気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
さっさと終わらせたい感丸出しでごめんなさい。 妖精主の森は避けて通りたい。大陸の中央をほぼ覆う森で広過ぎる。妖精のせいでなくとも迷い力つきて倒れる旅人がいる。 「そんな森でも、人の行き来があるんだよ。妖精主だって別に人間が嫌いなわけじゃないし、妖精たちも人間には興味ある。妖精が喜べば妖精使いではなくても妖精は助けてくれるものなんだよ」 ブロードは森の中の池の前にいた。森の奥深いところだったがその池だけは少し開けていて日の光も降りていた。 「ディースネイア」 名前を呼ぶ。妖精使いの妖精以外には名前はないが、彼女だけにはある。 「ブロード......、久しぶりね。そして、ずいぶん大所帯なのね」 「挨拶はいいよ。来ると思っていたでしょ?」 「ええ、待っていたわ。妖精主も、ね」 「頼むよ」 「ええ、でも」 ディースネイアと呼ばれた妖精は皆の顔を眺めて一礼した。 「私はディースネイア。妖精主の住まう森の門番。ここから先は妖精主の領域、どうか心を鎮めてお入りください」 そう言ってから半透明の姿をした妖精は口はしをつり上げた。
すっげー風強くて、窓ガタガタ言ってます。 兄に会話を断ち切られてアプリは仕方が無しに黙った。もの言いたげな彼女の顔を見たブロードが察したように口元に指を当てた。 「後でね」 「そうね、ここの人たちももう大丈夫よね」 「ああ、もう、めんどくせーことに巻き込まれたなあ」 シルクもヘンプも顔は行く気満々だった。 「ありがとう」 ブロードが言った。 「妖精主もあんまり長い間持たないみたいだから、急ごう」
まあ、主人公格は強いというか、反則ですよね。 「ああ、紹介するよ。俺の唯一の妖精にしてこの大陸を収める全ての妖精の長、妖精主」 兄は続けて言う。 「まあ、あねさんがいるお陰で他の妖精がつかないんだけどね。ちなみにブロードに憑いているののも妖精主だ」 「妖精主って、じゃあブロード君は?」 「まあ、普通は人間に協力しないのが妖精なんだけどな、ブロードの場合は違う。妖精主を魅了しちまったんだ。あんまりコイツのことが気に入っちまったんで、あねさんの一部が融合している。あねさんの力はそれほど使えるわけじゃないけれど......まあ、いいや。それはともかくだ、あのキュプラってヤツを探そうぜ。なんか、やべェようだから」
映画報告は終わりたいと思います。コナン見に行って混んでいたからこっち見ようや的でもいいと思います。 城のほとんどの者が傷が癒えて、自分よりも酷いケガを負っている者を探した。即死した者はもちろん、間に合わなかった者もいた。 イレグディント王もまたケガを負った者の一人で、目覚めてからはブロードたちに詫びと礼を言った。そして、キュプラの居場所を尋ねた。 「多分、ジョウロフェンツァへ向かったと思う」 それに対してアプリが驚いた。 「それじゃ、兄さまたちが!」 「でも、大丈夫。あねさんが止めている」 兄が言う。 「あんな無理をしでかしたんだ。あねさんが黙っているわけが無い」 「ねえ、あねさんって誰?」
って、するわけないじゃん。 土鍋ハンバーグです。美味しかったです。トッピングはベーコンです。 聞いてない? しかも写真横? いやいや、ここの店長さんとっても良かったんですよ。気さくな方でして。聞いてない? 猫です。 かわいいです。でも猫カフェはぼったくりだと知りました。でも可愛いです。 でも狭いとこ入って出て来ないです。でも可愛いです。すみません。しつこかったですね。 パンフです。行ってきましたっていう何か証明的なものです。最近のパンフはみんな横とじなのですか? このパンフより劇場に置いていたチラシの方が内容濃かった気がします。 見所。紅桜編にちょこっと真選組と神威を入れてその分少し本編を削ったものです。(身もふたもない)ですが、全体的に美麗です。デジタルにしたら肌荒れ見えちゃうわ的に、万事屋の襖とかソファは実は薄汚れているとか(笑) つか、全体的に銀さんの色気が......! いや、もう山寺さんのいいドコ取りとか、子安とか、ワーナーブラザーズとか、どこも見所です。 特に最後は瞬きすら出来ませんよ! お見逃し無く! と言っておく。いや、ほんとそうですから。
予定としては時間があるので「二回観ようか?」などと甘っちょろいことゆってたんですが、二回目も観るべきです。ここではネタバレまだしない(したいんだけど明日にでもする)けど、とりあえず後悔はしないハズ。見終わったあとは「宇宙一バカな侍だ!」とか言ってます(笑)
あれ? 前にも似たタイトルだわ。
