世を忍ぶ仮の日記
DiaryINDEX|past|will
2005年01月31日(月) |
アルカイックスマイル |
戦国無双奈落制覇。最後に呂布が出てきて死ぬ程ビビった。死にかけた。 あいつからは逃げると勝てるんだ……(遠い目)。
ピロピロが就職活動と試験勉強両方に追われてとうとう笑い出したりします。 今日は、美味しいものでも食べようと母とピロと三人で中華料理を食べに行ったのですが、 お腹空きすぎたピロが何故かアルカイックスマイルを浮かべていました。 そんなおかしくなってしまったピロに向かって 「あんたの大学三年の今頃よりも私の大学三年の方が大変だったって自信あるもんね!」 とか威張る姉。 なんか間違ってるなー。しかも血反吐はく程踏ん張って(頑張るとはちょと違う)も一銭の得になったのかどうかってなってなさそーう。わーいアハハウフフアルカイックスマイル☆ 御飯食べながら、明日の学校は休めないのかいととぼけた母が訊ねたら 「休みたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!」 と店で絶叫していた。 一限なんだよね。可哀想に。 「お母さん留年したらごめんっつーか崖っぷち」 本気で崖っぷちに立ってる人間ってどうしてアルカイックスマイルを浮かべるのだろう。 しかし国公立大学って怖いなー。 結婚するならピロピロの大学の人と結婚したいと母に言ってみた。 いや、土台無理な話なのでわざと(女子大)。
また背後で「やすみたい…ていうかやすみたい…アハハやすみたいってばウフフ」と呟いている声が聞こえる。
現在土日休まず管理会社とバトっているので曜日感覚がおかしくなりそうです。 腹立ちすぎて眠れなかった精神的苦痛の損害賠償とか取れねえかなあ。 診断書書いてもらってさ。 日曜日は声はどうやらいつもの担当者より年上の人が出たのだが、今度もやっぱりインターネットに詳しくなくてと言い訳をするっていうか。 担当者が毎度「回答が出たらお電話しますので」と毎回電話してこなかった回答をイヤミとして返答してくださったのだが今まで担当者は一体何をしていたのかクエスチョン。 インターネットに詳しくないという今日の人は光ファイバーもADSLもスラスラ言えたので、こいつ案外インターネットやってんなーと思った。 お前なんか架空請求されちゃえ! という程度の低い呪いなどしない。 名前は押さえたので、五寸釘を用意する構えでいく。 何かある度に 「原因が分からないんですよね」 という言い訳をするのですが。 「原因を追及するべく動いてもらう為にこうしてお電話差し上げているのですが」という私の発言は間違ってますか。嫌みですか。正しいですか。私クレーマーですかそうですか。ふうん。 よその無線をちょっぱらってるのをママンがうっかりくっちゃべってやがって(怒髪天。3時間部屋に閉じこもって母と口聞かなかった) 「それって…いわゆる、違法じゃないですかぁ?」とまで言ったんですが。 おとーさん顧問弁護士呼んできてよそろそろ。 おとーさんには主として「娘に与えた精神的苦痛」部分を訴えたい。
悪用しなければ確か違法では無いと、信じたいです。 お願いだロックかけないでくれ……(←お借りさせていただいている電波の主様)。 ピロが「今ロックかけられたら死ぬ!」と叫んでいた就職活動盛り。 あたいは、携帯電話に登録しているメモリーを移動させずに携帯電話を利用し、あまつさえ変顔写真を送りつけて額に呪怨と文字を書いた加工まで施して送信し、「あんたの白目に敵う白目って見たことないよね、ほんと凄い」と誉められた(いや貶されている)程度なので、更新止まったら、管理会社がチクってロックかけさせて私達に苦痛を与えているのだと考えて下さい。
あーゆー中間管理の会社ってどーやったらつぶせるかねー、などと私の頭が闇で支配される前に動いた方がいいぞー。 一応大手管理会社と知り合いだーしーなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!(ハッタリかましてないとやってらんない)。
2005年01月29日(土) |
お・・・お!(嘆き) |
週刊太極宮、厨子王(京極なっつぃー)が「明日(金曜日)はレニングラードバレエを観に行ってきます」て! 金曜日にすれば良かった! 眠りもいいけど海賊も観たかったんだよああああああ。 海賊は、「パイレーツ」とかいう題名に変えたら意外と今だけブームにならないだろうか。 ならないか。 あーそうですか。
母が五月蠅くて鬱が逆に悪化しましてん。 ほとんどの時間を布団で過ごした。 あーあ。
2005年01月28日(金) |
身近なところからボランティア |
