気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
昔、深夜列車を予約した時、女性専用車両があるにもかかわらず(値段もかからなかったはず)、そっちを進めてくれなかった。一人で乗るにもかかわらず。後にアンケート用紙にその旨を書いたら、電話来て謝罪してくれた。
まさにちりも積もればなんとやら。 そして、様々なことで一瞬で消える。 チケットは五日後に出航する船のものだった。 「五日後ということは、それまでここに滞在するってことだね」 と、ベグゼッド。 「ああ、せっかく来たんだし観光も含んでいるんだ」 「そうだよね」 「案内頼むよ」 「でも、俺......」 滅多に外出する事が出来ない彼に、国の案内など出来るはずがなかった。 「グオンに頼む」 国王がすかさず言う。 「ベグゼッドも一緒に行くといい」 「もちろんです」
意味はない。(たまのヒット曲だねー) 東西南北の島と中央の島ビアソーイダ、これら四つの国は仲が良かった。だが、北の島は十年ほど前から、東はここ数年音沙汰がない。逆にビアソーイダは長男を西の島コンファイア王に養子として送った。これに他意はなく、コンファイア王夫妻には子が授からなかっただけである。さすがに長男が養子として出されるとは思っていなかったが。フォーランズ王とビアソーイダ王は旧友の仲であるが、多忙のために滅多に国同士のやりとりはなかった。 「もっと早いうちに顔合わせてやりたかった」 国王は後悔していた。 「でもありがとう、父上。俺、今、すっごく楽しい」 「それはよかった」 ベグゼッドの言葉に、国王は表情を崩した。
今週の一言(まともに):ジョジョをパロりながらジブリをパロるなんて。さりげにお妙と神楽の入浴シーン入れてるあたり先生にとって大サービスなんじゃないかと。つーか、サービス大すぎ(笑)。 「ああ、そりゃ、嗜好が変わって来たってやつだよ。うちの親父もビールが飲めるようになったら大人の証拠だってよく言うんだ」 「......ビールって何?」 「酒の種類だよ」 「ワインとかと違うの?」 「まあ、ビアソーイダしか作ってないからな。国内でしか出回らないし。でも、名物なんだぜ」 「ふーん」 後でグオンに詳しい事を聞いてみようと思った。この席にグオンはいない。普段は一緒に食事をするのだが、こういった祝いの席には必ずと言っていいほど出なかった。自分は晴れの日には向かないと言って。 昼にもらったチケットを思い出す。 「もしかして、あと一枚って、カシスの?」 国王が頷いた。 「そうだ。どうせなら、子供同士の友好も深めんとな」
友人から写真を撮る事を頼まれました。(外国の歴史的建造物を。北海道は外国です・嘘)
だけ霜が降り、凍り付く。サイドは大丈夫なのに。 誕生日と来客ということで、テーブルには豪勢な料理が並んだ。どれも開国記念日などでしか食べられないものや誕生日でないと食べられないものだった。 それだけ普段は質素に暮らしている。それが王族だった。 「これ、何?」 カシスが物珍しげに一つ手に取った。パンのようなものだった。 「それは俺の好物だったんだ。今はこっちの方が好きだけど」 と、ベグゼッド。普段も食べているものだったが、小さい頃好きで料理長にせがんで作ってもらっていたものだった。以後、誕生日となると必ず出される。 「甘い。何入ってんだ? この黒いの?」 「豆を甘く煮て少しつぶしたものをパンにしたものだよ」 バネッタはそれを黙々と食べていた。 「今日は他の料理もあるから、小さめに作ってもらっているんだけどね」 「こっちは?」 ベグゼッドが今好きだと言ったパンを指す。 「ああ、そっちはカレーだよ。カレーパン」 手のひらよりも小さなカレーパンを一つ取って口にした。 「最近、甘い物より辛いものの方が好きなんだ」
