大晦日は毎年年越しそばを食べてから伊勢神宮へ向かう。 今年は嫁さんが臨月で残念ながら嫁さんを置いていくことになった。
思い起こせば伊勢神宮への初もうでは中学3年の時から行き続けている。 この場所は嫁さんとの出会いの場所でもある。 詳しくは書かないが、とにかくここがあるから、この初もうでがあったから今の生活があるといっても過言ではない。 もう20年近く通い続けていることになるから、嫁さんと出会う以前にも一人で行ったり、いろんな人と行っているわけで、いろんな思い出がたくさんあちこちにちりばめられている。 そして今年も、一人だけど今年なりの思い出を散らかしまくりにいった。 その際たるものは、初物の赤福のくせに製造年月日が12月31日だったこと。 これは悔しかった。
まあ、それはさておき、ここに行く度に毎年新鮮な気持ちになる。 来年はまた嫁さんとここに来ることになると思う。 そしてまた新しい思い出をちりばめていくことになるだろう。
遂にオイラが大掃除をする番。 いつも2階の掃除をまかされている。 大掃除をする時はいつも音楽をかけながらやるのだが、ここ数年は、その年の「クリスマスの約束」をBGMとして聴きながらやっている。 掃除自体は単純作業だから結構音楽が耳に入ってくる。 もちろんその時は掃除機とかかける訳だから普通の音量ではない。 近所迷惑も顧みずやるのだ、といいつつも近所に迷惑をかける為の家はないのだが。 そんなわけで、今年も大掃除をするのだった。 ちなみに今は嫁さん1週間後に予定日を控えますます元気だ。 そして明日はオイラの人生の中で一番重要な記念日だ。
今日はほとんど家の2階で一日ごろごろしていた。 そして、1階が大掃除でばたばたしていたので、お安を買いにいく名目で子どもたちを連れ出した。 そして、家に帰ってからまたゴロゴロして、子どもたちと風呂に入って、そのまま曝睡。 とにかく一日ゴロゴロしていた。 そんなわけで、休憩。
2003年12月28日(日) |
劇団Beans忘年会 |
昨年は東京に行っていて参加できなかった劇団の忘年会だ。 最近思うことがあり、何人かの劇団員にその意見をぶつけてみた。
まあ、お前がそう思うのなら仕方がない。
それが大方の見方だろう。 そういう反応だった。 いずれ劇団員にその話をすることになるだろう。
劇団も年が明けると10年目を迎える。 10年か・・・ 長いよな、、、
この2週間雪やら何やらで壊滅状態だった稽古だが、遂に通し稽古となった。
前半は役者陣もそろってなく、代役だらけの芝居になっていった。 でも、普段この時期に想像の部分で考えなくいてはいけないところを、検証することができた。 結果いろんな修正点が出て来た。 これから稽古は年末年始休みに入るが、忘れてしまわないようにしないといけないな。
本日は休憩!
・・・あ〜、また、反則技を使ってしまった、、、、
2003年12月25日(木) |
TBS「小田和正/クリスマスの約束2003」 |
毎年恒例になってきた小田和正のテレビ番組「クリスマスの約束」 今年は遂にゲストが登場した。 それも4組も。
各年代それぞれのゲストがそろった。 ゆず、桜井和寿、根本要、そして財津和夫。 各年代の一戦級のメンバーたちだ。 しかも「ゆず」は意外にも音楽番組初出演というおまけつき。
巷に良くある音楽番組のジョイントとは全く違う仕上がりに驚いた。 何に驚いたかと言えば、ゲストの曲のはずなのに小田和正の解釈で演奏されていることだ。 普通にお互いで歌いました、と言うところに終わらないところがすごい。 ゲストを招く為に、小田和正なりの音楽でのおもてなしなんだろうと思う。 いや、さすが恐れ入ったと言う感じだ。
番組中のVTRでは音楽の作られていく過程や、選曲の為のやり取りなど、音楽に関する様々な場面も流された。 なにげにこう言う場面を挟んでいくのもなかなか興味深いものがあった。 とくに桜井和寿との選曲を巡る論争はある種緊張感を見る側にも与えていた。 そして、本番でそういう過程を経た結果と見せていく。 ちゃんとストーリーを作っている当たりがすばらしい。
曲が演奏される度に、何故だか涙腺が緩むオイラがそこにいた。 演奏が素晴らしく感動的だった。 その場に居合わせたお客さんたちはとても幸せだなと思った。
そして何と言っても、小田和正が最後に選んだ曲が「SOMEDAY」だった。 財津和夫と佐野元春の音楽をこよなく愛するオイラにとっては「青春の影」と「SOMEDAY」は特別な曲だ。 たまらない内容の番組だった。
