気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
キナコさんの肉球。キナコさんは幼少の頃も胸きゅんするくらいかわいいです。 ウルラに着く事にはマイコも元気になって来ていた。ようやく元の姿に戻れるようなったようで、ドッツェは戻るように促した。 マイコが少女の姿に戻る。その姿は八郎を驚愕させた。 「あ、愛子!?」 「? マイコだよ」 マイコが言った。 「いや、お前は愛子だ!」 「ごめん、おじちゃん。私、わからない」 記憶がないという少女には通じなかった。 「私、この世界に来る前のこと、本当に覚えてないの。おじちゃんも違う世界から来たの?」 「......そうだよ。君と同じく、犬になるんだ」 「そうなんだ、おじちゃんの名前は?」 「柴山、八郎......」 「しばやま......」 マイコが考え込んだ。頭を抱えるが、まだ何も思いだせないようだった。
白地に黒の肉球ってなんか幸せ感じます。熊の指は五本揃って並んでます。雪の日のアイラはなんだか毛並みがきれいなのは気のせいかな? 医者を連れて来てマイコを見てもらった。犬は初めて診ると医者は言ったが子犬に聴診器を当て、身体全体を触って「養生が必要」と言った。 「多分、栄養も足りていないのでしょう」と言って食事を与えるよう伝えた。 「マイコちゃん、ごはんいっぱい食べようね」 ドッツェが言うとマイコは頷いたようだった。少女たちはとらえられた後ほとんど食事をしていなかったため、買って来た食料をガツガツと食べていた。 マイコは食べる元気もないのか、自分から食べようとしなかったのでカラが少しずつパンをちぎって食べさせ、ミルクなど手にとって少しずつ飲ませていた。 結局マイコは翌日になっても子犬のままだったが、一行は出発しウルラの街へ向かった。
前にもこんなような写真だったような......この時期に行くと、リッキーが寝てる確率大なんですが......。この肉球は固いだろうなと思います。 今週の一言:次週新連載『赤魂』(適当)とか? それにしても本当は高松さんに頼まれて作ってんじゃないかってくらい思う。 カラの言葉に従い、帰りは違うルートを通った。馬車の通り辛い道のりを歩き村に着く。 村に入る前に、亀、雉子、アヒルに戻るように伝えた。すると、男の子二人、女の子一人と元の姿になった。子犬の姿のマイコは弱っているのか戻れなかった。 「アイツは私たちの元の姿なんか知らないと思うんだ」 ドッツェが言う。少女が言うには、元の姿に戻すことをさせなかったという。 「この子は今は本当に戻れないんだよ、きっと」 子どもたちにはドッツェが説明した。子どもは子ども同士の方が緊張がないようだった。 「亀君と鳥君はデグラから来たって、アヒルちゃんはグランドブランから」 それぞれ来たところは違うが、皆もともとはウルラから移動して行った子どもたちだった。ちなみに、亀君は青島甲吉君、鳥君(雉子)は木島義之君、そしてアヒルちゃんはモルティーナちゃんというらしい。ひそかに八郎は小さくなった少年が鳥に乗って旅をするアニメを思い出した。 その村でも悪魔が現れると噂されており、例の魔除けが飾られている。ウルラよりの小さな村だったが、カラに協力的だった。一休み出来るようすぐに部屋を用意してくれる。子どもたちには外に出ないように言い、子どもたちの為に食料を調達する。そしてマイコのために医者を呼んだ。
ルークのお尻。しっぽの短いのが特徴。 やっぱりというか、アニメの蓮蓬編が過ごすぎて酷いです。カイエーンとか上手くやるだろうと思ってはいましたが、テーマソングまでやっちゃった。明日の放送で蓮蓬編終わっちゃうな。つか、もしかして、次こそ6股編?