あうう......。 起きて。 そんな声が自分の中から聞こえる。 力がみなぎってくる。 気づけば兄が横にいた。 「よう、やっぱりあねさんの力はすごいや」 「妖精主......」 「起きれるか?」 「うん、大丈夫」 「そっか。うん、よくやったよ、さすがと言うべきか? まだ中は確認してないけど、ちゃんと利いてるよ」 その時、アプリが駆けつけてきた。 「ブロード君! 大丈......ぶ?」 よほど急いでいたらしくアプリは息を切らしていた。 「アプリさんこそ。どうしてここに」 「皆、治ったから、もしかしたらブロード君がと思って」 「ごめん、心配かけて。でも、俺なら大丈夫だから」 「そう、よかった」 アプリが胸をなで下ろした。
映画見るんだったら、やっぱりおさらいしないと、と思ってはや二週間。 ゆっくりと文字を書き続け、ようやく一回りした。ブロードはふらふらとしながらも最初に書いた文字と最後の文字を繋げる。 「あとは、もう一踏ん張り」 文字に込められた魔力を解放させる。治癒の意味と魔力が込められた文字は魔法となり城全体を包んだ。 「うそっ!」 足に酷い傷を負った兵士が立とうともがく。もう立つ事ができないと見ていたアプリが驚いた。 「なんだか、温かい」 シルクが看ていたのは顔に傷を負った侍女だった。その傷がみるみる癒えていく。 「これがブロードさんの力なのね」 「やるじゃない」 「でも、こんなにすごいのだから今頃......」 「大変、今度はブロード君看病しなきゃ」 アプリはブロードを探し始めた。
ものすごく眠い。
苦しい。 ブロードは地面に拾った棒切れで文字を書いていった。城の回り全体に古代の魔力を持った文字。文字自体も魔力を持っているが、書いた者自身の魔力を奪う。それでもブロードは書いていく。 「思ったより、キツい」 「やっとあねさんのご到着だよ。ほら」 兄がブロードの背に手を当てる。 「ありがと、兄さん」 「礼はあねさんに言ってくれ」 兄自身は何もしていない。そのことに彼は負い目を感じる。
今週からは銀魂映画見るぞー的な気持ちで。 「大丈夫か?」 「うん、兄さんが無理矢理詰めた妖精が頑張ってくれている」 ブロードはゆっくりとベッドから降りて立ち上がった。 「今なら何とかアレがやれると思う。兄さんも手伝って」 「わかった。その後俺はせいぜいお前にぶっ込む妖精を探す」 「うん、多分この子は持たないよ」 「俺も、あねさんに来てもらう。今まで忙しかったようだけどな」 ヘンプにはよく分からなかった。この兄弟の間には秘密が多い。 「おっさんはとにかく手当の手伝いを頼むよ。少しでもどうしかしてやりたい」 「ああ、わかった」 「じゃあ、ブロード。後の事はまかせろ」 「うん」 ブロードは窓から外に出た。兄も同じように外に出る。ヘンプは気になったが言われた通り、部屋の戸棚からシーツを見つけ出してアプリの元へ向かった。 ブロードは手頃な棒切れを拾い、建物全体を見る。この城があまり大きな城でない事を幸運と思った。
人はそれぞれみんな違って、みんないいはず(上記と似て非なる)なのにもかかわらず、ネタにされ吊るされる。
アリスは見たいって思っています。(というか、絶対見に行くでしょうてなものです。妹、アリス好きなんで)
先生方はそうらしい。
円山動物園のエゾヒグマ館がすごいです。 あまり自体を飲み込められず、ヘンプは混乱するばかりだった。 「で、そのドラゴンになったキュプラはどうなったんだ?」 「どこかに飛んで行ったよ。さんざん暴れまくって、人の弟を扱き使って......」 密やかな怒りを感じてヘンプはそれ以上尋ねなかった。彼が怒りで何かしでかしそうだったので。 「俺も治癒魔法が使えたら良かった。俺には魔力を分けたりすることしかできねえ」 「......今、お嬢ちゃん方も来ている。この部屋にシーツかなにかあるか? あのアプリって子、手当している。あの別嬪さんも手伝っているよ」 「......じゃあ、起きないと」 ブロードがもっそりと起き上がる。
何時になったら、温かくなるのか? 「なんで、寝てんだ?」 「......気がすむまでやらせねーと。アイツ、治し回ってんだよ。治癒魔法使い過ぎで今寝込んでるんだ。妖精が中にいるからすぐ回復すっけど」 「どうなってんだ? なんでこの城の奴ら皆怪我して倒れ込んでいるんだ?」 「あいつが......あのキュプラってヤツがやったんだよ」 ブロードはため息をついた。 「ブロードの魔力奪って、それを使って、ドラゴンとなった」
まずは今週の一言:西郷さんにとっての銀さんはいつまでもパー子であって欲しい。(笑)
ではないけど、給食は楽しみです。(笑) ヘンプは城中を走り回った。所々に人が倒れていたが、何故かそれほどの重症ではなく放っておいた。包帯になりそうな布切れは見つかりそうも無い。 「寝室に入ればシーツがある」 そう思って部屋を片っ端から開けた。十何カ所にしてようやくベッドがある部屋にたどり着いた。 「お前ら!」 「あ、あんた、確か、ヘンプだっけ?」 ブロードの兄がベッドの脇の椅子に座っていた。ベッドにはブロードが眠っている。 「何やってるんだ? こんなところで」 「ああ、まあ、人助け? そろそろ起きるからそっとしててやれよ」
って、地元で取り扱ってねーじゃねーか!
