世を忍ぶ仮の日記
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2002年06月30日(日) |
東京ディズニーシー夏の陣 |
深酒をしすぎると朝早くに目が覚めてしまう謎の体質により、午前2時に目が覚める。
とりあえずメールチェックをしてみて、ピコ2さんからのあまりにおかしすぎるメールに2分間爆笑。できたらその熱き思いを掲示板にも書いてください>ピコ2さん
そういえば私はワールドカップの最後のシメの部分を遊んで過ごしているんです。すいません(←誰に謝っているんだろう、とりあえず京極夏彦は許してくれると思う)。
朝までうだうだしてから、東京ディズニーシーに行ってまいりました。 あまり混んでいるわけでも無く、ショーも全部見ちゃった。 ちなみに昼のショーはK談社がスポンサーね。うっとーしーったら無いよね、夢のようなショーで興奮した後に「k談社がお送りしました」と放送が流れると、興奮が一気に冷めて、その冷めた刀の矛先が一斉にk談社に向かっちゃうわ。
帰宅したらブラジルが買ってました。 神通力カーン(アナウンサーが「これはカーンの神通力でしょうかねえ」とか平気で言っていた。んなわけあるか!? ということをアナウンサーに言わせる男、カーン)もうちの従兄弟の破壊力にはかなわなかったか。噂によると男泣きカーンだったらしい。 うおお 見たかったー! 審判がコッリーニさんであったことが判明し、更に見たさ倍増。それもライブで。 いつかコッリーニさんダイジェストが見たい(笑)。
新宿伊勢丹のバーゲンに行ってきました。 バーゲンが大好きだというのは公言してやまない私であります。 矢張りバーゲン開始の幕開けは伊勢丹で開けたいもの、と勝手に納得して、一斉バーゲンの世の中、そそくさと伊勢丹に繰り出したのでありました。
伊勢丹に着く前に、前座としてマルイに入って探索する。 うん。 よしやっぱり伊勢丹だ! 伊勢丹だよ! 赤い札の品々に興奮しつつ、信号を渡ったその先が欲望デパートメント。 人混みは半端では無い。 こんなに人が乗って動くんだろうか、というくらい人が蠢くエスカレーターの上、2階をぐるぐるぐるぐる回るも、めぼしいもの一切見あたらず。 「こ、このまま私はこの戦争に負けてしまうのか? それはイヤだ」 思わずボソッと呟いてしまう。 欲しいブランドがまだバーゲンになっていない、とか、ちょっと私が着ると逆におばちゃんになっちゃうわー、とか、ジーパンはバーゲンで買うにはちょっと混み過ぎ、とかもう、文句付けまくっている私も悪いのかもしれない。でも直しの時間も含めて、試着の時間試着までの並びまでを考えたら効率が悪い! ジル スチュアートがバーゲンになってないしー。 プンスカ。 そのまま4階へ上る。何故だか分からないけれど3階には降りませんでした。 4階が、4階が……(言葉にならないくらいの感動)。 シビラは秋の新作が可愛かったね…(←バーゲンじゃ無かったので即刻退場した)。 アツロウ タヤマを発見したところで磁力に引かれるようにズズズズズっと店に入る。 んがしかしなーんかトキメキが足りない。 なんで? まだ恋する前の乙女の気分だ。 変ね、私ったら。 大好きな人を目の前にしているのに、なんだか想いが冷めてるの。他の女達が群がっているからかしら? 他の女達に押し出されて、あわあわと他店に追い出される。 そこは、なんとケイタ マルヤマであった。 あらあんたもなかなかいい男なのよ、前に冬、出会った時は、一人春の新作を出していたから思わず通り過ぎちゃったのよ、でも今回は半額なのね、大好き。 すると、冬のバーゲンの時に、春の新作で出して一目惚れをしていたにもかかわらず届かぬ想いだった、赤い、金魚のようなワンピースが、半額に下がっていたのであった。 ああ、あたい、他の男に浮気しなくて良かった。長い片思いだったけど、こうやって想いがかなって、あたい、あたい幸せ。 試着した末、ぽわんぽわんと袋を持ったまま、4階を歩き回ることにする。 というのも、全館バーゲンになっているため、レジがまとまってしまい、行列に並ばねばならないので、買うなら全てを見尽くしてからでないと納得がいかぬのだ。 結ばれた想いに浸り、ふわふわと歩いていると、私の目の前に、VIKTOR&ROLFの靴が飛び込んできた。 うおお、これは春から数度試着だけたくさんしてきたくせに「えーん高くて買えないよー」という台詞を飲み込んで「うーん。可愛いんですけど、靴って難しいからもうちょっと考えてみます」と色んな店で逃げてきたあの靴じゃないですか。 即刻買う決意を固めているにもかかわらず、試着だけは再びする私。往生際悪し。 今最もバーゲンじゃないと買えないものってVIKTOR&ROLFだと思うわ。何故ってちょっと着られないようなデザインが多すぎて、正規の値段で買うには恐ろしいから。 そして卑怯にも、VIKTOR&ROLFのレジで全ての会計を済ませてしまう。この間にちゃっかりアツロウ タヤマの白いシャツ(背中にちょっとコルセットっぽくヒモが付いている。かわいい)を手にしている辺りがポインツ。
伊勢丹4階で買い物をすると、例えバーゲンでも高い。 だが、これを倍額で考えると、差額で得した部分も大きい。 プラマイ0。 オールオッケー。
この後母に送ったメール。 subject「母よ」 私の物欲はほぼ満たされた。
「ほぼ」でしかない辺りがポインツ。
バーゲン終わってから紀伊国屋に行って、『格闘するものに○』を買いました。 すげーや、流石新宿やね。
全てを買い尽くした後、酒をしこたま飲んでしまい、夜寝つぶれました。
昨日、21時にうたた寝のつもりで爆睡してしまい、しかも次に起床したのがギリの11時でした。 ……何時間眠ったら気が済むんだ、という話なのですが。 眠っている間に色々夢を見ましたが、一番印象に残っているのは、 「東西南北の守りを固めようとする夢」でしょうか(笑)。 ちなみに私は東の守りをする係で、必死に祈りをしようとしていましたが。 近々地震でも起こる予感がする今日この頃。
11時に起きたら、妹がまだ眠っておりました。 私が眠ったのが遅すぎたので、いつ帰ってきていつ眠ったのかは知りませんが、こんなことでいいんでしょうかねぇ、いいんでしょうねぇ、大学生。 私はとりあえずお仕事に行く準備をしました。 こんなに眠ったのにまだまだだるいのは何故!?
バイト先が青山にある為、早速セールがはじまったEPOCAに寄って見るだけ見て、結局買わずに帰りました。 「これだ!」と思ったものは大抵セール除外品の法則ってありますよねぇ。でも私はセール大好き女なので、セール除外品という文字を見ると即座に100年の恋も冷めるのでありました。 バイト帰りに渋谷によったら、ハチ公前の大画面に、トルシエを使ったCMが流れていて、思わず頬が緩みまくってしまいました。 「頬が緩むとはこういう現象をいうのか」と妙に納得。 スキンケアを買ったら、体力を使い果たしてしまったようなので、ゲージを高めるために本屋に寄って、エネルギー補給だけして何も買わずに帰宅。
ところで最近渋谷を歩いていて、外国人のタイプが微妙に変わってきたような気がします。 目を合わせても、向こうから笑顔で返してくれないタイプが増えたあたり、 「ドイツ人が来日しているな」と思わせます。 ビールっ腹な人とか多いし。 固い。 ドイツのおじさんに色目使っても面白くないからこっちからほほえんだりもしないけどー。 でもわざわざ決勝戦を見に来るようなドイツ人は、ドイツ人の中でもお祭りが好きなタイプだとしか思えないんですが、でもそれでもどこか固そうに見えるのは、やっぱり美味しい物を食べてないからだろうか、という安直な結論に落ち着く私。 日本のビールはドイツ人の口には合うかね。 ドイツビールの方がうまかろう、多分。 でも、付け合わせにも凝った方がいいよ、ドイツじーん。
「九龍で会いましょう」の最終回だけ見ました、姉妹で。 妹が「いやあ! 気持ち悪いー! うわっいやっ! ゲー!」 散々悶え暴れつつ、それでも「見たい」とチャンネルを変えさせないので、 ついつい 「マゾ?」 と聞いたら、爆笑されました。 だって、いやだいやだと言いつつもテレビを凝視して、いっそう痛い演技を見るのって、ある意味マゾでしょう。
いや、誰の演技が、とは言いませんよー。フフッフー。
4時半に眠って6時半に起床。 特に理由は無かったような気がします。 強いていうなれば、妹が「フランス語の授業はこれ以上休めないから絶対起きなきゃ」と言っていたことでしょうか。 いい加減「あなたのお名前は?(をフランス語で)」だけしか会話できない状態から脱して欲しいと切に願う姉。 それを言うと「数字は100まで言えるもん!」と力説するんだけど、今数字言えなくても海外で軽く生きていけるし。名前いちいち問いただす機会なんかないし(聞かれることはあるだろうが)。
