東行庵の軒下で

2001年12月30日(日) 恒例行事

楽器の棚卸し。
全部、数える、数える、数える!!ただひたすらカゾエル!!
ピックも、ばら売りの弦も、数えるべし、かぞえるべし、カゾエルベシ!!

CDの棚卸し。
バーコードを読み込ませる。ピー。読み込ませる。ピー。読み込ませる。ピー。

自分のピーだか、他人のピーだか、気を抜くと聞きそびれる。

「ピーピーピーピー音がする、今日もどこかでピーピーピー」
最初に壊れるのが店長。あとはもう、なし崩し。

やっぱね、2時間なり3時間なり経過するとね、しゃべりたくなっちゃうよ。
ああ、やっぱ、ニンゲンって相手に言葉を投げかけて、それが返ってくることで自己を確認する生き物なんだなって、思ったね。

「ちゃんとせんな、今年中にウチ帰れんよ!それでもいいとね、あんたたちゃ〜」と店長夫人の喝!で、一瞬し〜んとなるが、どこからともなく

♪別にふざけて 困らせたわけじゃなぁい〜と、(←オイラじゃないよ)
歌が。

最後は皆で♪あ〜あ〜 ああああ〜と、振り付きで唄いまくり、今年一番みんなの心がひとつになれた時となったのであった。


おかげで、棚卸の後の作業(ホストコンピュータとのやりとり)が遅れて、店長夫妻は31日ぎりぎりまで店に居たそうである。



2001年12月28日(金) Catch your Earth     その拾参

翼は海の青。白い衣は、空かける雲。髪は風の渡る草原、海を育てる森の緑。瞳は、生き物が歓喜の歌をつなげていく、大地の茶色。

「なぜ気付かなかったんだろう・・ボクはいつもいつも、貴方を見ていたのに」
エデンの、地球の見える丘の上で、紺碧の宇宙に浮かぶ地球を仰ぎ見ながら、彼はつぶやきました。

「いつも、私を思ってくれる天使に、私の色を焼き付けたのです・・ヒトは、余りにも身近にいるから、私の存在を時として忘れてしまいます・・あなたのように」
彼は、聞こえてくる声にじっと聞き入っています。
「人間のすむ世界は、天使やアクマのように、一色だけではありません。たくさんの色があってこそ、調和というものがあるのです。心の中にもたくさんの色が、ひしめきあっています。私の体の色みたいに」
一つの色に染まれば、というアクマの言葉を思い出しました。

「そうだね。ボクは今でも、地球は綺麗だと思うし、地球に住んでる生き物たちのことも好きだよ。・・・反対の味がひとつになってるココアみたいにさ。ココアは、[綺麗]じゃ無くて[美味しい]だったけど」



「貴方の色が、翼が、髪が、瞳が。黒くならないように。心が凍えてしまわないように」
お爺さんと、おばあさんが彼に言った言葉。
彼は、それがどういう事を示すのか、心に刻んで天使長のもとへ羽ばたいていきました。



地上に打ちつける冷たい雨に、彼の心が凍えてしまわないように。




2001年12月27日(木) その拾弐

「わしは、本の中で、あんたを見た気がする、ちょっと待ってなさい」
お爺さんは、立ち上がると、本棚へむかいました。
かれは、金色の髪に、白い翼を広げ、空に舞う天使の絵を思い浮かべました。かつて自分もそうだったように・・・

ベットのへりで、足をぶらつかせている彼に、おばあさんが小さな声で尋ねました。
「天国っていうのは、どんなところなのかしら?雲の上を歩くのかしら?」
彼はエデンを思い浮かべました。
「地上には緑。たくさん実をつけた木々があって。温かい香りがして・・良いところです。地上で例えるなら・・・・ここです」
彼が笑って答えると、おばあさんも笑いながら
「ありがとう」と言いました。

「あった、これだ」
お爺さんは、絵画の本ではなく、図鑑を手にしていました。

「ほら、ごらんなさい、これは、あんたじゃよ」

彼の開いたページには、青い星ー地球ーの写真が大きく載っていました。



2001年12月26日(水) その拾壱

なんだか、温かい香りがします。

暗かった世界に、淡い光が差し込みました。茶色の、木目が見えます。

だんだんと、天井の梁がはっきりと見えてきました。彼は、ゆっくりと起き上がりました。とたんに、毛布の柔らかい感じがしました。

「気がついたかね?」
声のするほうを向くと、そこには、白髪の髪に、ふっくらした体つきのお爺さんが椅子に腰掛けていました。テーブルの上には、湯気の出ているカップがひとつと、お爺さんが今までかけていた、金の丸いふちの眼鏡があります。

