世を忍ぶ仮の日記
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2008年06月22日(日) 君は雨の中クルクル踊れるか?

私が今回、勝手に東京のメインエベントにしていたのは、パティシェールしている友達がゴリ薦めしてくれているケーキ屋さんで、美味しいケーキを食べる事、です(言い切った)。
友達つーか、相方は、開店前に並んで、それでも入ってなければお店の中で「待ちます☆」て食べたいケーキがあるまで待つのがいいよ、と言ってくれていたのですが。

コンラッド東京の優雅な時間(&夜中の三時までのヲタ時間)も堪能したい訳でして。
もそもそと記憶に御座らぬ状態で朝食のコーナーに行きました。
美味しいイングリッシュブレックファーストを、少しだけ残しました。
いや、だって、これからケーキ屋行くんだもん(真顔)。
ケーキ食べるのに万全なお腹にするんだもん(超真顔)。
普段は、環境の所為で、しょっぱいものに対して甘いものに対する興味が10:5で甘いものが負けてはいるのですが、だからこそ、万全に食したい。
(この、私の甘いものに対する興味が薄いと感じてしまうのは、ケーキが好きすぎてパティシェールにまでなった歌の相方の尋常ならざるケーキ愛をずっと聞いているから「負けた…負けている…」と感じざるを得ない、という説もある)
雨にも負けず風にも負けずの勢いこんで、出陣です。
10時の開店にはぜんっっっっぜん間に合わなかったんだけど、まずは食べたい、無かったら追加時間まで待てばそれでいい、という気合いで行きましたが、雨の御陰なのかなんなのか、イートインオンリーのケーキが、2種類、2個ずつくらいありました←奇跡的。
当然のように2個頼む。
グレープフルーツとミントのムースとチョコレートとバナナのケーキを頼みました。


それぞれの机にケーキが置かれる。
「こちらイートインオンリーとなっている方からお食べ下さいませ」
温度管理を完璧にしているので、はやめに食べてほしいんですって。
「もう……迦陵頻伽のようだね…」
「外に出したら死んでしまう…」
食べる前からテンションおかしいですすいません。
デコレーションもすごく可愛いんだけど、

写真厳禁。

でも、あまりの麗しさに「そうだよね写真ダメだよね迦陵頻伽…!!」というテンションになっています。


そうして全員、一口入れた途端、絶句した。
私なんて頭バーンてなった。
え、今口の中で一体何が起こったの? 分かんない、美味しすぎて分かんない、美味しいっていうのももったいないけれども、なんと形容したら良いのか皆目見当も付かない、誰か、誰か助けてー!

全員パニック起こした状態で、それぞれのケーキを「ちょ、これ食べて…!! これ、食べて…!! お願いだから食べて!!!!」と皿を回します。
同じようにみんな訳分かんなくなっていたんだ。
兎に角、食べてくれとしかいいようが無かったんだ………。

「もう、今このケーキ作った人と雨の中クルクルまわりたい…」
「魔性のケーキ!!」
今までオレが食ってきたものをケーキとするならこれはおケーキさまさまだ!(まるしーあんてぃーく)
全く過言ではありません。
二つめの、チョコとバナナのケーキもこれまた……おま、とりあえず食べろ…食べてくれ…。
放心する美味さなんだ。
口に入れると皿からケーキが消えていくのが切なくて堪らなくなるんだ。
横で、柚ちゃんとCarasちゃんが踊り出したいってじたばたしてました。
私………本気で放心してました……。
美味すぎるんだよ……。
しかも、お店を出る頃に追加の品が数々入っていて、女の子な悲鳴をあげまくりました。
どれもこれも美味しそうなんだもの。美味しそうっていうか、美味しいって決まっているんだもの。
私達があまりにはしゃぎすぎているので、店員さんが「これが常連さんがよく食べられるケーキなんですよ」と教えてくれました。
ウホー! ピスターシュムースとか、食いてー!!!


