Laurentides MOVIESBOOKMARKS



 

『City of God』

リオデジャネイロのスラムを舞台に、強盗とか殺人とか麻薬とか、そういうことが日常の環境で育って行くこどもたちを描いた話。それぞれになにがしかの夢を抱いているけれど、よほどの強い意志がなければ閉じ込められた世界で生きていくしか選択権がないというのは悲しい。まさしく悪循環。Based on the true storyとはいえ、ブラジル政府や社会を強く批判するというタイプの映画ではない。そういうのはおまけのほうにさりげなく。

映画はガリンニャアサード にされる寸前に鶏が逃走するシーンから始まる。その鶏の表情が豊かで、なんか笑っちゃった。暗くなりがちな題材でありながら、そういう類いのセンスオブヒューモアが映画をヴィヴィドに仕立てあげている、っていう感じ。かなりオススメ。

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あるヒトからあるモノをいただいた。ちょっと嫌みでも言いたくなるような品物だったので、かなり遠回しに言ってみたら、とんちんかんな答えが返ってきた。まあ、元々深い意味があったわけでもなさそうだし、しょうがないね。

そんなわけで、今年も半分終了。まだ半分あるから気をひきしめて望みたい。

2004年06月30日(水)



 

ひさしぶりに飲茶へ。事実、モントリオールの店はだいたいどこも似たり寄ったりで、思うに実は点心の出所は同じなのではないかという疑惑もちらほら。でも、こういう中華はわいわいと食べることに意義があると思うので大変満足。

その後、場所を移動してバブルティ。今日のチョイスはパパイアミルクグリーンティ、言うまでもなくグリーンティの味はしなかった。そうそう、台湾系の喫茶店といえば、なぜかNON-NOが置いてあるケースが多いけど、この店のはなんと10年ほど前のモノ。ノスタルジックな気分にひたるべくパラパラと。思ったほど古くさくはなかったけど、モデルの髪はまだ黒かった。でも、同じ10年モノでもJJはすごかったなー。あの雑誌に出てるような服とは全く縁がない人生を送ってこれてよかったぁー、っていうのが素直な感想。

そのころはニュージーランドにいて、10年後にカナダでシングルで生活しているなんて考えもしなかった。みんなそんなものだろう。ナニが起るか全く予想がつかないところで細々と生きているのだ。

それからチャイニーズのスーパーへ。今日の収穫はごぼう。ともだちとわいわいやってたら、横にいたおにいちゃんも一本手に取って、まじまじと観察したりにおいを嗅いだりしてたので、「ソレおいしいよ」と声をかけると、「コレ、なあに?」と聞いてきた。「Burdock」という英語の名前を教えてあげたけど知ってるわけないよね。当然料理方法も聞かれたので簡単に説明したら、「じゃあ、試しに買ってみる」ってことになったけど、ちゃんと名前を覚えてて、インターネットでサーチしてるといいけどね。

ちなみに、Dandelion & Burdock Coffeeは自然食愛好者の間では、結構昔から愛好されていたりする。ごぼうって血をきれいにする効果があるとか、ってそんな話だったと思う。

2004年06月29日(火)



 

右の中指にとげが刺さったんだけど、左手だとトゥイザーがうまく使えないし、針で突たら、突きすぎてイタイイタイ。とげはまだ残っているような気もする。こういう時は「ちょっと取って〜」ってお願いできるヒトが近くにいたらいいのになー、って思う。あ、あと、食べたいザワークラウトの瓶がどうしても開かない時とか。ひとりだといろいろ困ることもあるという例。

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なにもそんなところで毛づくろいしなくても、、、、


朝、散歩に出かけたら猫に出会った。美形で愛想のいいコ。しばらく遊んでアディオスしたのに、とことこ付いて来る。猫ってこういう風に迷子になること多そう。それよりもあまりの可愛さにキャットナップしちゃうヒトもいそう。ホント、あぶなかったよ。

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月に一度のカルシウム補強薬投入日。いろんなモノが不足しているので困る。

2時間半かかるので、この間借りた『The Mambo Kings play songs of love』を読む。さあ、治療もそろそろ終わりという頃に、主人公のひとりのネストールが不慮の事故で死んでしまう。しくしく泣いているところを看護婦さんに見られたら恥ずかしいじゃないか。

帰り道、モンロワイヤルのほうの八百屋を通りかかったら、ケベックのいちごが売られてた。昔ながらの小粒のモノで形も大きさもふぞろいだけど、中まで真っ赤でおいしいのだ。いわゆる夏の風物詩。そうそう、ルバーブも買ったから、一緒に煮込むという手もある。レシピはコレがなかなかよさそう。

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八百屋をでたところで、朝更新したねこ日記に日本語のまちがいがあることに気が付く。ひゃーとばかり、家に帰る早々訂正。

2004年06月28日(月)



