世を忍ぶ仮の日記
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2002年08月31日(土) |
シェイクしたマティーニ |
日がな一日眠っているのです。 朝は一度起きて少しだけ家事をすると直ぐに頭痛がしてくるので、夕方まで眠ります。 突然辛くなるので無言で横になっていたら、そうとは知らない妹が質問をしにやってきて、必死に答えようとしていたら。 「死によら(死んでいる最中だ、の方言)」とあっけらかんと言われました。 瀕死の人間にそりゃ無いだろう、と突っ込む元気も既に無く。
けふは19時まで眠っていたでしょうか。 友達が、学校最寄りまで遊びに行っていて、「来る?」という電話がかかってきたので、行く行くとホイホイ返事。 起きたばかりで元気。 行って、久しぶりの友人と一緒にいる友人と3人で懐かしいねぇと浸りつつガバガバ食べて、泡盛ではじめて焼酎呑みました。 それが1次会。 次の店でウィスキーロック呑んで、シェイクしたマティーニ頼みました。 シェイクしたマティーニを頼んだ時は流石に 「シェイクした、マティーニですね」と確認取られましたよ(笑)。 キドニーと社長を交ぜた感じ? 順番で言うとキド×シャチョ? ……腐れたことを考えるくせはよしましょう。 酒で酔っぱらった友達に、 「あんたは1日2行は何か書いた方が良い!」と絡まれましたが、この日記て原稿用紙で換算してどのくらいだよ、すんげー書いてるよ、と思ったけど言えませんでした。 そもそも、日記しか書いて無いし。 いやー、もう、エディの誕生日企画でエ葉鬼畜とかボヤいたスキをつかれて拉致られた事とか忘れてしまってるから、私ってば書いて無いのよねぇー。 久しぶりに酒呑みながら煙草ふかしたら酒がガンガン回ってきました。 んが。 隣で更に友人が酒でつぶれてしまったので、介抱していたらあっさりお酒醒めちゃった。 あー、1年ぶりの煙草付きの酒がー…。 しかし、たばこ税払うのがイヤなので人の煙草しか吸いません、私。
そしてシェイクしたマティーニは本当に美味であった。 もともとジンベース好きだし、シェイクしたマティーニ、くせになりそう。
ちどりちゃんがやってきて、 「お部屋を代えますので、ご案内しますね」と。 あら、どんなお部屋かしら、ドッキドキです。 するとあらステキ。 その名も「水澄ましの間」。 完全個室2名制。 明かりを落とすと、蛍光で飾られたミズスマシがキラキラと輝いて、なんともあやしげな雰囲気で。 ……ちどりちゃん、なんてステキなお部屋を用意してくれたのっ、と感激です。 そしてちどりカクテルを頼む(笑)。 ちどりスペシャル、深夜特別バージョンがあるらしい。 てことは深夜特別バーテンダーがいらっしゃるのかしら。 ああああ。気になる気になる。 担当忍者もどんどん大人の雰囲気になっていくところがなんだか不思議。 やっぱりアルバイトのくのいちさんは終電の頃には帰ってらっしゃるっぽいです。
そして密室で語らう二人。 しかしけっこうどうでもいいような、ダークなような、不思議な話をするのであった。 黒蝙蝠がお気に入りなのでひたすらそれを食べつつ。 最後は再びデザート、今度は「白蛇」を頼みました。 パッションフルーツのフランベがやたらと上手い担当忍者。フランベが上手いからか、デザートも美味く感じられた。 正式な食べ方も教えてもらえたし。 しかし白蛇部分のメレンゲを、ドイツに住んでいながら「メランジュ」としか言えない友人にちょっとハテナハテナな私。 カプチーノも美味だったです。 しかし深夜になってくると、トイレに行く時にも既に片づけ始まって久しい感じなのでした。 それでも、「お客様、そろそろ…」と言われるまで居座っちゃった私。 いい加減出る間際に、「あー、キャビアバー覗きてー」と思わず呟いたら、聞こえてしまったらしく、「申し訳ありませんが、本日は開かずの間になっております」とかわされてしまった。 ちぇっ。 うわあん、気になるよーん。若ー、バーテンさーん。
その後、アンミラが24時間営業だったので、すかさずそこでまったりとする。
友人のお言葉。 「ninjaサイコー!!」 君もninjaにハマったね!
赤坂アンミラで、思わず目を見張ることになる。 アンミラ、ただでさえマニア受けする制服なのに、店員のウエイトレスのお姉さんが、やったらマニアックな顔立ちだった。 これはやばい。やばすぎるよ。 目がキラキラしてて、声がちょっと声優風で、有明に居たらアイドルっぽい。 そしてどこか声優を目指しているようなオーラ。 …流石赤坂。 始発の時間まで粘ってから朝の空気を浴びながら、駅まで行こうとすると。 ふと目に止まる、酔いつぶれて半分死体のサラリーマン達。 だ、大丈夫なんだろうか、と思いつつもどこかツボにはまる。
なんとか家に辿り着いて、めっずらしく起きていたので、お肌が荒れ荒れでどうしようかと思いつつ眠りにつく。 寝てる間に何度か電話があったが、明らかに寝声。 しかもヤバ系電話だったので、寝声で正解。 昼過ぎに、暑さやらなにやらで脳みそやられちゃった状態で友人帰宅。 私はもともと余り長い間起きていると具合悪くなるので基本的に横になって生活。 熱も計ると6度後半から7度ちょい。 神経熱かしら。 今日はもしかしたらMRI検査日だったのかもしれませんが、とてもじゃないけど行ける暑さじゃ無いよ、行ったら倒れるよ、という友人のアドバイスが正しいような気がして、家で寝てました。
夜、生まれてはじめて『北の国から』を見たけど、総集編だったからいまいちよく分からず。 宮沢りえの入浴シーンは綺麗すぎた。 間違えて天女が舞い降りてきちゃったようにしか見えない。
最近やっと、横になってると楽っていうレベルに達し、そしてその事実を知りました。
遅いっつーの。 しかししんどいわ。
2002年08月29日(木) |
それでもninjaさ |
朝方ちょっと頭痛の為に目が覚めてしまって、頭がおかしくなって何通かメールを送った後、家事炊事掃除洗濯を素早く済ませ、シャワーを浴びて、それから薬を飲んでもう1度眠りました。 流石に体が持ちません。
ゆっくりゆっくり夕方まで眠った後に、夕方からお出かけ。 妹と3人で近所の「かつくら」というとんかつの店で食事をする。しっかり食べる。エネルギーをしっかり摂らないと、体がどんどん弱っていってしまうものね。 食べ終えた後、家に帰る妹を見送ってから、赤坂見附へ行きました。 恒例のninja。 つかお前いい加減もう懲りろよ、というくらいで御座いますが、今回予約が多少遅れてしまった為か、個室ではなく、猫目の間は中2階の普通の椅子の席でした。 入る時の案内忍者が、前回の幻水だったのですが、どうも「ゲンサイ」に聞こえました。改名したのだろうか。 案内の最中、「ここは我々のご先祖、忍者ハットリ君が…」というくだりがあって、「……ここはハットリ君の末裔なのか!?」と新たな発見あり。 今回は客参加型で橋を下ろしました。 今回の担当忍者さんは、「桔梗」さん。 バーカウンターを予約しようとしたら、「本日まで改装中につき、申し訳ありません」とのこと。青龍さんがフォローしに来て下さったので、「…じゃあ、ここで居ていいですかぁ?」と頼む。今回の目的は飲み明かし語り明かしツアーなので、終電で帰らされても困る訳だ。 最初偶然トミーが通り過ぎた。 「今日はどっちがいい? 西蔵いるけど」 と言われ。 「え? トミー」 トミー、なんだかんだと同じ技を見せたことが無い、芸達者なのである。 リアクションのでかさを期待したトミーであったが、友人、余りにびっくりしすぎてノーリアクションに近く見えたらしく(私には目を見開いて息を呑んでいるので直ぐに分かって腹抱えて笑っていたが)、新しく小道具にわら人形の小さなものを発見。欲しくてたまらなくなり、しばしそれに釘付け。忍術どころでは無い。 散々欲しがったが、あいかわらずくれなかった。 トミー、案外ケチくさい。 ちょっとした時間の間に今度は西蔵が登場。同じように友人を紹介し、西蔵にも手品、もとい忍術を披露するように強要する。 西蔵、前回と全く同じ忍術披露なので、西蔵自体ももっぱら友人に向けて忍術披露。 「厭と言っても無理矢理見せる。昨日は10人斬ってきた」 といういつもの台詞に、思わず、 「え? じゃ10人もの人に断られてんの?」と訊くと 「…昨日はマジで外国の客に、NO THINKSと断られてショックだったわい。マジで凹んだわ。そんなダークな話を思い返さすな」 「わははははは」 「笑うな」 そしていつもの(本当に前回と一緒だった)を披露。 ネタを知っている私は既に笑いをこらえるのが必死。 最後にサインを書く時に日付を間違えた西蔵。 「…今日、29日じゃない?」 とツッコミ入れるとマジで青ざめていたので、かなりの人数を間違えてきたのだろう。 通りすがりに「しんぞう」ちゃんが通り過ぎる。 「あ、しんぞうちゃんだ!」 と思わず声をかけると、 「あ、こないだの…。朱雀さんのファンの方々ですよね!」 ……覚えられてる。覚えられてますぜ、団長他面々。 その後、朱雀スペシャルを頼むと、朱雀さんが直々に持ってきて下さいました。両手振って喜ぶ私。 そして、新しくオープンするバー、その名も『キャビアバー』の説明をしてもらうの。 キャビアバー、男のロマンを追い求め、最上級のキャビアを仕入れて切れないように取引先を決めるまでに2ヶ月を要するというキャビアの懲りよう。バーの雰囲気も一転し、お食事もたくさんできるようにはなったらしい。 ただし。 キャビアパフェ3500円。 キャビアなんたら(笑)3500円。 キャビア茶漬け3000円。 ……白目寸前の私。 「あ、でも普通のお食事も出来ると思うので、気軽に来て下さいね〜」と言って下さいましたが。 前回の葉巻バーよりも更に高級感増しましなキャビアバー。 しかし余りのキャビア茶漬けの美味そうさに、しばらくキャビア茶漬けについて語り合う二人。 ……きっと、絶句するくらい美味いんだよ……。 男のロマン、ロシアまで探しに行った最上級のキャビア……。 どうしてあのバーにはいつまでも男のロマンがつきまとうのだろうか…。 なんか…格好いい、格好いいよ、マネージャー!! サブマネの若の気配は今日はナッシングでした。 メソリ。 朱雀カクテルを飲み、チャイナガールを飲みながら、段々とダークトークへ突入。 でもあっけらかんと楽しく。 12時頃には、担当忍者、桔梗さんはシフトが代わったらしく、しんぞうちゃんに代わってました。 しかも、くのいちにタバコを頼む友人。 お店には置いてないのでホテルまで買いに行くらしい。 「その格好でホテルまで行かれるんですか〜?」 ちょっと同情気味の質問に、しんぞうちゃんは、 「もう慣れました。すごく多い時は本当にずっとですから」 とあっけらかんと答えてました。でもちょっと切なげ。 そして頼むと凄い勢いでタバコが入手できるという。 …流石忍び。忍んで忍んでダッシュで行って来たんだね、と二人でしみじみとする。