ついにやりました。 やっちゃったなー。ホント、やっちゃったよー。 でも、欲しかったんですよ。母上に許可取るとき「アンタ、最近あんまモノ(大きい買い物)買ってないからたまにはいいんじゃない」って言われたから、買っちゃった。 コネクタも買おうかと思っとります。 「まさか、そこまでじゃないだろ?」 「本当に、さっぱりダメなんだ。一番教え上手なミカロフにも匙投げられた」 カシスはまだ笑っていた。 「それでも、それで縄とか紙くらい切れるだろ?」 それで、やっとベグゼッドは納得した。しかし、縄や紙などを切るための短刀を名工が作ってくれたとなると、少々申し訳ないと思う。 「それに、これで人の命を奪うことはしない」 カシスはそう続けた。 「当たり前だろ、それ」 この世界における絶対的な法律だった。『人は人の命を奪うことはできない』というのが、東西南北の島と中央島における共通の法律だった。 「もういいか? 食事の用意が出来ている。さっさと夕飯にしたいのだが」 バネッタが急かした。彼女が一番お腹をすかせていた。
実に下らないことを決意してから、幾日。
便せんがなかった。(あれから買ってなかった)
昨日の日記の文章を読み返したら、最後の中途半端な「さっぱり(カギかっこすら終わってない)
寒さに絶えきれず、フリースパジャマを購入した。 バネッタはその少年を連れて城に戻った。まだ気絶している警備兵を別の兵士に預ける。 「その警備兵の手当を頼む。大したケガはしていないんだよな」 「うん、打ち所が悪くなけりゃ」 などといい加減なことを少年は言った。バネッタは気にせず、少年を王に会わせた。少年は王の前でも飄々とした態度を変えなかった。 「君がピルスナーの息子か?」 「そうだけど?」 「どちらかというとシドルーの方に似たんだな」 「よくそう言われる」 「ようこそ、カシス王子。無事で良かった」 「無事につけて良かったよ」 そこへ、ベグゼッド、グオンと二人の警備兵が戻って来た。気の利いた兵が呼び戻したのである。 「戻ったか、ベグゼッド。この子がカシス王子だ」 「やあ、話は親父から聞いているよ」 ベグゼッドは戸惑いながらもカシスの前に立った。 「誕生日、おめでとう」 先の行方不明騒動でまた、忘れていた。目の前の人物が原因だった。 「コレ、プレゼントおよび初めましての贈り物」 「ナイフ?」 ナイフとしてはやや大きめの剣だった。シンプルなもので鞘に収まっている。鞘から抜くと、刀身が鈍い光りを反射させながら現れる。 「王族お抱えの鍛冶職人が作ったものなんだぜ」 作ってもらう為にいろいろ努力したなどと続ける。 「ありがとう。でも、俺、刃物ダメなんだ」 そう言って剣を鞘に納めた。 「なんで?」 「下手なんだ」 それを聞いてカシスは大笑いする。 「さっぱり
先日、鞄の中に半透明の米粒くらいの丸いものが散乱してた。 倒れた男の後ろから姿を現した。ベグゼッドと同じ歳くらいの少年だった。 「大丈夫? お姉さん」 鞘のままの剣で男を殴ったらしい。他の二人の男たちもかかって来た。 「姫さまー!」 バネッタを追いかけて来た警備兵が現れる。 「てい!」 チンピラ二人と警備兵を鞘のついたままの剣で殴り倒した。 「やるな」 「まあね」 「でも、これは違う。うちの警備兵だ」 「え? 警備兵? もしかして、フォーランズ王国の?」 少年の目が輝いた。 「お姉さん、もしかしなくても、お城の関係者?」 「そうだが?」 気絶した警備兵を担いでバネッタは言った。 「俺、これでもビアソーイダ島国の王子なんだけど、案内してくれない?」 「ああ、ちょうど良かった。お前を探していた。腹が減ってかなわない」 「え、マジで? 俺も腹が減ってさ」 「じゃあ、これを担いでくれ。もとはお前のせいだ」 「しゃーないな......」 少年は渋々警備兵を担ぎ、バネッタの後をついて行った。