満たされすぎたいい笑顔で、アンティークモール2階最奥へ行きました。
Nちゃんのお店にたどり着くまでに、水晶1個割れそうなどよんどな空気が漂っているのですが、それをかき分けていくと、美人ちゃんに会えますワーイ!
美味なものの後に着物美人(なヲタク)。
サイッコーじゃねぇのーオレの日曜。
Nちゃんただいま旦那がいるので遙かはトイレに籠もって(笑)説明書をガン読みしているだけの状態で、3章? Carasちゃんが4章? まで薦めているので、天秤がどうのーとか会話してました。
ヲタ語は共通語!
ものっそいこそこそと戦国無双の2は絶対やって下さいとかじゃあ柚ちゃんはモンハン会だねとかこそこそこそこそ話していました。
ミュのDVDが4枚、Nちゃんの元に行きました。


ノリで広島にあった朝顔の大きな柄の着物を羽織ったら
「あざとい」
と柚ちゃんとCarasちゃんに言われる。
「あ、あざとい!?」
「かぶきものっていうか、なんかねえ…あざといとしか言いようがない」
ひどーいと言いつつ悪のりして、片方の肩から着物を外して「万屋銀ちゃんでーす、合い言葉は、糖分だァァアア! オレのパフェェエエエエ!」とか言って遊んでしまいました。
グラさんの真似もしようとしたが、くぎみーは当たり前の話無理だった。
可愛い声なんて、出ないんだ、オレ。
よく考えたら、あの着物一回広島で羽織っていたんだけど、誰もあざといなんて言わなかったのにな……中身バレると途端にあざといだぜ。
「あざといって、誉め言葉だよ」
by柚ちゃん。
あれだよね、「キモいは誉め言葉」の新しいバージョンだよね…。
あたしがかぶいた格好していたら、みんな散々「あざとーいあざとーい」て罵るがいいよ!


遊んでいたら、スタイリストさんの手から、総薔薇柄の着物がお店へ帰ってきました。
ぼんやり、誰が似合うかなって話していたら、Carasちゃんが
「金髪クルクル美少年に、バスローブ代わりに羽織って貰いたい」
とずっと言い始め、竹宮恵子系か、萩尾望都系か、クルクルなら萩尾望都かなとかぼそぼそ言い合いました。
古典少女漫画が似合うと思うの(真顔)。
「いっそ、おにいに着せようぜ☆!」(森田的笑顔)
私が言ってみたら、おにいの顔知っている柚ちゃんがいい笑顔になり、妻のNちゃんは顔をしかめて
「あいつ、なんか微妙に着こなせそうでそこが嫌だ。着こなせそうなとこが嫌」
と言いつつも
「隣にサイテーのUと一緒に売り場に立たせたら、こっそり写メして送るね!」
と言い笑顔で言って貰いました。
Nちゃん、サイッコー!


2008年06月21日(土) キャワキャワ祭

柚ちゃんにお宿を頼む時に「特別優待とか無いかい?」という、姑息な単語を出してみたので、柚ちゃんが高級ホテル格安に泊まれるプランを作ってくれました。
ヒーヤッホーイ!
それまで、魔法の名刺を使って、けっこういい飯田橋のホテルで、非日常極楽生活をしていたのですが、更なるランクアップです。
ヒーヤッホーイ!
飯田橋のホテルで一人小旅行をした気分で「ああ、今の私に足りなかったのは、こういう時間だったのかもな」としみじみしていました。
あとは、はしゃぐ、だけ、だ ぜ!
柚ちゃんと待ち合わせる時間まで、飯田橋から神楽坂までをプラプラと歩きまくってました。
ロンドンの古着屋で日本円2000円のどこのものとも分からぬ民族衣装を着て下駄を履いて歩いていたら、神楽坂の老舗で悉く相手にされなかった。
もう、笑うくらいに相手にしてもらえなかった。
履物屋の主人とか「どうぞ棚から出しますのでー」と言いつつ、逃げる。
そりゃあやしい風体ですし、高いお金出す余裕は何処にもないですけど!(持ち金全部ホテル代)
日本語通じるのか怖がる風情ってあなた…しかもお前ら絶対外国語話せるくせに!
差別! 差別!
でもその差別で、底辺の自分を楽しみながらプラプラし、いつもの癒やしスポット、金髪クルクル少年がキャッキャたくさんいるオアシスカフェでコーヒー飲んで読書する振りして、白いワンピース似合う金髪美少女と金髪クルクル少年の姉弟を眺めてエナジー補給。

