気まぐれ日記
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ふと、足側の方のベッドの足をみたら、は、外れてる! アノ部分をなんと言うんだろう? 足の方の板の部分。それが外れていた。故に、ベッドマットをめくって修理。 木工用のアロン(アロンアルファ)を買って、板を接着。普段、ゲームやるのに椅子代わりにしているベッドなだけに、まだ直していないがためゲームが出来ずにいる。
その間に、友人に手紙送るため郵便局にも行こうかと。
あ、昨日、玄米フレークシェイク食べた。 抹茶白玉がポイントでうまい。
2006年06月29日(木) |
ほんでもって、まだ続く |
晴仁の話はまだ続きます。天才で田学のことはほとんど網羅しているっていう設定です。ほかにも設定があります。 冬季はどういうわけか晴仁と付き合う同級生としてます。特に共通点もないこの二人が一緒にいるのは田学の謎の一つです。いや、友人同士なんですけどね。
休日。田学ももれなく土日祝祭日休みである。 金曜の放課後、中野冬季は野田晴仁を誘う。と、言ってもショッピング。 「ハル、明日買い物付き合ってくれよ」 「何買うの?」 「ゲーム。臨時収入が入ったんだ。中古で何本か漁ろうと思って」 「ポプラのミルクレープ」 ポプラは近所のケーキ屋で、田学の女子学生に人気である。 「ちぇっ、まあいいや。お前さ、どういうわけかゲームの良し悪しがわかるからな」 晴仁は冬季ほどゲームはやらない。たしなみ程度に名作をやるくらいである。が、どういうわけかパッケージ、タイトル、あらすじなどでそのゲームの良し悪しを判断することが出来た。 その次の日の午後、冬季はケーキ屋ポプラにて晴仁と一緒にケーキを食べている。 「なあ、俺はお前がどういう格好をしようとかまわないけどさ……」 「なら、いいじゃない」 「こうしていると、その、恋人とかに間違われるというか、中坊カップル? みたいな?」 「私はそう見られても別に? 思わせておけばいいじゃない。真実なんてどうせ誰も知らないんだから」 「……ハルぅ」 「なによ」 「お前の趣味、なんとかなんねー?」 「ならない」 野田晴仁。女装が趣味である。
自分にとって疲れること。 苦手なことをすること。これは誰でもそうなんだと思う。自分のそれが、「人に物を教えること」なんですよ。 いや、大した仕事ではないし少ないので大丈夫かと、思いますが……。うちの方に降ってかからないことを祈っておこう。
この間読んだ「ギャングの日常と襲撃」あれにいい言葉が載っている。『言う通りにやれ、俺のやる通りでなく』みたいな……。あと、『ガラスの家に住むものは石をなげてはいけない』(すでに使用している・笑)
「じゃ、遠慮なく」 晴仁は、そのガムを全部口に入れた。 「うっ」 「うっわー、辛そう……」 究極ミントはさすがに効くだろう。なみだ目になる晴仁。その場にいる者は晴仁に注目する。 『でてくるぞ』 「えっ?」 良介に憑く魔が言う。 『睡魔のお出ましだ』 「なんも見えないけど」 「部長は鈍感ですから」 「そう、無理無理」 晴仁から抜けたそれ、睡魔は可奈と貴乃と魔にしか見えない。 『くそ、せっかく居心地のいい身体だと思ったら……』 『よお、睡魔。残念だったな』 『ああ? お前、エゴの魔だっけ?』 『まあ、そんなようなもんさ。ここにいる奴らはお前には手強いぜ。とっとと別の身体見つけな』 『いわれなくても』 「睡魔が去りました。これでもう大丈夫なはずです」 と、貴乃は言った。 「す、素敵です。二体の魔で会話があるなんて……」 「はーい、可奈ちゃん。現実に戻ってきてねー。野田君、もう大丈夫よ」 「うん、身体が軽くなったような気がするよ」 こうして晴れ晴れとして晴仁は帰宅した。
翌日。 「野田、また寝てるのか?」 野田晴仁。本日も授業中は熟睡していた。睡魔は関係ない。
問題児だが、成績だけは優秀である。
2006年06月27日(火) |
血の惨劇(注:とても痛い描写があります) |
今夜も平和にお仕事お仕事、とお仕事していると床に、赤いものが! いくらなんでもアレでここまで漏れることはないだろうと、思っていたら少し離れたところにも……。色や伸び具合からして、血痕です。 そうなんです、彼(別に話したりすることない人だけど)はやってしまったのです。
毎日のように散々「動いている機械に手足(足は無理あるだろ)、頭を入れるな」と上司に言われているにもかかわらず、彼は小指をやってしまったのでした。ああ、痛々しい。
機械って、人間の言うことは聞くけど、自分のやれる範囲でしか動けないんだよね。融通が利かないというか……。機械に八つ当たりしても機械は何も言い返してこない。ただ、人間様の命令をじっとこなすんだよなぁ。機械の仕事中は絶対に手をだしちゃいけないよね。 うちの伯父にも昔手を挟めて指ない方がいます。(それでも、日常差し支えない)
久々の夜勤ねむねむでした。 パソに打ち込むデータ間違ってなきゃいいんですけど……。
不思議なことに、朝の光に当たると眠気が飛びますね。 あ、ツバメのヒナたちも二日見ないうちに大きくなってましたよ。
今週の一言:銀さん、カナヅチだったのね……そういう噂はあったから今更驚かないって、予告はアテになんないんだっけ?