新潟中越地震の募金もスマトラ島沖地震への募金にも、大枚をはたいて募金することが出来ないでいます。 身近なところからボランティアをしよう。 というわけで、昨日の夜、頭がおかしくなっていたピロのレポートのキーパンチャーをしました。 1日で終わらせました。 私のパソコンのショートカットキーがおかしいです。 脂質検出試薬=オルシノール試薬、インフォマティクスの手法、ウマ赤血球膜、エバポレーター、オルシノールの染色パターン、カルチャーチューブ、キャピラリーピペット、クロロホルム/メタノール/水、検出試薬=オルシノール試薬、コマゴメピペット。酸性糖脂質画分、シアリダーゼ処理前の下層、スポットするレーン、赤血球膜脂質成分解析、槽。「あ」から「そ」まであいうえお順でショートカットキーを押すとこんな単語が出てきますが、内容がサッパリ分かりません。 化学で必要なのはその実験の過程ではなく考察であるから、そこまでの作業をボランティアでやってみた。 単にキーパンチャーという作業が好きなのもありありにある。 私にしては遅い作業であったのだが、妹は「そんなに早く終わらせなくても…」と吃驚された。 次の仕事寄こせー!(キーパンチャー大好き)。
今日の主な仕事はガチバトルです。 管理会社がね、「一週間以内に連絡します」と3回言っているんだけどその度にかからない電話に「どういうことですか」と問い合わせては折り返しかけますでかからなくてブチ切れたピロピロが、「お姉ちゃん、あっしナメられとるけえ、お姉ちゃんが電話して」とガチバト大好きな私にバトンタッチしたのです。 よもやまさか、顧客をナメるなんてそんな仕事する人がいるなんて思わないから最初こそ普通に相手していたのですが。 私達は、インターネット回線の件で相談を再三していたのですね。 それにもかかわらず、「ボク、インターネットに疎くて」という管理会社の担当者。理由はオーナーと連絡が取れなくてというのですが、一週間以内に電話すると言うなれば、一週間以内に連絡が取れなくても連絡をするなり、インターネットに対して多少の知識をつけているのは当然ではないのでしょうか。 一度目は「一週間以内に連絡が無かったのはどうしてですか」というチョロイカードを提示して謝らせました。でもそれ、言葉だけなのが声からにじみ出ているので、怒りを倍増させるだけですよ(にこり)。 次に「ボク、インターネットに詳しくないのですが、多分お金はそちら持ちになると思うのですが」と言われ、「値段と相談したいのでご報告下さい」というと「それでは話が進まないですね」とか言うので「……進める方向でお願いします」と言いました。 私、間違ってますか。 で。 私は私なりに回線の不都合がどこにあるのかきちんと突き止めてそれを説明しまくったのですが「詳しくなくて〜」と再三言われ、「そちらでやっていただけますか?」と言われたので 「…………‥‥・・・・・・・・・・・・・・・・・・わたくしが、これ以上、ですか?」 と問いかけましたが私間違ってますか。 あまりの態度にいい加減 「そちらがあまりそのような態度をとられるようでしたら、こちらとしても、家賃を払っている者と相談せざるを得ないのですがよろしいですか」 という切り札を出しました。 相当沈黙の後「親御さんです、よ、ね…?」と弱気の声で言われたので、 「そういう言い方も出来ますが」 と答えておきました。 うちの父は上の人を呼び出す性癖があり、更に大暴れする傾向があるので、私なりの優しさです。 クビになりたくないならば、お金を払っている人間を呼び出さない方がいいよ、と。 「ええと、なんというものでしたっけ? ええと、えー、えす…?」 「えー でぃー えす える です(怒)」 こんな人だったので、最終的に 「埒があかないので即刻インターネットに詳しい人に変わって下さい」 と言うと、「今いなくて〜」とか言われた。 インターネットに詳しくないなら、電話かけられる前にインターネットの勉強しとけ。今時ADSLの単語知らない人にも吃驚した。 電話を切ってから、Kに 「今の電話で私の怒りはどのくらい伝わった!?」 と確認してみたら、伝わっていそうだ、と答えてもらって一安心。 怒りは伝わったらしく、1時間後に「NTTに電話しました。近日中にセ○ムの者を」と電話がありました。 インターネットに詳しくなくても、これだけ(30分)インターネットに対してどれだけ困っているのか懇切丁寧慇懃無礼に説明したのだから、やれば出来るじゃんっていうかこっちが怒る前にやれよ! ピロに今日の出来事を説明したら、本気でキレた。 いくらなんでもピロが小娘だからってナメすぎたよ、管理会社の担当者。 金払ってる人間に上告しなかっただけ首の皮一枚繋がったと思ってくれ。
ところで、昔怒りまくった○塚家具が利益10%減ですって。 まだまだ気は晴れません。あれだけ大手でも呪い足りないわ。
電話も終えて練習にも飽きて散歩兼椎名直江とデート。きっと今の私達は5巻以前の…(自粛)。 「この間偶然見上げたら、カッカの職場があったんですよー!」 「えー! 今度遊びに来てよー!」 ……ヲタ二人が集まってそんな会話で終わる訳無いですね、ハイ。 バレてるだろうから省くよ、もう……(←恥ずかしいのだ)。 ケチョりすぎた。
2005年01月27日(木) |
呻き声も出ないよママン |
そろそろ診断書が出るかもしれぬこのクライシス。 大丈夫だ今より全然悪い大学時代を診断書抜きで生き延びたっていうか単位余分に貰って卒業したんだオッケーオッケー診断書がなんぼのもんだ。 ぜったいだいじょうぶ。 なーんてカードちゃぷたーみたいなことを、ブツブツ言うとやっぱり大丈夫じゃない人みたいになるなあと途方に呉れながら家に着いたら。 おかんが居た。 「あんたなんなんよ明日来るって行ったじゃん私ゃ勝手に明日あんたと外で食べる予定にして何食べようかとか考えとったのに何よ!?」 発狂してるんだからそっとしておいてほしい。 「それよりあんた、明日豚汁したいけえ肉とか野菜とかヨロシク☆」 ……死にたい。