うん(満タンの頷き)。


ぼーっとしすぎて柚ちゃんを待たせてしまいつつ、コンラッド東京に入りました、よ!
バスルームがガラス張りで「エロス! エロス!」「うーんこれは挑発するタイプの受けと仕事人間がいい」「美少女小悪魔とか、あーでも大人の女性もいいなあ」とか酷い妄想模様です。
他にも色々酷い妄想ばかりして、一時間はしゃぎました。
はしゃぎすぎてあっさり疲れました。
日頃妄想してないと、とんだところで疲れてしまうんだ。
情けない。
ベッドメイクの人が来るから、備え付けのDVDプレイヤーも使えず、あっちゅー間に枯れ果ててベッドで寝てました。
あっけない最期………。
いやいや。
我々の贅沢はそこでルームサービスを取る事に非ず、貪欲に出掛けて新しく発掘すっぞ、と。
みんな忙しいんじゃないかな…東京いるかな…とCarasちゃんを誘ったら「仕事あがりで良ければ〜」と快く来てくれたので、三人で落ちあって、うすらぼんやりとしながらブルガリア料理という文字を見かけ
「これだ…今の心にブルガリアがひっかかる…」
と、ブルガリア料理店に入りました。
お店の中の飾りや衣装が、私の謎の民族衣装に似ていた。
よしこれはブルガリアの服に違いない。うむ。
「水気を切ったヨーグルトの、サラダ…?」
首を傾げつつ、メニューを選ぶ体力が無くてコースにしちまいました。
でも、水気を切ったヨーグルトのサラダも、ヨーグルトのスープも、甘く煮たお米とヨーグルトのデザートも出てきた。美味しかった。
フッフッフッ、寝ぼけていてもセンサーが鈍っていない。大丈夫、オレはまだまだ現役だ(何の)。


食べ終えて、コンビニで私はコーラ、柚ちゃんとCarasちゃんはアルコールを買い、ホテルへ戻る。
Carasちゃんがホテルに入ってまた一時間以上「エロス! エロス!」とはしゃぎまくる。
私はノンアルコールですが、絶対にアルコール入っている状態と同じテンションでいけるもんね。


そして、次の日、Nちゃんに貸す為に柚ちゃんが持ってきていたミュのDVDの鑑賞会に入っちゃいました。
えへ。
リモコンを柚ちゃんは当然のようにバクステまで回すしね。
相当夜遅くなってきているのに、
「あすこだけは見たい〜」
と盛り上がり、
見ながら私は声にならない程悶え狂い
「ワンモア! ワンモア!」
と勝手に一幕アンコール(どこか察してください)をしてウヒョー! と夜中の三時まで騒ぎ、


私は
「絶望と共に散るがいい」
の台詞と共に散りました。
もうそこから完全に眠りへと散った。


広島帰ってから、アロマオイルサービスとかあったのを思い出したが、もう遅い。


2008年06月20日(金) かまってちゃん

東京であれやこれや溜めている用事のうち一つが、思ったよりも随分早い時間に終わったので、帰りがけに有楽町で降りて、銀座に出向く。
ついつい気付くと食べたくて溜まらないケーキ屋の前を通り、少し残っているのを目に焼き付けつつ「いや、ここで食べたら裏切りだ」と我慢に我慢を重ねていたら。

通り一つ隔てているだけなのに、迷子になりました。
挙げ句の果て、Nちゃんに「迷子になったんだけど、場所どこだっけ?」て電話してみて、旦那が代理で電話に出たんだろうと思ってまくし立てて泣きついていたら
「あの……間違い電話だと思います」
と言われて、恥の上塗り塗り塗り塗り(エンドレス)。
銀座の隅で自分のアホさ加減に泣きそうになりました。