本当にどうでもいいことを決意しました。
いや、もう、寒過ぎた。 バネッタは夕刻の商店街を歩き回った。仕事帰りの男たちが数人歩いている。野菜や果物を売っていた露店は肉や魚の焼き物などを売る。空腹と香ばしい匂いに負けて彼女は一つ買った。 それから商店街を抜けて、閑散とした通りに入る。さすがにここにはいないと判断して通りを抜けようとしたところへ、前を塞がられた。チンピラというものだ、と彼女は判断する。 「何用だ?」 「べっぴんさんがそんな言葉じゃ台無しだ」 「まあ、いいじゃねーか。俺たちと一杯どうだい?」 「姉ちゃん、どこの人? 旅の者か?」 バネッタは呆れて、穏便に済まそうとした。 「すまないが、先約がある」 男の間を通り抜けようとする。しかし、男三人は彼女の行く手を塞ぐ。 「それ以上、邪魔をするのであれば私も動かなければならない」 「ほう......」 男はそれ以上言葉続かず、倒れた。 「三対一なんて、卑怯じゃね?」
鹿男見ましたが、一話ということと、冒頭を見逃したことであんま意味が付いていけないんです。下宿先の家の中が暗過ぎて何を見ているのかわかりません。 警備兵三人、ベグゼッド、バネッタ、グオンでカシス王子を探しに出た。 「私は一人でいい」 バネッタが言った。 「しかし......」 「大丈夫だ」 何か言いかけた警備兵を制してバネッタはすたすたと行ってしまった。 バネッタは王女ながらも剣を振るう豪傑だった。稽古をつけている総隊長は彼女の腕に舌を巻いた。うっかりもらした言葉は「ビアソーイダの血が入っているんじゃないか?」それを彼女は笑い飛ばして「そうかもな」と返した。 ちなみにベグゼッドは教え上手な老兵も匙を投げるほど、剣術は下手だった。 「俺とグオンは、あっちを探すよ」 港の方を指す。他の警備兵も手分けをして、住民街、商店街、そして一人はバネッタのあとをおった。
百均(またしても)で買った折り紙なのですが、四センチ四方から十二センチ四方の折り紙がセットで売ってるのを知ってますか?(一センチずつ大きくなる) 「どうしますか?」 「そうだな、こちらから迎えに出るか」 「まさか、一人ってことはないですよね?」 「まさかと思うが、可能性がないわけじゃない。なんと言っても、ビアソーイダだからな」 ビアソーイダ島王国。王族たちは共通して、多兄弟で粗野で放浪癖があると言う。 「父上、ちゃんと連絡を受けてる?」 「......いや、手紙に息子をよろしくとしか書かれていない」 「......迎えに行きましょう」 とは、言うものの誰もカシス王子を知らない。 「それらしいのを探すしかないよね。俺も探すよ」 「どさくさにまぎれてとんでもないことを言うな。私も付いて行く」 とグオン。 「ならば、私も。これ以上は待てん。腹が空いてたまらん」 バネッタもまた、探しに出かけようとしていた。
友人の日記を見て、三連休に行こうか行くまいかで結局寒さに負けてしまったという話を読んだので。 夕方になっても客が見えることがなかった。 「なんと、まだ来ておらんのか?」 従者から伝えられ、国王は少し落ち着かなかった。ゆっくりとうろうろしだす。 国王が幼い時戦争があり、右足を痛めた。そのため今でも杖をついて歩いている。コツ、コツ、コツ、とゆっくりと杖をつく音がした。 「そんなに心配?」 「当たり前だ」 「一体誰が来るんです?」 「ビアソーイダ王国のカシス王子だ。お前と同じ歳でな。だから会わせたかったのだ」 同世代の子と遊ぶ機会はなかった。小さい頃はバネッタは遊んでくれたが、今では誰かと遊ぶということもしない。せいぜいたまにグオンがチェスの相手をしてくれるくらいだった。