放課後、晴仁は冬季に連れられて高等部の部室にいた。 「へー、君が野田君ね」 学内では有名だが直接見たことない晴仁と冬季は、初めてオカ研部長を見て思う。 『案外普通の人だ』 どちらかというと、可奈や貴乃の方が怪しい。それはこの二人の正体を知っているからであるのだが。 「で、可奈ちゃん。野田君には何が憑いているの?」 「睡魔」 「だから授業中居眠りしているのね」 「そうかもしれない。そういうわけで、部長、今日は魔落とししますのでそこで大人しく見学しててください」 「うん」 可奈がコンビニの袋から何かを取り出す。『眠気スッキリ究極ミントガム』と書かれている。 「野田君、これ食べて」 「こんなんで、魔が落ちるのかぁ!」 と、冬季。 「中野うるさい。黙って可奈ちゃんの言う通りにすればいいの」 と貴乃。彼女は晴仁に対し、好きではないが気になる存在としてみている。本人曰く、素直になりきれない乙女心なんだそうだ。
胡麻、あんこ、醤油のうち醤油が好きです。いわゆるみたらし。 小さいころから好きですね。「大沼だんご」(詳細は自分で調べてください・めんどい)なんかも醤油のところを食べてばかりだし。
昨日ね、「銀月」ってとこの焼き団子(醤油)食べたのよ。いや、地元では知られているところなんだけど。
ただ、それだけの話。(頼まれた原案にちょっとだけ影響してる)
野田晴仁(ハルヒト)、田中学院中等部二年。 性格は大人しく、交友関係も少ない(ように見える)。いつもは中野冬季と行動している。
いろいろ問題はあるが成績は優秀である。
授業中、彼はうつらうつらと居眠りする。ぽかぽかとした陽気がいっそうそうさせる。彼以外にも居眠りする生徒が幾人かいる。 「野田、これやってみろ」 教師が晴仁を指す。彼はぱちっと眼を覚まして黒板に出てそれを解く。そして席に戻りまたうつらうつらと居眠り。 彼は居眠りの常習犯だった。ともかく授業中は寝ていることが多い。 「なるこれぷしーだっけ? そんな病気なかったか?」 冬季は合間の休み時間にそんなことを話した。 「そんなんじゃないよ」 「じゃあ、寝るなよ」 「俺にもよくわかんない。とにかく、眠い」 晴仁は机に伏せる。冬季がふと出入り口を見ると隣のクラスの東可奈がのぞいていた。 「なんだ? 東。高山に用事か?」 別々のクラスながら、高山と仲の良いことを知っている。そして、東もまた交友関係の少ない生徒だった。 「いえ、その……野田君。何か憑いているわ。睡魔ね」 「スイマ?」 「うちの部長が喜びそうだから、放課後連れてきて」 「はあ?」 可奈がオカルト研究部という、怪しげな部員ということは知っている。そして、その部長が田学一、二を争う変態ということも。しかし、冬季にとっては自分の兄の方が問題だと思っている。なぜなら、今まで女を絶やしたことない兄が、突然男に走って純情街道まっしぐらなのだ。その相手が奇しくも、オカ研部長の兄に当たるんだから、世の中はどうかしている。 「でも、まあ」 短い合間によく熟睡するもんだと思いながらも晴仁を見る。 「東の言うことだからな」 魔女と言われる彼女のことだから、きっと冗談ではないはずだ、と。
前作よりRPGらしい。難易度アップって感じです。宝箱取るにも時間かかってます。 メルはでてこないのかな……。 レザードがどう動くのかわからないし……。(前作のような悪い奴(笑)じゃないのかな) ああ、もう続きが!
でも、頼まれたことやろ……。
今日は……なんか子供と遊んでましたよ。自分もこんな子供いてもおかしくないのに、一緒になって遊んでましたね。いいのか? 自分。でも、結構気に入られたようだった。
でさ、明日から再び夜のオンナ(くどいですが、意味は激しく違います)です。
しばらくの間、田学続きます。 いや、もういっそ登場キャラだしていこうかな、と。 田学は、一部友人のアイデアが入っている悪ふざけの産物なんで、本当、なんかそのまま楽しめ……るかぁ! でも、一発書きしても次の瞬間にはもう違う設定になっているという本当にふざけた話なんで私は助かります。
で、携帯からの更新です。いや、ただ家に帰るのが遅いので面倒になるからなんですが。 それに シルメリア! があるからです。 アリーシャめんこーい! オドオドちっくがプラチナとかぶるなぁー。
2006年06月22日(木) |
チチバンドの秘密(女性必読?) |
ちちバンド=ブラジャー。確か友人が使っていた言葉。そっちの方が恥ずかしいんじゃないか? それはどうでもよいとして、その秘密ってほどじゃないんですが、今までの認識がちょっと違うので。 まず、付け方はちょっとかがむような姿勢でつける。そんで、脇から内側から詰め込むようにして整える。そーすると、ぺちゃぱいと嘆いているうちの妹もCカップという夢のような大きさになる。(いや、大きさは変わんないけど。でも、すっごい形が良くなるし、あるように見える) 下着売り場のお姉さんがそう言っていたらしい。「大きさ」でなく、おっぱいの「直径」でABCが決まるようです。(これは自分なりの結論) つーか、知らなかったのはうちだけか?