最初、到着した時に、知らない人がいて、人見知りしていたんだけれども「この人がランドリオール薦めてくれたの」「え、うっそランドリオール読みてー!」てあっさり打ち解けました。
ヲタク語って私にとってのいきなりの共通語なのね……(恥)。
おにゃにょこ三人でぽやぽや話していたら、おにいがお店にやってきました。
「ちょ、聞いてくれよ。こいつ(妻を指さす)さァ、オレがこっち来てからずっとトイレ籠もって漫画読んでんだけどー!」
彼はきっと誰か自分の味方をしてくれるんだろうと信じていたのでしょう。
ところがどっこいここは完全なアウェイ。
「いいじゃんいいじゃん読ませてやりなよ」
「読みたいんだもんねえ」
「だってその場所が落ち着くんだもん」
「本気でトイレ行きたい時だけノックすればいいのにさー」
おにいは本気で拗ねる一歩手前。
そんな時、おにいの救世主? サイテーの男友達がやってきた。
何がどうサイテーなのか私は知らないのだが、夫婦が「え、サイテー! サイテー」て言っていたので、サイテーのUです。サイテーさんです。
頭ぽんちょこりんの振りして
「えー何がどうサイテーなんですかぁ?」
て訊ねてみたら、
「いや、オレ、ホント最低なんッス」
との事。
では質問を変えよう。
「今回は、どうして東京に?」
「あ、おにいに誘われて、なんとなく…オレ、流されやすくて、言われた通りに全部やっちゃうんッス、最低なんッス」
G・J★おにい! 天然モノ!
一緒に二次元に放り込むゾ☆
実は、サイテーと呼ばれるUは、すごい仕事ではやり手の人間だというのをNちゃんから聞いてはいるのだが、キャラがヘタレで、ええ匂いすんねん…。
おまいら夏の催事場二人で和服で立ってればいいよザッツゲイ!(酷い)一芸に秀でてるよ君ら。
半分二次元という芸だ。
そしておにいは
「ちょ、こいつしばいてくる」
という、芳しすぎる科白を残して消えていきました。
ええよええよ、どこへでもしけこむがええよ…(私の許可ではいかんとも)。

行ったり戻ったりの二人と共に、漫画読んだっていいじゃない! という空気にすべく
「あ、あたしジョジョ読みたいんだけど、誰か持ってないかな」
て弾けて言ったらUが
「オレ、全巻持ってます。3部4部が最高なんですよ」
て語り出す。
しばし、ブチャラティとか、オラじゃなくてウリウリウリウリだよ、ウリウリウリウリじゃなくてアリアリアリアリですとか、唐突にジョジョトーク。
だがしかし!
U以外ジョジョを読んでいないのであった。
初対面にも拘わらず
「えー私のとこにもジョジョ送ってくれー!」
とか叫んでました。
残りはほとんどモンハンの話してたっけな。
モンハン会におけるUの使え無さとか、可愛かったな…。
Uは弓使いで、防御力が弱すぎるから、夫婦でUを大剣で守りつつのチームプレイとか可愛すぎるんだ。
ほっこりなごむのう……。



おばあちゃんのキュウリ柄? みたいな謎の柄の着物を着ていって、キュウリなのに花が赤いからおにい、これなんだろうって訊ねたら
「え? これキュウリ? ナマコじゃね?」
………………?
「今、凄い涼しくなったねー」
「完全に滑ったねー」

「オレだって滑った事くらい分かってんんだ! そっとしといてくれ!」

ツンデレは傷つきやすいらしい。


2008年06月18日(水) 氷の姫

レッスンの為に東京に出たぞ!
レッスンの名目で遊び倒す気、満々過ぎてはみ出しそうだぞ!
どのくらいレッスンが名目かって、レッスンなのに着物着て学校行くくらいのやる気です。
あ、うん、ちょっと色々アレー、ヤッバイと思ったので、着物で誤魔化されてくれないかな話の流れとかが…という消極的な気合いが入っています。5%くらい「帯が蝶々で、次は蝶々夫人がやりたいアピール」という消極的ながら変なアピールが入っています。
いつもの練習室で先生を待っていても、気配が無いので、半泣きで電話したら、部屋を間違えているだけだった。安堵の涙が出そうになる。
今回、相方と二人揃って難易度を上げすぎたので「拝顔拝顔」と先生の顔を拝む気満々だったので、会えない寂しさで泣けるかと。
相方は最近、本格パティシエールデビューしたので、お店のマフィンを私と先生に作ってきてくれました。
彼女は「最近どう?」という会話の投げかけには、ケーキの話しかしません。
全体的なざっくりした質問に、オンリーケーキです。
女の子はこのくらいが可愛くていいんじゃないのかな……(自分を省みる)。


