気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
頭痛だった……。マジでやべって思って朝に頭痛薬飲んだ。
治った。
いわゆる、薬だと思って飲んだら片栗粉でも治っちゃうアレだ。 今週の一言(また、一日遅れ):雪像は……って、そんなことよりも、一抹の不安を感じずにいられない。(笑)
ブロードはその一枚を残し、残り四枚の白紙メモを破り捨てた。 「そこにゴミ捨てないでくれない」 と、妖精主。 「あ、悪り、片付けといて」 妖精主が膨れているが、ブロードは無視した。そして、エノマの元に向かうように、樹理に言った。
エノマは誰にも邪魔されないような自分の空間でくつろいでいた。目的は自分の回復。失いかけたものを養うためだ。しかし、それもあっけなく終わる。 「きゃあ!」 「お邪魔するぜ」 今の樹理はリースリーズの能力があるため、どこにでも現れることが出来る。 「エノマのお姉さん、ここで俺たちに消されるか、それともこのリストから辞退してもらうか、どっちか選んでくれない?」 ブロードたちがいくら破こうとしても千切れなかったメモ。それを本人が破るとどうなるのだろう。 「で、でも、そんなことできるの?」 「ああ、たぶん出来るさ。これを姉さんの手で破り捨てるだけだよ」 自分自身か降参したら、このメモの効力は消えるだろう、とブロードは踏んでいる。 「たぶん、な」 樹理が不安げな声で言う。 「でも、エノマ。試してみてくれ。私は今はもう疲れた」 「わかった。私も消されたくない。それに……。とにかく、試してみる」 メモを受け取り、それを破る。二枚になり、四枚になり、八枚になり、そして、ちりじりになる。何事もおきなかった。 「……」 「……」 「終わった」 ブロードの顔から緊張が無くなった。エノマの顔に笑みがこぼれる。 「やった!」 ブロードが思わず声に出した。
ぴーちぴち、どかん! たちまちオツムが、大噴火ー。 頭痛がするのです。半仮病人間なんで心配は無用です。 なんか突然思いついたんです。菊地秀行氏の小説ならありうるかもしれません。正しくは、念力集中、です。 そんなわけで、本日休業します。ごめんさい。
2006年01月29日(日) |
自分に歯止めをきかせる |
歯止め、きかせました。ブレーキ踏みましたよ。ほんと。でないと、自分どこまでもいっちゃいそうだったんで……。(どこへ?) ともかく、楽しかったです。(何が?)そして、どっと疲れました。あーえーと、今日はお疲れ様でした。
ってな感じで、十月から(一ヶ月ほど違うの書きましたが、いつものことなんで何も言えません。ほら、所詮気まぐれですから。すいません)書いてました、『やたら黒い娘さんの話』が終わりに近づいてます。しょっちゅう、話の内容を忘れているので、つじつまとか強引に合わせたり、風呂敷を急いで閉じたりと、本当ゴメンナサイ。 今度は、覚えられる範囲で覚えられなかったらメモしておきますので……。ああ、次は何を書こうか。
ちょっと、旅行中です。とあるところから更新させて頂いてます。 で、ここで読み返しても、自分いったいなにを書きたいのか分かりません。でも、終わる方向へ方向へと思っておりますので……。
リースリーズが何をしてきて何故魔族になったのか。樹理がわかっただけでも救いになっただろうか、とブロードは思った。少なくとも、自分が魔族になったときには何人かいた。 「さて、ナルティカはどうなったかな?」 「行ってみるか」 リースリーズの能力を受け継いだ樹理は、妖精主のもとへ向かった。リースリーズについては謎が多い。その能力も今は樹理にしか分からない。
「やっぱり。期待損ね」 ナルティカはそれでも、微笑んでいた。 「すいません」 と、妖精主。 「駄目なのか?」 樹理とブロードがそこに着いたとき、オフィーーリスはうなだれ、ナルティカは薄く笑っている。魔王は、表情を硬くしている。 「でも、あなたの生み出すという能力を封じることが出来ますけど」 妖精主は言った。ようするに、これ以上魔族を生み出すことはない、と言う。 「そんなことが、出来るの?」 「呪いごと封じることなら。ただし、定期的に封じなければならないですけど……」 「それを早く言え!」 ブロードが叫んだ。 「だって、いきなり来て鈍い解けっていうものだから……」 そういうところは変わっていない。ブロードは懐かしくなりちょっと笑う。 「ありがとうございます」 オフィーリスとナルティカがほっとした表情で言う。 「魔族に助けを求められたのも礼を言われたのも初めてだ」 妖精主の封印により、ナルティカの呪いは封じられた。 「これで、一件落着だな」 と、ブロード。 「忘れてるぞ」 「何を」 「エノマ」 「あ」 メモには、エノマの名前だけが残されていた。