アマンダとイザベル。おびひろ動物園から円山へ来たエゾシカ。今はまだネコかぶっているらしい。 いろいろやりたい事はあるのですが、なかなか進めず。 とりあえず、目先の事からやって行こう。
リアンも大きくなったね。お肉食べてました。お母さんが狙ってる? 蔦屋の更新が迫ってます。ハガキが来てんよ、無料のヤツ。なんか良く読んだら有効期限の翌月末って書いているけど、何? どういうこと?ってなります。余計なこと書かないで有効期限だけ書いて欲しいわ。 「ハチさん、ハチさんっ!」 檻から解放された瞬間、ドッツェは姿を戻し八郎に抱きついた。 「待たせて悪かったな、ドッツェ」 「いいの、だって、絶対助けてくれるって思っていたもの」 ドッツェは子犬を抱き上げる。 「この子も連れて行くでしょ」 「もちろん」 他三人の子どもたちも檻から出した。亀と雉子とアヒルがほとんどがぐったりとしている。動物の姿をしていてわからないがろくに食事が与えられていないのだろうと思う。手分けして子どもたちを救出して小屋から出た。 「来た道を戻るのは危険です。また馬車と合う可能性があります」 とアレクが言った。 「こっちの道を使いましょう」 カラが指差したのは山道だった。 「途中、村もあります」
ユーラシアワシミミズクのフクちゃん。性別不明。ミミズクなのにフクちゃんとは何故?とか思いますが、こんなきれいで大きな目を見ちゃったらどうでもよいです。 今後、鷹匠体験が出来るので是非腕に止らせてみたいです。 石けん使ってる人の一人です。 身体洗うときは石けんなのですが、とうとう在庫石けんがなくなったのでドラックストアへ。某お茶石けんの影響でお茶系売れてないんじゃないかと思いきや、ちゃんと店頭に並んでいる当たり、その辺のものは大丈夫なんだろう、とか思います。 馬車が通って来た。 がたがたと車体をゆらして通り過ぎて行く。馭者は黒服の男だった。どうやら気づかれていないらしい。ややして皆が草むらから現れ、鳳は人の姿に戻る。 「今の内だな」 鳳が言った。 「ええ、朝方になるまで帰って来ないでしょう」 「とにかく急ごう」 一行はまた歩き始めた。 小屋は3時間ほど歩いた場所にあった。まずアレクがネズミの姿になり偵察へ。誰もいない事を確認してから、皆が中に入った。 「ハチさんっ!」 ドッツェが叫んだ。 「ドッツェ、無事かっ!」 「無事だよう、それよりこの子が......」 子犬がドッツェの側で丸まっていた。 「その子がマイコちゃんか?」 「そう、昨日から元気がなくて」 とにかく外に出さなければ、と八郎は檻を見た。檻は出入り口のない被せ式のものだった。持ち上げようとする。 「触っちゃダメっ!」 「え」 ばりっと音がした。持ち上げようとした八郎の手がしびれる。感電した。 「なっ! 電気が走っているのか?」 八郎はしびれた手をさすり、電源を探した。それらしいコードがあるのでそれを引き抜いた。 「これで大丈夫なはずだ」 恐る恐る檻に触り、感電しない事を確認。そして檻を持ち上げた。
デナリさんのお尻。どうしてお尻向けたのかなあと思っていたら、動物ならではの事態が......。 アレクを道案内にドッツェ救出へ向かう。カラと鳳も一緒で心強い。そして、国王が用意した兵士団が彼らのあとを着いて来てくれる。万が一、相手が多数でも何とかやれるだろう。 アレクは、馬車が止った側の小屋までしか知らない。そして、数人の子どもたちが捕まっていると教えた。そのどの子も動物に変身する、異世界の子どもだった。 「何故、異世界の子どもばかりなのでしょう?」 とカラ。 「動物変身能力で何か企んでいるんじゃないか?」 八郎は素直に思う。動物と話はできないが、動物の能力は多分その動物そのものだろう。ドッツェが猫になれば足音も立てずに移動しているし、身長以上のジャンプが出来る。要は悪用出来る。同郷(?)のよしみで話もわかるだろう。例えば、『両親に会える』などとそそのかして。 「ひでーな、自分さえ良ければそれでいいのかよ?」 鳳が低く飛んで来た。 「いや、ここまでは推測出来る範囲だよ。まだ何かありそうだ」 その時、アレクが叫んだ。 「皆さん、隠れて!」 とっさに八郎たちは道から外れて草むらへ隠れ、鳳は空高く舞い上がった。
