祈るだけでいいのなら 幾らでも貴方の為に手を合わせる
簡単な事だと思っていたけど どうしても それだけでは 何も変わらない気がして 心の底からの焦りに耐えられなくて
結局私はまた 走り出していた まだ夜の明けていない しかしいつか明ける筈の 夜へ
『まだ大丈夫』
と繰り返す
優しく懐かしいその声に
胸に広がる切ない痛みが
いっそ
取り返しのつかない傷を作ってくれないかと願った
2006年05月24日(水) |
その結果を知りたくない事もある |
人生にゲーム盤はあっても フローチャートはない
前例がどれだけ積まれようとも 選択肢は無限にあり 正解と呼べる物は一つもないからだ
大事な場所は 人によって違う事もあって
ならば
貴方のハートが 右に在った事を 知っていたら
私達は何か 変わっていた でしょうか?
雨がやまないのを嘆く裏で この雨が ずっと やまない事を祈る自分もいるのです
思いつく事を全てやりつくした後で 頼っておいで
名を
呼ばれたような気がして 振り返った時
そこに 君の姿がない事が怖くて
呼ばれても
もう
振り向けなくなっていたんだ
傷つく事を畏れて 何も求めない それは難しくはないけれど その姿を 君に
見られたくないと思うから 間違っていると思うんだ
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