世を忍ぶ仮の日記
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2004年08月31日(火) 夏期休暇

ネタを作りに船にでも行こうかと思ったのだが(うちでは何かの言い訳に「船に居る」という言葉を使う)体がダルくて動けないので保留中。
まあ、日記つけてない間、本格的に何もしていない。
強いていえば、あっちゃん主演DVDは確実にメイキングの方が面白い。だってあっちゃんがはにかみ笑顔で愛されてるから、という事を発見したくらいだ。
引っ越ししてからこのかた結構探してみたもんだが、さっぱりレンタルビデオ屋が見つからない。
船に乗ろう(マスコマを観よう)と思ったのに。
体が動かないなあ、という日々を毎日過ごしていたら、良い塩梅に経絡治療の予約が入っていた。
おおお。
数日間毎日日付勘違いして時間軸のズレを調節出来なかったから危うく行きそびれるところだった。
ギリギリのタイミングで今日もどすっぴんで駆け込む。
「前に来られたからご存じですよね」
場所とか着替えとか全部ハイと言った直後にやっぱり段差でスッコケました。
んー、実は何にも覚えて無かったりするけど、人生勘があれば生きていけるよね。フフフ(壊れた笑い)。
一ヶ月前の出来事なぞなんとなしにしか覚えていない。
こっちは覚えて無くてもあっちには(施術する側)メモが残っていたりして覚えていたりする。
「頭痛いでーす。あとちょっと前まで胃腸もヤバかったです、今日は調子良いですが」
とか言っていたら、脈診の後触診中
「ん、胃は確かに悪いな……あと肝臓もちょっと…」
え? 肝臓?
お酒呑んだ覚え無いよー。でもこのダルさは肝臓なのー? いやーん(←確実に真面目に受け止めてない)。
しかし色んなところにガタがきているのは自分でも分かってはいるので、大人しくされるがままに鍼とか灸とか。灸は今日は熱かった。何故だ。
頸椎もやっぱり歪んでいて、首を引っ張られた。
うおおお、前回何故かこの瞬間に不埒な事を考えられた自分の変な脳みそを思い出しフラッシュバックハニーフラッシュ。
おかしいよ……腐れ脳。
夏で熱くて溶けかけてたんだねー、飛んで火に入る夏の虫って人に笑われた、ちょうどあの頃ちょっと手前(遠い目)。



その胃の感じはピロリかもしれんと言われ、いやあ、ありえへんありえへんと思いつつも、「朝にフレッシュオレンジジュースを飲むとピロリやっつけられます」と言われたのを真に受けたのか、帰りがけにグレープフルールジュース(←微妙に外して飲む)を飲んでみたりした。
でも実際、私の胃にピロリは居ないと思う。
だって隣の部屋に居るから。


2004年08月27日(金) マスカラの比重

MRIを撮りに行く日。
本当は1週間前だったのだが、体力不足で延長。
全く書類に目を通していなかった、MRIを撮るにあたっての注意事項を当日やっと目を通す。
「ねえピロ。聞いて。MRIを撮る時には色んな物を取り外さないといけないのね。貴金属、取り外し可能な入れ歯。そして、カツラ!」
ンギャー! その光景は想像するだに面白い。
カツラといえば。
今度相模大野で千住さんがコンサートを開くのだそうな。
「幼児虐待、ネグレクトを防ぐ」とかいう副題の、曲目は見ていないけれども。
千住コンサート=一興君伴奏
一興様のピアノは一聴の価値有りの素晴らしい演奏です。
たとえカツラがヅレていようとも、そのカツラを観に百聞は一見にしかず、演奏も百聞一聴にあらずのすばらしさですカツラも。
レッスン受けても、得体の知れない数々の名迷言を残しつつ、奇行のようなレッスンで何故だか上手くなるのも、一興様の素晴らしい天賦の才です。
自分の書いた指遣いに向かって「この指遣いは大変素晴らしい!」と興奮したり、誰もせかしてないのに「ちょっと待って下さいねっ!」と慌ててみたり、カツラがズレているのそっちのけで二台ピアノの二人に向かって「大変です、ズレてますよズレてます大変です大変、ズレてます」と慌ててみたりと相当面白いですが、彼の演奏は本当に素晴らしく、更に気だても良い。
お腹ぽっこりなのに無理してなのか気を遣って下さっているのか
「ボクは全然お腹空きませんからね、気にしないで下さい」
と言って、ゲネラル・パウゼ(絶対に音を鳴らしてはいけない緊張感のある休符)の最中に「ズビズビズバー」と紅茶牛乳を飲む音を立てようが、彼は素晴らしい演奏家です。
クラシック信仰が全くない私ですが、一興君の姿と演奏で、もしかしたらネグレクトが防げるかもしれない、と思ってみたり。
で、一興君、けっこうなお年頃ですが、MRIは撮ったことあるのかなあ、というのが今日の疑問です。
カ、カツラ取ったのかにゃー。
旧式カツラの時はヘアピンまで付いていて、確実にバレバレで取らなければならなかっただろうけれども、ぽっこりお腹でも意外と健康体だったり!?
彼がMRIを取る姿をこっそり見たいです。
単に彼がカツラを認める日を拝みたいだけ、とも言う。



私は本日MRIを初体験してきました。
当日、マスカラを塗ってはいけない、という注意事項を見て、テンションが下がる。
マスカラを付ける=化粧しはじめる。
そのくらいマスカラでテンションあげていく私としては、マスカラ付けないならもうどすっぴんでいいや、という気分に段々なってくる。
家を出る前に唐突に
「病弱に見える? 見える?」
などと意味不明に言ってみたりするのは、もう既に自信の無さの現れでしょう。
どーでもいーんだけどさ、化粧なんてさー。
でもこっそり化粧が好きなんだな、変身っぽくて。
でもマスカラ無いとやる気が失せる。



病院付いたらクラシック信仰な病院なので、ショパンのポロネーズがかかっていて、過換気症候群を起こして倒れそうになりました。
心に悪い曲は流して欲しくない。でも人それぞれ心に悪い曲違うだろうしなあ。次にヴァイオリンが流れてきた途端に発作治まったけど、ヴァイオリンの人にとってはもしかしたらトラウマ曲かもしれない。
こ、ここはもしや芸術をやっている人間にとっては鬼門なのではなかろうか。
入り口には絵や彫刻が至る所に飾られている。
絵画の人には気分の良いものでは無いだろう。
難しい。一般の人はそれで癒やされるのかもしれないのだから。
一般の人が癒やされるならば私の心くらい切り売りしてやろうじゃないか。
MRIの検査受付に行くと、少し待ち時間があったので、テキトーに小冊子を手に取ったら水木しげる特集で、「多忙につき」の京極夏彦が水木しげる崇拝コメントを寄せていました。
多忙と水木大先生は別枠だよねえ、なっちー。
その後MRIの機械に入って、「わあ、宇宙に飛び立つ瞬間ってこんな感じ?」と思ったのもつかの間、ヘッドフォンからヴィヴァルディの四季が流れてきました春。
わははー、ソロ大変そうー、これヴァイオリンの人具合悪くなったりしないの〜?
大層良い子な患者だったらしく、一番短くて20分の検査、20分ちょうどでした。
まあ、微動だにしなかったから同然だろうて。
でも、自分の断面図が今日見られなくてとても残念でした。
すっげ見たかったのに、断面図。
どうせなら全身断面図が見たい! 特に頭!(←マニア)


磁気に弱いので帰りにちょっとチャペルに寄って一休み。
ふと気が付くと、どうもチャペルのオルガニストが素人なのか、しばしば弾き直しをしているように感じられるのですが、あれは自動演奏が壊れたのかね、それとも誰か患者さんが気分良く弾いているのかね。まあ深くは詮索しないでおこう。
チャペルとかお寺とか神社、無信心な人間にとって、誰かの信仰の場所で一人ぼけっとしているのはけっこう気分が良いです。古くさい感じのチャペルだったので、一層雰囲気が濃くて、異国に旅した気分でした……でも一瞬イタリア片田舎のミイラが置いてあるような小さな教会に行きたいと瞬間的に思ってしまったが病院内チャペルにそれは無いよな、ミイラ。
至極気分が落ち着いた、と思いきや、喫煙所に入る。
ええと、お医者様が休憩タイムに入ってやってこないかなー、白衣。
白衣を狙ったのですが、看護婦さんご一行休憩タイムだったらしく、ナースがたくさん一服中。
裏話を平気でするので、ちょっと多めに吸ってしまいました。
だって……だって……やっぱ病院内裏話程、患者として聞きたいもんは無いじゃないですか。
日頃ピュアな仮面を被った白衣の天使達がスッパーと濃い(私の煙草の10倍くらいのニコ量の)煙草を吸いながら愚痴言いまくってるんだもん、楽っしーい。
ナースにも派閥とか偉い人順番があるらしく、新人ナースは喫煙所の外で吸って、吸い殻だけ捨てに入って、中堅から上が椅子でゆっくり一服出来るという。
上下関係厳しい、ナースの世界をかいま見ました。
そして私が明らかにナースでは無いので、医者には敬語使わず、患者には「さん」が付くんだなあ、とか、さりげなくナース服のポケットの中に煙草とライター潜ませてっつーか携帯電話もかよ! とか色々楽しかったです。
嗚呼、でも白衣の格好いいドクターは一人もやってこなかった……しょぼりん。


帰宅して練習しながら眠いと騒いでみたりピロは寝ちゃったりしていたら、やっとこお仕事を終えた柚さんが、家の最寄り駅まで来て下さる(ホロリ)。
みんな、めんどくさがりの私によく付き合ってくれる。
「ああ、普通の御飯が食べたい!」
裏通りの方のレストランがある方面に歩いてみました。
今日も、8席しか無いお店は満席ぽかったので、道路を無理矢理横断して、カルミネおじさんのお店に飛び込む。
ここも混んではいたのだが、お店の人が「もう少し待ってくだされば、空きます」というので、幻水の新しいのはどうでっか? やっぱ2が一番好きですよなー、でも4にはテッド君が出るとな!? など濃ゆい話題をしながら「ここカルミネおじさんのお店なのー」と言っていたら、噂をすればカルミネおじさんがやってくる。
ぼなせーら、と挨拶してもカルミネおじさんは日本語ネー。
後から店員さんに
「随分寄って話してくるんで危険ですよね、大丈夫でしたか?」
と訊ねられましたが、柚さんと二人で
「イタリア人には慣れてるんで!」
と笑って答えました。
私が知ってるイタリア人の中で2番目か3番目に紳士だ。そして一番にお父さんっぽい。
カルミネおじさんは立派に日本慣れしたちゃんとしたイタリア人です。
なんせ、凄いちゃんと仕事してるもの。

席が空いたは良いけれど、随分混んだ席、そして頼んだ料理も遅めに届く。
けれども声を潜めつつも幻水やら何やらかんやら色々と花咲く私達。
いやあ、勿論お仕事のお話などもしますよ、アッハッハ。
私は現在夏休み中ですが。
カルミネおじさんのお店は、イタリアを彷彿とさせるお店なのです。
まずガス入りの水を頼んで、テンションアップ。
お店のガヤガヤ感も、何故かカルミネおじさんがウロウロしている支配人も楽しげなところもイタリアを彷彿とさせ、寒暖差激しいこの小秋日和にもちょうど良い気温設定。
酔っぱらいがどこかでアヤシイ動きをしていても気にしない、料理に口うるさい人がいてもきちんと対応。
なによりも。
料理が本当にイタリアっぽい。
イタリアの料理は素材の味そのまんまで変に味を誤魔化したりしないところが最大の魅力だと思うのですが。
前半ガッツいて食べ過ぎましたが、最後のデザートバナナのアイス。
素晴らしいバランスで、「バナナの味」がしてくるのです。これ以上バナナっぽかったらしつこく、かといってバナナの味がしないと寂しいだろう、そのちょうど真ん中ストレート、バナナの味がして美味しいところをぴったりと。
今日も美味しかった。



帰宅したらちょうどセカチュウが終わっていて安堵。
セカチュウにツッコミ入れたらものっそ怒られるんです。
理由:主人公の女の子が可愛いから可哀想。
あー。気持ちは分かるけどさー。
実家で親が観てた時に
「あたしだって普通の青春送りたかった!」
とか言いながら海に入っていく主人公の可愛い女の子を観て
「普通の青春送れなかったのはてめえだけじゃねえんだよ!」
と叫びそうになって部屋を飛び出しました。
美少女っていいな……。
普通の青春送れないだけで海入れるんだよ(いや、白血病で死ぬからなんだけどさ)。
原因不明の病気をいつまでもいつまでも抱えてて、今月検査費だけで10000円超すような日々送ってまだ原因不明でいるけど、いわゆる青春ど真ん中の時期に戻りたいとは思わない。
どーせ普通の青春がどんなもんか知らないしっさー(家で言えない愚痴)
検査して悪性だったらアハハンハンだよケッ←イジケ。
高いんだよ検査費。
悪性腫瘍だったら思い切り「普通のOLになりたかったの!」とか大嘘ぶっここう。
あ、でも美少女じゃないからダメだ……うう、壁が厚い。


2004年08月26日(木) 目覚めよ私

頭痛が取れたら全部思い出した。火曜日バレエ行っておりました。あ、そんなんはどうでもいいッスか。そうッスね。



CDとDVDを、タワレコのポイントとプラスで買ってきました。安く上がったー…。
これでやっとKOKIAシングルもコンプリかな、『愛の輪郭』(凄い良い)。
そして。
あっちゃんの主演映画のDVD(ブフッ)を入手致しました。
フェロで私が目覚める。
あ、でもみきさんから頂いたDVDでこそこそ妄想してます。
でも「主演映画」という単語だけで笑い(失礼)をいただけるあっちゃんはやっぱステキだ。