引き続き、親子をご覧ください。 おっぱい貰っておりました。もうそろそろ離乳なんだけど......なララさん。 おっぱいの後は遊びます。アイラが昨日もらったポリタンクを持って来ますが、落としてしまいます。 下の堀に降りたら昨日のポリバケツの残骸が! ちょっと吹雪いても気にせずくわえて遊びます。気に入ったのかこの後くわえながら上に戻って来ます。そう、ポリタンクは堀に落としたままです。 ララもなんだか呆れているような気がする。 ララとのじゃれ合い。ララもちょっとあの破片が気になったようです。 落としても拾おうとします。横着者。 アイラが離れた後。ララさん実は......。 じゃーん。『ヒトに見せるってこういうことよ』と言わんばかりの姿でした。
天気予報通り、雪でした。 今回の主役。これは先々週の写真。あしたはちゃんとパソコンにいれますから。
ララ母さんの誕生日ということで、お祝いに行きました。 主役はアナタですよ、ララ母さん。 が、主役顔負けの娘、アイラの成長記録を紹介。タイヤ大好きっ子です。 アイラがタイヤに入らないほど大きくなったので、大きなタイヤを借りて来た時の様子。ララの表情がいいです。 みんなからお祝いしてもらい、新しいおもちゃをさっそくもらうことに。ポリバケツには鶏肉とりんごが入っています。ララさん、鶏肉へ! ララが鶏肉食べている時、アイラは空のポリバケツに夢中。転がして遊んでいました。 新しいポリタンクももらい、アイラはもう終了時間というのに暴れ回っておりました。
業務連絡:先々週に続き、明日、明後日は更新しません。多分。 「私は孤児院で勤めている者です。マイコという女の子が一週間ほど前から行方不明になってしまいました」 「マイコちゃんが行くところに心当たりは?」 「わかりません。実は、マイコは記憶がない子でして......お医者は一時的な記憶喪失だろうということで私も詳しくわかりません。ただマイコがなんらかの出来事で記憶を取り戻し、自分の家へ帰ったというのなら、それはそれでいいのですが......」 マイコという少女がいなくなった事に気づいたのは朝のこと、孤児院の人々は町内中、少女の行方を尋ね回っていたが皆知らないというのだから夜に出て行ったのかもしれない。 「マイコは月を見るのが好きでした。でも、今噂の悪魔が来るというので止めさせていたんですけれどね」 もしかしてこっそり出歩いたかもしれない。 「もしかしたら何か悪い事に巻き込まれているんじゃないかって思ったのです。そんな時、探偵さんがこの町いるって聞いて、尋ねてまいりました」 この女性の予感は的中している。 「マイコさんは僕たちの仲間と捕まっています」 アレクの言葉で女性の顔がはっとなった。 「何の理由があってかわかりませんが子どもばかりを誘拐している人たちがいるんです」 「あまり、出せませんが、マイコを助けていただけますか?」 女性が遠慮がちに言った。 「俺の仲間もいるんだ。必ず助けます」
答え:食べる。しかも残すのは葉の部分のみ。差し入れらしいけれど、外国産の農薬とかそんなのとか大丈夫なのか?(飼育員さんがあげているので大丈夫のようだ)というか、南国フルーツと極限に生きるクマの取り合わせも妙。ただし、個々により好き嫌いはあるので、必ずしも兄弟であるキロルも好きとは限らない。 ゆえに、差し入れはリサーチ必須です。 更に翌日、アレクが帰って来た。ネズミの姿のまま部屋に飛び込んで来た。 「八郎さん、今、戻りました」 「アレクっ! 大丈夫だったか?」 「ええ、なんとか。でも、ドッツェさんやマイコさんたち......どうも子どもばかりを誘拐しているようです」 「マイコ? 誘拐?」 「ええ、彼らが何を考えているのかわかりませんが、とにかく子どもたちを助けないと」 「子どもたちが......」 その時、ノックがした。八郎がドアを開ける。 「ここが、探偵さんの部屋ですか?」 一人の中年の女性が現れた。 「あの、子どもを捜して欲しいのです」 「その子、もしかしてマイコさんて言いますか?」 アレクの問いに女性は驚いて、頷いた。 「ええ、そうです。何故、ご存知ですか? あの子の事を知っているのですか?」 「とにかく、上がって話を聞いてください」 女性を部屋に通してソファーに座らせた。