流石に眠たくてテレビ付けたまま妹のベッドで二度寝しました。 いつまで経っても眠たいので、ちょっと早めに外出。遅刻よりはマシかな、と。 今日は見学日なのです。 子供達の親御さんが「うちの子頑張ってるかしら?」と参観なさる日なのですね。 こちらとしても、意外な子供達の姿や親御さんの姿が見られるのでありました。 普通、自分の親がいるときちんとするんですけど、たまに甘えて泣き出す子もいたりして面白い。 セクハラーS君のお母様が激烈厳しそうだったのもびっくりしましたが、それにもめげず(?)に公衆の面前で私に向かって「せんせー今日目がむらさきー」「目は紫じゃないよー、瞼だよー(私)」とファッションチェックをするあたりが、子供の恐ろしいところです。多分彼は終わった後母にしこたま怒られてるね。 「いつもこんな風なんですか、うちの子」 と終わった後聞かれて、とてもじゃないですが 「いやー、軽く乳揉まれましたー」と言える雰囲気では無く。 案外私って泣き寝入りタイプなのね。
行きがけか帰りがけの駅のホームのニュースで、チャイコンは日本人がバイオリンも入賞したんだっていうのを見ました。
おお、小泉よ。 微々たるもんでもいいからそれってW杯にも回すべき金だったんじゃねーか。 とか思うのは不健全でしょうか。 でも小泉首相が芸術好きだって公然たる趣味だもんな。 逆に今韓国の音楽家達って恵まれて無いですよね。お上が芸術に興味が無いのか、うまい人は多いと思うんですけど。
今日1日で食べたもの。 朝起き抜けに妙に空腹になって食したチキンラーメンだけ。 栄養面が偏っている所為か、筋肉痛や筋の痛みがなかなか治りません。
寝坊した妹を送り出して、ちこっとピアノに触ってみたら、まだ微妙に腕を痛めている風だったので、無理せず学校に行きました。 3分遅刻してレッスン室に行ったら、先生がちょうど愛妻弁当を広げて食べ始めているところで、申し訳ない気分になりつつ、 「あ、愛妻弁当! フルーツ付き!」 とドキドキする自分を止められませんでした。 お弁当の中身正視できなかったよーう!! 50才の妖怪が(←失礼極まりない)愛妻弁当を食する姿というのはなかなか……。 その後、自分のレッスンで弾いていたら、私が揺れている横で先生が更に揺れているのが視界の隅っこに入ってきました。 気が付く私もつられて揺れながら弾いてました。 端からレッスン室を覗くと異様な光景らしいです。 昔は揺られそうになる自分に必死に抵抗していた私も、いつの間にやら最先端に揺れているような気がする。 先生の学生時代のように、眼鏡を飛ばす伝説を作らないようにしないとな。 て眼鏡を飛ばしたところで、上手でなければ伝説にならない、この世界。 レッスン中にバレエのステップ踏まされました。 体の、外側の筋肉ではなく、内側の筋肉を使うのだ! という説明。 肩胛骨を広げながら、内側の筋を広げたり、肩胛骨の間を縮めて、螺旋状の筋肉を内側に回したり、とそういう複雑な筋肉の使い方を学ぶ訳です。 なんかスポ魂漫画みたいでステキでしょ(←なんか読んでるね、この人は)。
レッスン終わってから、保健室でまったりしていると眠たくなってきたので、ベッドも空いていることだし、横にならせていただいていたら、すやすやと眠りこけていました。 ね、眠っちゃったよ……。
その後、本屋に行って尾崎かおりの漫画を買いました。 丁度デビュー作からずーっと目をつけていただけに、感慨深いものがありました、初期短編集。 装幀が「地球の歩き方」風で気に入りました。 時間ができたらもっとゆっくり読み返そう♪
ブラジル勝ちました。やっほー。 カーンvsブラジルの妙技は見物です。 どっちを応援するでもなく、プレーを見たいです。 ……私はいつの間にサッカーを楽しめるようになったのであろうか。
素晴らしいじゃな〜いか〜〜〜♪(←『オペラ座の怪人』より)
朝、妹の電話で起こされたので怒り狂ってドア締めて鍵掛けました。 しかし股関節の痛みでしばし起きあがれず、結局起床は昼。 動いていると多少痛みも和らぐという奇病にかかっている様子なので、歩いて学校まで行く。 朝のちょい鬱状態で伴奏しよーとすると、精神的に大失敗するネ! 先週渡されたテープも聴いて無いのに「はいそうですね」とか答えてると更にキちゃったりするんだ、これが。 しっかりしろ、ペシペシ。
終了後もそろそろ試験ということで打ち合わせしていたら、授業始まった時間になってしまったので、仕方なく、授業には出ずに家に帰り、バレエ道具持って再び学校へ行き、合わせへ。 声楽科の陰湿な取引を笑顔で殺して。 今回伴奏させてもらっている人は裏表の無い良い人だけに、余りの陰湿っぷりにカチンとしました。 自分を正義と信じて疑わない悪っていうのもあると思った、大学3年の梅雨の出来事。友人のことだったとはいえ、私は未だに根に持つ粘着気質。 今回は、自分が練習する訳でも無いのに、私が伴奏する声楽の人の邪魔をしたいが為に「私も練習するので部屋を使います」と言っていました。 確かに、我々学生が日々命削って練習している時に(当人が命削っているかどうかは知りません)「第二の人生を楽しみたくて」とあっさり研究科に入られたらカチンと来るのかもしれません、同じ専攻だと特に。 カチンと来たら正々堂々音楽で勝負しなさいよ! たかが私が部屋に入っただけで「出よっか」と言わないで私の前で朗々と歌って、試験でもダントツ1位の成績で戦えばいいじゃん。 弾けない人間が、自分を棚に上げて偉そうに言って、自分でも厭なんですけど、低レベルの争いは厭だ。 音楽で劣っていると思いたいんだったら、自分の音楽で勝負して欲しい。 自分が正しいと思っているなら特に。 部屋を変えたら響きが全然違ったので、矢張り声楽の伴奏は一番怖いなというのを実感しつつ、響きが聞こえる部屋だったので気分良く終われました。 最近、声楽の人が「私はこう歌いたいので、伴奏もこう弾いて欲しい」と言われると、爽快感が生まれます。 「CDでこう歌ってたから」と言うのがあまり好きでは無く、「CDではこう歌っていたけれども、私はこう思う」くらいの主張が欲しいタイプの人間なので、すっきりしてきました。 次からはしっかり弾くぞー!
終わって、その後股関節の痛みを誤魔化しつつバレエに行ってきました。 フラストレーション溜まるし、今のままじゃどこを痛めたのか全然分からない。 整形外科なんて全然当てになんないじゃん! ストレッチには全く問題がありませんでした。 筋を1本だけ傷めている模様。原因は不明です。 やっぱり関節が不必要に曲がりすぎるのがいけないのかなあ、と考え。 サーシャ・コーエンが故障ばかりしていたのが分かったつもりになってみたりしました。 そんなのは知らないよ!(←先週バレエの先生に言われた。ひでえ) と人から言われるような故障をある日突然するんだろうなあ。 筋肉付けるのにも人一倍苦労があるんだ、関節が曲がりすぎると。 私は手を人並みにするのに5年かかりましたもん。 あー、時間の無駄だったー。誰か関節曲がりすぎる時点でピアノに向いてないって言って欲しかったわ。 小指の第一関節に重石を吊して、小指だけの独立をはかるのに2年。ひたすらそればかりやってました。スポ魂漫画みたいで素敵でしょ、ウフ。 みんなその間に曲弾いていたんだろうな、と幼心に切なかったです。 懐古モード。
帰ってからサッカー観ました。 カーン。 ステキもみあげのカーン。3才かわいさ真っ盛りの子供を持つ、いかついカーン。 妹に「発展途上の顔だよね」とか意味不明なこと言われてました。 ドイツ、古豪だけど、華が無いよね。素材は良いのに。 やっぱ食べ物がまずいから? イギリスは朝食と紅茶に付随する食べ物は美味だから、良い匂いのフェロモンの匂いがするし。ラテンは別格にフェロモンむんむんだ。 トルコVSドイツとかになったら、あまりのフェロモンの無さに私は嘆き悲しむに違いない。 フェロモン無いものを見ていると、こっちまでフェロモン吸い取られてなくなるような気がする、トルコ。 イスラム圏(でもトルコは比較的自由だろー!)だから、フェロモン出しちゃいけない国なんだっていうのは分かるけど……けど納得いかん! あのフェロモンの無さ。 イルハンのかわいさに皆だまされているようじゃが、よくよく見ると、イルハン10年後はハサンやハカンと同じ顔になっているようにしか見えない。
ブラジルは楽しい。 ロベルジーニョが出られないというのは、どうなんだろう。 でもリバウドもロナウドも居るし。 うちの母が「ロナウドはあんたの従兄弟に似ている。ほら、ゴリラってかサルみたいなところとか、笑顔がへらへらしとるとことか」と、自分とは血がつながってないから好き放題言っていて。 待ってくれ。 おいらは「市川染五郎に似た従兄弟に顔が似ている」と言われているのをこっそり嬉しく思っているのに、いきなり同じ血筋で「ロバウド」!? しかし妹にそれを言うと「たーしかに、この顔似とるわー」と宣いやがいました。 いっそロナウドを応援しまーす。 太陽の下で育った感じが好きだ、ブラジル。 そして妙技を見せてくれ。
カーンの鉄壁を破るのは誰だ!?