なのに、今日出勤。社会人は大変なのはわかるけど、今の母上の仕事場が、ギリギリの人数でやってるのだ。早く人入れようよ。もともと人数少ない上に一人やめているんだから。その辛さはわかるのよ。(数年前は地獄だった)
突然、空間がこじ開けられた。 「遅れまして、すいません」 魔王だった。 「いろいろ緒事情がありまして……」 「ただの遅刻だろうが」 「とにかく、準備は出来ました。妖精主もお待ちです」 魔王はナルティカの前に立った。 「ナルティカさん、そういうことです。僕と来ていただけませんか」 「期待させるのは、よして。私を消しなさい。カルストラ、あなたならできるでしょ?」 「ええ、そうですよ。でもね、僕にはその権限はないんですよ。やれることをやりますので……オフィーリスさんも来てください」 ナルティカを強引に連れて行く。 「ああ、そうそう。リースリーズが来ます。二人とも、気を引き締めてください。彼女は人間から魔族になったんですから、あなたたちに勝てない相手じゃないです」 「がんばってね、樹理」 「母様も」 カルストラとオフィーリスがそこから去った。ナルティカを連れて。
残ったのは森の中。それも溶けるように消えて、また海に戻る。 「こんなところにいたの?」 リースリーズだった。 「ずっと気になっていたの。あなた、人間から魔族になったんでしょ? 私と同じく。どお? 私と一緒に行動しない?」 彼女はブロードを追っていた。そして、様子を見ていたのだった。 「悪いけど、俺はあんたみたいなおっかないのと一緒は、やだね」 「そう。残念ね。また、夢見せてあげる。そして、そこから醒めないようにしてあげる」 「おー怖。ジュリちゃん、来るよ」 「わかっている。ブロード、お前はよほど宝の持ち腐れだな。もう少し使うようにしろ」 「何? 使うって」 ブロードが一瞬でひらめく。 「さあ、夢の中へどうぞ」 彼女が見せるのは過去だった。過去の甘いひとときを夢としてみせる。しかし、ブロードも樹理もしっかり起きている。 「なぜ?」 「それは、お前が馬鹿なだけだ」 樹理が銃を突きつける。そして、撃った。 「リースリーズ。お前人間なのに、なぜ魔族となった?」 「さあ、よくわからない。ブロードもそうでしょ?」 「ああ、今は覚えていないな。記憶ないから」 冗談でなく、真顔で言った。 「どういうこと?」 「記憶操作のできる妖精もいるってことだよ」 「なんだ、それだけで私は消えちゃうんだ」 リースリーズはやんわりと笑った。もう、思い残すものはないように。 「アイナスターを、私が消していれば、お前を人間に戻せたんだが」 「いい、人間には戻りたくないもの……」 リースリーズが消滅する。完全に消えた。 「ジュリちゃん」 樹理が涙を流していた。 「気にするな。リースリーズの記憶が流れ込んできただけ。彼女が泣いているだけだ」
月島もんじゃ焼きセット。実は二度目。一度目のことなどほとんど忘れた。だけど、もんじゃ焼きを作って食べるということは外へ行ってもあまりないので、なんだか新鮮な気持ちになる。もらった餅を足して母上と豪快にいただきました。ごちそうさま。
オフィーリスの母、ナルティカは裸で森の中にで一人たたずんでいた。 「来たわね」 姿だけならオフィーリスよりずっと幼い。しかし、その素肌全身に刺青のような文様がある。彼女が古く強い魔族という証だった。 「お母さん、もう苦しまなくていいの」 「私を呪いから開放してくれるの? オフィーリス」 「ええ」 「無理だよ。私の呪いは解けない。そう出来ている。私がこうなって三千年、呪いの力は衰えていない」 「妖精主に頼んだの」 「妖精主? ……アイナスターに聞いた。今の妖精主は人間上がりの妖精主だって聞いた。何が出来る?」 「ここにいるブロードは、人間から魔族になった。