東行庵の軒下で

1996年08月11日(日) 横浜赤レンガパーク

あっついなぁ〜、くっそぉ〜シラフでなんかやってらんないよ。たまにはビシッとキメて、テレビの中に入っちゃうぞ!!とは言うものの、ドラッグに手を出す度胸もお金も無い私は、夜中に一人でミキプルーン(もちろんもらいもの)をねぶりながら、小さな幸せを感じておりますの。


アルフィー15回目の夏のイベントは、横浜の赤レンガパークで行われた。
チケット料金20円不足だった私も、鯨の骨が喉を通るようにして、何とか参加したぞ!
 
4年ほど前、楽器屋に居た頃、商店街の回覧板で回ってきた「海の日」制定のための嘆願書に署名したが、まさかその記念のコンサートに参加することになるとは。神サマも粋なことするねぇ〜。「レンガ」も、「アルフィー」も「嘆願書」も、「積み重ねが大切」
 
野外イベントの楽しみって、参加する一人一人違うんだろうなぁ。遠く離れている友達に会えるとか、新しい友達が出来るとか。
私、コピーバンドの皆々さまにお目にかかりたくて・・・シカーシ!今回はそんな前ノリが出来るような場所ではなかった。
・・・ちょいショックでした

 映像を使ったイベントは初めてなのかなぁ?勉強不足でシィましぇん。
映像があると記憶に残るもんね。「音」の記憶の一本の糸に「絵」が加わると、「紐」とおりこして「しめ縄」状態。
 
特に記憶に残ってるのは、「Liberty bell]のときに出てきたおじいさん。
あのおじいさんは、何を象徴しているのだろう?
感じた印象はバラバラだが、みんな「人間以外の何かが、人間の犯していく過ちに嘆いている」っていうイメージをもったらしい。

わたしも、「神サマ」みたいなもんかなぁ・・と思っていたのだが、さっきトイレに行ってよく考えたら「おじいさん」は「おじいさん」なんだと思った。繰り返す過ちに気づかなイケンのは、だれでもない、「人類」
「罪びとたちの船」に乗り込んで船を動かしていかなイケンのも、「人間」なんだ。



「♪風に吹かれていたあの頃を〜」のみんなの歌声を、後ろからすぅ〜ッと包み込んだそよ風のような拍手に「涙腺全開」になった、夏でした。
 
なんだかんだ言っても、人間ってアッタカくてイイもんやんねぇ・・・。
人間やめたくないけ、ミキプルーンで我慢しとこ〜







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