2002年06月24日(月) |
最後の一線を越えてしまった罪悪感 |
気がついたら完徹してました。 妙にノッてきたので、手が攣るまで弾いていたら妹が起きる時間だったという。 またしても朝ご飯をたっぷり作ってあげてから、見送って。 痛くなった股関節でも整形外科に行ったら治るかなと思って行ってみたら。 「はいはい。運動しなきゃ治りますよ」 扱いされて。 私は運動できるように治して欲しかったんですが。 プー。 閣下ちょっとお怒りモード。
眠いまま本屋に行ったのが運の尽きだったのは分かっているのですが、この辺から眠すぎて全然眠たく無くなってきて、さくさく漫画買って、帰って読み切って続きを買いに出かけてしまいました。
……カードで本を。 これだけはやるまい、と固く決意をしていたのはいつの日か(遠い目)。どよよおんと落ち込んでしまったけれども、このフラストレーションをどこにぶつければいいの! お出かけしてしまった私に行ける場所は只一つ本屋だけ。 足は痛くてストレッチも出来ないし、ピアノもいい加減手が攣って動かないし、かといってすやすや眠れるか、全然そんなテンションにもなれない。 トルシエなき今、テレビを付ける理由も無く。 文字を追うだけの体力も無く。 何度かお散歩に出かけて、ロベルトと一時的にさよならしようと思ったのが敗因だったのでしょう。散歩=本屋巡り、な私の頭よ。 眠りにつけたのは17時30分でした。 20時に、鍵を忘れて学校へ行き、帰宅した妹に叩き起こされましたが。
晩ご飯食べ終えて、手の痙攣は止まったけれども今度はロベルトが降りていないので、のって弾くことが不可能だったので、久しぶりにMIDIいじくって遊びました。 少しずつ慣れてきたぞー。 あとはベロシチー(←怨霊、じゃねえよ、音量調節のこと。なんだかボルシチみたい)だけだー。
もう少し機敏に鋭敏に生きたいものです。 昨日の日記は日本語が省略されすぎていますね、多分伝えたつもりになっているんでしょうね。一番いけないことです。以後気を付けます。
夜半ひたすらネットサーフィンしてトルシエとかトルシエとかトルシエとかトルシエと通訳とか楢崎と宮本の画像を見ている。画像サイトではなく、ニュースサイトだったので、ここ最近の世界のニュースが少しかいま見えたのだけれど。 やっぱりお祭りというのはハレの儀式だというのは分かっているが、いくらなんでもケガレの部分を隠しすぎなんじゃないだろうか、日本のマスコミ。 京極夏彦じゃないけれど(笑)スポーツ見ない人にとっちゃこりゃ迷惑な話だな。 戦争がたくさん起こってました。 アメリカ選手は帰国した途端に徴兵にかり出されるんじゃないか、というくらい戦争ばっかり。フランスは、何事も無かったかのように政治で揺れてます。アメリカ選手は「決勝トーナメントまで残るなんて思ってなかったから、帰国したらとうもろこし畑にかりだされるに違いない」などギャグで言われてましたが、とうもろこし畑ならいいねえ。平和で。ピースホゥ。 京極夏彦じゃないけれど、「おいおいマスコミや、そりゃ無いだろう」と思ったのが、韓国が勝った日のニュース、チャイコフスキーコンクールピアノ部門で日本人女性が1位になったらしいのですが、今度特集でも組むんでしょうか、肝心の演奏が1秒くらいしか流れませんでした。どんな人かがサッパリ分からず終いです。これはハレの話題なんだから、せめてもう少しと思ったんですが、どうにも話題が妙にムネオと絡んでるんです。いいんだけどね、ムネオもそろそろ騒がれないと。 私はてっきり「絶対素性をバラさない1流ホテルのスイートでかくまってもらっている」ムネオを想像していたのですが、結局ムネオはどこに隠れていたのでしょうか。知っている人いたら情報お願いしますだー。
生活面に関しては何もしてないです。 1週間くらい前だったか、起きたら左股関節が痛くて、しばらく「気のせいだろう」と無視していたら、これがけっこう歩くのにも不便なくらい痛んできて、そろそろ病院に行かなきゃいけないなと股関節を抱えつつ、ふと高校時代を思い出しました。 そういえば昔ピコ1さんが突然片方の股関節が痛んだとか行って病院行って午後登校してきて、私達おすぎとピーコは爆笑していたのですが。 ピコ1さん、原因はなんだったのでしょうか。 妹に「股関節が痛くて」と嘆いたら「寝違えたんじゃー」と爆笑されました。 いいえ私はあなたと違って寝相は良いの、寝相は。 起きたら枕に足が乗っていた、なんてことは間違ったって無いの。
恐ろしい夢。 さらこさんの妹がメールで 「ねえ わたくし ミラージュがアニメ化されたと 聞いて とてもとても 見たいな と思っているのです」 延々とその旨を綴っている夢を見ました。 こ、怖かった……色んな意味で。
精神的に疲れたので全て休んで家に居ました。 でも昔と違って家にいても、妹もいるんだよね。 最初の方は無視してマイペースにやろうとしてたんですが、 「30分だけゲームする」 と言ったきり3時間帰ってこなかったので、ラスボスのところだけ一緒にいました。 怖いからおねいちゃんがいないと出来ないんだそうで。
終わって、部屋の片づけをしてくれるか、と思いきや、 「ねえ、お腹空かん? あっしはめちゃ空いた。牛角行きたい」 宣言して出かける準備を勝手にしている。 まあいいや、と思って私も出かけることにするんだけど、妹は準備が遅い。 たかだか近所を出歩くだけなのにどうしてそんなに時間がかかるのか本気で理解できないが、そんなに時間かかってたら朝はさぞかし大変だろうなあと同情しつつ、邪魔をして待つ。
ここのところさりげなく胃が不調を訴えるので、いつも通りの量を食したら胃がキリキリ痛んで吐き気を催してきました。常人で言ったら食べ過ぎの量です。単に今までが変だっただけかもしれません。 軌道修正しなきゃ。 まだ食欲が普通の人間に追いついてなくて、勝手に多めに頼んでしまうんです。恐ろしや。 帰宅してからしばらくうなってました。 もんどり打って失神しおえてふと妹の部屋に行くと、床がありました。 姉妹して(妹本人も)床があることに感動。
ところで最近私の身の回りが変です。 ちょっとオカルト。 妹が彼氏に送ったメールを私の携帯電話が勝手に拾って間違って受信しちゃったり、「通知不可能」と出るはずの電話を「非通知設定」と表示したり(これは携帯電話の故障かも)、今度は私の聴覚が異常に過敏になって、防音室のドアをしっかり閉めたその向こうにある携帯電話のバイブレーションの音をしっかり聞き取って妹に「怖いからあっちに行け」と足蹴にされたり。 怖いのはなんだー。人間だー。
ところで、私はブラウザのフォントの設定を人より小さめに設定しているので、私の日記を見ている方は、私よりも文字が大きく見えていることだろうと思いつつ、迎合しない私をどうか許して下さい。 書いてる最中のこの字の大きさが好きなんです。 我が儘でしょうが、人に合わせられないこの性格。
朝方になるまで、お出かけする為に妹の為に晩ご飯の下ごしらえをしてました。ネギ餃子。妹がネギが好きだって言うから、一生懸命作ったよ、おねいちゃん。 すっごくすっごく眠たかった……。
今日はアルバイト終わってからピコトリオ会合に出かけました。 途中埼京線のあまりの混み具合に「きゃっ!……い、いたっ…ああ…」とか普段より2オクターブくらい高い悲鳴を小声で上げるという芸当を発揮して後ろのお兄さんに守って貰いました。 手をつぶされそうになって頭が真っ白になったというのが実情なんですが。 日本の通勤電車って死の危険を感じます。
無事落ち合えたので、ノンアルコールでご飯を食べつつ、音楽家独特の会話のような、単に昔に戻っただけのような、絶妙な会話をしている3人。 ご飯どころは、東武の食事どころにある、香港ご飯のお店でした。竹筒ご飯とか、「自慢のあんかけチャーハン」とか色々あって「自慢されたーい(ギャグ)」と言いつつ、自慢のあんかけチャーハンを頼んでみました。美味。 そしてやはりピコ2さんは何事かある度(言葉にならない時)に「・・・あんっ!」で表現しようとすることが判明。 「・・・あんっ! にも色々あって、・・・あんっ! は奥が深いんだよ!」と力説するピコ2さんには、BL作家としての才能を感じました。何種類も書いてても飽きなさそうなんだもの。 「この時の・・・あんっ! と次の小説の・・・あんっ!は違うんだって!」と言えれば、飽きも来ないことですし。 指揮者とオーケストラの関係について、エロエロ語ってました。 指揮者とオケの人間関係について、なのですが、あまりのエロ目線のピコ2さんの腹黒さに、ここに書くのは矢張りやめておきます。音楽家ってそういうものなの!? と思われても困りますし。えへ。 そして私は「トルシエートルシエー」ばかり言ってました、ごめん。 トルシエの通訳の人の名前は「ガバディ」で良いのでしょうか?>ピコ2さん
しばし語り合っていると、ピコ2さんと私がいつの間にか「おすぎとピーコ」状態に陥っていることに愕然。 「あんたはマイノリティだけど(ピコ2さんは精神的サディスト)あたしはなるべくマジョリティよりで生きていたいのよ! 巻き添えにしないでっ!」 「マジョリティよりで生きたいって台詞自体が、マイノリティなのよぅ!」 「駄目じゃないの、あたしたちっ!」 やっぱ私達ってマイノリティなのかしらねぇ。 でも、私ってどこがどういう風にマイノリティなのかしら? 腐れ目線? はっ(心当たりありあり)。 トルシエについて熱く語っていたら「あいかーらずオヤジなの?」とにやりほくそ笑まれました。 「ええ!」とキッパリ答えました。 悪い? 「熟れすぎた果実のようで美味そうだ」と言うと引かれました。むうぅん。 マジョリティへの道は、遠いのだろうか。 そもそもマジョリティって何よ! 育ちが悪いからあたし分からないわっ(←ピーコ口調)。 ピコ1さんは、幸せそうでした。ピコ1さんの特技なんです、幸せそう。
