気まぐれ日記
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2007年04月30日(月) お疲れ様でした

 ああ、もう、自分にお疲れさまでした。

 降谷女史もお疲れさまです。一日付き合ってくださり、本当にありがとうございました。今度ぜひぜひ函館いらしてください。
 もう、アッシーしますから! 最期の地でも碧血碑でも五稜郭公園でも朝市でも山でもどこでもお連れしますよ! 

 汽車に乗っていた時間、計五時間半。ありえねー。なんでこんな遠いの? 同じ北海道だろ?
 ホント、テレビドラマのように場面が切り替わると函館から札幌になってるくらい近けりゃいい。


 今週の一言:ありえねーことがありえたー。もういい。もういい。もう死んでもいい。お腹一杯だよ。何、アレ? 悶えてみろ、コラ的なアレ。
 結局二人とも理解し合ってお互い何アレわかってんじゃねーかアレどっちも極度のツンデレで照れ屋だったの的なアレもう何言ってんのかわかんない。



2007年04月29日(日) あさひかわ

ただいま降谷さん宅です。ありえねーほど寛いでます。
遠慮しろよ、自分。

今週の一言は明日〜。


2007年04月28日(土) JRって

なんでエアコン調節下手なんだろう。
この区間だけかな・・・。 さすが、連休というべきか、結構人がいます。


2007年04月27日(金) 明日から

 ちょっくら出かけてきますので、話はお休み。
 続きは5月入ってからだよ。

 いろいろ忙しいのですまないが、ご了承願います。
 
 さて、今日は名前由来。(教えたくてうずうずしている)

 クレン=グリム→クリームクレンザー
 マレモン→ママレモン
 チャーミグ→チャーミーグリーン
 ドメス→ドメスト
 ブルレット→ブルーレット
 ファブリ→ファブリーズ
 レノーア→レノア
 キュキュ→キュキュット
 アターク→アタック
 アクロ→アクロン
 アリエ→アリエール
 バックリーン→バスクリン
 ビキ→カビキラー

 キイ・レイ→キレイキレイ

 フラワキン→フラワーキング→花王 
 
 まあ、洗剤とか入浴剤とか柔軟剤とかその辺から取ってました。


2007年04月26日(木) 勝手が分からない

 今の仕事はまだ勝手がわかりません。
 なんつーか、思うように行かないというか。綱渡り状態? 気を抜けないというか神経を伸ばしても伸ばしても足りないというか。
 なんで、がんばらねばと思います。(嫌にならない程度に。もう嫌だけど)

 問題は連休中にやらかさないようにすること......。どうか、何事もありませんように......。(神頼みかよ)




 彼女が寝ているうちに動物たちは集まった。猪が森の主に頼み、動物たちを集めチャーミグの住んでいた森に移した。
 「お早う」
 「お早うクレン」
 庭出た彼女、そこには十二の動物たちが円を作って座っていた。彼女が起きて来た事で、ドラゴン(人の王の姿をしている)が咳払いを
 「コンクが亡くなっている事は実に惜しいが代理の息子ビキが来ている。皆集まった、それではチャーミグを偲ぼうではないか」
 どこからか仕入れられた酒が皆に配られた。食べ物は果物類だけだった。酒と果物の香りが甘く漂う。
 動物たちはチャーミグとの生活を語った。チャーミグは決して彼らを人として扱わなかった。それは動物たちにとって誇らしいことだったようだ。語りは暗くなるまで行われ、円の中央にたき火をすることになる。それからも語りは続けられた。いい加減飽きた猿のビキはひとりうたた寝していた。その後、動物たちはまばらに眠り始める。
 「よかったね、マレモン」
 「ああ、よかった」
 クレンはそう言って地面に横になった。チャーミグは寂しかったのじゃないかと思ったが、それもすぐに睡魔でかき消された。
 


2007年04月25日(水) ふと気づくと

 もう週の中になってました。

 もうすぐでっせー、降谷さん!