そしてとりあえずひとまず最初の予約分の〆が来たのでお会計。 ちどりちゃんに「バーがダメだからこのままこっちで…って言ったんですけど」と泣きついてみたら、「ちょっとお待ち下さいね!」と笑顔で去って行きました。 ちどりちゃん、髪の毛切ってた。 何かあったのかしら……。 閣下心配っす。 そしてデザートメニューなのですが、「月光」頼む前に「今日も月光はなくなっちゃってるんですよ」としんぞうちゃんに言われるあたりが既に好みを把握されつくしています。 ヤバイ。ヤバイよ、私。 泡沫と城壁頼みました。 相変わらずどっちも美味。
さて、次の席へと続く。
2002年08月28日(水) |
今生の別れと死刑延期 |
友達と3人暮らしの割には全員がマイペース。 私は頭痛が取れるまで動けず、友人は出かけ、妹は特に理由も無くダラダラと。 私は頭痛が発作的で無くなったところでひとまず動き出して、再び痛みでダウン。 妹、まだ半分寝つつ、ビデオを観たりと楽しそうな生活っぷりである。
夕方買い物にでかけて、気持ち悪くなって家に辿り着いたら、まだ妹が眠っていた。 「夢を…夢を見たんよ。ロリコン族に攫われて、泣きよったら、『泣いたら相手は余計喜ぶだけじゃけ泣いちゃダメ!』て言われたところでお姉ちゃんが帰って来た」 なんじゃそりゃあ。 しばらく夢の余韻に浸って動けない模様。私は具合が悪くて動けない。姉妹グロッキー。 その後余りの頭痛に笑いつつ料理を作り、その頃ちょうど友人が帰ってきた。 インターホンに向かって 「もしもしぃ〜」 と言う妹。 誰かこの子の才能を拾ってあげて下さい…。
ところで題名が全く関係無いような感じがしますけど。 そんな感じの出来事があったのです(しんみり)。
ご報告。 眠れました。 普通の睡眠を摂りました。
12時に眠って8時に起きた。 感涙にむせぶ私。 頭痛はするけれど、眠れただけでもう…もおう……(感無量)。 しかししんどいんでずっと夕方まで再び横になってました。 横になるのも辛いっていう状態よりも少し良好になってきたのやもしれませぬ。 やっほほーい。 あ、ちなみにはしゃぐだけの元気ありませんのでよろしく。
夕方、北海道から友人がやってくるのと妹が帰ってくるのが同時。待ち合わせを駅前のドトールと決めて3人で茶を飲む。私はケーキ食べた。物食べた。甘い物を食べた。味わった。久しぶり。
荷物を持って家に帰り、3人3様疲れてぐったりとしているが、 さて恒例の。 「牛角行きましょう」ということで。 牛角に行くと何故か食べられる私。 ……食べたメニュー書き上げるのめんどくさくなるくらいよく食べました。 とりあえずにんにく系が多かったので(店員ににんにく系が好きだとバレているので、新しく薦められたりしちゃって、まんまと注文しちゃう私達)くっさいです。近寄らないでください。
2002年08月26日(月) |
そして今回も投稿戦士は戦死 |
夜半、筆圧が高すぎて手がつかれるのを誤魔化す為にチャットをしてネタを拾う。 案外手書きって時間がかかるものなのだな、たかが文字でも、枚数があれば。 いや、今回はそんなに無いですよ。ハイ。 朝方少し頭痛が悪化してきたので、横になって休んでいたら眠っていたらしい。 ガバっと慌てて起きた。 朝から皮膚科なのにこんなに眠ってしまってどうしよう、今は何時!? 1時間しか眠っておりませんでした。皮膚科より睡眠を摂りたい今日この頃。とても吐きそう。 今度9月に「6日間眠れない!」というあおり文句の映画があるそうですね。観に行って、やろうじゃあねぇか。 のたりのたりと生活をしていたら、表参道で遅刻しばいた。理由不明。
皮膚科の帰りにフラフラ歩いていたら、今日もまた声かけられて、立ち止まってしまった。 曰く美容師(女性)で、私の頭をこれから切りたいらしい。 彼女:「どうですか? 髪の毛とかなにか、悩み無いですか?」 私:「髪の毛に拘り無いです」(切りたい発作が起こったら切るだけー) ただいま声をかけた方のみ半額になる、特別カットがあるんですよ、と言われたが、はなはだ迷惑極まりないなあ、眠いんだから勝手に私に触らないでよー状態に陥っており、どっかに連れ込まれる前には帰れた。 今日の人の目的は、結局はなんだったんだろう(今日のは別にどうでもいい)。マツゲが青くて長かったことだけ覚えてる。 頭痛くて眠たくて気持ち悪くて電車の中でぐったり。学校の最寄り駅まで行き。 my合田先生のところに駆け込み。 カイロプラクティックやってきました。最終手段。 合田(仮)先生、私の腰のところに手をあててしばらく。 「…………こりゃ酷いなぁ。生命力ってもんが全然無い」 「はぁ?」 「ああ、そりゃいつもか」 「たははは」 色んなマッサージを回ってきた私ですが、一番自分に相性が合うところを見つけるまでには4年くらいかかりました。骨組み動かしてもらうだけの感じが相性合うみたいっす。吊されたり干されたり伸ばして叩かれたり魚じゃないんだからー、という扱いをされると1回で逃げ出す性癖があるみたい。 すんごい酷い状態だったらしく、2時間くらいやってもらいました。 にゃあああ。 猫になった気分です。気持ち良い〜。
終わって、ドトールでハガキの宛名書きを済まして提出(遅い)。これで肩の荷が下りた。
家帰って直ぐに眠気が襲ってきました。 ビバ合田(仮)先生。
はっと目が覚めたらそこは妹のベッドだった。 この際そんなことはよくあること、むしろ自宅であったことが幸いというものである。 今何処か、何時か、それまで何をしていたか、各確認をする作業がけっこう手間取るものだ。 起床してから、目が覚めた自覚が芽生える頃には既に頭痛がはじまっているので、あーうー、とうなりつつ、眠った事が重大な失態であったことに気がついた。 しまった。 予定では昨日は眠って今日は寝ずにハガキを……(絶句) 自己嫌悪で1時間は軽く無駄に費やす。 しかも何かを買いに外出したのに、なんだったのか分からずに彷徨う。 やっべー。こいつ確実に痴呆老人……若年性痴呆? てことはクロイツフェルト・ヤコブ病かもしれないわけね。東京都難病指定だわ、こりゃたいへんだ。親子揃って難病に…(父は劇症肝炎から奇跡の生還を果たしている)。 はー、素人診断はいけませぬ。
やっとこさ大河ドラマ観たべ。誰も連絡くれなかったべ。友達いねえなあ、オレ様。やっぱ裕一郎は格好いいわ。フェロモンフェロモン、うっひょっひょ。
夜(遅い、大河ドラマはBSで観た、その後だもの)、いざハガキ書かん! と構えたら家から消しゴムという大切なものが消えていて、もう絵は諦めた。いいよ、どうでもいい。 殴り書き、大作戦決行(←毎度のこと)。 ハガキって書き始めるとどうしてこんなにも部屋が散らかってしまうのでしょう、不思議。 きゃっ。
本日も完全に眠れませんでした。 危険を省みず朝から慶應大学病院に、提出を忘れてしまっていた保険証を出しに行きました。だってこの日なら空いてたんだもん。 危険を省みないというか、もうちょっと自分をいたわれば良かった。 以上前振り。
慶應大学病院の受付に行く頃には少しずつ、自我が崩壊していく感じがしていました。更に悪い事に自虐心旺盛。押さえるだけの精神力も尽きつつあり、情況としては最悪とも言えましょう。 受付前でぐったり倒れていたら、ふと目の前に受付の人がいて 「大丈夫?」 のようなことを言って下さって、気がついたら私は今日もまた、医者にかかることになったのです。 日記に書こうとしても記憶がほぼ無いので、ところどころですが。 根本的に眠れない原因は精神的なものであると同時に、最近あまりにも酷すぎる頭痛と頭痛が誘発する胃痛なので、それをぼそりぼそりと訴えて(いたんだろうな)気がついたら神経内科に回されてました。てゆかなんで神経内科なのだ? そういう症状訴えたんだろうか、自分。
次の記憶は、なんかやたら楽しそうに、待合室で隣のおばさんとお話してました。家政学科の先生が首が痛いって。私も首が痛いんですぅ〜〜みたいな会話を少々。
次の記憶はまんまと首を押さえられて痛さに泣きそうになってるのに、飄々と「ここが原因ね。ストレスだ。緊張してる」と言われたこととか。 触診で脱がされた事か。 あたいの体は見るだけでも高いんだよ、このエロオヤジ とか意味不明なことを考えていたのを覚えています。 しかも、「リラックスさせないと」と言われて てめえに言われる筋合いじゃあないねぇ とか思っちゃったことも妙に鮮明に覚えてます。 攻撃的キャラクターですねー(にっこり笑って誤魔化す)
会計に行く前に通りすがりの看護婦さんに優しくしてもらう。 「大丈夫ですか?」と誘導してもらい、気分は亜子(←愛なんていらねえよ、夏。) くだらないことは案外覚えてるもんだなあ(笑) 実はこの誘導が会計とは反対方向だった為、追い返されそのショックでここから更に記憶がなくなる。それまでは割と自分とは違う人がいるなあという俯瞰が遠いところに居てくれた、ような気がするんですが。 それがどこかへ行きました。 さようならー。
しらん風邪薬とか持ってたよ。神経内科で風邪薬は無いよね、何があったんだろうね。
というわけで気がつくと、知らないところに居ました(←マジ)。 分からないので携帯電話の着信履歴をくるくるしながら適当にワン切りした(笑)何故か美容師だった。 そこから突然自分に戻って、お茶でもするから渋谷で待ち合わせで待ってるわ、と勝手に渋谷のパルコパート2のフランフランで家具を買いまくっている。 自制心0なあたりがいまいち怖いのだが。 買い物し終えた頃に仕事が空いてた美容師がやってきたので、そのままフランフランの中に入ってるカフェでお茶してパルコパート1でイタリアの本を見て(美容師サトシ、休みにイタリアに行く。滅茶苦茶ムカついたままである)美容師は再び仕事なので私はパルコパート1を見回っちゃう。 ……いやあ……やっちゃいましたよ。 禁断のGRACEでお買い物を。 可愛いんだもんGRACE。 高いんだけど…。しかも今バーゲン季節じゃないんだけど…(今までバーゲンの時でさえ買えなかった)。