一ヶ月以上ありますが、某オモチャ屋のチラシが入ってました。 まるまりキナコさん。肉球がたまらない。 アレクを待っている間、八郎は国王に現状を伝えた。土竜の国王はそれを聞いて頷いただけだった。謁見はそれで終わる。部屋に戻ったあとも誰もいない部屋でただ一人待っていた。 数日後、カラがやって来た。 「お久しぶりです。土竜の国王に呼ばれて来ました」 あまりに早過ぎる対応に八郎は舌を巻いた。 「早いと思っていますね? うふふ、実は今回は空から来ました」 遅れてやって来たのは鳳だった。 「久しぶりだな、柴山」 「私一人くらい軽いと言ってここまで乗せてもらっちゃったの」 「す、すごい」 「ドッツェは私のお友達ですもの。助けないと。それに、他所の世界の人がこの世界を支配しようとするなんて道理から外れている事を思い知らせないとね」 「もちろん、俺も同行するぜ」 嬉しかった。八郎はここ数日の不安や疲れが抜け落ちるような感覚だった。
キリンってよく見ると、ほんとかわいいって思う今日この頃。 まだ寒さに慣れきれないこの時期が一番寒く感じます。 とりあえずまだ湯たんぽなどは使ってないですが、そろそろ出番か。 アレクは銃を持つ男の方へ向かって行ってしまった。そんな無茶をしない青年だと八郎は思っていたので、驚きを隠せなかった。思わず出した声が男に届き、再び銃声が聞こえた。 無駄撃ちしている、と舌打ちしてから気づく。銃声がなっても住人たちは誰一人出て来ない。銃声なのだから少なくとも悪魔ではないことは証明されたのだ。悪魔であろうが銃であろうが危険には変わりないと思い、改めて八郎は出て来ない方が正解だと思う。 「ちっ、どうやら逃げちまったみてえだ」 そう言って銃男は何処かへ去って行った。 完全に気配がなくなるまで八郎は動かなかった。動いたのは夜が明ける前の少しだけ明るくなり始めた頃だった。 悔しかった。悔しくても少し眠った。そして、アレクの帰りを待つ事にした。
母娘でお食事。 例年より遅いお出ましだが、もうやや吹雪のように降ってました。 初雪です。 それ以上、何も言うまい。 作戦開始となった。 夜中、二人は街を出た。八郎の白い毛は夜目にも目立つ。悪魔が来ると信じている人々は怖がって家を出る気配がなく、街は気味悪いほど静かだった。かつては夜でも男たちが酒場で賑わっていたのを彼は知っている。このような形で変わってしまうとは思いもよらなかった。 「八郎さん、人の気配しますか?」 「いいや」 「気を付けてください。どうも嫌な予感します」 アレクはそう言って言葉を止めた。八郎が素早く物陰に隠れた。銃声がなったかと思ったら身体が先に動いた。 「目立つワンちゃんよ、逃げられねーぜ」 返事はしなかった。その代わり変身を解く。アレクはそのままネズミのまま。あらかじめ着ていた黒服で暗がりに潜り込んだ。 「わかってんだ、アンタ、異世界のモンだろ? さっきは撃っちまって悪かった。俺たちと手を組まねえか? この世界のぬるい連中を支配してやるのさ」 話に乗ろうとしたらきっと撃たれる。そんな予感しかない。八郎は上手く移動し、声の主から離れようとした。 「僕は行きます。待っててください」 アレクはそう言い、八郎から離れる。 「必ず、ドッツェさんと会って戻ります。だから、決して自棄なんか起こさないでくださいね!」