 「皆が来るまで中で待っていよう」
 と、ドラゴン。
 「みんなが来るまでどれくらいかかるのかしら?」
 「もう着いている者がいる」
 と、羊。ドアを開けると、何かが飛び出して来た。
 「来た来た、やっと来た!」
 キュキュと名乗った鼠だった。
 「待ってた!」
 と、ビキと名乗る猿。
 「やっと来た」
 と、ザブと名乗る犬。
 「他の者もじきに来るだろう」
 と、ドラゴンは言った。
 「でも、かなり遠いところにいる動物もいたでしょ?」
 「アタークは森の主の使いだ。その辺うまくやってくれるだろう」
 と言う。
 「さ、お嬢さんはお疲れだろう。後は私たちに任せて、お嬢さんはお休みなさい」
 「奥にチャーミグが使っていた寝具がある。それを使うといい」
 彼女は思わず虎を見る。
 「クレン、大丈夫だ」
 「じゃあ、お部屋だけ借りるわね」
 彼女は他の動物たちが来るのを待っていようと思ったが、眠かったのでチャーミグの部屋に入った。動物たちには動物たちだけの積もる話があるのだろうとも思った。 
 それが、ちょっと寂しかった。


2007年04月24日(火) 非常にアレなオチ

 ここ数日で、とうとうオチを思いついてしまった。
 でも、コレは非常なオチ。
 いわゆる、「夢オチ」
 出所が夢だけに......。
 まあ、いいか。




 ドラゴン、フラワキンは合図を送りながら空を駆ける。その背に彼女と虎と羊を乗せている。
 「すごい、飛んでる」
 彼女は下を眺めた。今まで長い間かけて歩いた道が小さく短く見える。何か複雑な思いをしたが一瞬で消えた。空を飛んでいると思うと小さく思えた。
 「どんなところ?」
 「何が?」
 「チャーミグが住んでいたところって」
 「森の中だ」
 「そう、チャーミグは私たちが見つからないようなところで言葉を教えた」
 「もうじき着く」
 森の中にぽつんと空き地がある。そこに小さな小屋があった。そこに降り立つ。
 「ここが......」
 夜の森、夜の住民たち以外の声がするだけの静かな森、長い間誰も住んでない小屋。怖いくらいだった。


2007年04月23日(月) こ、殺される......

よく、「○○(雑誌名)に殺される!」と叫ぶ皆様を拝見(できるところにいく)しますが、自分、今週殺されました。
 そんなような展開になるとは思っていたけど、流れ的に「あ、コレやるかも」とか思っちゃったけど、
 やっちゃったよー!
 
 てなわけで、今週も今週の一言!

 今週の一言:ぎ、銀さん、あんたって男は......くうっ!(言い表せぬ何か)そして、万事屋で真選組! きゃはー!!(だから何、この感嘆文)
 
 




 「クレン、一体......」
 人にして、神の力を借りられるのはごくわずか。更に彼女のような恐ろしい神の力を借りられるのもごく稀なもの。更に複数となるとそれはいないに等しい。
 「マレモン、内緒ね」
 彼女の寂しそうな表情に虎はこれ以上追求しなかった。
 「もうそろそろ来る頃だ」
 羊が外に出た。すると家が消えた。それも幻術だった。
 「ほら来た」
 羊につられて空を見ると、金色の筋が見えたそれがだんだん近づいて来る。
 「人の王!」
 「フラワキンに連絡を取った。これで移動は楽だ」
 ドラゴン、フラワキンが地上に降りた。
 「久しぶり、お嬢さん」
 「今晩は」
 「そして、アリエよ。お前もずいぶん横着だな」
 「手間を省かしただけだ。さ、懐かしきチャーミグの元へ行こう」
 


2007年04月22日(日) 道内最大店舗

 何をおこがましい!
 と思ったら、「道内」でなく「道南」でした。確かに広いけどね......。無駄に広くてもな......。同じ本ばっかいろんなところに置くんじゃなくてさ......。


 いや、ホント、うちの近所に本屋ないんだ。近所でファンロード買えるくらいの本屋が欲しいです。(昔あったんだけど、あったんだけど!)
 