ラーメンをすすりながら上田ははっと思いついた。 「もしかして……」 オカルト研究部の怪しげな交霊会が原因じゃないか? いつもいつも失敗したと言っているが、部室で何か起こるわけでなくその周りで何か起こっているのではないだろうか? そんなわけで、次の月にそれを検証した。 「良、今日は交霊会だよな」 「あ、はい」 「今日は何を呼び出すんだ?」 「桐壺更衣です」 「なんでいつもそんな奴らばっかなんだ」 その辺は無視しておく。問題はその儀式だ。 「今日は上田先生も参加するよ」 「へぇ、先生、気をつけてくださいね」 「何かに取り憑かれても責任取れませんから」 「お、お前ら……」 「じゃ、始めます」 理解不能な文字、よくわからない魔方陣。インチキ臭い薬品類。そして、良介の口から意味不明の言葉がもれる。 「東、これ、まともな交霊儀式か?」 「少なくとも部長にとっては」 可奈はにんまりと笑みを作って答える。 「……」 上田は不安になった。 儀式は結局失敗に終わる。だが、ふともらした貴乃の言葉にびくりとする。 「何事もなくて良かったね可奈ちゃん」 「そうね」 「お、起こるのか?」 「部長のめちゃくちゃだけど、呼び出されないっていう保証はないんです」 「な、なんだと……!」 「せいぜい、雑霊程度で済んでるのでやめてないんですけどね」 「でも、風邪引いたり怪我しちゃったりする人はでるかもしれないけど」 「……」 謎は全て解けた。が、何もする気がなくなった。 相変わらず、交霊会を行う日は怪我や病気が多かった。しかし、何があったのか、交霊会はしばらく中止するそうだ。そのままあいつらが卒業するまで中止してもらいたい。 上田は、そんなことを思い今日も保健室にいる。
本当の本当にこの田中学院に登場する人物の名前は、「そこらへんにありそうで」「適当に」「身近の人とは関係なく」つけた名前ばかりです。 なんですけれど、「岡崎良介」さんと「田中玲子」さんは実在してます。すいません、単なる偶然として犬に噛まれたと思って忘れてください。
怪我や具合を悪くしてしまう生徒が多くなるのは決まって月初めだった。記録長を見ると、それらは月初めに集中している。上田は首をかしげつつ、帰宅する準備をした。そして、ふと思い出す。 今日は部活動の日だったな。 保険医である彼だが、実は部活の顧問をしている。その部活が行われている狭い教室へ行ってみると誰もいなかった。時間も遅いこともあって、もう帰ってしまったのだろうと思い、彼も帰宅することにした。 「お、アキラ、今帰りか?」 声を掛けたのは黒岩淳一だった。高等部の体育教師だが筋肉質ではなく、マラソン選手系である。上田とは幼馴染である。 「なんだ、淳か」 「なんだはないだろ。それよか、ラーメンでも食って帰らないか」 「ああ、そうだな」 それも悪くない。たまにはいいだろう。 そんなわけで、トンデン軒に入った。そこに見慣れた二人がいる。 「倉本と良……」 この組み合わせは珍しくない。 「先生もラーメン?」 すでに綾名はチャーシュー味噌大盛りと餃子を平らげて、塩野菜ラーメン大盛りを食べている。 「おいおい、綾名ちゃん。ほどほどにしとけよ」 「平気平気、まだ序の口だから」 「良、部活は?」 「もうすんだ」 「今日は何呼び出した?」 「枕草子。でも今日も失敗したよ」 「そうか、平和なことだ」 枕草子という単語に疑問符を思い浮かべながら上田はメニューを見た。 「醤油ラーメン。普通で」 「あ、醤油もいいなぁ」 綾名は醤油も注文した。 「なあ、アキラ」 「なんだよ」 「枕草子って……」 「良は歴史と古典がダメなんだよ。確か」 「優の弟なんだけどな」 「みかんとおんなじだ。名前の通り、優よりは劣るんだよ。多分」 岡崎優介もこの二人と幼馴染である。
さぼってばっかりいます。 もう、短編がいいのか長編がいいのか、さっぱりわかりません。 で、頼まれてとある原案書かなきゃなんないんだけど、さっぱりいいのが思いつきません。 ゲームはなんか森まで進んだんだけど……。急にモンスター強くなってねー? と思うばかりです。このゲームある程度のレベル上げが必要なんですね。
引き続き、田中学院
上田明。彼は使われる漢字が全て小学一年生で習う漢字だ、と感じている。どうでもいいことなのだが、本当にどうでもいい。 高等部の保険医である彼は暇そうに見えて結構忙しい。何しろ、この学院の生徒は怪我などが絶えない。 「先生ー、やっちゃったー」 「またか、倉本」 手首に軽い打撲。あとは特に目立った怪我などはない。湿布を貼って終了。 「少し良くなるまで休め」 「そうね。この手は休んでおくわ」 「そうじゃなくて、部活休めって言ってんだ」 「ダメよ。あの子達、私がいないとすぐサボるもん」 口を尖らせて言う綾名に、上田はため息をついた。 「ともかくお大事に」 「先生ー」 「今度はなんだ」 「千太朗が暴れました」 「いつものことだ」 「で、階段から落ちました」 「怪我は?」 「足を押さえて痛がってます」 生徒に連れられその階段の踊り場に行ってみる。鈴木千太朗は足を抱えていた。 「おい、千太、どこが痛いか言えるか?」 「あ、あ足……」 「足のどこが痛いか聞いているんだ」 結局、救急車を呼んで運ばれた。後にたいしたことないという連絡が来る。 「はあ」 保健室に戻って上田は二度目のため息をついた。どうして、こうも放課後が忙しいんだ。 授業中は不思議と生徒は来ない。今流行の保健室学級は田学では見られていないのは結構なことだった。授業中ケガをする生徒も病気になる生徒も滅多にいない。が、放課後は多発する。急に具合を悪くし高熱を出す生徒、怪我をしてくる生徒、急にうつ状になり、保健室の隅にこもる生徒。中等部、高等部に集中して起こる現象だった。