先週の日曜に縮毛かけたんだぜ。今だけは日本人形並のストレート保ってます。
昨夜のニュースにて、子宮頸癌のことについてやっていたのが、今日が子宮の日だからってことで。そのままじゃないか。 「わかった。大丈夫」 「私も、多分」 二人が目にした光景はまだ想像よりも悪くなかった。一歩ずつ城の中に踏み入れる。大広間には十数人の人々が床に伏して呻いていた。 「まだ生きているじゃない!」 アプリが駆け寄った。そのほとんどは兵士や侍女だった。ケガをしているらしく彼女はスカートのすそを引きちぎりすぐに止血し始めた。 「私は何をすればいい?」 シルクが尋ねた。 「布、包帯の代わりになるものをたくさん。出来るだけきれいなので」 「分かった」 「そっちは頼む。俺はブロードらを探す。薬らしいものがあったら持ってくるからな」 「お願い」 三人はバラバラに動いた。
今年も無事に年を取りました。ばくっ!
ま、それは置いておく。 「つっ立っていても始まらねえ、扉を開けるぞ」 ヘンプは扉に手をかける。 「......お嬢ちゃん方、目を閉じていな」 嫌な予感がする。手を止めてヘンプは二人に言った。 「いいというまで目を開けるなよ」 慎重にゆっくり扉を開ける。 直に大広間へ続くその扉の先には、血の海が広がっていた。生臭い匂いが鼻に付く。予想以上に悪い状況だった。 「ねえ、どうしたの?」 目を閉じたままアプリが尋ねた。 「ああ、あのな大量殺人が起こったようだ。中は血の海なんだが、見れそうか?」
久しぶりに学校の雰囲気を味わいました。
終わりが無くてもいいじゃないか? 三人が着いた場所は大きな門の前だった。 城の門と思われる。 「こりゃ、イレグディント城だ。やるじゃねえか」 「へえ、じゃあ、もうここはイレグディント国なのね」 シルクがキョロキョロと回りを見る。 「静かね」 あたりはしいんとしている。それどころか見張りの兵すら見当たらない。 「確かに変だな」 と、ヘンプ。気を鎮めて様子をうかがうが、人気はない。 「確かに、そうね。誰もいないみたい」 アプリも言った。
内科とかには世話になる事は少ないですが、皮膚科、眼科、歯科には世話になっています。
いろいろおざなりにしてました。 アセテイトは言う。 「エミーティムが条件を付けてきた。お前たちはすぐにでも送ってくれるそうだ。でも、私はここでお前たちが帰って来るまで待機しなければならない」 「ずいぶん過酷だな」 ヘンプの言葉にアセテイトは首を振った。 「エミーティムが宿ってくれる。あとは頼んだ、ヘンプ」 軽く頷いて、ヘンプは笑った。 「わかった。任せておけ。あのバカ兄弟を連れて戻るからな」
何しろ、いままで服装などどうでもよかった(白衣着たりするので)ので、今の立場はお客さんにお茶入れたりという接客などもするということで、上はブラウスシャツにジャケット類、下はノージーパンという具合。妹や母から借りてる状態。 四人はミレンディへ向かっていた。 「ねえ、まだ見つからないの?」 アプリが話しかけるがアセテイトは返事しなかった。 「ねえ」 「嬢ちゃん、もう聞くな。見つかったらすぐにでも言うさ。アイツだってイライラしてる」 ヘンプはそっと耳打ちした。アプリも口を閉じた。 「今は無事なことを祈りましょう。きっと、お兄さんが助けているわ」 「そうだよね。そうよね」 「見つけた!」 突然、アセテイトが叫んだ。 「ただし、条件がある。私はここに残らなければならない」
あのー、すんません。HPに三月中に更新するとか書いたけれど、無理でした。 「ここで魔力を抽出するよ」 ブロードは頭がくらくらしてきた。 「抽出? 俺はそんなことされたら......」 「死なせないよ。大事なサンプルだもの。ちょうど良い事に君は妖精に宿られているから死ぬ事もない」 「......ちょっと違うけれどね」 「? まあ、いいや。痛くないし苦しくもないから安心して」
草うららか
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