三姉妹エコーで 「あーもーやってらんない」が聞こえてきます。 国公立は試験が遅いのサ。
意外と鬱が長いのに慣れてないんです。鬱る前に発狂して発散して終わるもんなー。発散の暁には大層御迷惑をおかけし…(遠い目)。
背後に妹が来たので今日もこれにて終了……ええ加減にせえや管理会社。
2005年01月26日(水) |
再起動再起動そしてまた再起動 |
現在パソコンが予備電源のみで作動しているというので妹のを借りてます。 なんでいちいちパソコン関係がひもじいのだろう。 サイトアップしようとすると、5回は再起動です。 といいますか。 「コマンド+N」(←林檎コマンド)が出来ないHP作成ソフト。新しいページを作るなということなのか? 意地になって「別名で保存」の手口を使いました。 アップしてみて、1日の旅の記録にしちゃ長すぎるな、と自分が気持ち悪くなりました。1日分を書くのに3日かかった。それでも書ききって無い感が否めない。 バリは本当に大好きです。 長くて読みづらいとは思いますが、感想が頂けると嬉しい。
画像をアップしたいのだが、多分それってドリームだと思うんだボク。
レニングラード国立バレエ団の「眠りの森の美女」を観て、感想をアップしようと思ったのだが、これが全くHP作成ソフトの所為で滞っている。 ガオー! とりあえずアップデート版の申し込みをしておいてみた。 でも届くの遅くなりそうだし…使いこなすまでに時間かかるし……(遠い目)。 とうとう「つっつくだけで落ちちゃう」状態まで陥りました。 踏ん張ってみます。 ぐぅ……。
とりあえず「バレエっ子コスプレ」ぽい格好(髪の毛後ろでしばっただけとか言うな!)をして観劇しに行った。 リフト出来る体重ではあるけれども足のたるみとかどうしようも無いな。 リフト出来る体重制限は46キログラムです。 筋肉で46キロだバカ!>自分。
くそーふざけんな誰でもいいからオレを助けろ。
と本気で思ったら、少し楽になった。 誰でもいいらしい。
最近椎名・直江・透子さんに甘えまくって甘やかすとつけあがるんだぞと思いつつ甘やかされて育ってそんなダメな自分に落ち込みつつ、それでもはい上がろうと唸っている毎日。 心より体が心の風邪にかかっているって意味不明な情況になって長いので、はやめに心の風邪こと冬季鬱を治すべく「これ以上アドバイスする事は無い」と言われるくらいに自己ケアをしているのだが、そんな完璧な鬱ケアを自分に施してやってんのに治りゃしねえのヲイ。 で、挙げ句の果てに第六感がイヤな勘をよこしたその時にまんまと親から電話がかかってくる。 あれですねー、もう年もありますからねー。実家帰って来いよコールが……。 命ゲージが既に赤なのに50のダメージ受けた。 はい上がるのに時間かかるぜよこれは……。
ピコ1ちゃんへ。 わし、ソーシャルネットワーキングやる時間が今無いっていうか、メールで書いた通りネットに繋いでいられない状態が長く続いているっていうのもあるんだけど、 何より本名でインターネットするのがイヤだっていうかきっと君の信用を裏切るような事しかしやしねえ悪行三昧の自分がいるのですが、ソーシャルネットワーキングで友達紹介してその友達が大暴れしたら君の信用も台無しになったりしないのか大層不安なのだが大丈夫なのかね、私みたいなのを招待しても。 暴れる自信だけは大層あるぜよ。<要らん、そんな自信。
2005年01月21日(金) |
いやなんです、あなたがいってしまうのが |
いやなんです、あなた(お金)がいってしまうのが。 タマネギを切って涙を流しながら、いやなんです、とひたすら念じた。 久しぶりに外出をしたりする過程で自分の何か(金)を過信し「お金があるって素晴らしい」とボカスカ趣味に任せて浪費していたらあっという間にお財布から何も無くなっていて愕然とした。 おかしい。 私は今日、アガットのピンキーリングを買う予定だったのだ。ピンキーリングのみ、自分で買う指輪だと思っている。 とりあえず目星をつけておいて、逡巡している間に一年くらいあっという間に過ぎる私ののろまさもいい加減分かっているので、気にしてなんかない。 CDを3枚買って保湿美容液を買って紅茶買ってパン買って……。 トラップは仕掛けられていたのだ。 電気代。 電気代は生活費だから大丈夫だ…うん……余裕さ……(遠い目)。
色々書きたい事があった気がするのです。 ただ、今妹に追い出されそうになっています。 誰か助けて下さい。 誰かっていうか管理会社。 自室に引きこもらないと何も書けないのよ!
辛くなったら自閉症の症状が出てしまうというのは凄く不思議がられた。 今日は壁に頭を叩きつける動きが止まらなかったのでさりげなくおでこが痛い。 他にも何かの恐ろしい発作で 「文句は言わせん! 黙って私についてこい!」 と叫んだ。 自分で自分を末期だと思った。 ところでどうしても鋼の7巻が出てこないのだが、どこに消えたのでしょうね。
ギャー! 追い出されちゃうヨー!
