世を忍ぶ仮の日記
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2004年07月30日(金) |
一目合ったその日から 恋の花咲く時もある |
世間なんかに負けちゃダメ! お母さん理解者よ!(byサディスティック19)
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を観に行って参りました。なるべくネタバレしないよう話の筋を省いて書きます。 そろそろ空いてきたのでは無いか、しかし世間はやっと迎えた夏休み。 「一緒に行きましょう」と言ってくれた後輩は居たが、「シリウスラブ☆」と口走ってしまったり、辛口後輩の一言に傷つきそうな繊細な私の神経を思いやって、歌舞伎町に一人で行く。 コの字型になっているから行けばどっかにある、と踏んで適当に行く。 ああ、あったー良かったー。
んで。 エマちゃん可愛いし、ゲイリーも格好良かったんですが。 原作ではシリウス派だった私なのに、映画で、唐突に「ルーピン先生……最高」と惚れてしまいました。 ルーピン派には「んーまあ有りと言えば有りなルーピン」。 なんだなんだなんでこんなに私のツボにハマるんだ、何故だ。 もう、観ていられない程にルーピン先生が出てくる度に悶えそうになる。 確か原作では(←原作はシリウスしか見てなかった)ヘタレヘタレだったんだ。それはそれでステキ、とは思っていたのだが。 教壇に立つ映画のルーピン先生は、なんともまあ微妙ヘタレな! しっかり者楽しげ、でもどこかにヘタレオーラ! うわあ! 「本場イギリスのツイード」(パンフレット参照)を着て登場し、楽しげに教えるルーピン先生。 か、可愛い(鼻血)。 そして。 ハリーとお話する時に、リラックスモードの。 毛糸のカーディガンで、撃沈しました。ああいうヘタレファッション最高。似合うし! 似合いまくってるし! ワッホウ! 台詞が読めず聞こえずの状態に陥った。 ヤベー、末期だ。 トドメ。 シリウスがルーピンに 「お前! 今日の薬は飲んだのか!?」 と取り押さえるあのシーンで。 瞬間的に色々な妄想は弾け弾けて頭の中が凄い騒ぎになり、クライマックスに向かう一瞬の記憶が消えました。 いや、シリウスが倒れた時にもまた滾ったのだが。 ああ滾った、滾ったさ! どんな妄想をしたかは訊かないどくれ!
ル、ルルルルーピン先生の素直な優しさって良いですねえ(しみじみ)。 5作目はシリウスルーピン出放題なので楽しみ〜(悶え)。 シリウスも薄汚くて良い。 肩幅が無いっつーのが囚人ぽくて、ええ。 しかし、「wanted」で騒ぐシリウスの動きはどう見たって楽しそうなゲイリーでしたよ? ゲイリー、絶対囚人役楽しんでいたでしょう? んもう、ゲイリーってばッ(←ゲイリーファン)。
映画終わって、頭の中がルーピンとシリウスで一杯(いわゆる親世代で萌え萌え)になっていると、 「すいません」 と言われて、油断していたので振り返ってしまった。 まあ道を聞く人も居るかろう、と思ってしまったのだ。 何かと聞いてみると。 「も、もももしお時間にお暇があれば、一緒にお食事など」 気弱そうなチビハゲ。 「お腹減ってないので結構です」 お腹ペコペコのペコちゃんなのに嘘を言って断ろうとしたら、更にその男は言った。 「なんなら、お小遣いも」 汚れた金は貰いたくない。金貰ったが最後じゃん。イヤだよ……。 「お金に困ってないので失礼します」 大嘘ですよ畜生こういう事言わせるか? どうせ私は商売女に見えましたよーッだ! 怒り狂ったあまり日傘を地面に叩きつけたが日傘は枝が伸び縮みするタイプだったのでなんとか壊れずに済んだ。 怒りの余り一瞬食欲が失せたが、食欲が失せてしまってそいつの所為でげっそりしてしまうのもまた悔しいので、切り替えて、歌舞伎町名物とんかつ茶漬けを食う。 まあ、茶漬けにしなくても美味しいのでは無いかという発見をしつつ。 だって御飯に脂浮くんだもん(そりゃ揚げ物乗せるんだから当然だろうが)。 御飯おかわりしてお腹一杯になって帰った。
帰宅して、パンフレットのエマちゃんのアップ写真に悶えた。 一つ一つのパーツも完璧、部品の配置も完璧な顔ですよエマちゃん……。ああ可愛い可愛い可愛いったら可愛い……!
ママから電話がかかってきて、「お母さん、ボク、ルーピン先生に惚れちゃった。おかしいなあ、シリウスが好きだったんだけど」と打ち明けたら 「じゃ何回も観に行けばいいじゃない」とあっさり。 そーいや腐れ母だから学生時代そういう事一杯したんでしょうなあ(遠い目)。 こちらとしては、原作にある筈の手紙のシーンが無いのはいけないことなのだ、というのを、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』がはじまって直ぐに観に行った(あたしよりミーハーなのだ)母に一生懸命力説した。手紙の意味するところを。箒じゃダメなんだ! 手ぬるいんだ! 絶対に手紙なんだ! と。 「ほうほう。そりゃ絶対手紙じゃないといけんね」 母さん、あんたも原作読みなさい!
2004年07月29日(木) |
又、文体をかえたいのだ |
私の全てが形骸化して仕舞ふ夢で、じとりと厭な汗が体に纏わり付ひて起きた。 不可思議尚且象徴夢、直接な象徴に戸惑ひ、胸の中の蟠りが解けず、時計を見やると朝日も未だ無ひ午前4時。 間違へた都会の鴉は間抜けな鳴き声を上げる。 或時突如神が降りる。 凶暴神。 衝動的な侭に動かんと為る。 私に降りたりし神は欲望衝動の侭動かんと為。 然し人間足る私に、破壊神のやふな衝動を全て行ふは無理で或。 人間とし生きやふとせん私には、至極並な、寧ろ女性とし生きていきたひと願うのだが、神は其れを赦しはしない。 負けじと、女性とし主張すべく、暇も手伝い浴衣を着た。 神の憑いた私には、此方人間として何かが欠ける。 哀しく空しかった。 普通人とし生きとし生ける者達は、どの様にして、自然体で其れを為すのか。 然うして、此の世界を味わへ無いのは嘸空虚な世界だらふと思ふと同時に、羨ましくも感ず。 楽、で在らふ。
台風が来るとの情報が有ったが、雨には打たれ無かつた。 バケツをひっくり返したような雨、と妹達はこぞつて言った。 然し私が歩く瞬間には雨は止むのだ。 この世で只一人、愛おしい人から「濡れるよ?」とさくりと言われた。 その後外に出たら雨は又しても止んでいた。 然うして、帰路に着く時には既に太陽が出て居る。 神が、私を濡らすのを厭がつたのであらふ。 帰宅したら一人神と語らわんとして心構えを決めていたが、バケツがひっくり返ったような雨で、と妹達二人が私を下界に降ろした。 体は、数日間眠らせはさせやしない神で疲労困憊。 心は、彼方此方と飛び交いたく、不均衡窮まりない。 体が動けず、無理矢理に動かす。 屹度、動けなく為れば、神は消えると願つたのだ。
其れを考えるまでも無く、下界に棲む妹達二人が否応無しに私を掻き乱す。 下界に通じる「姉」の言葉を考え、口に乗せ言葉に為すと云ふは何と違和感の有事か。 我が世界に入る真最中に部屋に唐突に入られる。下界から聞こえてくるは気持ちの悪く為るだけの愚用。
我だけが棲む此の幸せ実る世界を、 誰が、邪魔して善いと謂うた。
我が世界に入れ得るは、世に一人だけ。 自ら望み彼方の世界に彼の人は居る。
昨日、丁度一番曲が盛り上がったところで練習できる時間を超過しそうになったので、妙に盛り上がったままちょん切って曲を終えたのが悪かったみたいで、眠れなかった。変に眠たいのにどこかがまだ冴え渡ったまま。 久しぶりの感覚に戸惑った。 朝日が昇って妹が起きて、お姉ちゃんどうしたの? ごめん起こした? と謝っていたけど、ずっと起きてたというと、少し心配された。 昔の私は慣れているんだけど、ここ最近「どこか冴え渡ったままの心と体が全然噛み合わない」感じを味わってなかったので、朝日が昇って、セミの声に思わず射撃訓練場に通いたいというような訳の分からない考えを浮かべ、射撃訓練場なんか行ったら、ふとした隙の生まれた瞬間に自分を撃ち殺してしまうからやめよう、と射撃練習場を探すのは諦めた。 祈るように眠って、無理矢理起きあがって、経絡治療に行ってみる。 前々から予約はしていたんだけど、実は手帳には何も書いて無かったから半ば当てずっぽうで出かける。 勘に近い状態で門をくぐったけれど、入った途端自分の名前を言われたので一安心する。 今日は、要予約のコースで、凄く予約が混んでいて、前に電話した時には行けなかったので、ちょっと楽しみにしていたのだ。 脈診などで全身の気の流れを診て、その後全然痛くない鍼を打って、あったかいくらいのお灸。 「婦人科系統に異常は無いですね」 と言ってたとき、いえいえ私のお腹には鶏の卵くらいの毛玉が、と思ったけど、どうせ死なない病だし言うのはやめておいた。 頸椎が酷く歪んでいたようで、首をいっぱいひっぱられた。 「左ばかり向いてますか?」 と訊ねられて、首をかしげた。 確かに私はピアノで左手を外す(致命的ダメージなのだ)性癖があるので、左向きになってるのかもしれない。職業病だ。しっかり治してもらわねば。 終わったらかみ合わせも良くなってて、気分もなんだか爽快になっていた。 次が1ヶ月後というのがなんだかちょっと心細い。 微熱はどうしたら治りますかねえ、と訊ねたら、ストレスを解消しましょうって書いてあった。 微熱があるのがストレスなんですけどねえ、と言おうと思ったけどやめた。 もう数年、この手の押し問答を繰り返してきたか分からない。
坂を下りて、『ばらちらし』を食べに行ってみようと思ったのに、偶然ちょっと手前にある看板に引き寄せられて、エレベーターを上がって店に入ってみた。 不安ない交ぜに店に足を踏み込んで、ランチの時間ぎりぎりだったから「いいですか?」と言ったら、異国の人が「イイデスヨ」と言っていた。 「1400エン、1700エン、1700エンでざーとツキマス」 「1700円」と即答した。 桃のコンポットの文字が見えた。 この世で一番幸せになれる食べ物は桃だ。 メニューの案内もまだたどたどしく、 「メン……メン、ツメモノ。ツメモノ ト サカナ」 前菜をサーモンのキッシュにしたので、魚じゃない方にしようと思ってツメモノにした。 麺? 麺に詰め物ってどんなのだろう、と色々想像をふくらませたのだが、なんのことはない、その人はフランス人だったから「メイン」の「イ」が言えなっただけなのだ。トマトの中にパスタが入っているのかと思ってしまった。トマトの中にハーブの入った肉が詰められて、オーブンで焼いてある「トマトの詰め物」。 全部美味しく平らげた頃に、お店の奥さんなのかなあ、という人が入った。 とても美味しかったです、と正直に言うととても喜んでもらえた。 特に桃が好きだから、と言うと、 「サクランボモオイシイデス! フランスノサクランボトテモオイシイ!」 とさっきのコックのフランス人がいちおしだったらしいサクランボのスープも奨めてきた。 イタリアの田舎に行った時のような懐かしさを憶えて、より嬉しくなった。 小さな店に、さりげないインテリアのお皿に盛られたドライフラワー。お皿はungaroのものだ。 さりげない洒脱さに脱帽。 所詮味覚に自信は無い私、美味しい場所かそうでないか、絶対的に見分けるのは実は添えられたサラダだったりする。 業務用盛り合わせに業務用ドレッシングなんて論外なのだが、どうやってか、レタスなど草に塩胡椒オリーブオイルだけでどうしようもなく美味しい、自宅では絶対に出来ないと思わせるサラダを作る店は、大抵何を食べても大丈夫だと、私は勝手に思っている。案外少なくて、外国に行っても、「自分で勝手に塩胡椒オリーブオイルかけて」という店の方が多い。 あの、自分では出来そうにない配分の塩と胡椒とオリーブオイルの秘密が知りたい。 良い店をまたひとつ発見した。
図書館に行って、予約だけして帰るつもりがずっしりと重たい量を抱えていて、これ以上本を持って私は一体いつ読むつもりなんだろうと本気で自分に訝しんだ。 2週間以内に今借りた本を読み切るとしても、予約した本も届くし、この間からしばしば買っている本もあるし、読むのに忙しい。
冷房を付けずにピアノを弾いていると、エクササイズをしているような状態になる。 目に汗が入って何度も途中で前が見えなくなった。 たまにはこういうのもいいのかもしれない。
たまには、こういう文体もいいのかもしれない。 実はさー、難しいのが、一つ書き上がったから! イヤッホウ!←スに戻ってますよ…?