 『約束された場所で』

『約束された場所で』、興味をひかれたのは、岩倉晴美というヒト。普通にOLしていたけど、近所の美容室のヒトから誘われているうちに「入ってもいいかな」という気持ちになって入信、2か月後に出家。自分でものを考えなくていい、決断しなくていい、っていうのが大きかったと言う。いろんなことに対して「やだなあ」と思うヒトだったようだけど、コレはインタビューの中で(以前は)ヒトに弱みを見せることができなかったという彼女自身の心の裏返しのようなものだったのではないかと思える。

どこにでもいそうなオンナノコだ。この世には箱のふたをあけてこういうヒトを待っている『蜂蜜パイ』の地震のおじさんのようなヒトが潜んでいるのだな、と。

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ぶりとにー婚約の話題。お相手の男はガールフレンドが妊娠中に浮気、発覚後彼女と別れて、晴れてプロポーズという、とんでもないへなちょこくんだけど、気持ちはわかる。いろいろ笑いの種にされる類いになってしまったとはいえ、スーパーなスターとの恋愛ってちょっと楽しそうだもんね。そんなonce in a lifetime opportunityを逃してはオトコがすたるとでも思ったのかも知れない。たぶん、本人は真実の愛だと言い張りそう。恋愛っていうのは、往々にして回りの人のことは全然考えていない場合が多いんだろうけどさ。

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夕方、エバに会って、『Frite Alors』で軽い夕食。元クラスメートたちの近況報告とか。その後毎年恒例の花火へ。今日はなんたってジャポンの日。こった演出だったけど特別日本的〜ってこともなく、どちらかといえば地味な構成だったけど、最後はお約束の連発でしめくくり、まわりのヒトタチはそれはうれしそうに拍手を送ってた。喜んでもらえてわたしもうれしい。

2004年06月26日(土)



 

2か月ほど前から担当の先生が変わった。前の先生にちょっと不信感を持ちはじめていたところだったので、願ったり叶ったりだったりする。今の先生は前の先生とは違って、明るく時間に正確、つまり待たなくてもよくなったのでうれしい限り。

病院の帰り道、インディアンエリアのほうをうろうろ。キャシアの横のショーケースに陳列されてたお菓子を二つほど買い、歩きながら食べたら、非常に甘くて辛かった。

で、図書館を目指す。が、あるべきところにそれらしいものが見当たらず、いつの間にかお隣のOutremontをうろうろするハメになった。おかしいなー、とスタート地点に戻ってみたら、あったあった。どう見ても教会にしか見えない図書館なんて反則だ。お目当ての本を借りる際、カウンターのおにいちゃんが「ありがと」ってちょっと恥ずかしそうに言ってかわいかったので、いや、英語の本がたくさんあるから、家から遠いけどココをいきつけの図書館にしようかなー、とか。

その後、ケミストに寄って、貧血の治療薬をピックアップ。たった1mlの薬なのにあんなに高いとはオドロキ。低所得者としては、ただただ高額納税者のみなさまとカナダの医療システムに感謝。

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どっかでみかけた年下くん占いで、自分のことを占ってみた。

恋愛の弱点
情け深いところがあり、苦労をともにすることに喜びを感じるところがあるので、身近なへなちょこ年下くんに母性本能を感じ、ハマることも多いでしょう。しかし、元来は一流好みで、会社名や家柄などを重視する傾向があるので、時間が経って冷静になり、さえない年下くんをよく見直してみると、なんでこんな相手と付き合っているんだろう?と疑問に思うこともしばしば。面倒見が良く甘えられると弱いから、頼ってくる年下くんのことを邪険に出来ないのです。そのために、都合のいい女状態にならないように気をつけて。

へなちょこくんは年の上下に関係なくノーサンクス。でも、コレ、相手が猫だとすると、元来はアビシニアンやロシアンブルーのような猫が好きだけど、最近はどうしたことかデブなコに惹かれる傾向にあり、甘えられると弱くって、しっかり都合のいい女として扱われようがおかまいなし、と、まさにズバリだったりする。おもしろいね。

2004年06月25日(金)



 

『普通の、、、』の中に、ニューヨークに滞在してる村上さんを別の村上さんが訪ねてくる箇所があり、「ハルキさんは本当に偉い」と言っている。なんでも思い立ったら手当りしだい手を出すタイプのヒトにとっては、静かに、だけど着実に自分のモノにしていくタイプのヒトはうらやましく思える時もある、といったところか。

ふたりの村上さんがおススメしてた『The Mambo Kings play songs of love』おもしろそうなので読んでみたいと思う。Mile-Endの図書館にあるらしいし。

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今日は『St. Jean Baptiste Day 』もしくは『F?te nationale du Qu?bec 』、でも思ったほど、例の旗を持ってるヒトは見かけなかった。ナニかイベントをやっているとのことだったから、バイトの前にちょっとオールドモントリオールのほうをブラブラ。なぜか本屋とかCD屋の店が出てて、掘り出し物を物色。『The best of Erik Satie』を5ドルで購入。