BGMがKの中国語講座です。発音だけはKより良いと自負している(意味は全く分からない)。
先日、水漏れを発見し、怒り狂って管理会社に電話したものの、管理会社が直接直しにくる訳では無く委託された工事する会社の人がくる訳で八つ当たりが出来ない。 「すいません、本日お伺いする予定だったんですが、前の工事が長引いて…」 「はあ」 「それが、トイレの配水管なんですけど、あの、臭い…んですよね。遅れるかもしれないんですが」 「はあ頑張って下さい」 「とりあえず無理かどうかもう少し頑張ってみてそれからまた電話します」 来るな。 腹の底にしまった思いを「頑張って下さい。こちらは大丈夫ですので」という言葉に込めて電話口に念を込めたら「やっぱり無理っぽいです」て電話が来た。 思いは込めれば通じるんだ!(ちょっと違う) 次の日。 ピロもKも揃って寝坊する中私一人が妙に早起きをしてしまい、待機していたらよりにもよって丁度お客様が直しにいらした時に限って「寝坊したっ!」とか部屋から飛び出してくる阿呆<K。 「なんか変なのがいますが気にしないで下さい」 言ってみたのだが気になってしまったらしく狭い拙宅で迷子になりかけていた。マジで狭いのに。 Kは水道止められた状態で家を出て行きました。 女として終わってる。 ツッコミの難しいボケはさておき、はやく終わったので渋谷までハウルの尻を拝みに行く。 ・ハウルは好きですけど声はやっぱり嫌いです。とかいうと周囲から怒られるかなあ。 声優というのは声で表現するものだからどうしても制限が多い故に逆に声だけの力量が問われるわけで。 例えば魔法使いなのだから決め台詞というのが必ず存在するのだがそれが耳に残らないのは寂しい話では無いか。「行きなさい」に命込めて欲しかったナー。 でも「美しくなければ生きていたって意味が無いじゃないか」が相当耳に残ったっていうか大層お気に召したようです、わたくし。 映画館出てからずっと「美しくなければ!」と言い続けてましたっけ。 蒼生さんにYAMAHA渋谷店に付き合ってもらうも、全く品揃えが気にくわない。 正直、4万円分くらい買う腹を括って(2万で抑えるかなーと我慢しながら)行ったのに1200円ってどうしたものやら。気が付いたら手に取ってしまっていたヴォカリーズを腹が立ったので思わず本棚に収め直した。 その後御飯食べに行く。 体が温まってきてはじめて 「いちにち御飯を食べないと本気で体冷えるんだな、冬」 と、足先がほかほかして実感した。 家に人が入るのが苦手だから妙に早起きしたり御飯食べ忘れたりしちゃうんだ。 ドリンクメニューに「ハウルの動く尻」というのがあったので2杯飲む。 嘘でもなければタイピングミスでもなく【ハウルの動く尻】です。魔法のドリンクらしい。
のべ20回は美しくなければ生きていたって意味がないと言っていた気がする。一日に。多いよ。 でもほんのり気持ちは分かるんだ。 今ちょっと溶けているんだ……←逃げ腰。まずは部屋を掃除しよう。
Kの部屋はとても集中できたものじゃないので日記が書けない。
朝、目が覚めて布団から出る前から、彼の事が頭から離れないの。 これって恋かしら? それは内野(下の名前忘れましたよ最悪です)。 月9観て、その本格的陽性変態っぷりが頭から離れません。 そして札幌の友人にメールを送った。 矢張り、まんまと内野変態にハマッていた。 お互いひとしきりケチョ(どうして私は愛=ケチョなのだろう)しきったところで、彼女があまりにも内野情報に長けていた為思わず 「お前実はヲタクだったのか!」 とメールを叩きつけたら 「え? 今頃知ったの? 私の場合はヲタクっていうより一度ハマッたらとことん調べ尽くさないと気が済まない、マニアタイプだね、うん」 と飄々とした返信がきた。 「こう…隠れヲタクを生きる私には貴女が眩しいです…隠れヲタクは辛いんです」 カッカ激白。 彼女はその昔ダブルキャストで祐一郎と内野のトート閣下をやっていた頃、「体調悪くってサー」と高いチケットを放り出して行かなかったくせに、ライターさんに「行かないのにそういう事は言っちゃ駄目です、行った人だけが言っていいの、そういうのは!」と叱咤(怒られたのは何故か私)されたというくらいナメてた癖に「私、前テレビで脇役だった頃から目を付けてたんだよねー」とかヌカしてます。 「今まで内野さんは普通の人、もしくは陰性変態だと思っていたのが今回のドラマで陽性変態がとても似合うという事が判明してしまってドキがムネムネするくらいだどうしよう」 陽性変態という単語を広めたいのか。 一番イヤな、真実を突いていそうなのは、 私は陽性変態が好きなのかもしれない、という真実かもしれない事である。 どうしよう私、10年以上好みのタイプが変わってない!? そんなのは、イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!! 10年来、オヤジスキーというのも変わっていないしな……(遠い目)。 こないだ母親が 「そうね、40才以上の人をターゲットにお見合い相手探しておくね☆」 とか宣いました。 親にもバレててどうしたら良いんですか。 イヤですよ陽性変態のオヤジと結婚……。 あ、いい か も……。 違う違う違う違う違う!!! 自分を見失うな! 40代で「優しくて穏やかでお金持ちが良いんだ! あ、それも何か見失って…いないよ。
