Missing Link

2002年11月30日(土) 明日へ

とおい
とても とおい場所から
届いてきた

君の光が
僕の胸を焼きます

でもその場所に
もう
その頃の君は いないのです

だから
僕も もう
行かなくちゃ

そこに光がなくとも

誰かの光になれるよう



2002年11月25日(月) 冬はワインも温める

猫舌です。
でも大抵の猫舌の人間がそうであるように、
ホットドリンクはうんと熱くなければ嫌です。
しかし熱いと飲めません。
指先を暖めるだけで。
そうやって手を温めていると、その内重くなって、テーブルの上に戻します。
そして、本とかを読んでいるうちに、
どんどん、
どんどんカップと、
カップの中身は冷めていき、
気づいた時には、冷めきってたりします。
だから、熱いものを、熱いうちに飲めるのは結構マレです。
耐えられずに飲んで、舌をヤケドするスープよりマシかもしれませんが。
そのせいか、冬の方が、飲み物や食べ物を意識して口に入れてるようです。

それは、多分、しあわせというものの、形の一つかもしれません。

いかにその他の季節の自分が、
口から入るものに無関心か分かるようで何ですが・・・

冬、落ち込んだ時は取り合えず温かい物を腹に入れて下さい
何となく幸せになれるかも知れません

どうせなら、
なりましょう。



2002年11月20日(水) 立ち止まって振り返ってみた冬の隙間


 家にいて 何が辛かったのかと
 こだわってたつもりはなかったのに

 さっき マフラーに顔を埋めて
 白い息を吐いた時 分かった

『なんで あなたは 他の子はできることが できないの?』

 思い出したら
 すっごくすっごく 辛かった

 そんな言葉を そんな態度を 受けてた時は
 黙って
 もしくは
 笑っていたのに

 今は
 涙が出てくる
 あの頃より幾つも歳を取ったのに

 他の子と同じ色のくつを欲しがった
 子供に戻ったように


  



2002年11月15日(金) 玉手箱


 「恋人」も「友達」も
 「敵」も「味方」も、ただのラベル。

 貼られた方が本当にそう思ってるかどうかは、
 蓋を開けなければ分からない。

 そして皆出来るなら、
 蓋を開けずして終わらせたいのだ。



2002年11月13日(水) 欠片


 ねぇ

 戦争しかすることないの?



2002年11月11日(月) Everything but you


きっと誰か
もしかしたら誰もが
感じてる事かもしれない

この空虚な想い
君が誰かを僕は知らないのに
この胸だけが
それを告げる

君がいない

ここに 君は いないのだと


僕は この世界で息をしています
そりゃ毎日 楽しい事ばかりじゃないけど
時々は本気で笑ったりします

空はキレイです
草も花も
コンクリートの創造物でさえも
夕陽は美しく見せます

この世界はキレイです

あの日
望んでいたものの中に
僕はいます

でも君が
いません

やっと
戦のない国へたどり着いたのに
やっと
戦のない時代が来たのに

それを話した

いつか と話した

君だけがいない世界で

僕は

生きてます






2002年11月09日(土) 注意深く

見ないように

聴かないように

気づかないように

薄っぺらい壁をへだてた処にいる 君を




愛さないように



2002年11月08日(金) 相手が聞くかどうかは別として


祈る事と
願う事は
別だろうか?

僕は
貴方に
すがってますか?



2002年11月07日(木) 君なら出来ます


君の理由には
足りないかもしれないけど

どうか
美しいものを
正しいものを

君がそう思うものを
求めてください

そして光を
どんな時でも 君のもとにある 光を

決して
忘れないでください



2002年11月05日(火) しあわせのじょうけん


欲しい時に

欲しい物が

欲しいと言える?



2002年11月04日(月) お休みこんなにいらない


連休が続くたび

有意義に使えない自分を嘆くか
こんな経済政策を取ったお上をなじるか
そんな無駄な事を考えてた
無駄な日々は
とりあえず自分は
いらないと思うのですよ

それに
こんなこと考えると自分の暗さが浮き彫りになりますが

子供と
その親はもっと切実に困ってると思う

ねえ

やめない?



2002年11月01日(金) 自己満足


 好きだって 言えなかった

 言えなくても 好きだった



 ・・・やがて 忘れた

 初恋なんて そんなもの


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