Laurentides MOVIESBOOKMARKS



 

激しい雨もお昼過ぎにはあがったところで、お散歩へ。


ハトウォッチング中。このコとは帰り道でもまた会った。



夕涼み中。



前のコは指が6本あり。後ろのコは足が3本しかない。


あっちのほうは猫密度がかなり高いうえに、フレンドリーなコが多くて、楽しかった。

◆◇◆


今日は、Mascara La Nuit Des Dragsっていうドラッグクイーンズのショーの日。2年連続で見に行ってるお気に入りのショーだけど、今日はあまりに蒸し暑いのと明日は朝早いので行くのはやめにした。まあ、また来年もあることだし。


2004年07月31日(土)



 

SACを借りに行ったけどなかったので、『Les Invasions Barbares』をピックアップ。アカデミーの外国語映画部門を受賞した作品。舞台はモントリオール。

ほのぼのしているシーンは(例えば、みんなで湖畔で毛布にくるまりジョイントを吸いながら昔話に興じる)良かったけど、エリートな息子は全てを金で解決させようとするある意味イヤなヤツで、自由奔放に生きている父親に反発している、はずなのに、あまりにあっさり仲なおりしてしまうし、全体的に見ると、なんか物足りない映画だった。DVDには短くまとめたバージョンがついていて、長いほうでは余計なシーンだなーって思ったところがカットされていた。ところがカットされてしまうとソレはソレでつまらない進行になってしまっていて、短くした意味がよくわからなかった。

ところで、病院、入院してる人たちはへんにリアルだったけど、あそこまでひどくないので、誤解のないように。

◆◇◆


ところで、主人公なヒトは、自分の好きなところで、好きな人たちに囲まれて、ヘロインのオーバードスで死をむかえる。ある意味とてもパーフェクトで安楽なチョイスだ。今のところああいうチョイスは選択不可であるし、回りのヒトはいろいろ忙しかったり、精神的に病人以上に動揺するであろうから、ああいう風にピースフルに死ねるかというと、大いに疑問だ。

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恋愛能力指数テスト

A:自己愛情認知力:自分の恋愛感情を客観的に捉える能力。155
B:恋愛感情制御力:恋愛に関する欲求や不安を把握し、制御する忍耐力。これが低いと感情的になりやすい。 96
C:恋愛前向き楽観力:恋愛のいい面を見つけ、楽しむ能力。 127
D:恋人共感力 :相手の感情をくみ取り、共感して優しく接する能力。130
E:恋愛関係維持力 :恋愛の継続と発展を意識し、関係を深めていく能力。103

平均LQ 122 あなたは人並み以上の恋愛能力を持っています。

相手がいないことにはねぇー。

◆◇◆


かなり湿気でむんむんした一日だったけど、夜になって雨になる。さらにじめじめして気持ちが悪い。

2004年07月30日(金)



 

さて、今日は別の用事で病院へ。担当の看護婦さんは、お腹まるだしでビーサンはいてて、おまけに足の親指にタトゥをしてるようなヒトだった。Xena Warrior Princessのヒトに似てると思ったら、アメリカンインディアンの血が混じっているとかいないとか。出身は赤い毛のアンというコが住んでいた島の上あたりにある島で、たまたまお勉強でもしようと持って来ていたロンプラをチェックしてみたら、ソレはソレは楽しそうなところ。島の形だけ見てると南太平洋に浮かぶ島のよう。夏はネオヒッピー系で賑わうらしい。来年のロブスターフェスティバルあたりに行きたいなぁー、なんでもそのころは、料理はどれもロブスターづくめらしいし。

しばらくして、いつもの看護婦さんが入って来て、二人でなにやら話してたから、何かと思ったら、「いや、このヒトが自分で注射を打つから教えてくれと言ったヒトよ、と説明してたの」とのこと。普通はそんなこと自分でしようとは思わないらしい。でもね、血管じゃなくて、皮膚に針さすだけだし。指にささったとげをほじくるほうがイタイくらいだよ。

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仕事が早くひけたので、ちょっとオールドポートのほうへ最後の花火を見にいった。今週末はゲイの方々のお祭り。