行きがけ、生まれてはじめて電車の中でプチ痴漢に遭った、かもしれない(超絶鈍感)。
座っていると、隣の人がやたらとぶつかってくる。いちいち突いてくる。避けても避けても当たってくる。
なんじゃいな、もうウザいな、人が本読んでるのに。
最初はシカトこいてたんですが、足まで突かれるので足を音立てて組みかえして、やっと気が付きました(遅)。
一生懸命エロ新聞を見せようとしてたんですなあ。
「夫人は白目をむいて野獣のような咆吼をあげた」
というような(あんまり覚えてない)ことが大きな文字で書かれた新聞小説。その後もどうやらエロ部分を見せたい、らしい。
だが、そこで「キャッ」というようなヲトメ心は私の中にあらず、凝視してしっかり読む。
……白目むいたら普通ヒかないか? それでもたぎるのか? 男ってすげえな。野獣のような咆吼あげられたら絶対ヒく。萎える。白目むかれてもたつってあんたそうとうヤりながらそいつのこと愛してんだなあオイ。オレだったら萎えるぞ。
とか思うのは私だけですかっていうか私女だったー! 萎えるもへったくれもない(下品)。
「それでたつんですかあなた」
て声に出したら流石に下品極まりないし、痴漢に対抗して自分まで堕ちるのはイヤなので、読書に勤しみました。
人生が退屈なんだね、可哀想な人間。

気分が悪いのも、DVD買ったらすっ飛びました。
超ご機嫌で帰宅。
帰ってまずテレビを観ます。
『人間の証明』
内容全く知らない。母(ミーハー)が「田辺誠一も出てるわよ!」て言ったし、どうにも流しているといぶし銀やらオヤジやらスーツやらフェロフェロ一杯画面から出てくるから、うわあとっても元気になる。
姉妹三人が仲良く話せるのってフェロで元気な間だけじゃなかろうか。
「見て見て! いぶし銀が画面からほら!」
「……好きよねえ、お姉ちゃん……」
「好きさ好きさ、ああ好きさあ。あんただって!」
「竹ノ内格好いい」
「普通に格好いい。てゆーか田辺誠一スーツ似合う〜何故一般人に受け入れられないんだー! そしてネネめー!(絶叫)」
正直、芸能人の男で結婚されてショックだったのは田辺誠一くらいでした(過去形)。
友人から「は虫類系が好き」とか「ちょっと不気味な人が好き?」とか言われたい放題なんですが。
ダメなのか、田辺誠一。


そのまま調子づいてDVDを袋から破りだしてプレステ2で観ようとする。
たまにブレる映像。
「うおお、フェロ出し過ぎでプレステを壊すあっちゃん!」
全体的にはもう、学芸会的オーラがむんむんで、全体もB級の安い匂いがぷんぷんして大層楽しい。多分他の役の人は、舞台経験が多少ある劇団員だと思う。
「舞台真ん中に一人、そして途中下手にはけようと思ったところでイベント発生、立ち止まる」そのまんまの動きをとるし。
主役が出てくるまでけっこう時間かかると思ったら。
ボリュームをいくらあげてもあげてもあげてもあげても全く聞き取れないあっちゃんの台詞。
しかも「試験前でストレスーお腹が下り気味ーうえー」と言いながら歩くKに
「腹出してるから冷えるんだっつーの」
て言ってたら最後の台詞聞き逃しました。
ヲイ。
話の筋。
医者の死んだ病院で喪中なところに唐突にロンギヌスの槍を運ぶ人が出てきて、それを追うようにあっちゃんが登場。
意味不明に登場する不審者だから縛られる(笑)。
「縛られあっちゃん……! ハッ! 部屋で観ろ…? ごごごごめんなさーい」
なんか気が付くと縛りもとけてて、あっちゃんが多分インタビューで「殺陣」と言われていたであろう場所を発揮するまで、「吸血鬼」と戦う。
そして、あっちゃんが自分自身も吸血鬼だって。
でもロンギヌスの槍で助かる。
めでたしめでたし……‥‥・・・・・・‥‥……て。
ステキな程にベタなストーリーでした。
爽快なくらいダメダメな……(笑)。も、期待通りだー。
おなごのファッションが可愛くて、んでもってみんな細身なのはあっちゃんの趣味か監督の趣味か。
最後のシーンで、あっちゃんが目覚める時に、唐突に現実に返って
「あっちゃんって目覚めこんな顔なのかな。怖っ」
思わず呟いたらピロが苦笑いしてました。
天然で整った顔立ちで、本気でしんどそうに起きるから、ビビるんだな。
つ、疲れてたのね、あっちゃん。

あのもごもご口調で、舞台挨拶したのだろうか(映画先行上映の時舞台挨拶があったらしい! 行きたかった!)。
きっと観客は聞き取るのに必死だっただろうて。


2004年08月25日(水) 何でしたっけ?

ここ数日何をしたか忘れました。
主にダウンしていた。
色んなメモが残っているのでかろうじて用事はこなせそうです。
ポ、ポストイットは手帳の代わりだったのか。
だいたい、意味不明にテンション高かったり、キャラが変わりやすかったりした後は、当たり前の話ですが、記憶が断続的になってしまいます。
頭も痛いしねー。
確実に記憶すっ飛ぶ寸前まで行っていたんですが、原因不明。


キャラチェンジして、朝からサトエリの真似してました。
しかし家庭内で起こしても誰も分かってくんなくって寂しい。ミッチーの真似なら分かるのにぃ〜(ていうか毎日私は何してるんでしょうか)。
「うー、このまんまじゃ何の解決にもなんないよぅ〜、どうしたらいいのぅ〜? ハニーフラッシュ!」
とかやってんですが姉妹で誰も観てないんだな、キューティーハニー。
うぅ、寂しいよぅ〜。
口とがらせて滑舌悪くしゃべった方が似る。


昼過ぎに起きて1時間は気分良かったのにその後直ぐにダウン傾向→頭痛がしてくる→頭痛いなら寝ろと言われる→寝過ぎてジム行き損ねる→ふて寝。
え? 寝っていう文字が多すぎるよ?>自分
『不健全な精神だって健全な肉体に宿りたいのだ』
名言。
こないだやっと入手しました。
いつも見本だけ置いてあってどうしても欲しかったのに、見本のみの状態が数ヶ月続いて「ウフフ、みんな同じなのね」と感じていたのだが。
そこはBLコーナーの一番奥潜まった場所。
本屋も分かっとる。
おぬしも悪よのう。
やっとこさっとこ入荷したので即買いました……まんまと罠に乗ってやったさ。
だって健全な肉体に宿り・・・たか・・・った(ガクッ・死)。


夜、ピロと二人で「あたしってラテン系なのかも☆……ツッコミ入れてヨー!』と二人で言い合ってました。
どっかに潜むラテンの血。
狩猟と農耕のあいの子。
あたしは狩猟の血が濃い。
……で、私はどっちですか自分と表記してる場合は?
とか考えると頭痛くなるのでもうやめよっと。


2004年08月23日(月) ゆで卵

昨日、足が痛くて眠れなかったのでブチ切れて薬をちょっと多めに飲んだら(良い子悪い子真似しないように)妙に早くに目が覚めた。
よくある事だから、とボーっとしていたら、
「寝坊したっ!」
とKが部屋から飛び出してきた。
我関せず。
一言も口を挟まず、という訳には姉妹なので出来ないのですが、余り口をききたくないです。
今日は、テニスサークルで弁当を作る当番になったということで手作り弁当を、と張り切っていたK。
確実にウザい。
先日帰省し終えてへとへとになってリビングで茶飲んでいたら
「お姉ちゃん、ゆで卵が出来るようになったん!」
と自慢されました。
一気に疲労が出て参りました。
「ゆで卵は料理とは言わないので呉々も外で言わないように」
て言いながら日記で姉が書いてます。わぁ、意地悪姉さん。
そんな妹が昨日チンジャオロースを作るっていうので逃げるように外で食べてきたんです。
「この時間だと回転寿司かモスしかないけど」
と坊さんに言われて「回る寿司は勘弁」とは言えず、「モスが食べたいな」とか言ってみました。
回る寿司屋にカマトロの美味しいのとかあるのかなあ。あと江戸穴子は食べたくないけど穴子が好きなんだ。でも酢酸の匂い苦手。
我が儘なのですがジャンクフードは好き。回転寿司もジャンクフード? どっちなんだろ。
昨日も帰宅したら(23時)まだ料理してましたK。
帰らなくて大正解だと思った。
「いい加減ピロにも愛想尽かされた」
理由を聞いてみると
「千切りの仕方から訊いてくるん。ピーマンどっちに切るか、とか。料理はテキトーで良い!」
だいぶ成長してピロラブ度アップしてます。ピロの足は素晴らしいのに最近ジムに行きだしたピロは足が引き締まってしまい、むっちり感が無くなってしまって寂しい。
「でもね、ピロ。前回のKはピーマンの種には毒があるのかっていう状態だったんだよ。わたしゃそれに付き合った。もうイヤ。茄子の切り口の美しさに感動、とか」
「え? 茄子の切り口のどこがどういう風に? あいつホンマ訳分からん。勝手に感動してろ」
二人でげんなり。
そんなKが弁当ですよ。
帰省早々説教しました。
「卵サンドだけでサンドイッチ作ったと思うなよ。せめてハムサンドくらい入れろ。ハムだけでやるな、キュウリのスライスな縦に切るなよ斜めだぞ。ツナサンド作る時にはせめてタマネギの千切りを入れないと魚くさい。絶対忘れてはならないのはパンにはちゃんとマスタードマヨネーズを塗る事! あ、お前間違って弁当サンドイッチにトマト入れるなよ? 汁が出る」
「ほえええええ」
感心するK。
「でもお姉ちゃん、弁当作った経験皆無。これからも作る気持ちゼロ!」


で、弁当の他のおかずが残ったので食べろと言われたのですが、ゲロマズだったのでこれは弁当にするとマズさ10倍でうわあ最悪。だってその場にあって思わず残すような一品二品をどうやって弁当で食べろっていうんだ。
料理しない人間に限って張り切って変な弁当作ってみたりするんで。
フツーの男性諸君(ここの日記読むような人間はフツーの男性諸君じゃないような気もする)、彼女が「お弁当作ってみたの」と言ったら50%は警戒するように。
マズい時は正直にマズッ! て言ってあげた方がヤツらの為になると思います。
「お姉ちゃん、ツナにタマネギ入れるの美味しいって言われた」
帰宅後のKのコメント。
それは私が言わなかったら魚くさいサンドイッチを人様に提供してたっていう。
「あの、ゲロマズほうれん草はどういうコメントを頂いたんだね?」
「ん、苦いって」
「塩……」
「入れたつもりなんじゃけど…」
足りねえんだよ、と敢えて言いませんでした。
これから自分で勉強しろ。
ちなみに私がゲロマズと評したのは、ほうれん草とタコウィンナーもどき(全然タコになってない)の炒め物でした。
ほうれん草を切らずに炒めてるから異様に長くて苦いほうれん草。
そして、タコウィンナー用じゃないから口に入れると大きすぎるソーセージ。
鬼のような食べ物です。
晩ご飯にピロがカップラーメン買ってきたがそっちが断然美味かった。



女だからって弁当作らなきゃいけないなんでテニスサークルは未だにそんなことやってんのか。
「ジェンダーフリー!」
と叫びましたが、そんなヤツはテニスサークルにゃ入れないと思う。
大学一年始まった頃テンパってサークルのこと考えられなかったが、入っても速攻抜けてたな、こりゃ。
よーく考えれば男女の出会いを求めるテニスサークル活動、「ジェンダーフリー」とか叫ぶ人間はダメだろう。
しかもこっそり女の子は女の子らしく、ウピッ! て都合の良いとき(金勘定)だけ言ってるよーな人間ですもの。


2004年08月22日(日) タチアナはダイナマイト〜♪

実家症候群がだいぶ治ってきました(命名:札幌で実家症候群が重症な友人)。
やれやれ、少しずつ動くべ、とピアノをまずてろんてろん弾いてみた。いつもと違う曲。
「うわあああああああああ! トラウマが!」
大騒ぎして部屋から逃げる。
「こ、こんな傷、大したことない傷だもん。大丈夫、克服できるできるったらできる」
単に講習で「難しいところはとっても弾けてるんだけどね、どうしてここに勝手に音作っちゃったのかな? 面白い子だねー」と言われただけなんだけどね☆
それが公開レッスンに指名されて晒しプレイにされたからちょっとした傷になっただけなんだ。一度、公開レッスン前に言ってくれたもんだから公開レッスン中はもう恥ずかしいミスを二度と起こさないようにばっかり考えて考えてそれが蘇っちゃったんだうわああなんて恥ずかしい譜面くらいちゃんと読めよ自分! 阿呆! ギャー! 
楽譜に赤で印がついてるあたりが自分の当時の痛い傷っぷりを表していた。
なんで間違えたかなー……(途方に暮れてる)。


ネタがねえよ、と思っていたら、Kがネタを提供してくれた。
というのも、昼くらいに「一人でカラオケ行く」と言い出すからそりゃあなた、この私が行きたくない訳がないじゃないですか。
朝起きて「ミッチーはね、一度前のめりになって腰を引いてから振るんだよーベイベー起きてるかーい?」とかやって遊んでいるような人間ですあたしは、マイク大好き。
一人で行くとかいうな、オレにもマイクを渡せと大騒ぎしながらシャワー浴びてたら「じゃ行ってくるお姉ちゃんごめん」とメール残して消えて行きやがった。
「イヤ、絶対許さない。三時間は歌ってこい、それまで帰ってくんな死ね!」
メール返信して部屋でイジケて(笑)数時間。
「お、おおおお姉ちゃん、もっかいカラオケ行って練習してくる」
どうやら詳しく話を聞いてみると、テニスサークルの打ち上げで、これを歌ってこいという指定つきで明日歌わされるかもしれないという恐怖から一人でカラオケをしたりという、Kとしては奇行、私としては日常茶飯事な一人カラオケに走ったらしい。
一人で練習した後にちょっと姉を連れて行こうという気になってくれたので、「や、やる気満々じゃね……」と呆れられつつルルルンルルルン鼻歌交じりに家を飛び出す。
そしてとうとうD○Mに櫻井敦司が入ってしまってました! ちょっとそこの櫻井敦司好きな人、カラオケ行きましょう。
普通の歌じゃないの。最強エロ○モ歌『SMELL』なの。
妹の前でも平気で入力して「軋むベッドで」とか「溢れ出しちゃう コボサナイデネ」とか歌いました。
あっけにとられましたが。
エロい歌じゃのう。
次は櫻井敦司ぶりっこして歌おう(ウシシ)。
ええ、妹がいるから敢えて変歌はこのくらいにしておいてあげました。
履歴100には完璧に残っていたが、知らない人の方が多かろう。
Kはひたすらに指定された曲を練習してました。