 結論みたいなもの:近所にコンビニとスーパーと本屋は欲しい。(堕落的)
 ドラックストアは二件もいらぬ。(笑)


2007年04月21日(土) ふっ、と笑えてしまう時

 なんか激しいギャップっていうのがすごい笑えてしまいます。




 「わかりました。さあ、アリエ」
 「めえ」
 羊は占いを始めた。
 「なになに? 『すべてと共に......』」
 「すべてと共に?」
 「......お嬢さんの勝ちだね」
 彼女は更ににっこりと笑った。
 「まさか、お嬢さんにこんな芸当出来るとは思わなかった」
 「成功するとは思わなかったわ」
 「後で私の家に来てください」
 「ええ、その時にお礼をするわ」
 なおも占いを続ける。彼女たちは買い出しのため、店に向かう。その時、すれ違ったのが昨日の中年の女性だった。同じくらいの年の男性と共に。

 買い物の後、ふたりは羊の家に向かった。
 「さあ、今夜出発する」
 「夜に?」
 もう夜になるというのに羊は言う。
 「心配ない、もう呼んでいる」
 夜になるまで彼女は宿の支払いをして、羊の家で待った。
 「ねえ、クレン」
 と、虎が暇そうに尋ねた。
 「何?」
 「さっき何をしたんだ?」
 「さっき? ああ、占いの時? 悪戯の神様を呼んだのよ」


2007年04月20日(金) 生あたたかな夜

 雨が降りそうなせいか、生あたたかかったです。
 この二、三日がすごく春陽気だったのはいいのですが、夜が生あたたかいのは逆に気味悪いような気がする。




 「退屈しない、ねえ」
 彼女はつぶやいた。
 「私も退屈しなかったわ。マレモンと一緒にいて」
 「私もだ。クレンと旅が出来て人というものが少し分かった気がする。チャーミグはつくづく世捨て人だったのだ、と思う」
 「確かにチャーミグは世捨て人だ。旅は退屈ではないだろう。しかし、この村を出ずとも私は退屈してない」
 「そう。じゃあいいわ。ひとり欠席ね」
 「仕方がない」
 彼女は村へ戻ろうとする。虎もその後を付いて行く。羊は何も言わず言えの中に入って行った。
 
 次の日、彼女と虎はまた羊が占いをしている。
 「占ってくれるかしら?」
 と、彼女は男に言った。
 「ええ、並んでいてください」
 羊の幻術によって生み出されている男は、実に人らしく振る舞っていた。羊がイメージする人がそこにいるように動く。物を受け取ったり出来るのも、羊の術の賜物である。
 順番が巡り、彼女の番となった。
 「何を占って欲しい?」
 「私の行く先を」
 彼女はにっこりと笑った。


2007年04月19日(木) とりあえず

 一時的に終了。

 でも、残る発注も休み入る前にやらねば。
 今日はとりあえず、お休み、一休み。




 村のはずれの一軒家の前で男は立ち止まった。すると、みるみる姿が薄れて消えてしまった。
 「幻術?」
 「その通り」
 羊が言った。
 「久しいな、マレモン」
 「会った事はないが......」
 「何を言う、マレモン。お前がまだ猫のような子供の時に会った」
 「覚えてない」
 「チャーミグが亡くなったそうだな」
 「ああ、それを伝えに来た」
 「語らずともわかる。私は行かない」
  羊はきっぱりと言った。
 「なんだと?」
 「どうして?」
 「面倒だ」
 羊は更にきっぱりと言った。
 「はっきり言えば私はこの村に満足している。子供騙しのような占いで食料にありつける。噂でこの村にやって来る人もいる。毎日に飽きがない」


2007年04月18日(水) 引き続き

 お仕事です。
 それでも、昨日気張ったお陰か、だいぶこなしたんだけど......ミスってないか、心配なんですよ。ホント、勘弁して〜!
 結局、楽な仕事なんかないんですな......。




 羊の占い師はすぐに見つかった。何しろ羊が一緒なので、目立つ。そして、幾人かの客がその周りを囲っているからだ。
 「次の方、どうぞ」
 付き人の男は言う。中年の女性が羊の前に立った。
 「夫の帰りを待ち続けて三年になります。いっそ、探した方が良いのでしょうか?」
 「分かりました。羊の言葉を聞いてみましょう。さ、アリエ」
 「めえ」
 男は箱を差し出した。少し降って羊の口元に寄せる。羊は口を箱の中につっこみ、その中の紙を一枚取り出す。
 「ふむ、『今まで通り』だそうだ。今まで通り待ちなさい」
 「ありがとうございます」
 依頼人は、果物を一つ置いて帰って行った。
 「さて、次の方は......」
 男が言いかけて羊は男の袖を引いた。
 「めえ」
 「そうかそうか。今日はお開きだそうだ。明日また」
 男は立ち上がると、羊を連れて帰って行った。
 「そうそう、そこのお嬢さんと虎さん、話があるそうです。付いて来てください」