番組の最期にちらりとピリオドを打つことを匂わすコメントがあった。 来年もやってほしいと思うのだが、叶わぬ夢か、、、
とりあえずの選曲を終了した。
一応自分なりにテーマを持って選曲をしてみたが、相変わらずやってみるとこれがまたバラバラな感じになってしまった。 局を選ぶときの時間帯やその時の体調、そしてその時の自分自身の気持ちなど、局の選択肢が自分自身のいろいろなものに左右される。 いや、ぶれてくる。 出来れば誰もいないところで、タダCDだけ山積みされている、そんな環境でやるのが一番いい。 でも、今はそうも行かない。 てなわけで、いまのベストを尽くしたつもりだ。
今週末の稽古でやってみて感触を伺おうと思う。
やっとこせ今回の曲選びに入った。 前半戦は順調に決まっていったが、決めたとはってもこれがまたおおむねの雰囲気だけで決めている。 もっといいものがあるかもしれないけど、とりあえずこんな風で、てな感じだ。 時間はまだまだある。 現場で合わせてみて駄目だったらまた変えていこうと思う。
昨日気合いを入れたにもかかわらず、今日も残念ながら芝居の稽古をするには、ちと人数が少なすぎた。 それもそのはず。 気合いを入れたのは、こうして日記を書いている自分自身だからだ。 別に他の人に入れていない。 しかし正直焦っている。 年末年始の休みが痛すぎる。 これがなければ、せめて週に1回でも稽古があれば、何とかつながっていくのだが・・・
今年の稽古はあと二回!
昨日も稽古だったが、雪の影響やら何やらで土曜日にも関わらず4人しか集まれなかった。
そろそろ、本番に向けた芝居づくりを始めて行こうと思っている。 本番に向けた芝居づくりとは、今回の芝居の今までの稽古は、おおむね(いわゆる)舞台上だけを意識した芝居づくりだった。 これからはお客さんを確実に意識した芝居づくりをしていこうと思う。 簡単な話、今回の芝居はやや大きいスペースで行なうので、一番後ろのお客さんとちゃんとコミュニケーションがとれる芝居にして行きたいと言うことだ。 簡単なようで難しい、難しいようで簡単だ。
今年の稽古も残りわずか。 ガンバンベェ〜!!
2003年12月20日(土) |
CD「佐野元春/君の魂 大事な魂」 |
佐野元春約4年ぶりのニューシングル「君の魂 大事な魂」聴く。 今まで何度かライブで聴いて着たけど、この曲がかかるとテンションが落ちていた。 今回もその印象が拭いきれない感じ。 もともとビックバンド系のアレンジが好きではないので、普遍的なメッセージではあ るけど、ふ〜ん、ていう感じだった。 せっかく4年ぶりにシングル出すんだから、もっとインパクトのある曲が良かったん じゃないかなと言うのが素直な感想だ。
カップリングの「ナポレオンフィッシュ〜」は素晴らしい。 演奏が素晴らしいし、楽曲も手直しされた分、今の時代へのメッセージとして申し分 ない成長をしている。 オリジナルの直接的・激情的なメッセージが、平板なイメージにはなったものの、時 代が劇的に動いている分、落ち着きを取り戻そうというメッセージがより強く出てき た印象を受けた。
3月のニューアルバムが順調に発売されることを願っている。
2003年12月19日(金) |
政策課題研究講座千秋楽!! |
遂に今日、半年かけてやってきた政策課題研究講座の楽日を迎えた。
最終日は自分達のまとめた報告書の内容をプレゼンテーションする日だ。 プレゼンテーションはいろいろな方法があるが、オイラが選んだ手法は使えるものは全部使って、論理的に不備なところを情感に訴えて丸め込んでしまおうと言う方法だった。 しかし、リハーサルの段階で先生に思いっきり駄目だしされて、方法を変更せざるを得なかった。
そこで選んだのは、じゃあ本筋だけを抜き出して、その説明に終止しようと言うものだ。
もともとこの発表は30分が4グループ行ない、しかもパワーポイントをプロジェクターで投影しながら行なう為、割と暗い空間での発表となる。 だから一個くらいは明るい中で派手な演出を使って発表してもいいだろうと思っていたが、これがなかなか、技術的に難しいところがあり、いわゆる「稽古不足」の状態で臨まざるを得なかった。
てなわけで、方針変更をして行なっていった。 最終的にとったのは、空間自体はあまり広くなかったので、生声を使って発表を行なっていった。 それが一番自然に聴衆に伝わるだろうと言うことだ。
結果いろいろあったけど、何とか乗り切れたと言う感じだ。