ここで書けないくらい散々な暴言を色んな人に吐いていたのだが、きっと携帯電話のメール着信音をブラックメールの音にしたからだと信じて疑わない。
母と電話していたらひょんなことから社会適応性の話になった。 「お父さんって社会適応性無いよね(あとちょっとで定年)」 「ホンマよー」 「同意してるあんたもなお母さん」 「えー? そうかね? そお?」 「うん」 「でも叔父さん(父の弟)の方が更に激しく適応性無いよね。大丈夫かって無理だよね。こないだ叔父さん見たけど外でもオレ様モードだったよあの人大丈夫かね」 「大丈夫じゃないねえ」 「お父さんの方がまだマシ? ワシとオレとオレ様とボクと私を使い分けられるもんね」 「え? そおなん。知らんかったー。わしか、オレ様モードの時しか知らん」 「ヲイ…」 「だって家じゃいっつもそうじゃもん」 「あー……そうですねー……」 「ホンマ、バカよう」 「とかいうあなたもバカですよお母さん。しかもあんたの血筋んとこのバカはバカ丸出しでバカのボルトを締めようともせずバカをどこかで穴埋めしようとネジをしめようともせずバカ垂れ流しじゃないですか一家揃って。なんなのあれ。おかしいんだけど。結婚相手もヌケまくって(←やや誉めてる。親族の集まりとか大好き)」 「えー。うちとこの血はバカはバカなりにひっそりと生きていくもん。社会に適応しようとかしゃしゃり出たりとかないもん。バカじゃけど大人しくしとるよ。ちゃんと社会適応性無い自覚あるもん」 「…………そうですかー(さっき私に問うてませんでしたか)………」 「ん? なんなん? あ、月9がはじまったんか。じゃあねー!(プチッ)」 バカとバカの間に生まれた真性のバカだが、攻撃的バカと天然系バカの間に生まれているので、血を薄める為に結婚相手は賢くて優しい人じゃないと社会悪を生む。 いやあ、もう充分てめえが社会悪だよ自分ー。 社会適応性の無さは育ちの悪さとかだと思う心の底から。 小学生の子供に 「学校の先生の言う事なんて聞くな」 て両親揃って言いました。
大学入った時に教員免許取ろうか迷った時、自分の今までの学校での乱行を思い出して、 「あんなん(自分)がいたらイヤやなあ」 と思い、即座にやめました。 子供の頃親の言う事真に受けて、学校の先生の言う事なんて聞きませんでしたの。 と口調を変えてみたって無駄だ。
最終的に会話の方向をねじまげて電話を切らせる方向で、母をご機嫌良く開放してあげてから(散々説教したのだ)ピロと二人で月9を観る。 お・・・お! なんだこのまばゆいばかりに光り輝く変人は! 内野さんが変態になってる。今まで二枚目で時代劇とかやってきた人が…! 変態が似合う! テレビからはみだしてる変態オーラ。 たまらん。
夜遅くに父が盗聴でもしたのか電波拾ったのか電話をかけてきて、延々ピロに社会とは、会社とは何かというのを語っていたらしい。 ごめんお父さん。電波の周波数が微妙に違ってるよ姉妹だから似通った電波周波数だろうけど、ピロは私と母の電話の最中ずっとテレビに夢中だったんだ。 ピロが電話してる間ずっと『24』観てたら具合悪くなってきた。
食べ物に好き嫌いの無い私ですから言葉や思想などにもあまり好き嫌いというのも御座いません。 けれどもカチンとくるヤツがあるってぇのも事実なのです。 「やってみないと分からないじゃない」 ていうのがイヤー。 上記のような言葉を使う割に何も考えずにやってみるから更にイヤー。考えてから行動しろ。そのうえでまだ分からないかゥオラ! 中学校の同級生が上記の事を言ったので 「てめえこのやろーふざけんな次に電話する時は自分で自分が成功したと思ったら電話かけてこいそれまでかけてくんな」 と言ったら以来電話がかかってきません。 絶縁ってあっけないねー。 現在何をそんな過去の事を思い出してしまったかとそれは妹Kのバカの事であります隊長。 「行ってみないと分からないじゃない」 学校で中国語を1年やっただけで中国行く神経が分かりません先生。 中国文化に興味を持って中国の歴史をきちんとふまえた上で行け。 「答が出ないものが嫌いだから理系に行きました」 とかいう理由だけで理系を選んだ理1の人間、自分は元来文系に違いないとか言うんだが、単なるバカだバカだバカだ。 親の世代は私達よりもアジアの中の日本の位置づけを身をもって知っているので、中国に行くのはどうなのかと渋るのですが、歴史を全く知らないKは反対される理由が分からないらしい。 一旦、加害者は直ぐに忘れてしまうけれども被害者は傷を絶対に忘れないというのを「身をもって」しらせてやろうかと思ったりするっていうか子供の頃いじめたよーな気もするけど忘れたよ加害者な姉がいるけれどもバカな一家だ、教えてあげても応用できないの。 「私は親じゃないから死んでほしくないとは全然思わない。死ぬ覚悟があるんなら行けばいいよ」
よく「情が無い」と言われます。 でも「地震が怖いよ死にたくないよ怖い怖い」と地震が怖くて眠れないような人が適当な情報だけを鵜呑みにして海外に行くっていう神経がよく分かんない。 そのうちイラク行くんじゃないか、K。 地震はなさそうだもんね。