ルイマルの『Le Feu Follet(鬼火)』って映画に異常なまでの執着を持つヒトと暮らしてたころ、毎晩のように聞いたっけ。それにしても、そのころの知り合いはみんなこの映画が好きだった。ある種のダンディズムがプンプンする映画だからね。

裏道には観光客向けの馬車の置き土産がどっさり。蒸し暑い日だったこともあって、かなり強烈。コレにはまいった。

2004年06月24日(木)



 The Office

昨日は、今にも雨が降りだしそうな中、DVDを借りに行く。2 for 1だから、『The Lord of the Ring-Return of the King』の他に去年ゴールデングローブコメディ部門賞を受賞したBBCの番組『The Office』のセコンドシーズンを借りる。

合併に伴い普通っぽいヒトが増えたオフィスでさらに浮きに浮きまくり、空回りするディビッドの様子がある意味物悲しい。彼みたいなさむーいジョークを性懲りもなく繰り返すヒトって、どの国のどの職場にも必ず一人や二人は絶対いるよね。おもしろいって信じ込んでるところがさらにイタい。

一般的なアメリカのセンスオブヒューモアにはない味わいがある、っていうか、アメリカのスタンダードからするとかなりオフェンシブなのもあっさりと、っていうのはさすがBBCだ。CoライターのStephen Merchant もOggy役で登場してる。微妙な終わり方だけど、シーズン3はまだのもよう。

前者はただでさえ長い上におまけまで全部しっかりチェックし、後者は30分の番組が6エピソード。つまり、某大な時間を費やしたというわけだ。ふー。

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ショッピングへ。本屋で見かけた『DK Ultimate Visual Dictionary』に心動かされる。動物や植物はもちろんのこと、デジカメとか電気製品の中身(部品)のひとつひとつまで詳しーく。多分、知っててもまず使わないだろうと思われる単語が満載。ホント、究極の辞書って感じ。



2004年06月23日(水)



 

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ダックの赤ちゃんが11匹ほどいるはずの画像


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公園でピクニック。芝生の上に寝転がり、ボーッとしながらおしゃべり。

ナンパしてるところへ別のオトコノコが現れあたふたしてるゲイのおっちゃん、熱くカドルしながらお昼寝中のカップル、飼い主の喧嘩の仲裁(または応戦)に入った犬に噛まれそうになってる相手のヒト、それを阻止するために自転車でアタックしてる噛まれそうになってるヒトの友達なヒト、ナニかを探しに池に入ったみたいだったのにいつのまにか泳いでいる子供、同じところを何周もしてるシルバー用電気カートに乗ったヒト、、、、実にいろんなヒトビトがいた。

「みんな水辺が好き」については、人間が常に川や湖に近いところに住んでいたであろう頃の記憶がどこかにしっかり刻まれているからに違いないからだと思う。

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村上龍の『「普通の女の子」として存在したくないあなたへ』というエッセイをもらった。10年ほど前にan-anに掲載されていたらしいけど、実に的を得たタイトルではないかと思う。いわゆる『普通』であることを強要される社会では『普通でない』ことはネガティブなイメージがつきまとう。そういうのに負けないで自由に生きていこうね、って村上龍がエールを送る、っていうタイプの本ではなく、やたらキューバの話が多い。キューバに行く日本人の女の子が急増したに違いない。普通であるか普通でないかは別にして。

それにしても、『すべての男は消耗品である』 とか、タイトルを選ぶセンスがすばらしい。

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キューバといえば、カストロがアメリカが戦争を仕掛けてくることを危惧して怒っているらしい。いまさら社会主義を目のかたきにする必要性があるとは思えないのだけど、他にもナニか理由があるの?

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占いの『人の影響を受けやすい』だけど、ソレはないと思う。そういうのは20才くらいのころの話だ。音楽とか本の趣味、思考の傾向は大いに影響を受けたと思う。敢えていうなら、影響というより、とばっちりを受けやすいかも?

2004年06月21日(月)



 カバラ数秘術



スーパーに行くとつい用もないのにペットフードコーナーに立ち寄ってしまうのには理由がある。フリスキーズのパッケージの猫見たさ。その気持ちが高じて壁紙をダウンロードしてしまうほど入れ込んでいる。ちょっと恥ずかしい。俗に言う禁断症状のようなもの?