「おや、気が付いたのですね」
と、今度は隣の部屋から、おばあさんがやってきました。手には湯気の出ているカップがあります。彼女は良かった、良かった、といいながら、彼のもとへ近づいてきました。

差し出されたカップには、ココア(といっても、彼は知りませんが)が注がれていました。
「ボクに?」
彼女はうなづいて、微笑みました。
「体の力が湧いてくるわよ」
彼は、人間を信じてこの飲み物を飲みました。甘くて温かくて、後で少し苦い感じがしました。
「おいしい?」
彼は、うなづきました。そして、自分が初めて「美味しい」という感覚を持ったことに気付きました。
「甘いもの、苦いもの。反対なのに、ひとつになってるんだ。美味しい」
自分でつぶやいた言葉に彼はドキッとしました。

「天使さん、私たちのどちらを連れて行くつもりだったの?」
おばあさんは尋ねました。
「え?」
「二人一緒じゃ、だめかしら?」
おばあさんは、お爺さんの横に立って、彼を見つめて言いました。
「ちゃんと天国でやっていけるのかしら?って、心配なの」
「わしは大丈夫だ!おまえこそ、天国で右も左も分からんで、オロオロするんじゃないかと心配だ」
二人の会話を聞いていた彼は、可笑しくなって笑いました。
「ボクは、迎えに来たわけではないよ。このとうり、羽は青くて、髪は緑。天使じゃないんだ。ボクがこうなったわけを探して、地球に降りたんだ」
彼は青い翼を広げました。
二人は、顔を見合わせました。



2001年12月25日(火) その十

彼はその場にぺシャンと、座り込みました。
「いつかはこの星を捨てて、宇宙へ旅立つことさえ考えている人間。ヒトの存続と、星の存続。選べるものはいるのか・・・??」

彼は、うつむいたままアクマの言葉を聞いていました。

東のほうが、薄い紫色に輝き始めました。光が当たると、アクマの影は、ますます黒くなりました。
アクマは東の空を少し見て言いました。
「この世が闇なら、私も目立ちはしない。黒と白。どちらか一色に染まっていれば、ニンゲンだってどんなに楽だったろう・・・。罪の重さで地下に沈むか、お前のようにフワフワ飛ぶか・・・」
アクマは、黒くて大きな翼で体を覆うと、足のほうからスッと消えてしまいました。
「あ!ねぇ答えて!!どうして僕の羽が闇に染まるの!!こうなったのも、訳を知ってるの!!」
彼の叫びに、答えはありませんでした。


彼は青い海を越えて飛び続けました。飛び続けることで、アクマのコトバを忘れようとしているようでした。

お日様はドンドン高く上って行きます。お日様が、空の真ん中にくる頃、彼の影法師は、海から緑の大地を滑っていました。ところが・・・

彼はだんだん、翼のチカラが抜けていくのを感じました。そしてとうとう、積み上げられていたワラの中に、突っ込むように落ちていきました。


鶏が驚いて飛び回り、白い羽毛が舞い上がりました。彼の、ぼんやりした視界に、その白い羽は、たくさんの仲間達の羽に映っていました。










2001年12月24日(月) その九

「それは、涙というものだ」
彼が、びっくりして顔をあげると、闇のような黒い大きな翼と、三日月のような銀色の長い角を2本持ったアクマが、じっとこちらを見ています。
 魔界に行ったときに、出会ったアクマよりずっと大きく、そして、天使に負けないくらい不思議な香りがします。

 
ハッと、我にかえった彼は、右手の小指にはめてあるエンジェルリングをはずそうとしました。
「まて」
と、アクマは低い声で止めました。
「お前のリングの光など、恐れはしない。エデンの香りをもたらす者、なぜ涙を流しているのだ?泣いているのだ?・・」
アクマは少し声色を和らげて、彼に尋ねました。


彼は下を向いて、足元の砂を見つめました。
「失望・・がっかりしたのであろう?ニンゲンに」
彼の心の一部が、アクマのコトバと共に、消えていくのを感じました。
アクマは続けてこういいました。
「美しい星に住む、このニンゲンが、お前の翼を、髪を、目を黒く変えてしまうのだ。そして、黒の天使となったお前は、ニンゲンをすべて屠ってしまう」
彼は驚いて立ち上がり
「ボクは、天使だ!ヒトを殺したりするもんか!!」と、叫びました。
それでも、アクマは静かに続けます。
「それが、神の意思であってもか?」
「そんなこと!だってだって、神様が、・・・」
神様が、その後の言葉が続きません。ノドの奥で、スゥ〜っと消えてしまったのです。