そして、アイナスターを消滅させたわ」 「それに……」 ブロードは前に出た。 「今の妖精主は、俺の弟だ。弟は、先天的に呪い解きの魔法を持っている。だから、なんとか出来るかもしれない」 「私が憎しむと魔族が生まれる。そんな私の呪いが本当に解けるのか?」 「ああ、五分五分らしいけど」 「ほら、見なさい。それで? 呪いが解けなかったら私を消滅させるのかい?」 ナルティカが笑った。どこか悲しそうに。 「そうよ」 オフィーリスも悲しそうに言う。 「お母さん。ごめんなさい。最初は、本当にお母さんを消そうと思っていた」 「オフィーリス。私のかわいい娘。私はそれを待っていた。あなたの妹を生み出すたびに辛い気持ちになる。私を解放してくれる日を待っていたんだよ」 「お母さん……私、やっぱり」 森の奥から、魔族が二、三人飛び出してくる。 「ママに何をするの!」 「姉さんだからって、許さない!」 オフィーリスの妹たちだった。 「アイナスター様を消したのは誰! あの方は、お母さんの命の恩人なのよ!」 ブロードと樹理がそれに対応しようとする。 「やめなさい! あんたたち! さがりなさい」 「でも!」 「魔族は消されそうになったら相手を消すしかない。生きたい者が生き残るの。アイナスターもそれを承知だよ」 魔族が下がって森の奥に消える。 「さあ、オフィーリス。私を消しなさい」 「ダメだ。まだ試しもしてないのに」 と、ブロード。 「いいの。余計な期待だもの」 「出来ない……。あんなに覚悟したのに」 「オフィーリスは優しい子ね」 人間と長く触れ合っていたせいなのか、オフィーリスの心は魔族よりも人間に近かった。
エクセルの方も合格しました。受けるのに一万円と、資格を買うようなものなんですが、でも取れるだけ取っておけ。受講するのにお金もらっていたんだから!(…) そんなわけで、ワードもエクセルも基本的に使えるようになりました。 ガス湯沸かし器ですが、明日、ガス屋さんに見てもらいます。今日は近所の温泉に行ってきました。
ブロードの時が戻り、彼は魔族に戻った。 「大丈夫ですか、マスター」 イプルは心配そうにしている。 「ああ、魔族だろうが魔力はいるけれどな」 それでも魔族だと動けないということはない。人間であれば昏睡している。更に、それ以上魔力を失っていたら死んでいた。 「人間なのに、魔力を必要としていたのか?」 「昔はまだ結構いたんだけどな」 魔力を失うことで生きることができない人間が存在している。ブロードはそんな人間だった。今はほんの少ししかいないのだが。 「あっさり消滅してくれて助かったぜ」 「それにしても、メチャクチャだな」 「だろ? 俺もそう思う」 「魔族にとって人間のお前は凶器だ」 「妖精主に感謝するといいよ。人間時代、魔族にあったのは一回だけだった」 妖精主の封鎖を破って魔族が入り込んできたことがある。大事にならなかったのは、妖精主と彼の活躍があったからだった。 「さてと、今度は姉さんの方だ」 イプルが案内する。どこまでも続くかと思われた海だが、急に視界が変わって、森の中にいた。 「ブロード! 樹理! どうしてここに……」 弱っているようだったがオフィーリスは無事だった。 「母様こそ、どうして!」 樹理が避難する。オフィーリスは樹理の肩に手を置いて、しゃがみこむ。 「ごめんね……」 「母様。母様が、引き込んだことなのに」 「そうね……」 なのに、置いてけぼりにした。オフィーリスはそれでいい、と思っていた。 「だから、最後までやらせて」 樹理が力強く言った。そんな彼女をオフィーリスは抱きしめた。 「姉さん、妖精主には?」 「カルストラに頼んだわ」 ブロードが一瞬首をひねった。すぐに、あの魔王だと気づいたが。 「でも、呪いが解ける可能性は五分五分だって」 呪いが解けなければ、消滅させるしかない。 「姉さん、手伝うよ。姉さんはけりだけ着ければいい」 「私も、そうする」
2006年01月24日(火) |
ガス湯沸かし器が壊れた! |
水をためるところがですね、穴あいてもれているんですよ。水が出ないことはないのですが、湯が使えないってところが(泣) 家風呂には入れません。(このクソ寒いのに!)
本日で、パソコンの職訓は終了。ためになったな……。って、それ生かして就職せねば!
