安はある。 正直強いのか弱いのかよく分からない。 こればかりは蓋を開けてみないことには何とも言えない。
だけど願っている。 50年ぶりの美酒を味わうことを。
ROAD TO VICTORY!!
現在執筆中の台本を劇団のみんなに読んでもらった。 この言葉は音にするとどうだろう、意味はちゃんと通じるのだろうか、気持ちはつながっていけるのだろうかとか・・・
日常会話には倒置法がよく使われるが、それが台本ではあまり通用しない。 言葉の使い方も、語彙の少なさが想像力をかき立てない。 気持ちの揺らぎが細部まで表現できていない。 主題とする本筋の部分が弱い。
などなど、いろんな問題点が浮上していった。
もちろん、自分が演出することを前提とした劇団の台本なので、どこに出しても誰が読んでも完成型にする必要はないのだが、それでも、この状態では稽古にすら入れない状態だ。
劇団員にも感想を求めた。 全体的に好意的にとらえてくれたようで、この先何とかやっていけるための意見をたくさんもらった。 もちろん、中には否定的な意見もあった。 何故、その人がそういう意見になるのか分かっていても、感情的な胸えぐる言葉が刃のように突き刺さった。
稽古が終わった後、かなりブルーな気分になったが、サクラを見て気持ちが癒された。 この芝居が終わるころにやってよかったと思いたい。
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