この半年間いつも苦しみながらフラストレーションをためながらここまでやってきて、最後の最後で更にフラストレーションをためる結果になったが、それはそれで自分の実力がそこまでだったと言うことで、これからの励みにしようと思う。
各方面にこの研修のことで協力を得たり迷惑をかけたけど、いまはとりあえず「ありがとう」と言う感謝の言葉しか出てこない。
明日政策課題研究講座の発表会。
未だに発表台本と格闘している。 果たしてどうなることやら・・・・
今日は久しぶりに見学者を迎えての稽古となった。
こうやってお客さんがやってくると、普段にない緊張感が生まれる。 これは結構いいことだと思う。 今回来ていただけた見学者は芝居が見るのもやるのも経験がない人なので、まずはインプロから入っていって、芝居の楽しさを共有しようと思った。 ついでに、今回インプロにオイラも参加。 今後も役者をやるかもしれないので、そのリハビリだ。
これがまたなかなか上手くいかない。 ネタにも行き詰まり、かなりへこんだ。
2003年12月16日(火) |
政策課題研究講座プレゼンテーションリハーサル |
今晩遂に最終日を迎える政策課題研究講座のプレゼンテーションリハーサル。
研修所の視聴覚室で行なった。 入ってびっくり、全て画面上のタッチパネルで操作する形式のものだった。 ハイテクだぁ〜と喜んだのもつかの間、機械の操作がとてもやりづらい。 インストールされているソフトがヘボイのと、ソフトを動かしているコンピュータのCPUが遅い。 とにかく遅い。 さらに、沢山の機器が接続されているにも関わらず、ボリュームがマスター一つで、MDをあげるとマイクの音も上がると言う、なんとも使いにくいものだった。 これはたまらないので、無理を言ってワイヤレスシステムをプラスで借りることになった。
リハーサルはいくつか問題点が浮上し、この数日間でクリアしなければならないが、さほど大きな問題点ではないので、なんとかなりそうだ。 あとは当日かまないように練習することだな。
昨日に引き続き通しのような形で稽古を行なっていった。
今まで伸び悩み中だった一人の役者が一発弾けた感じがした。 地道にやってきたアプローチがだんだん身を結んで着た感じだ。 これで一気に行きたいところだが、年末年始の休みが痛いところ。 でも、まだ稽古は何回かあるので何とか作れるところまで作っていきたい。
役者の数は相変わらず少ないが、そんな中通し稽古を行なっていった。 目的は今までやってきた場面が問題なくつながるか、盛り上げどころで盛り上がっていける素地が出来ているか、役者は気持ちをつないで芝居が出来るか、展開に破綻ないかなど、様々な問題点を探る為に行なっていった。
当然の如く個の段階では様々な問題点が露呈してが、一日や二日で修正できるようなものではないので、じっくりやっていこうと思う。 でもこの段階でいろいろと確認できたことはよかった。 これから芝居に肉付けをしていくのだった。
劇団Beansに協力していただいているスポンサー様との懇親会を行った。 何年も前から協力してもらっていたけど懇親会を行うのは今回が初めて。
大半がお互い初めて顔をあわすもの同士ということで前半戦は緊張が走っていたけど、後半だんだん盛り上がって、一部盛り上がり過ぎたところもあるけどいい懇親会になったなあと思う。 スポンサーさんの中の一人がオイラが昔々に話した固い決意について覚えていてくれて、それをものすごく買ってくれてることも分かったし、そうやって気を使ってくれてることも分かったし、とても素敵な時間だった。
これからのこの人たちと一緒に進んでいけたらなと思う一日だった。
今週、三人目の臨月に入り嫁さんの仕事がひと段落。 遂に秒読み体制に入った。
最近まで結婚報告のラッシュに湧いていたが、ここんとこブルーな報告が多い。 それは惚れたはれたの話ばかりでなく、今後の公演に関わることだとかいう劇団の話ばかりでなく、仕事や社会のいろんな出来事もだ。 世間のしあわせの量と不幸の量はひょっとするとバランスがとれていて、たまたま今の時期が顕著に現れているんじゃないかと達観するしかない状況だ。
しかし、当事者にとっては大問題で、オイラが達観するだけではなんともならないわけで、必要だと思う場合は手を出すし、本人にとって静観しておいた方がいいことは静観しておく。 自分にそのバランス感覚があるかどうか自分自身疑問になることもある。 これでいいのだろうかと、自問自答をしている間に時が過ぎ、気が付いたらどうでもいいことになっている場合と、反対に状況が悪化していることもある。
