YUCHIKOの音楽とおでかけキロク★
ゆちこが行ったライブレポート・舞台の感想・CDの感想・大好きなアーティストについて。そして映画の感想やあっちこっちにお出かけしたキロクなどを書きつづります。

ジャンルを問わず、今日もいろんなとこに行ってます!

2001年12月14日(金) GRAPEVINE Whitewood TOUR

2001.12.5(WED) Zepp TOKYO

今回の会場は、お台場!なんつーか「これぞトレンディ(死語)の極致」といったかんじのデートスポットに、ワタクシたった一人で出かけてまいりました・・・トホホ。でもゆりかもめに乗るのは好きです。あれって、レールがまっすぐ進まないでくねくね曲がるところがちょっと近未来的というか(笑)遊園地的、って感じがしませんか?ま、とにもかくにもそんな場所で行われたバインのライブレポです。

ベースでリーダーの西原さんがいないワンマンライブにははじめて行くのでどんなかんじになるのかな?と不安はありました。バインはもともと4人のメンバーのみで演奏してる時が一番「バインらしい」と私は思っていて、前回のツアーの時にキーボードとコーラスのおねぇちゃんが入ってちょっとうるさかったかなー?なんて感じていたのですが、今回ばかりはバインメンバーだけだと3人になってしまうので・・・
ま、当然サポートの方は入りました。キーボードというかシンセサイザー(何か言い方古いけど・笑)とベースの2人。

今回のアルバム『サーキュレーター』は今までのバインの音作りとはちょっと変えて、コンピューター音も取り入れた作りになっていたのでツアーの雰囲気も今までとはちょっと違う感じ。演奏は相変わらず迫力があったけれど、なにより照明が素晴らしかったです。一つ一つの曲にあわせて雰囲気のあるライティング。割とスローテンポなハードな感じの曲が今回多かったので、尚の事会場の雰囲気を盛り上げていた気がしました。年間いろいろな人のライブに行っていろんなライティングを見る私でも、今回のライティングはなかなか感心しましたよ!!

バイン的には今回全体的に『男らしさ』をアピールしていた(らしい・笑)。以前からバインのライブで気になっていた、コーラスの音程の外し具合も今回バッチリ大丈夫だったです。あんまりひどいんで、アンケート用紙に「あれ何とかならないですかねー」といつも書いてしまってたくらいでしたもん。それを聞き入れてくれたとは思いたいようなおこがましいような・・・

ただ観客の反応としてはノリノリの曲を期待している為か、あまりに静かな曲が続くので少々戸惑い気味の様相が感じ取れました。淡々と進む演奏、波打ったように聞き入る(しかない)観客、パラパラッと言う感じの拍手(苦笑)。何か、声をかけづらいというか盛り上がるタイミングが難しいライブってちょっと困るんだよね。ワーッと盛り上がるでもなく、踊りまくるでもなく、声をかけるでもなく、ただ立って聞き入るだけ。いやライブ自体は楽しいんだけどね。発散しきれない消化不良というのは・・・ちょっとありましたかね。

しかし。客の反応はともかくとして、演奏してるバインの皆は大変気持ちよさげでした!トランス入ってましたもん(^v^)田中さんも途中、「気持ちえぇ!!!今日はもうしゃべらん!!」とか言って・・・本当にしゃべらないで黙々と歌い、演奏してました。(笑)まぁメンバーが気持ち良いライブになったのならいいかな。みたいな。

でも最後に思ったこと。私はバインの曲でもしかすると一番好き?と自分で思うのが『ふれていたい』なのでああいったアレンジの曲ももちろんいいんだけど・・・でもやっぱりバインはシンプルに、4人の楽器のみでがむしゃらに演奏してくれるほうが好きだなー。バインの音の選び方、すッごく好きなんですよね。だから目をつぶって聞いていたいと思う、貴重なバンドなんです私にとって。いつかまた西原さんが帰ってきて、4人のみでツアーをやってくれたら嬉しいな、なんて思って帰ってまいりました。でもでも、楽しかった。本当です!

次にZepp系のライブハウスに行ったら、何が何でも1Fの立見席に行く!今回楽をしようと2F指定席を取ってしまったら、立ち上がってみる人が周りにいないわ、それどころかリズムも取らずにじーっと聞いてる人ばかりでストレスたまったっちゅーねん!!!oO(>n<)Oo


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