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ホラー映画占いの結果。

あなたは、 生き残る主人公タイプの人です。

あなたは、「よく諦めないな」っていうほどのガッツで困難を乗り越え、しかも運がいいので生き残るタイプの人です。人間関係においても概ね良好、恋愛関係も最後にはちゃっかりハッピー、「あれだけの体験の後によくも」と言うくらい性欲が強いようです。ただ、理想が高く、潔癖なところがあるので、周りにはそれが重荷になってしまうかも知れません。また、続編が作りやすく長持ちするキャラなのですが、常に「自分VS殺人鬼」という図式が作られ、自分にも重荷になることも。主人公は見た目の華やかさとは裏腹に、苦労が伴うようです。同じ生き残るのなら、主人公と一緒に生き延びる子供の方が楽なので、少し要領よく振舞いましょう。 恋愛に関しては、相手に生き残るためとはいえ「そこから飛び降りろ」的な無茶を要求してませんか?自分がいっぱいいっぱいの時は注意しましょう。

性欲は強くないよ。でも、理想が高い、潔癖なところがある、無茶を要求というのは当たってると思う。

2004年07月28日(水)



 

ちょっとだけしか知らないとはいえ、そういうヒトが死んだと聞くと、いろいろ思い出してみたりする。

彼のともだちと一緒に、家に遊びに行ったことがある。宝塚にあった家は普通の家族が住むような2階建ての一軒家だった。まだプロの物書きになる前で、らもんって呼ばれてた。その時の印象は見た目はある意味濃いわりには静かで落ち着いた感じのするヒトだなーって思った。彼のともだちがフレンチ文学の話題で盛り上がってる横でプロレスの本とかポルノ雑誌をまるで勉強でもするように読んでいたような記憶がある。台所には汚い食器が山のように積まれていて、たまりかねて洗ったかもしれない。奥さんはボーイフレンドとツーリングに出かけてるっていうし、彼にも若いガールフレンドがいたかもしれない。子供は年のわりにはなかなかしたたかなコだった。

数年前に初期のころのエッセイを読んだら、知ってるヒトがたくさん登場してて、そういう意味ではおもしろかった。その中のひとり、Souにはちょっと会ってみたい気もする。彼はホントにユニークなヒトだったなー。

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それにしても、あっけない終わり方。

2004年07月27日(火)



 

昨日は引き続き研修。地下街と旧市街を歩き回る。持ち時間2分で説明という宿題もあったけど、私のは、35年前にジョンレノンとヨーコオノが泊まって、Bed in for peaceってパフォーマンスを行ったホテルという楽しい話題のあるところだったから楽だった。とはいえ、ホテルの部屋ナンバーはまちがってしまったけど、ソコはお愛嬌だ。

歩いてる時はそうでもなかったけど、終わったころにはへとへとに。なのに、お茶しにチャイナタウンまで歩いて、その後、Just for Laughの会場近くを通りかかったら、やっぱり寄ってみたくなり、うろうろ。





通りには何十メートルにも渡ってテーブルがセットしてあって、どうも夜、内容はしょぼそうだけど、参加人数は大きい晩餐会が行われるっぽかったから、参加したかったけど、疲れには勝てず帰宅。来年はぜひ。

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昨日、こしあんを購入したので、水ようかんを作ってみた。水700ccに粉寒天4gを加えて煮て、とけたところでこしあん500gと黒砂糖を好みで加えて、ちょっと煮て冷やすだけ。こんなに簡単で味もなかなか。ちょっとキケンだ。

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ともだちと一緒に公園へ。3週間前から歩きはじめたこどもは、もうかなり本格的に歩いてて、ちょっと目を離すととんでもないところまで行っている。ところが迎えにいかないと帰ってこないし、困ったもんだ。

3人で会うのはほぼ1年ぶりくらい。Aちゃんにかなりストレートな質問をされてA2ちゃんはちょっと困ってたような。でも、まあ、まずは自分の考えを明確にすることが必要ではないかと思うよ。

2004年07月26日(月)



 

あ。さんのところでみかけた占いの結果

落ち着きがあって穏やかな人。自分を取り巻いているあるがままの状態を自然に受け入れることの出来る人で、決して無理はしません。どのような環境を与えられてもそれなりに楽しむ術を知っているのです。そのせいもあって端から見ているとのんびりしていてスピード感に欠けるような印象を受けるかも知れませんが、実は非常に冷静に自分の周りをよく見ている、つまり観察力が抜群の人なのです。  また冷静でバランス感覚のしっかりしているところから、正確な伝達の能力や表現力も生まれてくるのでしょう。楽譜を与えれば指示通りに正確な演奏を心掛ける人です。  