1時間という少量の歌で、テンションだけが上がった状態で、復帰第1弾のバレエ。
代行だった先生が、今日から戻ってくるということで。
バレエ終わった後お話したら、宝塚の人だということまでは分かっていたのだけれど。
「花組から宙組にうつったんですよ」
「あ、『スパルタカス』は花ですよね」
てゆったら
「うっわ、なっつかしい!」
言われました。
「ええと、ある時ヤンさんファンからビデオを「ハイッ!」て渡されたんで、帰ったら是非、そのプロローグシーンなどを観てみたいと思います」
……詳しい人みたいだ、私。
「じゃあ、宙の時のエリザベートですか?」
「そうですね。あの時は色々やったかな? 女官とか」
「あ、「ホント」とか合いの手を」
詳しい人だ、私。
「あー、後、ヘレネのシーンで」
「重大発表〜ありますのよ〜、のとこですね」
「気取りまくって〜って歌ったのあたしです」
「うわあ、凄い」
完璧に詳しい人ですね。
他にも娼婦のシーンでダンスをやったって後からタチアナだって聞いたのですが。
帰路で気づいたが全部学園祭の時はしょってしまったシーンだった……。
なんか悲しい。
しかも宙の『エリザベート』は誰のビデオか忘れたが私はもう持っていないのだった。ちぇっ。
綺麗な人だった。
やっぱダンサーの足首は最高だとまじまじ眺めてしまった。
顔も綺麗やし髪型とか器用で可愛いし、脇がすっごい綺麗(←どこに目を向けてるんだ、どこに)にしてあったんだけど、やっぱ足首最高。ふくらはぎの筋肉が素晴らしい。美しい。


帰りに飯食おうと坊さんとウロウロしてたら偶然ばったり会って、またお話してて
「10年舞台やったからもう舞台漬けはもういい」
という言葉にものっそ共感してしまった。
しんどいのよ。


2004年08月21日(土) あまりにも

あんまりにもネタが無いので、ここで一括していつも検索に引っかかる単語に関してフォローします。
「転移:逆転移」「逆転移」「恋愛転移」などで検索をかける人へ。
『転移:逆転移』という本が人文書院から出ています。
ネットで検索するより高いとは思いますが、こんなところにたどり着くよりは多少勉強になるかと思われます。ちなみに逆転移はフロイト派では使われません。あと、精神科医は分析するの嫌いだったりするからアテにはなりません。
結局結論がガツンと出ない論文集っぽい、けれども医者の(何故かカウンセラーは逆転移の対象になりにくい、という感じがした。福島章のいうエグゼクティブ・ストーカーなのか?)体験話が色々かいま見えてグフフと楽しい一冊なので、こっち読むならあっちのお水の方が美味しいです。
うちは逆転移を扱っておりません。
同様に、ボーダーライン・パーソナリティディスオーダーも日記で扱っておりません。私の病名も違いますのでスプリッティング等行いません(←なんじゃらほい)。
それは昔6年以上前、何故かフィーバーしたボーダーライン・パーソナリティディスオーダー。本を読めば読むだけ面白かったので、同様に、絶対専門書を読んだ方が面白いです。
∵(←「何故ならば」の記号。可愛すぎる!)
ドクターやカウンセラーがイライラしたり悩んだり投げだそうとしていやいやそれではいかん! でもやっぱもうめんどいしんどいと苦悩する一部始終がかいま見えて大層楽しい。エンジョイ! 読書。
これといったお勧めを出すのも気が引けますねえ……国会図書館行ってこっそり論文探すのが一番楽しいと思います。一般に出てしまう図書よりも学会で発表される方があからさまなので、きっと楽しいです。
て、ご本人がボーダーライン・パーソナリティディスオーダーで悩んでらっしゃる場合は楽しいかどうか微妙ですが、自分に喝を入れたい時などどうでしょうか。


で、KOKIA関連で検索して下さる方へ。
KOKIA大好きです! ファン歴10年さ! わはははははははははははっはは(←壊れた)。
高校の学園祭の時からファンですが、ちょっと半年目をつけるのが遅かった、と入学当時から美少女探索をしていた私としてはスタートダッシュで負けました。私の中のウェストサイドストーリーは永遠に、マリア=KOKIA、トニー=薄幸虚弱美。となっております。美しかっ・・た! ビデオどこやろ……。



あと、うさゆきとか又百とかピンポイントに私をびくっとさせて下さってありがとーございまーす。
昨日謎な事に「ジーザス・クライスト 同人」という検索単語がありました。
誰か作って! 読みたいわ、それ!


今日は色んな液を体から出してました。
て、昼寝が長すぎて本抱えたまま枕にヨダレたらしてたんです。ギャス。


2004年08月20日(金) 待て>自分

帰省している時に友人と呑みながら、「子供の頃最も印象に残った絵本はなんだったか」という話に何故だか流れて、私は題名はその時思い出せなかったがダントツ一位に『ベロ出しチョンマ』を想起したのだが、友人は人魚姫、と。
「私が人魚姫だったら絶対殺せない」
「……ちょっと待ってごめん。確か子供の頃はじめて読んだ時サクッと殺せよって思ったような……? いや子供だから……ほらちょっと物心ついて読んだ時はち、違うこと思って、殺せないって思った筈?」
必死に乙女だった頃の自分を探そうとしてみたが、人魚姫はいかんせん有名な童話なので色んな人魚姫がある。
次に私が、西洋物なら『ラプンツェル』てこれも題名思い出せなかったのだが、子供の頃から髪の毛垂らして待ってたら王子様来るって楽ーと感想を抱いた記憶を言った。だが題名が思い出せなかったのでそれも会話として通じず。
そうしてその時は童話話は終わったのだが、今日歩きながら思い出した。
私が最初に読んだ時の生々しいあの「ああ、殺すわ」というさっくり感を。そしてそんな自分に待てよ? と。
確か、人魚姫は、人間になりたくて、陸にあがってみたくて声まで失って足をもらったのだ。
最愛の人を殺したら声が戻るのと引き替えに。
今でも思うわ。
「私が人間になれるなら海の藻屑にはなりたくない」
乙女失格の前に人間失格だ、という自己認識はあるのだ。
でも、声が無いだけで意思疎通出来ない相手が勝手に婚約とかしてたらサックリ最愛の人は諦める。
で、声取り戻して「ごめんなさい」て呟くの。
駄目だ、私。
誰も賛同してくれないような気がする。子供の頃から何考えてたんだ、もっと純粋になれ! 最愛の人だぞ。
でも私の本来の目的が人間として生活する事、だったら絶対自分の第一目的を達成する、それを最優先に考える。
というのを多分5才以前から思想として固めていたようです。
イヤな子供。打算的なんだよ、ガキってさ(今もガキ)。


てくてく思いだしながら歩いて、映画観てきました。
『キャシャーン』。2本立てでやっていて、ちょっと遅れて、途中からだけどかろうじて『キューティーハニー』も後半から観られた。
この2本立てを考えた人は単にミッチーファンなのではなかろうか。
ミッチーは良いですなあ(ほんわり)。
画面からでも「楽しんでるかい?」感がドカドカ出ていて気持ちいい。キューティーハニーに至っては「ボクこんなに楽しいよーベイビー楽しんでるかーい?」くらいのテンションがありました。
ミッチー最高。
いつまでも腰振ってルンルン歌っていて下さい。どこか王子を残しつつ。
でも、スーツミッチーも大層美味。
ひ、人差し指でネクタイとかいじってみて! お願い!
正直『キャシャーン』は唐沢トシピィことんまちょびれー以外にはあんまり期待してなかったのですが。
ミッチーも大層よろしい。
どうして『キャシャーン』(英語綴りじゃなくてすいませんね)に期待できないかって昔総CGを使ったのが売りのFF映画を観て、余りにもCGだけに気合いが入っているのに気持ちが悪くなってあとちょっとで途中退場をしそうになったので、今回もCG多用と聞いてそこら辺がひっかかっていたのだが、これが案外人間部分をちゃんとした役者がやることによって、逆にまるでナマモノの舞台でも観ているような不思議な感じが出る。
舞台装置が無いところで台詞だけで勝負してるからか、何が何でも台詞やちょっとした動きや表情の変化、それを通り越して役者自身の持つオーラ勝負になってくるところが多い。
その点、いい役者を多起用しているので、役者を観るという点では満腹感が出る。
んまちょびれーがやっぱり格好いいし上手いし声良いし。ダテに大竹しのぶと『マクベス』やってる訳じゃないんですよっていう声のハリが素晴らしいです。
ミッチーは相変わらず好んで(?)倒され役だから、前半ミッチー後半んまちょびれーを観ていると飽きが来ません。通しでこっそりヒロインの美しさを堪能するもよし(ウフ)。実際あり得ないような格好いいブーツを履いていて一見の価値が有り。街であのブーツ履いたら絶対ボンレスハムになるようなブーツを可愛く履いちゃって、んもう。
話にメリハリは無いけれども、こういう、若い戦争を知らない世代がダイレクトに戦争を直球勝負で投げかけてる商品にはもうちょっとかまってあげたりした方が良いような気がする。
あれ、表向き婚約者との愛っぽくしてるけど、結局父と息子の父子間の問題の方が大きいと感じたのは私の個人的な感覚ですか、そうですか。ああ、やっぱり。ふんだ。

映画館を出ても何故か頭から離れないのはミッチーでした。
もちょっと長い間観てたい、ミッチー。


2004年08月19日(木) 思考回路がショート

思考回路はショート寸前っていい加減長い事日記つけてると同じ題名が絶対あるような気がして微妙に変えてるつもりだが、案外昔の自分と被ったらどうしよう。
帰省してる間は敢えて考えないようにしていたもののあれこれがあっちこっちそっちどっちと跳んで考えてしまって気持ち悪い。
どうして感情殺すかな、自分。
まあ現代人なんて多かれ少なかれ感情を殺して生きていて、私は確実に【もちょっと感情を消して生きたら楽になれるのに】と思われるカテゴリだと周りから思われるでしょうええそうでしょう、だって私も思う。
けどな、何が辛いかも分からないくらいには一応感情消してるんですけどな。
「何がストレスなん?」
でダイレクトに訊くそれがストレスじゃワレ、ウザいんじゃ!
※◆*○×%!!!
てまあ、言葉にならないくらいのストレスなんで、寝込みました。
ゆっくり寝込める東京は良い。
日に日に増えてる日本のメダル、東京の今の家はケーブルが無くてBSも無くて呪わしいくらいに情報が遅いのが凶ですが。
でももしやBSで長々とまたマッチョ?(体操男子) こないだ団体戦観た時は途中マッチョ酔いを起こしたのか気を失ったけれども。
と、多分マッチョ酔いでは無いと気づいてます。気づいてた? もしかして本気でマッチョ酔い起こしたって思ってた? アハ〜ン。
体操など一本緊張一人勝負型の物を観てると、他のスポーツ競技よりも、選手の緊張感が1億分の1とはいえ、芸術の人には遷りやすいんじゃないかと思う。
感情移入せずに観る私ですら、やっぱり疲れる。
金メダル、自分で取ってこようと思わない自分ですらやっぱりあの緊張感は体感してしまっている(疲れる……)。
どうして「また4年後」て4年も先をあっさり短いスパンとして考えられるのかなあ。不思議。
ああ、でもそーいや大きいコンクルとか全部4年に1回でしたっけな。
何故に4年。
ちなみに母親と一緒にピック観てる時に親がきゃーきゃー五月蠅いので
「お母さんはもしも間違えてあり得ないけど私達娘がオリンの舞台に立ったとしても、観に来たりしないでしょう?」
と試しに言ってみたら
「当たり前でしょ怖い!」
と言われた。
こんな親からはとりあえず、金を取りたいというモチベーションの子は生まれないと思った。
親の所為にしてると親に祟られるぞー(しつこい)>自分。


2004年08月18日(水) 忘れ物

今回帰省するにあたって。
絶対やろうと思っていて出来た事。
『なんて素敵にジャパネスク』を段ボールの中から発見する。
発見するは良いが読み返さない。ここポイント。
最近愛蔵版なるものが出てしまい、毎度本屋に行く度に心が蹌踉めく。
確か、私が読書するきっかけになった本を一つ挙げろと言われたらこの本だろうと思うのだ。
ライトノベルに以降しやすい、原作つきの、今でいう出版社に謀られた(まんまと引っかかった)ジャパネスク。
一度読みかえしたら絶対愛蔵版欲しくなると思うんだな。
敢えて読まない。
けど存在は確実に確認。
……全巻出すのは無理だったんですけど……どこか探す気力体力はもう……。
やろうと思っていたのに出来なかったこと。
『夜叉』発見為らず。
……絶対どっかにあるんだ。こないだ送ったばっかりなんだ。
何処で萎えたって【本】て書いてある段ボールのくくりに、アルバムやらが出てきた時なんだ。
アルバム大嫌い。
それって本のくくりなのかー!? 確かに本かも。
瞬間的に萎えました。
まだ愛蔵版が無いから安心していると痛い目みるぞー>自分。



母が唐突に
「きっと農耕民族じゃったんよ、あっしらは」
とか言い出して
「はあ。まあそりゃそれで良いんですけど? 確実にアノ人達(父方。母が結婚した人含む)は狩猟民族っぽいですよ?」
奇妙な発言に同意して話をふくらませたら何故か無言になる母。
「あーたは確かに農耕民族の血を引いてるでしょーけどねえ。酒麹元気かなーっていう血もどっかに入ってるんでしょうよ、確かにそれっぽいわ」
娘は半分農耕民族半分狩猟民族。
だからこんなに意味不明なのか、自分。 
いつも自分の行動とか言動が意味不明で唐突に攻撃的だったりはたまた唐突にのんきだったりするのは、突然狩猟したり農耕したりするからなのだな。
そして最近無性にアーチェリーか射撃をやりたくなったのもどこかで血が騒いだからなのだな。
昔、5才児の趣味が「草むしり」だったのも名残なんだな、きっと。
祖先の所為にしてると祖先に祟られるぞー(笑)>自分。



帰省しおえるまでに。
基礎化粧をごっそり買って貰おう!☆
その昔ピロがまだ無邪気だった頃(まるで今邪気があるみたいだが、無邪気と大人は違うと思うの)【欲しい物30品目】を書いて母をゾッとさせたらしいのだが、確か私も十穀米程度にはこっそり手帳に羅列していた。
まあ、全部入手可能とは思ってません、勿論。
でも。
帰省の切符代貰えなかったんだもーん!
ベイビーがいるからって足元見られた!