なかなか難しいところだ。
みんなが一応に幸せだと思うには、どんな困難にも打ち勝っていくだけの、その困難を楽しんでいくだけの強靭な精神力がいる。 でも、人はそんなに強い人ばかりでない。 今困難に直面しているひとも、いつか結果オーライという感じでそれまでの困難を達観できるようになってくれればいいなあと、今何もできないオイラは願うしかない。
2003年12月11日(木) |
自衛隊イラク派遣その2 |
自衛隊イラク派遣についてオイラも混乱しているが、マスコミも混乱している。 某地元新聞社ではアンケートの結果「派遣は必要だ」「派遣はやむを得ない」と言う答えがおおむね7割、しかし反対にテレビメディアのアンケートはおおむね6割が反対。 テレビ局にメールやファックスで送られてきた意見は、これまた様々取り上げられている。 反対のキャンペーンをマスメディアは今回は行なわないのか。 うむむ、よくわからん。
憲法前文に書かれている精神は今回のイラク派遣を考える上にあたって治安維持、人道支援などの復興には積極的に貢献しなさいと言うことになっている。 間違いなくそう読める。
『日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。 そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、 その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。 これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、 これに反する一切の憲法、法令および詔勅を排除する。 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。 われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと務めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、 政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、 他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげて この崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。』
今まで日本はそう言う意味では人ではなくお金を出し続けて来た。 しかし今回はその手段を現地に人を派遣したうえでの具体的な支援と言う形を選んだ。 手段の違いと言えばそれまでだが、「未だ戦場と認識される意見が多数を占める」現場で行なうことはこの憲法前文の精神からすると戦争で生活環境が著しく低下しているイラクを復興することだ。 それは誰がどんな風に起こした戦争かは問題ではなく、今のイラクの状況が憲法前文の精神からすると、日本が支援しなくてはならない状況にあると言うことだ。 もちろん原因も排除しなくては復興にはならない。 それがブッシュの傲慢さなのかフセインの圧制なのか、議論の別れるところだが、今の日本は後者を排除すべきだと言う立場になっている。 そして憲法前文の精神を達成する為に武力を持参することがこれまた議論となっている。 憲法第9条だ。
『日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する。 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。』
「未だ戦場と認識される意見が多数を占める」現場で行なう人道支援に武器の携帯を認めないと言うのは、墓場に人を派遣するのと同じだし、そう言う丸腰状態では憲法の精神を体現することすらできない。 しかし、第9条をどう読んでもその答えは出てこない。 目的が国際紛争の解決ではなく壊れたまちの復興だからかもしれない。 これは正直良く分からない。 もう少し考えてみないとな。
遂に自衛隊をイラクに派遣することにきまった。 外交官二人の弔い合戦なのか? 小泉総理は「戦争をしにいく分けではない」といっているが、戦場に行くんだから戦争しにいくに決まっている。
はたしてこれは貢献なのか? それとも破壊なのか?