2007年04月17日(火) 仕事のせいで

 なんて言ってこの日記休みたくないんだけど。
 いや、ほんとに。この話もうどうでもいいから終わらせたいんだけど。

 間に合わんのよ、しごとが。

 もう、なんかGWなんかなくていいんだけど。
 正月と盆もいらん? と聞かれたら「いらん」と答えたい。


 いや、こんなんでも楽しみでくださってる皆さんには申し訳ないんですが、すんません。


2007年04月16日(月) 覚えてない

 なんか、前にメモったものがあるんです。最近の事なんですが、
 『4/2』→『4/●』
 な、何がー!

 今週の一言:周り敵だらけ。銀さんがどう動くのか? 土方の呪いは解けるのか? 銀魂は元のギャグに軌道修正できるのか? 続きが気になる〜!




 その村は、村にしては大きい村だった。だが、街ほどにぎやかではなかった。
 「後、羊ね。羊の名前分かる?」
 「アリエだ。変わった奴でな」
 「今まで会って来ているけど、皆変わってるわ」
 「ああ、あいつはまた別な変わり方をしている」
 村で唯一一件だけの宿を取る。
 「あんたも噂を聞きつけて来たのかい?」
 と、宿の主人に聞かれた。
 「噂?」
 「知らないで来たのか。じゃあ、占ってもらうといい。ここには有名な羊がいるんだ」
 「ご都合主義も、いいところね」
 「何か言ったか?」
 「いえ、何も。で、その羊、しゃべるんですね」
 「いや、占いをするだけだ」
 彼女は少し表情を崩す。
 「どうやって?」
 「付き添った奴が、箱にいろんな言葉が書かれている札を入れて、それを羊に引かせるんだ。それが、また的中するんだよ」
 「ふーん」
 宿に荷物を置き、村の様子を見て回る。いつものように美味しい物がないか、ということと、例の羊に会いに行く事にした。
 「まさに、アリエだ」
 と、その道中に虎が言った。
 「でも、話さないって」
 「アリエは占いが得意だ」
 「......そう」
 「それ以上に変わり者だがな」
 「そうなんだ」
 少し、アリエと呼ばれる羊に興味を持った。是非、占ってもらいたいと彼女は思う。 
  


2007年04月15日(日) そろそろ

 名前の由来を公開しようかと。

 別に大したもんじゃないのですけど。
 いや、ほんとに。

 それでは!



 と、思ったけど、出て来る予定の羊がまだ出て来てないので、今度。

 ヒント:ドラゴンの名前、フラワキンは『フラワーキング』からきてます。


 って、これ、ヒントなってんのかな?
 


2007年04月14日(土) 北海道の人は

 下ネタが好きなんだとか?
 ......立ち読みした本に書いてあったことなんだけど、北海道の確信をつく話ばかり載ってました。
 コレ、どうなんだろ? どうなんだろ?




 「見つかるかな?」
 「いずれ、見つかるといいわね」
 「ここにいても見つかりそうにもないな」
 「でも、あなたはこの山の神様でしょ? あなたがここから離れたら山が死んでしまう」
 「そんなやわな山じゃないさ。俺がいたんだぜ?」
 山の神は笑った。そして、消えた。庵も消えた。商業隊と彼女と虎、それだけだった。

 村に一泊して商業隊とともに彼女と虎は山を越えた。
 「それにしても、あんたの指示がなかったらあたしたち皆山の神に殺されていたかもね」
 キイ・レイが言う。
 「ありがとう。あんたのお陰で助かったよ」
 娘は改めて礼を言った。
 「私は何もしてないわ」
 「いや、あんたは本当、神との交渉人だよ」
 「そうね、私の娘も無事に返してもらって助かりました」
 「私は、本当に当たり前の事をしただけなの」
 娘は何かを悟った。それでも、もう一度彼女に礼を言った。
 「あんたにとって当たり前でも、あたしたちには出来ない事なんだから。あんたのお陰で皆助かったんだ、ありがとう」
 しばらく商業隊の馬車に乗せてもらい、村に着いたところでおろしてもらった。
 「お代はいらねェよ。姉ちゃんたちのお陰で助かったからな」
 「あの、乗せていただいてありがとうございました」
 「いやいや、礼を言うのは俺たちだよ」
 商業隊と別れる。
 彼女と虎は、村に入って行った。


2007年04月13日(金) 微妙に寒い?