次帰る時は絶対切符代くらいもらおう。
でないとこの精神的にとてもハードな帰省というお仕事の割に合わない。
自分の意志を消すにはもう時が経ちすぎた。


2004年08月17日(火) ……呪ってやる

寝ようとしたら、昨日の家族内食わず嫌い王決定戦にて奮戦したピロがまんまと食べ過ぎて「い、胃薬無い?」と部屋に入ってきた。
足音一つに怯える生活を送っている真っ最中なのだが胃は何故だか奮闘中の姉。
「……うちにゃァ、食べ過ぎなんてェのに効く薬は悪いがねエな……」
消化系の薬を揃え忘れてました。胃薬の種類には事欠かないのだが。
けっきょく何故か整腸剤を母親に飲まされたらしく、水分によって一層気持ち悪さが増長したらしい。
私が、例のソレ(言わない)が嫌いな最たる理由は、胃にもたれるくせに偉そうに高い金額取るからなのだが。
ああ、例のソレを美味という連中の心が知れない。


いい加減くたびれてきて起きられない。
起きたら起きたでずっとオリンピックの再放送を何度もやっているので一緒に力んで観てると、疲れてヘバった。
……ダメっ子。
「あたしなら銀でいいやー」
とか思った後に、そんなモチベーションのヤツはオリンピックに出られないんだという基本を思い出しました。
常にそういうモチベーションで生きてるもんで。
こんな感じの日常に陥るんですな。
金……うーん、食べても美味しくなさそう……美味しい? うーん……じゃあ食べられるよう頑張るぅ……。
みんな凄いですけどね。観てるだけで良いやー。
「あんたは絶対4年前は観てなかった!」と母に力説されたので、4年越しを数えさせられたんですが、観てなかったこと請け合いです。
だって自分だけでイッパイイッパイだったんだもの。
という訳(?)で観ているというだけで快挙なんです、もおええやんうわあん。
今日は、体操を観たらマッチョアタリを起こして数分眠ってました。
途中で、バンカーのお姉さんに起こされて、応接間にお通しました(先日の小学校からの友人)。
「こういう家ってねー、見てると楽しいよねー」
アハハーと笑って応接間。
「私もねえ、ここが全く関係ない家だったら楽しいけどねー」
ウフフーと笑って誤魔化して。
これがアトラクションか何かである事を希望。
友人が、こないだの飲み代とタク代を私持ちにしている事を話し出したのでてっきり返すんだと思って「いくらくらいだったっけ?」と言おうとしたら
「ごめん! 今持ち合わせ300円なんだ☆死なない程度に300円」
ステキなオチを有り難う。
そんなあなたが好き。



先日の日記で間違いが数カ所存在しましたが、【曾孫と曾祖父】の過ち。
書き忘れでは、父は第一夫人から以下全て男性です。
どうして私が生まれているのか意味不明……。実は10年来謎に思ってきたのだ。



どうしてこうもテンションが低いって腕を2箇所も蚊に刺されたからであります隊長。
しかも明らかにこの町界隈なのであります!
町中を蚊取り線香で抹香臭くしてもよろしいでしょうか!
ひとまずは一匹をひねりつぶしたのでありますが、まだ気が済まないのであります!
「実家もいいもんじゃろ?」
帰京間近になってくると母が言ってくるが、蚊に刺された時点でアウト。
爆弾攻撃(蚊取り線香を町中焚く)がダメならば、せめてバズーカ砲(噴射系)攻撃を行ってもよろしいでしょうか!
ハッ!
分かりました、自宅待機?
部屋に携帯用虫除けが2つ設置。
敢えて窓を開けてみて、虫よ、来るがいい。
このわたくしを刺したが最期だと思え(呪詛)。


2004年08月16日(月) ウフフアハハ☆

妙に早起きしてボーっとして朝っぱらから母親と大げんかして泣かして一段落していたら、父親が起きて早々「今日は一緒に御飯食べに行くって決めたぞ。欠席裁判で決定」と言い出してきょとんとした。どうやら昨日私が息を殺して居ない(?)振りを決め込んでいた間にピロと父が二人で晩ご飯食べる場所決めたらしい。
この日が来ると分かっていたので面倒くさくて下駄にジーパンで帰ったというのに、私だけ抜けるのも許されないという、家族内食わず嫌い王決定戦。
唖然としていると赤い靴やスカートを用意されたので、
「朝から夜の格好するのはイヤー!!」
と絶叫して、みきさんに会う為に持って帰ったキューティーハニーは諦めてジーパンに白カットソーで諦める。
しかも、同じ敷地内にある祖父母の家から「曾孫(いとこの子供)が来たから来い!」という電話がかかったので、本格的にキューティーハニーは諦める。
マジ叔母が怖いので。
前に誰かが会いに行こうとしたら「雑菌がうつる」と言われて会えなかったという逸話付き。
行ってみたら叔母様はいらっしゃらなかったので失礼ながら安堵の息を漏らし、赤ちゃんに没頭する。
しかも曾孫と子です。
なんて感動的!
もう私が為すべき役目は無いな。
出来るとすれば、処女懐胎くらいだ(拘ってる)。
うにうに掴んで遊びつつ、まだ首が据わっていない子供に乱暴な扱いをして「猿だから」と謎の言葉を発しだす、流石父の父だけある意味不明な自信を持った発言に母親怯えまくり。
で、私は一体この人にどういう育てられ方をして今まで無事生きてきたんだろう。
そんな謎を抱きながら今日もベイビー撮影会を勝手に行わせていただいて(手だけ写真足だけ写真とか、どこかフェチな……)、今日も次の予定があるので慌てて移動しました。
最寄りの電車駅でみきさんと待ち合わせしていたのですが。
前日まで「ジョリーが車で案内してくれるかも!」と姉はメールしていたのですが、ジョリーは魂だけでなく躰もとうとう売ってしまっているのかもの凄く疲れていたようで、動けなかったのだそうな。あれだけダメって言ったのに!(嘘)>ジョリー。ソイエの使い心地は相変わらず快感かい?
「あ、でもカッカに会う言うたら怯えてました☆」
「あら☆ そいえば掲示板で怯えてましたもんね☆」
で、みきさんが鞄からゴソゴソっと小さな無人に近い駅であっちゃんの詩集を取り出す。
もんどり打ってウケる。
これほどまでに期待を裏切らないとは! 矢張り恐ろしい人!(白目)
もともと本日のみきさんとの予定は「ウフフアハハ☆」がテーマだったので、のっけからフィーバー。
フィーバーしすぎて駅に着いた時に持ってたスカート忘れてた。
タイムロスをしてしまいつつ、なんとか忘れた場所も覚えていたので、無事出てくる。
田舎の中の都会の案内所のおっちゃんはいかんとも会話が通じにくく、隣のお姉さんが「これからこの人が駅に電話しますから」と言うフォローの一言でなんとか一安心したら、無事発見の情報の後、「今日は泊まり? 大変じゃのう」て確実に私用電話に使いはじめたところでまたお姉さんがフォローしてくれたので、移動開始。
こっから全部みきさんお任せ行動。
まずランチを案内してもらってもぐもぐ食べながらウフフアハハ☆なお話をたくさんする。
いい加減そろそろ長居もまずいし、移動しよう、と何故か一昨日行ったカラオケ屋に。
それはランチの最中に「本人出演映像のがあって、どうにも『囁き』があやしすぎるんです」と言ったらみきさんが興味を持ったので(他人の所為)。
のっけに「履歴100」を見たらヤッサイモッサイこと森山が占領していたので無性に許せなくなり、
「この履歴を、おかしくなるまで埋め尽くします!」
と宣言。
みきさんも乗ってくれる。
というか、後から見返してみたら、モッサイの後に速攻『囁き』が入っている時点で意味不明なんですけど…?
『囁き』カラオケ加工は歌わず堪能しました。しかも雰囲気出す為に照明も落としてね。
その後しばし歌も歌わずウフフアハハ☆をした後に、歌いながらウフフフアハハハ☆とどんどこ壊れていく私とみきさん。
「これは何ソング? どっち視点?」
「ウッフー!」
「アッハー!」
にゃん!
しばしばKOKIAを交ぜて更に混乱を交え、最後の方は猛烈ネタ切れて椎名林檎→キューティーハニー→ブリトニーのTOXIC→シメにCOCCOとなってました。やっぱシメだから『焼け野が原』。
ううん、履歴は謎に包まれました。みきさんも矢張りステキチョイスばかりでしたしね☆
終わって、みきさんは移動があるので途中次の待合い場所まで送ってもらって、みきさんは移動に消えていきました。
忙しい中遊んでくれてありがとー! またウフフアハハ会やりましょーねー!
……ジラジラエロを修行します、姉さん。


むぅ〜ん。
なんだか意識が遠いところに飛んで行ってしまいそうになっていたとこで、ピロとママが別の百貨店で勝手に買い物していることが判明。
裏切り者!
と心で叫び、慌てて道順を聞いて駆けつける。
何のために待ち合わせ場所までみきさんに案内してもらったというのか。
言ったらハートマーク飛び散りまくり、しかもラメラメとかキラキラ一杯ついた日傘を持ってご機嫌なママンを発見した。
うーん……似合うのが怖い……。あんたのキャラ表してる。
時間になってしまったのであっという間に車に乗り込み、地下駐車場で洋服を着替えて、フレンチを食べに広島で唯一の飲み屋街に。
ブーブー。
で、カッカもそれなりに嫌いなものありつつ淡々として食べました。
絶対バラさねえ……(特に父親)。
御飯食べ終わったら、パパがちょっと電話したら何故か直ぐに第三夫人が登場。
「いや、お母さんより全然お父さんのあしらい上手いから平気」(娘達)
「あらぁ。本当にこの人達仲良しねえ。これからもこの人を宜しくお願いしますワァ」(母)
妻の居る前で公然とジャレあうパパと第三夫人。
第二夫人は? と聞くと格下げにあったという。
あ、あんなにパパの事愛していたのに、何があったというの!?
現時点、夏につき、海の世話係(いわばBDでいうならば秋山か?)が第一夫人(父よ、妻は何処なのだ)の座に着き、とうとう第三夫人が第二夫人に上がったという。
「え? 第二夫人は?」
どうやら下僕となってしまったらしいです。
パパのいうことならなんでも聞くらしい……。
ふ、二人の間に何が!?
父親で萌える不埒な娘。
というか、みきさんも「大丈夫、うちも不埒な家族だから☆」って言ってた。
でも、どうやら家族の食事会の後で第三夫人とディナーをもう一度頼む(というか、第三夫人に御飯をおごってるっぽい)あたり、しかも妻とかちあわせても気にしないし、しかも第三夫人いるのに元第二夫人に電話かけてる辺り、うちの家族というか、この妙さ加減をどう言葉に表していいのだろうか。
ウフフアハハ☆←誤魔化してみた。