国権の発動は国益を第一に考えてのことだと思うが、憲法第9条の議論ばかりでなく、その「国益」についてもう少し具体的に話をしてくれればと思う。
「武力行使はしない」というが、自衛隊員の安全を考えれば、それ相応の武力を持っていかなくては行けないと思うのだが・・・・ 尊い命がこれ以上犠牲にならないことだけを祈るしかない・・・
ちょっと早めの子どもたちへのクリスマスプレゼントをゲットした。
その後来年1月にある劇団員の結婚式&披露宴の打ち合わせをした。 今のところ来持っているのは式次第のみ。 ここに言葉の肉付けを行なっていく。 なにしろ普通の披露宴の司会は今回が初めて。 いろんな資料を集めて現場をシュミレーションしながら考えていく。 そしてこれからいろいろと考えなくていはならないこともある。
それに今回こそ「カミオ君」と言われないように前回よりも更なる万全の準備をして臨まなくては・・・・
2003年12月08日(月) |
ヘッドフォン代替わり |
今まで芝居の音選びにずっと使って来たヘッドフォンが代替わりとなった。 もともと使ってたヘッドフォンはVictor HP-D555というきしゅで、これがなかなかフラットな音を出してくれてとても使いやすいヘッドフォンだった。 しかし、10年近く酷使されて来た所為か右耳が物理的に壊れてしまった。 そして今日あたらしくSONY MDR-Z500DJというヘッドフォンがやってきた。 聴いてみると、いやあ、びっくりした。 今までのヘッドフォントは雲泥の差。 まさにアナログとデジタルリマスタリングの差ぐらいの音質のさがある。 ある意味音が良すぎて困る時がくるかもしれないけど、なかなかの優れものだ。 これからこのヘッドフォンとともに芝居の音づくりをしていくのだ。 いやあ、ワクワクするなあ。
今年度の大きな行事の一つ「走ろう会」をおこなった。 春先からいろいろと雨にたたられてきたが、天気予報に一喜一優しながら、やっとすがすがしい当日を迎えた。
走ろう会の開催時間は2時間程度だが、その中でもいろいろなことがあった。 そのいろいろなことも特に大きな問題につながらず、無難に行事をこなしていくことが出来た。
何はともあれやれてホッとしている。
自分自身の中で演出方針としてやりたい課題があって、今のところそれを実行している段階。 今までやってきた方針とはちょっと違う形なので、現場で考え込むことが多くなっている。 本当は良くないと分かりつつも、貴重な時間をもらって自問自答をする。 そんなこんなを何回も繰り返しているうちにだんだんその成果が見えて来つつあるので、良かったと思いながらも、これでいいのかという自問自答はやはり繰り返される。
稽古はとりあえずあと何回かで一回りする。 一度通してみて、矛盾を生じるところとか、効果的でないところとか、実は台本を読み待ちがているところとか、そういう部分を修正しながらその後の緻密な場面づくりにはいっていきたい。 一度つくって壊してという作業をすることで芝居はだんだん良くなっていく(・・・はずだ)
もちろん役者もそういう場面を利用して、自分の芝居を検証して欲しいと思う。
2003年12月05日(金) |
劇団サラダ「サラリーマン忍法帖」 |
先日サラダBeansvol2で一緒になった劇団サラダの本公演。
まだこれから見る人もいるのであまり詳しくはかけないけど、全体の印象としては散漫な感じがした。 脚本と演出と役者がいろんな方向を向き過ぎて作ってしまったかなと感じた。 劇中のネタは面白いしそこにいたる展開が上手く作ってあるけど、オチたあとの処理がもう一つ。 役者の芝居も今ひとつかみ合ってないと言うか、役者同士はかみ合ってるけど、役者と演出の芝居がかみ合っていない感じがした。 言い換えると役者のやってる芝居と演出が求めてる芝居が違っていて、その修正ができずじまいで本番を迎えてしまったかなと言う印象だ。 だから、重要な役についた人がその役の日常のラインを確定できないまま舞台に乗ってしまった為に、気持ちの流れや芝居そのものが客席から見ていると一定していなくて散漫な印象を受けてしまった。 それは上手いか下手かと言う問題ではなく、それまでの稽古をどう過ごして来たかと言うところだと思う。 見ていて面白いと感じた部分が沢山あったにもかかわらず、残念ながらあまりいいことが言えない。
