気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
元職場の人たちとお食事に行ったのですけど、聞けば聞くほどアノ職場っておかしかったんだな、と思いました。
今月から異動して仕事場移ったんですが、どうも人足りずのところがあるらしく来月からそこへ異動となります。 アプリは買い物へ出かけた。 彼女はいつも月に一度、買い物をしている。もちろん生活のためでなく自分のための買い物。自分が欲しいと思うものを購入する。 欲張りではあるが、自分の買い物となると慎重になりすぎて結局買わなかったという結果が多い。しかし、お菓子などは別だった。露店に並ぶクッキーやキャンディを見つけては少しずつ買って行く。 「あら、かわいい」 目に留まったのはアクセサリーを売ってる露店だった。貝殻や木、動物の骨などで作られたアクセサリーを売っている。 「いらっしゃい、嬢ちゃん。よかったら付けてみてもいいぜ」 日焼けした中年の男が声をかける。 「高いの?」 「いんや、所詮民芸品の土産もんさ。商人がジョウロフェンツァに戻る時にかみさんに買って行くもんの一つだよ」 「ふーん」 「コレなんかどうだろう? 嬢ちゃん」 男は青い塗料で塗った木の腕輪を渡した。 「お守りがわりだ。実際効き目があるらしいからな」 「そう......」 彼女にしては珍しく、衝動買いしてしまった。男の言う通り、安いものだったが、例え安くても一度は躊躇していた。 「ま、いいか。かわいいし」 自分に言い聞かせるように言った。
すんません。 「あの、それよりも少し眠らせてください。なんだか眠くて」 シルクはそう訴えた。 「わかったわ。目が覚めて何か欲しいときはこのベルを鳴らしてね」 ベッド脇に小さな鈴を一つ置いた。 「ありがとう、アプリさん」 シルクはややするとすうすうと眠り始めた。ブロードたちはそっと部屋を出る。そして、一階へ降りた。 「さてと、俺はそろそろ休むから、二人は適当に過ごしてくれ」 「そうだね。ありがと、レイヨン」 「いいってことよ」 レイヨンは自宅へ帰って行く。宿は鍵を掛けずに出て行く。二人がいるためとほとんどは妖精たちが守ってくれるからだ。それでも、金だけはまとめて金庫へ入れて行く。 「適当に過ごすって、どうしよう」 「大丈夫。アプリさんは買い物でもしておいでよ。サンディアは少し治安が悪いけれど、昼間は人通りも多いから。ここはいろんなものが集まるから美味しいお菓子とかも多いよ」 「ホント? 行ってもいい?」 「もちろん。アプリさんなら、まあ大丈夫だろうし」 「じゃあ、シルクさんが起きるころには戻るから」 そういってアプリは店から元気よく出て行った。
一晩寝たら調子は良くなりました。
ただの屍になりそうです。というのは冗談で、調子が悪くて吐き気がするのでもう寝ます。
基本、絵本は好きです。
が、どれだけ過ごしやすいか!
暑くは無いのですが、汗かくので連日シャワーですよ。
昨日、地元でDS持ち歩いていたら、呼び込み成功しました。
絶妙バーガーいただきました。 妖魔が離れてまもなく、彼女は目を覚ました。 「ここは?」 「あ、気づいた? 良かった。私、アプリ。あなたは? ここはね、レイヨンさんのお店なの。あなた、店の前で倒れていて......大丈夫、あなたに憑いていた妖魔はブロード君......私の連れなのだけど......ブロード君の剣に移ったわ。で、お腹空いてる? 調子はどお? 何か欲しいものはある? あ、そうだ。安心してね、あなたを助けたいのよ......」 「あの......」 その時、ノックがされてドア越しにブロードが話しかけた。 「アプリさん、入るよ?」 「あ、うん。どうぞ」 「もしかして、質問攻めにしてなかった?」 ブロードも身の覚えがある。只でさえ混乱している中、アプリは容赦なく質問を浴びせた。 「ごめんなさい」 「いいの。助けてくれて、ありがとう」 彼女はか細い声で言った。 「まずは名前、教えてもらっていい? やっぱり呼び名がないと不便だわ」 「シルク......シルク=ホリエステ」 彼女は、やっぱり細い声で言った。 「ホリエステ......って、魔法騎士団の?」 「ごめんなさい、よく覚えていないの。妖魔に取り憑かれてから多分、長いみたいで......」 「いいよ、慌てなくても。大丈夫、ブロード君がなんとかしてくれるわ」 アプリが励ます。 「いや、アプリさん?」 「だって、ブロード君、シルクさんの家のこと知っているみたいじゃない?」 「話だけは聞いた事があるだけだよ」
