小学生も5年になってくると、面白みに欠けてきます(笑) 男の子のせいか、いまだに親のひざに乗ろうとするし、まだまだ子どもで甘えん坊なぴよたろうですけれど。 小さいころのことを書いてみます。
小さいころ、ぴよたろうは自分にしっぽがあると信じていました。 もちろん教えたのは親です。 2歳ぐらいだったか、体のパーツを順に指して言葉を覚えるとき、 「これは」「頭」 「これは」「肩」 「これは」「手」とやっていって、お腹の次はしっぽ!
毎日辛抱強く繰り返した結果、「ぴよたろう、しっぽはどこ?」「ここ!」 ちゃんとお尻のちょっと上を指差すようになりました。
でも、4〜5歳になって知恵がついてくると、 「人にしっぽなんてない!」と言うようになります。 そうしたら今度は新展開。 「ぴよたろうにはあるよ。お母さんにも、お父さんにもあるよ。大人だから普段は隠してるけどね。お父さんやお母さんのは短いけど、ぴよたろうのはフサフサの長くてかわいいしっぽだよ、見えないの?」 「う〜ん?????」 考え始めたところで、次は行動に出ます。 ぴよたろうのしっぽ付近にグーの手を当てて 「しっぽ取った!!」 「あー、返して! 返して!」(術中にはまるぴよたろう)
最近の生意気なぴよたろうに、あのころはかわいかったねえと言ったら、「ひでー。いじめじゃん」と言われました(汗)。 タイムリーな言葉が出たので、「それはちょっと違うよ」と言いながら、さりげなくいじめの話題に持って行って、ニュースのこととか学校のこととか重い話をいろいろしたあと、久しぶりに「しっぽ取った!」をやったら(懲りてない)、「やったな〜! お母さんの取ってやる〜!!」と言って遊んでくれました。
確かに、保育園で将来なりたいものを聞かれたとき、彼がひとりだけ「キリン」と書いたのはそのせいかもしれません(笑)。
ああ、でも、本当にかわいかったのだよ、あの当時のぴよたろうは。
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