2004年07月27日(火) |
この道には進みたくない |
明日は絶対図書館にしよう、そうしよう。
今日は起きたら、基礎体温関係なく、いつもより少しだけ「行ける」感じがしたので、いつもより動いてみようと思い立つ。 掃除とかいつもよりハードにしてみたりして(微妙に倒れつつ)。 で。 かつくら買いに行ったんでさ。 土地勘無い阿呆でやんすから(←やさぐれて言葉が何処の人か分からない)、テキトーにかつくらが有りそうな大きめの本屋にめがけて歩くんでさ。 前にも行きましたよな。 妙にBLノベルスの揃いが良い、コミケカタログが置いてありますって堂々と看板出してる本屋。 あれくらいしか本処を思い出せなかったんでさァ。暑いしよゥ。 で。 漫画一つ新刊出てたんで。 その後かつくら探してウロウロしていたら偶然本に捕まっちまった。 だーかーらー。 私は木原音瀬の本がなかなか見つからなくて苦労してたところだったんですよ。 「ガッツリ大人買いッと」 呟いて4冊手に取ってホイと歩こうとしたら、 そこで立ち読みしてた中太り人に思い切り振り返られてジロジロ見られたんで、 現在大層傷ついております。 木原音瀬の名でその場が分かる人だけこの理不尽さが理解出来よう。 何故、潔く買う私が「ええ? この人勇気あるわあ」という目(被害妄想じゃない、断じて)で見られて、いつまでも立ち読みでそこの、ソレのコーナーで立ち読みしている勇気のあるあなたにそんな目で見られなきゃいけないのか。 理不尽だー(悶々)。 買って何が悪いー。立ち読みなんかする人に怪訝な目で見られる覚えは無いー。 妙に引っかかってるなァ。 で。 しかも、帰宅してからこれでやっと揃ったかしらと確認取ってみると微妙に穴がまだ有るって事に気が付きまして。 悔しいですよな、そりゃ。 立ち読みの人に怪訝な目されて、本屋で合計きっかり5000円も払って、まだまだ足りない、と。 キャー、揃えなきゃ、と一瞬……。 厭だ、コンプリートしたいけど、あの道(曼荼羅道とでも云おうか、本収集癖への道)に進んでしまったらもう……。 こないだまで「ああんノベルスが一杯入るようになったー!」て本棚整理して満足してたのに、もうダメっぽいデスヨ……?
どうでも良いような、そうでないような。 こないだまで『TUGUMI』を読みこぼしていたんです。 大ショックでした。 いやもう読んだけど。 嗚呼、一冊読む本が減ったわァ、と一瞬考えたあたり、ヤバいッス。
昼過ぎにパソコン立ち上げたらこんなツッコミ所満載なあほうメールが来ていた。 「誰じゃワレ」ていうのは広島の方言で「あなただぁれ?」ですね。 うーん、もうちょっと語気が荒いかな? キャハ☆ 一つ一つ全部にはつっこんでいけないと思うので、さあみんなで突っ込もう。
>はじめまして☆いっちーと申します! >ポコポコペン。ハァ〜〜〜、ポコポコペンペン。 >いま変なこと書きましたすみません。 いやあ、こちらこそ日記にネタとして取り上げさせて頂いてすいません。 >以前どこかで友達募集の書き込みしてましたよね? ノン。友達募集とかぜってぇしないし。 >住んでる処とか含めてかなり気になる書き込みでしたので、 ていうか住んでる処って何処ですか? お前のから教えろ。 >メールアドレスを控えてたんです。 >ぜひとも仲良くなりたいと思ってて、 >今日、勇気を出してメールしています♪ウギャーーーー!! >私、臆病なので、見ず知らずの人にいきなりメールするのは >とても苦手なんですが、それでもどうしても仲良くなりたくてメールしています。 >それぐらい気になる書き込みだったと、いっちー的に衝撃が残っています。 >私、自分の大胆さにちょっと自分でもびっくりしていますが、 >それ以上に驚きなのは、衝撃を受けた書き込みがどんな内容だったのか >今ではすっかり忘れている事です。衝撃を受けた事だけは残っています☆ 星マーク使われちゃったし(細かくショック)。 ていうか私も気になるよ、その衝撃的書き込みとやらが。 忘れたっていうのが私が書いてないのバレバレじゃねえかよ。 >最初ですので、自己紹介しますね。 >本名は、市川紫、25歳のオフィスレディです。 >オフィスレディとは、OLと表記される事が多いアレの事です。 男だろう、アレとか初メールで書くの。修行してこよう。 >住んでいるのは、実はそちらとけっこう近くだったりします☆ だからそちらってどちら。 >トイプードルを一匹飼っていて、名前は、ノブナガです。 それは自己紹介じゃなくて自犬紹介。 >それでは、最初のメールの閉めとして、一曲歌わせていただきます! 何故だ!←声を大にしてそれを叫びたい。 >近藤真彦で、ギンギラギンにさりげなくです☆ 10才サバよんでるだろ。
>覚めたしぐさで熱く見ろ 涙残して笑いなよ >赤い皮ジャン引き寄せ 恋のバンダナ渡すよ >雨の中で抱きしめるぜそっと >ギンギラギンにさりげなく そいつが俺のやり方 >ギンギラギンにさりげなく さりげなく生きるだけさ >I get you bady I need you baby I want you baby Right on!! >連れて行くどこまでも >孤独出逢い燃えて行け! >Hold onおまえを・・・ >ギンギラギンにさりげなく ふたりの恋のやり方 >ギンギラギンにさりげなく さりげなく生きるだけさ で、この歌で何を伝えたかったのでせうか。 て、歌詞は合ってる気満々だな。
>では、お返事待ってますね♪ふにふにな感じで友達になりたいです! どんな感じの友達だ。
というわけで、うちのメールアドレスは5個くらいあるような気がするんですが、どっかの個人情報でも漏れたようです。 普段漏れてもいいヤツは受信拒否にしてあるんで受け取れません。 安易に私に変なメールすると単なるネタにされます。 ていうか、も、面倒になったら全部拒否るよ。こっちは暑いし頭痛いし。
で、今日はお母さんとこに「……母さん……」て男の子から電話があったらしい。 産んで無いって爆笑してた。 オレオレあたしあたし日和な、脳をあほうにさせる夏の暑さ。
あっちゃんが結婚したって……。 一瞬「失恋☆」とか思ったのだが、感覚として微妙に違うような気がした。 んー、これは「お前だけは裏切らないと思っていたのに」という感情だな。 いつの間に俗世の柵に好んで入るようになったのだ、あっちゃん。 いや、昔から敢えて俗世に揉まれては疲れたと言う人であった、か? ……幸せを祈る。 ↑健闘を祈る。
チッ。←こっちが本音。
着物が男性名詞だったが浴衣が持ち合わせの辞書の和仏辞典に載っていなかったので浴衣も男性名詞と決めつけて、de 浴衣というタイトルにしてしまったのだが、もしこれで女性名詞だった場合には「de la 浴衣」とか大層語呂が悪い事になってしまうのでは無いか、と気が気では無かった。 というような事を考えてしまう自分が虚しい。
そんなこんなでシビレを切らしてオーナーに「も、部長先生とかどーでもいーからどこの病院でもいい、特患予約お願いします!」と電話してから(「分かったでえ、これから直ぐに○野原センセに直、それか秘書さんに電話するから、月曜日に電話するわァ。待っとってなー」という格好いい言葉で慰められた。そんな電話するくらいにどこかせっぱ詰まっていたらしい、私の体)。 さて、いざ着付けです。 ちょっとしたお出かけにサラリと小粋に浴衣を着…… 小粋にサラリと…… サラリ…… サラ…(涙) 独学大好き必死に本を見ながら、最終的に「着崩れがなんじゃこのクソ! 知ったこっちゃあるかい!」と結局ブチキレ寸前で何の事やらサッパリな状態で浴衣を着ました。 おはしょりの処理(だじゃれじゃなく)が出来んかったー。ショボッ。 次に生かすのサ(いつだ>自分)。 濃い紺地にトンボ柄、帯は赤です、帯が赤、好き。 頭の中には『ハチクロ』こと『ハチミツとクローバー』の一節 「骨抜きにしたい殿方の一人や二人」 「おばさまわたくし是非これで!」 という言葉がずっと鳴り響きつつ同窓会待ち合わせ場所まで行っていたのですが、同窓会っつーてもおなごばかりですな。 骨抜きにしたいおなごの一人や二人や三人や四人! ワハハハハハ。 洋服のアレコレを考えるよりも合わせを決めてる浴衣を選んだという説が非常に濃厚でっす。 スカート履くにも毛がモジャ子なんですー。キャー。
同窓会待ち合わせ場所、到着したのは時間きっかり、幹事二人がしっかり待ってました。 「時間なのに3人だけだよう」 「いやあ、こんなもんでしょう」 ひょっこりピコ1さんが来る。 「おお、ピコ1さんにしては早いのう」 時間感覚が緩々な学校で育ったんで、みんな遅刻なんだよーん。 遅刻しますメールが来た人は3分遅れ、ご近所さんは電話で「今これから家出る」と待ち合わせ時間に連絡が来るような緩い人達の集まりで出来た学校です。 学校があかんの。 高校から20分遅れで授業始まったり、はたまた授業そのものを忘れる先生がボコボコ居たりするような環境で育って「遅刻厳禁」なんて今更無理☆←開き直るな。 元遅刻魔なので人が遅刻することに寛容です。今までの罪を償うの。
お豆腐料理のお店で一次会。 もふもふ食べてたんですが、豆腐だという認識はあっても実は中身が何なのかの確認は取らずひたすら食べてました。 社会人の人(11人中社会人は2人ですよ! 多いデスネ!)にお皿に取り分けて貰って食べた。 至れり尽くせり。 「社会に出ると、こういうのやらざるを得ない環境になるんだよー」 うおー社会って怖いー社会出られないー。 最近、○山リカとかいう精神科医(ラカン派)が「社会に出たくない人達」みたいな本(題名朧気)を出してましたが、その本に向かって「なんで「出たい」て積極的に思うねん」とフツーにツッコミ入れました。 めんどいもん。本にするまでの事か? 久々の企画的同窓会、ともなるともの凄い懐かしい面々がたくさん。 飯喰って酒呑んでホゲーっとしてました。 浴衣は寒暖の差を取ってくれるので意外と暑くもなく寒くもならなく善い服です。お勧め。 あっという間に時間は過ぎて、一次会会場から追い出される。 7人になったところでサッカーが見られるようなバーの外部分で呑む。 何とは無しに恋とか結婚とかの話になってきたところで妙に端っこで壁の花ならぬ壁の浴衣と化す。 完全乗り遅れ。 たまに「ワー! 私も誘ってー!」とか乗ってみる。 だが、隣に私のスイッチをカチカチと押してくれる人が、居た。 「うーん、無精ひげとか良いよね」 アルマが言う。 「そうそう! 無精ひげは一日にしてならず。一日目は駄目なんだよ、やっぱしばらく経たないと」 「でも生やしすぎはまた汚いし」 「うん!」 アルマと握手。 遠い方では結婚話してる……。 「ああ、私駄目男が好きなのか? 金持ちと結婚したいのに…」 「私もー! ヘタレが好きなの直さないと大金持ちと結婚出来ないー!」 切実だ。 ヘタレなんだけど、この私を何不自由なく生活させてくれる人。うわっ、無理くせぇ。 「好きなタイプとか言われても難しいしぃ。芸能人で言うとね、津田寛治なんだけど、多分誰も分かってくれないと思うの」 「……誰だ……?」 アルマも首をかしげる。 「東京三菱のせん(でん、まで言わず)…」 「ああ! 兄さん(アルマの彼氏)もこの人善いって言ってたから分かる! あの人普通っぽくて善いって!」 「わあああああ分かってくれる人発見!」 ていうか兄さんと好みのタイプが一緒だったんですかー。と大爆笑。 その後スイッチが入ったわし。 「兄さん漫画好きだから微妙に漫画が増えていく……NANAとか読んでるし」 「私もフツーに読む」 「あとは、私はハチクロが好きかな」 大フィーバー! 出血大サービスですかアルマ! しばし花本先生と原田夫妻へ想いを馳せてしんみりした。 「兄さん曰く、あれはやりすぎだっていうんだけど、そこは男女の感覚の差っていうか、分かり合えなくても仕方ないよもういいよ、て思うんだけど。あとはどうかなあ、少年漫画の有名所が多いかも」 「有名所はあんまり知らないかも。いかんせん、『魁! クロマティ高校』、あとは『鋼の錬金術師』くらいしか持ってないよう、少年漫画」 「あ! クロマティ高校。兄さんが「人としてこれは買って読め!」て言ってたんだけど読んでない」 つーか何故クロマティ高校が人として買って読めなんですか、兄さん。T大ドクターコースの考えていること意味不明アルネ。 「ジャガーさんも買おうかと迷ったんだけど。私、はじめて買った少年漫画がクロマティ高校なんだよー…」 「ワァ、それはディープな…」 「だよね……。ハッ! 私も今度その合コン呼んでー!」 相当乗り遅れつつ頑張ろうとしていまふ。 でもスイッチが別のところにある時点で、もう乗り遅れ感バリバリなんですね。 いいの、今日の収穫はハチクロ浸透率、津田寛治が分かる人発見(しかも男性で発見)、ついでにウィーンから帰ったばかりの子にKOKIAの次の東京ライブの宣伝までしておいたから。 あの子は相変わらず謙虚な子でのぅ…、すっげー10年前からあっきーのファンだったのに「全然関係無いのにっ」とか言ってたけど、ファンとして信仰が篤かったのは彼女だろう。 こう、机に名前書いたら顔を真っ赤にして照れるような、そんでもって「消しゴムで消せないッ」とかいうくらい信仰篤く、「じゃあ私が消そうか」というと「消さないで、あ、でも消さないと」というくらいに信仰していた感があったので、あっきーも覚えてるよ! 大丈夫だよ! と。 エリザ皇后は「あっきー大丈夫? 働き過ぎてない?」と心配しておった。 裏でこっそり身近風デス。
帰りがけにアルマが兄さんと電話していて、 「浴衣だよ」 と言ったら電話替われと言われたらしく、可愛い錦鯉柄の携帯電話(あの携帯電話かわういよう)が回ってきた。 「おう久しぶり、元気?」 と訊かれたので正直に 「うん、近々入院するけど元気」 と答えたが、まわりから「入院!?」ていう声が聞こえた。 よくよく考えると変な答えか。 でもまあ、死なないだろうし。 「あいかわらず妹さんの部屋にはカビ生えてるの?」 ええとこ突いてきますな、兄さん。 今度色々語り合いたいぜ。 つーかジャガーさん読ませてくれ!