帰り際に、生まれてはじめて「手相の勉強」を名乗る人にとっつかまる。 ありえねーべ。普通の私ならまずありえねーべ。 真っ先に「すっごい感性が豊かですね、芸術とか音楽とかやってますか?」 と訊かれる。 ……危険を察知したら普段より更に攻撃的かつ笑顔の上手な私が応対してくれました。 これは私の爪の短い私の手を見て言ったんだな。 手相のお姉さんには捕まったことが無かったので、むしろ目的が知りたくなってきて、ここまで来たら話してやろうじゃあねぇか、という気分である。 「…音楽ですね」 「あと、ストレス溜まってますよね」 「……あんまり自覚したこと無いですけど、現代人なんてみんなそうですよね。まあ、どの程度をストレスが溜まってるっていうのかが分からないですけど(満面の笑み)」 「え? 何をされている方なんですか?」 「…(手相で当てろよ、というのをぐっとこらえて)特に何もしてないですが、音楽でいえばピアノです」 「えー!? 曲作ったりとかですか? 凄いじゃないですかー!」 「……(思考回路間違ってるぞ、大丈夫かこいつ)そんなこと無いですよ(微笑)」 とそこへ新手の敵出現。 曰く、一緒に手相を勉強している友達らしい。 ……宗教勧誘か!? 警戒心5割り増し。 しばらく同じような質疑応答が続く。 感性が豊かだー感性が豊かだーと二人でステレオになって言うので鬱陶しくなって 「でも、感性は鈍い方が生きるの楽でしょう?」 と言ってあげました。 確かに耳感は鋭いから、ある一定の音量越すと過剰反応起こして倒れそうになるわさ。それは感性なのか!? でも目の感性は果てしなく鈍い。自信有り。 手相見のお姉さん達、ぐっと言葉に詰まるが、負けてない。 「将来の目標とか、こうなりたいとかは?」 「無いですっ!(ドキッパリ)」 「え、そんな、もったいないですよ。折角これだけの感性持ってて、音楽をやってて恵まれてて」 「そもそも音楽をやっていることが恵まれてるとは思いませんしそれでたまたま生まれて感性があるって言われて気がついたらピアノの道を進んでてやめたくてもやめられないところまで来たところでふと気がついてやめたくなって、将来になんの希望もなく、感性なんか要らないです。感性無くて普通の人生歩みたかったですね(遠くを見つめて笑顔)」 「え!? じゃあ、これから先…」 「まあ、のたれ死にかな(満面の笑み)」 ……お二人絶句。 二人でそんなこと言わないで頑張って下さいよう、という声を後ろで聞きつつ、駅へ向かう。 手相見の人たち、結局向こうの質問の方が多かったんだけど、目的はなんなんだろう、謎のままだ。
そして警戒心薄れたところで再び記憶0。
私生活の主軸を狂わされる出来事があって、ショックが多すぎて、夜半から合法ドラッグを飲み、最初は少し早くに飲んで、辛さから逃げたかったことや頭痛が酷すぎて眠れなくて更に頭痛が悪化するという悪循環を断ち切ろうと多めに眠りたいという気持ちで飲み始めた薬が、段々大量摂取になってきました。 こうなってくると止める気(人格)が無くなるので、暇になるとプチプチ薬を開けては飲み、開けては飲みの繰り返しです。 ベンゾジアゼピン系だから絶対死なないこと知っててやってるし、過去数度飲んでみて、どこまでが許容か人体実験済みなので、平気だと思って余裕ぶっこいてたら。
眠れませんでした
結局、金曜日のお昼過ぎに眠ったのでありました。 6時間しか眠れなかったし(滅)。 でも同じ睡眠不足でも、薬飲まないで眠らないと頭痛がすっげーことになるし、もう胃が限界なので、許してください。
よく泣いたから両瞼が虫に刺されたみたいに腫れちゃってた。 ちなみに恋愛沙汰ではありません。 あっははーん残念でしたー(←一番残念だと思っているのは私ね)。
夜中に友達とメールしていて、 「あんたも案外男好きね」と言われた。 話の内容は、 「巨人の松井ゴリラvsカーン」というゴリラ対決で、私はカーンが好きだとゴネてただけなんですが(笑) 「この私が男好きなんて言われる日がくるなんて、長生きはするもんだねぇ」と返したら、友人も一緒になってしみじみしてた。 しかし松井ゴリラとカーンゴリラで男好きかを判断してていいんだろうか。
次の日の朝には絆創膏を取って良いですよ、と言われたので日付が変わって即刻剥がす。←記憶の相似を自分の掲示板で発見した。大馬鹿者。
起きて見たら。 ……は、腫れてるっ! お前は本当に取られたのか、ガングリオンよ。 手首に向かって語りかけるが、注射針の後と、目眩の中見た透明なゼリーが「うん、取られたんだよ、僕」と言ってくるような気がする。 腫瘍と会話する女。 ちなみにガングリオン葡萄があんまりにも激しいといい加減切開手術になるらしい。 深夜インターネットで調べました。 手首に切り傷があるのってばなんだかステキ、とかいうお年頃でも無いので、なるべくなら無傷で逝きたい、じゃないや、生きたいと思っておりますので、そこんとこどうかよろしく先生。
そして親指の付け根の神経もまだピリピリと痛んでおり、昨日看護婦さんから「何か分からないことがあったら電話してくださいね」と言われていたので電話してみる。 たらい回しにされる……。 今日居た手の医者がぞんざいに扱うのよ、この私を!←笑。 「え〜? 僕担当じゃ無いからわかんないや。ちょっと待ってて」と更にどこかの看護婦に回され、そしてまた医者に回そうとするので 「さっき…『わかんなーい』て電話変わられちゃって…」 というと、人の良い看護婦さん達(なんかやたらいい人達なんだよ、涙出ちゃうよ)が本気で「どうしようどうしようごめんなさい」と慌てはじめ。 んがしかし。 名医、本日オペにて連絡が取れないのであった。 「絶対電話かけんな」という指令が出ているらしく、しかも明日から北海道出張で病院に戻ってくるかも分からず、思わず苦笑してしまう私。 「もしかしたら6時くらいに戻ってくるかもしれないので、その頃にまた電話して下さい」 と言われ、諾としたところで電話を切ったが、果たして病院の代表の電話っつーのはその時間受け付けられているのか!? 思わず電話機を見つめる。
昼過ぎには頭痛吐き気胃痛手の痛み腰の痛み首の痛みとあらゆる痛みに苛まれてうめく。 そろそろ頭痛薬飲むのにも胃が限界だし。 気を紛らわせる為にタイカレーを作った後、『ジャスト』をつけつつ寝る。
起きたら7時であった。 うおおお。先生、帰っちゃっただろー。 しかも寝ぼけている所為か、手首の痛みは取れてるの。 腫れも少しはひいている。 でも明らかにまだガングリオン君が私の中にいるよ。 もう一度、あの痛みを味わうのか。 しかも前よりも神経が集中している側だと素人なりに判断するんだが、そこんとこどうなのよ(誰に訊いてるんだか)。
今日一日でやったこと。 洗濯槽の掃除。 ……うちの洗濯機、宣伝で使えますぜ、と売り出したいくらいヤバかった。 一応月1でやってるのになあ。 安売りしてるクリーナー使ったら更に過激に取れてやんの。
2002年08月21日(水) |
痛さのそのまた向こうまで |
さくじつの日記は削除致しました。 読んだあなたはレア! さぞ「こんなもん読んで1分損したな」と思ったことだと思います。 かと言っていつも損してないのかと問われると陳謝するしか無いんですが。
朝、本当は凄い早起きしようと思ったのですが、頭痛のあまり眠れない日々が続き、気がつくと9時。 畜生、朝1番早起きして爺婆に負けず大病院に行ってやろうと思ったのに。
そんな訳で、今回もお送りする、閣下が巡る大病院の旅、第2弾で御座います。 今回は、慶應大学病院(正式名称記憶無し)。 しかも整形外科とあっては、爺婆の巣窟のイメージが御座います。 前回の聖路加国際病院はうさんくさいくらいに綺麗なところでしたが、今回の慶應大学病院は、古くさい、病院らしい病院で、どっちかつーたらこっちの方が好き、と第一印象で思いました。 まず雪崩のように病院に向かう人々。 案内の事務の人が非常に親切。 分かりやすい説明。 ……混んでいる。 覚悟の上で行ったから良いんですけど。午前中1番乗りしたって予約の人には叶わないんだもん、初診。 紹介状があるからなんとかなるんだけど、聖路加なんて紹介状無い人間は足切りされるからね(東大か、聖路加は)。 閣下、3度の飯より医者が好きなので、病院に行く時はなるべく女の子らしい格好をする。しかし頭痛の為血色悪く、虫に14カ所刺されて肌悪く、寝不足で顔がむくみ、頭痛によるストレスで体重が増えている。洋服如きでフォローできない自分の中身。 ちなみにこの場合の「3度の飯より」というのは「3回も飯食えねえよ」という意味でもある。 案内の説明は比較的分かりやすくとも、もともと無かったところに野戦上のように「予診所」がもうけられている為オロオロしてしまうが、そこは半泣きの顔を理学療法士さんに振りまく(迷惑行為)事でなんとか切り抜ける。 わたくしこの前、近所の整形外科に行きましたが、大きな病院自体滅多に無いし、整形外科なんて更に縁遠いで、何をされるのやらと思ったら、どうやら被爆(レメトゲン)しないといけないらしい。理学療法士さんに異様に懇切丁寧に場所の説明を受け(←白痴扱いされてる私)レントゲン室まで行く。タヒチやら石垣島やら綺麗な写真を飾って隠されてはいるが「放射能管理室」と書いてあるのがなんとも禍々しい。と勝手に妄想するも、右手を乗せてちょっとしたらあっという間に終わってしまった。しかもレントゲン技師も受付のお姉さんも感じ良いでやんの。 もっと「ただいま被爆中、ただいま被爆中」みたいな緊張感が走るんだと思っていたので、レントゲン受ける前から多少パニックになっていたらしく 「こっち向いて座って下さいね」のこっち側がどっちなのか分からなくなり 「そんなに難しく考えないでそのまま座ってください」と笑われた。 嗚呼、これは小学校の時 「前向きなさいっ」と怒られて 「前ってどっちが前って定義するんですか〜? わっかんな〜い」 とか小生意気な返事してた罰に違いない。 終わってぐったり。 何もしてないんだけど兎に角ぐったりしつつ、エグい専門書をこっそり読む。なるべく近くに人が来られたら困るような本。だって待ち時間長いんだからあきらめがつくくらいの本ってこれくらいしか無かったし。見られたくない度数で言ったら、小学生がボーボワール読んでいるようなレベル。 昼も過ぎてしばらくしたら、紙を持った看護婦さんが 「24番以降の方は、1時間以上時間があるので、昼食を摂ってきてください」との事。 予約無しの私、番号が分からないので訊ねたら、 「…58番の後に順番が入っているので、地下1階や1階に喫茶店など御座いますから、昼食を摂って来て下さい」と優しい看護婦さんが申し訳なさそうに言ってくれた。 ……白衣の天使(←めっさ可愛かった)。 