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新聞をとりはじめた。勧誘の電話のヒトの強引さがステキだったので、ついOKしてしまったのだ。せっかくだからちゃんと読むようにしようと思う。

『Michael Moore says he hopes Canadians don't vote Conservative』トロントでのプレミエールで、アメリカみたいになりたくなかったら、保守党に投票しちゃだめ!って言ったという話。それ以前に、投票に行かなきゃだめ!ってことだ。たかが一票、されど一票。私は投票権自体がないんだけど、そろそろ永住権所持者にも投票権を与えるべきだと思うよ。

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ところで、新聞、まだ一度(昨日のみ)しか配達されてない。もしくは誰かが持ち去ってるのか?毎日、アパートの玄関先まで見に行ってがっくりを繰り返すのもイヤなので、キャンセルすることにする。ふぁっく。

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マドンナ改名?騒ぎを記念して、前にもやったことありそうだけど、カバラ数秘術


長所 感受性、親切、母性的愛情、想像力、平和的、繊細、気くばり、神秘的
短所 わがまま、気分屋、依存心、小心、怠惰、夢想、支離滅裂、偏屈、ヒステリー

平和的で深い思いやりの持ち主である。自分に寄り添ってくる者は母のような愛情で包容し、平安を乱すような場合にだけ闘争的になる。それ以外では争いは好まず、戦ってまで目標を奪いとろうとするよりは、むしろ妥協して人との和を優先しようとするだろう。欲がないわけではなく、むしろ人一倍所有欲は強いのだが、デリケートな心情のために荒々しいことは嫌いなのだ。

一般に地味であり目立つ存在ではない。意見をいうときもたずねられたら答える程度で、その意見も概してオーソドックスであり、過激でユニークであることはまずない。 このような慎ましい性格を形成しているのは、繊細な感受性である。細かい変化にも鋭く気づき、周囲の雰囲気に敏感なのだ。想像力も豊かで、空想の世界で物思いにふける傾向がある。
鋭い感受性と想像力とは、すべての創造活動の雛型であり、これが芸術や神秘的な事柄を具体化していくのだ。実際、2の人は神秘的なことにひかれ、霊感もけっこうあるようだ。

しかし、それをコントロールできないとネガティブ(否定的)な面が現れる。人のささいな言葉で深く傷つき、しかも空想でそれを実際よりふくらませてしまう。そのために、必要以上の悲観、取り越し苦労、自己憐憫、激しい嫉妬などの思い込みで悶々として心を乱すことになる。 また、人の影響を受けやすい。自律心に欠けると、周囲に左右されて善にも悪にもなる。移り気で感情にムラがある。やさしかったと思うと急にヒステリックに怒ったり偏屈になる。わがままになり、気難しくなるが、またすぐに戻るといった具合だ。2の人は物事を表裏から考察する二面性を持ち、それが優柔不断、分裂的な性格の原因となっている。しかし、それをうまく統制するならば、かなり大胆な能力を発揮すことができる。

2004年06月20日(日)



 

お国ではアカウンタントをしていたと言うわりには計算できないし、「ウソやろ?ソレ」という感じなのだけど、間違いだらけのスプレッドシートを直してくれと頼んでいたら、その仕事がさり気なくこっちにまわってきた。出来ないのなら出来ないと素直に言えよ、おまえ、って感じ。

ソレに加えて「ソレは間違ってはいない、ニューメニューが加えてないだけだ」って、ソレが加えてないから計算が大幅に違ってくるのだから、イコール、誰がなんと言おうと間違いなのだ。素直に認めなさい、って感じ。

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日記をつけてる楽しみは「去年の今頃はどんなことしたっけ?書いたっけ?」がチェックできることである。同じようなことをくりかえし考えていることを知り愕然とすることもある。最近、やたらパブロバが食べたくなっていたのだけど、日記によるとちょうど一年前にも同じことが起ったらしい。今日はそれほど暑くないから作ってもいいんだけど、でも、電動の泡立て器がないので却下。そのかわり、直径15センチくらいあるクリームキャラメルを。夕食はカキフライ。季節外れだし、ナニもオーブン使ったうえに揚げ物までしなくても、という感もナキニシモアラズだけど。

狭いスペースでごちゃごちゃしてたら、おろし金をストーブの後ろのほうに落としてしまった。動かせないし、動かしたくもないから諦めるしかない。どうせ一年に数えるくらいしか使わないとはいえ、代用品は考えられないからちょっとショック。まあ、どっかで買えるだろう。

2004年06月19日(土)



 



かわいい。

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早起きの日。高校生のバイトのコがはいるかも?って言ったら、大学休学してワーホリに来てるコ、ウキウッキしてた。「ヤバいなぁー、ロリコンみたいですよねー」って言ってたけど、全然。だって「自分だってそんな遠くない昔に高校生だったんでしょ?」と。

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この間、ともだちのハビーが「もっとセクシィなランジェリー着てほしいって思ってるんだけどー」ってこぼしてた。じゃあ、プレゼントしたら?って感じだけど、「サイズがわからない」って言うから、「引き出しあけて今着てるモノのサイズをチェックしたらいいんじゃないの?」とアドバイスしたら、目からウロコ的に喜んでた。でも、ともだちも言ってたけど、普通のモノのほうがずっとコンフォタブルだと思う。

そんなわけで、快適な下着を買いに出かけた。でも(きっと夏だということもあってか)セクシィなモノの割合のほうが断然高いことに愕然として、ナニも買えずに帰宅。

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蒸し暑い。とはいえ、日本のソレの比ではないけど。もう随分長い間日本の夏にご無沙汰してるけど、忘れようにも忘れられないスゴさだもんね。