遊ぶことは大好きで趣味も多彩、風流な生き方を好む人も少なくありません。  ただ、あきらめが早いというか、粘り強さには欠けるし、あくせく働くタイプではない、無理をしてまで何かをやろうという気はあまりない人なので地位や名誉、出世といったものへもそれほど執着はしないようです。あくまでも自然体で、心にゆとりをもって生きて行きましょう。 。

そう、ずばり、無理はしないし粘り強さに欠けるタイプ。

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『羊男のクリスマス』を読んで。

運命って言葉を使う時って大体、そうでも思わないとやってられない時ではないかと思うけど、時には人生って実は未来のほうから始まっているんじゃないかと思えることもある。時にはめんどくさいごたごたとかもあるけど、それは避けては通れないような仕掛けであって、そういう演出があったほうが、いつか「まあいろいろあったけどソレはソレで楽しかったな」と思えるからかもしれないな、とか。そういう風に思えるところへ導いてくれたヒトタチとは二度と会えないこともあるけど、ソレはソレでそういうことなのだ。

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花火の日だったけど、明日は朝早いから、家でのんびり。でも、10時からバーンバンと爆発音が聞こえてきて血が騒ぐ。あー、やっぱり行けばよかった。来週の水曜日が最後の日。

2004年07月24日(土)



 

昨日は結構日本の夏っぽい、いわゆる蒸し暑い日だった。そんなわけで突然のごとく、チャイナタウンに(中国式にアレンジされた)かき氷が食べれるところがあったことを思い出し、今日バイト先のコたちを誘ってお出かけしてみた。

ところが、その店はちょっとコじゃれた風に見えないこともないバブルティカフェに変身していて、かき氷はメニューから消えていた。がっかり。しょうがないから、ナタデココ入りあづきミルクを注文。サイズは小さいのと大きいの、50セントしか違わないからと、当然大きい方を注文したら、大ジョッキ入りのがやってきて、びっくり。全部飲んじゃったけどね。

ところが、飲み方を失敗して、1センチくらいの長さのところてん状のナタデココが底に溜まってしまい、最後は悪戦苦闘。「思いきり吸い込むしかないですよぉー」という二人のアドバイスを真に受けてやってみたら、肺活量がないから苦しいし、ナタデココが鼻のほうまで入ってしまいそうになって辛かった。今度は二人に「やめといたほうがいいんじゃないですか?」と言われてしまう始末。ナタデココ食べようと思って窒息死でもしたらとっても恥ずかしいことだし。まあ、死んじゃったら、恥ずかしいと思うこともないんだろうけど、でも、長ーいこと話のネタにされそうで、そうなったらやっぱり死んでも死にきれないよね。

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旧市街のほうを通ってチャイナタウンへ行く途中、練習がてら、ガイドごっこ。感心もされたけど、「そんなこと知っててもしょうがないですね」とも言われた。おっしゃるとおり。

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注射のテストの日。いつもの看護婦さんはバカンスにお出かけで、代わりのヒトがスーパーバイズ。あっさりOKがでたけど、そのヒトは頑固としてフランス語しか話さないヒトだったから、しどろもどろとフランス語で会話をしなければいけなくて、そっちのほうが難しかった。

2004年07月23日(金)



 

そんなわけでお勉強。いつもナニ気に通っているあたりにこういう歴史があったのだ、と思うと、ここでの暮らしも3年目になり感動も少し薄れはじめている今日この頃、楽しい刺激っていう感じ。年号とか人名とか覚えなくてもいいんだったら、ね。どうせ、みんな聞いてないだろうし。

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そういえば、4年前のいまごろ旅行で寄った時「こんな街で暮らしてみたい」って思った。ちょうど、Just for Laughのフェスティバル中だったことや、そのころ住んでたところはいわゆる地方都市でおもしろみに欠けるところだったから余計、楽しそうなところだなーって思った。まさか、ホントに住むことになるとは思ってもいなかったけどね。