いや、もうすぐヴァルキリーが発売されるから。 でも、いまだアレ、クリアしてないんだよ。
フランさんは強いです。なぜかって、スラッシャー装備してますから。 お姫さんはひたすら盗むやってます。(いいのか?) 現在女の子(?)パーティで楽しんでます。 つーか、もうネットなどから情報を得て「つまらん」というような感想が流れているせいもあってやる気があんまり……。 ゲームをやること自体は、それなりに楽しいけれどね。けどね。 ネットの良し悪しがわかるわ。 本当は一ヶ月くらいで集中してクリアしたかったわ。
だから、ちょっとやらせてください。
今週の一言:新八はやればできる子なんだぁー! うぉー! け、決して足手まといなんかじゃ、ないんだぁー! すいません。なんか良かったんで。
モノに囲まれてます。 モノがありすぎて、手の付けられない状態で放置してます。片付ける気が起きません。……やっぱ血液型占いなんかアテに出来ねーな。おいらA型だぜ? あー……片付けたい。(でもやる気がない)
ウオノメ退治 「イボころ○」やらピンセットやら剃刀などで対応した結果、根がどこにあるのかさっぱりわからず、いったん計画中止。乾いたあと触ってみても固い部分っていうの? 特に痛いって部分もないし……。 「ん?」といった模様。
先月末、寒いところにいたせいか、今朝方強烈なのが来ました。冷やすとキツくなるそうです。「女の子は腰を冷やしちゃいけない」って、こういう意味もあるんですね。 でも、今から思えば機械が何十台もいっせいに動いているところですから、機械のそばにいる人たちは暑いんだろうなぁ。腕まくってる人とか半袖の人いるし。(実際暑いし)
私信:一言もないのはどういうこった。
始めます。 今日のこと? 別に特記することないですよ。(いや、普通の一日でした) あ、ゲームやったんだけど、アースドラゴンが強くて進まないんですけど。
その後の魔は笑うばかりで話をしなかった。良介はその笑い声にさいなまれながら眠った。当然、寝た気がしない。ぼんやりと朝を迎えた。 その日の放課後、緊急的に部活を開いた。 「と、言うわけなんだ」 良介は兄に言われたことと、昨夜のことを二人に話す。二人のほうが見える分何かわかるはずだ。 「部長、すばらしいです」 可奈がうっとりと良介を見た。 「あたしにはよくわかんないけど」 貴乃にはあまりわからないようである。 「部長が憑けてしまったのは、永遠になくなることがない魔です。それも強力な魔」 「それって、どんな魔?」 「早く言ってしまうと、人間誰しも自分がかわいい。自分さえよければいい。自分さえ助かればいい、そんな思いからできる魔です」 「……つまり、エゴ」 「ええ、全世界の人類が、自分を犠牲にして他人を救わない限り消えません」 「そりゃ、強力な魔だね。落とす方法は」 「もったいないですよ。部長。それに、落ちません。魔の気まぐれでもない限り離れないと思ってください。大丈夫です。大きな魔ではありますが影響は少ないはずですよ」 こうして、緊急で開いた部活は終了した。
「驚いたぜ」 その夜、また魔が語りかけてくる。 「何が?」 「あの娘、俺を見て正体を暴きやがった」 「ああ、可奈ちゃんね」 「あいつ、魔女か? それともホントの悪魔だったりしてな」 「まさか。それより、なんで俺がおじいちゃんより強いってわかったの?」 「その前に教えろよ。じいさんを勝たすことを」 「ん。まだまだおじいちゃんに生きてもらわなきゃね」 「ほう。なんでだ?」 「年金があるから」 「ははっ、おめーらの都合だな」 「そうだよ」 魔はそう言ってから、良介の質問に答えた。 「まあ、お前に憑いたら、お前の力量とか大体考えていることがわかるんだよ。年金のことは冗談だろ。だからわからなかった。基本的に考えている分は多少わかる。家族思いなんだな」 「普通だよ」 「俺が見てきた奴らの中には子供なんざすぐに売っちまったりする親がいたぜ」 「それより、俺から離れる気は?」 「それなんだけどよ、無理だ」 「無理?」 「俺、実はよ、相当なダメージを負ってるんだ」 「ダメージって?」 「ああ、面倒くせー。それは、おいおい話すよ。でだ、お前がどういうわけか最適な止まり木になっちまったんだ。故にしばらくお前に憑く」 「いいよ、別に」 「そー来るか」 「楽しそうだから」 魔は黙りこくって消えた。消えたわけじゃないが。
こうして、魔と良介の共同生活は始まったのである。
これが、田中学院の始まりというか……。いや、違う。最初の交霊会のみは冒頭だったけど。そんなわけで魔は普段忘れられている存在だったりします。
演歌じゃないですよ。
なんか、今の仕事場って委託(っていうの?)会社三社から社員を派遣しているんだけど、いろんな人がいますね。 なんでこんなところで働いているんだろう(人のことはいえないけど)、と思う人もいるし。 そういえば、少々名前負けしているようだけど全くもって普通の名前の人『伊藤博文』さんという方が本社にいたりする。 すごい、というか親はどんな気持ちでつけたんだろうとか、いろいろ考えさせられます。
でもって、今日もずる休みさせてください。
あー、昨日なんかのたまっていたんですけど、考え直します。
明日は、まったりとブックオフとかめぐりたいなぁ……。働くとお休みの日がうれしい。
むううぅ、ちょうど良い日(イベント類)に休みがあるの。一泊二日で行けるのがいい。でも、でも……その次のイベントがぁ! だけど、運悪く仕事が入る可能性大。(書いてあることはアテにならない)それならいっそ先の方のイベント行った方がいいのか? ……迷う。(いっそ、大阪?)