あういえう。 あついです。 おもしろいくらい具合悪くて、人間体調崩すとこんなに眠ってられるんだなあと関心するのだけれど、どこを崩したのか分からないんだな。 人並みに外出したのが堪えたんでせう。 げーまだ人並みは無理か。 人並、激烈羨望。 あー人間になりたいようー。
うわあうわわわうわああい今、今さっきやっと冷房が効くようになったヨ! 単に今までちょっと勘違いしたまま冷房を使って「効かない」とキレて謎の「湿気大作戦」とか更に暑苦しい方法をしていたんだけどネ☆ (湿気大作戦=ピアノを拭くなど、部屋の湿気を増やす。苦しい) やっぱ夏はキンキンに冷やした部屋でゴロ寝読書やわ。
冷房が効かないと嘆きつつ、昼までぐったりと御飯を食べる気にもなれず、昼過ぎにピコ2さんに会う。 「熱中症で死ぬから到着し次第店に入って待つ」 暑さで計算間違いして到着予定時間を倍かかる計算しました。 町並みが尋常ならざる祭騒ぎっぷりで、土用の丑の日でもあるのか路上でウナギ焼いて売っている。 元々ウナギより穴子派(家族で土用の丑の日に鰻食べようと言われれば郷に入っては郷にしたがえ、鰻を食べますよ、ええ)なのだが、予想最高気温37度と見ている上に路上で気温を上げられるとウナギを恨みたくなる。 ウナギは食べられてしまう可哀想な運命なのに、恨まれる。 嗚呼、可哀想だウナギ。でも恨めしいから私は食べない(単に食欲不振になってきただけだ)。 どうして暑苦しい時に脂もん食べるの〜? 無理〜。 Y響の本番があるピコ2さんを呼び出してまで食べたかったもの。抹茶ババロア。 Y響の本番があるピコ2さんを呼び出してまで、ハチクロを返してもらう。 「どうだい、おせつさんはまだ「梅なんとかの杏あんみつ」って言ってるかい?」 「いや、この店の名前だったようなっつってた」 食道楽街道に踏み込みつつ。ピコ2さんは食べ物を写真に収めつつ。 暑い時には甘酸っぱい杏も良いですな。 青春の味☆←声に出して言ったが相当無理があった。 抹茶ババロアはピロがその昔わざわざこの店に食べに来た時に、自分が頼んだものよりも友達の頼んだ抹茶ババロアの方が美味しかったと言っていたので私がガッツリ食べようとほくそ笑んで、今日は絶対抹茶ババロアを頼もうと入る前から決めていた。 抹茶ババロア、しっとり口の中で抹茶の風味が広がるが、後味はしつこくない。上に生クリームと横にあんこがあるので三位一体で食べるヨロシ。 しかし量がちぃと多すぎた(唐突に食欲不振だから)。 居座っていてもガバガバお茶を注いでくれるので、居座る。 ピコ2さんが「最近年下にばっかり目がいくのー」と嘆く。 あんたは10年前からそうでした、と諭す。 ピコ2さんが「最近はもう年取っちゃってさー」と嘆く。 あんたは10年前からそれを嘆いてました、と諭す。 どういう高校生だったんだろう、うちら。 文字にすると可笑しいわ。 しかし書けない部分で更に可笑しかったわ、うちら。 ゲェ……、と蛙が挽きつぶされるような声を上げたくなるような甘酸っぱい、いや酸っぱしょっぱ苦すぎる青春、青い春? 青春じゃねぇなあ、単なる地獄だべや。 思い返しても胃液出そう。 今のオレは残骸。
ゲネの時間に間に合うように店を出たら、自分から冷気が出てるくらいに体は冷えて外は暑かった。 この場合、店の温度が23度程度に設定してあったと仮定すると、外との気温差が15度出ても全くおかしくないので、スカートの隙間から冷気が出るのも当然という結論が導き出される。 ピコ2さんと名残惜しく別れた後、てくてく信号を渡って本屋さんへ。 こないだとうとう、本屋らしい本屋を発見してしまったのです。 「夏コミパンフあります!」の文字のある本屋を。 パンフのある本屋は大抵、妙なアヤシイ部分のラインナップが異常なまでに良い。 て、行ってみたら高校の時よくレッスン帰りに通っていた本屋でした。 あの頃はBL出版が少なかったからなのか、そこまで感嘆する程何も無かったけれども、近くにビブロスの出版社もある事だし、やっぱり揃ってる。BLのノベルスが。偏り過ぎだ! で、結局西尾維新の出遅れ新刊だけ買ってヨロレリ帰っていたら、本当にヨロレリしていたらしく、この間下りでズベった地獄坂で、今度は登りでよろめいた。 思い切りズベって以来なるべく近所を歩く時は下駄を履いてヒールを拒否して以来少し蹌踉めき率が減ったと思って油断したのがいけなかったのだろうか、足首の筋肉が弱すぎる&足首の関節が柔らかすぎるのが原因なのか、バランスを必死こいて取ったら、鼻緒が切れそうになった。 平成の世の中、鼻緒の下駄が切れても直す布無いですよ。ジーンズ布地は引きちぎれません。そして通りすがりに直してくれるような風流な出会いも無かろうて。 今日も歩いていると、スーツを着込んだままのサラリーマンがたくさん歩いてらっしゃいました。 涙が出そうになる。 お願いだ、シエスタを作ってくれ、日本政府。 新しいニッポンを作ろうではないか! せめて夏だけシエスタ。サマータイムよりシエスタ。徹底的にシエスタしてしまえば取引先の会社もシエスタだ。昼寝するしか無い。夕方から一休みした後に仕事した方が絶対仕事はかどる。 地獄坂を登りきってもう駄目だ、と家についてピアノ弾いて西尾維新の出遅れ新刊を読んだら頭痛くなったので思い切り眠った。 シエスタ無いと昼寝の時間もズレこんじゃうわ。
ピコ2さんは、ネットで「ハチクロ占い」なるものをやったのですが、ちっこくって可愛いのではぐちゃんになったらしい。 「つまんない占いだった」 そりゃ身長で測られたらなあ。私としてははぐちゃんはうらやましいけど。溢れ出る才能。 私がやったらどうなるんだろう。勿論山田さんが良い。 最近、榎さんづいている私が、森田さんにならないか不安だ。 た、竹本君には悪いけど、竹本君になるのはイヤ、かな……。
あっ! 今日抹茶ババロアしか食ってねえ!
2004年07月20日(火) |
じらしプレイ後羞恥プレイ |
最近、検索引っかかり単語が【病気ネタ6:勉学2:エロ1:KOKIA関連1】になっているのでこれ以上エロ単語に引っかかるのをやめたいなと思っていたのだが諦めて潔く題名を書いてみた。 書いてみてやっと気が付いたのだが病気ネタ引っかかりが多いな。いやだなあっつってもこれが私だえっへん。威張るな。
いや、今日はKOKIAのライブだったのですよ。 何をそんな……こんな状態になってるのかって……みきさん@弟君(ジョリー)が思った以上にイジラレキャラだったからですね……そして、この日記を見ているという事が判明した以上、 晒し者 にされると観念して下さい。ウッフ。
KOKIAのライブの日は海の日祝日だと信じていた私。 まさか海の日までがハッピーマンデーに移行していたとは気が付きませんでした、連休に遊びに行ったくせに。どうして社会人が少ないんだろうとか思ってたごめんなさい。 余りの暑さに、待ち合わせ場所で地図を蒼生さんに見せて貰った私は 「普通モードでこの地図の半分までの移動がギリギリです。今の私には無理」 とタクシーで移動する事を懇願。 開場時間に着いたら、既にもう入場が随分開始されていた。 他のライブ会場ではあり得ない人のハケっぷり。何故だSIBUYA AX。入場してから1時間立ちっぱなしはしんどい。暑いから中に入れてあげようという配慮だろうか。 既に人が入場しきっている。 だが弟君は現れるどころか、開場する時間あたりに蒼生さんに「おはようございます」というメールを送っていた。 「お姉さんにチクっちゃおう☆」 弟君に直で連絡する術を持たないので姉にチクって遊ぶ。 「うーむ。弟君はどうやってここまで来るのかなあ。歩いてきたらダメだぞう。走れジョリー!」 その瞬間に私の中で弟君の名前はジョリーに決定。 私、東北の旅以来榎さん化が激しい気がする。 ジョリーはタクシーに乗って、登場シーンは歩いていた。 走れジョリー! 入場して直ぐに新譜を買っていたら「あ、僕は昨日入手してますから」とジョリー。「で、予習してたら寝坊…したん…です…」語尾は聞き取れなかったので創作しました。 KOKIAライブは必ず開演時間きっちりに始まる。いやあ、普段BUCK-TICKのライブばかり行っている(という事はライブ経験が少ないという事になる)私には新鮮ですな、毎度。 「でもあっちゃん頑張ればちゃんと時間通りに始められるんだよ、いつもは何の準備に時間かかってるんだろ」 「舞台に出る前のテンションあげる準備だよ、テンションあげるのに1時間かかるんだよ」 蒼生さんの的確な指摘にウケ過ぎた。で、あっちゃんのソロライブがあるらしいと告白したら、やっぱり「えええ? 一人で大丈夫なの!?」とみきさんと同じ心配をしていた。 あっちゃん……。とても母性をくすぐる創りに出来ているんだね……。 KOKIAは『夢がチカラ』から始まってワァ今回も可愛すぎるわァ生歌凄すぎるワァでブッファー!