今週の一言(一日遅れ):1ページ目から逮捕萌えしちゃったんですが、あの社長も逮捕されちゃったー……。
「こんな小さい女の子に、何すんだよ?」 ブロードは、にやりと笑う。 「ブロード、お前……」 残ったものは人間だ。 「人間のお前に何が出来る?」 「そりゃ、もちろん、なんだって出来るさ!」 アイナスターに指を突きつける。その指先が光り、文字のようなものを書きそれが光として残る。 「あんたを消す事だってな」 「まさか、人間が魔法を?」 「俺は、六百年以上も前に生まれた人間なんだよ。それも、魔法騎士団団長家って、仰々しい家の生まれでね。ま、俺が生まれた頃にはもう衰退して名前だけの家だったけど。でもな、魔法を維持していた家なんだ」 「だが、それだけでは……」 「俺ね、めちゃくちゃ変な魔力の持ち主だったんだよ。そのせいで、魔法を作ることができる。つまりだ、あんたを消す魔法だって出来るんだよ」 ただし、そのリスクは大きい。アイナスターほどの魔族を消滅させるのに、人間であるブロードの魔力をすべて使わなければならない。 「じゃあな」 魔法が発動する。光の文字が魔法となりアイナスターを包み込む。 「な、なんだ、これは……」 「いや、あんたが負の存在だって聞いたから、こっちも負で対抗したんだ。負と負を掛ければ正になるし」 ブロードにも良くわからなかったが、そうやれば彼は消えるのだと思いついた。数学の問題の答えだけわかって答えだけを書いて怒られたような感覚を思い出す。 「べらべらしゃべるからだよな。ざまーみろ」 ブロードは笑う。アイナスターは消えてしまった。 「べらべらしゃべっているのは、お前だ。ブロード。お前、人間の方が強いじゃないのか?」 「ああ、人間の時の俺は、いいかげんだって言われてたからな。でも……」 ブロードは、ばたっと倒れた。 「ま、マスター!」 イプルが現れる。 「今、マスターの時間を現在に戻します」
2006年01月23日(月) |
コドモドコモダケゲット |
早口言葉。三回唱えてみよう。 本気にしないでね。(するかっ!) あったんですよ、がちゃがちゃのヤツで。で、見事にちっちゃいのゲットして携帯についてます。 「こんな、キノコに手足ついたヤツのどこがいいの?」 と、きかれましたが、なんか心惹かれるものがあるんですよ。
その空間。暗い海のような所だった。足首ほどの深さが永遠と続いていた。そして、下は埋もれそうで埋もれない砂。 「気味が悪い」 樹理がつぶやく。 「何用か?」 男の声だった。ブロードが声の方を振り向く。人間で言えば三十代後半ほどのがっしりとした体の男だが、ここにいる以上人間でないことはすぐにわかる。 「あんたが、アイナスターか?」 「そうだが。お前は?」 「ブロードってんだ。よろしく。早速だけど、ここに……」 「オフィーリスなら逃げた」 「逃げた!?」 樹理が叫ぶ。 「消滅しそうになり、逃げた。母親を助けることもなくな」 アイナスターはつまらなそうに言う。 「母様……」 「ジュリちゃん。姉さんなら大丈夫だよ。逃げたってことはそれだけ危険なのかも知んないけど無事だよ」 「……」 「ブロード……、聞いたことがある。人間から魔族になったという者か。 今、お前から魔族というものを奪ったら、どうなるんだろうな?」 「はぁ? そんなことが出来るんなら、やってみるといいよ」 どうせ、もとは魔族じゃなかった。人間性が残っているならそれが残るだろうし、まったく残っていなかったら自分は消滅してしまうだろう。 「さあ、やってみろ。俺に人間が残っているから」 アイナスターが笑う。つられてブロードも笑う。彼は消えるつもりはない。だから、笑った。 「ブロード、お前のどこにそんな自信がある!」 樹理が叫ぶ。 「心配ないよ、ジュリちゃん。姉さんもこの世界にいるし、無事だ」 「何を……!」 ブロードの姿が消えていく。 「ブロード、お前……消える!」 完全に姿が消える。そして、アイナスターが表情のない顔で近づいた。 「お前、オフィーリスの娘だな。人間と魔族の間からか。所詮は出来損ないだ。あのブロードと同じだな」 「アイナスター……」 「なぜ、私が負の存在かと言われているか、わかっているな?」 樹理はうなずいた。彼には、魔族特有の吸収というものが効かない。吸収しても意味がない。何も得ることがなくアイナスターにもダメージがない。逆に自分が吸われてしまう。 「親子ともども、消えようか?」 アイナスターが樹理を掴もうとする。その腕をブロードが蹴り上げた。
2006年01月22日(日) |
あまりに思い出せないので |
メモしておいた。
ブロードについた妖精。
エメム 春っぽい。EMEMU→梅。 ヒマリ 夏っぽい。ひまわり。 イプル 秋っぽい。メイプル→楓。 エーデル 冬っぽい。書くまでもなし。 アレ? コレだけ? しょせん、頭の中での話ですから。