さてレッスン前にちょっと合わせてみたら、相方の喉はデリケートなので、ちょっとガリッちゃって、珍しく私からレッスンになって慌てた。
口の中にフリスクとか入れてぼんやりしていた。
どんだけ休戦体勢なんだ、自分。
一回歌っただけで「二度と歌わないで」で終わり……ました……(しょんぼり)。
正直、笑って誤魔化して絶対バレないようにしてみたけど、喉にポリープの危険は身を持って分かってはいたんだけれども、歌いたかったんだもーん…。
まあそんな流れで「これだったらまだ蝶々夫人の方がいいんじゃない」と。
計算通りッ!  嘘です。。。
私は氷の女王歌って相方が夜の女王歌ってました。
女王祭。


レッスン終わって、何食わぬ顔で新宿でNちゃんと待ち合わせ。
東京到着早々「明日から出てって」と妹に言われ、慌てて旅行代理店に連絡したら水曜日ノー残業ディで出られるって柚ちゃんが会社から脱出出来ました。
いつものお店で待ち合わせって感じでいつものメニューを食べる。
食べながら散々しゃべくり倒しました。
Nちゃんは、長い東京滞在がはじめて(&一人)なので「東京やばい、夜中の一時からが忙しい」とか、あの、なんていうか、うん、いつもの感じの話で盛り上がりはじめました。
無双は戦国もやってくださいとか、Nちゃんはじゃあ是非モンハンやってくださいよって言って柚ちゃんの頭を抱えさせたり、

夜中の秘密を見ているっていうから

バッ、お前、漫画を読め!


つって、食後に、既に11冊漫画を持っているNちゃんをブックファーストに連れて言って大判の漫画4冊買わせました。


御飯中に、電話かかってきたにいにいから「合流しても、いい?」みたいなメールがあって
私:「あ、じゃあNちゃんがどうしてもっていうからっていう事にしてみたら?」
Nちゃん:「多分、こっそり落ち込んで、オレ帰るとか言うよ」
二人:(大爆笑)「いや、普通に合流で」

会った途端、なんだこの漫画の量はっつー顔をにいにいがしたんですけれども、ところがどっこいとんだアウェイにいるにいにい(アウェイというか酷い世界)なので「まあまあ、いいじゃん、ストレス溜まってるんだよ」と誤魔化してみます。
荷担しているのを敢えて黙ってみます。
蒼生さんが連れていってくれている珈琲店を、夫婦は名前が飼い猫の名前と一緒だ、お店の雰囲気もいい! と大層お気に入ってくれたので良かった良かった、つって、柚ちゃんが案内してくれたんですけどね(世の中の大半のモノを忘れて生きている)。
Nちゃんがこの日、旦那に誕生日プレゼントを用意しています。
ちょっと、私が中身を見たかったので
「ねえねえ、今渡しちゃおうよう」
てプレゼントを渡す瞬間イベントに立ち会えました←色々間違った生き方。欲望に忠実。

「何この長い形、中身分かった」
「え、マジで? えーマジで?」
「え、これマジでオレ分かるよ、当てていい? 角帯」
「なんで分かるん!?」
「だってお前ずっとあそこのがいいって言ってたじゃん、そりゃ分かるよ」
誇らしげにフフンと箱を開ける。
「ね、ええじゃろええじゃろどうよどうよ」
「あ、これいい! ……ちょっといい?」
どこからともなくルーペ。
ルーペでプレゼントガン見。
そういえばこの人、極度の平面フェチなんだった(思い出した)。
あくまでも、妻の顔は見ず、ルーペの向こうを見ながら
「え、これいいじゃん。ありがとう」
と。
もえあがーれーもえあがーれーもえあがーれーノマカプー!(ダムの替え歌で)
柚ちゃんと私の心が潤いました。


私とか柚ちゃんには人当たりよく接しているのに、妻には直ぐに「イヤダ!」て顔するのがとんだ甘ったれさんでツンデレは扱いが難しいがノマカプで見ている分には本当に潤うなァ! とニコニコしていました。
二次元に飛び立てばいいのにな(最近こればかり言っている)。