暑くなると狭い部屋は不快指数が高くなる。大きな窓が二つあって風通しのいい大きい部屋に思いを寄せる。でも、生まれてこのかた大きな家に住んだことないから、部屋が大きいとソレはソレでアンコンフォタブルかもしれない

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少し赤くなりすぎた髪の毛のトーンを落としてみた。もう二度と髪の毛をいたぶるようなことはしない、と心に誓ったこともあったのに。

2004年06月18日(金)



 



かわいい。けど、いかにも不経済そうな車。ガソリン代が高騰している昨今向きではない。

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貧血気味ということでいきなり輸血。「最近疲れやすいでしょ?息切れしたりしない?食欲ないでしょ?」とか聞かれるが、自覚症状はない。3番目のは特に。

2時間ほどかかるということで、別にすることもないのでお昼寝。気持ち良かった。

で、充電が終わりお仕事へ。最近なんだか忙しい。

2004年06月17日(木)



 

ベネズエラのヒトの名前がどうも覚えられなくて、ともだちにこっそり聞いてみた。おかあさんは「日本のラーメンにソレによく似た名前のがあるのよねー。だからすぐ覚えられたわ。」って言っていたけど、なんかスペイン語っぽくない名前だなーって思っていたら、アルファベットで書かれたホントの名前はソレとは微妙に違ってた。彼女って、ご主人さんの名前を間違えたまま呼んでいた、という経歴があったりするんだけど、どうしよう、教えてあげようかな。。。

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朝、ドアをノックするヒトがいたので開けてみると、見ず知らずのヒトが立っていて、「えくすてるみなしょん!」と言った。ソレはきっと『Extermination』のことだろうとは察しがついたけど、一体ナニの?私はナニをしたらいいの?と困ってたら、おじさんは「ちょっと待ってて」と、どっかへ行ってしまった。

さらに混乱していると違うヒトがやってきて、英語で「コックローチが出てこないように薬をまくから」と説明してくれた。幸いカナダではまだその生物には遭遇したことがないし、出来ればこれからも出会いたくないので、よろしくお願いする。でも、あの程度のモノでホントに効くんだろうか?

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元ルームメイトとブランチへ。週末はヒトが列をなしているところなので、期待大だったけど、味はまあまあ、といったところ。特筆すべきはそのボリュームだ。クレープはもはやクレープではないといった様相だし、隣のヒトがたのんでたサラダは洗面器みたいなモノに入ってた。よく見るとみーんな食べきれずに半分くらい残してる。だったら、半分くらいの量でもうちょっと安くしてもいいのでは?と思ったり。もしくはホームレスのヒトにあげるとか?



2004年06月16日(水)



 

日曜日の午後は、ともだち家族に便乗して彼等のおともだちのお宅へ。ベネズエラのla comida tipica、『Empanadas』をおつまみにビールにカクテルを。餃子のような半月型だけど、とうもろこしの粉から作った皮にフリホーレスとかケソを詰めて揚げたモノ。中にあんことか入ってたらさらに私好みかも?



で、そのお宅にはロシアンブルーな猫がいた。ホンモノをこんなに間近で見るのは初めてなので興奮のるつぼ。ともだちの子供は動物に非常に興味がありそうで、でも、わしづかみ攻撃をしかけるものだから、猫すごーく困ってた。

そんなわけで「やっぱり子供の情緒教育に犬とか飼ったらいいんじゃない?」とアドバイスしてみた。実は日頃から「知り合いにひとりぐらい犬を飼ってるヒトがいてもいいんじゃないかなー、そしたらいろいろ楽しいと思わない?」と話し合っていたりするので。元気なジャックラッセルとかキュートなフレンチブルドックがいいんじゃないかと思うけど、どうでしょう?

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夏といえば、カリー。そんなわけでインディアンバッフェへ。お腹もいっぱいになったところで、公園へ出向き、ベンチに座ってボーっとして過ごす、そんな月曜日の午後。奇妙なヒトが集うことで評判の公園なので、ある意味楽しい。巨大な黄色とシロのマーブル柄のへびを首に巻いたヒトがカメラマンを引き連れてやって来たり。実はへびは大好きだったりするので触らせてもらう。しあわせ。

その後、コーヒー屋へ移動してマンウォッチングの続き。実にいろんなヒトがウヨウヨとウロウロしてるものだ。月曜だっていうのに。

2004年06月14日(月)



 

ともだちの子供の1歳の誕生日。何かにつかまりながらなら歩けたりもするわけで、ホントオドロキ。

パーティにはたこ焼きを持参、食べた後「ナニこれ?たこ?ぺっ」とかされても困るので、一応みんなに説明してみたけど、嫌がられるどころかあっという間になくなってた。主役のたいちゃんはおかあさんに似て社交的なのだろう、ヒトがいっぱい来たのがうれしいのか、始終ニコニコ、大人も巻き寿司やらグリーク料理やらいろいろおいしいモノを食べながらニコニコ。楽しい昼下がりだった。