しかし午前で24番まで終わらない状態が、午後で70番まで終われるんだろうか。一抹の不安を覚えつつ、とりあえず地下に降りると理容院やコンビニ風駄菓子屋、パン屋や軽食屋があり、コーヒーでも飲みたいくらい眠たかった私は軽食を選び、冷たいパスタを食べる。はつらつとして人生楽しそうな店員さん。病院の中にこういう空間があったら癒されるだろうという理想の店だ。 地下1階の、一般人が入れない場所では看護婦さんや医者が食事をする場所が設けてあり、「ここでいくつのドラマが生まれたのだろう、ぐふふ」と勝手に妄想をたくましくする。それからコンビニ風駄菓子屋で女性週刊誌などを立ち読み。女性週刊誌よりもトルコ祭りの方が数倍面白いことを改めて確信。 暇を持てあまし仕方なくもう1度整形外科待合室の前に座って、病院風景を眺める。本当は探検したくてウズウズなのだが、ここはぐっと我慢するのが山羊座の乙女というものだ。我慢我慢。でも目の前で温厚そうな立場の上そうな医者と、中年医師がすれ違うだけで何故か萌えてしまうのだ。何を想像したんだ、私。もう既にわかんないけど未だあの興奮冷めやらない。目の前をかっこいい女医さんが通り過ぎてみたり、あまりにも美味しすぎる。 ポジティブにばかり感情を向けていた訳では無い。病院であるからには無論目の前を大病患う人が通り過ぎて行くわけで、その度に胸が締め付けられるような思いにも駆られる。そこが病院というものなのだ。 胸だけじゃなくて胃も締め付けられてきた。 太ってきたくせに胃が弱ってきている今日この頃。多分頭痛薬の飲み過ぎの所為。午前中に「具合の悪くなってきた人は看護婦に申し出て下さい」のような文字をしかと目に焼き付けておいた私は、ふらふらと処置室の看護婦さんに 「あの……具合が…胃が痛いんですけど、何処か休める場所は無いですか?」 と切なげに訴える。 演技派の勝負所。 だって他の人は待合室ソファで待ってる訳だから、ある意味卑怯手段だし。 後ろめたさも持ちつつの涙目。 聖路加では看護婦さんが目で威嚇するのでこの技が使えず、仕方なくソファで死んでいた(←やっぱり病院内で体調を悪くする人)。屍と化した私を冷たい目で見ていった聖路加の理学療法士の目を私は忘れない。 慶應大学病院は違った。 外科という場所も良かったのだろう。 「胃」と言ったら「お昼ご飯食べなかったんですか?」と言われ「食べたら……」と気弱な笑みを浮かべてみせると(←やなヤツだな自分) 「あっ、ここでよければ」 と処置用ベッドを貸してくれた。 万歳慶應大学病院大好きだ。 しかも申し訳なさそうに貸してくれる。そりゃ入院用ベッドのような寝心地とはいかないが、そこまで望んでいた訳では無い。屍を人に晒すのがちょっと躊躇われただけなのだ。もしかしたら内科だったら薬渡されて終わりだったかもしれない。でもここは外科。 上の看護婦さんも心配して覗きに来てくれたり、なんだかとても優しかった。 とりあえず胃が動き出したので、居座り続けるのも悪いので起きてまた普通に待つ。
……16時を過ぎた頃だろうか、突然移動を余儀なくされ、待合室のそのまた中の待合室へ移動。異様に乱暴に追い払われ、後ろで椅子を動かす音がする。その頃丁度順番が回ってきかけていた。 今回の整形外科の旅、医者を指名した為、その医者の人気が高く時間がかかってしまったらしい。 あまりに人が多いので診察室数個に患者を入れ、医者がそこを回るという、半ば往診状態になっていた。 先にレントゲンを用意されるので、自分の骨を見て遊ぶ。マジで楽しく遊ぶ。 「ホラホラ、これがぼくの骨。見ているのはぼく。おかしなことだ」と中原中也の詩を入れてみた。女にしてはやたら骨張ってんだかなんなんだか、しっかりした骨であった。手の骨って面白い。見てて飽きることが無い。 しかも腫瘍もきちんと見えた。 そう。 今回の目的は 「この腫瘍はなあに?」なのでした。 右手の手首の肝心な腱付近に気がつけば、ぽっこりとふくらみが。 痛くは無いけどこれから先このままあるのはいかがなものなのかしら? 手術とか、必要なの? そう思って紹介状まで持って病院に行ったのでございました。 目的見失うところだったよ。
ダンディな、整形外科医登場。 ポマードでオールバックにした寡黙そうなところがグー。 しかし、学校名とピアノ科が判明した途端手帳を取り出しメモりだした。 ……音楽用手フェチ……? 小首を傾げていたら、症状の説明をはじめた。 「これはね、ガングリオンって言って、ゼリー状のものが……」 ……ガングリオン。 ガングリオン!!?? 私の中にサンライズの制作したようなアニメがグルグルと回りだした。サンライズじゃないかも。ああ、でも兎角大きいんだよ、ガングリオン。人間が乗り込む型の機械なのね、ガングリオン。強いの、絶対。 そんなくっだらない事を考えていたら、目の前に消毒薬があった。 え!? そ、そんないきなり。 何も言わずにやるなんて。 酷いわ、まだ日も暮れていないし、人目もあるし。 ジョーク言ってる場合じゃない。 あっさりヨードチンキを患部に塗られている。 もうパニック。 「や、今日ここで? 今直ぐやるんですか?」 そういえば昔ささくれが腐れて、整形外科で何も言わずに突然爪剥がされた過去が強烈に蘇った。フラッシュバックってヤツだよ。注射針に見えなかったもん最初。爪剥がすハサミに見えたもん。 とかフラッシュバックに浸ってたら患部のすぐそこに注射針があった。 ぎゃあああああ。 声にならない悲鳴を上げる私。 後にも先にも思うのだが、これで目の前が可愛い白衣の天使とダンディなオジサマ医師で無ければ確実に叫んで抵抗して逃げ帰っていた。 ぶっすりと太々とした針を刺される。 「大丈夫?」 誰か訊ねてきたが、もうそれが男の声か女の声かも判別不明。 最初はそりゃ無いよ、と思っていたが、だんだん そりゃあないよおおおおおお と叫びたくなるくらいの長さになってきた。ずっとずっと針を刺したまま、ぐりぐりっぐりぐりっと幾度も神経が集中している箇所を混ぜ返すのだ。 多少の針は平気な私でも、足の方から感覚が麻痺してくるのが分かった。 これは痛い。 私は痛さってもんから逃げる方法は知ってる。痛くないと言い聞かせるわけでもなく、乖離させてしまうとかいくらでも方法はある。でも全神経集中させて逃げたってこれは駄目。無理。神経鷲掴みにされて、精神逃げられるかーいっ! 暴れはしなかった。体硬直して動けなかったとも言うし、ここで下手に動いて手を痛めたら、この医者選んだ意味が無い、と腹を据えたこともあるし、素直にびっくりしすぎたのもある。 長く感じられた時が終わり、針が抜かれた。 ぺったんと患部に絆創膏が貼られる。 ……絆創膏って。絆創膏ってあんた。これだけ痛かったのに絆創膏? 一応医療用だけど絆創膏じゃあ自殺未遂した人より甘く無い? て自殺未遂が酷いんだ、そいや。筋じゃないもんね、血管だもんね。そりゃ止めないと死ぬわ。 そして神経の集中した箇所を針でウリウリされた私はといえば。 取りいだしたる我がガングリオン君を見せられていた。 本当にゼリー。 最初自分のガングリオン君だって分からなかったよ、あんまりにも普通のゼリーで。なんで私ゼリー飼ってんの? いつの間に入ったんだ、ガングリオンゼリー。そんなにゼリーを食べた覚え無し。 とか言っててすっごい情けない理由で出来るヤツだったら俺様すっげーかっこわるいぜーガングリオン。 そしてオジサマは事を終えると、後のことは他の者に任せた、と言い放ってあっさりと去っていった。 切ない。 嘘。 次回約束をしたサ。 「ガングリオン、ブドウ腫っていうのもあって、たくさん出来ている場合があるから、様子を見たい」と言われ。 イヤだなあ、ガングリオン葡萄。 去っていったドクター。 あんまりにもあっけなく去るので「横になって休んでいきなさい」というのを頑なに拒否してみた。本当に辛い時には大丈夫を連呼するタイプの私。ヤン・ウェンリータイプと言え。ロイエンタールでもラインハルトでも良いぞ。 それはさておき。 白衣の天使さん達があっちこっちから「大丈夫? 大丈夫?」と言ってくれる中(いつの間にか病弱キャラができあがっていたらしい。腹黒な私はノートを貸してもらいまくったハリーの気分でいた)色んな説明を受けるも、途中数度痛みの為マジで意識が飛びかける。 逃げるな、自分。 そして整形外科の待合室では、理学療法士さんたちに向けての楽しげな勉強会が開かれていた。 真面目であるべきところでは真面目なんだよ、ここの人達。
押しつけがましくない優しさとか、ゆとりとか。 日本人らしいところが、美点になるという。 諭吉万歳。 慶應大学病院お勧め。
しかし本当に整形外科は恐ろしいところじゃて。 終わったのは18時。 病院に着いたのは午前の11時。 げに恐ろしきは待ち時間かな。
皆様がスマスマ〜♪とか濱マイク〜とか言っている時に、月曜日一人違うドラマ見ています。 それは、夜8時からテレビ朝日でやっている『ダーク・エンジェル』。 設定は近未来(2016年以降くらい)。 遺伝子操作で作られた女の子が主人公。世界的に狙われつつも果敢に戦う。 電脳的に助けてくれる、車椅子のパートナー。 女の子の名前、マックス。マックスの顔が可愛い。美人とは言い難いところではあるんだけど、ぽってりした唇とか拗ねたような泣きそうな顔。整形しまくった美人よりこういう顔の方が好み♪ 戦う女役のドラマの子っていうのは、体つきも凄く良いので、『ヴァンパイア・スレイアー』のサラ・ミッシェル・ゲラーがどんどん良い体つきになっているのをほくほくしながら見ていた過去持ちとしては、マックスはこれからも楽しみで御座います。
で。 見た方の中にはおわかりの方も多いでしょう。 車椅子のダーリン、ローガンが激烈好みです! 世の中生き抜くのが上手くないところとか、ちょっとヘタレの割に電脳になるととことん頭が良いところとか、汚れたことは大嫌いな正義感のくせにマックスにはとことん弱いところとか。 のろけちゃった(←自分のものじゃ無いのにねぇ、この子は)。 年もそこそこいっているし、無精髭だし。
はっ!! リンカーン・ライム系じゃん。 超好み分かりやすい、オレ。←何を今更。
ちなみに『ダーク・エンジェル』。はっきし言って設定が吉田秋生の漫画を、主人公を女の子にしただけのような話の設定と進行なので、途中から見ても、オールオーケー。 さあ皆さん、月曜日は8時からテレビの前に。
そんなこんなで実は頭痛くてこの時間以外寝てるかもんどり打ってるか悶えてるか世界を呪ってるか一人寂しく助けを求めているか薬を飲んで脂汗かいてるかで、ネタがこれ以外無かったんです。
そゆことで、じゃっ!