ゼニガタアザラシのさくらこちゃん。陸に上がって日光浴? いえ、日光出てなかった......。 予報によれば、全道的に明日明後日雪らしい。 とりあえず、最初はお手柔らかに。 今週の一言:金さんの部品に芙蓉編の伍丸弐號の部品含まれてんじゃないかとか、妄想している。 朝になっても帰って来ないドッツェに八郎は不安を爆発させていた。 どこを探そうにもあてがわからずうろうろしていた。 「やっぱり、一人で行かせるわけにはいかなかった」 アレクはそんな八郎を宥めた。 「とにかく落ち着いてください、ドッツェさんはきっと無事ですから」 「無事じゃないっ! きっと恐い思いをしている。俺が、俺も付いていれば」 アレクはとりあえず八郎を椅子に座らせた。そして、深呼吸をしてから言った。 「後悔しても始まらないでしょっ! 助ける事を考えます! まずは作戦を立てましょう。夜に攫われていったのなら、今夜はあなたが攫われるんです。そして、その時は私も着いていきます。ネズミなら人の目にもつかないように出来るでしょう。あなたのふわもこな毛の中に隠れていればいいんですから。そしてあなたはドッツェさんと会います。もし、彼女に危険があればあなたが守ることができましょう。私は皆を呼んできます。国王に頼めばなんとかなるでしょう。どうですか? 単純ながら確実です」 八郎はぽっかり口を開けているだけだった。
親子の視線の先には......飼育員さんがいます。おやつをくれるんじゃないか?と期待していたのに、チューブ(アイラが踏んでいます)だった。でもやっぱりまだ何かくれるんじゃないか?と期待しているじゃないかと思われる。 北海道最大のイベント。年2回のタイヤ交換の季節がやって来ました。 今年一年は、古スノータイヤはいていたんだよね。それもひび入ったってことで処分。去年買ったスノータイヤに変えました。でも、来年春には夏タイヤ買わないと......。 そして、フロント運転席の雪ワイパーがダメになっていたので買い替え。 カー用品店にて、雪ワイパーの購入。そしたらスノーブレードと書いてあって『氷属性ついてるよね?』みたいな興奮しました。ゲームのやり過ぎです。 そんなわけで、雪ワイパーはスノーブレードとかっこよくいいましょう。もしかして、商品名? と、いうか雪ワイパー必要な地域ってどこまで? あと、どんなに福山さんがかっこよくて長瀬さんがマスターでも、スタッドレスタイヤの過信は危険です。
なんだったんだ? あの痛みってなもので。 キャンディさん。珍しい(?)犬座りしてました。キャンディさんも美人だわ。
ひょっこりデナリさん。奥に入ったり、出て来たり。 昨日の肩の痛みですが、どうも首が痛いことに気づいた。更に喉に違和感があり飲み込む時に詰まる感じがあるので、もしや喉に炎症→首痛い→肩が痛い気になっていた、のではないかと。 今日はポッキーの日だったので買いに行ったのだが、やっぱりやめた。 馬車がどこかに到着したのは朝方だったのようで、ようやく袋から出されて檻に入れられた時に見た朝日がまぶしかった。小屋の窓から見た太陽は低く輝いていて、ドッツェはお腹の好き具合などからそう思う。それからようやく姿を確認出来たマイコという少女は子犬の姿をしていた。 「猫さんだったのね、ドッテ」 「まあね。アンタは犬なのね」 二人はそう囁き合った。 「ねえ、アンタは人に戻れるよね?」 「うん。いつでも変身できるように練習したんだ」 「じゃあ、あたしが合図したら人に戻って」 「なんで?」 「もちろん、ここから逃げ出すのよ」 檻は簡易に作られていて、小さな物だった。人に戻れば壊せるかもしれない。しかし、少女の淡い期待はすぐに崩れた。 黒服の男が入って来て檻に入っている二人に言った。 「戻っても無駄だからな」
寝違えたのか、なんなのか左肩が痛い。目薬も痛くて差せないという始末。左利きなんで辛い。 「笹が好き!」円山のレッサーパンダがかわいすぎる。 遅れてしまった一言:タマ取れてしまった時点でおかしいと思わないあたり、かなり強い洗脳なんだなと思うんだけど、よくよく思い返せば、オリジナルがだいたい股間にダメージがあるので、なんの疑問を持たないんだなって思った。 「誰? アンタこそ誰?」 袋の中では姿を確認する事は出来ない。声からして小さな女の子であるのはわかる。 「私、マイコ」 「そう、マイコちゃんなんだ。あたしはドッツェだよ」 自分よりは年下だろうと判断して、ドッツェはお姉さん振った。それまで自分より年下がいなかったから、少し嬉しかった。 「ドッテ?」 「うん、おしいけどまあ、いいや。アンタも捕まったの?」 「うん、どうしよう、おばさん、心配するなあ」 「おばさん? お父さんとかお母さんは?」 「わからないの」 「わからない?」 「忘れちゃった」 「忘れた?」 「うん、お医者さんが記憶喪失だって」 袋がどこかに置かれたらしく、床が出来た。馬車の中に置かれたらしく、馬が低くいななく声がして、揺れ始めた。