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(彼女はすごく嫌がるけど)『第二のマーサスチュワート』って感じのそのともだち。カナダに遊びに来てるおかあさんから聞いた話では、中学2年あたりからめきめきと頭角を現して、妹さんの分までお弁当作って、そのお弁当が可愛かったから、クラスメートの間でもすごい人気だったんだって。やっぱりローマは一日にしてならずかぁー。でもおかあさん曰く「私のうしろ姿を見て育ったからねー」ってにんまり。ホントステキなおかあさんで、ともだちみたいなリレーションの二人を見てると心の底からうらやましい。


2004年06月12日(土)



 



木漏れ日浴びたサンドイッチ。デカイ。

金曜日だけ朝8時から働いている。2時には終わるから今日も終わってからバイト仲間のコたちとお茶へ。今日は2年前に行ったきりだったサンドイッチが有名なところへ。一緒に行ったコとシェアして、ハムとリンゴ&ミントのゼリーのと、『ピーナッツバター、クリームチーズ、ナッツ&レーズンにバナナをはさんだの』を。うまかった。

日本のクリームソーダが好きと、セルジュ(仮名)が言ってたけど、同行した日本のオトコノコもそうとかで、ラズベリーのを頼んでて、「日本のアレとは当然違いますけど、なかなかそれっぽいですよぉー」とソレはうれしそうだった。しかし、このコ食べるのがすごく早い。もう少しゆとりを持って食べるのも楽しいと思うよ。

夕方からまたバイト。F1だから忙しいっぽい。

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この間、鍵がなくて管理人さんに連絡をとろうと斜め前の住人さんに助けを求めた時、彼はここのアパートに10年住んでいると言っていた。

10年前って言えば、なんでもこのあたりでさえ家賃は信じられないような安さだった、という話なのに、Pourquoi?って感じ。確かに便利はいいけど、私の部屋よりさらに狭い薄暗ーい部屋である。ましてや、同じところにずーっと住むということに意識的に、または無意識的に抵抗してそうな私にとっては摩訶不思議な話。

村上さんは『村上朝日堂』のエッセイの中で、「引っ越しの良いところは、何もかもを『チャラ』にできることである」と書いていたけど、そうね、確かに。リセットボタンを押したような気分は味わえる。


2004年06月11日(金)



 

昨日のできごと。

リサイクルのゴミを出しに行って、部屋へ戻ってみると、鍵がなかった。つい2分ほど前にドアを開けた時にはついてたのに。。。。で、管理人さんとこへ行ってみると「1時半に戻る」とのノーティス。そ、そんな。2時間くらいの間ナニをしろというのだ。じゃあ、ひなたぼっこでも、とポジティブシンキング。出したばかりのリサイクルのゴミの中から日本の雑誌を取り出してヒマをつぶす。

もうそろそろ1時半かな?というころにもう一度管理人さんのところへ行ってみると「1時間で戻る」に変わってた。えー、いつの間に帰ってたのぉー。。。ところが待てども待てども帰ってこない。帰って来る気配も感じない。外は蒸し暑く、おまけに風も強くて砂埃まみれになってきて、ひどくミゼラブル。そのうえ夕立ちでもきそうな雲行き。夕方からはバイトだ。あーあーあー、これ以上待てない。こうなったらあきらめが肝心だ、と覚悟をきめて、歩いて5分のところに住んでるともだちのお宅へ。ラッキーにも在宅してたから、お金を借りて、その夜は泊めてもらうことに。持つべきものは歩いて行けるところに住んでるおともだち。涙がでそうなくらいうれしかった。

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そんなわけで散々な日だった。けど、昨日はぐっすり眠れたし、朝はだんなさんのジェームス(仮名)がおいしいコーヒーを入れてくれたし、おまけにおみやげに紀州のうめぼしまでいただいて帰宅。アパートに戻った時には管理人さんはまたもや不在だったから一瞬かなり焦ったけど、すぐに戻って来て一件落着。もしもの時のためにその歩いて行けるところに住んでるともだちに合鍵を預かってもらうことにしようと思う。

まあ、起ってしまったことを悔やんでもしようがない。バスローブにスリッパ姿でなかったのは不幸中の幸いだと思うことにしよう。

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そんなわけで、昨日返しそびれたDVDを返却に。追加料金を払わなければいけないというのはちょっと悔しかったけど、安売りのコーナーで『When Harry met Sally』が10ドルで売られているのを発見。うしし。人生悪いことばかりではない。

2004年06月10日(木)



 