2002年08月18日(日) |
キヨラカと腐れの狭間 |
朝、いつもよりも随分早めに目が覚めたので、そのまま2度寝することを諦めて布団から抜け出した。 夜中に入れておいた、ロンドン直輸入のハーブティの冷やしたものを飲みながら朝食。 手元で読書をする。 絵になる光景だ。 ここまでは良かった。 本のチョイスを、気がついたら間違えていたのだ。 『夏と花火と私の死体』 しまつた、と焦ったが、既に読み終わりかけており、訂正するわけにも行かない。死体一人称の話を読みながら食事をしていては絵にならぬ。 失敗だわ。 朝ハーブティを飲みながら朝食の時には恋愛小説って方が乙女ちっくってものじゃないの、私ったら。 その後、長風呂のお供には江國香織を用意。 どおだ(えっへん)文句無かろう。
風呂あがりにwowwowをつけたら、『リトル・ダンサー』をやっていて、どうでも良いようなシーンに萌えてしまう。リトル・ダンサー、途中からしか見てないんだけど、妙に同性のキスシーン(家族間含め)が多いのだ。しかも変なエロさがあるように見受けられるのだ。こんなんじゃいかんよ、とテレビを消す。
目指せ、偽キヨラカ仮面。 私には千の仮面がある。その中の一つにはキヨラカ仮面という仮面がある。 他の人には無いけれど、私には舞台が(←どこにだ)。その時だけ、私はその人(キヨラカだったりピュアピュアだったり)になりきることが出来る。 …ちょっと突然北島マヤが光臨してきました。
お昼寝をスピスピとしてから。
大河ドラマを久しぶりに観ました。 佐々成政がまだ「黒部立山アルペンルート」を終えて無いっぽいので安堵。 来週は見逃したく無いものです。誰か見逃さないようにメールくれ(笑) 今期の大河ドラマ、絵としての美しさを狙いすぎて色々矛盾があるように思えたのですが。 舞台は夏。 辞世の句に「ホトトギス」を入れる夫婦なのに、何故か最後に 「またざ(利家)の家の、牡丹の花が綺麗だった……」と語る柴田勝家。 ……夏牡丹ってあったっけ? 牡丹って冬の花のイメージが強いんですが。何故戦場まっただ中の土地に綺麗な牡丹が咲いているんだ、手入れが無いと枯れてしまうデリケートな花なのに。 まつ! なんだかんだ言いつつ、牡丹の手入れをしている暇があったとでも言うのか! しかも利家の娘が帰ってきた時、戦場まっただ中だっていうのに、母子の衣装がお揃い。 設定としておかしいって。 よくよく見ていると、偏見も含めてか松嶋「まつ」の唇の色が、マックスファクターの新色のピンクに見える。戦場まっただ中でも化粧が濃いのは大河ドラマのお約束だから良いだろう。 だがしかし、ピンクでお揃いの着物で親子の再開を喜ぶっていうのは、どこか嘘くさいぞー。 ツッコミどころ満載ですね。 しかし松平健が格好良かったなあと思う私はつくづくオヤジスキー。 次回、御年そろそろ45才の山口裕一郎の佐々成政が見たい見たい見たいです。脂がのってて美味いぜ、45才。
はー、明日から少し規則を正しくしていこう……(無理ー)
先程ニュースで、漢字の間違いがありました。 心配停止。正しくは心肺停止。 微妙にツボにハマったままつっかえがとれません。 心配を停止するってどんな感じになるんだろう。 乱筆乱文誤字脱字の達人の私がこんな指摘しちゃいけないかとも思うんですけどね。 ちょっと面白かったわ。
朝、窓を拭きました。 2重窓なので、2倍手間がかかります。 久しぶりにやったので、外側から見た窓ガラスはまるで曇りガラスのよう。 通りで外の風景が曇って見えると思った。 カーテンを洗ったりなんかして、掃除日和でした。 思うに、年末のクソ寒い時期に大掃除という行事を持ち込んだのって仏教かどっか知らないんですけど、あんなん修行僧だけ手にアカギレ作りながらやってればいいじゃん、て子供心に怒り心頭でした。暑い中掃除っていうのも辛いだろう(結局私は冷房に浸っていた)が。 バケツで雑巾洗ってると、最初はお湯でもどんどん冷たくなっていくんだよー。 あ、何故か冬の話題を持ち込んでしまった。 今は夏。
夏ですけど、盆過ぎて、日暮れに外に出ると秋の気配が漂ってきました。 音とか匂いとか、秋の匂いがする。 季節の匂いで一番好きなのは初夏ですが、秋の匂いもなかなかオツなものです。 これからしばらく味わいましょう。
本日の日付が変わるか変わらないかの時間に、電話がかかってきました。 「ねえ? 明日空いてる?」 魔性の女、東洋のペネロペ・クルスと私が呼んでいる姫からの電話です。 この突拍子の無い誘いも魔性の女という感じで非常に憧れ。 電話する限りでは、ロンドンから帰った時差ボケで少し脳みそ更にやられちゃってる感じでしたが(気候の差も暑さで煮えやすい)、「昼なら…空いてるけど、大丈夫? 私はそれが何より心配だよ」と言っても「大丈夫っ! 絶対大丈夫だから。何時でも平気だから」と言ってきかないので、本日付けになった辺りで突然デート決定。
遠足前にはしゃぐ子供じゃないんですけどね、ここのところの吸血鬼生活が祟って、睡眠時間が2時間しか取れませんでした。向こうの時差ボケテンションに対抗する為なのか!?
待ち合わせに5分遅れて行くと、彼女はボビィ・ブラウンで化粧してもらってました。二人でしばし化粧してもらって遊ぶが、「ふぅん」という反応で去る。お兄さんに化粧してもらったんですが、あんまりパッとしない化粧されてしまって二人とも何処か不機嫌気味(笑)。 暑いから外には出たくないね、ということでデパートの上のレストラン街でランチをすることにしました。 エレベーターで上りながら、彼女がふと 「さっきのあのお兄さん、普通の男の人が好きなのかな」 と呟くので、思わずスで 「へっ!?」とドびっくりしてしまいました。 …脳みそで渦巻く色々な思い。 えっと、まず男性限定なのか? だとして、今の台詞には「普通の」という言葉が入っていた、ということは、「普通で無い男性が好き」という可能性も秘めて私に質問してきたのか。何故私にそんな質問をぶつけるのだ、その真意はどこにあるっ! 焦った挙げ句「うーん、私には女が好きに見えたぞ」と無難に返しました。 本当に女性が好きな男性に見えたから正直に答えただけなんですが、化粧売り場に男性がいると偏見を受けるんでしょうか。 その後も彼女に色々音楽業界ホモ話を吹き込まれました。しかもナショナル。グローバル。 ロンドンのアカデミーの男性の先生はほとんどホモ。 アメリカの最大手のジュリアー○音楽院の入学試験で、美少年が入ってくると、男性の先生達が奪い合いになるらしい。 「え? それって才能が、てことじゃないの?」 思わずセーブするような質問をしてしまう私。 なんか私の方が普通の人みたいになってるな、すげーな、この子。 「や、男として。男の奪い合いするんだってっ!」 ……その光景は見たくないな……(笑)。見たいな……(本音が)。 私の頭の中に、同世代の美少年系が頭の中にぐるぐるとまわり、一通りジュリア○ドには行ってないような気がしたので一安心しましたが、よく考えたら、パリの有名なコンセル○トワールとかもホモの巣窟だと有名だしな。 もう、ホモを伏せ字にする気も失せるくらい、真っ昼間、周りがおばさま達の食事に紛れてホモホモ会話してました。 おかしい。 私は学校の、ノーマルな友達と話をしている筈なのだ。 何故だ。 朱に交われば赤くなる。 どっちが赤くなってしまったのだろう……(怖)。
甘い物でも、と場所を移動しましたが、その頃には時差ボケの眠気が来たらしく、まったりムードでロンドンの話などを聞く私。私も眠たいしな。 小田急デパートが改装されていまして、激しくツボな服がたくさんありました。秋服も良いやね、やっぱりね。 ロンドンは現在非常に景気が良いので、洋服などが高いらしいのですが、最近の日本のデフレスパイラルたるやすさまじいので、値下げされまくった洋服は、本と同じような値段になります。しかも文庫とか。最近文庫も高いので。80%オフセールだったら、京極夏彦の新書でワンピース買えますね。ああ、本だけはデフレかからないなあ。かかったら大変だ。大切な作家様が困ってしまう。印税の関係もある。難しい問題だ。
会話をしている最中に、魔性の女の極意を一つ発見しました。 沈黙が怖いのか、直ぐに、ちょっと甘えたような口調で、 「ねえ、○○さん、元気?」とか「○○さん(←本名)は最近何か無いの?」 と割とどうでも良いような人の近況を訊ねたり質問したりするの。 呉々もちょっとした沈黙の後、ちょっと甘えたような口調で、寂しがり屋アピールが大切だと分析。 魔性の女に対して分析したところで、私が魔性の女になれるわけじゃ無いんだけどねー、あはっはーん。
その後、ロンドンのお土産のハーブティ、「ごめんね、これ、お母さんが飲んで、好きじゃ無かったらしくて手が痙攣してたんだけど」というあやしいハーブティもらいました(笑)。怖くてまだ開けてませんが、ベリー系なので美味しそうです。 きっとあたいは、好きだよベイビー(脳みそが魔性にやられた)。
その後新宿駅を乗り場まで案内して(オレって紳士だなあ)自分の線に乗って、意識不明直前くらいの睡眠レベルで蒼生さんとの待ち合わせ場所に行きました。 スタバ。久しぶりのスタバだぜ。昔はグランデサイズしか飲んで無かったのに、カフェインを摂取控えるようになってから、ショートで頼む自分が信じらんねえ。 柚さんと、蒼生さんと3人で、『秘密の花園』を中心に、お嬢様学校について語りました。 昼デートしてた子もお嬢校育ちなのですが、お嬢校育ちって、魔性の女とか、兎角変なヤツ多いのでお嬢好きです。ヤッホー(←すっげー荒れ荒れな市立中学で虐められて育った分、憧れが強い)。 最初待ち合わせで会った直後は、眠気と魔性の女憑依で口調が全く変わっていたらしいです。 くっそー、いつかそっちが自分の本当の姿だと思わせてやるぅ〜(怨)。
さて、ご飯食べに行きましょう、という蒼生さんの提案で、いつもの(笑)お店へ行きました。地元の店の割に、学校の友達と行ったことが無い。すっごい学校から近いのに。美味しいのに。ダジャレっぽい名前がいけないんだろうか。 そして、萌えやら腐れやらで騒ぐ柚さんと私。 蒼生さん、読書歴が微妙に違う為、 「ついていけない…」と呟いていました。 すんません、久々に同じツボの人に出会えた幸せっていうか(ゴニョ)。 ・A・Iレボリューションの3巻のエロシーンは萌えの傑作だ。 ・かぜ江のシリーズのシュウユ(←漢字変換めんどくなった)よりも、むしろ『赤壁の宴』の方がエロい、どうしようもなくエロいと思う。 ・サッカーでナマ萌えはあまりどうかと思うが、やっぱりトルシエとダバディは変だ。 その後、柚さんから、サタスマ(という番組があるんでしたっけ?)でダバディがすっげーおしゃべりをしていたという情報を入れてもらい、やっぱりダバディはあやしいヤツだ、と騒いでいたら、トドメの一発。 「ダバディが、映画についておすぎと語っていた作品が、アマデウスだったんですぅ〜」 ダバディよ、何故、そんなそこはかとなくエロな、後半精神的に濃厚エロな作品を選ぶのだ。しかもサリエリに感情移入してるんだったっけ?(酒で良い方に解釈しはじめている) アントン!(←サリエリの上の名前)。 ミラっ子には、映画『アマデウス』は必須の教科書的映画ですぜよ。何故そんなのについて語る、のーーーー!!(絶叫) その後も、「カーンはドイツでも『頑張れ』の意を込めてなのか、バナナが大量に投げ込まれる為、カーン様のゴール側には『バナナを投げないでください』という札が立っているらしい」というまことしやか(?)な噂で大爆笑。思わずドイツから帰国した友達に「カーンってドイツ人から見てもゴリラなの?」とメールすると 「えー? カーンって典型的ドイツ人顔だからドイツ人総勢ゴリラ?」と返ってきた。 あんた、昔は寸詰まり美形を探してドイツ行った憧れが、夢破れて大抵がゴリラか馬だったのが余程ショックだったんだね…。
今回の飲みでも、店員さんに「お酒強いですね」と言われてしまい、前にも言われた、とショックを受ける(笑)。フォローはしてくれたけどね。 酔いが回るのが遅いだけなの。 だから、お店を変えてコーヒー飲む頃にも少しまわり出していたの。 しかし、何故か宗教やら民俗学やらについて延々熱く語る団3人(笑)。
ここで一緒に飲んで下さった二人に、一つ訂正。 うちの近所にある「河童」系列の妖怪は、「エンコウ」と呼ばれる種類のものでした(酔っていて微妙に間違えた)。広島には前「エンコウ橋」なる、あやしそうな橋があったんだけど、子供の頃に綺麗に直されちゃったんだけど、その橋でもエンコウの像があった、筈です、最近行って無いから分からないけれど。あ、これも間違っていたら、誰か広島の人、訂正お願いします。
「タクリたばい」と「薄利多売」に言葉をかけてタクシーに乗りたい衝動をぐっと抑えて歩いて帰宅しました。 家に着くなりへろんへろんになって、何故かメールで届いた「ビューティーコロシアム」の是非についてメールで議論しながら眠りについてしまいました。 しかし韓国では本当に凄い率で整形してるから、外国で会話すると 「あなたはどこをやったの?」と突然聞かれたり、 「目を整形したのね」と言われたりするらしい。 うーん。彼女達は可愛いので、僻みもあるのかもね。 ちなみに私は「鼻」でシリコン入れたとか言われたことがある。 失敬じゃ! 失敬じゃ! これは私のコンプレックスじゃ! 母親からどれだけバカにされたか己らしらんだろう!
