紅い猫の落とす影 生きた記録|夕方|明け方
不幸せではないと思います。 きっと周りから見れば幸せなのでしょう。 なにも失っていない身体と なんでも考えられる頭と 帰る家はあるし お帰りという人もいる。 単なる贅沢です。 幸せすぎて感覚が麻痺してるのでしょう。 僕は不幸せと感じます。
僕はいくらだって自分にナイフを当てるでしょう。 僕の汚い血液 少しでも役に立って嬉しいです。 血が流れました。 今日も生きてましたよ。 君も僕も。 僕の夢は 君と一緒に生きることです。
でも僕があの子を好きじゃなくなることを恐れている。 大丈夫だよ。 ちゃんと見てる。 君は僕の側には居てくれないけど 僕は側に居るから。 だからいつも笑ってて。
僕を受け入れてくれる人だけ 僕は相手を好きになります。 あの子はね 僕のこと「変」と言わなかった。 いつでも僕のそばにいてくれたんだ。 だからいいんだ。 利用されたって 使われたって あの子が僕を必要としてくれてるなら それだけで 「幸せ」 と感じるんだ。
傀儡
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