ちょいどころでないかもしれない。 「俺に宿るのはやめといた方がいいよ」 「......あっ!」 妖魔が驚いた。ブロードが人差し指を立てて妖魔の口に当てる。これが妖精類いに通じるのかどうかわからないが、妖魔はそれ以上口にしなかった。 「じゃあ、何に宿ったらいいかしら? そのお嬢ちゃんの剣でもいいかな?」 「私の剣に?」 「そう、私が宿れば切れ味が良くなるわよ」 アプリが一瞬迷ったが、「この剣は十分切れ味がいいわ」と言った。 「そうしたら......」 「じゃあ、俺の剣に」 ブロードが腰に収めていた剣を差し出した。護身用のショートソードだった。 「まあ、ちょっと短いけれどいいわ。剣には変わりないし。さて、ご主人様、私に名前をくださいな」 妖魔がねだる。 「前のマスターから貰わなかったの?」 「そうなの。必要ないからとか言って」 「そうか、じゃあ......ジルクヴェス」 「ジルクヴェス.......ジルクヴェスね。ありがとう」 妖魔は満足げな顔で消えていった。
ので、始めます。 黒い渦にブロードは手を突っ込んだ。 「ちょっと話だけでも聞いてくれない?」 のんきな口調でそうのたまった。 「信じられない! 人間のクセに私を掴むなんて」 渦はだんだん人形になり、小柄な少女の姿になった。渦は黒かったのにその姿は白のドレス姿だった。 「やあ、会えて嬉しいよ。俺はブロード」 「知ってるわ。あなた、宿に来た事あるもの。妖精宿しているなんて気づかなかったわ。どういう手を使ったの? 妖魔にも分からないようにしているなんて」 「まあ、それはともかく。どうしてこの人に憑いているんだ?」 「マスターの命令よ」 「じゃあ、そのマスターとやらを裏切って俺のところに来ない?」 妖魔は戸惑ったような顔をする。妖精類は基本、いい加減だった。一部の人間に懐く事もあれば突然いなくなることもある。 「そうねえ、マスター滅多に来ないし、シルクは自力で振りほどいちゃったし、いいわ。ブロードだっけ? あなたに宿るわ」
居酒屋(個室っぽい部屋)にて、オタク会話で盛り上がりました。
つまるところ、仕事後に更新できないってことです。つまるところ、飲みに行きます。つまるところ、午前様する予定です。
はい、ガングロ妖精サンディちゃんです。
やりたい事が一日で収まらないです。
「アレやっとく」「アレして」「アレ何処いったっけ?」 「じゃあ、やってみるよ」 ブロードは女が寝ているベッドの脇の椅子に座った。その後ろでアプリとレイヨンはじっと見守っている。 「出て来いっ! 妖魔!」 ブロードが叫んだ。 「……」 「……」 「……」 何も起こらなかった。 「ブロード君、今のただ叫んだだけじゃないの?」 アプリが疑いの目でブロードを見る。 「適当な言葉が思いつかなかったんだ。出てきてください、の方が良かったかな」 「何か、こう、呪文みたいのはのはないの?」 「ないよ」 「……そう。どうも、ブロード君って魔法使いっていう感じがしないわ」 「だから、魔法使いっていうほどのものじゃないって。魔力も薄れたしまったのに、魔法なんか使えるわけない」 「……おい、ブロード」 レイヨンが後ろを振り向いた。そして、指を指す。指先の方に何か黒い渦が宙に浮いていた。 「もしかして、これが妖魔か?」
始めます。 「追い出すって、どうやるんだよ?」 「まあ、やるだけやってみるさ」 「それって、特に方法がないってこと?」 「うん、そんなところ。まずは二階に運ぼう。いいんだろ?」 「ああ、まあ、こんなのいつものこった。ブロード、お前とは長い付き合いだが、つくづく厄介ごとをしょってくるな」 「レイヨンにはいつも感謝しているよ」 レイヨンとブロードで彼女を二階の部屋に運ぶ。レイヨンの二階には部屋が八室あり、全て一人部屋。その内の一部屋はブロードの部屋と固定されている。レイヨンの言う通り、泊まり客などほとんどいないのでブロードが私室化しても問題はない。ちなみにレイヨンの家は離れにある。
ドラクエで、「ツンデレ」という台詞が出てくるとは!
でも、サービス満点なマンタリテ。
ドラクエ〜!!