ニンゲンに起こる災い、病気。それはすべて目の前に立っているアクマがもたらすものだろうか・・本当に・・・



2001年12月23日(日) その八

彼は、砂浜に打ちあげられた丸太に腰掛けました。

楽園・・エデンの丘で、いつも地球を見ていました。
地球に降りてみたい、住んでみたいと、白い翼をハタハタさせながら思っていました。

だって、地球はあんなに綺麗なんですもの−

息苦しさは胸を駆け上がり、髪の毛の先まで、青い羽根の先まで走りました。
ひそかに、彼が持っていたもの。地球にあこがれる一方で、持っていたもの。
ヒトに、天使に、そして神サマに。宇宙の闇よりも、アクマの体よりも、黒くて重いモノ。[疑い」

ひざの上に置いた、ぎゅっと握られた手の上に、ぽたぽたと、しずくが落ちます。
これはきっと、疑いを持った自分に対する罰なのかも・・と、彼は思いました。
今まで、目からしずくが流れ出ることなんて、ありませんでしたから・・・・



2001年12月22日(土) その七

彼は空に浮かんだまま
「泣いているあなたは誰なの?」
と、塔に向かって声をかけました。
すると、
(ワタシは、この国の王)
と、声がしました。その声は、少しこもっていて、まるで塔全体から声がもれている・・そんな感じでした。

彼はドキドキしながら、金色の塔のすぐそばまで近づきました。
ひび割れから、黄金が少しずつ流れ出ています。
「王様?・・なの??」
彼は、そこで初めて城のほかに[街]があるのを見ました。すべて、この塔から流れ出た黄金に、覆われているので、ヒトが住んでいるはずはないのですが。

(この島にだって、緑や、小川や、花や、動物が生きていました。・・・・もちろんヒトも)
金を川に流しても、絶え間なく生み出される黄金。貧富の差の無い国で、平和な暮らしを続けていける・・・そう思っていたのです。

侵略者が来るまでは。

島を焼き払い、殺戮の上に新しい国を造ろうとした彼ら侵略者たちは、王を塔に閉じ込め、黄金を生み出すことだけを命じたのです。

(わたしは、命と引き換えに黄金を生み出し、流れ出た黄金で侵略者を押しつぶし、殺してしまった。ここは、この世で一番美しい、墓場になってしまったのです。この島は、ヒトの目にどう映るかは知りませんが、・・・私にとっては、・・自分の憎悪の産物でしかない・・)
青い翼を広げてじっと聞いていた彼は、なんだか胸の辺りがぐっと苦しくなった気がしました。

(・・あなたの・・羽や、髪は・・優しい色・・懐かしい色・・帰りたい・・)
王様の声は、それきり聞こえません。
彼はいたたまれなくなって、翼を強く羽ばたかせ、黄金の島から離れました。



砂浜に降り立った彼が、後ろを振り返っても、そこにはあの穏やかな海と、青い光があるだけでした。





2001年12月21日(金) その六

水平線のかなたに、何かきらめくものが見えます。


次の瞬間、波の上を光が這うように広がって行き、いっそう輝くものが現れました。
「太陽?」
その輝きは、月の女神の青い光をはねのけ、空と海を走ります。余りのまぶしさに茶色の瞳を閉じた彼は、自分のエンジェルリングよりまぶしいかも、と思いました。
青い羽で顔を覆いながら、彼はフワリと飛びあがり、ゆっくりと目を開けてみました。目が痛くなるような、強烈な光は急にしぼみはじめていて、空の女神も少しずつ領土を取り戻しています。

海の上に現れた光。それは、太陽ではありません。
島、黄金に輝く島のようです。
それは虹色の光に包まれています。

彼は島に向かって飛びます。近づくにつれ、島には黄金に輝く塔があることに気づきました。その横にそびえているのは、黄金の城。
「黄金の島、エルドラドだ」
彼は、ドキドキしながら羽ばたきます。

耳元で「眠り」がゆっくりささやくように唄っています。ニンゲンならたちまち深い眠りに落ちてしまうでしょうが、天使の彼にそんなまやかしは効きません。
やがて「眠り」は、泣き声に変わり、「見ないで、見ないで」と叫び始めました。
その声は、金色の塔のから聞こえてくるようでした。