ヨウスコウワニ。目がうるっとしていてかわいい。 静かで何事もない夜。 ドッツェが毎夜のようにアルバイトしていた頃とは違っていた。奇妙と言うよりは寂しくなり、帰ろうと思ったとき、人影が動いた。 暗闇に溶け込むような黒服の人(?)たちだった。ドッツェの姿を見つけてつまみ上げる。 「無駄だ」 と小さく一言。少女は逃げようとしたがそのまま袋に入れられてしまった。 ドッツェはせめてでも相手の正体を知ろうと耳を澄ませた。ぼそぼそと何かを言っているがよく聞こえない。 「ねえ、あなた誰?」 すぐ側で声が聞こえた。
引き続き写真です。 なんかそっと覗いているようなルークでございます。まさに家政婦は見た!的な。実は家政婦はミタは一度も見た事はありません。 アイラが昨日大暴れしていた理由はもしかしたらララからおっぱいがもらえなくなったからじゃないかと推測します。ララ母さんはもうおっぱい出ないので離乳したいと思っているのですが、アイラは鳴いて鳴いてせがみます。その辺はムービーで撮ったので写真はありません。 吠えられて叱られても挫けずに迫ったアイラ。ララ母さん根負けしました。「しょうがないわねー」「えっ? いいの?」という感じです。 アイラも甘えてぺったり寝そべってます。ほんとは仲良し親子なんですよ。 そのままお昼寝タイムと思いきや、アイラはタイヤに移動し、タイヤっ子を発揮してました。 さらに飼育員さんからチューブを貰い、親子で綱引き。お昼寝どころじゃないようです。 あくまでおっぱいもらえなかったから暴れていたというのは推測です。季節的に涼しくなりホッキョクグマにとって過ごしやすくなったからかもしれません。 ちなみに、双子のイコキロの時は1月頃までおっぱいあげていたとか。男の子には甘いのか? ララ母さん。
主役はキナコさんでしたが、その日のアイラはポリタンクを親の仇のように扱っていました。遊んでいるというより、暴れていました。 プールに沈めてみる。 持ち上げてみる。 そのまま叩き落とす。 扉に当ててみる。身長1.5メートル。大きくなりました。 下に落としたら、もちろん取りに行く。 被って見たりプールに浮かべて上から飛び込んで襲いかかってみたりと暴れております。多分、プールに水を張っている間は続くでしょう。
キナコさんです。アニマルファミリーのキナコ感謝祭へと行きました。 じーーーーっと見てます。プール拡張工事の作業着姿や他の飼育員さんに反応しています。 鼻筋は今年そんなに酷くならなかった。『じーーーーーっ』目がかわいい。 夫婦でじーーーーっ 親子でじーーーーーっ。いまだユウキとショウを上手く見分けられない。 ルークもじーーーーーーっ。オッドアイがきれいに撮れたので載せました。
こういうものをのっけていいのかと思いつつ。 札幌のとあるホテルなのですが、なんと靴を脱ぐという部屋。いやまあ大体の日本人なら靴は脱ぐだろうけれど、スリッパが用意されていると思うのでそれに履き替えるでしょう。だけどここは、ちゃんと靴を脱いで入ってください、となっているのである。部屋は女性向きで見ての通りピンク調で家具もそれっぽいものを揃えられている。ただ、何故かテレビに扉が掛かっている。(笑) 明日、明後日はお出かけのため更新しません。出来たらしますが多分それよりは撮った写真大公開の方が楽しいと思いますのでそっちをお楽しみに。 「いいか、くれぐれも気を付けてくれ。猫に変身しているとはいえ、相手もそれが出来るかもしれない。すぐに逃げられるような体勢でいてくれ」 その翌日の夜、様子を見てくると言ってドッツェは外に出る事になった。悪魔が夜中に現れると噂する相手を見つけるために。 「わかってるよ、ハチさん」 「ドッツェ、本当に気を付けてな」 「ハチさんって、ホント心配性だねえ」 ドッツェは笑いつつも、真剣な顔をした。 「大丈夫、絶対戻ってくるよ。