説明を放棄しそうになりました。 ピンクのお洋服で、ちょっと昔のアイドル風の形と布地。ちょっと堅そうな布。お花がデコルテラインに一杯ついていて左肩にリボンも付けて、フリルを裾に。全部ちょっと固そうな布地(←妙に拘ってる)。あの布が光ってしまったら完全に80年代アイドルな洋服でした。 でも似合ってるっつーか可愛いけどな! ええい畜生可愛すぎる。 暑さの為、KOKIA、忘れっぽく……(ゲフン)。 全部暑さの所為さアハハハハハ。 「今日は、ワクワクドキドキフワフワです」 KOKIA、ふわふわがアップしているらしいッス!←誰ですか>自分。 生歌が凄いっていうのは周知の事実だから省きますね、え? 知らない? まあなんて可哀想な人なの! ライブに行きましょう。 途中、丁度私が五百羅漢にいた頃に放映された『題名の無い音楽会』でケンの持つ記録を破ったということで、みんなでロングトーンに挑戦しようというMCが。 KOKIAなら30秒はいけるだろう、まだ観てないんだけど、『題名の無い音楽会』。 KOKIAより長かった人にはステキなプレゼントが、というのでみんなで頑張ろう。 その昔高校の合唱の時間にS・Fちゃんのお父さんが合唱の先生をやっていて、確かその時息を長くする為にはまず 「腹の中に空気を入れた後、腹の横に空気を移動、その後背後へ空気をうつす」 というけったいな技を教わったのでそれをまずやってみた。 空気を背後にまわそうとして腹筋攣った。 痛い。 30秒、昔訓練して出来るようになった時期があったんですよう(言い訳)。 でもそれは『オペラ座の怪人』で山口祐一郎が「これほどの辱めを決して赦しはしないぞおおおお〜〜」の「お」の部分が30秒あって凄いね、という話を聞いて皆で挑戦して遊んでいた時期の話なので。 大層朗々と男声でおうおう吼えないと出来ないという大欠点があったんです。 だから結局小声でやってたら吸い込んだ息が余って息苦しくて負けた……前の方の男子に。 真剣に悔しい……。 ああん投げキッス欲しかったのぅ(めそめそ)。
さて、KOKIAライブは大層楽しかったです。 終わって、立ちっぱなしで足腰が痛んでたわんできたので、そこいらで御飯を食べましょうということになりました。 「で、どうやってお姉さんのサイトをかぎつけたんですか?」 ジョリーは真剣な目で言う。 「検索して…。最近どういう本読んでたかな、とかミステリー関連のリンク辿ったりとか。後姉なら絶対画像があるだろうから」 姉さん、弟に趣味がダダ漏れです。 でもごめん、後で突き詰めて聞いたらうちのリンクからっぽい! 「貴様か! 謎のKOKIA単語やらで検索かけてたヤツは」 謎が一つ解けました。 次の謎。 「今は仕事何やってるの?」 「人に言えないような仕事です」 スパゲティ食べているから自然と沈黙が訪れる。 咀嚼し終えて口が勝手にしゃべった。 「…………‥‥・・・体売ってるんだぁ…………‥・・・」 私の思考回路は暑さでヤラれてるんです。 「か、かかか体は売って無いです‥けど魂削って売ってる…」 「むぅ? 体を売らずに心は売っているのか。体は売ってもキスはさせない、みたいな。逆か?」 更に窮地に追い込まれるジョリー。 本気で陰間をやっていると思われると危機感を抱いたジョリー。 「えっと……夜中にネットできる仕事です。だから検索かけたりもできたというか」 蒼生さんが一発で当てた。 「○▲※系の×○*?」 「ハイ……」 「ああ、そりゃ魂売ってるわ……お姉さんは知ってるの?」 「いや、言ってないです……」 「ホホウ、ゆすりのネタ握った(ガッツ)」 でももう半ばバラしてないですか?>自分 しばしジョリーの仕事の内部事情を楽しく聞かせてもらう。 ジョリーは今職場でトップ人気まで上りつめてますよ姉さん。
帰りがけに 「んじゃあ、日記には【弟は男をもてあそぶ職業です】と付けるね。ついでに【その内一人とは結婚を前提におつきあいしているんだけど、ジョリーに結婚の意思は無い】と」 本気で「やめてくださいッ」ていう反応が無かったように見受けられたので本当に文字にした。 字にするとイヤらしいなあもう。
昨日一杯行き過ぎて一つ観光した場所を忘れていた。 宮古でいずみさんとお別れした後に、一度山の中に入って、岩泉にある龍泉洞に行ったのでした。 観光を職業とする柚ちゃんにひたすら任せっぱなしなだけの私。行けば必ず楽しいからいいの。下調べゼロの旅。 龍泉洞は素晴らしいところでした。 到着すると一見そこは山しか見えないのです。 この中に大きな大きな洞窟があるらしい。 「山の中これ全部〜? 洞窟があるんだー、ほぇ〜」 行って見てみないとどうにも不思議さが伝わらないくらいにミステリアスな空間。 いざ、洞窟内一部に入ってみることに。 入った途端に温度が唐突に下がる。 絶対悲鳴あげるくらいには寒い。入る人全員が声あげてたもの。 龍泉洞は、中に透明度世界一と言われる地底湖がたくさんあって、その最果てが何処にあるのかはまだ未発掘な広さの洞窟。 中に水晶宮もあるらしい。 「クリスタルパレスに行きたいのう〜」 ロンドンのではありません。 水のクリアさに感銘を受けつつ、ぐんぐん奥に進んでいくと。 「この急斜45度の向こうには水晶宮があり」 という文字を発見。 「なんだよけちんぼ! 水晶宮をひとりじめしやがってっ」 森田さんのようにブーたれていたら、 「単にここ登れないだけでしょう」 と大人蒼生さんに言われた。 登ってみせるんだい←どんどん子供化。 奥に「体の弱い人などは登らないで下さい」という階段があるが、子供なので行く。 階段を上りきって、ふと下を見た。 「ギャー! 怖いよう怖いよう死んじゃうよう! 先に『高所恐怖症の人は登らないで下さい』て書いとけバカー!」 階段は、上りよりも下りの方が怖いのです。足下間違えると落ちて死んじゃうよう。 足が不自由な人くらい手すりにしがみついて(むしろ足より手を使った)降りきった時には、気温10度の洞窟内でも体がホカホカしてきた。 出てから「一杯飲むと3年長生きする」という龍泉洞の水をがぶ飲みする。あんた寿命何年のつもりやねん。 次に新龍泉洞に行く。 ……観光用? こっちは水より鍾乳洞としての洞窟、博物館っぽい感じになってました。 で、盛岡に行った、という訳です。 昨日分書いてて、どうも移動だけになってるなあと思ったら龍泉洞書き忘れてたからだった。 こんな強行突破な旅は沖縄以来で今年は強行突破な旅ばかりなのですが、柚ちゃんは「うち、家族で旅行するともっと強行突破な旅だから」と言っておられましたが、どのようにしたらそのような旅が出来るのでせうか、不思議。 私がいつも到着して3日は引きこもっているような旅しかした事無いからというツッコミはイヤンよ。
盛岡の朝。 「時間があるから小岩井農場に行くの〜」 私が既に幼稚化したあたりで柚ちゃんが子供化。 相変わらずカーナビは少し案内した後に「この先5キロ、道なりです」と言ったきり寡黙。 小岩井農場到着して直ぐ、乳搾りに行列を為す人々を見て、牛さんに同情して乳搾りは諦める。パンフレットを見たら「バター作りは完全予約制」と書いてあったので、バター作りも諦める。 シープ&ドックショーを見る。 ええと……、スイス人の女の子が可愛かった。
で(←羊とか犬とか忘れ気味)、乗馬コーナーで馬に乗る私と柚ちゃん。 並びながら 「白馬に乗りたいナー、ボクが白馬の王子様になるのサー」 と言っていたら柚ちゃんが白馬を譲ってくれた(笑)。 大丈夫か私。 白馬に乗ってご満悦。 次はアーチェリーだ。 10本300円で、最初私だけやっていたのだが、柚ちゃんと蒼生さんも途中から二人で5本ずつ買ってやっていた。 その時私は既に追加10本買っていた。 案外腕力に自信がある私。そしてバカ。 15メートルは打てる、と確信したが最後、20メートルに移動する。 だから、難しいものに挑戦してド失敗する性癖なんとかしろよってこないだ日記に書いたばっかりじゃん、反省の色無し。20メートルでは的に当てるのが難しいと悟ってからやっと15メートルに戻ってくる。 「学校の体育でアーチェリーがあったのに、年間1単位しか取れないという理由で取らなかった……バカ……でも微妙にそれに対しては後悔してない……」 年間通して4単位ものだけで卒業することだけを目標に大学卒業したんだもの。 運動したらお腹減ったね、少しだけ、とチーズケーキハウスへ向かう。 4種類のチーズケーキがあるので選びきれないと4つとも頼む。 大誤算。 全部美味しいの。 だが。 昼は盛岡に戻りわんこそばを食べる予定だったのだが、チーズケーキ、これが意外と胃に重たくてちっとも空腹が訪れない。 チーズケーキを食べた後、どうしても美味しい牛乳が飲みたいのだ、と瓶牛乳まで買って飲む始末。 美味しいの。 腰に手を当てて飲み干す姿を写真に撮られたけど(笑)。
盛岡で、石割桜を見る。 想像していた以上に、デカい岩を思い切り割ってデカい桜の木がちゃんとなっている。 「石ば割って咲け〜」 ずっと呟きながら見る三人。 石割桜は盛岡地方裁判所にあります。観光するもんがあるとこに裁判所があるとなんか変。
わんこそばを食べられない状態になったので時間を持て余す。 カーナビをいじめて遊ぶ柚ちゃん。 「ほぅら、今度はこっち行ったよ〜、道案内してみなー」 疲れも溜まって眠いので壊れてきてます。 カーナビだけは既にレンタカーを返す場所に設定しているのに、川渡って反対側まで出かけてみたり、カーナビがお手上げすると「再検索」を押してまた虐める。 「市街地は信号があるんだもん。赤信号が眠い。道なり5キロが欲しい」 黙ると寝そうなので頑張ってしゃべる。ウフフフフウフフウフとか謎の笑いが増えてきます。 市内をグルグル回っていたら時間がやってきたのでレンタカー返して駅に行く。 私はお土産らしいお土産を買う場所も無い(職場? もう休み入りましたよ、2ヶ月)ので水分補給してました。 コーヒー飲んで新幹線乗ると後悔するよー。 柚ちゃんは運転の疲れもあって発車するより早くに眠りにつきました。蒼生さんも直ぐにご就寝。 私は帰るのがイヤになってきたらなんだかそわそわして眠れなくなってきてしまったのでボーっとしてました。 帰りたくないなあ。うおおお、くらいしか考えてませんでしたが。
東京着く頃にはきっと塩っけのもの食べたくなってるね、と盛岡で言っていたのに、全然お腹が減らないのです。スゲーなあのチーズケーキ。 小岩井農場言ったらチーズケーキ食え〜。
帰宅してもやっぱりお腹空かないんだ、スゲーなあのチーズケーキ。
で、晩ご飯食べないまま速攻寝た。
2004年07月18日(日) |
注文の多い料理店用の体 |
曲がり屋の朝はホテルよりも早い。 朝ご飯から、ご当地名物ひっつみが極々普通に出てくる。 「最近はこういう昔の貧乏飯が喜ばれんだなぁ」 うん! こんな風情のある宿でイングリッシュブレックファーストが出たら泣くもん。 晩ご飯のメニューは多くて書ききれないのだが、朝ご飯は寝ぼけて食べているのでひっつみ以外を記憶倉庫から引っ張り出せない。 海苔……?←一生懸命思い出したのが海苔っすか>自分。 大した荷物らしい荷物を持って無いので出る準備をするまでもなく部屋を出て囲炉裏で出かけるまでまた囲炉裏を囲んでまったりして他のお客さんと和んだり、ほっこりして休む。 現地で出会った人達との交流が大好き。 カッパの話を宿のおじさんがするので、うちの地元広島にもありますよ、カッパじゃなくてエンコウって言うの、でもカッパと同じ系統だから、川の中で遊んでいたりするとシリコダマ抜かれるって言われていて、ちゃんと川っぺりに住んでいる人はエンコウにシリコダマ抜かれないようにまな板の上に胡瓜やお魚などエンコウにお供え物をしておくと、シリコダマ抜かれないって言われていたんです、今でもやってるかどうかは知らないんですけど、とカッパ関連の話をすると喜んでもらえたのか。 「有り難う御座いましたー」 と宿を出る時に 「じゃ、エンコウ様にもよろしく!」 と言われた。 か、帰ったら「遠野の曲がり屋の人がね、よろしくって…」とエンコウ橋に行って伝えて来なければならぬ。
宿を出て、五百羅漢というところに行った。 羅漢はやたらと多いのだが、我々が行った羅漢は苔のむす岩場にある。 だから苔がむしていて実際五百は見られない。 岩場をガシガシ登っていたら、奥の方で仰山発見。 私はスニーカー、柚ちゃんなどはお洒落靴、それも白を履いていたので、私が先頭に立って無駄足かどうかを確認しないと白い靴が汚れてしまうのじゃ。 五百羅漢を出たところに……だから名前忘れたんだってば……○子酉様の?があったのでそこに行ってみることに。 縁結びの神様だってこないだ旅番組でやっていて、風情がある綺麗なところだったのだがあれはカメラの力だったらしい。ちょこんと小さいほこらにたくさんの赤い願い事の布が結びつけられていた。 ご縁を結びたい人が一杯。 そこで私は。 「京極写真撮ってー!」 蒼生さん、おかしくって笑いすぎでカメラ撮る時手が震えてブレたっつってた。 そんなにおかしいかなあ、京極写真ごっこ。 ずいぶん昔からの私の中での約束事のようなものだったのだが。 よーし、カッパだ! カッパ淵だー! とカッパ淵に行く。 観光客でぞろぞろと動いているので場所が分からないということは全然無い。 いざ河童狛犬、河童淵の河童だイエイ! ここは飛び込んで河童探しだね! 多々良先生! とかまたやっていたらまた京極写真もどきを撮られていた。 いや、これは多々良写真扱いなのだろうか。 ギャー! なんとなくイヤ、多々良先生(笑)。 河童捕獲許可証を発見出来ぬまま移動。 あとは車でガーッと移動。オシラサマとかコンセイサマは家々の守り神だからねー観光するもんじゃなかとよ、と段々迂闊に神様を見ることをしなくなる我々。 だって車の通りすがりに○○家のオシラサマ、××家のオシラサマっていう看板がたくさん立っているのだもの。どっちのオシラサマにしろと言うのだ?