焼きカレー。 こないだニュースでやっていた。札幌ではスープカレーだが、静内では焼きカレーが流行っていると。で、この焼きカレーの出所は、九州らしい……。 ともかく、テレビで見て、おいしそうだったのでウチでためしてみようかと。(そういや、静内じゃないけど、前行ったジャガイモのレストランのカレーは、焼いていた)
ただし、
このカレー、カレールーをかけた上に、卵にたっぷりチーズと高カロリー。見ていて恐ろしかった。チーズは少なめにしておこう……。
関係ない話ですが、前職場で職員の口から「カレールーって、カロリーあるんだ」という言葉を聴いたとき、背筋が震え上がりました。 「あるんだよ、カレールーって炭水化物と脂質のかたまりなんだよ」 知らない人は、知らないんだね。やっぱ。
コーヒーダイエット。 まだ続いてます。効果はわかりませんが、無いに等しいかも。(泣) でも、ブラック飲めるってかっこいいなと思うんですが、私がやってもちょっと……。
好きな番組は、教育系とかクイズ系だなーと思うこのごろ。アニメもそんなに真剣には見ないですからね。 で、本日の『せかうけ授業』(勝手に略す)のでんじろう先生の科楽。あの、シャボン玉きれいだったなあ! って、画面のはしっこに書いてある『真似しないでください』、絶対子供真似するよ。私が子供だったらやるもん!(自信ある) 電池もスチールたわしも普通に家にあるから「やってみよう」と思うもん。(いや、マジで)花火とかもするよ、絶対。
「さて、行くか」 ブロードは妖精を呼び出した。 「イプル、出来そうか?」 「大丈夫です。マスター」 「じゃあ……」 オフィーリスがブロードと樹理の頭を掴む。二人がその場に崩れる。 「お願い、私だけをそこに連れて行って」 一人立っているオフィーリスはイプルに迫った。 「そ、そんな。マスターに何をしたの!」 「ただ、眠らせただけ。すぐに目を覚ますわ。だから、早く。でないと、あなたの大事なマスターを更に長く眠らすわよ」 「わ、わかりました……」 「ごめんね。でも、私がやらないと……」 オフィーリスがその空間から消える。二人を残して。しばらくして、ブロードと樹理が起き上がった。 「……姉ちゃん、なんてことするんだ」 「母様、一人で行ってしまったのか……」 「イプル! 聞こえるか!」 イプルも戻ってこない。おそらくオフィーリスに封印されたのだろう。しばらくは動けなくして、こちらの足止めしている。 「アイナスターもいるというのに! 母様一人じゃ……」 オフィーリスは古い魔族の一人だ。そう簡単には消えない、とブロードは思う。魔族の歴史よく知らないが、刺青のようなものがある魔族は古くから存在し力も強い。オフィーリス、人間の中に入ってしまったティママン、ロセウと融合してしまったウォードもそうだ。そんなわけもわからないその一員にブロードはなっている。 「イプルがダメならエメムに頼んでみるか」 「この間、お前に魔力を分けた妖精か? 大丈夫なのか」 期待と不安を樹理はぶつける。彼女も早くオフィーリスのもとに行きたい。しかし、あの弱弱しい妖精に何が出来るのかと思う。 「頼んでみるしかない。エメム、大丈夫なら出てきてくれ」 「はい」 エメムは普通に現れた。思ったよりは元気そうである。 「エメム、大丈夫か?」 「ええ、マスター。私たちは、あなたのために働いてます。私たちは、あなたのために消えてもいいと思っているのですから……」 「消えるなんて、思うなよ」 「じゃあ、思いません。それに、そろそろ私が好きな季節です」 エメムは、つぼみの妖精。春が彼女の季節だった。ただ、まだ遠いが。 ブロードは用件を伝える。エメムは笑顔でそれを承知した。 「マスター。あなたも消えないでくださいね」
2006年01月20日(金) |
キャラの名前が覚えられない |
昔はほいほい作っては覚えられたのに……。(それなりに関連性とかもあったし)今は、さっぱりです。こないだ言ったように、即興ですから。もう、めちゃくちゃですから。わかってますよ。 また、雪です。どこまで降るんだ! もういっぱいだよ。道路脇にどんだけ積まさればいいんだ。うちの身長軽く超えてるよ。(身長低いけど)起きるたびに新雪になってるのって、もう地元じゃねー。ともかく、今年は異常です。