イソフラボーンを摂取しまくっているが効果の程はあるのか否かサッパリ分からないのだ。 思考回路が纏まらないのにタラタラ書いて文章繋がらなくなっている状態を日記といってもいいのか否、と思って題名に雑記と書いたのだが、じゃあ日記の題名を変えてしまえよ、などという声が聞こえてきたのだが知らん振りをさせていただく。
・ハヤシライスの思い出 こないだハヤシライスを作っていたら唐突に、一人暮らしではじめてカビらせたものがハヤシライスであることを思い出して大興奮してピロに「お姉ちゃんね、高校一年生の時にハヤシライスをカビらせたの☆」と食事前に嬉しげに語ったらすんげーイヤそうな顔をしながらピロが「何色?」と聞いてきた。 応えは青。 高校一年生でビッシリ黴がはえてる恐ろしいハヤシライスだったものを見るとけっこうインパクトが強かったのだが、部屋に黴をはやした(黒黴)ピロの反応たるや流石黴に強いと妙に感心した。
・土鍋 今日はキムチ鍋だったのだ。二人で4人用土鍋に入りきらんばかりに具材を投入し食べ尽くし挙げ句雑炊を食らって満足してしまい、Kの為のキムチ鍋を作ろうと残りの具を放り込んだまま1時間放置していたが、蓋のお陰か焦げなかった。 土鍋ってすげえと思った。
・声に出して言ってみる ストレスが溜まっている今日この頃のわたくし、敢えてわざわざ検索までして、読まないようにしていた他人様の御日記に対して 「ウザイキモイキショイ」 と念仏のように唱えたらちょっとすっきりした。 私のサイトにもそういうマジな念仏が唱えられていたらちょっと嬉しい。 そもそも一度は自分で自分のサイトに念仏唱えてます。 自虐が好きなのだ。 でもそろそろ自虐はやめたいと本気で思って4年目。だいぶ自虐しなくなったら辛くなったので自虐すると元気になるかと今気が付いた。
明日から心でいっしょけんめに自虐します。イエイ。
いつから起きているのか覚えていないが確か今日この日がはじまった頃から起きている気がする。 というのも前日廃人になってピクリとも動けなくなり、主として動いたのが ・水分補給 ・布団がよじれたのを直す ・寝返り 程度だったのだ。 ここのところ調子が悪い悪いと思っていたがとうとうどん底まで落ちた。 で、前日眠りすぎて挙げ句の果てに多めに薬を飲んだら少し気分が良くなって(よい子悪い子真似しないように)動き始めて真夜中に風呂釜ジャ○など掃除をはじめて社会が動き始めた頃に外に出て郵便局に行ってそれから銀行に行って 「ジュンク堂のビニール袋に入った文庫本がATMにありませんでしたか」 と訊ねて見事玉砕してそのまま本屋に行って八百屋行ったら重たくなったので一度家に帰ってから図書館に行ったらまたしても重たくなったので再度家に帰ってから食材を再び買い出した。 明日は雪になるかもしれないのでまた籠もるのだ。 帰って大根の煮物をせっせせっせとダシを取るところ大根を下ゆでするところからムキになってはじめてしまって昼過ぎ。 新しい携帯電話が届きましたともさー! データの入れ替えはまだやっていないので、来たメールに返信することしか出来ません。 三姉妹揃って携帯電話が届いたので散々遊び倒す。 2時間くらい色んなところでピコピョコ鳴っていた。
夕方くらいには頭が本格的におかしくなって 「にゃんにゃんにゃーんにゃ〜んにゃんにゃ〜ん」 としか言えなくなる。 最近弾いてるのはリスト超絶技巧練習曲マゼッパとシューマンの子供の情景なのだが子供の情景といえばドイツ語で題名が書かれていて、綺麗な日本語訳がいつもCDなどには書かれているのだけれども一つ一つの単語はどうなんだろうと辞書で引いてメモしていったら大変危険なことになる。 「つかまえるおとこ」 なんだそりゃ。 トロイメライは「夢想」と訳すのが一番好きです。アハハウフフな感じがして。
大根の煮物に突然ゆで卵入れて「煮卵入り★」とかやるくらいには壊れてます。 卵の殻の壊し方に自分の精神の壊れ方が出ていると思ったがここでは書けません。 いつまで起きていられるかちら。
あいかわらず太宰とBTにまみれた日々で体が動かないので家から出られない日々を続けておりますが、せめて家で出来る事を何かしておこうと電話機を取って家のインターネット状況はこれからどうなるのか管理会社に問い合わせたら「担当の者に折り返し電話させます」と言ったきりかかってきません。そして次の日の今日、着信の無さに怒って再度電話したら今度は管理会社が電話に出ませんでした。
管理会社が倒産してたら家賃払わなくていいのかしら。
大手ですよね……。大きな会社だからおおざっぱなのかしら。 感情が動きにくいので分からないわ。
脳内が「ウザい」とか「消えろ」とかしか考えてません。 稼ぐか消えるかどちらか一つ。 あー、妹ってなんでこんなにウザいの>K。
かれこれもう数え切れない日数を更新せず(出来ず)にいる拙サイトにランキングネットからメールが来たが、こんなヘボサイト、読んだらヘボだと分かるだろうに、読んでないのにメールを出すとはいかなる出来事かと訝しんでいる。あれはなんだ、金を取る気か。こちとら鐚一文無い貧乏人なのでむしり取るようなこと考えても無駄ですよ。 今日中にとりあえずバックアップでも取って、いつパソコンが駄目になっても次に向かって走り出せる準備はしておくか……。