2008年06月16日(月) 腑に落ちぬ

喉作りに勤しんでいたらガリってしまい、のど飴舐めても無駄になってます。
前回同じようになった時は男声を作っていた時だった(わざと三回くらい傷めつける)ので、高い声でガリっている自分の喉状態にとても戸惑うのだが。
とても不真面目なので「無理しないで」「イエッサ!」と先生のお言いつけを守って練習量を抑えれば済むのでした。
あんまり傷めた経験が無いのはこのおサボリ癖の御陰様でしょうかね。
アリアの最後のとこなんて、先生も一緒に歌えばいいよ! と心の底から思っている。
だって最後んとこデュエットなんだもーん!
次の課題がてふてふ夫人になればいいなールララールラーラー!
また喉を壊す系統っちゃ系統なんですけど、破壊による再生、それがそれすたるびーいんぐなので(理由になっていない)可憐な少女が下手です。あとしとやか伯爵夫人とかダメです。
先生に大爆笑されたのがトラウマです。
相方に「君は【私はどうなってもいいの。陰からあなたの幸せを祈ってます】みたいなのホント上手いよね」て誉めたら「フッ、中身は反対の事を思ってるけど、ねッ!」と気合い込めて言ってもらえて嬉しかったです。そんな相方が大好きだ。
私は何故かラテン色気か「いやだー! 死にたくねー!」みたいなのが得意です。
だいたい、内心で自分を嘲笑っていると先生に誉められる、これ如何に。
ただいまレッスン前なのですが、さて今回「氷の女王」というポジションがどう出るものだか楽しみでごわす。
私はツンデレ姫の曲だと思っているので、いまいち嘲笑えない。
だって好きだぜ、ツンデレ。



土曜日に着付け教室に行ってきました。
天災があって、人災も悲しいけれども天災もとても心が痛む出来事で、あまりワイワイはしゃいだ日記を書くのもどうかと思って暫く大人しくしてました。


腑に落ちない母の一言があるのです。
いつも母は
「あんたの存在が恥ずかしいけん、他人の振りよ! 他人の振り!」
と公言してはばからず、確かに私は存在自体が恥ずかしい人物ではありますけれども

到着早々
「せんせいこんにちは〜、拝顔拝顔、なむなむ〜ありがたや〜ありがたや〜」
だけでレッスン終わらせた気にする人間に、何を恥ずかしいと言われる覚えがあろうか。
「こっちが恥ずかしいわボケェ!」
と叱り飛ばして、東京出ている間に稽古事で着物を着る機会に一人で出来ないもんな母になっているのが困っているので、頼むから最低限習え習ってくれと押し込めたのに、
気付いたら
「つかれたー!」
と飛び出していました。
練習していたもんが全部脱ぎ散らかされてました。
私が勿論全部片付けました。
その間に母は「あれ、あれがええんよ、あれがあれでねえ」とアレだけで通じる世界に勝手に飛び出して遊びまくって野放図に楽しみはじめ、私が睨むと逃げて他の場所で更に遊ぶ始末。
「みてみてーん! これステキー! キャー!」
かっか、今日は夏の襦袢の着付けから帯の結び方三種類(2種類くらい忘れた)をやったからもういい加減疲れてお前の相手なんかしてられる、かー!

先生、なんとかして下さいよっつっても「あらあらあんたが他装も出来るようになって、振り袖も着付け出来るようになったら完璧じゃない」みたいなあしらい。
私がもうちょっと出来る人(几帳面の意)だったら、着付けで稼ごうとか思えるんですけど、生憎、適当に着付けしか出来ないからなァ……。
そして、着付けの技は尊敬している先生ですが、
先生におサボリ癖があるので夏の間はまたしてもお休みです。
温暖化日本の夏、38度で着物着るんだったら、脇にアイスノン仕込まないと死ぬだろうからね……。
今のうちになるべく頑張って着物を着ておきたいのです(8月に着る体力の自信が無い)。
東京とか持っていって、ね。


要はレッスンに着物を着ていっててふてふ夫人の流れに持っていく計画だったり、な。


2008年06月13日(金) 知りたいバトン

地元の中学生にピンポンダッシュもどきをされました。ピンポン押した後暫くそこにいるんだけど、モニターに映ってるし、玄関の陰から覗いたら、無邪気な姿が丸見えなんだ。せめて走って逃げろよと言いたくなるぜ。



お師匠からいただきました【知りたいバトン】

1.自分の本名を変えられるとしたらどんな名前がいいですか?
画数が多いのとか格好良いいんじゃないかと思ってみたんですけれども、漢字を書くのが非常に面倒くさいつついみずか漢字表記なので、本名よりも更に画数を少なくしたいです。
姓名合わせて二画、とか。