時間が経ってきたので、追い出されるようにして、池袋駅に出る。 池袋駅、ホテル街方面に出てしまったので、仕方なくマックでダラリとする。 そしてマックに入った頃には、ピコトリオおきまりの、「生きる意味ってさー」という暗い暗いお話に入っていっているのだが、私は、マックで放映されていたワールドカップの映像(トルシエとかトルシエとかトルシエと通訳とか)に釘付けでしばし会話を中断させてしまってました。 ごめんよー。 トルシエがはしゃぐ姿に弱いのよ。 トルシエに文句を言いたい人。 ベルサイユへいらっしゃい!(ぷんだ)。 マックも閉まる時間になったので、仕方なく追い出されるようにして駅に戻りました。 途中、けっこーヤバい電話があったので、聴かないでくれた友達に感謝。 ごめん、やっぱり声が1オクターブあがって、自分の心とは嘘偽りを平気で言えるんだよ、私は。 と自己嫌悪炸裂させつつ。
帰りの電車で、ピコ1さんと2人になりました。 高田馬場駅でぽつりと「悲しみの実感が無いって、どういうことなのかなあ」と言われて。 「それだけ重いってことなんじゃないのかな」 そう返すしか無かったけど。 一生実感が沸かないっていうのも性格としてあるのかもしれないし、でも「悲しみの感情が沸かないこと」について、ぽつりと言うということは、それなりに自分の中にしこりがあるってことだから。 これから、ふと反動が来たりしないように願ってます。 でも君の心は、私と正反対で根がポジティブだから大丈夫だって信じてるっちゅっ。
帰宅してから、妹がもんどりうって宿題と予習に追われていて、金で買収されてフランス語の予習を手伝いました。 金が入ると思えばこれほど楽しいものは無い、フランス語の勉強。 いかんねー、妹の為にならんねー。 でもひらひら見せられて(硬貨を頑なに嫌がる私)「きゃんきゃんっ」と飛びついた私にも問題有り。 お金が無いのよ〜う。
明け切らない感じもしますが、一応1週間、日記の方で、喪に服させて頂きました。 勿論日常生活は送ろうとしました。自分が全く機能しなくなっても困るので。 ですがせめてHPだけでも静かにしていよう、そう思いこの間あった出来事、考えたことなどは。
これから書くぜよ(笑)←意味無いじゃん。でも日付は今日からで。
生まれてはじめてサッカーを見ようとしました。 完全に見た訳では無いです。見ようとすると途中で寝てるし、日本戦の日は全部予定入っていたので、ほぼダイジェストでしたが、サッカーってば面白いかもしれねえなあ、と。 「点がすぐ変わらないから見ててわからん」とか「オフサイドってなあに?」とかヌカしていた私ですが、マスコミ裏ページを徘徊して、勉強してました。だから変な知識がいっぱいよ。そのうちポーランド国歌歌えるようになったら笑ってちょうだい。 で、団関係のページを見ていたら「トルシエと通訳の関係」について。 嗚呼、トルシエ、オヤジスキーのおいらの心を鷲掴みにして離さないまま日本から去るのやもしれぬと思うと、トルコ戦の時の潤んだ瞳と震えてしまった声が愛おしくて堪らんよ。ダイジェスト見まくりじゃったよ。通訳の人(名前知らない)これから先もトルシエをよろしくお願いします。深くは言わないよ。ベイベー。 ちなみに選手では手堅くイタリアのVieri(オッサンのくせにまつげが長いところがツボ)とかベルギー選手全般(生真面目にチームプレーしすぎてハゲ率高いところがツボ)でしたが、主に監督ばかり見てました。 イタリアの監督もマフィアの親分みたいでステキ。バックミュージックは『ゴッド・ファーザー』で。 母に「トルシエが好きじゃ」と思い切って告白してみたら、絶句されました。 「目の付け所が違うねぇ…トルシエと通訳の人、ずっとくっついとってホモみたいじゃ」 …流石元祖腐れ。ダイレクトに言うね。今度はこっちが絶句さ。 母は既にベッカムには飽きた模様。 やっぱトム・クルーズ系の男って飽きられやすいんだな。
さて、水曜日といえば、火曜日に引き続いてレッスン目白押しの日です。 火曜日、バレエのレッスンの後、声楽のレッスンの最中集中しようとしていっぱいいっぱいになってたら、声楽の先生に「怒ってる?」と言われました。 すいません。 声楽の人の間の取り方が気に食わなさすぎたからって、「そりゃ〜ないだろどうなんだよ、それって。今すぐ止めろ。俺はこれ以上弾かねーぞ」と目で合図送りすぎました。まともに練習してないくせに文句たれちゃいけません私、と思いつつ、写譜に音間違い多すぎる(最初の小節のバスとかね)ので、思わずパソコンで製譜してます。だから余計イライラしてるんだな、きっと。 まあそんなこんなはさておいて、私は水曜日に向けて無理矢理練習をするのですよ、一夜漬けで。 練習はあまり手がつけられなかったので、ピアノの方は薄ら誤魔化す事にしました(ヲイ)。捨てる順番間違えてるよ、とか言わないでね。ウフ。 五時まで練習してから眠りました。練習はじめたのがサッカー番組終わってからだからかなり遅めに開始したんですけど。トルシエマジ惚れ。見納めかと思うと切なくて。諸事情の為、噂されてるジュビロには行かないで欲しいです(←スポンサーとかの兼ね合い)。次のワールドカップでどこか他の国の監督やってたらおいらはホントに切ないよ。めそめそ。 うだうだ考えつつ練習してましたので、とりとめないのですが、声楽の方はなんとかまとまってきたかなあと。例の「私が一人で町を歩くと町中の男が私を振り返って惚れるの」という阿呆な歌ですが。 前回のレッスンで「声楽科の生徒でも10年に一人出来るかどうかなんだけど」という無理難題を一カ所出されるとひたすらムキになってやってしまう私。出来たところでご満悦して眠りました。へん、だ。
起床してちんたら用意して家を出たら、外が眩しくて、階段から落ちました。 痛さ慣れしてきている自分が怖い。 ピアノのレッスンに行くと、練習してないことよりも、やっぱり友達の死で私が壊れてるんじゃないか、ということを先生が心配してくださってました。そういう意味で、先生に恵まれてるんです、私。 この一週間何度も自我崩壊までいきそうになったけど、それを引き留めたのは昔の先生の「甘やかされて育った?」という痛烈な一言ではあったし、意地になって「もう二度と壊れない」と這い上がって、なんとか這い上がったところで「良かった」と声をかけてくれる今の先生の環境はとても暖かくて、私は皆様のお陰で今生きてるんだ、痛感します。何度も壊れそうになるし、心が綻ぶ感触も味わっても、私がこうして今後悔している思いを、もしも昔からの友達が背負わなくてもいいのに背負うかもしれないと思うと、智恵子抄のようになるのだけは避けようと頑張っております。 辛いけど。 生きるって辛い。 背負うのも辛い。 でも辛さが生きてる実感なんだから、受け止めて、はいつくばったら必死に立ち上がって、ダメならほふく前進ででも前に進むしか無い。
さておき、次は声楽のレッスンでした。 前日楽譜渡したのに、下級生、とてもよく弾けてて、自分の情けなさに打ちのめされる私(笑)。ちょっと歌った後はサッカーについて話してました。 主に「トッティのナルちゃんは河村隆一を超える」という話題、次に「トルシエ通訳のブーツ」とかくだらないことこの上ないような。 声楽のレッスン、10年に一人技はあっさりこなせましたよ、ふん、だ。ぷい。 ただ他でみっちりしごかれましたが。難しいですねぇ。 挙げ句の果て、「これは声楽科でも歌えないね」というところも課題で「出させた」。でも実際見てみると、あまりの難しさにゲラゲラ笑っちゃうくらい難しいんだけど、喉が丈夫だからやってやれないことは無い! 少しムキになってますね。そのエネルギー、ピアノにも分けましょう。
終わって保健室でくつろぐ。ちょっと仕事もする。
ご飯食べようと思って、いつもの勢いで普通にメニュー1つ頼んで食べ終えたら、その後猛烈胃痛がやってきて、駅前でずっとしゃがみこんでしまいました。ちょっと食道から口にかけて盛り上がってきた時にはどうしようかと思いましたが……。 あまりに久しぶりの胃痛に、食欲や口の動きが慣れて無くて、食べるだけ食べたので、気を付けて食べないと倒れるかもしれないな、と思いつつ。 慌てて自転車取りにいって、帰宅してから横になってうなりつつ眠りました。 胃痛後3時間睡眠って、なんか大学1年の頃を思い出すぜー。 絶対神経性胃炎だ。 悔しいから胃薬飲んでやんないもんね、プーだ。
起きたら10時過ぎてたので、『ごくせん』を慌てて見てから、シリアル食べました。消化に悪いですね。でも脂ものが辛いので、入るだけ食べられるシリアルがちょっと有り難いです、無理しなくて済むし。 そのうちゼリー飲料かなあ。 でも妹の為の料理は作らないといけないんだ。 そこが今までとは違うところ。
這ってでも生きていくのには慣れているので、心配無用です。 なら書くな、自分。 自分の不幸を書くのって同情誘おうとして失敗してるんだか、不幸自慢なんだかで、私は好きじゃない筈なんですがね。
トルシエ萌えが解禁して良いって誰かが言ってくれたら炸裂しますが。 なさそうだ(めっそり)。