布団につぶされそうです。 昼食を済ますと、ベグゼッドはチケットを受け取った。 「三枚?」 「まあな」 「なんで?」 「グオンの分も入っておる」 「それは、まあ予測していたけど。姉上の?」 一人では当然行かせないだろうと思っていた。だから、バネッタかグオンのどちらかが付いてくるだろうと思った。 「私はいい」 「じゃあ、父上?」 「いや、それは今晩のお楽しみだ」 「客の?」 一緒にビアソーイダに行くって一体どんな客なのだろうとベグゼッドは思う。それでもその羊皮紙で出来たチケットを手にして、見たこともない国を想像した。
手前がグラスホッパー、奥のがマティーニ。友人曰く、チェダーチーズはゴムなが......。 ブラッドトランスフュージョン(輸血)。赤いのがグレナデンシロップ。比重により綺麗に。 フローズンダイキリ。ストロー2本付き。 降谷様、お疲れさまでした。(土下座)
こんたさん、ありがとうございます。
いや、昨日の言葉の誤解はあるような。大阪府民全員が多分斬られた真似とかするわけじゃないと思うので。テレビの編集の結果なんだということで。本当のところ、どうなんですかね? ベグゼッドは自分の誕生日を忘れていた。 誕生日のお祝いは家族で食事をするのが恒例だった。料理もほんの少し豪華である。それはベグゼッドも楽しみにしていた。姉、バネッタの誕生日も同じく。そして父、国王の誕生日などは豪勢だった。 プレゼントと言うほどではないが、小遣いをもらう。年を一つ重ねていくうちに銅貨が一枚ずつ増えた。 「十五になったのだな」 「はい」 「では、こうだな」 銀貨一枚と銅貨五枚を渡された。十になった時、初めて銀貨一枚をもらった。金貨は見せてもらったことがあるだけだった。国王がしたいことは、つまるところ金の単位を知って欲しいということだろう。しかし、ベグゼッドには物価というものがわからなかった。それゆえ、こっそり町に出ては、どんなものがどのようにどのくらいで売られているのかを覗いていた。また、グオンに連れられて町に出たときなどにも。 その小遣いはほとんど貯金していた。今日のように買い食いをするのは滅多にしない。銀貨は手をつけてもいない。 「ありがとうございます」 「それと、もう一つだ」 それは予期しなかった。紙切れを渡される。ちなみに紙幣はない。 「船券?」 「そうだ、ビアソーイダ行のものだ」 「ビアソーイダ島国へ? でも」 どうして? と尋ねる前に国王は言った。 「今夜、会わせたい者がいる。だから、昼の食事会はここまでなのだが、構わないか?」 「はい?」 目の前に出されたのは、スープとパン、自家製のジャム。いわゆる、一般的な昼食だった。 「今夜は歓迎会でもあるからな、御馳走は夕食に回すことにした」 「構わないよ、全然」 国を出るのは初めてだった。その嬉しさと興奮に豪華な料理はかすんでしまった。 「お前なら、そう言うと思っておったよ」 国王は笑って一杯の葡萄酒をちびりちびり飲んだ。
大阪府民の皆様が大変面白いので、家族で馬鹿みたいに笑ってました。同じ人間なので、人並みに(もしかしたらそれ以上に)嫌なことや不幸なことがあると思うのですが、テレビに出られた方全員が、斬られた振りをしたり、面白いことを言ったりと、本当に明るく良い方々ばかりなんだろうと思いました。大阪旅行の際は刀で斬る真似をしますのでよろしくお願いします。 頭をさすりながら少年は父の待つ食堂にに向かった。絨毯こそ敷かれてはいるが、そこには四人がけの木製テーブルと椅子四脚が収まり、給仕しやすいくらいの広さの部屋だった。テーブルや椅子は質素な作りだが、そのふちには彫刻が施されている。彫り師が無償で入れたものだった。質素を家訓としているがため、高価な物がほとんどない城で、少しでも良い物を、と彫り師が気を利かせた一品だった。 その上座に国王が座り、その隣りに姉が座っていた。昼食にも関わらず、食前酒が二人の前に置かれている。 「ようやく来たな、ベグゼッド」 国王はそう言って座るように促した。席に着いて彼は尋ねる。 「これは、どういうことですか? 父上」 昼食をめったに一緒に取ることはなかった。 「今夜は来客があるんだ。だから、昼のうちに済まそうと思ってな」 「何を?」 そこで姉のバネッタが口を挟んだ。無口な彼女だが、ベグゼッドの鈍さにしびれを切らした。 「お前の誕生日だ」 すっかり忘れていた。 「おめでとう、ベグゼッド」 給仕がグラスに飲み物を注いだ。三人はグラスを軽く持ち上げて飲んだ。葡萄酒かと思ったが、ジュースだった。