2004年08月14日(土) 怒濤の一日

今回、何の為に帰省をしたのか。
じいじいからお小遣いを貰う為、では無く(笑)、いとこに子供が生まれたのでそれを拝みに行こうー! もう一人のいとこは結婚したので旦那を拝みに行こうー! という事で、三姉妹揃わずに帰省しつつも今日この日には全員居合わせていたのであった。
ちっとも起きやしないKにブチ切れつつ「すいませんKが遅刻したので遅れまーす」と軽く嫌みを入れた電話をしてスッキリして、親戚の集まる家に到着。
母方の親族は、既に祖父母は亡くなっているけれども仲良しなのでしばしば集まって楽しくやってるんです。
到着するなりお誕生日席に座って「おでん食べたい」とおでん待機姿勢を取る母。
「……仏壇にお参りは食べた後、ね☆」
お爺ちゃん、お婆ちゃん、あなたたちの愛情を一心に注がれて育った母は、こんな風になりました。南無。
おじちゃんの作ったチーズ揚げ餃子爆弾で被爆する。
いちもくさんにチーズを口にしたのが悪かったようで、口がまず火傷して、熱いと大暴れしたら隣のいなり寿司やら自分の手やら二次災害が出る始末。
熱いと大暴れしつつもガツガツ食べてお参り済ませて、さて、じゃあ赤ちゃんで遊ぶぞー! と思ったら赤ちゃんは既に眠たくなってて、ついでにも一つおじちゃんが悪質な酔っぱらいになっていた。
うわあ。
放置プレイやらカマしても「ねえねえねえねえ」て絡んでくる。寝ろ、と命令すればするほど駄々っ子になるということも判明。
言葉攻め開始。
「男が泣いていいのは三度まででしょ!」
大沈黙。
「そのうちおじちゃん、お婆ちゃんの葬式の時喪主の挨拶中に大泣きしたでしょ? それからこないだ息子に肩揉んでもらった時泣いたでしょ? それから息子が東京行く時にもネクタイ締めてあげながら泣いた? たーかーが東京で」
最後吐き捨てるように言ったら流石におじちゃんしょんぼりした。
よし少し休もうと思ったら直ぐに言い訳はじめる。
うおう。
その後も、起きた赤ちゃんがご機嫌良いのでよだれシャワーを浴びちゃいながら、胸元のリボンを足で解かれながらも赤ちゃんに夢中になっていたら
「ねえねえ」
てまた話しかけてくる。
ここ子供率何人だ。
そして全員ボケキャラだ、相変わらず。
ツッコミ疲れてダウンしてたら、「おっ、寝てる寝てる」てすかさず私が取り上げに取り上げまくった酒を取りに行こうと動き出すおじちゃん。
「そうそう易々と飲めると思ってんの?」
と私がサド声をかけたら本気でビクゥとしてました。
「小さい頃は可愛かったのになあ……」
はあ、記憶に御座いませんが。
その後も悪あがきで、タバコを吸いに換気扇に行く振りをして冷蔵庫を開ける、等悪質行為が繰り返されたので、息子の了承の元、750ミリ缶(?)を、おじちゃんの目の前で「ほら、悪いことするからこんなもったいないことになんの。分かる?」とビールをジャージャー流しに捨てる。
最初に飲んでた焼酎は既に娘さんに手渡して隠してもらいました。隠すのはやっぱり家の人じゃないと分からないから。
普段はあんまり酒飲まないおじちゃんも盆暮れ正月みんなが集まると嬉しくてはしゃぎすぎて毎回おかしくなっちゃうらしく、記憶もあんまり無いらしい。
あんた、記憶がなくなっちゃうんなら、飲まない方が善いのでは……と本気で思った。
そして糖尿病に片足突っ込んだので、食べ物や、酒という飲み物も体に悪いのである。
看護師の資格をあとちょっとで取れる息子と私が一緒になって口を酸っぱくして散々怒号を浴びせて説教した後、
「あのね、どうでもいい人には何も言わんのよ。どうでもいい人じゃったら勝手に飲んで勝手に死にゃ良いん。心配しとるけ言っとるんでしょうが!」
つーたら今度は本気で泣いた。
……泣いていい回数確実に超してる……。
夕方になって帰る時も、帰るなー帰るなー(帰っちゃヤダー)と駄々をこねて愚図って仕方が無い。
「次の予定があるんだから!」
つーたら
「……次の予定かー。格好いいのう。それ貰ったぞう」
っておじちゃん、どこにつっこめと?
放置してたら本気でスネて、玄関に来なかった(笑)。
でも、帰りがけに車を追いかける勢いでおじちゃんが「またねーまたねー」てやってきた。
うーむ。扱いに困る子供じゃのう……。


本気で遊び(?)疲れて三姉妹揃って車で眠ってたら、母親に「送るのめんどい」て道路から放り出されました。母も眠たかったんだな。
マジで土地勘ゼロになっているので、乗る場所降りる駅降りてから先どうやって歩いて待ち合わせ場所まで行けばいいのか瞬発力で全部聞き出して、道路で唖然とする。
さっきまで眠ってたからコンタクトが乾いて前が何にも見えない状態でバスに乗ったら、ちゃんと到着するバスだった。
田舎は楽だ。だがここで間違えた場合、どうしようもなく知らない場所に置いて行かれる可能性もあるわけだ。と思うとスリル満点だ。
到着する頃に友人から「遅れるー」というメールがあったので一安心してゆっくり知らない場所を歩く要領でパン屋まで歩いていたら、「案外早く着いたー」と電話があった。ハッ、このままでは私が遅刻という事になってしまう、と思った私は、折衷案として、パン屋から待ち合わせ場所までの丁度間辺りでもう一度待ち合わせをしようと提案、相手も了承してくれる。
カラオケにもで行こうと思ったのだが私が唯一知っていたカラオケも既に今は無く、結局地元民の友人が「ここ何度か行った事あるから」と言うところへ行く。
あ、知ってるんじゃん。散々「任せた!」とか言ってた地元民め。
で、機械いじったりカラオケの分厚い本(あれは何と言えば良いのか、表? パンフ?)をバラバラめくっていたら、本人出演映像、ていうとこにBUCK-TICK発見。しかも『囁き』と判明。
ワァ、あっちゃんが手錠されたりする例のアレ。
しかも『囁き』と『ヒロイン』(あっちゃん盲腸こじらせて腹膜炎エピソード)って、もしやこいつら確信犯!?
ひっくり返って笑ってたら、ワンドリンクを持ってきた店員が本気で怖がってた。
その後、「KOKIA可愛い〜」と友人が言ったが最後、我慢していたKOKIA熱を放射するかのようにKOKIA歌いまくるファン。
ちゃんとにゃんにゃんダンスまで仕込む濃ゆいファンっぷりを披露……ヤバい。
最近、デンモクというのが出回っていて、履歴が100まで見られてしまうので、敢えて「……?」と思われるよう、KOKIA×3椎名林檎間に挟んでKOKIAとかaiko、何故かひょいっとCOCCO乱入というような事をやってました。友人は履歴に載らない範囲で、本人出演がツボったらしく、ピンクレディとか「この人もう死んでるから貴重映像だよー」とかいうの歌ってました。
皮剥いだら何歳の人間が出てくるんだろう……。
カラオケ終えて、御飯を食べよう〜! と裏通りをテキトーに歩いていたら(何かあるよ! と言われたので)本当に何かあって、焼酎とか安くて美味しいの飲めるし御飯も「私小食だけど、頼むー」と友人がテキトーに頼んで。
というかテキトーという名の言葉があるからここまで長続きしてるのかもしれない、付き合い既に15年。
さらこさん妹に昨日メール爆弾を仕込んでおいたら、今頃になって「あら? わたくしは今隣の県です(*^_^*)」みたいなメールが来て、なんとはなしに笑いを誘う。ウフフフフ、そういえば半年前あなたは「今家にいません」的メール攻撃で私達から会うのから煙に巻いたわね。どこに居たのか未だ不明(敢えて聞かない。絶対答えないから、ヤツは)。
濃く深い話題を笑いを交えて語る。



楽しかったーとタクシーに乗り込んだら、タクシーの運転手に気が付いたら説教くらっている。
………。
最後の方、友人が降りてから一対一になったところでバトル開始。
相手の過去が自衛隊だったことなども全部掘り起こし、「あ、そこの白い柱と白い箱…のとこで止めてください」と止めてもらった後も
「どうなんでしょうね、元自衛隊の人間として、今の自衛隊の在り方は?」
とか
「どうなんでしょうね。ヒロシマという存在の在り方は他の都市に通じてなかったりしますけど、ヒロシマの人間として何をすればいいんでしょうね」
と説教分ちゃんとこっちもテーマ投げかけてから、相手が沈黙したとこを狙って
「じゃ、有り難う御座いましたー」
とタクシー降りた。
前半語らせたんだから後半はこっちの時間。


帰ったら柔道が凄いことになってた。
野村は格好いいが、Kがめちゃめちゃ惚れて「誰だっけ? パイレーツ・オブ・カリビアンに出てたおじさん」という失敬は発言をした為、何故か野村まで認めてもらえなくなった。
ジョニーはおじさんじゃなーい!
姉二人憤り。


2004年08月11日(水) 死んでこい自分!

「俺」と書くべきところを「僕」と書いたまま郵送しちゃったよー!(血涙)
……という訳で、生まれてはじめての原稿、大失敗に終わる。


ランチを一緒に☆と蒼生さんにわざわざ最寄り駅まで来て貰って、今日は、日記に以前書いてあった「メン ツメモノ」のフレンチのお店に行きました。
行く前に「ゆ、ゆ郵便局行ってよいですか……?」と郵送を済ませてスッキリ、したら渡すべきものを忘れておりました。
う、生まれてはじめて「二ッ折厳禁」と赤い文字で書いたのでゲクゲクしていたのだ。
昨日「折れたりしないように厚紙と一緒にして、雨に濡れても大丈夫なようにビニールに入れて」と言われ本気でテンパり、ビニールを探して本気で一瞬サラン○ップを考えました。
サラン○ップはありなのだろうか無しなのだろうか、本気で分からん。
今年の大阪夏の陣で、最悪なミスを犯したままの原稿があったらそれが私です……←HNとPNが違う。プリントアウトし終えてから気が付いたんですね……(血痰)。さっき間違えて俺って書いてくれてないかな自分と思って見てみたんですが、やっぱり僕ってやっちゃってました☆
うおおおおおおおお(魂の咆吼)。
原稿はナマモノ、まるで演奏会のようだ、と意味不明な繋がりを見つける。
本番終えて舞台から去った後のような、大後悔の嵐の気分がそっくりだ。
本気でそんなもん似なくていい。味わいたくない、あの気分。
満足いかなかった演奏した後って、自分をことごとく痛めつけて一度死んでこようくらいまで「あそこをこうしておけば良かった……フッ、何を今更」を延々繰り返すんだよね。うん。
でも生きてる☆反省足りてないのかな☆
気分を切り替えて美味しくランチを食す。
私はレンズ豆のサラダ、蒼生さんはニース風サラダ。ニース風ってどんなんやねん、と思ったら色々な具材が色とりどりサラダだった。どういう風にニースなんだろう。
レンズ豆は恐ろしくわかりやすい、レンズ豆の怒濤の盛りだった。
レンズ豆を愛すわたくしとしては非常に美味に食したのだが、そこまでレンズ豆が好きじゃない人にあの量はキッツイかと思われる。
草食べるより豆食った方が食べた感があるしな!←大食漢
蒼生さんは牛肉の煮込み頼んで私は魚のムース。なんか、肉が凄く美味そうに見えた。隣の芝生は青い。魚のムースも美味しかったのだが。
そこら辺あたりから話が盛り上がってきて食べ物より食事に夢中になってたし。
あっちゃんの話とか(詩集出してるんですよ! とかユータ君のお手紙の愛らしさは本当に30代の男のものですか? とかあっちゃん映画つーたら蒼生さん爆笑、とか)某曼陀羅の更なる進化について(曼陀羅は如何に進化したのか、どのような曼陀羅になっているのか、それでもノベルス収まってないらしいデスヨとか、最近かつチャに凄い本持ってそーな人がもう一人いらっしゃって、彼もまた凄いコレクターで愛蔵版と普通版があったら両方買っちゃうような人で、そんでもって言い忘れたけど昨日チャット真っ最中に本棚壊れちゃうような量ですよ! とか)、日明恩はいいですなあ、とかごじょさんの本を読んでらっしゃる中年層の方々は、雪魚でうさみんに感情移入して読んでるのかしらウフフフフフ、と色々と。
デザートは蒼生さんには刺激物がたくさんありすぎたらしく(シナモンとジンジャー)ごめんなさーい私が両方美味しく頂きました。えへ☆
で、忘れ物を取ってきまーす、と蒼生さんにコーヒーを飲んでもらっている間に家に忘れ物を取りに行って、帰ってきたら、ちょっと大通りから奥に入ったそこらの民家の人々のたまり場的コーヒー屋の亀に釘付け。
わざわざ苦しいところに入ってはもがき苦しんで、飛び出したと思ったらまたわざわざ苦しいスポットに入り込む。
その亀の姿に、何かを、見たのだが。
今回の原稿の件について、キリリク権制度について
「イラストサイトさんとか、サイトにSSが載らないところは原稿送りますよ〜って言ってたり、蒼生さんもまだ一つキリバン取られてましたよね?」
とわざわざ苦しいところに入っていく亀、私。
「あ、忘れてた、私もう一つキリバン取ってたんだっけ☆」
ビシャァアアアア!(←ホスト部的表現)
というわけで、苦しみがまた一つ増えました(喀血)。
さあ皆さんガンガンキリ番使ってね!(ヤケ)



夜は踊りにでも行くかと思っていたら母からわざわざ「ジム行け」てメールが来た。
うっさいこっちはまだピアノの練習中やっちゅー。
ビヨンセのCDかけて無理矢理テンションあげてジムへ行く。
Kが居ない現在の拙宅、朝っぱらから阿呆な長女(私)が起き抜けシャワー浴びた後に
「ビヨンセ!」
と謎のポーズを取って妹を蹴り起こしたりする。
ピロは下から上まで舐めるように見た後
「……人間、変われるもんじゃねえ」
と言った。
変わったのか?
つーかその視線怖いよ!
そしてビフォアの自分も怖いわ!
というわけで今日も腹筋を割りに行きました。
本当は、ヒップホップまでやりたかったのですが、そのまえのキックシェイブで蹴り入れすぎて過呼吸起こしそうになるくらいしんどくなったので今日はパス。死ぬ。酸素行き渡ってなくて頭痛い。
何事も、内容が分かれば分かるだけ辛いって、ピアノで思い知ってる筈なのにね。バレエで体感してるのにね。
くーるーしーいー。
鏡の前の自分に、最初こそ二段蹴りやらかかと落とし入れる勢いで頭の上に足が行く勢いだったのですが、最後の方ったら疲れてヘボジョブ出してましたよ……。
鏡に向かって自分をボコり過ぎ、疲れた。
あー、スッキリ。