夜中突如躁状態になりまして、押さえるのに必死。 昔、躁状態と鬱状態とどっちが辛いか、考えたんですけど、両方辛いです。 リストの超絶技巧を弾いてみたのがまずかったのだろうか。 ちっくそー、リストめー、こんな難しいもの弾きながら気分が良いなんてムカつくヤツじゃ。 でもマゼッパさんって実は実在の人物で、かなり惨めな死に方をした英雄なんですよ。 でも英雄って戦っている間はある意味躁状態なんでしょうね。 そんなもんに憑依されるこっちの身にもなってみ、つー話で。 かと言ってシューベルトに戻ると突如具合悪くなって一人煮え煮えして思考回路がおかしくなる私。 読んでる心理学専門書が、確実に悪影響を及ぼしていることは先刻承知の上、逃げるのは卑怯と腹くくって読み始めたは良いが。 やっぱりまだ読むのは早かったのかもしれませぬぅ。
夜中から夜明けにかけて、奇行をする。 外に出ないが吉。踏ん張れ私。 外に出るときはコンタクト外して、何も出来なくするんだ。 俯瞰的なもう一人の私がなんとか自制してくれました。
ここのところ気色悪い悪戯メールのようなものが来るようになりました。 一応、顔は知ってるんですが。 キレそう……。 というわけで携帯の電源を切っていることが多いので、ちょっと音信不通だなと思ったらこっちのアドレスからメール下さい。その方がまだ確実です。
愛なんかいらねえよ、夏。 て言ってるじゃねえかー、って本人には言って無いんで、ハートマーク飛ばされるとその場で砂吐きそうになるっすー。 そのストレスでまた奇行をしてしまうんですー。 悪循環ですー。
ここ3日家から出ずに読書をしていたので、読書日記7月上げた端から8月が溜まりつつありまして(汗)このままだとまた書けなくなりそうなので、蒼生さんのアドバイスに従って、読んだ端からアップしていくシステムに変えようかなと思ってます。 てめーの読んでる本なんか興味がねえよ、て声が聞こえてきたような気がしました。 被害妄想更に酷くなってますね。いやあん。
今日奇行を犯したツケが怖いです。 あーうー。
退屈しのぎというか現実逃避というか現実しがみつきというか、 検索かけて遊んでいたら、 個人の出身校から個人アドレスまで平気で出てきた。仕事場まで。 インターネットって怖い。 マジ痛感した。
あと、このエンピツのHPってばトップから遊びに行くと、 ランダムジャンプというおもろいコーナーがあって、 myに色々入れておけば、ランダムに色んな人の日記に飛ばしてくれる。 それは「あなたの好みからなんとなくサーチ」っぽいのだが、 割とよくネットアイドルとかキャバ嬢が出てくる……。 HP見て「おお、ええ体しとる」とか思う私もたいがいオッサン思考回路。
シューベルトに曲変更してから、どうも精神状態が更に優れない。 もしやシューマンより危険な人物だったのでは無いか!? 今更気が付くのも遅いんだけど。 前やった時に気が付いておけよ、つー話で。 うわあん辛いよ辛いよ死んじゃうよ。 ↑毎度の事。
2002年08月13日(火) |
モード切替中につき危険 |
徹夜明けの朝散歩すると 近所の単科精神病院入院病棟の作りが 実家の構造と全く同じで 朝日から見えた患者さんと ふと目があった気がした。 実家で外の人を切なく見ていた私は 丁度こんな感じだったのだろう。 恐ろしく作りが似ている。 気の所為では無い。 閉じこめられる。 怖い。
私が、『散りしかたみに』が無い無いと大騒ぎしていたら、妹が 「お姉ちゃん、死なないで」と言いました。 「だって本が無いと死にそうなんじゃもん」 たしかにー(笑)。 無事見つかりました。
雑誌、Hanakoの特集が占いで。 何故か心理テストもどきも混じっていたので、妹と二人でやってみました。 妹、魔性の女と判明。 「いいなーいいなー、お姉ちゃんも魔性になりたいよぅ」 私の結果は教えません。 みんな反論しそうなんですもの(被害妄想)。
今日は家から出ずと決め、ずっと家で考え事をしたりしていました。 ゲージが下がっているなと感じたので、シューベルトを聴きつつ読書。 優雅そうですが、読んでいる本は乙一です。シュール。
「妖怪会議に行ってくるよ」 私がそういうと、妹が 「え!? お姉ちゃん、なんの妖怪について語るつもりなん!?」 と仰天してました。 違うっつーの。 そんな、私如きが語れるような会議じゃない、もっと深く濃厚に妖怪を愛する人達じゃないと、あそこでは語れないって。
ほぼ地元に近い、略してゲーハーというホールで世界妖怪会議は開かれました。 地の利があるので、遅くなりかけても、ちゃんと10分前には到着できるあたりが便利です。 だって、卒業試験の時、友達は寝坊で自分が弾く30分前に起きて、タクシーで行ったら間に合ったって言ってたもん(笑)。蒼生さんの家から、タクシーで行くと早く着くっていう証明になりますね…。意味無いけど。 ゲーハーに、入ってびっくり玉手箱。 私は本当にあそこでピアノを弾いたのか!? 日本に於けるホールの現状っていうのは、音響を無視した多目的ホールの作りになっているとは聞いていたが、いくらなんでもそりゃないだろう、私白い空間で一応ピュアにやってきたつもりだったのに、いつの間に(そりゃ準備期間にだ)そんなおどろおどろしい空間に成り代わってしまったの!? 最初、セリもどきからあやしい音楽を奏でる2人があがってきて、演奏し終わった頃、ぬうっと京極夏彦登場。 「えー、最初はパネラーだったのですが、いつの間にか進行係になってしまった京極夏彦です」 進行係がとても上手な京極夏彦。 テーマが、確か音と妖怪とかそういうのだったんですが。 まっっっっっっっっっっっっっっったくテーマを無視して妖怪について語る面々。 音とかいうからすっげ興味津々だったのに、結局は「トリヤマセキエン」と「ヒャッキヤギョウエズ」という単語から離れないのよ、この人たちはっ! 多田先生(水木しげる先生から、「この人からは妖気を感じる」と言われていた。人間妖怪多田)なんか、登場と同時にセキエンについて語り、セキエンについて語りながら着席してセキエン以外では口出さないし。 まず全員が話し出すと、長い。 たいがい京極夏彦のインタビュー記事なんかも長いけど、荒俣さんも多田さんも絶対それに負けてない。 おんとし80才、第1回世界妖怪会議の時よりも随分お年をめされたような気がした水木先生も、妖怪妖怪と周りで言われている間に、1時間くらいしたらめっきり元気に妖怪について語り出して、 「未だに徹夜するんですわ」 と飄々と言っていた。 スで 「徹夜するんですか?」 とびっくりしている京極夏彦。 京極夏彦ってば、ずーーーーーーーーーーっっっと水木先生から目を離さないんだよねー。 愛だよ、愛。 めちゃめちゃラブオーラ感じましたもん。 水木しげるにエンジンがかかった頃には、会議お開き。 そして、抽選会で、レア物が配られたのですが、当たらないともの凄く虚しいのね、あれって……。 しかも、収集癖がある荒俣さんとか、舞台上でマイク持って 「待って下さいよ! それ僕が欲しいですよっ!」 と何回も言っていたし。 京極夏彦は、関東水木会のTシャツを配るし。 ああ、もうこの人達は……。 終わった後、図書館行くついでに、水木しげる展見てきたけど、関東水木会って、ものすっげマニアなフィギュアとかあやしい集団ですぜ、旦那。 「なにやってんの、あんた」 といわれるのをよろこんでうけいれてそうなあやしさを感じました、関東水木会。
会議終わって、パンフでも買うかと思っていたら、妙にカメラ小僧がぎょうさんいるので、何があるのかと思ったら、3代目エコエコアザラクの黒井ミサ役の人が来ていた。 うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお、めっさかわえええ。 カメラ小僧よりも確実に前に行って拝み倒す私。舐めるように見る私。 えくぼがいいんだよ! やっぱ芸能人頭小さくて目がでかい。 髪型も可愛かったです。巻き髪ね。 自分が出来ないもんだから、コンプレックスも手伝ってうらやましさ倍増。 しかし、黒井ミサを拝んでいたら、出待ちでもしてみっぺか、と思っていた京極夏彦を忘れていました。 まず第一に、地の利があっても、客席から楽屋に行く裏道には、警備員がいてこっそり行くわけにもいかないし←危険人物。 そもそもプレゼントとか持ってるわけでも無いし。 触りたいだけだし←危険人物。
暑さに負けて、ホール出口をうろうろしてから、下に降りるとナマの水木しげる先生が飄々と歩いてらっしゃいました。 サインっサインじゃよ、と思えど、ペンもなければ色紙も無い。 うにゃあっ と頭を抱えている間に、水木先生は帰ってゆかれました。 しょぼくれて図書館に行く。その前に原画展拝んでおきました。 私、悪魔くんファンなんですよ、実は。 地元で見ている時には悪魔くんよりも他のものが強くてなかなか言い出せなかったんですが、悪魔くんは面白いっす。 あと、水木先生コレクトの、各国のお面ね。 ブルガリアのお面の奇妙さが果てしなくツボ。 あそこ、ガラス張りじゃなかったら私かっさらっていたかもしれない(←危険人物)っていうくらいツボ。もうダメ、私はあのお面の虜ロール。
図書館でさくっと本を借りて、5分で出てきました。 多分眠たかったのでしょうか。 帰宅してちょっとうたた寝して、 またしても地元の牛角へ行きました。 実は店長が移動してしまったことは知っていたんだけど、でもやっぱ地元の牛角最高っす。 他にも移転してしまった店長が行った店に行かなきゃいけないので、あと数件行かないといけない(←何故義務感にかられているのかが謎)のですが、まずは地元から押さえておかないとね! とか言って、姉妹で散々食い、腹くちくなってきたら眠くなったので、眠ってしまいました。 ……こりゃ確実に牛になるな。 うっすぃ〜君(牛角のマスコット)になる日も近い……。