ヒマリは消える前にナルティカの居場所を伝えた。 「ごめんな。夏に、会おう」 「夏……?」 「うん。ヒマリはエーデルより強い妖精なんだよ」 ただ、彼女は夏の妖精だった。だから今の季節、一番弱くなる。それでも大いに働く。 「そう、彼女に悪いことをしたわね」 「そんなことないよ。彼女らは仕える者に仕えてこそ、初めて生きるって言う。俺は、あまり使ってやれないから、返って悪い気がする」 「……で、母は?」 「この空間の後ろ。だけど、行き方は特殊みたいだ」 樹理の移動術では無理だということだ。 「どうするの?」 「俺には、妖精が四人いる。イプルは時妖精だから行けるかもしれない」 オフィーリスはほっとしたようになった。 「ありがとう、ブロード。あなたも、今日は休みなさい。眠ることは魔族にとってもいいことよ」 「じゃあ、少し休ませてもらうよ」
2006年01月19日(木) |
♪そっろそーろ 終わりかな?(ピタゴラ) |
三ヶ月、休まず通いました(まだ終わってねー)職訓。来週の火曜日で一応終了です。二十五日にはエクセルの試験です。 最近、昼休みなどでヤフーのニュース見ているんですが、えーとなんですか? らいぶどあしょっく? 堀江さんがしでかして、なんで株全体がストップ? ともかく、株なんぞに現抜かす私でないですので。人間、まっとうに働いて得たお金が一番信用できます。(じゃあ、自分はなんだ?) 問題とは言え、簿記で「売買目的有価証券」を借金(当座借越)こさえてまで買う神経がわかりません。
グオンの部屋の前まで戻ると、オフィーリスと樹理が出てきた。 「もう、いいの?」 ブロードは二人に聞く。 「ええ」 「うん」 二人は、心なしか安心したような顔をしている。特にオフィーリスは先ほどよりも生き生きとしていた。 「ブロード、パリスちゃんに会っていたのね」 「ああ、そうだけど」 「……とにかく、出ましょうか。樹理、お願いね」 着いた場所は、彼女たちの家だった。 「今日は、ゆっくり休んで。樹理もね」 樹理はこっくりとうなずいて自分の部屋に入っていった。 「あの子には十分休んでもらわないと」 「うん」 樹理は魔力の消費が激しい。一度は元に戻ったのにも関わらず、また彼女は十歳ほどの少女の姿をしていた。 「なあ、姉ちゃん。あのお姫さん」 ブロードはパリスと会った時の違和感を伝えようとした。 「パリスちゃんは、養女よ」 「そう、なんだ」 「あの子は、フォーランズ王家の血を多分、引いているということで養女にした子なの。確かにかなり薄いけれど引いているわ」 「そんな気がした」 「イーリスはまだ生きているけど……彼の娘が早くに亡くなって。私が予言したとおりになったわ」 千年以上前、彼女は彼らの先祖に言った。 『あなたの血は、千年前から受け継がれ、その後千年耐えることがない』と。その通りになってしまった。その中間こそ、彼女にとって極上の血だったのだが。 「……あいつは何か言わないのか?」 「ええ、それを承知であそこにいる。結構パリスちゃんを気に入っているわ。樹理がやきもち焼くくらい」 「へえ」 あの様子から、いろいろ想像できる。グオンの前の彼女こそ、本当の姿だろう。 空気が変わった。 「ブロード様、申し訳ありません」 ヒマリが現れた。かなり弱っている。 「ヒマリ! 何があった?」 ブロードがその身体を支えた。 「見つけました。しかし、アイナスターが……」 ヒマリの身体が透けていき、そして消えていく。
なんか、短く長く書いていると忘れてしまって、何かいているのかわからなくなる。そういう時は一週間くらい前まで戻って読み直すんだけど、「その場限り」見たいな感じ。 ……だから、即興なんですよ。ホント(泣)誰だ、こんなことやったのは!(はい、自分です) ともあれ、そろそろ終わらせよう……。
ブロードはしばらく一人でいた。窓の外を眺める。ちょうど月があり、その光が彼をやんわりと照らす。そこへ部屋に戻ったと思われたパリスがまた現れた。人差し指を口に当てている。 しょうがない子だな……。 パリスに、付いて行っていいかとジェスチャーで伝えると、彼女は快くうなずいた。 ブロードはパリスに付いて行った。 「この部屋に、本がたくさんあるの」 パリスは扉を開ける。ひんやりした空気が流れ込んできた。 「早く適当に本を持って行かなきゃ、グオンに感ずかれるかもしれない」 パリスは適当ながらも、年相応の子供が読んでもらったら喜びそうな冒険記の書物を探して、手にした。 「それにここは寒いし」 「そうだね」 こんなところにいたら風邪を引くと思い、ブロードもうなずいた。もちろん、ブロード自身でなくパリスが。 部屋に戻ろうとしたパリスはブロードを自分の部屋に引き入れた。 「あなた、面白い話知らない? 聞かせてよ」 どうやら本は二の次で、彼女はブロードに会いたかったようだった。 「面白いかどうか、わからねーけど」
ブロードは迷子になったエルフの話をした。彼がまだ人間であり、家族と当たり前のように暮らしていた頃のこと。父親のお使いで少し離れた街へ弟と行く途中のことだった。そのエルフを連れていることで、役人に問われたり、売買人に迫られたりしたが、結局無事に母親の元に返せた、という話を少し脚色して話した。