2004年08月09日(月) そして私は今日も病院を巡る

ドクターショッピング☆という訳では無いのですが(精神科領域でボーダーラインパーソナリティディスオーダー等の人がドクターが期待に応えてくれない、と過剰な期待をしては裏切られた気分になって次々と病院クリニックを変えていくことをドクターショッピングと云う、ような気がしたのだが随分前の知識なので発言に対して自信ゼロ)今日も病院に行ったぜーイエイ!
今回は、全室個室の入院施設しかない、病院内にギャラリーやチャペルがあったりする大きな病院です。有名所ですね。
いやあ、入院手術って婦人科クリニックの先生に言われたから、「じゃあ、入院するなら綺麗なとこで、ホテルぽい感じのとこがいいな」て我が儘ぶっこいて色々コネ使いました。理事長室に母親に電話させるよーな黒い巨塔な事を。
とはいえコネだらけの業界ですから、大した事は出来ないのです。
ま、指名しないと出てこない部長先生に診てもらえるくらいのコネしか無い訳で、結局予約入ってない新患の私は並ばざるを得ないのですよう。
スタートダッシュで負けるものか! と朝早くに起きて勇んで家を飛び出したは良いが、最寄り駅到着早々、「どっちだろう……」と看板を探し、矢印付き看板が見つかって安堵して一歩踏み出したら、そこになんとまあ段差がありまして。
今日も見事な転けっぷりを披露しました。
3人以上から大丈夫ですか? と声をかけられる。
ああ、病院近いから声かけちゃうんだよね……。潔く救急車呼ぶくらい重傷、はやっぱイヤだ!
どうしてお気に入りのワンピースを着た日に限って転けるんだろう、とジルスチュアートのワンピース(涼しい)を気にしながら到着したら、5分のロス。スタートダッシュで完璧に負けた。
ぐおお、悔しい。
やっぱり11時までかかると言われたので、近くにある銀座の伊東屋という文房具屋に行き、プリンタのインクを買う。
帰りに歩き疲れてタクシー使う。
いやあ、暑くてさー。
行きがけに次々と車で乗り付ける人達見て「あ、あれ格好いい」と思ったから真似したかったの。
ちょっと遅刻したので丁度名前呼ばれてた。
ハイ! と慌てて返事して中に入る。これを逃すと昼の最後の列だ。夕方!?
予診する看護婦さんは眼鏡っ子で可愛かった(←看護婦チェックを欠かさない…)。
最近何事もパソコン入力に頼っているようなので、看護婦さんがあらかじめ色々と私の個人情報をパソコンに打ち込んでいく。まあ、どうでもいいような情報ですけれども。
で、部長先生登場。
……海坊主じゃない!
さ、産婦人科っていうから海坊主かどうかと思っていたのに。
しかも格好良くもない。
ああ、つまんないよーつまんないー。病院の楽しみと言えば白衣か妄想かどっちかなのにー。
過剰な期待をしていた自分を恥じつつ(笑)今度はドクターがパソコンに打ち込んでいくのをまじまじタイピングする手と共に観察してみる。
慣れてないのかたどたどしくってもどかしくって気になって仕方ない。
/日と打ちたかったのであろうところにアホ変換が何故か/二値と変換しているのに気が付かずにそのまま次にいくからいっそもう訂正するように言おうかどうかぐっと堪えるのに大変でした。
て下らないことばっか考えてます、相変わらず。
色々データを見た結果。
その毛玉やらは、どうせ取ってもまた再発する可能性大なので、良性であった場合は取らないという手もあります、と言われて一安心。いや、悪性とか無い無いあり得ない(←意味無い自信)。
なんで毛玉やら皮膚が出来るのかっていう説明。
「卵巣で卵子は作られるんだけど、それが勝手に細胞分裂しちゃう場合があってね」
「ほえ?」
「通常卵子と精子が一緒になって細胞分裂して子供が出来るじゃない。それが卵子だけでやっちゃうわけ」
……! このままうまく頑張れば処女懐胎じゃないですか! 頑張れオレの卵子!
「まあ分裂しても出来る訳がないから、最終的に皮膚だけになっちゃったり髪の毛になっちゃったりするわけ」
ガーン! 処女懐胎の残骸……。
哀れ、オレの分解しそこねた卵子……。いや普通に排卵しろよっていう話なのだが。きっと処女懐胎したかったんだって。体がそれを望んでいたのに…無理なのね…。
こいつホントに分かってんのか、という人が多いからか、ちゃんと説明した後にレジュメみたいな紙を貰った。
結局まだ目を通してないので、折角のレジュメ、まだ利用価値ゼロ。
あとで処女懐胎する方法でも考えるか(しかも自力)。
「じゃ、今日は血液検査して、MRI撮る日を決めて」
え? MRI今日撮ろうよ。
とも言えず(どうせ混んでるんだろう)
え? 血は絶対綺麗だから。
とも言えず(だって医者の屁理屈に敵う訳ないもの)
大人しく血を採られてヨレヨレになって帰宅しました。



少しテンションを無理矢理上げて、プリンタにいざ立ち向かう。
しかしなかなかたかがインク取り替えだというのにいう事を聞きゃしないプリンタ。
もう、白い巨塔で伊藤君がやったテンパった状態にまで追いつめられる。
「頼む! 生きててくれ! 動いてくれ!」
散々心臓マッサージ(……?)をしていたら、やっと、息を吹き返して「うぃ〜」と動き出すプリンタ。
「先生! バイタル正常に戻りました!」
一人で遊んでたらまたピロに
「よし!……ええと台詞なんだっけなあ。それよりお姉ちゃん、なんかそんな急ぐことあるん?」
といわれました。
ええと……ねえ?>暮さん


2004年08月08日(日) J'adore dancer

朝早く目が覚めたのでサッサと荷物をまとめて踊る為に家を出る。
……早すぎてまだジム開いてませんでしたー……。整理券制度だというので張り切って行ったのに。
酷いわあ、しくしく、と嘆きながら読書して時間つぶしました。
ソフトコンタクトレンズが裏表逆に入っているのに気が付いたのは随分時間がかかりました。
裏表逆のコンタクトってけっこうしんどいよね! でも日明恩は面白いッス! 薦めてくれてありがとう!>蒼生さん


バレエのクラス整理券一桁だった。というか時間ギリギリに行っても大丈夫だという事実を知り半ばショックを受けつつ早めに行ったので痛めていた左足を中心に入念にストレッチング。一度痛めた足は再発しやすい。踊れるかどうか不安だ。だがここで踊らなければストレス溜まって鬱屈ちゃんになる。

今日のバレエのクラスは代行の先生ということですが、新国立バレエ団の人だったっぽい。白鳥の湖Tシャツ(3000円で作れるクラスTシャツみたいなヤツ)を上に着ているから余計にそう見えるのか、白鳥っつーより日本顔でとても鶴っぽかった。綺麗な人なんだが。和顔なので鶴。
矢張り次に有料のクラスがあるとなると火曜日より全然レベルが高い。
1時間リハビリテーションのように体を動かした後、「大丈夫かな、足」と心配しながら思い切って次のクラスも申し込んでしまう。
結果。
両足痛い。痛い痛い痛い痛いよう。
ダンサーしか痛めないと前にマッサージ師に言われたとこがもう両足痛い。
くっ、このくらい痛くないとやった気がしないってもんよ、と既にランナーズハイになってエンドルフィンがばがば。楽しいことこの上ない。
有料のクラスは人数も減るし、ちょっとすっきり、息もしやすい。
何より回りに自分より上手な人がたくさんいると、勉強になる。
ジョーと違って先生もガツガツ踊ってくれる。
あ、一応フォローの為に言うと、ジョーは膝を痛めて現役を引退したので未だに本気で踊る回数を増やすと足に溜まっている水が増えるんだそうです。膝に溜まってしまった水を抜いてもまた膝に悪いという状態になっているらしい。嗚呼、痛そうな話だ。
ジョーは、なんとまあ、検索かけたらジョフリーバレエ団に入っていたそうなんですよ。
あら、なんだかちょっと身近に感じられる『バレエ・カンパニー』。つーても既にジョーは遠き人なのじゃが。遠きにありて思うフェロ。
検索かけたジョーの写真にゲラゲラ笑いつつ(ごめんなさーい>ジョー)パソコンで遊びつつ、こうして踊っているのです。
あ、日本語逆だよ。踊ったりしつつパソコンで遊んでるのです。
正直しばらく、ピケアラベスクからソテジュテアントルラッセをする練習が無くて寂しかったので、久しぶりにやって超ご機嫌なのだ。
踊れてなくても、飛べてなくても(嗚呼!)なんだかダンサーになった気分になれる、ジュテアントルラッセ。大好き。
残りの野望としては、スタジオを一周。出来れば回転技で(無理なのだ)。




家帰って、早速壊れたとKがいうパソコンが実は生きている! と息を吹き返したもつかのま、プレ印刷している間に、「うぃ」という厭な音を立てて。
今度は、インクが切れた。
絶句するわたくし。
「うわああああ、〆切が! あああ明日買う! 買わなきゃ! ていうか今すぐインク欲しい!」
て絶叫してたらピロに
「お姉ちゃんもなんかあるん?」
て素朴に訊ねられましたよ、素朴な子め。内容見ないあたりは流石ピロだが。
「いいええ。なんにも御座いませんよう」
インク切れて燃え尽き症候群。


2004年08月07日(土) 『バレエ・カンパニー』

なんともまあ難しい映画を観たもんだ。
話のストーリーを説明せよと云われるなら至って簡単、バレエ・カンパニー(ジョフリー・バレエ)でソロを踊っていた女性がある日ちょっと首の調子が悪くて背後で振り写しで練習をしていたところを抜擢され、更にそれが好評を博し、彼氏と別れたばかりのところに新しい可愛い彼が出来たりして……という話。
不思議な作りになっているのか、単に私だけだったのか、全く主役に感情移入出来ないようにできているように思える。
逆にいうと、カンパニーの誰に感情移入してもおかしくはない作りになっているのだ。
ドキュメンタリータッチで描かれているので、舞台の裏側やリハーサルの様子が多い。
ある時、監督(ミスターA)が「なんか足りない」とこれがまた芸術家にありがちな曖昧な表現を使って、クラシックバレエのリハーサル(多分ゲネプロ)の時に言い出す。
「ええと、スザンヌ、踊ってみて」
言われた普段優秀と言われているのであろうスザンヌが、手本を見せるかのように踊っている最中にアキレス腱を切ってしまう。
その映像も、まったく効果も使わなければ悲劇的な音楽も無い。
ただ、事実として映像が流れるだけ、かのように作られる。
その後、「なんか足りない」と言われた人は当たり前のように舞台に立つ。そして踊れなくなったスザンヌはわざわざ松葉杖をついてまで、舞台袖でその踊りを観に来る。
このシーンが非常に印象的にうつるのだ。
誰に、感情移入するだろうか。
運悪くアキレス腱を切り踊れなくなったスザンヌだろうか。
私がスザンヌだったら、わざわざ自分が踊れなくなった舞台を見られるだろうか。
それとも、運良く役を奪われることなく何事もなく舞台に立てた彼女(名前知らない)だろうか。
彼女は、最初から何か足りなかったのか。
スザンヌが見ているか否かはともかく、自分の箇所で人生を切られた人間がいることを知りつつ舞台に立って晴れやかに跳び続ける。
ミスターAは知らん顔で、その日も舞台が成功したと祝う。
ああ、そういうもんか。
そのシーンを考えると凄くもやもやとした感情が残る。
スザンヌは後に結婚という幸せを迎えるのだが。
主役も、ネタバレになってしまうが、最後に「アレグロダンサー」という栄えある役に選ばれたが、踊っている最中にズッこけてしまい、腕を折るか何かする。
最後に違う人間が、振り付け家を呼んだり、拍手を浴びたり、どんなに頑張っていても最後にスポットを浴びて拍手を浴びるのは他人。
笑顔で、彼が心配してかけつけてくるのを迎える主人公。
というところで終わるのだが。
笑ってらんねーよ、私なら。
つい思ってしまうのだ。
多分、職業の違いだろう。
結局ピアノやってるとズッ転けようが止まろうがループ(終われなくなる)しようが哀れみの拍手だろうが野次だろうが拍手喝采だろうが、光も陰も当たるのは自分一人なので、つい「他人に取られるのはイヤ」という根性が知らないうちに身についていたのかもしれない。
例えば(例えばの話ですよー)オケで、何かの楽器のトップの人がぎっくり腰か何かで(例えばの話ですよー)消えた消えたの大騒ぎで結局トップが抜けることになる。
それでもオーケストラとしては進行せざるを得ないわけだ。オーケストラとして成功ならば良いわけだ。
が。
ピアノってピアニストが「弾くのやめた」て言っちゃったら終わりだ。
実際ドタキャンで有名なピアニストのチケット買った時はドタキャンされるんじゃないかとドキドキしながら開演時間過ぎても30分間開かない会場にドキドキしたもんだが。


とかブツブツ言ってみてむーんむーんむむむと考えてみたりしたのだけれども、結局結論としては。
これは考えさせる為に敢えて放り投げてやがるな、監督。
という考えに落ち着きました。
ちょっと前にハリポタ観たから余計違和感があるのか。
ここから観ている側に何か考えさせるであろうという場面で全部敢えて切ってあるし、向こう側から「こういう風に考えろ」というメッセージが無い。ドラマティカルな演出だとか、主人公の大仰な演技とか、過多のオーケストレーションも一切無いのだ。
どう思ったかは観た側が感じ取るものだ。
そういう精神がみてとれる。
我々はただ作品を、素晴らしい作品を提出する。
どう受け取るかはそちら次第。
そういう心意気がいっそ心地良いのである。




で、一言だけ文句付けるとしたら、バレエ好きとしては、もちょっとバレエシーンをカメラ寄りすぎずライン綺麗に観たかったかなー、くらいですかね。


2004年08月06日(金) 広島原爆投下の日 広島の一人の人間として考えること

朝方3時半過ぎ、東京で地震があった。
今まで謎の理由で目が覚めたら地震だった、という経験しか持ち合わせていない私は、地震が起きてから目が覚める、という体験が逆に奇妙に感じられて、そこで目が覚めた。
震度3の地震。
上京して間もない一番下の妹のKはひたすら東海地震の前触れか、と地震が怖かったらしく、「怖い怖い怖い怖い怖いよう!」と言い焦ってうろうろしていた。
私は、昨晩眠れなかった事を思い出し、時間軸がずれはじめた自分についてちょっと悶々と考えた。



朝の目覚ましはそれでも変わらずに8時にセットし、きちんと起きる。
広島で生まれ育ち、物心ついたからには、黙祷をしたかった。
8時にのそりと起きあがり、テレビをつけて、1分間の黙祷をする。
必死に色々祈ると1分間というのはなんともあっという間なんだ、というのをはじめて黙祷で体感した。
小学校の頃の1分間のなんと長かったことか!
でもあの頃の体験が、今の自分の8月6日8時起床に繋がっているのだろう。