遠野を出て、宮古に。 国道を通って出るのだが。 「ここは本当に国道?」 「でも2桁数字の国道だからこんな筈じゃ無いんだけど」 峠を越え山をいくつもいくつも越えている。 「窓開けちゃえー! ワァ、フ、フ……フィトンチ……」 名前忘れた。最近単語が出なさ過ぎるんだが脳梗塞? 「フェ」 いずみさんが運転真剣にしながら訂正してくれる。フェトンチッド。 囲炉裏の煙に燻されて薫製、次は森の香りで香り付け。
浄土ヶ浜に着きました。 森の香りから一転、潮の香りへ。 「これで塩までついて完璧だネ☆」 昼ご飯は観光フェリー乗り場の食堂。 ウニ丼が2000円超していた。 「こーゆーとこで2000円以上は払えん」 以前沖縄観光地でマズい食事を食わされた私は、ウニを食べたくても食べることが出来なかった。 みんなは海鮮丼、私は550円のミニホタテ丼。 小さいのでさっさと食べ終えてはあっちこっちを歩いて変な物を探そうとウロウロしている。 ウニパイは本当にウニ入っているつもりなんでしょうか。でもウニパイ、安いよ? ウニ丼高いのに何故? ウニパイにどのくらいウニが入っているおつもりで? あとオカリナの形の剣山を発見したのだが、剣山って刺すもんじゃなかったんだねえ。カルチャーショック☆ 「うみねこ?」 ウミネコの正体を知らぬまま、観光フェリーに乗る。ウミネコパンも買う。ウミネコ知らなくても。 ウミネコって、猫じゃないんだよ! 鳥だよ!(←当たり前だよっていうツッコミが聞こえた…)カモメみたいなん!(←広島弁に戻ってるし) 三陸方面の海の色って、海は綺麗だけど深い藍色をしているんだね! ああ楽しい。 観光フェリーが出発した途端にウミネコが大挙して訪れてきた。観光フェリーの案内アナウンスなんざ聞かずにウミネコパンを与えることに夢中になる、お子ちゃま組(私と柚ちゃん)。反対側ではいずみさんと蒼生さんが浄土ヶ浜の岩場を見ながら写真を撮ったりしていた。大人組。 ホンマ隣は5才くらいの子供だよ、ていう状態でウミネコパンをちぎっては投げちぎっては投げ。 途中でやってきた鷹? にもちぎっては投げ。 パンが無くなって寂しくなりそうになったところでフェリー反転、今度は私達に浄土ヶ浜の岩場が。 子供にもちゃんと岩場を見せてくれるんだね!(笑)
降りてから浜辺でちょっと遊ぶ。 行きがけに岩場に降りて浜で遊ぼうとしたら全員が 「私達大人だから」 と言って私だけを子供扱いしていたのだが、ウミネコパンで童心に返った柚ちゃんがまずノリノリで岩場へ降りる。 二人でキャッキャ子供していたら、大人組も降りてきていた。 でも私がいつまでも「サザエのちっちゃいのー」とか「ワカメ?」とか遊んでいたら、いい加減みんな 「ほらもう時間無いんだから行くよ」 と大人に戻っていた。 チェンジ早いのぅ……←どこのスイッチ押しても子供。
宮古の駅に着いたら、いずみさんとお別れ……。 ここまで運転、本当に有り難う御座いました。 ここから先、レンタカーによる柚ちゃんの運転に変わります。 レンタカーに乗るなり早速カーナビゲーションシステムを作動開始。 目的地を設定するも。 2個信号をアドバイスした後 「ここから先5キロ、道なりです」 と言ったきり寡黙になってしまうカーナビ。 「道なりって! 何キロ道なりなんだー!」 カーナビ相手にハイテンションになる。 「私、運転ほんっと久しぶりだから!」と謙虚ぶっていた柚ちゃん。 ものっそアグレッシブな運転かましてきました。 「あー、前遅いー抜かしてえー」 「行っちゃえ行っちゃえ!」 助手席はお子ちゃまの席でぇす。 「煽っちゃえ」 「ヒャッホゥ! 段々到着予定時刻が短くなってきましたっ!」 「ああもう、絶対1時間は縮める、この到着予定時刻。だからホント前が遅いのイヤッ」 またしても峠を越え山を越え山を越え山を越え山を越え。 「カーナビをもっと広域で出るようにしてみよう……や、山しか無いッス!」 そんなところをずっと走ってました。 カーナビはしばらくずっと、はじめてパソコンに触った人がマウスで一本線を引いてみたかのような線だけの表示だったのですが、どっか突然「ワッ!」と脅かされて吃驚して痙攣したかのようなアヤシイ、ビヨビヨした線が登場。 大爆笑する車内。 それだけカーブが多いんですな。 柚ちゃんは無理だとか行く前は言ってましたけど、ガッシガッシ格好いい運転してました。 「これ国道だよね」 と何度も言いながら。 国道だけれども、バイクでカーブを楽しんでいる人達も居るような道。 「ああ、きっと昔から馬や牛で通っていた道にそのままアスファルト敷いたんだよ、きっと」 というような道でした。 数時間、ゲラゲラカーナビをオモチャに走り続ける。 「ちょっとー、私暗くなる前に明かりがあるところに行きたいー!」 少し暗くなりかけたところで、コンビニ発見。 「コンビニだー! あとちょっとできっと市街地!」 柚ちゃんの言葉。 「片道2車線にここまで感動したのははじめてです」 盛岡出る道はかろうじて道が分かれてたけど、いずみさんが運転してた国道は一本道で対向車線というものが存在しない時があったものね……。 でもなんだかそれもとても楽しかった。
そして本当に市街地にあっという間に到着。 カーナビも意気揚々と案内をはじめる。 んが。 「こっちからじゃ入れないよ、使えないな、もう!」 柚母ちゃんにカーナビは叱られて無視られて、ホテルに到着した。 「んじゃ、タンと冷麺!」 ウキウキと焼き肉屋へ。 「昨日のヘルシー料理はなんだったの?」 蒼生さんが呟く。 ガツガツ肉ばかり食べる。骨付きのカルビなんて久しぶりに食べた。 「ハッ! たまに野菜食べると唐突に正気に返る」 私、正気失って肉食べてたんです。 肉平らげたところで冷麺食べる。
ホテルに帰った頃にやっと、ヤバい量を食べてたと気が付く柚ちゃんと私。 しばし動けない。 「れ、冷麺って、あの麺、消化、しづらいみたい…だ、ね……」 蒼生さんはお腹が一杯だからとスープを頼んでいたのだった。
眠る直前に靴を拾って片づけようと下を向いたら胃の内容物が出そうになった。 食べ過ぎ注意。
2004年07月17日(土) |
自らの最北端更新の旅へ |
今回の旅日記は記憶が曖昧なまま付けるので、名前を間違えていたり行き先書き忘れていたりしてもご容赦下さい。そして誰か訂正して下さい(へこり)。
一身上の都合により睡眠時間不足のまま、集合場所東京駅へ向かおうとして乗り換えを間違えつつも待ち合わせ時間に無事到着した。 今回の旅の仲間は、東京から柚ちゃん、蒼生さん。そして現地で高遠いずみさんと合流する。 東北への旅。 今まで自らの行った最北端の地が草津だった私は、特急草津○号、みたいな名前の電車にしか乗った事が無いので、東北新幹線は道の世界である。 東京駅の、東海方面乗り場と東北方面で分かれてきたところで既に興奮しはじめる。 今回、「わああい、一緒に行くうぅ〜」と言ったは良いが、何処をどう旅するかは全て柚ちゃん、蒼生さん任せにしているので、新幹線に乗ってからやっとガイドブックを見せてもらって、「ふむふーむ、ここに行くんですねー」と言っていたら途中「カッカが行きたいって言ったんでしょ!」と怒られる場面もあった。そ、そうだったっけ……(オロロオロリ)ごごごごめん。 旅上手さん達は既にガイドブック+現地用の本、まで用意していて、新幹線の中で読もうとしたのだが、途中で寝ている。 だって……古文やってない私には、柳田国男は読むのがとっても難しいんだもん。 とろりんと起きたら目的地、新花巻駅。 駅から降りた景色は。 広大に広がり続ける……広がり続けるだけの。 目印は、JA。 「新幹線の駅なのに〜」 「だって各駅の新幹線の駅なんてこんなもんだよ! 西日本で言うとこの、三原?」 行った事が無い土地なので、比較対象がとっても出身地よりになっている。 ドキッドキしながら改札を出たら、いずみさんがお出迎えして下さっていた。 車付きで!(ヘコヘコヘコヘコ←何度も頭を下げている) そのまま宮澤賢治記念館などへGO! まずは山猫軒なるところで食事を摂る。 雑炊にした。具がたくさん入っているので、雑炊といえどもお腹は満腹に。 山猫軒隣接のお土産屋で変なもん一杯発見して、膝が砕けた。 結局帰りがけに買ったのだが ご当地限定キティ【座敷童子キティ】。 キティにおかっぱ入っているんッス! 凄いッス! 怖いです、キティ! 他にも、カトちゃんカッパやら何やらかんやら不可思議な物が一杯ありました。 食べた後は記念館でお勉強。 「ワァ、賢治さん、銀河鉄道は頭の中に浮かびすぎて留まらなくなって凄い勢いで書きすぎて原稿用紙の意味をなして無いよー。凄い勢いで話が頭の中を駆けめぐったんだ!」 「む、詩はけっこう丁寧な字ですね、ゆっくり考えて言葉を選んでます」 「ハッ! ここはどうしても読まれたくなかったのか、凄く塗りつぶされてます…………」 「こらカッカ! どうしても読まれたくないものを一生懸命読もうとしない!」 怒られたー(笑)。 「ねえー、あれだけ走り書きしてたのに、履歴書の字は綺麗だよう。実は字が綺麗」 言いたい放題言うのやめなはれ>自分。 作家の直筆の原稿用紙というのは、楽譜で言う自筆譜のようなもので、活字印刷されているものとは全然違う、原稿用紙から伝わってくる色々な葛藤や言葉を少しずつ選んでいく課程、どういう精神状態だったのかを推察したり妄想したりすることが出来て非常に楽しい。 「こらカッカ! 筆跡鑑定から入るな!」 怒られたー(笑)。 連休だったので人が多かったですが、ちゃんと見たいもん見てきた気になったので、今度は新しく出来た……名前忘れた、宮澤賢治の世界を体験するコーナーへ移動。 だだっ広い敷地に妙に近代的な建物、へんちきりんな絵、不思議コーナー盛りだくさんな勉強館。 普通に可愛かった。 その後、スキー場レストハウスみたいなところで新しく作った木のかほり豊かな小さな分館で鳥もどき、動物もどき、宇宙もどき、石もどき、を見る。 歩いたので疲れる。 はしゃいでいるので更に疲れている。 土産物がどうでもよくなったところで、遠野へ移動だー! と再び盛り上がる私達。 「座敷童子が出る民宿取ったのー!」 旅のプロ、柚ちゃんの言葉にウピウピしつつ、でも東北地方ははじめてなのでピンと来ないアホなカッカ。 東北の木々は静かにひそひそと会話をしているような静かな神秘さが漂っているように感じました。 今まで触れた事の無い空気感、時間の流れにまだまだついて行けてない。 柚ちゃんナビに任せ、いずみさん運転に任せまくって私はホゲーっと外を見ている間に遠野へ。 なんだか分からないままに、「千葉家曲がり屋」とやらに観光で入る。 寂れっぷりにキャピキャピ。 その後、続き石に向かって登ろうとしたところで暗くなり、挙げ句雨が降ってきたので慌てて引き返す。 そしてお宿へなんとか到着。 ガイドブックにあるように、林檎畑を抜けたところに、ひょっこりある曲がり屋民宿。 入るまではどんな宿だろうとドキドキしていましたが、中に入った途端、キャー! という大興奮に変わりました。 観光で入った曲がり屋よりも素晴らしい雰囲気。 囲炉裏が入り口にあり、表座敷(一番座敷童子が出ると評判だというお部屋)に案内してもらった後、囲炉裏に集うと、串刺しにされた山女魚がビチビチとはねながら出てくる。 「うおおわあおう、跳ねてる! 跳ねてる! 凄い!」 「あんたたちぁこれ見て残酷って思うか?」 「いんや全然」 「たまに残酷って騒ぐ人たちもいるんだよねぇ」 宿のお爺さんはおしゃべり好き。南部訛りで読んで下さい。 「昔はみーんなこういう生活してたんだよ、囲炉裏を囲んでな。それが無くなったから、最近はこれ見て若モンは、吃驚して初めてみた、新鮮だって騒ぐんだ」 ええ、騒ぎまくりました。 だって海育ちだから山女魚食べた事無いもん。 ボーっと山女魚が焼けるのを眺めていたら、晩ご飯が出来上がった。 書ききれない量の品数の料理。10皿はあったように感じられる。 んが。 全部平らげた。 負けるもんか!←誰に? 精進料理ではないけれど、体にとても良さそうな料理でした。肉無し。 ずっと囲炉裏の火があるので、体ごと燻されつつ食事。 腹くちくなって危険な時間帯。 自称(他称も)高級民宿である曲がり屋は、夜に語り部のお婆さんを呼んで1時間、昔語りのサービスが付いている。 燻されて目がシパシパしながら、南部弁を必死に聞き取って自分の体にうつそうとするのだが、まるで出来ない西日本出身。 座敷童子、カッパ、お部屋が出来た由来などを聞き、可愛いお婆ちゃんは帰っていってしまわれた。 本当は「ぎょ、行者様関係で何か…」と言いたかったのだが勇気が無かったのだ。 次回、勇気を試したいと思う(次また行く気満々)。 語り部タイムが終わった時にはもうどうしようもなく眠たかった。 蒼生さんといずみさんがブラ子さん公開会、そして引き込まれ寸前の柚さんが盛り上がっている中、もう限界を超したので申し訳無いが意識を一度失う。 凄く親切に起こしてくれたので、一緒にお風呂に入る。 これがまたフツーの風呂でして。 まともに使えるシャワーが1つ。入ったのは4人。 案外、サバイバルな環境オーケーな私は湯しか出ない蛇口と水しか出ない蛇口をうまい具合に使って風呂を使った。 旅上手柚ちゃんは都会っ子なのでシャワー! 温度がちゃんとしたシャワー! と拘っていた。 一番我が儘そうな私だが、半年間ブチ込まれた寮が丁度同じような蛇口だった為、昔取った杵柄で湯加減を調節するのが得意なのでサ。 風呂上がりにまた囲炉裏に集って足浴のような暖かさに心身が癒やされていく。 パチパチと弾ける囲炉裏の火は、見ているだけで、不思議な世界に心が入っていく。