家に籠もって殺意だけ飛ばしていても仕方が無いのだが夜まで家から出られずに夜に椎名さんと会いました。 駅で間違えて違う人に声をかけた事実は本当は抹消したいんですが、罰として書いた。 ド○ールで延々ミラヲタトークを濃く飛ばしてしまったことは本当は抹消したいなと思うのだが、罰として書いてみた。 多分私と椎名さん二人でしゃべってるんだから書かなくてもおおかた想像がつくだろうに……。
鬼のようにCDを拷問のような品数と品揃えで渡しておいたので、後に椎名さんが発狂したら半分くらいそのCDの所為かもしらん(私の所為じゃないとあらかじめ書いておく)。 消滅系CDをこれからもっと探そうと思うと心がウキウキしてくるのであった。 空に月が無い。
2005年01月09日(日) |
深夜テレビってすげえ |
一日中眠って微妙に覚醒してる時もBTの69かけながら太宰読んでるそんな一日を満喫しようってそれがダラダラと長引いて出られなくなっているとある夜。 テレビを観てたら。 直江社長が葬儀屋社長で会社の名前がサンクチュアリですって27才。なんのネタだ。 即刻テレビを消そうと思ったのだがちょっとした自分への拷問として垂れ流してみた。
耐えられなかった……。
凄いのは直江社長の黒いスーツに黄色いネクタイというセンスだ。ドクターコパの影響なのだろうか。
実家に帰って絶対に太った。 限度体重越えているので非常に気持ち悪い。 今まで逆に痩せたら体調崩すくらいに痩せてしまっていた私は一体何処へ消えたのだろう。 それというのも全て牛肉。 牛肉の仕業なのだ。 「当分粗食で良い」 と言わせるまで、親はフォアグラを作るかのように食べさせ続けたパパン、ママン。 私を食べる気ですか。 大晦日ケーキと牡蠣1キロ、元旦お節、次の日すき焼き3日牛肉バターソテー4日バーベキュー。 どれもこれも、100グラムが1000円以下のお肉なんて買いませんな父親から与えられた牛肉と1瓶5000円の牡蠣。 これで太らない人はすげえ。 バターソテーの塩加減で親が大げんかしていて「塩加減がきついのと無いのをサンドイッチにして食べえ」と母。キレかけた父に「じゃあ間にガーリックを挟めばいいよ」と言ったら 「天才だ! お前は天才だ!」 と真剣に誉められたが、そんなもん嬉しくない。
父曰く。 最近は第二夫人とよく喧嘩になりかけるらしく、第三夫人に移行中。 去年の正月を第三夫人の実家で過ごしたってはじめて聞いたよオージーザス。 家族ぐるみのお付き合いでしたか。
実家に帰って、アルバムを開いてみた。 何も無かった。 というのも両親共にめんどくさがり屋なのか、幼稚園で配られるアルバムに写真を貼り付けるという作業を行っていないのだ。 仕方が無いので散らばっている写真をパラパラとピロと一緒にめくる。 自分で自分の見分けがつかない。 黒くて可愛くないの→自分 白くて可愛いの→ピロ。 だいたいこんな分け方で見分けた。 生まれてから相当周囲の愛をお腹一杯受けて育ったのだが、 「この世で一番私が可愛い」と思えるくらいに可愛いのうと言われて育っている人間なんて 所詮ぜんっっっっっぜん可愛くねえと自分に言いたい。
せめてカメラが向いている時くらい制止しろ。(大抵どこかに向かっている写真)。 親子写真とか、親がキレる寸前の顔してんのに知らん顔して動いているの丸見えだったもの。
本棚を漁っていて、榊原志保美があったので安堵した。 売ってなかった……! 他にも「これ、意外と読んでたのね」という本が仰山出てきたな。
親が勝手に片付けていたので血の気が引く。 あー……ホ○本とか平気でごっそりクローゼットの中に……。
とよしまさんが死んだ。 訃報は丁度母が車を運転している時に、父に伝えた。 私は最初、とよしまさんが誰か分からなかった。 「とよしまは、お前の演奏を、ほとんど聴いている人だ」 父は言う。 「体が悪いならはやく言ってくれれば良かったのに。そうすれば、助けられたのに」 どうやったら医師でない父が助けられるのか。 父にも分からなかっただろう。 けれども、しばらく縁が途絶えていた友の死に、思わず助けられなかった悔恨が出ていた。 縁は容易く途絶え、死は直ぐ傍にある。 「とよしまとは生年月日が全部一緒なんだ。とても、とても悲しい」 父は急いで喪服に着替えて通夜に出かけ、葬儀に出席して大事な仕事の接待をそれはもう盛大に忘れていた。地元ローカルテレビに関連者が出ていたので、微妙な違和感をおぼえたのだが、矢張り父が出ないのはヤバかったようだ。 父は嘆きつつ肉を焼いていた。
テーブルの上にとよしまさんの両親からのお礼状があった。 なにげなく触れると、暑いくらいに暖められた部屋の中でそれだけが恐ろしくひんやり冷たかった。 最初はご両親の悲しみか、父の悲しみがひんやりとさせるのかと思わず手を引いたのだが、ピアノを触っていて、ふと、私も悲しかったのだと気が付いた。 とよしまさんの顔は思い出せない。 でもとよしまさんは、私がピアノをはじめたての頃から、歓楽街でドサまわりをして弾いていた頃、リサイタルをした時まで全部、下手な演奏なのにきちんと誠実に聞いて、必ず役に立つアドバイスと、下手なりに何処かに必ず長所を見つけてくれていた。 とよしまさんはドラマーだった。 とよしまさんの演奏を聴いた事は、たくさんは無い。 いつも生真面目なとよしまさんが、ドラムのソロになると唐突に激しく演奏をしたのを思い出す。 彼は自分にも厳しく他人にも厳しい人だった。 子供の私がドラムの良さも分からずにドラムをやってみたいと言ったら 「まずはテンポをきちんと刻めるように、歩くテンポを絶対に一定に刻めるように歩くことからはじめるといい」 とアドバイスをした。 たまに思い出して歩くけれども、必ず崩れてしまう。