朝、携帯電話のアラームを止めていたら、偶然その時電話がかかってきたらしく、ボタンを押したら通話状態になっていました。 誰だか確認は出来なかったけれど、とりあえず慌てて「もしもし」と。 すると、友人のお姉さんからでした。突然なんだろう、と寝ぼけているので全く頭が働きませんでした。 突然「妹の○○なんですが、昨日亡くなりました」。 頭が真っ白になって、何も言えなくなりました。驚く事も出来ない。 お姉さんは真面目な人で、ジョークを言うはずも無い。 ならばこれは現実? とても受け止められません。 「お手数でなければ、本当に身内の仲の良かった友達だけにでも、伝えておいてやってください」のようなことをおっしゃったような気がします。 最後まで、私は何も言えず。 とりあえず慌てて友人にメールをして、私は実はその日レッスンだったので出かけようと支度をして、家を出て、一人で、小雨降りしきる中、傘も差さずに学校まで歩きました。 歩いている間、必死に、これは現実なんだと言い聞かせている内に、走馬燈のように今までのことが思い浮かんでしまい、感情に蓋をしようとする自分と、感情が暴走する自分とが常に揺れ動いて、気が付いたら学校に着いていました。
階段を上らなければ、の一心でぼーっと上っていたら、全然違うところまで辿り着いてしまい、慌てて引き返して、偶然先生とばったり会う。 言い訳のように友人を引き合いに出すのは人間としてどおよ、とは思ったのですが、とても何かに集中できる状態では無くてレッスンをキャンセルし、保健室にも報告したら速攻折り返し電話があったので、保健室に行ってお話をして、でも事情が分からないので分かり次第教えて、教員室に行って、その子の担任の先生に、訃報をお知らせしておきました。 実感は沸いて無いつもりだったのに、気が付いたら涙声になっている自分がいたりして。 その後保健室で、親にも報告して通夜に私の代わりに出るように頼んでみたり、メールを見た! とまだ実感の沸かない友達と、一緒に実感沸かないよね、としみじみと電話で話していたら、携帯電話の電池が危うくなってきましたので、ここらでちょっと電波はお休みにして。
この日、あらかじめ蒼生さんと待ち合わせ、本の交換の約束をしていたので、普通にお話しました。 全然関係ない人と、関係ない話をする時にはきちんと切り替えがきく自分に危うさを感じました。 とりあえずクリニックに行って、クリニックの先生達も彼女の事を知っているので、報告しつつ、私の方の危なさも言って、微量ですが薬を増やしてもらいました。「これはあんまり効かないから大丈夫だよね」「は?」効かない薬を与えるな!(笑)
診察券だそうと思ってもパスネット出してしまったり、お釣りを貰うのを忘れたり、しっかりしようとしても、全く無理のようです。
夜、通夜に行く前の母から、「嘘でしょ? まだ全然実感沸かないんだけど、冗談じゃな〜い? 冗談だって言って!」という電話がかかってきました。 前は御家族全員でお会いしたこともあった関係だけに、母のショックも強く。 通夜終わった後に、「本当だった」とショックを受けた母の電話がありました。交通事故で亡くなったということもあり、御遺体を見るのもいたたまれず、そのままご焼香だけして帰ってきたけど、ボキャ貧な母ですが、言葉の端々から、葬儀の痛々しさが伝わってきました。
一人でいると、どうしても彼女に対する自分の態度への後悔ばかり、悔やんで謝って泣いてばかりになってしまいます。明日はきっと目が腫れているんだろう。 もともと幸せで暖かい家庭で育った彼女が、母親を突然亡くしてしまい、しばらく気丈に生きていたけれど、半年後にドンっとショックを受け止めてしまい、それからずっと情緒不安定で。 その時電話を受けた時、話を聞いていて、彼女が寂しくて、暖かくて優しい彼女の母の姿の代理を求めているのは分かったけれど、私のような人間に、代理母の存在はとても無理だ、と思って、少し疎遠になってしまっていて。 あの時、それから先も、彼女の辛い部分を、受け止めて引き受けてあげてれば良かった、とか。 本当に申し訳無いことをしていたんだ、私は。 でも、亡くなってしまってから気が付いて、どうするんだろう。
昔、友達から突然「学校の同級生で、私の事が好きだって言ってくれてた人が、心臓発作で死んじゃった」という電話があって。その時私はなんて受け答え出来たのか覚えて無いけど、その後から、その子も調子が更に悪くなっていったんだ、やっぱり私の所為もあるんだろうか。私はその時、彼女の話を真剣に聞いてた? つらつらと考えていると、全てが自分の所為のような気がしてきます。
私は彼女が生きている間、何もしてあげられなかった。 あげるっていう言葉さえもがおこがましい。 ごめん。本当にごめんね。 謝っても、彼女はもう居ない。
訂正してお詫び。 一昨日の日記、青生さんではなく、正確には蒼生さんです。お詫びして訂正致します。 どうやって変換してたかがバレちゃった感。
日が昇る頃まで、部屋の片づけや、パソコン周りの設定のし直しをしていました。プリンタとスキャナをとっつけてみたりとか。やっとUSBのハブが付いたので、これでいい加減心おきなくMIDIもやれる筈です。とりあえず形から入るのさ、おいらは。 5時くらいに、お米を研いでから眠りました。 妹が起きる筈、6時半には炊けている筈だ。なんて妹想いの優しい姉なんだ、私ってば、と自己愛に浸りつつ眠りにつきました。 8時起床。 シャワー浴びるべやーと思ったら妹いました。 「起きなくても良いの?」 と訊くと、幸せの骨頂のような顔で「うん」と答えられたので、放っておくことにしました。寝坊遅刻留年それも人生。 私が練習を終えて家を出る準備を始める頃に起きあがった妹は、確実に罪悪感に苛まれていました。起きなくても良い筈なのに、不思議な子。 声楽のレッスンの、伴奏に行ってまいりました。 またしても神経焼き切れそうになる私。こらえろ自分。ここは私が試されているに違いないのだ。 「この間の公開レッスンをダビングしたテープ、差し上げるわ。鮫島さんとあたくし、声が似すぎて、テープをよく聞き込まないと、どっちの声だか分からないの。びっくり。おほほほ」 そんなん今日はじめて知りましたわ。びっくり。おほほほ。 でもね、とおぉっってもいい人なのよ、ホントに(口調が遷ってる)。
声楽のレッスンがけっこう長引いてしまって、仕方が無いから、出たい授業にでるのも諦めて帰ろうとしたら、後輩からメールが入って「来ないの?」と言われ、知っている人がいるなら、ということで。 高校1、2年の時の担任、通称いしじの授業に潜り込んでみた。 潜ってみて良かったよ! あいかわらずのいしじ節に感動すら覚えつつ、ずっとツッコミ入れてました。ちなみに授業内容、数字(物理と数学)で分析7:語り:1ラブ2,の割合で、ラブ部分が更にロマン溢れて、殻を脱ぎ捨ててまた一つ大きくなったいしじに乾杯! 神様の偶然とか普通に信じられるようになってました。でも、音楽の神様ね。音楽の神様の悪戯。 ドビュッシー=あの雲の輪郭を描くような音楽。流動的だが、必ず一つ一つの輪郭ははっきりしている。 モーツァルトやショパンなんか、愛に浸りすぎて素晴らしさで満足しちゃって、分析する気になんないの。 だって。きゃあああ。 てことは、ノリ(両方男性、ホモカッポーとの噂が名高かった)とはケンカ別れしたな、とか下世話なことまで考えてしまう私。 一番ウケたのが、作品名絞首刑にまつわる話。絞首刑という曲の前に、同じ構造で作ったけっちょんけっちょんにけなされたラベルさんは、「……」と無言で怒り狂い、全く同じ構造で、「絞首刑」という題名の、それはそれは音色美しい曲を作り上げたそうな。そうするとこぞって誉めあげる批評家達。ラベルさんは、敢えて何も言わず、陰でほくそ笑んだに違いない(といしじの憶測)とのこと。 「てわけでさ、批評家達が絞首刑にかけられてるっていう、これぞ完全犯罪ってヤツだよね!」 音楽上の完全犯罪。 美しい…。 次回からも、時間さえ取れれば是非行きたいと思わせる授業でした。
終わって、てっくてっくと学校周辺を歩いていたら、同級生にあったので、モスでまったりとお話をして、バレエに行きました。 今日のバレエは濃かった。 先生の助手のおなごは、ウエスト50センチないだろうというくらいに細く可愛く、今日はキャラの濃い人がいるな、と思ったら、半分芸能人で、今日の『整形美人』に出てたらしい。半端いドラマに出てんのなー。 それと。何よりも男性の生徒さんがいらしてたんですよ、しかもけっこう踊れるという。 別に男性の方自身は、言っちゃ悪いがどーでも良いのだが、男性用振り付けをしている先生の姿が格好いい。改めて格好いい。フェロモンむんむん。疲れて汗かいて労働している姿もまた良し。弱音を吐く姿もステキ。 でもあいかわらずお茶目さん。プププ。惚れ直し。 終わるころには吐くんじゃないかというくらい疲れてました。 疲れるというか、眠いのね。
でも家帰って烏賊捌いたら手が烏賊くさくなっちゃった。
烏賊を買ってきたんですが、料理に至らず。 烏賊のわたのパスタの作り方、高校時代にフルートの先生に授業中に習ったんだけど、作り方を忘れてしまった。くそう。
お酒が入っている日は、起床は早く、昼寝が必ず。 昼寝から起きてから、ひたすら部屋の片づけをしていたら、無性に妹に腹が立ってきました。 「もー二度と帰ってくんな」というくらいだったので、ささやかな嫌がらせで家のドアにチェーンかけました。 てそれは部屋の中を半裸体で歩いているから、迂闊にドアを開けられると困るからなんですが。あぢーんだもん。
なんか、無理強いではないですが、日記ページの「投票」のところで、気が向いた時とか、「日記面白いね」と思っていただけたら、「投票」ボタンをぽっちこ押してくださると幸いに存じます。 色々いじくってたら出来た「投票ボタン」なんですが、何もリアクション無いと「あたい、そんなにつまんない?」ていじける自分がいるもんで(笑)。
今日はさりげなく発表会。 妹からも「とてもじゃないけど、本番前にゃ見えん!」と言われ、自分自身も「うーん。あたしなりにテンパってるよ、被害妄想だしさ」とか言っていたけれど、いざ、本番当日、4時に眠りについて6時に起きてしまった自分がいました。 ふうん。やっぱ緊張してるのねぇ。 淡泊なようで、ナーバスな性格は消えないらしい。ナイーブっていうよりも、ナーバス。