時のヒトとなったマークアンソニーが『The View』にゲスト出演してた。ただでさえ小さいヒトなのに大柄なおばちゃん5人に囲まれ、話題はもっぱら例の結婚についてとなるわけで、非常に緊張しているもよう。(思うにもともと頭がいいとは思えないのだけど)ということで、前もって用意された「ソレはパーソナルなことだから」という無難なフレーズをどもりながら繰り返すのを見てちょっと同情。結局報告はしなかったけど、左手の薬指にはしっかり指輪があったのでそういうことだ。

しかしさえない。知らないヒトが見たら「どうして、じぇいろがあんな男と?」と思うだろうし、しかもあんな男の元奥さんは元ミスユニバースだったりするので、さらに不思議に思うことだろう。CDを数枚持っている私でさえそう思うのだから。でもね、今日は『Amar Sin Mentiras』の発売日でもあり、早速その中からの曲『Ahora Quien』を披露していたけど、あんなコテコテな歌をあんな声で自分のために歌われるようなことがあれば、、、かなり動揺すると思うよ。声フェチならなおさら。愛することには一生懸命になりそうなタイプだし。

しかし、私生活ではいいようにウソついてそうなヒトのCDのタイトルが『うそ偽りのない愛』ってのもねー。

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昨日借りてたDVDを返しに行ったついでに本屋をのぞくと、ソコにはほぼ原寸大のガエルガルシアくんの顔が表紙の雑誌が。迷うことなく購入。とりあえずはカンヌ映画祭特集だし、恥ずかしくはない。『Diarios De Motocicleta 』で若き日のチェゲバラを演じてるとか。いますぐ見たいところだけど公開は9月。ちぇ。チェゲバラといえば、スティーブンソーダバーグ監督の映画が製作中とかで、こっちはベニチオデルトロ主演とか。ちょっと痩せてもらわないとイメージが、、、。

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例のおとうさんの手記を読んで思った。ヒトって、亡くなったヒトを思う時、どうして「ああしてあげればよかったな」とか「こうしておけばよかったな」って思うのかな、って。そういうことに縛られっぱなしにならないといいけど、って。

2004年06月08日(火)



 

この間教えてもらった店へ出向いてついに蛸をゲット。で、早速たこ焼きにチャレンジ。選んだレシピはいわゆる神戸焼きで、きざんだ紅ショウガとネギをいれてみた。電気のたこ焼き器だから失敗もなく焼けたけど、なかんかキレイにまーるくならない。コツがあるのかな?今度はキャベツとかも入ったのも作ってみたい。

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DVDを借りて来た。

『Adaptation』、おもしろかった。ニコラスケイジって映画を見終わった時は「いい俳優だなー」って思うんだけど、しばらくすると「あ、ニコラスケイジが主役かぁ、、、、今度にしよう」って思っちゃうんだよね。それで、今まで見てなかったんだけど、深く反省。チャーリーコフマンさんその後幸せに暮らしてるといいけど。

もう一本は『Down with Love』、レネゼルウエガーとユアンマクグレガー主演のラブコメディ。ユアンマクグレガーが出てるから、って理由で借りて来ただけで、内容は期待してなかったけど、なかなか楽しかった。

ところで今日はローリエのほうにある店へ行ったのだけど、ノリノリのフレンチロックがかかって気が散ってしまい困った。っていうか趣味悪すぎ。ああいう音楽が好きなヒトとは縁がありませんように。

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さて、ちょっと思うことがあり、手紙でも書いてみようかと思う。長ーいのを。とはいえ、どこから始めたらいいものか、慣れないことをしようとすると、する前から疲れる。

2004年06月07日(月)



 

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「そうだ、村上さんに聞いてみよう」で、サンドイッチを縦に食べるか、横に食べるかという質問に答えて、コーンを縦に食べるヒトがいたらおもしろいだろうな、って書かれてたけど、そこまでアバンギャルドではないとはいえ、いわゆる洋梨を縦に食べてるヒトを見かけた。まあ、ああいう形だからそのほうが手の平にすっぽり収まって食べやすそうかも?と思えないこともないけど。

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妹が低周波治療器をくれた。別に肩が凝るとか足がだるいとかそういう症状はないのだけど。レベルはせっかく10まであるので、早速試してみたらしてみたらショック死しちゃいそうなくらいスゴかった。通常コレくらいじゃないと満足いかないという人もいるんだろうけど、人間じゃないね。

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さて、じぇいろの結婚の話題。先月の終わりにお相手のマークアンソニーが処理が早いと評判のドミニカンリパブリックで離婚手続きをしたあたりから、「そういうことね」という雰囲気は漂ってたけど、みんなの予想をはるかに上回る早さ。衝撃の別離から6か月もたってないし、コレが3度目の結婚ということだし、一体どうしてそこまで結婚にこだわるのか、そのへん興味津々、ヒトゴトとはいえ。

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レーガン死亡のニュース。もうとっくの昔に死んでたと思ってたので、ある意味オドロキ。


2004年06月05日(土)



 