姉妹でごっこ遊びが流行っています。 帰宅して早々、 「愛なんていらねえよ、夏。を録画したよー」 と自慢げな妹の声。 二人で、名前を言うのもちょっと恥ずかしい題名(句読点に問題があると思われる)のドラマを見る。 広末、可愛い。 渡部篤郎、細いし格好いい。 藤原竜也、美形だし、妙に渡部芝居が遷ってて笑える。 そして展開丸分かりなお話も、ある意味楽しい。 最近、ICOごっこに続いてブームなのが「愛なんていらねえよ、夏」ごっこ。 ちなみに妹は両方の真似が下手なので、結局私が両方をやっているような気がしなくもない。 私は途中何度も眠りそうになりましたが、広末が可愛いシーンになると妹からすかさず起こされました。 妹の口癖。 「おにーちゃんになりたーい」 ……最近、オタク系男子の匂いがする妹です。 あややのドラマもすかさず見て、「あやや可愛かった〜」とかのろけてたし。 あややの可愛さが分かったらその時点でオタク系男子らしいっすよー。 偏見かしらねえ。 私は人から言われた情報なのでツッコミされてもしらんふりしちゃいまーす。
夜明け前に寝て、 「私一生起きない」 とか言っていたのに昼過ぎに起きて不機嫌。 頭痛いんだもん。 携帯の電源切って居留守使いました。 最近生きるゲージが下がっていて、何もする気が起こりません。 ああ。 人生つまんねぇ。
フェロモン浴びたい〜!!! もうダメあたい死んじゃうっ! てくらいの濃厚フェロモンを直で浴びたいっ。
生まれてはじめて夏の祭典行ってきました。 ……夏に弱い私がよりにもよって何故夏デビュー。 という声が聞こえてきました。私の声かもしれません。
7時半新橋駅待ち合わせ。 私、遠足前日とか眠れない子供だったんです。 幼稚園の昼寝とか全然眠れなくて、私一人起きてる写真とかアルバムに残っているし(←幼稚園の頃から大人を困らせる子だった)。 そんな訳で、1時半入眠、3時半起床。 家を出るまでのらりくらりと髪の毛を巻くことに悪戦苦闘する。 ……家を出る前は割とカールしてたのよ! 私の直毛も! 駅に着く頃にはもう既にエアリーパーマのようになっている。 団長にメールするも、全く帰ってこないので、寝ているのかと思いきや、徹夜でペーパーを作っていたそうでした。 なんとか新橋ゆりかもめ前で落ちあえて、やっとこさっとこサークル参加入り口から入る。 はじめての入り口がサークル用っていうのもドッキドキですじゃよ。 団長がサクサク準備するのを、私はさりげなく邪魔していたような気がする。むぅ。 ひたすら紙を折るとかそういう行為は特技なので(楽譜の製本で特訓済み)そっちに取りかかり、靴を履き替えて、エプロンをつけて、口紅を塗り、 私は準備完了。 団長はその頃から、既に自分の席にはいねぇ。 しかし目の前には、男の行列が(セラムンかと思われる)あって、その頃から「今日は鬼門にいるんじゃねぇか」とボソボソと言う。 全くその通りであった。 開始と同時にシャッターが開き、男達が流れていくのは良いとして、今度は海から流れてくる、オタク風を交ぜた海風が……豪風吹き荒れて、ペーパーだけじゃなくスケブごと吹っ飛ばされる勢いの風が吹き荒れて大騒ぎ。 そして開始早々、どうしても電話しないといけない情況に陥り、電話しつつ売り子をする人間失格な私。いや、ホントすいませんでした。 風の所為で(←全て自然現象の所為にしてみる)ペーパーも渡し損ねることがしばしば出るし、「ろっぴゃくえん」が言えなくてたまに噛むし、噛む自分が嫌いで暴れていたら団長に諫められるし(笑)。 「パピプペポピプペポパプペポパピペポパピプポパピプペ!!!」 「かかか、カッカ怖いからやめてくれぇ」 「はい、えっとろっぴゃくになりまーすっ」 お昼前に団員、柚さんかもちゃんからすさんが来てくれました。 柚かあちゃんのコメント。 「もっと溶けてるかと思った〜」 私:「ふっ、こんなもの、なりきっちゃえば平気よ。私はメイド」
昼過ぎからは、コンスタントに売れつつ、よそ見が多くなってました。 可愛いおなごとかおなごとかおなごとか。 色んなコスプレがあるんだなあ、としみじみと。 セラムンのはるかさんのコスプレのねえちゃんは格好良かったけど、はるかさんとペアのねえちゃんの名前忘れたよ、ピコ1さん。
むぎさんのところに遊びに行って、「ファンなんですぅ」と言って色々もらう。やっほほほほほーう(小躍り)。むぎさん、本人も超可愛いんだよ! 首から下げたヴィヴィアンのネックレスに釘付けじゃよ。
あと、企業ブースで雑草社のところに殴り込みに行きました。 ペーパーもらって来たっす。 しかしイルハンのことについて何も語らない辺りが流石じゃな。矢張りかつくら編集部は手強いのぅ。
そんなこんなで色々もらったので、買ったのは、スネイプ先生団扇だけ。
片づけの間に、溶け溶けになりました。 周りからも「売り子ちゃん、使い物にならなくなってるよ!」とか言われていた、気がする…(果てしなく意識レベルが低い)。 で、団長が段ボール運ぶから荷物でも見ててくれぇ、と諦められたところで私はとうとう本寝にかかってしまい、持ってる携帯電話をおとしてまで寝入ってしまった……。あんな深い眠りはなかなか無いねぇ。
私が起きた頃(縹さんは私を発見出来ずに先に帰還)団長がぐったりした状態で帰還。死にかけ……。揺さぶるのも悪いくらいに具合悪そうな団長。 どうする団長! 今日は朱雀さんの誕生日プレゼントを用意(してなかったけどしていたことに)して渡さないといけないのに! とりあえず目を閉じたまま移動を開始する団長。 ゆらーゆらー揺られている割には、土地勘の無い私よりサクサクとゆりかもめまで辿りつくあたりは流石寝歩き慣れている感じだ。 ゆりかもめ内で「絶対今日は無理。お布団が恋しい。帰る」とブツブツ言っているので、私には止められないなあと思い、新橋に着いたところで、おかあちゃんに電話代わってもらったら、あっさり 「はい。じゃあ行きます」 と言っていた。 流石かあちゃん。 どんな技を使ったんじゃろか。
見附駅で待ち合わせ、1次会のバリ料理の店へ入る。 わたくしの第一声。 「竹ガムランだ!」 竹ガムラン……思い出すのはそこで切れてしまった大学3年の民族音楽学概論の筆記試験……ガムランに一番熱を入れて書きすぎて長くなってそこで時間オーバーしてしまった……。そんなことばかり思い出して、食事どころじゃ無い。辛かった前菜と、分かってんのに分からない振りをする東南アジアの人々と、オブジェに見えたと言い張り、「じゃあっ……」の後に確実に脈絡の無いところに話を飛ばす、高2の妹そっくりの魔性かも子だけが少し記憶にある。
バリ料理店で、NINJAに行く為に(嘘です。本当に暑かったんです、あの服)着替えて、見附を移動。 団長、帰る帰るもう元気無いとか言っていたのに、魔性さんにスターウォーズの話をふられてすっかり元気回復。
今日はちょっと意識レベルが低いので、いつもより鮮明では無いですが、 恒例(?)のninjaレポートです。 まず、今回私達の案内忍者は「赤影」。 登場するなりすっころぶという高等ゲイを披露する。 赤影、成長したな(ホロリ)。 だが橋を下ろす時の口上があまりにも通販の兄さんぽかったので、素朴に 「通販?」 と聞いたら、 赤影間違えて「はい!」と答えてしまっていた。あとで訂正入れてたけど、間違えてもyesはダメだと思うなあ(言わせた私が言うなって)。 今日の、部屋の担当忍者は「ししまる」くんと「しんぞう」ちゃん。 部屋は、恒例の「空蝉」。 しばらくして。 す・ざ・く・さーんの登場。 団長、男気を持って入浴剤の入ったafternoon teaの袋を渡す。 すると朱雀さん、 「嬉しいです。私、入浴剤マニアなんですよ!」と。 おおお。 これが以心伝心愛のパワーってヤツですな! 団員全員が暖かく見守り、記念撮影。 団長しばらく悶えていたが、 「マジ、ホンモノっぽいのでやめます」とか言って(笑)朱雀さんも忙しい身ということで、引き裂かれる二人。 いくささんもひょっこり顔を出してくれましたが、 「いくささんお勧めのカクテルとかは?」と訊ねると、 「カクテルっすか〜? 私、きっついのしか飲まないんっすよねー」 とだけ言って風のように去っていく。 格好いい〜。 今日は金曜日の夜ということでとても忙しかったらしく、マジ忍術少なかったっすね……。 トミー、タバコ吸っても「あーそれ、写真あるー」という、どうしようも無いリアクション取られるし。よく考えると哀れ。 しかしトミー、団長に 「うるさい子」 と言ってしまった為、一生怨念を買うことに(笑)。 トミ丸36才、おなごの怨念を一身に集める(笑)。あれ? 丸だっけ。彦だったような気がしてきたが、どっちだ!?(名刺見ろよ>自分)。
高間さんが、寮の関係上、どうしても早引け。 見送りをししまるに頼み、エロ宴会再開。 どうしても白波瀬さんが「女教師っぽー」というところから盛り上がりはじめ、私は保健医で。 いいよー、美味しいとこ取りだもん、保健医。 つか学校で似たようなことやってるしぃ。 よりにもよって今回の私のターゲットは団長。 団長を手玉に取って遊ぶ保健医。 いやー、胃の調子悪いのにごめんねぇ。
白波瀬さんの髪の毛は猫っ毛で手触り最高でした。 次回はもっと濃厚に。
去り際に訊ねてみました。 青龍さんの香水は、ブルガリブルー。 青龍さんが付けると、ブルガリブルーも良い香り。 ちょっとスパイシーになるのね。 ブルガリブルーって中性的なイメージあったけど、青龍さんが付けるととっても男性的。 流石青龍。香水すら手玉にとってやがるぜぃ。
ねえねえ。 セミナーってなんだか洗脳されそうであやしい響きがしない? でも私、今日はセミナーってやつに行ってみたわ。 しかも就職とは全く関係無いヤツ。 昨日の『コンタクト』のダンスセミナーです。
諸事情により、「レッスンでー」と嘘をついて、美容院に行く。 「15時までに終わるもんならパーマかけたいくらいの勢いで髪型変えたい」 「……無理!」 はーい。あいかわらず遅刻した私が悪いんですよぅ、というわけで、カラーカットにしておきました。 でも前髪を作ってみた。 今回は過激に(?)前髪主張している前髪。 「ロングになるまで髪の毛伸ばすの」と店員さんたちに言っていたら、すかさず色んなところから「もうロングだって」とツッコミ入れられてしまった。 「だってラプンツェルなんだもん。誰か助けてって気分なんだもん。逆の逆ギレなのっ! 誰かひっぱってっ!」 暑さで脳みそ煮えました、という宣言はあらかじめしておいたので、なんとなーく流してくれました。 前髪作ったらウルフ系になっていた……。 いや明日どうしようかね、こりゃ。三つ編み無理っぽいかね。
靴擦れが痛くて、MILKで靴下買うところで妥協しました。 ファッションに合って無かったらやだなあ。 店員さんとか、明らかに「てめーが履くんかコラ」みたいな顔してたし(被害妄想)。