『のだめカンタービレ』のスペ版。一部の方を見ました。 少年は静かに戻って来た。目に付きにくい場所から入り、何事もなかったような顔で居場所に戻る。 「どこかに行っていたのか?」 と、後ろから声を掛けられる。驚いて振り向く。 「何を言っているんだ? グオン」 「なら、いいのだが。それよりも陛下がお呼びだ。しかし、お前と来たら部屋に行ってもいない。城のあちこちを探してもいない。だから街の公園に行った」 「見ていたのか?」 「いや、お前に似た子供がいたような気がしたが、どうなんだ?」 「他人の空似じゃないのか?」 「まあ、いい。食事を一緒にしたいそうだ」 「わかった。行くからさ、頭にのせてるゲンコツ下ろしてくれない?」 「いいだろう」 グオンと呼ばれた男はそのゲンコツを思いっきり少年の頭に振り落とした。
せっかく昨日から始めたのに、この体たらくです。 後に四神諸島と呼ばれる島々があった。東西南北に大きな島があり、その真ん中に小さな島がある。それぞれの島は、人々が集まり国を成していた。 南に位置するフォーランズ王国は、厳しい法律などもあるが、穏やかで豊かな国である。城下町の露店街は人も多く賑わっているが、少し離れた公園に入るとまばらに人がいるだけだった。主婦は買い物に出ていて、男たちは働きに出ていて、子供たちは学校にいる時間帯であるということもある。 「暇だ」 少年はそう呟いた。 公園のベンチで露店街で売っていたジュースを飲みながら、ぼんやりと空を眺める。やがて、立ち上がって腕を振り上げて伸びをした。ジュースのカップをゴミかごに捨てる。 昼前までに戻らなければならない、と思っていた。 「さてと、戻るか」 少年は、急ぎ足で公園を出て行った。
行こうかと。 墓場だった。 ちょうどいいと思った。 どうせ、死ぬだろう。追っ手もそう思って諦めるだろう。 短い人生だった。いや、長かったかもしれない。 気づくのは遅かったかもしれない。 でも後悔はしない。 幸い、ここは温かい。 寒く雪深い故郷を思い出したが、すぐに薄れる。ここで眠れるのであれば、それはなんて幸せなのだろう、と思う。 「姉上、人がいる」 少年は言った。葬儀のためか、喪服姿だった。少年よりも十は年上の少女は少年の指差す方を見る。 「ああ、行き倒れだな」 男のようだった。日当りの良い墓の前でうつぶせに倒れていた。 「助けよう」 少女は少し躊躇した。少年は姉の返事を待ちきれず男に近づいた。 「待て」 「もう、やだよ。お葬式なんか」 「どこの誰なのかも分からないのに」 「そんなこと言ったら、僕は国のほとんどの人は分からない、知らない人だよ」 「わかった。じゃあ、誰か呼んで来るんだ。そうだ、トルクも参列していた。トルクを連れて来るんだ。私はここで見ているから」 少年はやっとうなずいて、少女から離れた。
近くの神社のおみくじ(百円)には七福神が入ってます。今年は寿老人でした。もう一つ、幸福おみくじはうちの親父が買って来てくれたんですが、縁起物が入っているんです。
まずは
だったです。
久々に何もしなかったという日です。
初夢というものをちゃんと覚えていることがなかったんですが、今年はところどころ覚えてました。
今年もご愛読ください!
草うららか
|MAIL
|