「ありがとう、とっても面白かった」 暖炉の前にクッションを置き、そこでブロードは話していた。パリスは興味深そうに生き生きとした目を向けていた。 「そりゃ、どうも」 「私もいつか旅に出たいな。でも、グオンは許してくれないだろうけど」 「まあ、でも一度くらい出られるんじゃないかな。お姫さん、まだ小さいし」 「どうだろう? ねえ、ブロード。また来てくれる?」 「いいぜ。また話でも聞かせてやるよ」 「ありがとう」 パリスは今度は眠そうにしていたので、ブロードは部屋をそそくさと出た。
父の車を変えることにした。と、いっても私が乗っているのが、父の車。で、父は父で仕事の関係上(よーするに付き合い)車を変えるということで……。車、治さなくて良かった。(笑)傷だらけなんだよ。 で、またもや世界のトヨタのコンパクトカーなんです。
「親子水入らずで」 ブロードはそう言って部屋を出た。冷たい空気が気持ちいい。魔族に寒さは苦ではないが感じることはできる。 「あなた、グオンの知り合い?」 少女が尋ねてきた。赤毛を左右で束ねている。寝巻きの上にショールをしていた。 「ああ、そうだけど」 「じゃあ、魔族?」 「うん、まあ。お嬢ちゃんは王女だね?」 「ええ、私はパリスよ」 「俺はイーリスが子供だったときにあったことがあるんだ」 「お爺様ともお知り合いなのね」 「向こうは忘れているかもしれねーけど。で、王女さまはこんな夜中にどちらへ」 「本をとりに行くの。グオンには内緒よ。早く寝なさいってうるさいんだもん」 ドアが開いた。 「やば」 「パリス王女……、もうお休みの時間はとっくに過ぎてますよ」 「……お休みなさい、グオン」 「お休みなさい、王女」 パリスはすたこらともと来た廊下を戻っていった。
携帯のデコメ。私もたまに、顔文字(登録されているヤツ)程度は使うけれど、これを使う人はめいっぱい使う。 が、うちは妹ですら淡白なメール。妹の友人は「怒っているの?」「男とメールしているみたいだ」と言うそうだ。 要するに、面倒くさいんだと。
それから三人は、フォーランズへ向かう。 「久しぶりに会いたくて」 オフィーリスが言う。 「誰に?」 「グオンよ」 「あの女たらしか」 「あら、男の人が女性に優しいのはいいことだと思うわ」 「あいつの場合、行き過ぎているだろ」 そうこう言っているうちに、フォーランズにいた。樹理の移動術の賜物である。 「人間にもし、この移動力があったら」 と、ブロードが言いかけて樹理はすかさず続ける。 「今頃滅んでいるな」 「確かに」 城の中は夜だからなのか、しいんとしている。さすがに昼間堂々と入るのはまずいらしい。 「この城も変わらねーな」 「そうね。でも、この世界はそういう世界なの」 異世界では進歩が世界を破滅させた、ということを何度か聞いたことがある。変化には何かしらのリスクがついてくるということらしい。 「グオン、入るわよ」 ノックして、その扉を開けた。変わらない男がそこにいる。相変わらずこの城にいて、相変わらず女には笑みで迎える。 「父様!」 樹理がブロードの聞いたことがないような甘い声で、グオンに向かっていって抱きついた。 「な、なな、なっ!」 「なんだ、お前もいるのか? 樹理、久しぶりだな。元気にしていたか?」 「うん。樹理、父様に会いたかった」 樹理の変わりぶりと父親がグオンということにブロードはめまいを起こしそうになる。 「グオン、あれでも親バカなのよ」 「知ってるって」 聞かなくてもわかる。あのグオンだ。娘ならベタぼれだろう。 ブロードはふらふらと部屋を出た。
やることも特になく、やる気もなく。 ただ一人ぼんやり過ごす。 そんな日曜日。 出かけようと思ったけれど、生理による腹痛で断念した。(泣) ああ、だるい。
こういう日はネットをぼーっと検索している方がいいわ。
ああ、自堕落生活もあと少しだわ。
余談。
アイナスターは、なんかのゲーム(グランヒストリア)からとりました。あれ、なんか自分でつけた名前だっけ? まあ、いいや。
ブロードが連れている妖精は、春夏秋冬で現在四人(匹?)連れています。どうゆうわけか、和風テイスト。
ご存知(?)さかなに詳しい、やけに声が甲高い人である。さかなに詳しいため、どうぶつ奇想天外などでよく見かける方。 で、なぜ、この方の名前が出てくるのかと言うと、よく行くブックオフにまさに彼の親戚でないか、と思われるくらいやけに声を甲高くしている店員がいるからである。その支店に名づけたのが「さかなクン」。妹と一緒にその店に入ったとき、耳打ちしておいた。「この店は、さかなクンなんだよ」って。そしたら店出る時、「おねーちゃん言ったこと、わかった!と、納得してくれた。 ブックオフは声がけうるさいくらいなんだけど、さかなクンのおかげで、この店は更にやかましさアップなのです。(でも、私の中ではもう彼は名物)