だって、私、死にたくないもん」 猫に姿を変えると少女はさっと窓から外へ出て行った。窓は小さく開けておき、小さな明かりを灯しておいて、八郎は一晩中その前で待つ事にした。 ドッツェはいつもの通り夜の街を歩いた。たった一日で噂は広まり、それを信じてほとんど誰も外を出ていなかった。それが奇妙に思える。いくらなんでも信じ過ぎやしないだろうか? とドッツェは思った。 他の猫たちが暗闇を通り抜ける。猫になったら猫と話せると思ったがそうはならなかった。猫とに猫と認識されてもいない。なかなかつまらない能力だと少女は思っている。 特に変わった事などはなかった。以前旅先で同じ事をしたが、何事もなかったようにここも何もないと思った。
突然ですが問題です。 黒いけど、よくよく見ると愛らしいでしょ? ちなみに名前はアメリカクロクマの風子さんです。 答えは一番下。 八郎たちの異世界人探しが始まった。まずは聞き込み。エクレや街の住人たちに聞き回り、異世界の人々を探して行く。協力的な人は自分から役所に向かった。中には面倒で動かない人もいたが、名前や現住所を聞いた。 中には八郎と同じ時間軸から来たとは考えられない者も存在した。戦地へ向かう途中で襲撃されたが何故かここへたどり着いたという日本人もいた。それが八郎とあまり変わらない歳だったので、時間など関係なく、無作為にこの世界へやって来たのだとわかる。 そして、全ての異世界人は八郎が気づいた通り、なんらかの命に関わる危機に遭っていた。 「ハチさん、この地区は大体終わったね」 もっと時間がかかると思いきや、一日でこの地区の異世界人調査は終わった。ただし、情報によれば、幾人かの異世界人は街を出たりしているというし、それらの情報はほとんどない。 それらをどう調査するか、を考えなければならなかった。 「ハチさん、いるかい?」 エクレが尋ねて来たのはその日の夕方だった。走り回って疲れて椅子にどっかり腰を掛けて考えていた時だった。 「変な噂を聞いたんだけど、夜に悪魔が現れるって」 噂が歯止め聞かず。とうとうこのウルラにも広まったらしい。エクレは不安そうにして魔除けを置いて行った。 「用心に越した事はないからね。例えそれが同じ人間の仕業でも、こっちが恐れていたらそれで楽しいのさ。でも、変に強がったら、それこそ何されるかわからないからね」 八郎はエクレの言う通りにして、ドアに魔除けをつけた。 「それにしても、何が目的なんだろうな?」 夜に出歩くな、ということは夜に何かしている者がいるということだ。 「なら確かめようよ」 ちょうど、夜出歩いても誰もあまり目に留めないドッツェが言った。 くまのプーさん、テディベアのモデル。うーん......。
キリンさん。おびひろ動物園などは準備期間中となって休園しちゃうんですよね。 こんな失敗写真、本当に多くて......デジカメだからいいんだけどね。 ウルラへ戻った一行はまず国王に会った。国王は八郎たちを労い、話を済ますと戻って休むように言った。カラは役場で用意された部屋を借りることになった。 久しぶりに戻ったウルラの街は変わらず賑わっていた。アパートに戻り、さっそく世話好きのエクレから差し入れのシチューをもらった。 その差し入れでアレクとドッツェの三人でささやかながら帰還パーティを開いた。もちろんアパートに残していた缶詰や干し肉も出して来た。 アレクが自分の部屋へ戻れば、二人は久々の慣れたベッドで眠る。 翌朝は、まず新しく異世界から入って来た住人を確認し、そして、このウルラにどれだけの異世界の人々がいるのか調査する。国王と話をして、それを承諾してもらった。