ツアーで来るヒトタチは、私がそんな気持ちになったエリアには、かすることもなくお帰りになるのかと思うと残念だ。

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洗濯でもしようと思ったら、管理人さんが4ロードもするとかで、たった一台しかない洗濯機を独占してるし。そういえば、リースの延長はどうすると聞かれた。「たぶん延長すると思うよ」と答えたら、じゃあ契約書にサインして、と言われたけど、ソレは断った。まだ、どうなるかわかんないし。だって、まだ3か月ちょっとあるというのに気の早い話だ。

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こっちも暑い。もちろん、日本のソレとは比べ物にならないけど。

2004年07月21日(水)



 

研修で、市内半日観光っていうのに行ってきた。日本語で説明してくれるこういうタイプのツアーは実は初めてだったりする。ちょっとわくわく。

最初の見学地はノトルダム大聖堂。何度か行ったことがある。見るだけだと、ただのゴージャスな教会ね、で終わってしまうのだけど、「アメリカから招かれたアイルランド人の設計士は、自分が作ったモノに感動して、プロテスタントからカソリックに改宗して、今は地下で眠っている」とかいう話を聞くと、ちょっとモノの見方が変わってきたりするものだ。



東の塔は『自制』、西の塔は『忍耐』、ふむふむ。




でもね、ツアー自体は、時間はないけどポイントは押さえたいヒト向きという感じで、まああんなモノかなぁー、っていうのが正直なところ。ガイドさんの話は、こう言ってはなんだけど余りおもしろくなかった。まあ、生活についての話題は目新しいことがないからかもしれない。それとも、あの『ガイド』っていう話し方のせいかも?敬語は使い方を間違えると、ただただ堅苦しい印象を与えるから、気をつけたほうがいいかもね。

まあ、自分がやる時は、私のようなむずかしいタイプのヒトがいないことを祈るのみ。

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新月?願い事なんかしてみる。

2004年07月19日(月)



 

ルシアのとこへ。あと2週間ほどでカナダを去るとは思えないほどの状態。昨日「ホントは行きたくないのよー」と駄々をこねていたけど、気持ちはわかる。その前にすることがてんこ盛りだもんね。あのウエディングドレスはどうやって国に持って帰るのだろう?当日の化粧ののりを気づかって甘いものを控えているらしい。かわいいなー。

帰りぎわにバックスキンのコートをもらった。うっかりお礼のハグを忘れていたら、催促されてしまった。

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レシピサイトで見かけて、そういえば、ずーっと食べてないなーと思い、早速作ってみた、コーヒーゼリー。いまいち。涼を求めるなら、アイスコーヒーで充分。

2004年07月18日(日)



 

昼下がり、なんかうるさいなーと思ったら、パチンコ玉くらいの大きさのヒョウが降ってた。それから土砂降りになり、でもすぐ雨もあがり、いい感じの夏の夜っていう感じの中、花火を見に行く。今日は中国の日、当然中国人多い。花火のほうも、さすが本場の意気込みが感じられるような素晴らしさ、ほれぼれ。

帰りはビレッジのあたりを散歩。とはいっても、花火帰りの人々でごった返していて、あんまりビレッジらしくない。ちょっと一杯飲みたい気分だったけど、連れのヒトタチが飲まないから、家に帰ってお茶しながら遅くまでおしゃべり。楽しかった。

2004年07月17日(土)



 

10時ごろ睡魔におそわれ、なんとなくバタバタした一日が終わった。こういうのは、とうの昔からご隠居モードのわたしのライフスタイルではないなーとしみじみ。

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Faxを取りに行ったら「他に必要なモノとかありませんか?」と聞かれた。帰国を来週にひかえ、売れなければ捨てるしかない、捨てるくらいならもらってほしい、という気持ちは、引っ越しのエキスパートとしては痛いほど理解できる。そんなわけで、ミキサーも購入。だって、アイスクラッシュができるし、なんたって2ドルだし。これでシェイクとかカフェフラペとか、豆乳も作れる。

そういえば、NZでガレージセールした時に裸足で来てたこどもがいた。靴が買えないほど貧乏なおうちのコなのだろうか?って思って、新品同様のリーボックをあげようと思い立ち、「ほしい?」って聞いたことがあったっけ。でもね、「いらない」って言われた。子供のほうが自分にとって本当に必要なモノがわかっているのかも知れない。大人はやたら理由をつけながら、どんどんモノを増やしていってしまうのにね。