芝居は沢山の人たちで作っていくのだけど、どこにでもいる誰かではなく、今その瞬間そこにしかいない人たちで作っていくものだ。 いろんな人がいればいろんなものの見方があってもいいが、芝居が向かっていく目標くらいは同じ方向を見ていないといけないと感じた。
はたして自分のところはどうだろうかと、また改めて検証してみようと思う。
今週末に走ろう会が迫って来た。 今年度はあるけあるけ大会、体育祭と立て続けに大きな行事が雨で中止となってしまっている。 今回の走ろう会にリベンジを賭けるのだが、天気予報はというと・・・・
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Yahoo天気予報では 雨の曇り、降水確率70パーセント! げげげげ! やばいよやばいよ・・・・他も見てみよう。 天下の気象庁は、 曇り時々晴、降水確率40パーセント! あれ?できるぞこれなら。 じゃあ他も見てみよう。 日本気象協会は を! 雨の曇り、降水確率70パーセント! 読売新聞は 雨の曇り、降水確率70パーセント! 毎日新聞は 曇り時々晴、降水確率40パーセント! なんだなんだ.... これって、天気予報会社が二つあるってことか? それとも気象庁と日本気象協会の好きな方使ってるだけなのか? うむむむむ、わからん。
しかし、もしも雨降ったら三冠王になってしまう。 三冠王達成したら引退しないといけないな・・・(何から!)
今日は嫁さんのお父さんが胆石のオペだった。 てなわけで仕事はお休みした。 しかし、実家の方からこなくていいと言われてしまったので一日家でゴロゴロした。
で、稽古に行くことができた。
そんなわけで、先日やった場面でいろいろ考えたのち、修正が必要な場面が生じたのでその修正を行なった。 今回は新人とオイラの演出が初めての役者がいるのだけど今月に入ってぼちぼちといい意味での変化の兆しが見えて来た。 このままこの変化に自覚的になってくれれば数カ月先の本番はベテラン勢と息のあった芝居になってくるんじゃないかなと思うのだった。
数カ月して撃沈しないようにしないとな・・・
我が家に自動食器洗い乾燥機を導入した。 これから3人目を生み育てる嫁さんの負担軽減と同時に、家族が6人もいると食器を洗うだけで結構時間がかかり、子どもとのふれあいの時間が取れないのが大きな理由だ。 そして、導入の決め手となったのが何と言っても、水道代の節約! 実際に動かしてみると、なるほどなるほど。 普段食器を洗っている時に比べて断然水の量が少ない! これは大したもんだ。 洗い上がりも予想外にきれいだ。 手洗いした時よりもきれいなやつさえあるくらい。 これはなかなかの一品だ。
2003年12月01日(月) |
地上波デジタル放送開始 |
地上波デジタル放送が今日から始まった。 今回は三大都市圏の一部で開始と言うことだが、どうもうちでもみれるらしい。 2006年には全国で始まり、2011年にはアナログ放送が終了になる。 と言うことは、8年後には今あるテレビはデジタルチューナーを買わない限り無用の長物になってしまうということだ。 しかし、映画やスポーツや音楽が今までとは違った迫力ある番組になるのはありがたいことだと思う。 それに演劇もだ。 BSデジタルハイビジョンは嫁さんの実家にあるので観たことあるけど、それはそれはたまらんきれいな画面だった。 本当に何もかもが鮮明に見えてしまう。 素晴らしいと同時に恐いなともおもうのだ。 しかし、個人的にはデジタル放送開始よりも8年後のアナログ放送の終了の瞬間、いったいどんなテレビ番組をやっていて、どれくらいの人がその瞬間を見るんだろうと言うことに興味がある。
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