で、サークルに行く妹を送り出して、ダラダラ練習してうんうんうなって、眠い眠い大騒ぎしながら、昼ご飯は食べたら寝ちゃうから、空腹と眠気が臨界点に達する前に準備を整えて、眠たくなったところで家を出る。 ホール最寄り駅のコンビニで、何か栄養ドリンクでも買おうと思ったら、ゼリー飲料で、「速攻元気」てのがありました。 頼む、速攻元気! 祈りを込めて飲みながら歩く。 だがしかし、着いたら自分の出番らしき場所はまだまだ先でした。 「らしき場所」 ふっふっふっふっふ。 慣れてはいるけど、プログラムに私の名前を載っけるのを忘れている先生。 けっ。どうせおいらははみ出し者さ、と顔だけ出して一度ホールを出ていじける(笑)。同級生は入り立て、ナイーブなお年頃の高校1年生の時に発表会の告知をされ忘れて、以来ずっと「のけ者にされて、『ごめん忘れてた』と言ったえびす顔が憎く思えた」て手紙に書いてくれてたしな。私は新歓コンパも忘れられてたんだな。 まるでトリのように最後に弾かせていただき、だらだらホゲホゲどがんぼがんべしゃ、ぶしゅ、がしょ、すかっ、すかっと。 まあ、終わってしまったことはどうでも良いさ。
「終わって近場でご飯でも」 割と執拗に誘う先生(今時ノリの良いのが私しか居ない昨今の門下事情。大人しいんだ、みんな)を後目に、最後の切り札「今日、妹に起こされて、2時間しか眠ってなくてー。帰って寝まーす!」と笑顔で爽やかに嘘を吐くと、 「ああ、それはいけないね。早く帰って寝なさい」と帰してくれました。 ごめんね、先生、2時間睡眠は本当だけど、直ぐに帰る訳じゃないの。 でも、あなたも私のこと忘れていたんだもの、お互い様だわ。フッ。 以上、ninjaを楽しむ為の余興で御座いました。
さて、ここからが今日のメインエベント、恒例となって参りました、ninjaファンクラブ会合で御座います。 私は、私自身が弾いていたので待ち合わせに30分遅刻(あわわ)しました。まずは、ロイホで腹ごしらえをしっかりと済ませてから、ninjaに向かう。意気揚々と。 私は知らなかったのだが、団長は既に「前回紳士で行く筈だったのに失敗したから、今日はイギリス貴婦人で」とテーマを決めていた。いまいちイギリス貴婦人のイメージが確立されない私ですが、どの時代のイギリス貴婦人でしょうか?(笑)>団長 5分前、ninja前で早速挙動不審に、歩みも早く、そのくせ見えてくると隠れようとする団御一行。 やっぱり出迎えは小太郎(弟はたれぱんだ)だろうか、と思いきや、笑顔がとろけそうに可愛いお姉さんが直々にお出迎えをしてくれて(小太郎、ごめん)、案内のお姉さんが、今回は念願の「あずみ」さんでした。「お呼びで」の登場の時、一回転するあずみさん。かっこいい〜。登場だけで拍手わき起こる。あずみさん、忍者橋を降ろす時、九字切るの。そこでまた拍手プラス大歓声。実は照れ屋さんなあずみさん、あまりの私達のはしゃぎっぷりに、最後困り気味でした。そんな姿もまた初いくて良いのう。ひっひっひ。 お部屋担当の「ききょう」さんと「かえで」さんは、私達のテンションに付いていけなかったのか、「神竜剣エダマメ白刃昇り」の説明でいっぱいいっぱいになって去って行かれました。そして私は、若一押しの「卵狩り」を頼んでしあーせ。 冷やしワンタンを持ってきてくださった「いくさ」さんに、まずお名前を改めて尋ね、「本名もいくささんのいくささんですよね! 朱雀さんお気に入りのいくささんですよね!」と言うと思い出していただけたようで、固く熱い握手を交わす。いくささんかっこいー。去り際に投げキッスを交わし合う。そして朱雀さんの名前が出たところで朱雀さん登場。 そういえば今日はロシア戦の日。 「今日は、ワールドカップでお客様が少なくて、暇だから事務処理してたんですぅ〜。また遊びに来ますね。皆さん、ワールドカップは良いんですか?」 「もー、ワールドカップより何よりninjaですよ! 当たり前です」 「今日はみんな空いているから、色んな人が来ますよ〜、きっと」 その言葉は、予言であった。 チーズ豆腐を持ってきたちどりちゃんにも声を掛ける。遊びに来てくれるって(はあと)。 その後、才蔵登場。 「あれ〜? トミーじゃないの〜?」 という団長の声に、才蔵あっさり逃げようとする。トミーは私達の部屋に来るのを嫌がったのだ!(プンスカ) 才蔵の恋話をひたすら聞き出そうとする。 すると直ぐに才蔵、目が泳ぎ始める。 しばらく才蔵をいたぶって遊ぶが、才蔵、言葉の忍術師だけのことはあって、ツッコミ激しく団長、しばし負けそうになるが、全然めげずにどんどこ突っ込んだ質問をしていく。 で、次の日、才蔵はninjaで彼女とデートをする(しかも一番隠れた部屋らしーよ、エロいねー、エロいねー)ことまでを聞き出したあたりで、才蔵がいい加減ヘルプを出して、ずっと覗いていたトミーこととみ丸が登場。 トミーに「好みのタイプは〜?」と訊かれ、ついつい本音で「…若…?」と言ってしまう。 「え? オレは?」 「……割と」 でもその後トミーはマゾであることが判明。ちょっとレベルアップ(なんでだ!・笑) この日ロシア戦のおかげ様々で皆さんいつもより時間があったようで、トミーと才蔵がそれぞれ空いた席に座ってくれる。わあい。 その間にも隙をついては才蔵の商売道具一式盗ってみたり、トミーの扇子盗んでみたり、マゾ仮面を剥がそうとつついてみたり、色々つついて遊ぶ私。 しかし、才蔵の「ここのくの一に、好きなヤツはおらん!」という才蔵の言葉にすかさず「え? じゃここの男性ですか?」と言っちゃった団長。思わずツッコミではたいちゃってごめんねー。才蔵も思わずきょっとーんとしてました。 才蔵とトミーがくつろいでいるところに、朱雀さんがお料理を持っていらしたので、「才蔵がねー、バーに行っちゃダメっていうの〜、酷いの〜」と嘆いて、次回バーデビューを許していただく。有り難き幸せじゃよ。ホロリ。 トミーに日本酒「才蔵」を1杯奢ったところで、二人は去って行った。さぞかし怖い集団だったに違いない。バーに行きたいって言っても、拒否られたし。「紫リスト載ってるかもよ」と脅されるし。ブ、ブラックリストよりもタチが悪そうだ、紫リスト。 その後、しょっちゅう背後のドアを開けて、若はいねがー、若はいねがー、となまはげ状態になる私。団長とエセさんは、ninja内を偵察する為にカメラを持って探索にでかけて行きました。 ちどりちゃんの忍術も見られたし、朱雀さんと団長は、相思相愛を再び確かめ合って、あとはあたいの若だけなんじゃー!(がおー!) 今回は、男性の初顔がたくさんいらして、一番渋めのおじさまが、みんな無言になってしまうほど興味津々でした。迂闊に名前を訊けないオーラがドッキドキ。ブラディドールでいうなれば、藤木系っす。かっこええ。 朱雀さんが「いいな、いいな。お酒、私も飲みたいなっ」と愛らしくおっしゃるので、「どうぞ!」と朱雀カクテルを勧めると「ダメっ!帝が見てらっしゃるわっ」と。このノリの良さが朱雀さんの魅力倍増、倍率ドン更に倍。900年前の亡霊の朱雀さん(笑)、でも帝がいらっしゃる場所は京都では? と気が付いたのは、次の日でした。しかし、若がいるなら殿もいるだろうと踏んでいた私達はまだまだ甘かったのだろう。まさか、帝までいらっしゃるとは! 奥が深いぜ、ninja。朱雀さんは、帝を想って彷徨う怨霊らしいです。美しいね! 愛。 今回は、ちどりスペシャルまで堪能致しました。ちどりスペシャル、甘くて美味しいけれど、ブルーとブラックの美しい2色のカクテル。ちどりちゃんは実は魔性の女ね! と確定。朱雀さんに「浮気!」と言われたので、朱雀スペシャルも、両方頼む私達。 そして、真打ち。 そろそろ団長も酔っている様子になった頃、爽やかなお兄さんが登場。 笑顔の時、歯が白い! まるで芸能人のように歯が白い。 団長、何のためらいも無く 「こちらでの通り名は?」とすらりと訊ねると、相手もすらりと「青龍と呼ばれております」と。しかも朱雀さん曰く、マネージャらしい。 一同、部屋の壁が揺れるんじゃないかというくらい大騒ぎをする。 そして青龍去りし後、「青龍って、朱雀と出来てるんじゃないっけ?」「青龍って東?南?」とマニアックな話を普通にする。 団長、デザートメニュの頃には、ぐらぐら揺れつつ、ずーっとチャイナガールを離さない。 デザートメニュが新しくなってました。盆栽にかじりつく団長。私は満月。白蛇はまだ改良の余地があるのか、焦げ焦げになっちゃってました。燃やしすぎたのか。フッて吹きかければ良いのよね、す・ざ・く・さんが! 「城壁」も美味しかったです。 そして去り際にまた、色々写真を撮ろうとする。 若に「ニンニン」を求める団長。ものすごく照れて抵抗する若。 か〜わ〜い〜い〜。 「ダメだよ、若にそれを求めちゃ!」 愛のフォローを入れると、 「あの、流石にちょっと恥ずかしい、です」ともじもじする姿にまたしてもメロメロ。 てか、若って手も私のタイプなんだー(全然話が飛んでいる)。 再来月の予約まできちんと取ってから、皆さんゴミ処理も終わった時間に帰る。流石のコージーコーナーも閉まっているので大人しく帰路。道すがら、速攻ずっこける私。 思いっきり振り回してしまってごめんなさい>団長。 そして皆で「次回のninjaを生き甲斐に頑張るぞ」と各自決意を新たに、明日という現実に返りそうになって頭を抱える。嗚呼。
帰り道、青生さんと一緒だったんですが、ほぼ眠っててごめんなさいです。 2時間睡眠が今更回ってきたみたいで。 帰宅後は即刻眠りました。 眠り間際のつぶやきは 「今日は、とうとう青龍が……」で、妹に「またninja?」と。 また、ではありません。 まだまだ、ですわっ!