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ともだちが、ハワイで購入した日本のシャンプーを『懐かしいシャンプー』と称していた。ヒトっていうのは、ヘンなモノからノスタルジックな気分になったりするものだ。

2004年07月16日(金)



 

なんでも仕事の受注にFAXが必要だという話。今時FAXなんていらなーい、とばかりに2年前に捨ててしまったのが悔やまれる。ああ、パンサーがあれば、FaxもiBookで送受信できるのになぁー。しかし、そうなるとプリンターが必要になる。Faxがない場合はオフィスにいちいち取りにいかねばならないわけで、あーどうしようと思っていたところ、中古のモノが格安で売りにだされていたので、即購入。ラッキー。

だけど、例えば、アイスクリームマシンとか、かき氷器とか、ミキサーとか、ブレンダーとか、処分してしまったモノが再度欲しくなることって結構多いなー。肝心なのはホントに必要なのかということだけど。

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結構やる気まんまんなので、図書館で借りてきたロンリープラネットを読んでいたら、「バカンスにでも行くの?」って聞かれた。なんたってケベック州だけで、日本の4倍もあるわけで、思いっきり北のイヌイットの住んでるほうとか、行きたい気持ちはやまやまだけど、そういうチャンスはあるのだろうか?

2004年07月15日(木)



 

今日はお勉強会。なにしろ、いわゆるパックツアーで旅行をしたことがないから、どういう風にコトが進行するのかノーアイディア。でも、こういうのを利用するヒトの中には年に一回は海外旅行とかいうヒトも多そうだから、心配かけないようにがんばらねば。

それにしても、覚えること多い。でも、今覚えてもシーズンまでに忘れてしまうだろうから、焦る必要はないだろう。とりあえず生活している強みでそこそこ話題はあるから、ソレでお茶を濁すという手もある。ここだけの話だけど、まだ来て数カ月というヒトタチは大変そう。「冬はどのくらい寒いの?」と聞かれた場合は、とりあえず気温だけ教えて、さも冬の厳しさを知っているかのようにふるまうこと、と、ベテランなヒトがアドバイスしてたのが、私的にはうけた。

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午後からは病院。定例となったスキャンの日。「Long time no see」と顔なじみのおにいさん。別に苦痛ではないけど、そう頻繁には来たくないね、正直なところ。

2004年07月13日(火)



 

恒例のお食事会。今日はイラニアン。イラン人が作った料理は食べたことがあるけど、イラニアンレストランは多分生まれて初めてかも?なんとも中近東、っていう感じの濃ーいインテリアとはうらはら、結構軽いお味。インド、ターキー、だからちょっとグリークも、そしてアラブ料理を足して割ってしたような料理。きゅうりのはいったヨーグルトソース以外は全部なかなかおいしかった、特にホレシテキャラフスっていうセロリを葉っぱごとピューレ状にしたのに牛肉が入ったシチュー、コレは一度自分でも作ってみたい。

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八百屋で『Gooseberry』を発見。カナダに来て初めて見たので、うれしくなって購入。かなり小さいけど、味は同じ。この間のルバーブ同様思すっぱい系。ジャムにしてみようかと。

ところで、キウイの別名はチャイニーズグーズベリーだけど、ナニを根拠にこういう名前がついたのか、不思議。

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今日はホントに暑かった。

2004年07月12日(月)



 

ぼぉーとしてる間に、ジャズフェスティバルも明日で終わり。とりあえず、ひとつくらいは見ておかねば!と、ともだちを誘って出かけてみた。こんな感じ。



その後はこれまた恒例の花火へ。今日は会場に近いほうへ。やっぱり迫力が違う。最後の3分はコレがないと来てるヒトタチの気が済まないってことで、おきまりの連発。色合いがパチンコ屋みたいで笑った。

それから、久しぶりにきいろくんのところへ。なにやら出かけたそうに網戸をいじくっていたから「開けれたら出てもいいよぉー」って言ってたら、頭突っ込んで開けて出て行った。おそるべし。猫にはうかつにモノが言えないね。