そして待ち合わせに遅刻しつつセミナー会場である、浜松町まで到着。 すったもんだの末、踊ってきました。 いやホントしんどいんだこれが。 簡単に振り付け変えてあるっつっても、スウィングダンスなんて生まれてこのかた踊ったこと無いし。 「とーひーくろす」(正確にはトゥ、ヒール、クロス)とか言われても体がついていきましぇーん。 振り付けは5分程度なんですけど。 汗だくだくになりました。 大塚さんっていうダンサーが、超ninjaの店員っぽくて思わず「店員っぽっ!」とか叫んでしまったことは他の人には内緒。しかも大塚さん超かっこええ。ninjaでバイトしたらモテモテやね。てゆか明日ninjaで会おう! ていう気分だ、大塚さん……。 とりあえず必死こいて踊ろうとして…終わりました……。 帰りがけ、『天啓の器』を読んでいたら新宿で降り損ねまして、ちょっと笠井潔を呪ってみたりした。
家に帰ると足が痛くなってるんだけど(若い証拠ね!)テンション高くなってるもんだから全然眠れない…。 体が勝手に踊るのよ…。 誰よ。 私に赤い靴履かせたのは。
今日って光化学スモッグ注意報が出たらしいです。 そんなことを知らずに真っ昼間から浜松町まで出かけてました。 『コンタクト』を観に。 あーもー、感想はアップするかどうか暑さに任せます。
帰りがけ靴ずれを我慢しながら渋谷に化粧品を買いに行ったら、新宿にしか無いと言われた。 暑さで怒りすら皆無。あるのは足下の痛みのみ。 新宿あたり、ちょっと記憶無し。
今日クリニックで今まで見かけた中で一番怖い人を見かけましたヨー。 ドアを開けて受付を済ませようとしたら、隣で絵を描いている人がいました。 なんなんだろう。 素朴にのぞき込むと、その人はひたすら白い紙に見開かれた目を描きつけてました。 割とそういう人がいる環境が平気なので、私は、もらった手紙を読んだりとか普通にしていたら、その人はお父さんと一緒に来ていたらしく、呼び出しの名前を呼ばれてもしばらく気が付かずにいて、いい加減ドクターが「お父さんだけでいいです」と言い始めた頃に 「誰だ、誰なんだ、俺を呼ぶのは誰だ? 誰だ? 俺を呼ぶのは?」 と言いながら消えていきました。 最近物騒な事件多いですが。 あれですか。 土用の丑の日が近いからでしょうか? 土用の日がいつか知らないくせに言ってみました。 私もたいがい頭ヤラレてますが、人様に迷惑をかけないように気を付けようと思ってます。 いやー、体痣だらけだけどねー(これは実家で妹と殴る蹴るの大喧嘩をかまして、最終的に私が呪って(笑)土下座して謝らせた)。もちょっとしたら手首に傷出来るかもしれないけどねー(なんか腫瘍がある)。しかもぼーっとしすぎて紹介状書いてもらい忘れたけどねー(2度手間だよ・汗)。 ちなみにその人の診療は長いきやと思っていたのですが、もの凄く早く消えてました。 一応、科が違うもんね……。いくらなんでもあれは素人目には精神分裂病の初期症状しかも興奮期にしか見えないよ、ドクター。
実家から脱出できたのでテンション高く昼間から出歩いてます。 妹から「彼氏できたん? サトっと間違えた」 ちなみに美容師の名前を言おうとして、妹が惚れている女の子の名前を言いそうになったのでした。 おいおい。 あんた……。 昼間外に出なかったんだから暑さにやられたんでもなかろうに…てか元からか。 明日も昼から外出だよー(暑いのかなあ)。 しかもアホみたいにプリンな頭を直す為にマジでサトシに会いに行くんだよ。くそー。 明日の朝までに原宿でヴィヴィアン(西の森の方)の場所を知っている人がいたら至急連絡下さい(ここは緊急連絡の場所では無いと思う)。
暑くて頭煮えてます。 もー、頭の中がトムでいっぱいでぐつぐつ煮えたぎってます。 どうしてくれよう、トムめ。
2002年08月03日(土) |
トム萌えに目覚めた日 |
エセさんが広島に遊びに来ました。 正式名称エセコナンさん。愛称アヘアヘコナンさんです。 最初は「野球観戦が終わってから会えそうです!」とかメールで言っていたのに、前日の野球観戦中、騒ぐ親をそっちのけで爆睡したら、親から「お前はもう来なくて良いっ!」と通告され、嬉々として逃げてきたらしい。 やー、野球より原稿でしょー、ねー(鬼)。 待ち合わせ場所が紀伊国屋文庫売り場という、非常にかつくらーらしい待ち合わせ場所で待ち合わせをして出会った後、最近広島に新しく掘られた、「シャレオ」という地下街に行く。このシャレオ、放射線状になっていて非常に都合が悪い。親は「西に食堂街があるから西に行け西」と言ったが、そんな情報も疑わしいと思ってしまう程の放射線。南西とか北西とかあるんじゃあねぇか、こんちくしょう。 とか言いつつ無事食堂街にたどり着きました。 前日も広島風お好み焼き食べたって言ってるのに、深く考えるのがめんどくさくてまたしても広島風お好み焼きの店「みっちゃん」に連れ込んでしまう私。だって広島詳しくないんだもん。 カウンター席で鉄板を使って食しつつ、普通に会話する私達。 エセさんが、「トーンを買って」と言った瞬間、隣の人がガバッと目をひんむいて振り返ったらしい(笑)。しかも食べ終わってから目を合わせようとはしてくれなかったらしい。恐るべし、広島に於ける同人人口(多分大阪の方だと思うな、二人とも)。 その後カフェの喫煙席の真ん中で「真ん中に座れば誰も横には来ないだろうて」という腹黒い目論見の元、再び語る。 最近家でぐだぐだ食べてたから、洒落たケーキにコーヒー付けて頼むのなんて久しぶりだったのぅ。 そして母に電話をして迎えに来てもらって家に着く。 車の中、偽りの知り合いになっているエセさん、たまに「はあ?」となってしまう質問をされ、私が親に逆ギレして誤魔化す(笑)。 家に着いてしばらくはエセさん、うちの変な母親に付き合わされた後、部屋に籠もって「ほーら原稿描けー原稿描けー」と脅されていたが、気が付くと「真志喜もうマジいや」から何故か発展したトム話へと二人で移行。 夜も更けた頃になると、会話はぐるぐる回ってくるのだが、それでもいいさ! とトムについて語り合う。 ああ、ここにSMさん、あ、イニシャルなのに真ん中に「・」入れ忘れた。S・Mさんがいたら……と悶えつつ、更にトムについて深く深く考察。 ・トムは一途か、それとも魔性か(結論魔性…たまに一途) ・トムの涙はボロボロではなく、女優のようにすーっと流れる涙であろう。 ・トムの涙でたいていの男は落ちると見た。 ・アメリアがトムがゲイだって知っていた理由って、S・Mさんが言うようなイヤラシイ理由だったのか否か。それはS・Mさんに聞こう。 ・トムが毎回毎回血液検査を受けている理由(これにより魔性に決定) ・トムが2度ほど解雇された理由は何か。 あ、ちなみにトムっていうのは、リンカーン・ライムシリーズで『ボーン・コレクター』などの小説でおなじみの美青年のゲイの介護士です。凄い簡略された補足。分からなかったら掲示板で分からないって言ってくれたら誰か(S・Mさんとか)補足説明がとても上手な方が説明してくれる筈(逃げの姿勢)。 エセさんに「原稿描け」と言っていたら、ふと私も譜面起こしの仕事が溜まっているのを忘れた振りをして今まで過ごしていたことを思い出し、慌てて一緒に徹夜の態勢を取る。 だが一度寝ようとしてしまった身(薬も飲んでいた)、起きっぱなしはかなり辛く、日が明けた頃一度眠ってしまった。
そんなこんなでトムについて語り明かしてしまいましたが、エセさんが出す(筈)なのは月魚の本です。
私があまりに耐えられなくて「遊びに来て遊びに来て」とメールをしていたら、「新しい家見てみたい」という有り難いお申し出をしてくれた、小学校の頃からの親友が、夕方仕事上がりに遊びにきてくれることになりました。 彼女の仕事が終わるまで、近所のスーパーマーケットが大きくなったようなヤツで待っておこうと思ったのですが。 歩いてそこまで行くだけでも暑いんですねぇ、日本って……。 しかもスカートの一番下のボタン1つ開けてるくらいでいちいち見る男たちも余程普段何も無い生活をしているんでしょう。 嗚呼都会に戻りたい。 ぼやきつつ、到着してしばし本屋をうろつく。 本屋って言っても小さいので、sportivaがなかなか見つからなくて奥に潜まっていたときに、気が短くなっている私はちとキレそうになりながら、あっさり読みふける。 いやしかしこれって美味しい雑誌よね。 シーマンもカーン様もあるから、しをんさんは絶対狂喜乱舞だと思う。 といいつつ私はトルシエの後ろにやっぱり控えているフロラン(ダバディ)に心の中小躍り。 そういえば下の妹Kに、W杯最も萌えた男は誰かと遠回しに訊ねたら、 「トルシエは先に(フケ専仲間の)友達に取られたけぇ、しょうがないけダバディ」という答が返ってきた。 こやつ将来はライバル。 姉はライバル心メラメラである。まあでもフィリップは私のだ。Kの友人のものでは無い。だって私の方が目つけたの早いもん。 ひたすら立ち読みしまくって、ファッション誌は重くて肩が凝るから『今日の料理』でも見るかと思ったら友人仕事が上がって登場。 てくてく歩きながら近くで見つけた新しそうな居酒屋に入って、食の細い友人の変わりに私がひたすら食べる。そしてあやしげな焼酎を見つけては頼んでみる。全部二人で「気になるね」というのに、友人はいつまでも意固地に檸檬酒、私ばかりが「紅乙女」とか「蝶と花」とか「岩窟王」(だったか?)を頼んでいるの。卑怯じゃ。しかし乙女な名前の焼酎の方が癖が強いということだけは判明しました。
そして家に着いて二人で散策。私もまだ家の構造を分かっていないので片っ端から探索しなおす。 しおえると普通にくつろぎ始める二人。 社会人、速攻眠たくなって、風呂入って更にくつろぎ眠々モード。 眠る前少しパソコンでゲームをしてあっさり寝入る友人。 妹が塾の自習室から帰ってきたときには既に布団の中だった。そして出勤も早かった為妹とは出会えず。 手みやげを開けてみると菓子名が『ルードヴィヒ2世』という名前のケーキで果てしなく私のツボを刺激して爆笑しまくったが、誰一人私の笑いを理解してはくれなかった。
そして起床して携帯電話を見てみると。 「想像を絶する家で楽しかったです」というメールが入っていた。 絶してるんだ……(笑)←他人事のように笑ってみた。
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