明日、久しぶりに人前でピアノを弾くのです。 嗚呼緊張。てどこまで本当に緊張しているのか、既に感覚麻痺。 とりあえず最近心に2人人が居るので会話してます。あと、妹の心の声とか読めるのね。それ言ったら「単なる被害妄想」て一刀両断されたけどさ。
私はせっぱ詰まるとどうでもいいようなゲームをして気を紛らわそうとしているのですが、現在「三千年食堂」という、食堂経営ゲームをしています。 時は大正デモクラシー(に設定)。 働く人間は全員男。 入ってきたところにはさわやか美青年と、レジに美少年。てきぱき働くクールなチーフ。そして店の隅に「別に男性が好きなわけではありませんが、女性が苦手です」とプロフィールに本当に書かれていた人を採用。 ダラダラゲームをしてくると、勝手にアテレコはじめてしまいます。 多分、女性が苦手なあの男の人(Sさん)は、一生懸命やろうとしてるんだけど、Eさんに「ダメだなあ、もう」とか言われて手伝ってもらっちゃってるんだ。で、Sさんは少しEさんになびくんだけど、本当に心を寄せているのは爽やか美青年なの。 「ああ、僕もあんな風に、お客様に笑顔で、テキパキと働けたら」と、遠くから見つめているのさ。 たまにゲームのバグなのか、Sさんってば壁に向かってるからいじけてるようにしか見えない瞬間とかあるしな。 で、美少年は実は性悪で、レジでこっそり気に入った女性に電話番号(大正時代に電話があるのか? 手紙か。てことは住所ね)とか渡したりするんだな。で、チーフに怒られるんだけど、懲りないの。 ちなみに調理人も男です。 顔がちょっと悪いのを本人気にしているのですが、どっちかっつーたらゲイっぽい顔立ちなので、実は調理人が、Sさん狙ってたりするのかも。でもSさんは、あくまでも爽やか美青年に一途。 そんなことを考えつつお店を経営する、陰で見守るオーナーの私。 たまに他の店を経営している妹が「なーんか男くっせー食堂だなー。ホストクラブか?」とか言ってくるんだけど、Sさんがいる限り、ホストクラブにならないと思う。だから、多少機動力無くても私の中でSさんは必須なんだな。どうしても解雇に踏み切れないでいるの。Sさんファイト。
妹が実家に電話をかけていたので、私も参加したら。 「ベッカム! ベッカム格好いいっ最高っ!」 しか言ってませんでした(笑)。 母よ……。 試しに 「オーウェンとベッカムどっちがかっこい…」 最後まで言えない勢いで 「ベッカムに決まっとるじゃろーが!あんたー何言いよるんね、あほかいなー。ちゃんと見んといけんよ。見たら分かるじゃろーが。ばーか」 と罵られました。 母よ……。 あなたは絶対腐れミーハー。 「イタリアもけっこう好きなんじゃけど、私」 「ああ、トッティもええんよね。イタリア戦も見んさいよ」 ふと、母が結婚の時に、 今まで持っていた本全部を捨てて、文学全集だけ持って嫁に入ったという過去を思い出しました。 確実に私には母の血が流れている。だが私は本が捨てられない。 困った困った。 母の嫁入り道具の文学全集は、夏目漱石だけ読み込んであります。 やっぱ基礎の『こころ』あたりから押さえているんでしょうか、腐れ母よ。 夏に帰ったら絶対プラビについて熱く語り合おう(決意)
今日は、声楽家鮫島由美子さんの公開レッスンで御座いました。 部屋は因縁の326。私は中学生の頃からこの326教室を忌み嫌って生きてきた、と言っても過言では無いくらいに嫌いな326。部屋も厭だが何よりもピアノが嫌いなんだ。むぅぅぅ。
始まる前、行こうとしたら「あの、今あたくし326におりますの。大丈夫?」と声楽科の人から電話がかかってきました。 あのー、30分前なんですけど、今。 世界的に有名な鮫島さんを前に興奮している模様。 でもさー。 高校の時、私は文集委員だった。 3年間文集委員をやって、じゃんけんで勝って黒柳徹子のインタビューに行ったのはラッキーだった。でも鮫島さんのインタビューに行った後、テープ起こしをした時、私は何かの糸がぶち切れて、おこした文章に向かって怒り狂ったね。 あまりにも主語と述語がかみ合ってなくて。日本語として乗せられない状態で。しかも話している最中に思考ごと吹っ飛んでいるから、一介の高校生にインタビュー内容を編集しようが無いわけ。だからといって、普通のインタビュー記事の無言な人と違ってよく話すから、雰囲気を出しようが無いんだ。 というわけで昔の文集を見る気すら無い。 そんな思い出をつらつら思い出しつつ、326教室へはせ参じる。 ところで鮫島さんって美人なんです。黒くてキューティクルな髪の毛を、小首傾げた時にサラリと見せるような感じのアジアンビューティーっす。声も母性的な優しい声ね。 でもやっぱり声楽家。 てかっ。 いつのまにかピアノのレッスンのように執拗に私ばかり注意を受けました。 すいませんねえ。 「もっと。もっと一音一音に愛情を込めて弾いて下さる?」 歌曲の年のシューマンは私が最も憎々しく思っているから、厭なんだが、と思いつつ、誰にとも向けようの無い愛情を込めて弾く。 むなしい。 弾いてる最中に、この間通りすがりに出会ったピンク脳内麻薬系の春先電波さんとか色んな春先電波さんが浮かんできました。 だから所詮シューマンの歌曲の年の幸せオーラなんて、たんなるピンク脳内麻薬なんだって。と自分の中で割り切って、私もなるべくピンク脳内麻薬を出そうと試みる。 終わる頃にはへっっとへと。 「この後3人伴奏なさるんでしたよね?」 「いえ。違います(この後アルバイトで、今すぐこの部屋からダッシュで出たいんだ、おれは)」 「あら? 教務課からそう聞いていたのだけれど、違うのかしら。あ、あたくしは全然かまいませんのよ」 「はあ(私がとってもかまうんです)」 ということでお先失礼させていただいて、ダッシュで駅に向かった。 んだが、肝心の駅で乗り過ごしてしまう。 当たり前の話、特急の次の駅なんてたいていが各駅停車なので、乗り過ごしてしまうと全然電車が来ない。
アルバイト、遅刻しましてん。 青山のコジャレ道を全力疾走してたら、昨日ドアでひっかいた傷が開いてきました。 なんか、哀しいことって続くね。 アルバイトの最中、片づけしてると頭上から物が落っこちてきたりとかね。
疲れていたのだかなんなんだか、終わる頃にめっちゃくちゃ焼き肉食べたくなったので、妹を無理矢理呼びだして晩ご飯を焼き肉にしました。 夏の焼き肉は、最後は冷麺でしめる。美味。 少し元気復活してきたよ。体重もものすごーく増えたけど。
レッスン行ってきました。 部屋が替わってるのを忘れてて、学校中をさまよう私。 必ず、前の教室開けて「すいませーん。前ここ○○先生だったんですけどー、6月からどこに行かれたか知りません?}と教室に居る人に質問をぶつけては首を横に振られてしまう。でも教務課の人々が怖くて窓口まで行けない私。教務課怖い。窓口からの目線が、生徒という人間を人間として見てない扱いというか、見下しまくっている感じというか。被害妄想かしら。 朧気な記憶と推理力を頼りに、やっとこさ部屋に辿り着いたら先生がいらっしゃらなかったので(多分昼食)一人であわあわ練習してから。 先生登場。 「先生。やっぱりここまでは無理だったので、更に短くしてみました」 短くしてみたんだけど、弾けない私。
で、最近腱鞘当たりに出来た脂肪腫について申し上げたところ、 「あー、脂肪種かー。前、反対側の手の甲に出来た人居たけど、たっくさん練習してたら消えたってー。あははははは」 と笑われました。 ぢーぐーじょーーー。こっちは弾けば弾くほど痛むんだよ(一応)。