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そういえばこの間、さっさっさっと、出来上がったモノをトレイに乗せて、さりげなく隣にいたオトコノコのほうへずらしてみたら、「持って行けということですね。「持って行きましょうか?」って聞こうと思ってたんだけどなぁー」と言われた。ということは、おとなしく待っていたら、そんなやさしい言葉が聞けて、ちょっと幸せな気分になれたのかも知れないけど、下手すると、というか大体は、自分で持って行かなければいけなくて、「くそぉ、手伝ってくれてもよさそうなもんなのにぃー」と、悔しい思いをするというのが現実だ。転ばぬ先の杖的に段取りするようになってしまったからといっても、誰が私を責めることができよう。

私は工事現場とかで力仕事してる女のヒトとか夜中にバスを運転してる女のヒトとか(モントリオールでは実に多い)、すごいなぁー、かっこいいなぁーと思うけど、女のヒトの荷物を持ってくれるとかドアを開けて先に通してくれるとか、そういうことができる男のヒトもかっこいいと思う。でも、中南米とかアジアとかでみてきた風景を思い出してみると、重たいモノを持って、たくましく生きているのは、いつも女だったような気も。。。かと思えば、ココでも、例えば電車の中でべたべたしているカップル、大抵は男のヒトが女のヒトに寄りかかって、頭撫でてもらってるっていうのが多い。どうしてだ。

2004年07月10日(土)



 

朝6時に起きなければ!と思いながら寝ると、2時間おきに目が覚めてしまうタイプなので、アラームクロックがなる前に起床。でも1時間ほどぼぉーとしてから、久しぶりの朝のお仕事へ。

3週間ぶりにお会いしたオトコノコは、なんでも最近友達にカラオケに行こうと誘われホイホイ付いて行ったら、ソコはゲイエリアとして名高いビレッジだった、という話をしてくれた。「ほほー、ついにビレッジデビュー?」と冷やかしたら、「よしてくださいよ。そんな誤解を招くようなこと言うのは」って怒られてしまった。ムキになるところがますます怪しい。

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お昼は週に一度の赤血球増加薬治療へ。自分でやりたいと申し出ると、早速あれやこれやと説明してくれて、早速実習。皮下だし、簡単だった。とはいえ、結構力が入ってたらしくてぐったりしたけど。たった2ミリなのに。シリンジに薬を入れる練習の宿題が出て、来週テスト。

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その後、部屋着を買いに行く。いわゆるキャミソールワンピースのようなモノを探してたのだけどチョイスが少ない。お外用ならそういうのがいっぱいあるというのに。ココのヒトは外にいる時のほうが露出度が高いのかも知れない。

とりあえず、適当なのをゲットして、スーパーへ。やっぱり赤い肉を食べるべきなのだろうかと、おもむろに牛肉コーナーをのぞく。かといって、ニューヨークステーキとか食べれるはずもなく、フレンチカットのを購入して、照焼きビーフ。それにしても牛肉って高いのね、びっくり。

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リンクからたどり着いたのは、NZのTVガイドマガジン『Listener』、村上さんへのインタビュー記事だった。コレといって目新しいことは書かれていないけど、例の小説書きになろうと思った日の話は英語だとまた違った雰囲気が漂ってていい感じ。それにね、写真がね、キュートだわ。

2004年07月09日(金)



 

今年の秋、今度こそ、日本へ行こうと考えている。「前回帰ったのっていつ?」って聞かれる度に、「うーん、6年ぐらい前?」と思っていたら、実は8年前だったという事実に気がついたからだ。その時だって、実際はイギリスに行く途中にストップオーバーした程度で、妹と大阪でおちあい、和歌山のほうへ行っただけ。その町の名前すら覚えていない。この辺でいいや、って感じで下車して、その辺にあった国民宿舎みたいなところへ泊まった記憶がある。

今回はもう少しちゃんと計画して、有意義な滞在にしたいと思っている。気がかわらなければ、の話だけど。

◆◇◆


その前にちょっとお小遣い稼ぎでも、と履歴書を作成。実年齢の数字はデカいけど大した職歴もないからイヤになる。しかし、提出しなければならないので、むかーし作ったのをどんどん削除。というのも、コレを書いたのはちょっとした短編ノンフィクション小説のようなモノがもてはやされてたニュージーランドだし。まあ、私自身をみていただければ、どんなに優れた人物であるか簡単におわかりいただけると思うんだけどー。

2004年07月07日(水)



 