なんの話だ。(笑)
帰宅した良介は自分の部屋へ向かう。その時に兄の秀介とすれ違った。 「あ、ただい……」 「良介、何憑けてる!」 秀介は叫んだ。弟と違い、この兄だけは霊感を持ち合わせている。 「え、何? 兄貴どーしたの?」 「だから、憑いているんだ。何か」 「何かって?」 「見たところ霊とかじゃないみたいだが……。そういうのお前の方が詳しいだろ? てか、お前見えないしな。とにかく、何か憑いてる」 「可奈ちゃんに聞けばわかるかな」 秀介の心配を他所に良介はのんきだった。部屋に入りジャージに着替えると、家の南側にある道場へ向かった。 岡崎家は普通のサラリーマン家庭だが、道場でもある。古武術で系統はなんか古いがとにかくすごいということしか良介は知らない。跡継ぎのくせに。彼の祖父、甲之助がそうするというからには従うしかない。ともかく、岡崎家は祖父が一番である。 帰宅すると時間問わず祖父は良介と組み手。これが健康で長生きの秘訣の一つかもしれない。 「おじいちゃん、お手柔らかに」 「ふん。お前は当にわしを超えてもいいはずだが……いつまでたっても上達せんな」 「いや、俺、まだまだだから」
その日は特に何事もなかった。何事もあったのは彼が布団に入ってからだった。 「よう」 誰かの声がする。布団に入ってからすぐに寝れたと思っていたのだが彼は眼を開けようとする。開かない。真っ暗な中、声だけが続く。 「お前さ、あのじいさんをなんで勝たすんだ?」 「あんた、誰?」 「あんたら人間が言う魔だよ」 「魔……」 「そうだ。それも強力な魔だよ。自分で言うのもなんだけど」
2006年06月14日(水) |
おなかいっぱい食べると |
眠くなる。 そうわかった二十ン歳の初夏。
これからは控えめにお昼持って行きます。
昨日のスペシャル……。なんか最後まで笑っていたんですが、何か私、疲れてるんでしょうか? いやいや、これもアニメスタッフさんの粋な心遣いのおかげですね。 うん。 ペドロもゲロもOKなんだなぁ。 なんか、いろいろ良いです。
世の中はW杯で盛り上がってるというのに、うちは……。野球もサッカーもオリンピックもないですからね。(笑) 「日本負けたの。ふーん」 と、朝の新聞で知る程度。母は前の晩「こりゃ負けるな」と思ってさっさと寝るし。 野球もサッカーもオリンピックも見ないって、うちって非国民?
ところで、W杯を「ダブルはい」って読んじゃいます。助けてください。
うえへぇ、シフトよく見たら、違う班だった。 なんか、今日はすっきりしました。眠気はあったけど。
女子二人の意見により、部活動は終了してしまった。良介は特に気にすることなく帰宅準備をする。玄関にて、倉本綾名が通りかかった。 「あ、良介。ちょうど良かった一緒に帰ろ」 「うん」 田中学院は謎多き学校だが、この二人がカップルというのも最大七不思議のひとつに入っている。かたやオカルト研究部部長、かたや剣道部女主将。そんなふたりがどうして結ばれているのか、謎である。 「でさ、帰りにトンデン軒に寄って行こ」 「うん」 「あたし、味噌チャーシュー大盛りチャーハン付きで」 「そういえば、綾名、この間の大会で優勝したんだっけ? 餃子おごるよ」 「ほんと? うれしー」 そんな感じでイチャイチャと会話をしている。しかし、誰もうらやましがる生徒はいない。 トンデン軒は学院のすぐ近くにあるラーメン屋である。来る客のほとんどは田学の関係者で生徒はお得意様である。店主の屯田麺造は人の良さそうな中年の男でいつも生徒たちは満面の笑みで迎えてくれる。麺には自信があるようで、田学関係者はツケOKであるのが人気の秘密だったりする。 下校の時間は混むことがあるが、ちょっと時間が外れると空いていた。二、三人客はいたが、田学関係者ではない。 「お、綾名ちゃん。来たね良ちゃんも」 この主人は田学の生徒のことならすぐに覚えられるらしい。一度来たらその顔を忘れず覚えてくれる。 「この間の大会で優勝だって? おめでとう。何でも言って。おじさん、最初の一杯はおごっちゃう」 「ありがとう。やったね。じゃあ、一杯目は味噌チャーシュー大盛り。でね、チャーハンと餃子。余裕あったら後で注文するね」 「あいよ。良ちゃんは?」 「俺は……塩一つ」 「あ、あっさりしてていいな」 結局綾名は、おかわりに塩ラーメンも食べた。
2006年06月12日(月) |
なんか、どっと疲れる日 |
当たり前のように12時間労働で更に掃除して帰れと言われた日にゃ……。ただでさえ休み明けなのに……。
いやもう、BでもDでもいいです。どっちかにしてください。(独り言)
そういうわけで、今日はやる気ナシですわ。(あと、勤務表見てがっくりきたのもあり)
今週の一言:え、最初からわかっていたの? ていうか、どうやったらスリッパに反応してしまうんだ? 生物でもないのに。
2006年06月11日(日) |
特に予定がない、というか |
やりたいことはいっぱいある。 だけど、やり切れず残す。 まどっろこしいわ、なんか。
明日からまた仕事だし。(朝早い)
岡崎良介。彼には『魔』と呼ばれるものが憑いている。この『魔』は、「人間の原始的な本能」と呼ばれる魔であり、世界の全人類が「犠牲的、献身的な気持ち」にならなければ消滅しないという、「結局自分が一番かわいい」という気持ちの魔である。 どうして、そんなのが憑いてしまったのか?