だから座敷童子に会えると思ったのに。 他の人は体験したって聞いたのに、私自身は座敷童子様の悪戯を体験できまへんでした。 日頃の行いが悪いからなのねん。
すっっっっっっっっっっごい『トリック』な世界でした。 しばしば「上田! 上田!」と言いながら走って遊んだ。 だって天井低いところとかあるから、上田は頭を打つんだな、きっと(妄想)。 それよりも上田こと阿部ちゃんがどうやって一年間で美白してビスクドールになるか、が当面頭から離れなさそうなのだが。 エステ行こう、阿部ちゃん! ていう訳で、むしろ京極ワールドで大騒ぎしてました。 だってにゃんこがいるんだよ? なんてタイムリー。
2004年07月15日(木) |
過去の栄光よ何処へ消えた |
この間さ×う珠緒がテレビで、私がバーゲンで買った洋服を着て珠緒パワー炸裂させていたのです。 ミーハーな母から早速「見た?」て電話もかかってくる。まんまと見ている私も暇な人間だ。 (しかしゲーノー人って案外安い服着てるんだな…) 「ああいうのもいいわねえ」 「はあ? お母さん大丈夫? どういうセンスの持ち主? 珠緒は週刊誌で同性から嫌われる女ナンバーワンだよ?」 「あら。じゃやめときんさい」 親に止められるとやりたくなる反抗期。 「なんだようなんだよう、今が全然魔性じゃないからって侮りやがって。私にだって珠緒のような時期があったんだい!」 「ありゃま」 「幼稚園の時にね」 「なんじゃあ。そんなんカウント入らん」 「最後まで聞けー! 幼稚園児の頃お泊まり保育みたいなんあったじゃん? そん時にさ、虫取りをさせられそうになったんだけど、「いやあん虫怖いぃ〜」て私が言ったらそこいら中の男の子が私の為に虫を捕ってきてくれたの。でも先生に見つかっちゃってさー、自分で捕って来い! て怒られてー、泣きながら自分で捕ろうとしてたら、影でこっそり優しい男の子が「はい、これ先生に見つからないようにね。ボク、たくさん捕っちゃったから」って。ほらごらん珠緒でしょ? ねえええええお母さん、私のあの黄金時代は一体どうして終わっちゃったのよおおおおおう、どうやったらもう一回ああなれるわけえええ? どうしてどうして私はこんな人間になっちゃったのおう?」 「……もう無理無理。アッハッハッハッ、ところであんた、同い年の従兄弟結婚したってさ」 ゲェ、内堀も埋められちゃったヨ。 「で、可哀想なあんたには見合いのプロの携帯電話番号メモしておいたからいつでも言いんちゃい」 「要らん!(ムキィ!)」 もっかい魔性時代に戻りたいと、今日は珠緒トップスで外を歩いてみたんですが、ダメですね。 暑いから顔が死んでます。 プンプン☆ ていうか最近色んなところを何故か打撲していて軽くDVに遭っているような痣があるのに無理だろう普通に。 プンプン☆
私がカーテン越しの太陽の光を浴びて灰になってしまい、夕方もう一度肉塊に戻ってモソッとリビングに行ったらテーブルが綺麗になっていた。 こびとさん!? いや、これはテストが1つ山を越えたKの仕業だ。 ヤツは今頃夢の中であろう。 昨日のポエム(???)の題名は『誤字脱字』でした。 眠たくなりすぎると人間誤字脱字が増えるんだってさ。 テスト人間二人抱えると妙な事を頼み込みだすので、今回もまた1000円でレポートを書かされたり、挙げ句Kに至っては「あっ! あのテスト潜り込みオッケーだよお姉ちゃん!」とか言ってます。 単位落としても知らんぜよ? 普通(?)の大学のテストというのも受けてみたい気もするが。 これでオレ様成績優秀取ったら天下取ったも同然だなエッヘン受けてこようかちらウフフのフー。
眠りたい…… 嗚呼、眠ろう。 でも怖い 怖いよう 電車、 寝ちゃった 電車の中じゃ 1/10も勉強出来ない
目に見えてる、 起きられないって。 めっちゃイヤだもう〜
これ、 ナベ洗っちゃおう☆
======================================= テストでテンパってるKの独り言を拾って書いてみた。 隠れて書いてる長女、 それを読んで声を殺して大笑いしている次女。 ずっと呟き続ける三女。
試験前の荒んだ雰囲気が大好きです☆ 「笑うくらいまで大変になっちゃえー」 が修羅場をくぐり抜け過ぎた姉からの助言。 ピロは既に笑ってる。
朝起きたらピロもKもまだ居る時間だったよう。 悔しさに思わず明るい挨拶をしてしまった。 ボーっとしていたら挙げ句の果て重力の根元Kが帰って来たので、ぜえはあ頑張って息をして家を出る。 コロボックル並に小さい体の癖にまき散らす重力だけは人三倍。
今日は、願っていたマッサージに行くことにしました。 電話をしてみると、私がやられてみたいお灸コース(笑)は予約が一杯で来月になる、とか。 でも 「症状はどんな風ですか?」 という質問に、ここぞとばかりに 「微熱が半年以上続いていて……医者にも不明ですって言われたんです」 と脅しておいたら7月中に入れてくれるってさ☆ ワーイ☆ 虚弱ぶりっ子☆ 行ってみたら何とも不必要なくらいに丁寧なもてなし。 一階が更衣室男女別、二階がマッサージなどを行う部屋になっているのだが、純和風の家。 何故か神棚まであったり、窓の向こうの景色を隠す為にわざわざ竹を使ったり、内装の拘りに余念が無い。 雰囲気代1000円と見た。 と思いつつ、今日はとりあえず普通のマッサージオンリーで。 「もっと運動した方が良いですよ」 て言われたんですが。 昨日したばっかりで自信満々だったんですが、ダメですか、やっぱ。 「歩いてますか?」 て言われましたよ、今日もやっぱり場所変えてもやっぱり。 そんなにヒヨいかよオレの体は! ケッ! 腹割ってやる。
そろそろ学生達が試験の季節になってきましたね。 土日ともなるとKが家で勉強したりするので、家中の重力が明らかに変わって重たくて息が出来ません。 アホー! 出てけー! 叫ぶことすら出来ない息苦しさに負けて家を飛び出した。 起きたら、重力負荷の変化の所為か(ウソ)またしても体が左半分だけ重たかったので、マッサージでもするべや、と思ったのだ。 でも、目当てのお店が閉まってた……。 半泣きになりながらも「このままじゃ引き下がれない!」と意地になって歩いていたら八百屋が開いていたので入ってみる。 籠を持って欲しい野菜を入れていると、「これ、何円にしとくから」と八百屋の主人がぼそぼそ言っているが気にしないで更に料理する為の食材を籠に入れていたら、とうとう籠の中に茄子と胡瓜を放り込まれた。 「いや、こんなには要らないです」 何故か主人は 「そこのインド人も買うから」 という謎の一言で、籠の中に放り込んだ事をチャラにしようとした。 負けた……。インド人が買うからって……意味不明過ぎる。反論の余地が無い素晴らしい攻撃だな。 本当に安くしてくれたんで良いんですが、痛んだ野菜も袋に入れているので要注意なのです、アヤシイ八百屋。 うわあんKにも八百屋にも負けたよう、と歩いていたら、カラオケ屋があったので、もうこれは一人カラオケでもしてストレス発散するしか無いや、とカラオケ突入。 最近誰も行こうって言ってくんないんだもん。 小一時間歌って帰ろうと思ったのに、40分くらいしたところで、無駄に採点コーナーがあることを発見。 わあ、私が青春だった頃は採点は100円入れないと出来ないようになってたのに、今じゃタダでやってくれるんだね。 面白そう、とボタンを押したのが悪かった。 勝ち気ではないが負けるのも大嫌い、採点されるのは嫌いなのだが高校大学採点されまくって育った育成環境がどうしても機械相手にムキにさせる。 ぐーやーじーいぃー。 心当たりの無いところで三角印を付けられるとどうしようもなくムキになって怒り狂う。 そのくせ、私が思いきり失敗したと感じたところには反応しない。 大学時代、「難しいものを選び選択ミスと判断されものっそ減点される」体験をし続けて(笑…えない)生きてきたのに、そーれーでーも、椎名林檎で機械に対抗する。 アーホー>自分。 画面に向かって 「テメェ、ぜってー80点以下は出さねーからな!」 と宣戦布告までしはじめ、残りの時間を報告するカウンターのお姉さんにも「この間に点数下がったらどうする!」と内心キレる始末。 曲の合間に「畜生!」とソファをたたきつけながら、なんとか全部80点以上をマークした。 ま、一番点数良かったのはKOKIAの『夢がチカラ』だったのだが。 どっちも歌いにくいと判断されること間違い無しだ。私にとっては歌いやすいんじゃがのう。
いきり立ったら血圧が上がったのか、帰宅して荷物を持ってバレエへ出かける元気が出た。 今日も生徒3人。前回来ていた役者志望の子は消えていた。絶対続けますという宣言は何処へ消えたんだ、今頃の若造は性根がなっとらんの、と年寄りじみた事を考えつつ踊る。 今日は、背筋が痛いです。 何故だ、今日はジャンプ物で行こうって先生が言っていた筈なのに何故背筋。 それは。 みんなが右手と右足を同時に出してしまうという悪癖(頭が混乱する初心者はよくやる癖)を出した為、デューク状態になる稽古場。 一応その壁は乗り越えた私も一緒になってウォーキングやっていたらデュークになってましたよ、デューク。 「先生! これ電車のホームでやったらどうっすかね!」 今日も坊さん風(坊さんでは無い)がお外で奇行をする準備を整えている。 「いやー、でもオカマさんっぽいから階段でやった方がいいよ。階段なら、ホラ!」 先生は階段でやることを提案。 「でも、ちゃんと外股でやれば! オカマっぽくないです!」 私も奇行をしてくれる事を支持(笑)。私はしないが。 「やったんです」という報告は聞きたい。 代行の先生、普段はバレエ、ジャズダンス、立ち回りを教えたり、インポートショップと色んな事をしている。格好いい女の人だ。見た目はキュート系なのに、男前。 そして、4人中3人が草履や下駄など和の履き物だった。 先生、草鞋風。 格好良すぎ☆草鞋☆ 帰りがけに 「まだゴムが残ってる草履ですね」 と坊さん(に非ず)に指摘された。 耳が良いなあ。
♪東京の夏は暑い〜今年は特〜別〜♪ という替え歌が姉妹間で普通に歌われる今日この頃。 「遅れたわねー!」 「この暑さよ〜少し休み〜た〜いぃ〜わっ!」 「とんでもない〜教授(単位取得)は直ぐに〜〜顔を見せなさい」 「……一体鍵は何処に行ったの? K、知らない?」 「いいえ〜(←そらっとぼけ)」 「計画通りうまーく、運ぶ訳は無〜い〜、予定通り〜いーかーなーいー、番狂わせ、面白いッ!」 「予定が狂うのはオレじゃない。ピロだ!」 (以上、ミュージカル『エリザベート』より替え歌抜粋) Kが鍵を2つ持って家を出た為に家中(特にピロ)が番狂わせに合いそうになりました。 誰一人として譲りませんでした。 カッカは最後のダンスを踊るのです。舞台で踊れませんでした、私。あとハプスブルクは気合い入れて言うには言いにくすぎだ。