 つつじ(エゾツツジだっけか?)も咲いて、春が来た(誰か、お前の頭に春が来てるんだよと突っ込んでください)と浮かれてますが、微妙に寒いかもしれない。八度? そんなもんなの?




 彼女は更に続ける。
 「小さな子供には親が必要なのよ。その子が泣いたらなだめる事が出来るかしら?」
 「私は知ってる。子供の相手は大変なんだ」
 山の神が選んだ娘がぐずり始めた。木の実などで機嫌を取っていたが、そろそろ親が恋しくなったようだった。
 「おかあさーん!」
 娘は駆け出して山の神からは離れ母親の足に絡み付いた。山の神は娘を母親から引きはがしたが、娘は泣き暴れた。腕が顔に当たり、足が腹を蹴った。何より、叫び声が酷かった。とうとう神は子供を放した。
 「ひどい声だ」
 「どうして一番小さい子を嫁に?」
 「一番長くいられると思ったんだ」
 彼女は、山の神と言えども、人と変わらず見た目通りなのかもしれないと思った。
 「やっぱり、人を嫁にするのは諦めた方がいいのか?」
 「時間なんか、関係ないわ。あなたが一緒にいたいと思った人、そして、あなたと一緒にいたい人と過ごせばいいことよ」
 


2007年04月12日(木) ほんとはね

 もうね、どうでもいいんだよ。
 もうね、どうでもいいんだ。虎も彼女もどうでも。(戻ってこい!)
 
 すいません。がんばりすぎない程度にがんばります。
 ああ、なんか田中学院あたりが書きたい。なんか自分の中ではどう書いても許される的なアレが。もう何でもアリ的なのが......。楽だし。




 「チャーミグの弟子ならば、邪見に出来ないではないか」
 神は腕を振り上げた。庵の扉が開き、商業隊が飛び出した。馬と馬車が周りを埋める。
 「そ、外だ!」
 「ようやく出れたのか」
 馬車から商人たちが顔を出す。
 「ああ、戻って来れた」
 キイ・レイだった。
 「あ、マレモン」
 彼女も顔をのぞかせる。
 「ありがとう。山の神と交渉してくれたのね」
 「チャーミグの名前を出したんだ」
 「おじいさんの?」
 「クレン、無事か?」
 「ええ」
 「クレンのお陰だ。皆、下手な事しなかった」
 彼女は、山の神は人の娘の嫁が欲しいだけなので落ち着くように言った。山の神は娘の中でも一番若い娘を選んだ。娘の母親は心配し、嫌がったがそれでも彼女は逆らわないように言い聞かせた。温厚でも神とつくものは、恐ろしいものである、と。
 「山の神様、人の娘。それも一番若い娘はどう思いますか?」
 馬車から降りた彼女は神に尋ねる。
 「かわいいよ」
 「だけど、すぐに成長してしまいます。人はあなた方神とは時間が違いますもの」
 「それは承知だ」
 「でも、この子はまだ幼すぎます」


2007年04月11日(水) 私はどこへ行こうとしているのか?

 突然わいたフレーズ。
 どうでもいいかもしんない。
 
 でも、どこかに行きたい。

 そうさ、北海道人は冷たいけど人に優しくされたい身勝手な人種さ。皆、北海道で運転する時は注意だよ、ほとんどの車は道譲らないから!
 自分大好き沖縄人は以外に観光客に冷たい人種らしいですよ。