それは、まあ、単純なことだった。 あるときの部活活動。 「今日は月一の恒例の交霊会。洒落じゃないよ」 「先輩、そういうの月例っていうんですよ」 と、いつもの調子で始まった。この交霊会で交霊した霊は今のところない。と、いうか部長である良介はない。なぜなら彼に霊感というのものが備わってなかった。 一方の部員、二人とも中等部の女子、東可奈と高山貴乃。貴乃は由緒ある神社の娘で手伝いで巫女をしている。可奈の家柄は謎で暗い洋館に住み、魔女と噂されている。この二人には霊感が備わっているが、やることは部長任せで手は出さない。 「部長が呼びたいと思っている霊は無理なのよ」 「いくらなんでもねぇ」 二人は理由は聞かないが、良介は「紫式部」だの「小野妹子」だのに会いたいといっている。 「どうせ今日もその辺の自殺したサラリーマンとか」 「野良猫の霊とか」 に、決まっていた。更に本人に霊感はないのだ。実際来てもわからない。 「そんじゃ、始めるよ」 どこから調べてきたのかわからない円陣、どこから仕入れてきたのかわからない謎の粉、どこから拾ってきたのかわからない呪文。 この二人が楽しみなのは一つ。この部長が今月は何を呼び出そうとしているか、なのだった。 「おいでませ、光源氏」 「部長、それフィクション」 「なんでいつも平安なの?」 二人のツッコミ。何も起こらない。当然である。しょせん、良介のやり方というか、根本的なものが間違っているのだ。 「ふう、今月も失敗」 貴乃はノートに日付と大きな×印をつける。 「じゃあ、今日はこの近郊の廃墟の写真を……」 「部長、今日はもう」 「用事があります」 「あ、そう。じゃあ、解散」 と、毎月こんな感じなので三人とも気づかなかった。円陣の中央でなにか、ぽすんといった軽い音がしたのを。
いやさ、この間「買っちゃったー」っていうのは、キーボード(電子ピアノ?)なの。音はまあ、うん、ピアノに近い音なだけだしキーに重みがないちゃちいヤツだけど、とりあえず鳴ればいいかな、という具合で。
どうせ、道楽でやっていることなので。
曲は、言わなくてもわかるでしょ。 今のピアノ教室は弾きたいものを弾かせてくれるらしいですよ。(大人は、だと思いますが)
昨日の続き
セルヴェスは基本的に人間は好きなようだった。老若男女問わずに。だが、嫌いな人間もいる。彼の恋人を死に至らしたドラゴンスレイヤーと呼ばれる存在。 彼の話によると、 「同族に確かに、人間に殺されても仕方がないというのがいる。でも、それは私たちドラゴンも同じだ」 つまり、ドラゴンにも殺したいと思う人間がいるというのだ。 ある時、強盗団に襲われた。あるもの全部だせ、そしたら命は助けてやる、そんなお決まりな台詞を吐かれた。 「どうしよ……」 僕はセルヴェスの腕にしがみつく。 「いい女だな、コレも置いていけ」 と、強盗団の一人。ルヴィアを指して言う。あーあ、言っちゃった。 「なんだと? 人間の分際で私をどうするつもりだ」 温度が急に上がるのを感じる。人間の姿をしていてドラゴンの能力も半分以下だが、今の一言で十分人間以上の力を発揮できる。 「このアマ、俺たちをどうしよってんだ?」 この温度の差をさほど感じないのかと思う。ルヴィアは腕を掴まれた。 「ぎゃあっ!」 悲鳴を上げたのは男のほうだ。ひるんだ男の股間をルヴィアは蹴とばした。 「よく、知ってるね」 「護身術の講座で言っていた。人間のオスの急所らしい」 「そう」 仲間一人が倒れ、他のメンバーがこちらに向かってくる。振り落とされた剣をロイタスが腕で受けた。 「こっちの腕だけ、鱗のままなんですよ。だから大丈夫」 ロイタスとルヴィア、この二人は半分以下だがドラゴンには変わりない。問題はセルヴェス。素手で剣を受けてしまった。 ほとんど人間に近い彼はこの二人ほどの力はない。 「すまない。お前たちはそれで暮らしているだろうが、私たちは目的があって旅をしている。だからもっと豊かな者から穏便に奪え」 「はぁ? なんだとぅ!」 「頼む」 セルヴェスの眼を見た男は剣を納めてしまった。それは相手の背筋を凍らせるほど鋭い眼光を放つ眼。彼の眼力はドラゴンそのものだった。
「痛い?」 強盗団が去った後、僕はセルヴェスの傷の手当てをする。傷の治りは一応ドラゴンであるので早い。彼は中途半端にドラゴンの能力を残している。 「まあ、大した痛みじゃない」 彼らにとっての最大の痛みは、無理やり鱗をはがすことらしい。 「人間は不便だ。剣で傷が付く」 「はかないですね。それで死ぬということもあるなんて」 「だから、懸命に生きるからいい」 それが、彼らの解釈なのだろうか。 ともかく、彼らとの旅はまだ続く。
何も思いつきません。 いや、なんか変なとこ押してしまって、画面が大きくなりすぎて気になって気になって……。いや、こっちの話ですよね。打ち込みは普通に出来るわけだし。
そして、戻ったし……。(F11で戻った)
ドラゴンを手に入れた者は、それが力となり盾となる。
一体誰がこんなことを言ったのか? と思う。僕が会ったドラゴンたちはとてもじゃないが人間の言うことなんか聞きそうにない。セルヴェスは別として。 ルヴィアは人間嫌いだし、物腰柔らかそうなロイタスにしても、どこか人間に興味はないといった様子がある。 それでも、一緒にいるうちに彼らはそれなりに人間の姿を楽しんでいるようだ。
「人間のメスはいいものだ。美人は特にいい」 ルヴィアはいつも大きな街に入るとそんなことを言う。彼女は人間の食べ物には興味あるようで露店などがあると必ずといっていいほど立ち寄っては、美人といわれてオマケをしてもらえる。ちょっとうらやましい気もする。 「アイスクリームというものだけは好きになれない」 と、彼女は言う。ファイアドラゴンにとっては焼け石に水程度なのだろうが、冷たいものは好かないらしい。辛いもの、熱いものを好んでいる。逆にロイタスは冷たいものが好きなようだ。フローズンドラゴンなのだから当たり前なのだが、好き嫌いはしないようである。 彼は歴史などに興味がある。ドラゴンは一眠りが五十年なので、当然寝ている間にその間に景色などが変わることがしばしばあるようだ。その抜け落ちた部分が、文字や絵で残っているのが面白いらしい。また、自分が勝手に解釈したいくつかの戦争の理由などを調べるのが好きなようだ。街や国によってその解釈が様々なのも面白いらしい。 セルヴェスにいたっては、人間そのものが面白いらしく、様々な人間を見ている。お芝居なんかも好きで、野外で公演している芝居を眺めてはクスクスと笑っている。 「人間は面白いことを考える。実際にない話を考えることは豊かな証拠だ」 と、言うのが彼の弁。 「でも、それで食べてる人もいるんだよ」 だから、決して豊かというわけじゃないと言うと、彼は首をかしげて言う。 「それでも、寝ては起きて、起きては寝てのドラゴンよりははるかに楽しい一生を送っているように見える」 つまり、彼らは人間のやることが全て面白いのだ。(続く)