3か月ほど前にコーヒーを受け付けない体質になってしまったことがあって、すごく悲しい思いをしたけど、見事復活。お酒も余り飲まない今日この頃、コーヒーくらい飲んだってバチはあたらないだろう。でも、そのコーヒーがおいしくなければ、小さな幸せを確実なモノにすることができない。ストーブトップに乗っけて使うエスプレッソマシンは前に住んでたところに置きっぱなしにしていて、取りに行くのもめんどくさいし、どうせ購入して8年ほどたってるからなー、どうせなら新しいエスプレッソマシンを買おうかなー、と思っていた矢先、『売りますコーナー』でちょうどいいのを見つけたので、即購入。フィルターコーヒー用も一緒になったタイプで、つまり図体がでかいのが難と言えば難だけど、おいしいエスプレッソが2分で出来あがりっていうのは、実にありがたい。

◆◇◆


業務連絡を兼ねて、ピクニックへ。







途中、犬に追いかけられたり、おかあさんが行方不明になるというハプニングもあり、子供たちはあたふたしてた。

公園は犬の品評会的様相もかもしだしてたけど、ああいうヒトがそういう犬を選ぶっていう基準がありそうでなさそうで、おもしろいと思った。

◆◇◆


猫キックのところで見かけた恋愛診断をやってみた。

■恋愛をする上での長所と短所

長所は運の良さです。ここぞという時に上手くいく、なんてことは多いのではないのでしょうか?恋愛に限らず人生において運の良さは重要です。あなたの努力でさらにいい人生が送れるように心掛けて下さい。

短所は女性らしい美しさがないところです。持って生まれた容姿にかかわらず、女性として常に美しくある努力をすることは大切なことですよ。言うまでも無く男性は美しい女性が大好きです。まずは美しくなることの努力を始めてみましょう。

「私の辞書に努力という文字はない!ので、運を天にお任せしまーす」

■理想のお相手と出会いの場所は?

ぴったりのお相手は、優しく一緒にいて安らげるような男性です。あなた自身が心を開いて話が出来るような男性が理想的です。そんな人と一緒なら、きっと末永く付き合っていくことが出来るでしょう。 理想のお相手と出会える場所は、学校や職場です。一緒に勉強をしたり、仕事をしたりしていくうちに、自然と「この人だ」という人に巡り会えるでしょう。

「現状では期待薄、って言う感じ。学校でも行くかぁー」

■運命の人の顔は? 小さな目とシャープな輪郭が特徴的で、メガネの似合う人でしょう。

「メガネ屋さんでバイトしようかなぁー」

■その他、アドバイス

・あなたはあまり恋愛に関心がない、または今恋愛する気分じゃないのでは?そういう時は無理に恋愛しなくても、自分が楽しいと思えることを思いっきりやってみるのが一番です。恋愛以外にも楽しいことはいっぱいありますよね。

「ええ、まあ、そのとおりです」

・サバサバしているのは、とても魅力的ですが、自分が女性であることを忘れてしまっていることが多くないですか?女性らしくすることを忘れていると早く老けてしまいますよ。

「まあ、おっしゃるとおりかも知れませんが、余計なお世話かも」

2004年07月06日(火)



 

そうそう『Goodfellas』を見なくっちゃ、とビデオ屋へ。ナニも好き好んでこんな時に出かけなくてもと思えるくらい雨降ってたけど、大雨の中を歩くのは久しぶりだったから、ちょっとうれしかったりして。

さて、Goodfellasを見たのはもうかれこれ10年以上も前のこととはいえ、すっかり全てを忘れているっていうのはどうしたものか。ヘンリーの奥さん役は、あのトニー@ソプラノスのShrinkだったり、クリスがあっさり撃ち殺されたり、と、『The Sopranos』でお馴染みの顔もちらりほらりと。

◆◇◆


物事を見る視点って、当然、好むと好まざるとにかかわらず少しずつ変化しているものだ。自発的に角度を変えたり、見ているピクチャーを大きくしてみたりすることもある。新しい発見をしてわくわくすることもあれば、がっかりしたり、イライラしたりすることもある。

もちろん、他のヒトはまた違った目で見ているわけで、形のあるモノを見ている時でさえ、同じモノを見ているという保証はないのに、形がないモノの場合は、どうしましょ?っていうことも起こり得る。一つのモノを見ていても、両方からしっかりフォーカスが合う場合もあれば、ピンぼけ状態の時もある。まあ、ピンぼけにはピンぼけなりの良さも存在するけど、はっきりとしたモノが見たい時もあるわけで、そういう時は確かに困るかなー、と。

