2002年12月24日(火) |
Stand by me |
口に出さずに 想うだけで 罪になると言うのなら 咎人ばかりで 裁く人なんかいなくなるよ
でも君は そんな目をして 僕を責めるんだろうね
ねぇ それだけ君が 僕の想いに詳しいなら 君が僕になって 代わりに罪を引き受けて下さい
そうしたら僕は 君になって この世の全てを哀れむ
・・・なんてのは ごめんだから やっぱりそれは 君が引き受けていて下さい
僕は このまま罪を重ねます 君が呆れて 去っていくまで
或いは 目を離せなくなるまで
君に愛を 捧げるように
生きる 僕らは何度も生まれて この世界を生きる
死ぬ 僕らは何度もその生の途中で去らねばならない
その度 僕らは繰り返しほどかれて ばらまかれて 他の誰かの一部になる
遠い昔に 誰かが書いた詩に 私が涙を流すのは たとえば こんなことなのだろうと思う
必要以上に
不幸になりたくないよ・・・
2002年12月15日(日) |
具体的なものだけしかいらないと思う時もある |
幸せになって欲しい と
誰かが 言った
でも それは
僕には とても 遠い声だった
雑然とした 全ての 音を 消すという事で
雪は
そのおとないを
私に告げる
『誕生日と命日、どっちを覚えていて欲しいかな?』
その時 街中に流れていた歌は 天上をたたえる調べから 地上のラブソングへと変わった
それは 聞き覚えのある ハスキーヴォイス
『あぁ・・・この歌好きなんだ』
君はそう言って 笑った その声と表情を 僕は忘れない
それは 誕生日でも 命日でもない でも 確かに それは
君の日だったよ
今
心から
本当に心から
君に会いたいと思っているのに
きっと
明日には
君のことより
自分のことだけで
頭がいっぱいになっちゃうんだろうな
こんな僕だから
君の側にいられないけど
こんな僕だから
君を想い続けられる
遠い
遠い
あの星の瞬く
場所にいる
君を
ずっと
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