2006年06月08日(木) |
ああ、仕方ないことだけど |
最近、ここ薄い。
内容が……。
メールの返信もしたいです。
引き続き、死女神の話。(前回の話とはつながってません)
「で、この子はなんなの?」 弟に問い詰めた。 「魔帝の右腕に封じて、私が性格を植えつけた」 「それって……」 運命……ある意味、生を与えたってことじゃない。 「じきに目覚めるだろう」 「どうしてこんな面倒なことを?」 「このままにしておくと、もっと面倒なんだ」 この子は、初代魔帝を引き継いだと聞いた。初代の魔帝……覚えている。とても今の魔帝とは比べ物にならないやんちゃ坊主だった。それこそ、人間世界はおろか魔界すらも破壊しかねない。だから、この子に初代が受け継がれたことを誰もが恐れた。カーナリアス、この子の母ですら。 封じたのは結構だ。でも、弟が性格を植えつけたって……どんな性格?
意外にも、その子は普通の良い子の性格だった。人当たりも悪くないし、礼儀正しいし、そしてなんといってもかわいい。つい、メロメロに甘やかしたくなる。しかも、弟の言うことは渋々ながら何でも言うことを聞く。その辺をつっこんだら、 「ああ、それか? そういう性格にしたからだ」 「それって……」 アンタの都合か! ともかく、初代が封じられているのであれば安泰かしら?
でも、かわいそうなカルストラちゃん……。
仕事仕事。でも、なんかだらだら感があって大変です。眠くて立ちながらふらふらしていました。仕事と仕事の合間が長いのです。 でもね、ばあちゃんがよく言っていたけど「口がある仕事は大変だ」って。食事作る(だけじゃないけど)仕事はやっぱ大変だったよ。今のも大変だけど失敗してもカバーできる仕事だもの。人の口は、食べなきゃならないし言葉を発しますからね。口うるさい人とかもいるわけだよ。 だからやりがいのある仕事なのかもしれないけれど、やっぱりそれが合わないんだよ、私は。
で、関係ない話だけど。
工場(働いてるとこ)の軒下にツバメの巣がある。ツバメなんて滅多に見ないからついつい見てしまう。あんま動かないところ(尻尾だけ見える)を見ると多分卵あっためてんのかな? 糞には重々気をつけますとも!
でもね、小説日記と称している以上、小説も書かねば。今日は何か書くよ。
ふて寝。仕事をサボってふて寝。そのためにバイトを雇ったのだから文句は言われない。私はやることはやっている。 だけど、ふと目が覚めた。 死女神である私の名前はない。同じく、私の弟にも。でも弟には、いくつか通り名があった。でも、運命神と呼ばれるだけの存在。
昔、弟とどちらをやるか競ったことがある。何の勝負か忘れた。勝ったのは弟で運命を選んだ。楽なのだ。ただ存在するだけでよいのだから。私は死神という地位になり、全ての死に目を向け、その死が不当かどうか? その魂は生まれ変われるかを見極めなければならない。幸い人間たちはバイトですむのでいい。 問題は、神や魔族などの死ぬという概念がなく、消滅するというもの。私もそれに含まれる。やっかいなのだ。いろいろ。だから、その度に起こされて処置しなけらばならない。 そんなわけで、私は普段ふて寝をし、消滅したものがでたときに起こされる。
今回起きたのは、別に意味はない。バイトたちに声を掛けると驚いた顔をされた。まあ、当たり前。弟のところに行くと、ちょうど来客がいた。 「これは美しい」 見たことない魔族だった。いや、死することないアンデッド。魂が身体に吸着し、朽ちることもない完璧なアンデッド。昔、人間で蘇生魔法を完璧に使い、生命の女神を嫉妬させ、その対象をアンデッドにした……彼が、それだろう。人間だったにしては、美形だ。弟で見慣れているせいか、好印象はもてないが。 「あなたのようなきれいな方が、魔界にいらっしゃったとは。失礼しました、私はグオンといいます」 「そう。私は死女神よ」 「シックな貴方にふさわしい役職です」 「そうでもない。姉上は寝てばっかりだ」 という、弟のツッコミを無視しグオンは更にしゃべる。 「今夜一緒に食事でもどうです?」 「ええ、構わないけど?」 「では、夜になるが楽しみです」 面白い人間がいたものだ。でも、彼との約束は果たせなかった。 「女神、消滅した魔族一名、神族一名発生しました」 たまに起きたら、これだもの。
頭から足まですっぽり包まれて仕事してます。NOT埃な場所なんですよ。マスクが暑い。顔やせそうです。
ただ今、サボりに徹してます。
死女神? 大した話じゃないんだけどね。明日あたりにでも書けたらなあ、と思います。 ともかく、五日出勤なのです。
今週の一言:あ、やっぱり……という言葉が頭によぎりました。それよりも、真選組トップ3がボロボロなんで大丈夫か? と思ってます。ひそかに、万事屋で真選組する(動詞!?)といいなぁ、なんて思ってます。
というのは、二年後にやるそうです。 祖母の三回忌を行いました。 で、その後食事に行ったんですよ。場所は三ちゃん人形が踊り狂う(?)観光名所のホテルのレストラン。 でね、なんとか弁当ってやつを頼んだんですよ。父の独断で。(父はそういう人です。みんなまだ何食べたいかって選んでいるのに) で、大したことない高い弁当を食べ、デザートに突入。コレがなかったらうち、グレてますね。コーヒーとアイススプーンとケーキフォークが置かれたんですよ。 「やった! デザート二種? ケーキ? やりぃ!」 内心の言葉。
で、最初に来たデザート。ほうじ茶のプリン(生クリームとアイスの付け合せ)ああ、幸せ。デザートはうまい。で、それを食していよいよケーキが! 「こちらお下げしてよろしいですか?」 「はい」 デザート皿と一緒にフォーク持ってかれた!