2001年12月20日(木) その五

地球に降りた彼は、海と陸をいくつか越えて飛び続けました。
地上は、エデンのような美しい所と、月のような乾いた砂漠と、魔界のような、炎が国土を焼いている所の、どれもが存在していたのです。

今、天は、青い光をしずかに送る、銀の女神が統べっています。

白い砂浜が眼下に広がり、海が近づいてきました。小指のエンジェルリングの光を頼りに、彼は波打ちぎわにフワリと降り立ちました。すぐに彼の足先を、小さな波がさわっていきました。

引き絞った弓のような、緊張を感じた月の海と違い、優しい、温かささえ感じます。青い色(今は月の光に照らされて、ダークブルーにみえますが)をしているのに何故なのかしら、と、彼は思いました。



2001年12月19日(水) その四

黒。緑。茶。灰色。紫。紅。

魔界には、さまざまな色が、ひしめき合うようにありました。

「お前、変わった色をしているなぁ。変だなぁ」

彼はドキッとして横を見ました。
そこには、髪も翼も爪も黒い天使がいました。
−悪魔です。
彼は
「大きなお世話だ!」と、アクマに言い返しました。
アクマは笑いながら
「そうだな、色なんてカンケーねぇか。ここで必要なものは、そんなもんじゃねぇからな」
というと、薄いうぶ毛の生えたコウモリのような羽をピンと張り、彼の腕をぐいっとつかんで滑空しはじめました。

針のようなとがった屋根をいくつも持った城が、薄暗い空に向かってそびえています。天へ、剣を向けるかのように。

城の周りは、濃い緑と黒と炎のちりばめられた森が、ぐるりと取り巻いています。煙も立ち昇ってます。
どうやら、戦争のようです。

「どうして、戦争してるんだ?」
アクマは、ニヤニヤしながらこたえます。
「戦いたいからさ、殺し合いをしたいからさ」
「王様は?!何をしてるんだ??」
「魔王様がくれた自由さ。あの方は、手に入れた魔界を「治める」気などサラサラ無いのさ」
自由?
「殺す自由。でも、相手にも、殺す自由があるから、いつかは自分が殺されてしまう。魔王様は、誰よりもチカラが勝っているから、君臨してるんだぜ。・・・今のところは、な」

えっ!?
アクマの含みを持たせたその言葉に、気を取られた瞬間。
彼は、アクマにお尻を思いっきり蹴り上げられました。ぐんぐん上昇していきます。
「いってぇ〜〜〜〜〜!!!!」
「天使の尻を蹴り上げる自由だ。ケケケ」




2001年12月18日(火) その参

月にやってきました。

砂の海に、銀色の翼を持った鯨が横たわっています。

かれは、はたはたと翼を動かして、鯨に近づきました。
地球のまわりを泳いでいる鯨と、同じ鯨です。
天使たちが、地球へ降りようとするときに、時々ぶつかりそうになる、ちょっとだけ厄介な鯨です。

でも、もう、この鯨が、宇宙の海を泳ぐことは無いでしょう。

造り主のニンゲンに見放されてしまった今、自分で動けない鯨は、悠久の時間を独りぼっちで過ごすのです。

彼は、辺りを見回しました。
動いているのは、彼ひとりです。地平線のかなたは、漆黒の闇に食べられてしまったかのようです。

しばらくして、彼の青い羽が、鯨の翼の上を横切っていきました。







2001年12月17日(月) その弐


彼は、楽園を守る智天使・ケルビム達のところへ行きました。
彼らは、二番目に高い階級の天使達で、青い翼を持っています。

「青の天使様。僕の羽を染めたのは、あなた方なのですか?」
ケルビム達は、首を横に振ります。

彼は、がっかりして、エデンの外の世界に視線を向けました。

「待ちなさい」
ケルビムの一人が彼に歩み寄ると、彼の頭上に輝いていたリングを、小さな指輪にしてしまいました。
「下界へ降りるのなら、エンジェルリングは小さくしておきましょう」
そのケルビムは、彼の右手の小指に、小さくなったエンジェルリングを、はめてあげました。
「昔、二人の天使が地上に降りましたが、地に足が着くと同時に、もう二度と天界へ戻れない姿になってしまったのです」
 もう一人のケルビムは言いました。
「気をつけなさい。悲しみや、悩みを抱え込むと、飛べなくなりますからね」