2.好きな芸能人は?
え、あ、うん、龍之介とか。
鑑みるに男女問わず、正統派美形が好きですね。
さくらいのあつしみたいに美形の顔立ちがオッサンかもすのとかたまらんです。
加賀まりこの若かりし頃がブームです←割とよくブームが一人で来ている。


3.信頼出来る友達はいますか?
ヌフハハハハハハ愚問だな!(ルル声で)
信頼出来ないというのなら、それは友では、無いッ!!(しつこいがルル声で)


4.憧れの人はいる?
……憧れという感情をうまく理解出来ない。


5.誰かに伝えたい事はありますか?
伝えたい事があって、伝えられるなら伝えているし、伝えてはいけない事だってあるだろう。
普通に素朴に疑問なのは「KRTTさんって、生きてる?」とか。モンハン行ったきり帰って来ない噂とかすごく笑った。


6.最近面白いと思った作品(本、映画など)を教えて下さい
しつこいようだがガンダムOOで。


7.一番楽しい時は何をしてる時ですか?
色々考えたんですけど

脳内からエンドルフィンとかどばどば出してランナーズハイみたいになっちゃってるAHAHAな状態が一番楽しいかな…て…

あとで数日間使い物にならないから楽しいのかなんなのか…


8.好きな人はどんな感じ?
その人の世界観が楽しい感じ?
ちゃんと人生楽しんでいる人とかかなあ。
要はヲタク万歳です。

9.あなたのストレス解消法は?
呪う。
うそ★
ヲタクる。
ヲタっ子おしゃべりして歌って騒いで食べて旅してヲタク行動一連で相当すっきり。

10.宝物持ってる?持ってない?ある人はどんなものが宝物か教えてください
教えません(ツン)。
べ、別にあなたのことが宝物だっていう訳じゃないんだからねっ!(デレ)

11.願いが1つ叶うなら何を叶えますか?
一個しか無いなら溜めちゃうタイプです。

12.幸せって何ですか?
一瞬訪れる奇跡。
食後とか。
割と毎食後! 奇跡の瞬間多い。

一瞬一瞬の積み重ねですよ。

13.ダイスキな友達は何人いますか?
カタカナ表記でダイスキな人はいません。
大好きな人は沢山います。
腹立つな、ダイスキってカタカナ。

14.このバトンを回してくれた人はどんな人?
師匠でありお姉さん。
こう……人が暴走する姿をニヤニヤしながら見ているイメージですけど、意外と本人も暴走しているよね…? なのにいつも「あれかっか、かっかがダメになっていってるよ」と言って貰ってます。
大切なツッコミ係です。
師匠がいないと困る。

15.恋とお金どっちを選ぶ?
どんなに恋をしていても食う物に困るのは無理なのでまず金。どっちを選ぶとかいう問題じゃないだろう。
とかいいつつ、割と他の人も書いてるけど……
ホント、二次元に恋している間って寝食忘れてても生きていけるのは何故なのかしら。



16.バトンをまわす5人を絶対に指名してください。アンカー禁止。
うーん最近私自身がネットで会話をしていないからどうやって回せばいいのか…

葉月(めぐ)ちゃんもらってもらえますかね…

上総さんもらってもらえますかね…



けっこう回ってるよなこれ。


2008年06月11日(水) Dear my friend

天国にいる友達へ。
年月を重ねる度に、あなたがいないのが辛くて苦しくなります。
私が歳を重ねる程、あなたとの思い出が、濃く蘇ります。
ごめんね。
ごめん。
何度も何度もあなたに謝ってしまう。
悲しすぎて、辛すぎて、でもただそれだけじゃなくて、謝らなきゃいけない事がたくさんありすぎて私は、気が狂いそうになった。
今でも鮮明に、最初にあなたの命が消えてしまった一報を受けた後、受け止めきれなくて涙目で学校を彷徨って、どうしていいのか分からなくて蹲っていた日を思い出す。
保健室のソファで、嘘だって信じたくて、母から通夜に行ったと聞いて、本当だって知って。
でも、数年間、現実だって受け止められてなかった。
長い間かけて、ああ、もう本当に、あなたはいないんだと、心に染みる。
お墓参りもさせてもらってない。
あなたの為に祈る場所を、私は与えてもらう資格も無い。
ずっと後悔している。
あなたが、大好きな、素晴らしい御母様を突然亡くしてしまって苦しんでいる時に、私は何も出来なかった。
すごく苦しんでいるのを知っていたのに、何も出来なかった。
私にとって、理想のように素晴らしい家族が、不慮の出来事でいきなり崩れた事を、私自身が受け止められなくて、当然あなたが受け止められないのに、私も一緒にどうしていいのか分からなくなった。
あなたが苦しんでいくのに、私は支えられなかった。
何も、出来なかった。
今でも、あの時何が出来ただろう、何か出来ただろうか、それを考える。
亡くなった後に、私が知らないところでもっと苦しんでいた事実を知った。
あなたは私に電話をたくさんしてくれていたけれども、私にはそれを打ち明けられない状態になっていたんだ。