フォークもプリンで使うと言うらしい。考えりゃ、あっさりしたものは後に出るはずなのだ。出るとすれば先にケーキなんだ。 騙されたっ! 母も妹も(無論私も)楽しみにしていたのに つーか、まだ食うのか? うちの家系。
騙されたと言えば、一日の日記に騙された人が二名判明しました。いや、本当、すんません。騙されるとは思わなかったんで。グレないでください。 確かに心の中ではニヤニヤしながら書いたんですけど「本気にする奴ァ、いねぇべ」と思いつつも、二日の日に反応がなかったので、「やっぱいねェよな」と思ってたんで。
というか、前にもこんなことやった人がいたはず。
もう、容赦しません。 奴のせいで長年辛い(?)思いをしてきたのだから。 今度という今度は、根絶やしにしてくれる!
草の左足に巣食うウオノメのことです。
本棚が隣の部屋に移りました。 で、「悪魔狩り」を読み返し中。素で違う巻数読んでいたのに気づかなかった。でも、ブックオフで売るのがまだもったいない。 頬のぷにぷにが好きなんだよー……。
そーいえば、ちょと補足。 グオンが言っていた死女神のことなんだけど……。ああ、いーや、コレで何か書こう。うん。
したらばっ!
はい、騙された方いませんよね? 前から口すっぱく言ってますが、草うららかは大嘘つきです。
今更、やめられるはずねぇべ? 確かに毎日文章書くのゆるくないんだけどさ、この日記有料だから。すでに半永久料金支払っているんだから! もったいなくて消すに消せねぇんだよ! もったいないお化けが出るよ!
そういうことで、末永くよろしくお願いします。
って、三年の節目にこんなことやっていいのか?
実はね、ネタ切れってなのもあるんだよ。(泣) ある程度頭でまとめてるんだけどさ。まとめ切れないのよ。いろいろとやりたいこともあるし。(12未だにクリアせず) そんなわけで、文章はよくサボるようになると思います。 もし、楽しみにしている方がいらっしゃったっらゴメン。 でも、なるべく書くようにします。
ほんじゃ、改めて、よろしくお願いします。
毎度この日記をご愛顧いただきありがとうございます。
三周年を迎えました。
三年か……三年ってば節目だよね。石の上にも三年。桃栗三年柿八年。そろそろ毎日日記書くのもしんどいなぁ。何しろ、ブログとmixi掛け持ちだしなぁ。 そろそろ、この日記閉じようかなぁ。うん。そうしよう。
そういうことで、最後の日記。そうだ三年前はアニムから始めたんだから、〆もアニムでやろうか?
「そういうわけで、ロセウ。さらばだ」 「どういうわけか、ちゃんと説明してよ。アニム」 「お主も一人前と言っておるのだ。いつまでも小生と一緒では好きなこともできまい。お主だって、女の一人や二人」 ロセウは興味なさそうな顔で言い返してきよった。 「アニムはどうなんだよ?」 「とうの昔に飽きたわい」 「昔って……?」 「思い出すだけでもおぞましい」 「……」 エルフは絶滅種族だ。原因の一つに男が生まれる確率が圧倒的に低い。エルフたちもそれを承知している。だから種を守るために必死なのだ。なので、男として生まれた小生には役目があった。それを済ませたわけだが、ハーフであるロセウにはそれはない。少しうらやましく思う。 「でもさ、俺には魔族が融合してんだよ」 「その点なら心配ない。お主の旅の友ならもう決まっておる」 「何それ?」 話が違うじゃないか、という顔をする。 「ビアソーイダの血筋だからのう。腕は確かだ」 渋るロセウを送り出した。恨みがましさ、寂しさが目にこもっている。小生はそれを見つめ返す。 「よい旅を、な」
一人の旅は気楽だ。しかし、それだけに孤独が付いて回る。ロセウが離れて一人となりそれを身に染みる。バルクが死んで、何年たったか……。奴と別れた時が一番淋しかったのを覚えている。いっそ、小生も一人どこかに落ち着こうとも思う。 「しかしのう……」 人間の時間で過ごした小生にとってエルフの寿命は長すぎる。まだまだ、現役だ。
では、また会う日まで。さよーならー。
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