とよしまさんには、絶対音感ならぬ、絶対リズム感があった。 まるでメトロノームのように、機械のメトロノームのように、1つメモリがずれたらきちんと分かる。 それでも、私にそれを指摘することは無い。 彼は、誠実で生真面目な人だった。 私は縁が薄く、葬儀にも行けなかった。 とよしまさんと私は、そのくらいの縁ではあった。 けれども、ピアノを弾いているととても悲しくなる。
自慢だが吝嗇家だ。 札を握っている方が落ち着く。 定価で買うのは嫌い。 赤札が大好きだ。 赤札だろうが、品質の悪いものを買うのは許せない。 結局、ニット1枚で終わったバーゲン。 お洒落に気を遣う方では無いが、見た目が醜悪、もしくは人目を気にせず「私はこれでいい」だとか「興味ない」と醜悪な姿を晒すのは、周りに失礼である。 化粧して服装もきちんとしなければ相手に失礼だ、というしつけを受けて育った。 興味が無くともきちんとした格好をするのが、礼儀である。 興味が無いからやらない、では許されない。 葬式の席で赤い服を、結婚式で白いドレスを着るのと同じように、人に会う際不具合な格好をするのは、相手に対して敬意を払っていない失礼な人間である。 最低限の化粧をしてから出るべきところに出ろ。 若い内は好きな格好をするのもいいだろう。 自分の年齢を忘れて阿呆な格好をしているのは、むしろ犯罪。 自分の年齢に合う格好をこれから考えていかねばならない、それが少しもの悲しい。
母と宝石特集雑誌を見ていて、私の目にとまったのはたった一つ、 6百万以上する真珠のネックレスであった。 これは私には似合わない。
母に、ヘルメスのケリーをぐっしゃんぐっしゃんにたたきつぶすように使ってくれと頼み込む。 ブランド物は人を選ぶ。 そして、使い古してこその品だ。 なんの為に頑丈に作ってあるんだ潰してしまえ鞄!
私は痴呆という言葉が嫌いではない。 全く差別してないかというとそれは違ってくるのだろうが、痴呆は長生きすれば必ずやってくるものであり、生まれてこのかた「てめえ絶対全部覚えてんのか」てサヴァンじゃないので大概の出来事は忘れている。 私も痴呆だ。 実家参りで祖父が私の名前を忘れており、祖母は今年、割と健常に近く見えた。 去年は祖父が健常に近く見え、祖母は自転車のかごに入っていた150円のチョコレートが青年によって盗まれたのだと大弁舌をかましていたので、私の名前が消えていた以外は今年がとても平穏に見え、平穏がとても嬉しかった。 私の存在が祖父から消えるよりも平穏の方が嬉しい。何故ならば私が消えた以外は祖父はとても元気に見えたからだ。 曾孫を抱えた祖父はとても嬉しそうで、曾祖父と赤子の存在が同居しているのはとても心がなごむ。素晴らしい風景だ。 従姉の赤子は何故だか私にだけとても懐いてくれたのでずっと赤子を抱いて、 私に向かってくる全ての面倒事は赤子が泣くかもしれないという事情で降りかかってこなかった。 赤子様々。 私が強ばると赤子が「ほげっ」と嫌がる声出すから、誰も攻撃をしかけてこない。 妹のファーコートに中学生男子の従弟が猿のように毛繕いをしていたのがおかしくて写真におさめ、池に泳ぐ鯉を写真におさめた。
夜、親友と居酒屋で遊び、祖父が私を忘れていた事を言うと、 「悲しいね」 と彼女は言ったが、私はちっとも悲しいと感じていなかったので、その言葉に吃驚した。 私が人としての何かが欠けていると言われる所以でもある。 その後、酒の勢いにまかせて、新興宗教の教祖にでもなろうかと笑って話した。 そろそろ、相談事には必ず金を取りたい。 反省している人間がいるならば今までの分も1時間5000円で私にお金を払うように。 神は無償だろうとしても、私は人間なので無償では行いません。
世のほとんどの出来事は私にとってどうでもいいので、どうでもよくなくしてほしければ、私を動かせるようにしなければならない。 食べなきゃ生きていけない。ストレスも溜まる。 過剰適応を無くす為には、まず自分が何をストレスに感じているかを感じ取る。 感じ取ったので、一度塞ぐ。 開けて欲しければ天の岩戸を。 開けて欲しくなければそれも良かろう。
あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。
年末年始、色々と疲れてパソコンを持たずに実家に帰る。 勝手に過剰適応して勝手に具合崩して風邪になってしまい、バーゲンの大半を制覇出来ず、ベッドでひたすらブランド名を唸り続け、川端を読む。 私ホントに体弱い人なんじゃないか。
そんな自分が大嫌いなので、 今年の抱負は、 過剰適応を減らします。 気を付けないと直ぐ体に出る。 体に出る前に気が付く。 これが今年の抱負。 10年来【すこやか】を目標に掲げ続けた、これが健康へのステップ。
twitterアカウント @828_2828
|