結局、まだ5年と7年生まれに差がある妹達は起きるのを忘れていてずっと昼まで眠っていた。
Kに至っては地震の余りの怖さ(震度3程度)に全く眠れず、ベッドの横のデスクにしがみついて眠れるまでずっと「怖い怖い怖い怖い怖い……」と呟き続けていたらしく、起きた時大層しんどそうだった。
地震雷火事親父と言われているが、
8月6日という広島の人間にとって象徴的な一日に、地震が起こったので、
原爆の被害と地震と、いわば人災と天災と、どちらが一体怖いと云えるのか。
むしろ、人災と天災に区別はつくのか。
人災も、もしや天からの巡り巡った人口の廃絶の上になりたっているのではないか。
だとしたら、巡り巡る災いを、自然と立ち向かう訳ではないのであれば、巡りをどう断ち切るか、それを大切に考えていきたい。
広島の人間として、来年60年の節目を迎える時に何が出来るのか。
この間考えに考え抜いたアイデアを母に言ったら一蹴された。
「あんた程度の人間にそれが出来るのか」と。
ぐーるぐるぐるぐるぐる……。じゃあどうすればいいんだろう。
一人一人に、出来る限りの事をする、それしか無い、筈なのだが。
上京して10年以上、広島に居た頃は、この日のテレビは退屈で仕方が無いくらいに一日中原爆の事をテーマにして放映されていて、いっそビデオを借りに行こうかと思うくらいだったが、東京は、「東京大空襲の日」が節目とされているのかいないのか、広島という土地柄とは重きが違うのか、N○Kで少し放映された後は全部極々普通に番組は進行していた。
テレビ東京は意地になっているのかなってないのか、黙祷の行われる8時代も全く関係の無い番組をやっていた。黙祷をするという事はテレビ東京では無かった。
夜には他チャンネルで広島をテーマに番組があったけれども。
印象的だった。
結局、落とされたクニの広島にとって8月6日が大切な日であって、他の地域では関係が無いことなのか。
確かに、沖縄慰霊の時も東京ではそんなに知らされなかった。
今年はじめて沖縄に行った。
時間の都合でひめゆりの塔等に行けなかったが、いたるところで土地を蹂躙された跡がある沖縄。
未だに蹂躙され続ける沖縄。
自らの土地を踏みにじられ殺される。
ある日、核爆弾によってクニ一つが無くなり平らになる。木も根も無くなり、大量の死骸。
毎日毎日蹂躙され毎日幾人も大量に殺されていく。
どちらが、と比べるものでは無いだろう。
ただ、両方が、今、戦争と平和について、それぞれ思い思いに考えていく機会を与える、平和への祈念になる。



広島は確かに被害を受けた土地だが、大日本帝国は、確かに他の国に対して酷い事をした。
その報いを、心の奥底で戦争反対と思いつつ、お国の為なら死にましょうという教育を受けていた一般市民が一斉に焼け焦げ皮膚は溶け爪も溶け黒い雨を一斉に浴びながら助けて下さいと呻きつつ死んでいくことが、他の国に対する罰になる、とは思えない。
イラクの一般市民が死んでいくのが許せないのは、イラクの一般市民が戦争をし、イラクの一般市民達が何か特別に他の国に対して、報いを受けなければいけないような事をしたか? 違うだろう。
象徴的な何かが壊される、という事(ヒロシマが壊される、等)は、大日本帝国であった日本が余程酷い事をしてきたからだと、分かってはいる。
ただ、民間人を巻き込んでしまうのだけは理解したくないとしても。
だからといって、自国に対して象徴的なものが壊されたから相手の国を壊すというのは負の連鎖のはじまりなのだ。
正の連鎖がきっと何処かにあるように、負の連鎖は目に見える形である。負の連鎖は戦争をいつまでも繰り返す。
同級生が言った、「宗教戦争がこの世で最も醜い戦争だ」と。
戦争に、「最も」など無い。綺麗な戦争でもあるかのようで嫌悪感を憶えた。

負の連鎖を断ち切るには、正の連鎖を作っていく、のが大切なのではなかろうか。


私が、あの世にいるけれども最も好きな、母方の祖父は、優しい人だった。
太平洋戦争中には軍でそれなりの地位まで行ったらしい。
たくさんの人を殺したのだろう。
たくさんの人を殺させた。
彼は、他の祖父母が戦争や被爆について語る中、只の一度も戦争について語ろうとはしなかった。
幼い頃の無邪気かつ残悪な行動も、全て赦した。
肩車してもらって「おじいちゃんのハゲー」と頭をペチペチ叩いても、絶対に怒った事は無い。
ひたすらに優しかった。
未だに祖父の禿頭を思い出す。大好きな祖父の禿頭。
祖父の教えてくれた無償の愛は、今でも私の大切な核の部分になっている。
彼は、加害者である事を、ずっと責めつづけてきたのではなかったのだろうか、と後になってから思う。祖父はきっと元来優しい性格だったのだろうが、あそこまでの無償の愛というのは、人生で大きな出来事が無い限り、子供の無邪気な残悪な行動に対して、怒りの一発も入れている筈なのだ。
だが彼は、いつも私が行くと必ず真っ先に足のマッサージをして、肩車をし、ハゲー! とペチペチされても笑っていた。
死ぬ時も、死ぬ寸前まで苦しんでも、絶対に何も言わなかった。
彼は、一人の人間として、加害者としても体験し、また原爆投下の被害者でもあった。
誰一人、憎まない。
自分の身を投じて、全てを赦す。
祖父の生き方は、振り返ればそんな風に見える。
私は只無償の愛を受けただけの身でしか無いが、祖父の人生の中で、正の連鎖だけを受けた。
色々な負の連鎖の中で、大切な正の連鎖。
祖父に対する愛情も込めて、今、正の連鎖を動かすにはどうするべきなのか、考えなければならない。




夜『バレエ・カンパニー』を観たんですが、それもまた頭がぐるぐるしちゃったので明日に回します。


2004年08月05日(木) 腰が痛くなるまでやった

どうにも眠れなかったので朝方までかけて原稿の草稿を書き上げた!
スッキリして眠る。



午前中には起きたかったので、「絶対午前中に起きる!」と宣言していたピロに真夜中に「午前中には起こして」とメールを送ったが、実際は結局私が一番早くに目が覚めた。
続いてKも起きてきたので、女3人姦しくなりそうになって、慌てて部屋に駆け込む。
もう今日は、発汗作用のある飲料は飲みません……!←昨日は本当に辛かった。
練習もしたのだけれどもいい加減ピロとKが両方家に居ると五月蠅くて家を飛び出した。
レッツゴー……読書。
昨日のジムのプログラムが良かったらしく、足の筋肉痛が逆に消えている。
そうだ、筋肉痛がなくなるまでやるんだ! そこまで鍛えれば本当に筋肉が付く(のか?)。
それで云ったら、例えば眼精疲労の目の周りの筋肉も、イジメにイジメ抜いたら鍛えられるっていうことですか? 何事もイジメイジメ抜いたら鍛えられるんですかー?
……(懐古)うーん。イジメの場合は鍛えられはしないけど、麻痺はする。
……(思慮)うーん。眼精疲労の場合は……倒れる(体が弱いから)。
イジメ抜くのはよくないという結論でお願いします。
昨日の先生達が良かったんだな。



今日はジャズダンスをメインにやってきました。
これがまた楽しいのなんのって病みつきになりそうよあたし。
関西弁(やや兵庫系)のインストラクターは、振り付けが楽しい。
ストレッチの最中に体柔らかいなあ! と言われたけど「でも筋力が無いんで」と返答したら、レッスンの最中に
「筋力は大していらんからな、地面に向かって脱力したり、力逃がしてやるんや。足一本で立とうっていうのに足の筋肉だけ使ったらあかん。足太なるし。お腹をしっかりやれば大丈夫やから」
と為になるアドバイスをみんな(含私)にしてくれました。
振り付けが超絶楽しくて、
「あんな、二重人格になって欲しいねん。最初んところは優雅にいって、途中から唐突に格好良くな」
……頭の中に「ああ、丁度宝塚でいうとこの娘と男役……」と思った。
なりきりモード発動。
最初は娘(しかも端役気分)で優雅にいく。
でも途中で後ろアチチュードの振りの後にドスンと音を立ててしまい「誰や、今ドスンって音立てたん?」と言われました。素直に手を挙げました。
後ろアチチュードは、後ろアラベスクの次くらいに好きなのだが、それはバレエの話でジャズダンスで気合いを入れてやるところでは無かったらしい。
優雅さを追求するがあまりについつい燃えたぎってアチチュードをやってしまいました。
だって娘役だよ? アチチュード綺麗な方が可愛えやん!
てなことはどうでもいい。だって出来てはいないのだから。
次、男部分。
はじめてに近いジャズダンス体験(シューズだけ、学園祭の都合で持っている辺りが空しい)、足や手の振り付けはついていけない。
にもかかわらず、決めの「男役ポージング☆」だけはやったらめったら決めたがる。
だってー、いっつもビデオで観てて、あーこれ格好いいなーやってみたいなーって思ってたんだもん。
ポイントとしてはタメを少し入れて顔は必ず前にして、決まった時(だけ)の動きを一瞬止めるとこですな。そうすると唐突に男役っぽくなります。
と下らない探求心で踊っていたら(ちなみに普通の振り付けが全然出来なくなる、変な事ばっかり考えてるから)、周りを見渡すとそれぞれジャズダンスも美意識が違うもんなんだなーと思いました。
多分、私も間違った方向でやってるだろうなあ……(遠い目)。
でも先生、その振り付け最高に好き!


全然出来ないままに終わってしまったのでちょっと心寂しく、小1時間休みながら雑誌を読み、J-popのダンスの方にも行ってみました。
……ああ、J-POPだ、と気が付いたのはけっこう後でした(大馬鹿者)。
エグザ○ルに合わせて、メインの、サビの部分の振りを踊るっていう無茶なコーナー。
途中、「あ、これ腰に悪いや」と思った瞬間集中力がブチッと音を立てて切れました。
私は別にエ○ザイル(←なんでアルファベット表示にしないんだろう、私)の踊りをマスターすべく為に頑張っている訳ではなく、体に良い踊りを踊っていきたい。
あの方々の踊りはすさまじく足を使うので、左の足と腰が痛くなりました。
も、無理☆
動き速すぎるんじゃーうおー。
ちなみに昔ママンが「さっきまでエグ○イルの踊りテレビを観ながら一緒に踊ってたの!」とキャッキャ言っていたのを思い出し、私より体力年齢が若い母を今更ながらそんなとこで尊敬しました。
これからは負けじとピラティスやったるで!>ママン。



本日、仕事先のオーナーからすっげー面白い電話があったんですが、仕事が忙しすぎて結局旅行には行けないのでしょうか。
心配……。


2004年08月04日(水) 何故か目に沁み入る

「お姉ちゃん、VA○M賞味期限切れてるよー」
「分かった、今から飲む!」
折りしも省エネ命令が下された(先月の電気代がバレた)暑い夏の午後の昼下がり、運動する時に最適と言われている例の、バレーやマラソンでこれでもかと宣伝にタオルなどにも使われている例の飲み物を飲んだ。
賞味期限は切れてから慌てて飲むものだ。
経絡マッサージの人に「朝日に当たりましょう」と言われても所詮西日しか当たらぬ我が家。昼から先はサウナの暑さになる。外出した方がまだマシというものだ。
昼には高校大学時代の友人に会った。センマリ。
最近何してる〜? なんていう話はソバ粉クレープの店で済ませて「ミラージュがさ」となったところで「い、移動しようぜ」とコーヒーショップへ移動、少し人の少ない場所を選ぶ、地下の珈琲屋。
一番ウケた彼女の台詞。
「ファンサービスとしてさ、最後にイッパツ絡みが欲しかった! 尻……失礼」
心身共に瀕死、そこらで暴れる蝉爆弾のような彼にそんな事を要求しますか、面白いなあ、相変わらず。
なんか楽しい気分になって帰宅して運動用飲料を飲んで、いざピアノの前に座る。ちゃんと鍵盤の前ですよ(主張しないとダメな事ですか…?>自分)。
弾いてると緊急事態がしばしば発生する。
汗がだくだくだくだく出てきて止まらない。
体から出て蒸発するから腹は冷える。そしてとうとう顔からも出てきた。
「たたた助けて〜! 死む!」
思わず部屋から飛び出してタオルを手に取っていたら、ピロがいた。
「お姉ちゃん……何かに取り憑かれてる?」
「……バレたか!」
そんなに大して練習してないんですけどね、効果てきめんです、あれ。
30分の曲を通しで弾こうとしても途中で汗が目に入って痛くて弾けなくなる程度です。
そもそも、力量があれば汗の量もそんなに無い訳で、理想としては、汗一つかかずに大曲をサラリと弾きこなしてしまうことですね。ふーん。はーん。ほーん。へーん。
家事炊事掃除洗濯する時に飲むのをお勧めします。
「……お姉ちゃん、堪忍して冷房、つけんちゃい」
言い出しっぺがとうとう妥協するくらい悲惨な汗のかきようだったらしい。
「ウハハハハハハハハハハ、堪忍じゃなくて観念。間違ってるわ!」
そのまんまガスガス弾いてスポーツジムへと飛び出しました。