2004年07月05日(月)



 

昔、ファームに移り住んだころ、そこには大きなくるみの木があって、その木の下には季節外れで生まれてきた羊の赤ちゃんが5匹ほど寄り添って暮らしていた。羊というのはびくびくしながら群れをなして生きていて、どれも一緒に見えるので、そのころは羊を見る度に「なんか日本人みたいだなー」って思ってた。でももちろん、一匹一匹それなりに個性的だったりするわけで、その赤ちゃんの中の一匹は羊にしては好奇心旺盛、「コレでも食べる?」と柳の枝を差し出したら、すっかりとりこになってしまい、ソレ以来、柳の木を手に名前を呼ぶと結構近くまで寄ってくるようになった。そのくせ、私のほうから近寄ると、前足を地面に叩き付けて威嚇するという羊らしからぬ威勢のいいところもあった。

ニュージーランドの羊は子供の時にしっぽを切られてしまうのだけど、運良く切られることもなく長ーいしっぽをふりふり走り回ってたある日、額に青いX印が付けられていた。「あー、ついにラムチョップになってしまうのだなー」と思うと、ちょっと悲しい気分になった。ソレ以来、ラムは食べれなくなっちゃった。(というのは真実ではなくて、最初からダメ)

どうしてこんなことを思い出したかと言うと、そのコの名前が『ウィロウ』、つまり村上さんが来世生まれ変わるであろうと思っていた白い犬と同じ名前だったから。それだけなんだけど、柳が好きだったからウィロウとか、男のコの猫だからねこくんとか、名前をつけるセンスがないのはあいかわらず。

◆◇◆


お昼寝してたら「おはよう」と言う自分の声で目が覚める。時計を見ると3時15分。いけない、今日は4時に待ちあわせをしているんだっけ。アイスコーヒーを作ってコンピュータの前に座ったらまだ2時20分だった。得した気分で外出。絵を見に行ったり、お茶したあと、カツ丼食べたり、花火を見に行ったり。ところが、花火見てる途中でちょっと気持ちが悪くなってしまった。たくさん歩いたりしたから酸素不足だったのか、はたまた人に酔ったのかも。

だって、そう思えなくもないくらいの人出だったし。夏日っていう感じの一日で、おまけに今週からジャズフェスティバルも始まって、街中どこもかしこもヒトヒトヒト。まあ、夏らしくっていいね。

2004年07月03日(土)



 読書感想文

時差ボケから回復したともだちと再会。『そうだ、村上さんに、、、、』がおもしろかったから、amazonのマーケットプレイスで購入した『村上朝日堂夢のサーフシティー』を受け取る。

早速読もうと、CD-ROMを挿入してスタートをクリックしたところ、ブラウザを指定しなければならないところで、気がついた。98年のモノってことは、クラシック環境でなければいけない、ということだ。ブラウザはあるわけない。しょうがないので、CDに付属してたNetscapeをインストール。バージョンはなんと4.03。おまけに日本語。自慢ではないけど、いまだかつて日本語のブラウザは使ったことがない。あー、なんだかとっても新鮮な気持ち。

◆◇◆


村上さんといえば、今日は『土の中の彼女の小さな犬』という短編を読んでいた。占いをやっていたこともあるという彼とだぶるシーンがある。

曰く、暗闇であやふやに感じることを、あやふやな言葉に変える、いわゆるゲームのようなことをしていた『僕』は、"無意識のうちに相手の中にある不必要な何かを引出してしまう"。そんなことは起こるとは思えないけど、もし起こったとしても、それはあらゆる人間関係の中で日常的に起こっていることです、と言う。

「そうね」「たしかにそうかもしれないわ」と、私もうなずく。もしナニかの拍子で引出された不必要なモノは、いい機会だから処分して、再びしまいこむことがないように気をつけたいものだ。

◆◇◆


赤血球を増やす治療を開始。とはいえ、注射を打ってもらうだけ。治療が終わると、私の価値は1200カナダドルほどアップすることになる。副作用はまれにインフルエンザのような症状が、と言われてるけど、そう言われればちょっと頭痛がするような、、、そんなわけで、早寝。

2004年07月02日(金)
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