バイト先に、暑すぎるのでピンクのジルスチュアートのワンピースを着ていった。 しばらくしてオーナーが登場。 「いやああん! そのワンピース可愛い可愛い可愛い!」 三連発可愛い! いやあああん嬉っしい! もっと言って欲求満たされまくり! 「回ってみてえぇん。わああ、ええわあ。上着脱いでみてえん? うわあ、可愛ええ」 「これねぇ、ママに買って貰ったん〜。マタニティみたいで分からん言われてたから誉められて嬉しい☆」 「うちらの時代は洋服無かったから全部自分でオーダーしててんけどなあ、ジルスチュアートは知ってるで。なんやオートクチュールも作っとるとこやろ」 「…知らん…(←疎い)自分でデザイン出来るっていいなあ……」 兼ねてより妹さんより、オーナーの過去のお洒落っぷりは聞いている。オーダーにもちゃんと注文を増やして自分好みに変えていったとか。ぼんぼり付ける位置一つ一つにも拘る。 「今はもう4着を着回してるだけやねんけどな(遠い目)……」 「いや、私、もともと洋服拘らない方だから、近い将来、つーかこのバイトでオーナーが誉めてくれなければむしろ今も拘らなくなっちゃってるから!」 「拘らんのか!?」 「うーん。妹たちは2、3時間くらいファッションショーして遊ぶんだけどねえ」 「そりゃそおやで」 「私はしないの。脳内シミュレーションで終わらせて、朝起きて1分で決める」 「うわああ、ありえへん、ファッションショーが楽しいねんて」 はあ、妹たちのあの様子からするに相当楽しいのでしょうが、どうも実は服装に拘らない本性が出ているのか、着せ替えを自分でして遊ぶっていうことがありません。むしろ自分が買った服を妹に着せて遊んだくらいで御座いやして。 「なあ。あんた、先月何時間働いたか覚えとるか?」 「ふぇ? 正確な時間はとてもじゃありませんが」 「そおか。実はな」 深刻な顔をしてオーナーは、タイムカードを無くしてしまった事を打ち明ける。 「どっかある筈やからな! 心配せんでええから! 大丈夫やからな」 手持ちで現金渡そうとする勢いなので、流石にそれは断った。吃驚したー。 この緩々とした感じが好きでこのバイトをやっているので、テキトーに振り込んで下さればそれで万事私としては収まるのですが、他の方はダメかな?(笑)慣れてるだろうな(爆笑)。 「さて、研修旅行は何処行くか〜? 香港? 台湾?」 「えー。香港はSARS大丈夫かなあ、あの季節」 「大丈夫大丈夫じゃないは関係無い! 行くったら行く! 行くんじゃああ!」 どうも夏休みの予定が狂いはじめたので冬の研修旅行計画を頭に描いて発散しようとしてます。 その後、この間のガラス展をした作家の娘さんが息子を連れて暑い中にご挨拶にいらっしゃいました。 「あっらああ、可愛いッ! 可愛いわ、このワンピース! 素敵!」 流石に吃驚していると、オーナーが横で 「これが男の子の親の反応なんやって」と耳打ちしてきます。 てーことは? お姑受けが良いっていう事かちら!?(←多分勘違いだろう) しかも相変わらずの餌付けでミルクゼリーみたいなん頂いて、ごっつー美味くて無言で食してました。 ミルクに練乳入れる味ってなんとも言えないね! みんなも試してみて! あとはゼリーで固めるだけさ! 終わり1時間前にオーナーが帰路についた途端に、重要電話ばかりが鳴り響く。 「ワァ、大変、今日中に電話しろって言ってるヨ!」 としつこくしつこく電話を入れて内容を取り次いで貰って、帰宅。
そりから新宿で蒼生さんと落ち合ってスペイン料理を食べながら柚ちゃんを待ってました。 最初こそ「直ぐ来るよ、きっと。終わりそうってメールあったし」と余裕で言っていたのもつかの間だったような。 パエリアがカピカピ乾き始めた頃には既に終わると言ってから2時間くらいが経過。 「ゆ、柚ちゃん……営業で熱中症とか……」 「電話の電源は切られてないよ? 本気で心配だよ」 「アワワワ、私、一般の社会人というのはしたこと無いから想像も付かないもんなんだけど、残業があったらこんなにも帰られないもんなの? うわあん怖いよう社会ー! 違うー! もしかして交通事故!?」 「……思考回路がまずい方まずい方に回っていくんだけど……」 最悪の事態を考えたり考えなかったりしていた時にようやく柚ちゃんが仕事あがった連絡が。 その頃の私達は、心配度マキシマムにしながら、ええと、デザートを何にしようか考えてました☆ごめん!☆ わあああああ無事で良かったーとハグをして、食事再開。 食事と共に活字語り花盛り。 蒼生さんも柚ちゃんも、ワンピースが可愛いって誉めてくれたのおぅ。
で、帰りがけに酔っぱらいに絡まれました。 吐くかと思った。 もうこのワンピース酔っぱらいが出る頃には着ないって誓った。
久しぶりに会うピコトリオ。 ピコ2さんにあらかじめ伝えなければならない、苦しい言葉があった。 前回私の家に遊びに来た折、悪戯大好きピコ2さんがピロのベッドに湿った洗濯物を詰め込むという悪戯をしたことをピロが思い出してしまい、「うう…‥本気で恨んどるんじゃ…でも……来るなとは言えん……けど…でも…」と悩むので、家庭を第一に考える私としては「では、彼女は出入り禁止ということで」と一応話を取り付けた。そのことをピコ2さんに伝えなければならない。 最寄りの駅で、時間通りには来ないピコ1さんをゆっくり待ちつつその事実を伝える。 「フンッ! ピロの言うことなんか気にするもんですか! 行くったら行くわよ!」 ピコ2さんは強かった。 まずソバ粉クレープのお店に行く。 「ボンギャルソンが居ない!」 昼休みなのか、バイトのお姉さんと店員さんのお姉さんだけである。 通りすがりにヤバいくらい可愛いフランス人の子供達を見た。 お店で珍しく安く食べる。いつもの半分くらいの値段で食べたのはデザートクレープを食べなかったからだろう。 ソバ粉クレープとそうでないものがある、ということを初めて知りつつ、ピコ1さんとピコ2さんはそれぞれ頼んでいく。 ピコ2さんはソバ粉に拘り、「ソバ粉のアイスにソバ粉の…」と言っていたら店員のお姉さん(美人)に「それはけっこう癖が強いです」と言われてあっさりソバ粉を蹴っていた。ソバ粉が食べたいが癖が強いのはダメ、それがピコ2さん。 食べながら思い出話に花を咲かせる。 5才以前の記憶にまで遡っている私……。 「うーん小学校の時はどうだったかな?」 みんなして回顧モードが強すぎるらしい。 上品な店でギャースカギャースカ騒ぎまくった。 クレーピエ(クレープ焼く人)のお兄さんも格好良かったわよ畜生! ああんラテンー!
その後ちょっとお寺とかお寺とかに散歩しつつ家に来て来て頂く。 なーんか普通に漫画を手にとって。 「ああ、それ貸すわ。あ、そっちはピロが学校に持って行ったきりだからメールするわ」 て漫画の貸し借りですか。 変わって無いですねえ……(遠い目)。 それから今度やるオケのピアノコンチェルトはどれだどれだという話になって。 「どうしようもない曲なの〜ぅ、なんか、最後にシンバルが鳴らなかった?」 「え? シンバルまで意識してない。弦が弾きにくかったらショパン、つまんなかったらリストだよ。ダサい? じゃリストだきっと」 試しに弾いた挙げ句オケ部分を歌ってみた。 「あ、それだー! うわあ、弾きたくない…」 「ウッフッフ。リストはオレ様一番だからオケはつまんないよー」 「おーりーたーいー!」 「いやいや、リスト君は派手だからオケも多め? フフフ」 正直リストのコンチェルト弾いてる時、オケを聞いている余裕がある瞬間ってどれだけあるんだろう。 むしろ、レッスンで「もっと自分がソロ! 自分がソロ! 自分が一番だという音を出せ!」て言われてたしなー。 オレ様、一番。 無理☆ 私ってぇ、なんていうかぁ〜、そゆの、出来ないんですぅう(←さとう珠緒口調)
ふとした会話の途切れ目に 「ところでさ、無双無双言っているようだけど」 と話が変わった。 「ちょ、ちょっとやってみたいような、でもゲームは……やると欲しくなるー」 などの声を聞きつつボタンをポチっとな。 ピコ1さんは説明書を懸命に読む。 ピコ2さんはとりあえず手を付ける。 大騒ぎして目をシパシパさせながらあっちだこっちだ分からないよ助けてええと絶叫する気力すらなくはじめての戦国無双。 「今度また無双しにここに来る!」 ピコ2さん、絶対来なさい。一緒にハマってー! そして今まで門外不出だった『ハチクロ』を持って帰りました、のではやく返す為にもまた来てね☆ 帰りがけにハンバーガー食いながらサンフランシスコのゲイパレードはプライドパレードと言っていわゆるマイノリティに属する人がプライドを持って参加するんだよ、という説明を聞き、 「私は精神的マイノリティだから参加しようかしら」という話をしたり、 どこそこの誰々が結婚したとかしないとか、そういう話をして。 眠くなる(笑)。
腹くちくなりながらの帰路、少ししか見えない星を見上げ 「姫ー」 とピコ2さんを指さし 「彦星ー」 と私を指さし、 「牛?」 とピコ1さんは自分を指さした。
悪い夢を見て起床したら目眩がした。 体の左半分が重たい。立つことが出来なくてしゃがみこもうとしたら左側からドスンと落ちた。 血が左側に留まっている、そんな感じだ。 「うおおう、今左脳に血が行ってる? てことは右脳に血が行ってない? うう〜ん」 芸術は右脳モノと言われているんですが、ヤバい病気だったらどうしましょうかねえ。 ダルいんでどうでも良いッスよ、もう。 数時間かけてずっとヘタレてたらなんとか血が回ってきた。 とは言え。 じっとカーテンを睨む。 暑いんじゃい。 暑いと駄々をこねるのはやめにしようと毎年一応こっそり誓うのだが絶対破れるのでもう諦めよう。 いい加減「夏はダメになってる」ていうの定着してきたので、 ここらで一度夏ダメレッテルをきちんと貼り直しておきましょう。
2004年07月05日(月) |
夜這いの際は抹殺にご注意を |
其れは一刻前の事。 ピロが悲鳴混じりの声で私を呼ぶのです。 普段とは一寸違う呼び方に慌てて駆けつけました。 「武器!」 「ラジャ!」 殺し屋姉妹、息はぴったり物の10秒で敵の息の根を止める。 「絨毯汚れなくて良かったわね」 「まあねえ」 脳天気に眠る準備を続けるピロ。 「あんたさ、よく死んだもんの横で平気にやってられるわよね」 「ああ? そゆとこがいけんの?」 「繊細さに欠けるわ、死骸の横でなんて」 「南無阿弥陀仏ー☆」 ホームステイさんはピロに夜這いをかけようとして殺されてしまいましたさよならゴッキー。 「何しにあっしんとこ来た〜ん?」 死骸に話しかけても無駄。 楽に殺せて良かった良かったガッハッハと笑う姉妹。 ダメね。ここは「キャー! 助けて!」と男の人(誰だ、思いつかん。真山あたりに!)に助けを呼ぶくらいの可愛げの一つも無ければならないのに。 「フー。新しい武器を用意しておこうかしらね☆」 「つか、まず出ないヤツから入手しておかねば☆」 可愛くねえ、我ながら。
声楽のレッスンに行ってまいりました。 先週サボったので「治った?」と言われて風邪だとかテキトーに言い訳していたのをその時思い出した私はとっさに 「な、なんかビョーキしてたみたいで手術っす」 つーたら 「遊び過ぎじゃないの〜?」 て言われたので素直に「失敬な!」と怒っておいた。 その割には 「女の子にこんなこと言ったらセクハラかなあ…。なんか、色白いよ」 て誉める。そっちをもっと言え! あと100回くらい!(笑) 単に面倒で目の下クマ隠ししなかっただけですが。 「夏は美白☆」 さあ歌おうか……(アホ生徒)。
日本歌曲を宿題に出されました。 「『おやすみ』を」 「ゲェ、夏中「おやすみおやすみ」言ってろっていうんですか?」 「じゃあ、もう一個小林秀雄のさ」 「ハッ!? 何故に日本? ドイツでもフランスでもイタリアでも無く日本? 厭だー分かんないー!」 「大丈夫大丈夫。だって君もう大抵のアリア歌っちゃったんだもん、あとは実力無いのに歌っちゃダメ」 「その割にゃーずいぶん昔から実力に追いついてない曲歌わされましたよ? むしろ日本歌曲の方が歌い方が分かんないッス、なんつーか声楽っぽいのが」 「昔はもっとくどい感じでさあ」 そこで先生は『荒城の月』を歌ってくれた。 「なんか、歌舞伎とか能とか狂言とかそんな感じ…?」 何故かトレ○ーノの「ア グビリグビリグビリグビリ プハアァ〜〜〜〜」とやるアホ生徒。 「うんうんそういう感じ」 認めるのか? 「まあ今はそんなんじゃなくて良いけどさ。大丈夫大丈夫」 最後の方先生はヨレて大丈夫大丈夫しか言わなくなっていた。 終わって楽譜買いに行って、その場で歌って遊ぶタチの悪い大人…(高校生なら許されるだろうが)。 「これ……ヤバいよ……ピアノが! ごめん!」 「なんですかこれ? 歌詞にサンタクロースが…?」 「×音符は何ー!?」 やっぱダメです無理ですコーチ!