2001年12月16日(日) その壱

 
 楽園に住んでいる彼は、天使長様の目をぬすんでは、地球がよく見える丘の上でサボってばかりいました。
 
そんなある日、いつものように居眠りから覚めた彼は、大きく伸びをして立ち上がろうとしたときに、自分の目を疑いました。
 美しい、黄金の光を帯びていた、彼の長い真っ直ぐな髪は、夏の風が渡る草原のような緑色に。真綿のような白い翼は、深みをたたえた青色に。そして、静かな湖のような淡い色の瞳は激しさの紅にも似た、茶色に。

彼はあわてて、天使長サマに訴えました。
「サボってばかりいてゴメンナサイ。反省しています。だから・・・だから、ワタシの(色)を、返してください」
天使長は言いました。
「色で、天使の勤めをしているわけではないだろう?私は、色によって天使を分け隔てしたことは、一度も無い」
彼は、おずおずとたずねました。
「・・・ずっと、このままなのですか?これが、僕に下った罰なのですか・・?」
天使長は
「おまえがそれを罪の色と考えるのなら、きっとそうなのであろうな・・・」
と、困ったように答えました。
「それは、神サマの御意志ではないのだ。だいたい、天使の動向に、いちいち首を突っ込めるほど、神サマは暇ではないからな」



2001年12月08日(土) Grint Beat Tour小倉(ネタバレあり)

コンサートに遅刻せずに参加したのは、久しぶりだった。
メンバーが出てきて、初めに確認するのはどこ?

高見沢さんの衣装と髪型。

だって、楽しみじゃない?自分の想像を越えた「派手」!

30代の頃は、綺麗とか、王子様とか言われることに対して、拒否の反応を示していたと思う。男が綺麗だなんて、女々しいとか、彼の考えの中にもあったと思う。

そんな彼が、何故、今、バラをまとっているのか?
王子でもいい!!って言えるのか?

ミュージシャンとしての自信というか、基盤がしっかりしてるなら何をしても
「平気」
ということに気がついたらしい。



しかし、何だか様子が変だった。
自分でも「怒ってるんだからナッ!!」といってたとうり、MCもそこそこに曲をはじめたり。

ステージ=仕事

プライベートを仕事に持ち込まない、ってのがプロなんだろう。
「高見沢さん、怒ってたね〜何かあったのかね〜」といわれるようじゃダメだって。それは本人が良くわかってるよ。

怒ったままでもステージをこなせるのは、桜井さんや坂崎さんが一緒だからだと思う。二人がうまい具合にカバーしてるから。
「一人だったら、ステージに立っているとは思えない。」
っていう、高見沢さんの過去の発言がふと思い出された。

お互いにそれを認めているから、28年もやってこれたんだとおもうよ。

お互いを必要としてることも・・・なんだか夫婦みたい(笑)



怒っている高見沢さんを、二人は楽しんでいたような気がしたからね〜。


桜井さんといえば、アンコールで自慢の歌唱力を活かして、イロイロな曲を披露してくれるんだけれど、敏いとう・ハッピー&ブルー、プレスリー、ジュリー、パバロッティー、ときて、今回はフレディーマーキュリー。
桜井さんぐらいでしょ?歌いこなせるのって。彼より上手く歌える人、ワタシは今のところ知りません。

ちょっと、というかかなり自慢なのです。自分の中でね。

坂崎さんのファンじゃなかったのかって?
彼のよさは、ここでいちいち書かずとも、にじみ出てるでしょ?これ以上、ライバル増やしたくないから、彼のことは書きませ〜ん!!
(ワタシの胸に静かにしまい込んでいるのよ〜)


いつもツアーやってる、ステージに3人が居る、というのが当たり前だと思っていたけど、それってとても素敵なことなんだって、改めて思ったのさ。

これから先も。

怒りを忘れない、情熱。愛より大きな、愛情。無くしてしまわないように・・・





2001年12月06日(木) 赤いのに

会社の洗濯場で、朝ごはん代わりのロールケーキを食べようとしたときだった。




「!・・あたしの手、黄色い!!?!!」



すぐさま目を見た。
黄色くは無かった。



第二関節あたりから、指先に向けて、濃い黄色を帯びている自分の手。




みかんの食べすぎやろ?
食べてないよ。
・・・だったら黄疸だね。



そういえばダルいなぁ・・・






何度見ても、確かに黄色い。






肝機能、調べてみようか?
悪かったら、入院かぁ〜



ホントウに、ミカン食べてない?



・・たべてないよ。



































ザクロ、手で割って実をつぶしながら食べたんだった。



昨日の夜。




















・・・・・馬鹿者!


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