2006年12月22日(金) |
ヒトはそういう生き物 |
例えば 優しさとか憐憫とか 傲慢さとか嫉妬だとか
自分の中に無いものは 他人の中にも見つけられない
何もない大地に立つ
全ては此処から始まり どれ程遠く旅立とうとも 皆ここへ戻る
何も持たず
ただただ 果てしない空が広がるだけの大地へ
それでも 手にした全ては幻などでなく 無駄なものすらなく
君が 君の全てで 力の限り抱きしめたのなら
その腕の中に 今はもう何もなくとも 全ては君の中に刻まれている
何もない大地に 僕は一人立つ
此処から旅立ち 永遠を 抱きしめ 永遠に 失い 再び 此処へ帰る為に
たくさんの選択を経て 何もない大地に生まれて来たものなのだから
大地に立つ それだけでいいと思って 生まれてきたものなのだから
2007.12.17『A to Z』 END
余裕でなく 必死で何かを掴もうとしている あなたの中に わたしを見て
それがかなしくて それはいとおしくて
つい 叫んだのです
心から あなたの名を 叫んだんです
毎年来るので、結構回数重ねてますが、いい思い出がありません。 思い出せないだけなのかも知れませんが、それはそれでどこか不幸な気がします。 まぁ嫌な思い出も、あまり思い出せないのですが。
先程気づいたのですが、それでも今、この行事を嫌いでないのは少し意外かも知れません。
取りあえず街が綺麗で、人が楽しそうなのはいいと思います。
やっぱり人は、笑っている方がいいと思います。
出逢った時は とても付きあえないと思った
あなた 痩せてて 無愛想で 世界中に背を向けているようなのに
誰よりも 弱い瞳をして 神様の何倍も 優しかった
何度も怒ったね 何度も怒らせたね
あなたの真実が 私には届かないままで 私の言葉は あなたには意味がなかった
それでも繰り返し話したね
寒い夜 凍てついた朝 嵐の中 雨上がりの道
一方通行でも 聞こえてなくても 私が口を開く先に佇む あなたの姿があれば良かったのに
もう どこにもいない 影さえ 残してくれなかった
あなた それでも 胸の奥に 決して消えない 灯りをともしてくれた
思うたび 思い出すたび 切なく暖かく揺れる
私の狼 あなたを 永遠に忘れない
自分は、目がとても悪いです。両親はどちらも近眼でなく、祖父母が皆眼鏡だったので、そっちからの遺伝だと思います。
小学生の頃から眼鏡で、そのせいで頭痛も多かったので、マイナスイメージしかなかった近眼ですが、そんな時聞いた「眼鏡を掛けてる人は目が4つあるんだから、2つの人よりたくさんのものを見れる」という言葉に、その意味を考える事で、発想の転換が出来ました。
確かに裸眼の、このぼやけた曖昧な視界は、頼るものなしに通常の視力を持つ人には見れない光景です。三日月が10個にも20個にも見える時もあります。私達だけにしか見る事の出来ない光景です。
物事には絶対二面性があります(時には多面)。マイナスだけの事はありません。絶望する日もあるでしょうが、少しでもその悪夢から覚めたら、別の見方を探しましょう。きっと、必ず見つかります。
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