今日は、キックシェイプに飛び込んでみたら、「これは中上級者用なのでね、無理だと思った方は少し下のクラスに行きましょうね」と言われた。ヤバいと思いつつも「あれ? 今日何しに来たんだったっけ?」と思っていた私は、蹴りだウキウキとちょっとノリ気。
キックシェイプのインストラクターは超兄貴。
そしてやっぱり構えのポーズがにゃんにゃんダンス(KOKIAライブ)になってしまう。鏡の中の自分に向かって何故だ、と問うのは諦め、「にゃん!」と呟く事にした。
のも最初のうち。
流石中上級者用とあって、にゃんとか言っている暇は無い。唐突にハードだ。最後の方はまたしても汗が目に入って沁みてギャースと思いつつそれを振り切ってアッパー! キーック! ウハハハハ楽しいぞう!←何かが取り憑いてますから。
汗がだくだくになってきたところで、どんどん「かかってこいよ!」モードが入るあたくし。
だって顔もガックンに似てると家族に言われるくらいだしね(普段の顔は違うけど)。
ぜえはあしながら、お疲れ様ですーと終了した後、次のヒップホップにも入る。
急激に雰囲気が変わるスタジオ。
なんか、踊れる感じの人達ですよ……うわあ、ヒップホップとか全然出来ないからこあいよー先生の近くに行こうーと前に行ったのも結構な間違い。
背後でガッシガッシ自己流に上手い人達が踊る中、何一つ基礎も知らぬ私が前に居た。前に詰めてー! と言われている間に気づいたら最前列になってしまっていたのだ。
今日は、ちゃんとしたヒップホップで、自分は全くついていけてないこと請け合いなのだが、とても楽しかった。
つーか。
先生がめっさ格好良くて。
姐御!
これから姐さんと呼ばせて下さい!
とコクりたいくらいに、オットコ前なお姉さん。
「あーいいねえいいいねえ上手だね!……‥‥・・・誉め殺し☆」
ステキ!
ヒップホップは振り付けをした後はガンガン踊っていく感じなので、きっとマスターしたら楽しそうです。
いつになるのか全然分からないけど。
ヒップホップは体が踊れてないかろうじて目に汗が入らなかった。
今日は目が痛い一日だった。



というわけで原稿せずに眠ってもよろしいでせうか?
自分の能力に訊け。


2004年08月03日(火) 起きてパジャマを脱いだら

朝起きてパジャマから部屋着に着替えようとしたら1日でお腹が二つに割れてましたワーイ。


毎日自分の日記にダメ出ししてます昨日のもダメ。多分今日のもダメ。
てめえは日がな一日何してるんだって言われそうな気が致します。

ところで題名がエロっぽいとたぎるよね。思いつかんけど。うーぬ。



今日はハリウッドヨガとバレエに行ってきました。
て書くと、ほら、踊りしかしてない唐突なスポーツバカみたいでしょ?
これでも一応頭からネタがはみ出しそうになりながら白紙状態のまま(ワァ!)一応時間内は本業の練習してるんで す!
ピロが口走って「ソ ソ ソーファーミーレー」て言い出したらチック発作みたいなの起こすくらいにはテンパってるの。誰に発表するわけでも無いのにさ。ヘンッ。
いーつになったら弾けるのかなあ、とかいうぼやきとか愚痴とかあんまり入れたく無いんです。
そうしたら阿呆みたいに楽しげな日記に仕上がるんです。
どっちが好いですかー、ドロドロネチョネチョに暗いのと、ケセラセラに明るいのと。
あたくしはどっちでもかまいませんのよ?(←自棄)

絶対文体を変えたりして遊んだのが響いてるんだろう。そうだそうだ。違いない。



ハリウッドヨガは、毎度思うに「動いた! 私は汗だく! もうダメですコーチ!」感が少なくて寂しい。
一応、自分の体に良いのも分かる。
体が落ち着いて集中していく感じが気持ちいい。
だがしかし、体を痛めつけて遊びたい私には、動きが少ないと物足りないのだ。
だからといって、ダンベル持ったりするのは怖い(←武器に見える)。
今日は優雅にいこう、そうしよう。
スケジュールも丁度バレエとかあるしネ。


バレエで思った事。
以前体調を悪くする前に通っていたジョーのアシスタントのバレエおなごよりも可愛いおなご、天性の、生まれ持ったバレエをする為に生まれてきたかのような美しいバレエおなごはもう居ない、どこにも居ない。
……可愛かったの!(思いだしフェロ震え)
今日もアイドルっぽい顔のバレエおなごアシスタントもいたけれど。
先生はどこか拒食症っぽい体型だったけれど(実は楽しい人だった)。
でもバレエおなごっつーたら顔の骨格は驚異的に小さく、体全体の骨格も人体の不思議を見ているかのように細い。肉の付きは無いのだが、それすらもどこか凄烈な色気を感じさせる。
あ・・・あ!
遠く無かったらもっかい会いに行くのに、ジョー! 遠いよ!



あー、原稿やらな……(ゲフンゴフン)


2004年08月02日(月) 生まれかわるの〜

昨日の日記はとても覇気が無いですね。書き直そうかと思ったのですが、情けない自分を晒してやろうと思ってそのまんまにしました。
私の中で髪型のウェイトが如何に軽いか、というのが分かりました。



ここ数日躰が疼いて仕方が無かった。
いてもたってもいられなくなり、とうとう自分から行動を開始しようと決意する。
この、わたくしが、すぽーつくらぶに行ってきました。
うわっほー似合わねえ。
スポーツクラブって言えば、ジャーコロ自転車もどきを漕いだりフンガフンガとマッチョマンがわんさかいるイメージそのまんまですよ。
調べて、実際到着してエレベーター降りたらまんまとジャーコロ自転車もどきを漕いでフンガフンガとマッチョマンだらけ。
一瞬、到着直後に帰ろうかと、涙を拭ってここでめげちゃダメだと奮起させてカウンターに行く。
スポーツクラブといえどもプール目的だったり自転車漕ぎ目当てだったり、ヨガ目当てだったり、私のように「兎に角今日から体を動かすと決めた」という意味不明な人まで様々な訳です。




で、結局5時間そこで遊んできた……←確実にアトラクションと勘違いしてはしゃいだ。
一応私の意地にかけて自転車ジャーコロはやめましたよ? だってあれ漕いだらどっか意識だけ飛びそうなんだもの。銀河鉄道の旅ならぬ、銀河自転車の旅になってしまふ。
最初に「やさしいhip hop」のようなものをやって、うーんまだまだかかってこいよ、「やさしい」とか要らなかったな、ヒップホップは難しいけど汗かかなかったよつまんねーな筋肉痛になってナンボじゃねえか! 的な気分になったので他の教室に飛び込んで、今流行のハリウッドヨガをやる。
体が異常に柔らかいので、退屈になってくる。
でもヨガというのは気分をよくさせるのか、集中力を高めてくれそうな。
良い感じに気分が集中してきたところで、次に同じ先生でマットピラティス。マットの上でピラティスっつーヨガの一部みたいなんをやるんです。うちのママンが最近ピラティスブーム。
あーヤッベー、ピラティスってば腹筋がキッツイんだよなーママンの腹筋が進化してて怖いったらありゃしないわ、と体をうにゃうにゃさせてダラついてたら、先生から
「経験者ですか?」
と声をかけられた。
「違います! 今日が初です!」
迂闊に体をうにゃらせてはいけません。
腹筋弱いから特にな……。
その後も目を付けられてしまった初心者の私は、これで負けん気が強いので意地になってるもんだから、くそぅ腹筋ダメだけど負けたくないと意地を張ってしまい、短い時間に大層ハードに腹筋を虐めました。
痛ぇ。
しかも、ここで引き下がればいいのにまだまだ動き足りない私の意識覚醒部分。
何かおかしくなっているんじゃないか、と疑問を抱きつつ。
またしても次のクラスへと乗り込む。
だってさー、今までバレエ1クラスやるだけで安くて2000円だぜ? 今日一日使いたい放題で2500円だったらやれるとこまでやっとくだろう。


次は、キックシェイプでした。
ボクササイズのキックが入ったヤツ、みたいな感じの。
大層生きの良い兄ちゃん(他に良い表現が見あたらない、生きが良さそうな兄ちゃん)がインストラクターです。
軽マッチョなインストラクター。
初めての人ーはーい! と言うわけで、どんなのか想像すらせずにやりはじめてみたのですが、これまでになく楽しい。
今までのヒップホップやらはなんだったのか。
メチャメチャ楽しいよ、殴ったり蹴ったり!
元々『ヴァンパイヤ・スレイヤー』とか『ダーク・エンジェル』とか格好いいおなごが活躍するアメリカドラマをケーブルテレビで見ては、「やってみたいなあ」と呟いていたしな!
まだまだ全然格好が決まらないけど。
ポーズ決めたら何故だかにゃんにゃんダンス(KOKIAライブ)になった鏡の前の自分に吃驚しましたけれども。
にゃん、と呟きつつ空白に向けて殴る蹴る。にゃん! と呟きつつ鏡の前の自分に向かってボコる。
気分ええ。
余りにも気分が良くなってきてしまったので、ついつい次の「スリムボクシング」とやらも参加することにしてしまいました、その頃いい加減体力限界、足の付け根が痛い。無視!
今度は兄貴系マッチョで、どうも兄貴系マッチョと軽マッチョは師弟関係なのか良さそうにしているのをウフフと眺めつつ(でもマッチョ嫌い)次はボクササイズでーす!
はじめての人にはキツいかもしれないけど、と言われる頃には既に何処か世界に勝手に入り込んでました。
エルボーとかアッパーとかカマす瞬間の快感と言ったら……(うっとし)。回し蹴りよりアッパーと思いましたヨ……。
うおースポーツクラブって楽しいもんだったんだなー。



ちょっと真面目に通ってみようと思ってまふ。
誰かかかってきたらちゃんとボコれるくらいにまでは上達したいなー☆


2004年08月01日(日) でぇゃ〜かんやま

そんなこんなで昨日も出かけたけれども意識朦朧のままだったので、
あって無き事にする。



今日は、髪の毛を切りに行った。
代官山。
お洒落の代名詞、のようなコジャレた街。
ああ、緊張するワァ。携帯電話忘れちゃった(←全く関係無いだろう>自分)。
着いたあたりで意識不明になりそうなくらい、大人数が代官山に降り立つ。
私もその一人だと分かっていても「この小さな街に何故こんなに大勢の人が……」と呟きたくなる、日曜昼下がり。
バサバサに伸びきっただけの髪の毛を切るだけの用なので、意識がはっきりしていない。
むしろ電車の中で読んでいる『ネジ式ザゼツキー』のミタライの言う事がすらすら理解できた箇所がある自分がある自分がイ・ヤ。御手洗潔の言うことは理解不能が定説(?)だろうに。
まだ途中だ。よし、これから意味不明になっていく筈!(←読書の仕方間違ってませんか?)
最近は毎日髪の毛のもさもさを誤魔化す為に一つに結っているので、到着早々「解いてもらっていいですか?」と言われる。オゥ、あたりきしゃりきのもものきよゥ。
切るの何ヶ月ぶりですっけ? とかそういう質問には「記憶に御座いません」と答えましょう。
シゲちん(美容師)は最初に比べて随分会話が上手くなったとは思うのだが、いかんせん久しぶりに雑誌というものをガン読みする私が流してしまって、哀れ極まりない。
美白頑張ってますね! やっぱ白いのが良いですね! これからも頑張ってください! と気合い入れて言われたが。
悪い、これは今日間違えて首に日焼け止め(顔用)を塗りすぎたらちょっと白くなりすぎたんだ、というわけで地肌が白い訳では無い。ごめん。太陽の光で灰になるのでとも言えず。
前回美容院に行った時にも書いた気がするが、安い&近所、という理由で行っていた美容院の美容師が、お洒落な街で高い値段になる事が理解出来ん……。
しかもシゲちん、明らかにその髪型は間違ってる、普通の人としても。美容師としても。なんじゃらほいなそのモジャモジャのパーマにチョビ髭は……。
この人に任せ続けていいのかにゃー、と一瞬不安になりつつ、だからと言ってどこかに変えるのも面倒くさい。
代官山に出かける用事が出来るというのも、楽しいものだし。
「これからどこか行かれるんですか?」
美容師定番の質問には「そこら辺の散歩です」と答えます。隣の人も同じ事言ってたし。




代官山で行くところで定めているところは、今回はヴィヴィアン タムです。ええ。
次はグレースのプレクチュールコーナーを見ようと思っております。音楽関係の仕事が入ったか入って無いかよく分からない今日この頃。
新しいドレスを装着したい(←ドレス=戦闘着)。
タムに入るなり、龍の刺繍が入ったジーパンに一目惚れをする。
XSで。
ターゴイズカラーのは、あと1点しか無いと言われつつ。
腹の底で考えていたのは「店長! ていうか店長のお姉さん! 社割!」でしたー。
可愛格好いいジーパンじゃったのう。
当たり前の話、通りすがりにタムでホイホイ服買える金持ってねえっつの。
実はこっそり店長のお姉さんと知り合いなの。店長さんはどなた? ときょろきょろしつつ、タムの秋冬コレクション写真をしかと全部見させて頂く。
うーん、親切だ、代官山ヴィヴィアン タム。
とりあえず8月末に入荷するというカットソーは買いだな、うん(出来たら社割!←まだ言うか!>自分)。
「うっほう、この毛皮のコートステキ。そして値段書いてないけど絶対高い」
そろそろ遊び入ってます。
タムのお姉さんはええ塩梅にスリットがザクっと入ったスカートを履いてて美人さんでした。

で、携帯電話忘れてたから、一瞬本気で「社割効きますかね!?」とメールしようとした(笑)けど出来なかった。



帰宅したら誰も私の髪型について気が付く事なく、Kが浴衣を着ていて、「いまさん!」と直ぐに口に出してしまう正直者。
うちの箪笥には現在3着の浴衣しか無いのですが、1着はピロがとても似合う個性派、シビラの浴衣(金魚帯を合わせると可愛い)、もう一つは私がよく着ている(これしか似合わないのだ)深い紺地にトンボ柄、そしてKが着ているのは、Y本K斎のダッサイ色にダッサイ柄、ダッサイ合わせ帯。
「着る気も起こらんわ」
本人の前では流石に言いませんが、大ッ嫌い、あの浴衣。



しかも浴衣の着付けに右往左往してたら花火大会間に合わなくなったんだってさー。
Kっていっつもこういうヤツー。
なんつーか、ネタにしにくい。


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