終わって渋谷に繰り出した。 ママンとお買い物ー。待ち合わせ場所もモルガンショップの入り口。偶然一緒になったけど☆ そこでママン(家族で一番スタイルが良く巨乳なのでストレッチ効いた服じゃないと似合わないのが悩みの人)に合う服と私のインナーキャミをごっそり買う。 「なんかねえ、お腹空いたかも」 ママンが寂しそうな顔をする。犬がお腹空いた時にキューンって鳴く顔、アレ。 「何? 甘いもん? しょっぱいもん?」 「分からんの…(キューンキューン)」 パルコの1階で軽く食事をしてから、パルコ散策。 「ちょっと。ふりふの和服はバーゲンじゃありません! ムキィ! 行くよママン!」 「あいよ〜」 母はその後、グレースでどうしても欲しかったパンツが偶然残っているのを発見する。 流石に骨盤は私の方が小さいので、サイズが違う。 「あっしだけ買うん? 悪いわあ。あんたは履かんの?」 「それは履けません」 「ホンマにあっしだけぇ? いやあん悪いわあ」 それを5回くらい言っていたので欲しかったトップスを 「んじゃこれを…」 と手渡したらご機嫌で購入していた。 いやあん悪いわあ。 ホンマ……。 しかし、帰宅してピロが試着したら何故か酢昆布の匂いがしたんだが、どうすんべ、おニュー。 何故酢昆布。ダイレクトに酢 昆 布 臭!
それはバイトに急ごうと急な坂道を歩いていた時だった。 いつものように浮かれた格好で浮かれた気分でよそ見をしながら歩いていた、つもりは無かったのだがいつものように心ここにあらずであったことは認めざるを得ない。心がここに在ることなんて無いっつの。 気が付いたらズベーっと漫画の絵のようにしなだれて転けてました。 吹っ飛ぶ日傘。 「大丈夫ですか〜?」 私が石畳を呪っていたら遠くから声をかけてくれる人が。 とりあえず石畳を呪う気力があるので余力充分、 「大丈夫デース!」 本当に自分では無傷のつもりだった。 電車に乗り込んで直ぐに優先席で傷口を見て、まあいいかーとのっほほ〜んとしていたら、前のおじさんがずーっと私の膝ばっかり見ている。 どうせ私は滑稽でしょうけどねえ、ととぼけていたら、隣のお姉さん達(美人)が 「あの……これ、どうぞ」 とティッシュと絆創膏3枚くれた。 アワワワ。 端から見るとそんなに痛々しいんだオレ。ドット柄浮かれワンピに10センチラメ入りヒールなんて履いて、明らかに自業自得だから誰も同情なんてしてくれやしねえ、むしろ侮蔑の視線しか浴びないだろう、目の前の人達も全員オレをあざ笑っているんだと思ったら……。 人というのはなんと優しい存在なのだろう。 とりあえず流れていた血だけ拭いた。ワンピースに血と血小板の液が付いていた。
バイト先でタイムカードを差し込んでから、改めて傷口を拭いておく。今時破傷風も無いだろうとは思うが念の為、塩素の入った浄水では無い方の水でティッシュを濡らして足を拭いていたら、毎度転ける時は同じなのだが、足の甲から転けていた。そりゃ盛大に転けているように見えるだろうなあ。つんのめり様が違うもの。腰から落ちろよ転ける時の基本じゃん。反射神経で手から付いて頭を打つのを防止するのは基本中の基本だけど、腕を折ったらどうするの? まあ遊ぶさ、その時は。 絆創膏を貼っても血が止まったようで止まらず、受付の椅子に私の液がつきましたギャー!
えっと……「なんの本を読んでいるの?」と訊ねられた時、本の題名が『乙女なげやり』だった時はどうしたらいいでしょうか。 「あ…あの…たいした本では…」 としどろもどろになりすぎてしまったのですが、言った後に 「三浦しをん先生に土下座して謝れ! たいした本では無いとは何事だ! 痴れ者めが!」と猛烈に自分を避難しました。 しかも毎週かかさずネットで読んでるのにやっぱり爆笑しそうになったのにそれでも読むか。 読み終わった後におもむろにポストイットを取り出して『後巷説』にペタペタとポストイットを貼っているっていうのも怪しすぎる行為じゃないのか。カバー外しているからいくら誤魔化そうと本を閉じても妖怪が丸出しだっつーの! うおう。 てか、『後巷説』あたりから唐突に又百炸裂と読んだ。
7月入って以来、皆様バーゲンに勤しんでいるようで(私もだ)画廊に人が来ません。 高すぎるっていうのも勿論御座いまして。 片づけに入った時に一つだけ持ったのですが全神経を硝子茶器に集中していたのですが、息止めておりました。 割ったら……割ったら……何十年ローン……つか、貴重品過ぎてあああああ弁償きかなすぎてハラキリするしか……(ガクガクガクガク)。 「大丈夫よ、頑丈に出来てるから」 作家の娘さん(作家さんは既に亡くなっておられます。作品は博物館に多数納品)が緊張をほぐそうとしてくれてますが、いやそういうもんじゃなくても、怖くて死む。 今日もまた近くの大きな文房具品店に行ったのですが、どうして楽しい品が多いのでしょう、大きな文房具品店。 「休診中」 という札を飾りたくて仕方ないんですが。 ダメ?
昨日2時間睡眠のままバイト行って、目を開けているだけで視界が歪むから珍しく会話しながら仕事をして、バイトから帰って8時にメイクも落とさず寝て、隣の部屋ですさまじい姉妹喧嘩(理由は洋服ネタ・笑)が行われているのも全く気が付かず昼まで眠った。 途中で起きる事を想定してメイクを落とさず眠り途中でご飯を食べるつもりで眠ったのに昼まで昏々と眠り続けた。 起きてホゲっていたらママン登場。 ポゲっている間に猛烈な勢いで掃除をカマしていくママン……嗚呼、有り難う……。 横でまた無双してたけどもう何も言われなくなってしまった。無双して蕎麦食って巷説の予習、では無くて復習(つーか又一の口調難しすぎで書けませんよ!>みきさん)して思わずポストイットを取り出して黙々と布団の中に入ってダラダラしてICO読みながら櫻井敦司ソロアルバム聞きながら。 また眠った。 あとでピロに 「今日私は櫻井敦司ソロアルバムを聞きながら眠りました。凄くな〜い?」 と言ったら「それは凄い」と真顔で言われた。 ええ夢でも見られたらよかったんだけどなあ。 余程疲れているのか夢を見なかった。 どうせならあっちゃんと○※な夢とかあっちゃんが※×している夢とか見たかったー。むふー。そりは起きてから夢見てるから眠っている間は見ないのかちらー。
計何時間眠ったのか分からないが兎に角この睡眠量は凄いと思った。 ご飯食べてないのに太っているのもまた体の不可思議だろう。 シット!
デジカメで、滾るエロスイッチそのままにピロの足を撮りまくってます。 「ええ足やわ〜。足組んで! 違う組み方はこうで!」 アヤシイ姉で御座います。 フェチ心をくすぐる足なんだもんっ。
4時半にやっと眠れたと思ったら6時半に朝帰りのKの目覚ましで目が覚めた。 「目覚まし止めて〜」というメールが記録として残っている。 ここまで不眠症を再発させている人間が易々と2度寝できる筈も無く起床。 音を出して良い時間を待ってのだめメドレーをして遊んでいたら、速攻ピロが「うるさーーーーーーい!」と起きてきた。 なんだよう、普段目覚ましの音でも起きないくせに〜。 「二酸化マンガン二酸化マンガンマンガンガンガン」 シューマンのソナタの替え歌は二酸化マンガンです。 朝から昼にかけてと、夕方から夜にかけての意識が完全に分断されてます。
それはタワレコでの事でした。 直前までみきさんとメールで「又百〜」と妄想メールの限りを尽くして自身の脳を妄想だけにしていた昼下がり、櫻井敦司ソロアルバムの横に置いてあった『音楽と人』のインタビューの最初。 「頭が……真っ白で……」 ワァ! ヘタレあっちゃんステキすぎ!(鼻血) 全部吹っ飛びました。 午前中自分がちょっと口にした一言でもの凄い自分を傷つけて凹んで妄想に逃げていたのも何処へやら。タワレコでまたしても持ちきれない量のCDをガツガツ漁り始める。 でもね、本の方が安いのね。 あたし、しばらくCD買うの故意にやめてたから気が付かなかったの。 片手一杯持つと2万円なんだね! カウンターで逃げようと思った、一瞬。 でも……ポリーニ(ピアニスト)がリストのソナタ弾いてたんだよ。ポリーニコンプリ&リストのソナタ好きとしてはどうしても…うぅ…欲しかったの…。 マリリン・マンソンのやふなあっちゃん表紙の『音楽と人』も買っちゃいました。 10年くらい前の『音楽と人』のあっちゃん表紙から買っているので、義務ですこれは。でもって毎度あっちゃんのダメ人間ぷりにトキメいて仕方在りません。 「ミクロマンがこちゃこちゃと…遊んでました」 未だに謎なのだミクロマン……。 そりからアクアガールに行ったのですが、全くトキメキを覚えなかったので即座にグレースに移動。 「キャミをとりあえず。それから【これぞグレース!】という一着を!」 という暴言のような一言と共に突進し、値札を見ては 「これは……おいくらに?」 とチェキしながら買いマクリマクリスティ気分。 でもキャミとパンツしか買いませんでした。 ジーンズ生地にレースを縫い込んで錨入りのパンツ。最高ッス! 太ったからかキツかったのですが、これから痩せるから、と毎日腹筋を誓いつつ買う。 太る予感満々なのだが……でも可愛かったんだもんッvv(←シュガーさんのパクり)
それから下着屋に行きました。 谷間の為に、ストラップレスブラに関してカップ数ダウンを腹決めました。 下着屋のお姉さん、谷間作るの激ウマ! 試着ルームで必死に教えを請うたのですが、どうにもマスターしきれませんでした。 つーか下着が無駄に高かった……。しかも渋みのあるえんじ色。 「すっごいお似合いですよ〜」 て誰に見せる訳でも無いのに似合ってどうするんだろう、と思いつつ買う私。 似合ってない気がするが。まあいいや。 必要なもん買ったら財布が枯れた……。 洗顔フォームでキッツキッツになってヨレて帰りました。 でも満足さ! 欲しいもんはだいぶ手に入れた。
物欲増進。 食欲不振。 朝から何も食べていない事に今気が付いた。
あの。昨日の日記で心配をかけてしまったようで申し訳ありません。 メールを下さった皆様有り難う御座います。 えっと…手術して治療すれば治る病なので本人はいきなりの手術宣告にきょとんとしたままです。未だに実感が沸きません。 体調としては今までどおり、精神状態も今まで通りなので。 大丈夫デッス! ホラ、物欲発散したし! 妄想をエナジーに滾ってます。
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