 虎は山の神の庵を目の前にしている。
 「虎か。珍しいな」
 神は庵の中から言った。
 「山の神は人を嫁にとるのか?」
 「ああ、そうさ」
 庵の扉が開いた。中からは髪が伸びたぼさぼさ頭の少年が出て来た。
 「人の娘はかわいいからな。ほら、この娘なんかが俺のお気に入りなんだけど」
 庵から小さな少女が顔をのぞかせた。
 「あ、虎......」
 見ると、商業隊が連れていた子供たちの一人だった。山の神が木の実を渡すと娘はそれを喜んで口に入れた。
 「他の人たちはどうなったんだ?」
 「庵に閉じ込めているよ」
 悪びれた様子もなく神は言った。
 「出来れば返してもらいたい」
 「出せばこの娘を返せとうるさいだろ? やだね」
 「それでは困る。中には私の旅の仲間がいるのだ」
 「へえ、人しかいなかったけど」
 「私の仲間は人だ」
 「面白い虎だ。さきほどから気になっていたが、人の言葉を操っている。誰に教わった?」
 「チャーミグだ」
 沈黙。
 山の神は笑いもしなければ怒りもしない。ただ、黙っていた。
 「チャーミグは元気か?」
 「亡くなった」
 「そうか、人として過ごしたのか。それにしても、物好きは変わらなかったか」
 山の神が笑い出した。

 


2007年04月10日(火) 春休みスペシャル

 って、一昨日の夜のことなんですが。
 更に、もう春休み終わってるところ多いと思うんですが。

 「あらしのよるに」がやっていたので見たんですよ。どう見ても、恋人同士の話なんですが、ロミオをジュリエット的なアレなんですが。
 母が一言:やっぱりアニメは声優がやった方がうまい。
 
 ごもっともです。


 発注せねば、いかんとです。(あんた、どこの人よ)

 GWなために物を発注せねばならんのよ。来週までに三週間分くらい......。


2007年04月09日(月) とりあえず追記

 とりあえず、投票権は有効に活用しました。
 それにしても、8時の時点で『投票確実』って、どうよ?


 今週の一言(で済まない。少なからずネタバレするんでお楽しみの方はこっから先見ない方がためです)

 


 

 山崎ィー!!!!!

 まさか、これがギャグで終わらないとは、誰も思わなかったのかもしれない。(始まりがあれだし、ギャグだし。もう土方が呪われてヘタレオタクになるのってギャグだから)
 冒頭まではギャグで済んでたのに。
もうね、ちょっと魂が帰って来た土方さんがほんと辛そうで可哀想だったよ。今更ながら事態の大きさに気づきました。(そーゆーところが銀魂の怖いところだと)
 


2007年04月08日(日) あっはっはー

 今日は忠犬ハチ公の日なんだそうです。

 そんな日に誕生日なんて、とてもめでたいです。(私の頭が)
 
 そんな日なのに、ブラ買ってもらいました。下着売り場のお姉さんにアドもらいながらすると、胸が大きくなった気になります。
 前もここで書きましたが、どうも胸の直径でABCが決まるようで......。Dでも行けると言われた時にはちょっと焦りましたよ。(じっさい見てもそこまでボリュームある胸はしてない。あしからず)
 そういうわけで、一度はワコ○ルの店員さんのアドを受けてブラを選んではどうでしょうか? きっとあなたのためになるはず......。
 
 友人からめでたいメールもらいましたよー。
 あとね、あとね、銀魂キャラに誕生日祝ってもらいましたよ。(あのゲームで)
 なんで今のゲーム機って自分の誕生日とかっていれるんだろう? 更にそれを読み取ってそういう機能をつけれるソフト。無駄にすごいよねー。(あと、かわしま教授にも祝ってもらった。どうぶつの森は伯母の誕生日で入れていた)


2007年04月07日(土) タイヤ交換

 午前中はお天気も良く、タイヤ交換しました。
 伯父に頼んで。(ここポイント)
 
 わっちの車は簡単に終了。が、母上の車、錆び付いちゃってタイヤ外れないときたもんだ。しょうがないので、伯父上に連れられスタンドへ。そしたら、タイヤ下に木片挟めてそこに大金槌でばいーんと。ああやって外すんだ......。(思えば、母の冬タイヤ、はきつぶそうとして一年半ほど交換してなかった。結局まだ使えるじゃんということで)




 「山の神は人の娘を嫁にするんだ。商業隊ごともっていっちまったんだよ」
 「どこの昔話なんだ」
 「山の神に昔も今もない。山の神が嫁を探している以上、ここを通った人の娘、それもかわいい子は連れて行かれちまうんだ」
 「やれやれ、その山の神とやらのところ、分かるか?」
 「場所までなら」
 「教えてくれ」
 「山の神に逆らうのか?」
 「行って話をするだけだ」
 「僕は行かない」
 「ついてこなくていい。どこへ行けばいいのか、教えてくれ」
 兎は山の神の居場所を教えた。そして、虎を見送った。虎は山の神がいるという、霧がかる山の頂上を目指した。