虹のたもとには宝が眠ってるそうだけど、たぶんココは5セントが数枚とかそのくらい。

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朝の気温は7度。でもお昼過ぎには気温も上がり、気持ちがいいほどの晴れっぷり。ということで仕事の後、バイト先のコたちとオールドモントリオールのほうへお散歩に。アメリカ人の観光客(だと思う)がうようよ。なにやら騒がしいけど、関係者のみなさんにとっては大切なお客さまだ。そういえば、ジャックカルティエ広場の似顔絵描きのコーナーもなかなかの商売繁盛ぶりだったけど、コミカルどころかちょっと悪趣味な感じさえする絵を描くヒトがいて、モデルのコは似ても似つかないほど醜く描かれていてかわいそうだった。おとうさん、悪いよ、ホント。

ピアのほうではレゲエコンサートが行われてたけど、30ドルもするので、その会場の横あたりに座っておしゃべり。レゲエも充分堪能できた。お金を払って中に入る価値ってなんだろ?

その後、場所をチャイナタウンに移動して、ゴハン食べて、あんぱん(のようなモノ)を購入して帰宅。9時ごろには眠くなり、知らない間にテレビも電気もつけっぱなしで寝てた。けど、2時半頃に目が覚めて、しばらく『Pleasantville』っていうトビーマグワァイアが出てる映画をちょっと見て2度寝。ちょっとした時差ぼけ状態か。慣れない早起きの副作用って感じ。

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「こっちの空気って軽くて居心地がいい」とそのオンナノコは言った。だからもうしばらくココで暮らしたいということになるわけだが、そういうのを聞く度に日本ってそんなに居心地の悪いところだったっけ?って思う。まあ、生まれ育った町で家族と住んでいることと比較してであろうから、それほど深い意味はないのだろう。

これからの3か月は、確かに空気はさらに軽くなり街中がウキウキしてるしね。

2004年06月04日(金)



 

メトロでサイコロ賭博をしているコたちを目撃。最近あるお宅を訪問した際に隣の部屋からサイコロの音が聞こえてきて不思議に思っていたのだけど、どうやら流行っているらしい。どうせならスゴロクのほうがずっと楽しそうだと思うけど。

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朝のシフトのヒトがお手伝いって形で臨時でやって来たのだけど、結局足をひっぱりにやって来ただけ?と思わずにはいられない仕事ぶりで、大変疲れた。「ソレはダメ」って言ってるのにやってしまうというのは若いヒトにありがちなことだけど、ヒトがそう言う背景にはソレなりの理由があるわけで、ソレは大体経験に基づいているのですよ。「自分にはできる」と思いたい気持ちはよくわかるし、そういう結果を恐れないチャレンジも必要だけど、出来れば、他のヒトを巻き込まないところでやってもらいたいものだ。

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日本から本を10冊ほど持って帰ってきてもらったのだが、一冊を除いて全て村上さんの本だったりする。一冊は村上さんは村上さんでもリュウさんだけど。小説が好き、というよりは、もちろん小説も好きだけど、彼というヒトに大変興味があるというレベルにまで到達してしまった結果である。エッセイに書いてあった日常で起ったこと感じたことが、小説のこんなところにあんな風に展開してそんな形で登場してたりするのを発見するのも楽しいものだ。

2004年06月02日(水)



 

あ。さんとこで見かけた占い

あなたは遊園地の乗り物にたとえるなら、 ジェットコースタータイプ。
足腰が軽く、身軽に行動できるようです。ただ、時と場合、相手によって行動を変えることがあります。一貫した行動をとらないと周囲の人から「読めない人」「わかりにくい」等と思われます。

朝と晩とか、一人でいる時と他のヒトといる時とか、そういう時は違う行動をとるかも?まあ、ヒトからどう思われていようとも全然オーケーだし、行動が変わったら気持ちを読むことができなくなる、っていうタイプの人が周囲にいないようにしてたらいいわけね。

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「誰しも自覚と無自覚の部分があるわけで。」ってメールを読んで考えたこと。

わたしは正直な話、無自覚っていう意味がよくわかんない。
まあ、このくらい生きてると、自分を置いている環境とか置かれている状況を理解しなければいけないだろうし、才能とか健康とか経済状態とかそういうモノのリミットをひしひしと感じるわけで、一応そういうことを自覚した上で行動してるつもりだけど、もしかしたら「無神経なヒト」って思ってるヒトもいるかも知れないなぁ、、、

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日本から持って帰ってきてもらった村上さんの本をパーラパラと読んでいたら、高校時代に部落出身の女の子をひょんなことから傷つけてしまったことがあったとかで、そのころの彼はそんなことでヒトがヒトを差別するという事実が呑み込めずショックを受けたらしいけど、『それよりももっとショッキングだったのは、この世界では人は誰でも、無自覚なうちに誰かに対する無意識の加害者になりうるのだという、残酷で冷厳な事実だった。」と書いていた。

誰も好き好んで傷つきたくもないし、傷つけたくもないと思っていると思うけど、世の中なかなかそう甘くはないのだ。

2004年06月01日(火)
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