中学時代に、消しゴムを貸して貰ったとか。
高校時代寮で、散々馬鹿な事して笑いまくったとか。
ちょっとした事で喧嘩した事とか。
散々、ライブ行きまくったとか。
一緒に、ヴァイオリンの試験や演奏会やった曲とか。

人が、亡くなってしまうと、身内がまず歯車が狂っていく。
御母様が亡くなった後のあなたがとても辛そうで、見ていられなかった。
神経熱で悩んでいたね。

私も、神経熱で寝込む度に「辛いね」て天国に向けて言う。

実は、あなたが亡くなってから、神経熱が出っぱなしになったんだ。
そのくらい、私にとって、あなたは大切な友達だったんだよ。
広島戻ってから「もしあなたがいたらなあ」と思って、立っていられなくなった。
私にとって、あなたがいたらなあ、と思っていても、それは私のエゴだから。
だから、あなたはどうか、天国で、ママと、幸せになって。


今年も、世の中で悲しい事件がありました。
あまりにもショックで、言葉が浮かびません。
世の中で、私だけが友人を亡くして悲しんでいる訳じゃないのは骨身に染みて分かっています。
でも、だからこそ……。


私はまだまだ、彼女の死を受け止めきれてないのでしょう。
そして、こんなにも辛いのは、私の中の後悔の念がいつまでもいつまでも、呪縛し続けるから。
未だに私は未熟過ぎて何も出来ないばかりだけれども、
生きて。
生きて幸せになって欲しかった。
でも、私には、もう何も出来ない。


2008年06月06日(金) 笑えない冗談だわ

ガソリン高くなってるなあ。
出来るだけ車に乗らないで生きてみよう&体調悪い時車乗れないの悪循環で車放置していたらあっと言う間にバッテリーがあがっていて車が動かなくなっていました。
バッテリー充電とついでのオイル交換で、笑えない冗談な値段になっちゃった。
「笑えない冗談だわ」
そんな時のマリナイスマイールです。
さっき、テレビ見ていたらベルギーで化石燃料の高騰による暴動の映像と共に、
「まさかね」(マリナの声で)
と思えるがんだむおーおーの曲が流れていて、最初本気で「まさかね」とマリナの声をあててぼんやり魚食っていたら、ほんまにがんだむの曲だった挙げ句の果て、魚取りに行く燃料が無いからストやるっつーニュースでした。
本気で笑えない冗談だわ(ポーズはorzなマリナイスマイール)。
おれがんだむ。
がんだむがんばる(カオス)。
がんだむの一期終わって随分経って、ぼんやり、あのしんどかった時期を思い出します。
ただ見てるだけの筈なのにどんだけ辛いの。
最初はみんなに見てよーと言っていたんですが、あれは体質的にドMしか最後まで耐えられないような気がしてきました。
二期がはじまるまではS的に生きておこう。ンッフフー♪



ようやく遙か八葉抄で約一名完落ちさせたのですが、
一番最後にした選択が、普通の恋愛ルートだった事を知った時
「私ってゲームでも恋愛に不向き……」
と愕然としました。
どうやら人に助けを求めたりしないと告白してくれないらしいぜ?
分かってはいるが、自分の身を滅ぼしてでも自分の中で解決したがるこの性格が邪魔をするー。
あと、ゲームキャラに対してこっちがツンったら負けのようです。
そんな私でも完落ちできるのが、犬従者です。
アハハ……アッハハハ……ハハハ(がくり)。
声が三木さんだから、いい…。


ここのところ生きているだけで精一杯の勢いで言葉を打ち込む時間が無いです。
やっぱさ、
モーツァルトってさ、
血管切れるよ。


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