 頂上付近には村がある。まだ薄く霧が残るその村に虎は立ち寄った。
 「これは、旅の虎さんかい?」
 虎に特に驚きもせず、村人はそう挨拶をした。
 「山の神に会いたいのだが......どこに行けば会える?」
 「ああ、それならもう少し登ったところに神の家があるよ」
 「今朝からご機嫌でね。きっとすぐにでも相談に乗ってくれるよ」
 「相談?」
 「ああ、山の神さまは気のいい神様でね」
 「わしらはそれで助けられて暮らしているんだ」
 虎はふとわかった気がした。
 「わかった。行ってみる」
 虎は村人の言う神の家に向かう。
 

 


2007年04月06日(金) いや、ホント飽きてしまって

 続きが思いつかない次第です。
 今度から無理して書かないかな?(いつものことだよ)




 辺りは白。姿も声もない。
 虎は戸惑っていた。ぐるぐると歩き回った。
 「虎の匂いがする!」
 誰かが言った。
 「逃げなきゃ逃げなきゃ!」
 聞き覚えがあった。あの兎だ。二度、虎の前に現れ二度逃げて行った兎。
 「待て! 兎! 私はチャーミグの弟子マレモンだ!」
 「虎......チャーミグ......マレモン?」
 「そうだ。兎、お前の名前は確か、バックリーン、そう聞いている」
 「そう、僕、バックリーン。チャーミグ爺の弟子なんだ」
 「だから、逃げる必要ない。チャーミグが亡くなったんだ。それをお前に伝えたいだけだ。そして、皆で一緒に葬儀をするんだ」
 「葬儀? そりゃいい!」
 「ところで、バックリーン。お前は商業隊がどこに行ったのか、知ってるか?」
 「ああ、知ってる知ってる。山の神だよ。山の神が嫁探しだ」
 「嫁探し?」
 


2007年04月05日(木) たくさんの......

 なんだか思うように物が探せません。
 それでネット時間費やし、余計に疲れます。


 金がなく(実際、おろすほど真剣じゃない)、なんとか会の年会費が払えません。(めんどい)
 そのまま止めたいくらいなんですが、多分勝手に冊子送って来るだろうから、払わなけりゃならないんです。(くっそー)
 向こうにしたら、「振込? いつでもいいですよ」みたいなカンジなんだろうな。(そんで、期限ギリギリ振込用紙送って来る)がめつい連中です。
 もう、どうでもいい会なんですが......送ってくる冊子、さっぱり読んでないんですが。
 せめて、給料日近い日に振込用紙送って欲しいんですが。(つーか、うちの家族が黙秘主義のため、来てるのかどうか分からない)
 
 皆、太るもやせるも自分次第だよ。(笑)

 チンチコーレは七曜会。(PSP版やりたい)
 


2007年04月04日(水) たまには

 新キャラのキイ・レイは、「キイ」も「レイ」名前です。ミドルネームだと思っても良いです。続けて「キイレイ」でも構いません。そんなのたまにあっても良いのでは、と。これもある物の名前をもじってます。




 その夜、彼女は娘と一緒の馬車で眠った。すっかり意気投合して仲良くなった。他の女たちや、子供もそこで眠っていたが娘としばらくたわいのない話をしていた。
 「へえ、お父さんの敵討ちに?」
 「ええ、表向きはね」
 「アンタ、若いくせにいろいろあるんだね。あたしたちゃ、これが生活だからね」
 「楽しい?」
 「まあ、楽しく思わなきゃ、やって行けないからね」
 そんな話をして、真夜中には眠った。
 虎は外の手頃な草むらで寝ていた。馬が怖がるからと馬の側に行かないようにしているので、少しは慣れたところを寝床にしていた。

 翌朝、目を覚ました虎が見た物は辺り一面の霧だった。
 虎は起きて鼻を動かした。
 馬の事を気にせず、馬車のところへ行ってみる。
 「いない!」
 離れていたとはいえ、馬車などが動けば気づく。霧で見えないが、音は聞こえる。
 「クレン! クレン!」
 叫べど、返事はなかった。
 キャラバンは、こつ然と姿を消した。彼女とともに。 
 