その次は声楽のレッスン。 「あーごめんごめん。忘れてた。今帰り支度してたよー」 「ひっっっっっどーーーーーーーいっ」 ↑まだ元気があった様子です、私。 で、例の「あたしが町を一人で歩くと、町中の男があたしを見て欲情するの(や、ホントに日本語訳のところに「欲情」つー単語が使われてるんですっ!・涙目)みたいな歌をノリノリで歌う。 なんかこの人、外面も内面も美しいらしーよー。 声楽のレッスン終わった後、しばしその曲の歌詞で伴奏者と一緒に「つかさー、この人さー頭おかしくねー?」という話をして盛り上がる。 いつもさりげなく思っているんですが、声楽のレッスンの時、男性の先生にアリアを習う際、振りとか歌を歌って教えてくれる際、うまければうまい程、 「先生、男なのにジュリエット……」 とか思うのは私だけでは無い。 だって今回酒場で男を誘う振りを入れてくれたからさ、あたいはちょっと動揺したわけさ。妙にさまになってたから余計にね。 で、保健室で休憩をしていたら、夕立が降ってきた。 このあたりから厄日の予感。 傘は全く持ってきていない。 どうせ夕立さ、保健室でゆっくりしてればそのうち雨も止むだろうと思っていたら、 「今日は用事があるから、保健室閉めなきゃいけないのー」 と保健室を追い出され、めげずに保健室の先生が学校出る瞬間をとっつかまえて傘に入れてもらい、コンビニで傘を買ってご飯食べに行ったら、食べてる最中に雨が止んだ。 ああ、どうせそんなこったろーと思っていたがよー。 ととても不機嫌な私。 階段を下りていたら、折角もぎ取った筈の生徒さん一人、「やっぱりやめます」とキャンセル。 嗚呼金蔓が…。 と思っていたら、今度階段上る時、がっくりこけました。 膝を強打。しばし立ち上がれず。 精神的にはもう2度と立ち上がれません。 階段の上には人が居たが、起こしてくれる風も無くタバコをふかしていて、切なさ倍増。世間の風はとても冷たい。 凹みに凹みまくり、疲れに疲れまくって帰宅したころには歩く気力も無かった。 足を引きずって歩いていたのが悪かったのか。 自分の家のドアの端っこに自分の足をガリガリガリガリ引っかけてしまって、血まみれ。 でも動揺するだけの元気も無く。 「ねー。なんかさー。痛い。痛いんだわ。これ」 とぼそぼそ呟いてました。 その後も暑さ手伝い、部屋を歩いていて廊下でしょっちゅうばったり倒れてました。 足傷だらけ、痣だらけ。 もう立ち上がれません(乙一風)。
2002年06月02日(日) |
心乱れると 物の姿も歪んで見える(滝に打たれるが良い!) |
高尾山に登ってきました。 メンバーは、活字倶楽部KO線沿線偶然チャットに居たぜ! タイミングバッチグー行こうぜ、イエイ! 的に。 やっぱここはかつくらーなので、妙にアンチテーゼを入れて、山林を登るのに本棚プリントのTシャツを着てみました。vivienne westwoodのTシャツです。
佐藤ミチヒロさんと、高間憧子さんと3人で。特に目標も計画も無く、 「最近疲れが溜まってて」 「んじゃ山に登りましょう、山!」 というノリで、軽い登山決定。 ちなみに高間さんはこの日の為に毎日ストレッチをしていた模様。登るのに必要なのはストレッチなのか、筋力なのか…。柔らかい筋肉が付いていることに越したことは無いだろう。うむ。
無計画に、人についていくようにして、てくてくと登っていく。
すぐさま「霊場」という単語に惹かれてススススと人気の無い鳥居に吸い寄せられる三人。最初から何かを暗示していたのかもしれない、最初の霊場。 拝むでも無く、凝視した後、小川に沿って登る。 今度は小川で戯れようとする三人。 「ここにいるのってプラナリアくらいですよ」 と何故かプラナリア談義花咲くかつくらー。 ……なんで? ちなみに後日東大理2の人にプラナリア講義をしてみた。ありがとう、役に立ったよプラナリア講義。しかし東大理2って生物選択らしいのに、プラナリアも知らなくて、松食い虫も知らなくて、音大生に普通に訊ねられるって、プライドねーなー。てそれは後日譚だったわ。 小川で戯れるかつくらー。なんだかちょっと不思議。 さくさく登って行くうちに無言になっていく。 すると第2の霊場、「滝」。 ここが素晴らしい場所であった。 「心乱れると 物の姿も歪んで見える」という札が立っていて、奥には、「打たれる」為の滝。ちなみに高間さんが迂闊に入ろうとしたら、これから滝に打たれるであろう女性に「ここは土足禁止です入らないで下さい!」とものすごい形相でにらまれていたんだが、そーこまで睨む程、神聖な滝。てことは心の乱れ、歪んだ物の見方も取り除いてくれるんだろうか。そして女性達(なんか女性が多かったっす)は滝に打たれて歪んだ物の見方を変えようとしているんだろうか。滝に打たれたいということは、物が歪んで見えるのが悩みなんだろうか。何が歪んで見えちゃってんだろう〜。私も打たれた方がよさげ〜? 尽きること無い妄想。 そして合い言葉のようにぶつぶつ呟きながら、山頂を目指す。 しかし、一番何度も言っていたのが佐藤さんでしたが、何がそんなに歪んで見えるんですか? 教えて下さい。 乱視なんですとかいう言い訳は絶対受け付けておりませんのであしからず。 最後に急な坂を上りきったところに山頂らしき箇所。 そして休日の昼下がり、ものすごい人だかりで、隅っこにおいやられてしまう。 だが、隅っこにおいやられたからといって、妄想が止まるということはありえない。 ふと目を右に向けると、山の神を光臨させつつ体に気を送り込むマッサージ法を行っている人がおり(しかもまだ本を見ながらやっているという半端な状態)その横で、ひたすら美術の写生をしている人がいた。同じベンチで。 どうなの!? 横で写生をしているあなた。 やっぱり今は心乱れているわよね! 物の姿は歪んで見える? 問いただしたくて仕方がないかつくらーご一行。 まったりしつつも、観察の目はゆるめることが無かった。 観察しまくった挙げ句、「どうやら写生をしている人は、自己の精神統一がはかれた模様である」という結論に達し、下山。 下りかけたその時、高尾薬王院で、ピタリと足取りが止まる、かつくらー3人。 寺社仏閣で足が止まらなくてどおするの!? しかも下りから行った為、奥の院からの観察と相なり、 「やー、これは護摩檀? てかまず東西南北はどこ!? 木を見る限り、こっちが南だっ! てことはこの石が鬼門かしらっ」 うきうきが止まらない。 奥の院は、火事で焼失した後新しく建て替えたのでありましょう、建築の形が新しく、色も非常にカラフルで、象さんとか狐さんとか人間とか仙人とか鶴やら兎に角何もかもが織り交ぜられた外装の建物で、一つ一つを分析しようとして、象で挫折しました(笑)。 だって龍の代わりに突然象さんがいるんだもん、日本の建物にー! それだけ取り混ぜられたらここは何を信仰している場所かが分からなくなってきて、ぶつくさ分析をはじめるかつくらー達。 山岳信仰だから色々混ざっているとは思う。 「でも、飯綱大権現って聞いたことあります?」 「無いです」 「んじゃ、何がどう変化していったものなんでしょう」 「あ、こんなところに天狗の下駄がっ! きっと天狗信仰から来たんですよ!」 既に、この当たりで薬王院を全制覇する決意固まる。 下っていく最中にも、色んな童子に向かって「あれは何童子?」と凝視しまくって止まらない。 結論は下にあるかもしれない、と下りたところで。 四国88カ所巡りの代わりと、西国と東国の霊場巡りの砂の上を歩いて全制覇したつもりになってみたり。 奥が深すぎるんだ! 高尾山。 次に、ちょっと人気の無くなったところに、 ななななんと。 「昔昔、ここには弁財天がおりましたが、ある時突然いなくなってしまったので、天皇が代わりに像を奉っております」 のような札の付いた、「弁財天がいらっしゃった洞窟」なるあやしさマキシマムの洞窟を発見。 「え!? 盛り塩あるよ」 「でも頭上に気を付けて入って下さいって」 というわけで、携帯電話を懐中電灯の替わりにして、洞窟に入る。 携帯電話の明かりでは全然見えない洞窟の中。 弁財天は、芸術と美の神。 というわけでしっかりしっかり拝んでおきました。 弁財天様どうかよろしくおねげーしますだー。 その後、建物一つで「千と千尋ごっこ」とかしつつ(笑)更に山を下る。 道すがら、お地蔵様がたくさん置いてあったんですが、ことごとく首が落とされた跡があって、その上、顔を二つに割られていたりするんです〜。 「八墓村じゃあ」と呟いてしまった私は不謹慎。あまりに深い怨念に、流石に寒気がしてきました。 地蔵の向こうは仏舎利塔。 仏舎利塔一つでずっとまったり出来る人って少ないと思うんですがね。 確実にまったりしてました。 やっぱり護摩檀あるし!! しかもここの護摩檀には護摩を焚きすぎて石がへっこんでいる。 仏舎利塔の前の護摩っていうのはたくさん焚くものなんでしょうか? 嗚呼、気になるったらっ。 護摩檀の中には、護摩檀を護る童子達の名前が書いてあったんですが、「不思議童子」さんが気になりました。 その後下山の時に、数ある童子像の中に、不思議童子さんは見あたりませんでした。流石不思議童子。
結局、山岳信仰なので、偉い山伏さんと、天狗信仰が混ざって、明治あたりで「やっべ、寺にしとくべや」という感じで寺っぽくしてみたんだー、というごった煮な感じが私が最も好きな雰囲気で。 高尾山、とても楽しかったです。 話の合う(というよりも知識を与えてくれる)仲間と登れたのも良かったのでしょう。 今まで高尾山何度か登ったけど、薬王院でまじまじと私に付き合ってくれる人なんていなかったんだよー!! 次回の目標は、滝に打たれて物の姿を歪まず見られるようにすること?(笑) いんにゃ。 心なんて乱れてナンボよ。物の姿も歪んで見えてナンボなのよ。
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