2005年10月20日(木) |
叶えられるとしての話だけど |
求めていたのはパーフェクトでも パーフェクトなものはこの世になく 結果僕の望みは 不完全な形でしか現れる事はない
それでも 誰が不完全なものを望むだろうか?
だから ヒトの渇きが止まらないのだとしても
流されるのに疲れて 川岸に上がる小石のように 静かに座って川を眺めていると その速さと 何より流されて行く人の顔に驚く
自分もあんな顔をしていたのかと思い 流れに戻るのが怖くなったが こうして見つめているだけの自分も あるいは彼らと同じ もしくは彼らよりも酷い 顔をしているのかも知れない
川は流れを止める事はなかったが 幅は変化するので そのうち私の座るこの場も なくなる日が来るだろう それから戻るか 今帰るか 悩みながら 川面を見つめるうちに 夜は明けて 私はまた座り込む
明るいうちは 帰れないものだ
2005年10月12日(水) |
逃げ道を作ってあげたのに |
それがホントウでなくとも 君が認めてくれるだけでよかったのに
もう一度君に会えたなら別の意見もあったと思う でも約束を守れなかったのはお互い様で 戻る場所さえ見失ってしまった 僕達のこの距離が定めだったと言うならば それに従う以外にどんな道があるのだろう
忘れたふりをして 前へ進む 今はこの道以外知らないのだから
難しく考えるからいけないんだと思うけど、 考えるのをやめたらもっといけないと思った。
君を忘れようとする努力より 君を取り戻そうとする努力をしなかった時点で 僕の愛はたかが知れている
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