2007年04月03日(火) 更新したいなァ

 気づけば、先月何も更新してませんでした。

 ああ、忘れていたとかじゃないんですよ......ね。
 今週の日曜に出来ればいいな。

 ああ、そうだ。またまた私信:「だって、生年月日ってなってたんだもん」
 




  「おんや、お嬢さんに虎。どうしたんだい?」
 「実はお願いがありまして。私たち、この山を越えたいんだけど、日中まで頂上の村につくかどうか分からないのです。ここで野宿しようと思ったんですが、ちょうどあなた方が来たので馬車を寝床として借りたいのだけど」
 「ああ、いいぜ。こんなかわいいお嬢さんなら歓迎だよ」
 「よかった」
 「ただし、借り賃はもらいます」
 「しっかりしてるわね」
 商人とはがめついものだ。
 それでも、気のいい商人たちは彼女に食事を分けたり、楽しい話をしたりした。奥さんと思われる何人かの女性が彼女にアクセサリーを見せて売りつけようともした。子供たちは虎を見て、怖がったりそっとなぜたりしていた。
 「ずいぶん大人しい虎だね」
 彼女と同じような年の娘が言った。
 「マレモンよ」
 「あんたのペットかい?」
 「いいえ、マレモンはペットじゃないわ。旅の仲間よ」
 「ふーん、まあそういう捉え方もあるんだね。まあ、今日はあたしの馬車で寝るといいよ。遠慮はないさ、女子供ばかりだから」
 「ありがと。あなた、名前は?」
 「キイ・レイだ。あんたは?」
 「クレン」
 彼女はすっと手を差し出した。娘もすっとその手を握った。


2007年04月02日(月) 日記を私信代わりにするって

 あんまりいいもんじゃない。だって、大半の読んでる人には通じないから。でもね、分かる人だけは、とっても優越感なのでやります。
 
 私信:すいまそん! 今度は制服、眼鏡でチョイスしてみます!(なかなかそれがないんですね。はうぅ,,,,,,) きゃはー(何? この感嘆文)、そんでも見ていただけたのですねー。

 今週の一言:ヘタレな上にオタク要素だなんて......見ていて泣けてきました。(いや笑ったけど)つーか、どんな呪われ方?(銀さんが使ってた刀だったりしてと思ってしまった。ちなみに銀魂についてはオチを外す方なんで当てにできない) 




 道を歩いていると、兎が茂みから飛び出した。
 「あ」
 「兎!」
 「ひ、ひっ! 虎だ〜!」
 兎はその脚力で逃げて行った。
 「今、しゃべった!」
 「ああ、また、逃げられた」
 その兎こそ、以前虎が逃したチャーミグの弟子の兎だった。
 兎が逃げて行った先に、山があった。この山の頂上付近に村があるという。ただ、今から登ると今日中に着くか着かないか、という具合で彼女はためらった。
 「クレン、何か近づいている」
 「え、何?」
 「馬が歩く音だ」
 耳をぴくぴく動かして虎は言う。しばらくするとそれは彼女の視界にも入った。
 「商業隊だわ」
 早い話、旅商人の団体、キャラバンである。彼らの馬車には住むに困らない最低限のものが積んである。言ってみれば、それが彼らの家でもある。
 「交渉してみましょ。馬車で寝かせてもらえるかもしれない」
 彼女は商業隊に近づいていった。
 


2007年04月01日(日) 嘘つきは......

  ドロボウの始まりです。

 エイプリールフールですね。

 普段から嘘つきで通している草は、今日くらいウソをつかず、真実に生きてます。

 あ、昨日のあの話、最終回っぽいけどちゃんと続きますからね。

 そういうわけで、今日はお休みです。

 
 カラオケ好きな伯母とカラオケ行きました。
 楽しかったです。
 と、いうか歌ってみたい歌「♪うーちのとおちゃんはさらりーまん〜」って、アレ、細川たかしだったんだと驚いてみたり、二番歌詞が「かあちゃん」だったことにも驚き、あまつさえ、三番もあったことに驚きました。
 馬鹿にできないね、アニソン。


草うららか |MAIL

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