なんで始めます。 「なんでまた、それがここに来るんだ?」 「知らないよ。でも、だいぶ弱っている」 ブロードが彼女の顔を覗き込む。弱々しい呼吸をしていた。 「ケガはないようだけど、なんだろ? 何かに体力を奪われている」 ブロードがカウンターに掛かった剣を眺めた。 「妖精たちがざわめいている」 「何? 妖精が? どうしてそんなことが分かるの?」 「憑いている妖精がそう言っている。彼女には妖魔が憑いているって」 「妖魔って?」 「広い意味では妖精と同じさ。妖魔さえ出て行けばこの人も目を覚ますかもしれない」
なんで始まります。 「こりゃ、またべっぴんな」 レイヨンが呟いた。その言葉に、厄介ごとが起こりそうだと含んでいる。 「おい、ブロード。手伝ってくれ。二階まで運ぶ」 「ああ」 栗色の髪、病的に青白い肌の女の顔をブロードは眺める。 「ああっ!」 「どうした? そんな声出して」 「この人......宿屋の女将さんだ」 「女将さんだと?」 どう見てもまだ若い女性だった。同業者ながらレイヨンは思う。宿を切り盛りしていくには彼女に出来るだろうか? 「どこの宿屋だよ?」 「......エサンの森の奥の」 「ああ? じゃあ」 「多分、俺を川に流した人だよ」
って、そんな生易しいものでなく、号泣というよりは涙で洪水作るのび太並ですよ。 「で、一週間と少し経った今、お前がいるのは奇蹟に近い」 「......」 「やけにあっさりなのね。でもわかったわ。今度はそのエサンの森へいけばいいのね」 「行くなっつーの! 無理だ」 「大丈夫よ。宿があっても入らないわ」 「それでもダメだ。嬢ちゃんの家族が心配するだろ」 レイヨンがそういい、ブロードは頷いた。 「そうだよ、ナイロさんも心配する」 「大丈夫よ。それよりも......」 ガタン。 扉のほうから音が聞こえた。 「なんだ?」 「外から聞こえたけれど」 レイヨンは声をかけたが、返事はなかった。ブロードは扉を開けてみる。そこには、女が一人倒れていた。
毎年のように書きますが、地元の風習で七夕には夕方、子供たちが近所を回ってお菓子を貰います。
昨日の続き 「最近、エサンの森に行った人が帰って来ないんだって?」 他に客のいない閉店後、ブロードはレイヨンに向かって言った。 「そうらしいな。まあ、エサンは妖精主の森の一部だ。大方妖精に食われたんだろ?」 「でもエサンは重要な通り道だから、人間との契約で妖精は手を出さないよ」 「相手は妖精だぜ?」 「妖精だからこそ、そんなことがないんだよ」 「行くなよ、ブロード」 「行ってみる価値はあると思うね」 「もし、仮にその原因が人間にあるとしてもだ、絶対にお前が探しているモンじゃねー」 「でも、ゼロに近い確率でも確かめたいね。万が一ってことはあるんだ」 「万が一もねーよ。大体お前は無謀過ぎる。いくら妖精が憑いているからって......」 「だから、大丈夫だよ」 「知らねーぞ、俺は。行方不明になったってわかんねーからな」 「一ヶ月経っても戻って来なかったら、そう思ってくれてもいいよ」
いや、もう、結構な買い物をしました。
話は遡ります。 一週間と少し前。 ブロードは久しぶりにレイヨンの店に立ち寄った。いつものようにカウンターに座り、レイヨンに声をかけた。 「ずいぶん顔見せ無かったな、ブロード」 「ちょっと島々を巡っていてね」 「へえ、いいじゃねーか。土産は?」 「これといったものはなかったな。でも土産はある。メイで作られた酒だって。同じメイで作る酒でもここのもととはちょっと違う......と思う」 「下戸だもんな」 「一口も試せなかった」 瓶を渡すとレイヨンは早速グラスに少し注いだ。少しの間口に含む。 「こりゃ、辛口だな。いける。サンキュー、ちょうど我侭なヤツがいるんだ。これ出してみるわ」 「役に立つならよかったよ」 ブロードはレイヨンから夕食をもらって一人食事をしていた。こうしているだけでいろいろな噂や情報が飛び交っているのが耳に入ってくる。
金曜ロードショー 「まあ、それはそれで楽なんだよ」 てきぱきとブロードの前に朝食を並べる。彼はそれをぽつぽつと食べ始める。 「で、だ。ブロード。お前さん、思い出したか?」 「いや」 「やっぱりな。お前は一週間と少し前にここを出たんだ。行くなって俺は言ったのによ。お前は大丈夫だからって聞かなかった」 「何が大丈夫だったんだろ?」 「お前の都合良過ぎる記憶力をどうにかしてやりてえ!」 「とにかくさ、レイヨン、頼むから教えてくれ」 レイヨンは呆れた。だがこのままではブロード不憫だったので話し始める。
うちの母が円山行って、またホッキョクグマの子供たち見て来たよ。
と言うほど、寒い。
草うららか
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