ハト。でも足に環が付いている。まあ、旭山動物園はカラスとスズメが展示されているので不思議はない。 この前、ゲームクリアしたと言って次にやるゲームを書きましたが、もう一つ友人にお願いして借りたゲームがあるのでそれをやります。そうです、超無口のカイムさんです。殺戮して音ゲーになって、ハッピーなエンドなぞ望めないと言うアレです。 ちなみに大神伝クリアしたこと書いたっけ? 最後の最後で「そりゃないでござる!」的なもんで、友人の評価が低かったのも頷ける。続き物だけど、なさそうですね。 「もちろん、行きますですわ」 水風呂から上がったメジは話を聞くと張り切って言った。 「ウルラの国王にお会いするまでは帰れませんもの」 「もしかして、最初からウルラまで行くつもりなのですか?」 と、アレク。 「ええ、もちろんです」 「やめてください。お願いですから」 「どうして?」 「うっかり見てしまったのです」 「見てしまった?」 八郎はすぐにピンと来て、アレクを制して彼女に言った。 「アレクには未来を見ることが出来るんだ。何か、良くないことが起こるんだろ? 俺もそれで助かったことがあるんだ」 「ちょっと、八郎さん。未来は......」 それでも八郎はアレクに目配せして黙るように言い、彼女には口で言った。 「もちろん未来は変わるかもしれないけれど、あなたに何かあったら、グランドブランの国王に申し訳ない」 「でも......」 彼女は躊躇するが、八郎の説得で渋々承諾してグランドブランへ帰ることになった。一番効いたのは、ウルラに川がないことだった。 「あなた方が無事にウルラへ着くことを祈っております」 彼女はグランドブランへ繋がる水路を辿って帰る道を知っていて、それが人魚の隠し水路なのだと教えてくれた。 「もっとも人魚や魚にしか通れそうもないところですから、隠す必要もあまりありませんが」 翌朝にはメジと別れ、ウルラへと向かう。 「どうしてメジさんにあんなことを?」 アレクは言った。不機嫌な顔をしていなかったが、少し困惑しているようだった。 「ごめん。占いって言っても彼女は信じてくれなさそうだったんだ。だから彼女はアンタの制止を聞かず付いて来てしまうと思って」 「そうですか......」 「占い、出来るようになったんだな」 「ええ、霧が晴れたようにすっきり皆さんを見る事が出来ます。でも、メジさんから不吉なものが見えたんです。苦しむような姿が見えたので」
だなんてっ! アルパカさん。いつもアルカパとか言ってしまうのは何故だろう。大人しいけれど後ろから近づいた者には痛い蹴りを繰り出す怖い動物。ま、後ろから近づかなければいいのだけど。 異世界から来た人間の最大の特徴は動物になることだ、と八郎は言った。 「慣れれば自分の意志で変身する事は可能です。それでも、なんらかの拍子で変身してしまうこともありますが、多分共通していることは、くしゃみで変身することかもしれません」 「これで隠れ紛れている者も判る、早速調べさせよう」 「では、私たちはウルラへ戻ります」 「ああ、このままカラも連れて行ってくれ。ウルラの王にも伝えよう」 しかしながら異世界の者の皆が皆、脅かす存在ではない。それゆえ、わけもわからずこの世界に来て迫害されても当人たちは困るだろう。八郎はその旨を伝える。 「我はすぐにその者たちを責めるつもりはない。まずは籍を作ろうと思う」 戸籍を作り、この世界に来た人々を把握し、リスト化しようとしている。 「それは、きっと私たちみたいな人間には必要だと思う」 戸籍を作るとなれば、変身させなくとも素直に応じる者たちもいるだろうと八郎は思った。 「それでは、ウルラの王によろしくな」 国王との会話が終わった。大きな扉の前には別の女性が待機していた。 部屋を出てから、客間に案内される。そこにはカラが待っていた。 「まだまだお世話になりそうです。ウルラまでよろくし」 「よろしくね、カラ」 ドッツェは嬉しそうだった。その嬉しそうにしているのを見てカラも微笑んだ。 「メジは?」 「メジさんなら、まだ水風呂よ」 きっと人魚の姿で寛いでいるのでしょう、とカラは言った。 ちなみに、鳳にも確かめてみた。八郎の思う通り、彼はくしゃみした拍子に鳥の姿になった。 「知らなかった......というか、気づかなかった」 彼は驚いていた。八郎は自分もドッツェもアレクもくしゃみをした拍子に変身したことを見た事があった。 「まあ、くしゃみなんかなかなかしないと思うが......あ、花粉症がはやる時期があるな。その時にでも確認するか」
草うららか
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