「無視すりゃ、いいじゃねーの。これ」 「……でもそのメモに載った限り、相手は黙っていないわ。魔族たちはあなたたちにアイナスターをけし掛けてくる」 「そして、私たちを賭けの対象にする」 「そう」 「じゃあ、早いとこ姉さんの母親を探そうぜ」 「……」 ブロードはオフィーリスを見る。その表情は浮かない。それは、そうだろう。母親を消さなければならないのだから。 「姉さん、お母さんは、呪われているって言ったよね」 「ええ」 「妖精主は?」 「いいえ、母が見つからないから試したことはないわ。でも、多分無理だわ」 「だけど、可能性がないわけじゃねーよな?」 「ありがと、ブロード」 問題は、どうやってオフィーリスの母を見つけるか、リースリーズとアイナスターの対処法は、だ。 「なんだか、あなたたちに会って、元気が出てきたわ。リースリーズ、アイナスター、どうにかしましょう。せめて、しばらく動けなくするだけでも……そして、母の居所も」 「妖精を、使うか」 「何?」 と、樹理。 「ヒマリ、今の時期、ちょっとキツイかも知れねーけど」 「はい」 ヒマリと呼ばれた少女が現れる。人と同じ大きさをしている。この世界では見慣れない服を着ていた。 「ブロードさま、何用ですか?」 ヒマリは膝をついてブロードの前にしゃがみこむ。 「あのさ、ヒマリ。『さま』はいらねー。それと、そうやってしゃがまなくてもいいから」 「妖精は主を持ったら、主に仕えるものです。私はそう教えられてきました。主がそれを気にすることはない。さ、ご命令をどうぞ」 ブロードはぽりぽりと頭をかいた。 「姉さん、お母さんの特徴を」 「え、ええ」 オフィーリスはヒマリに母の特徴を伝えた。 「名前は、ナルティカ」 「了解した」 「もしかして、別空間、別次元にいるかもしれない」 「了解した」 「ヒマリ、見つけることが大事だけど、自分が危ないと思ったら必ず逃げてくれ」 「……了解した。主は、優しすぎる」 「お前が、厳しすぎるんだよ」 ヒマリは煙のように消えていった。
道内出身の漫画家一覧があった。多ッ! 知っている漫画家さんでも、この人道民だったんだ!っていう人が結構いました。 ところで、昔々道新の日曜版でモンキーパンチが描いていた漫画あるんですが……幼いころのことなんで、タイトルもどんな内容(一話完結でギャグだと思う)だったかも覚えてないんですけど、確かに読んだ覚えはある。
「誰が、じゃないの。もうこうれは運命」 「あいつかよ」 運命神は、絶対である。彼自身は何をするということはない。ただ、その存在のみですべての行く末を決めている。決めるのは本人だが、彼が気まぐれを起こせば、それは波乱にも平凡にもなる。 「だから、私が決めたことになるのかしら。私は私の母を消す。そうじゃないと、私の妹たちは生まれ続ける」 「姉さん、もう少し詳しく教えてくれ。だって、俺たちが消そうとしているのは、リースリーズとエノマとアイナスターっていう奴……」 「アイナスターですって? なんでそんなのがメモに載るの? それも、運命神が? 私も、わからなくなってきたわ……」 オフィーリスが困惑する。ブロードは物珍しく彼女を見た。普段の彼女からして見られない表情だった。樹理を抱き寄せて、彼女は自分自分を落ち着かせた。 「樹理、ごめんね」 「母様が……母様が喜ぶのなら私はなんでもする」 「でも、私が一番喜ばないことは知っているわね」 ジュリちゃんが消されてしまうことだ。 と、ブロードがすぐに思う。 「とりあえず、姉さんのお母さんってどういうのなの?」 樹理から離れて彼女は答える。 「魔族を生み出す呪いを受けた魔族よ。私は呪いを受ける前に生まれた唯一の娘。そして、その後に生まれた妹や弟たちを消していかなきゃならない。だけど、母も見つからず、妹たちは増える一方。だからあなたたちにお願いした」 ここまではブロードと樹理に課せられた魔族狩りだった。 「だけど、それがほかの魔族たちにも耳に入ったのだと思う。だから、あなたたちは余計な魔族も消すことになった。いたずら半分にアイナスターの名を出すなんて、あなたたちに消えろと言っているのと同じね。ほかには?」 「リースリーズ……」 「彼女も人間であったのに……もう、魔族ですら歯の立たないモノ。そんなのまで……」 彼女は頭を抱えるようにして座り込んでしまった。
簿記のテスト結果、それほど悪くなかった。(合格点ではないけど) ちょっと、いい(ことをした)話。 昨日うちの母が郵便局へ行ったら整理券の所におばあさんが立っていたので、「すいません」といって券を取らせてもらった。で、おばあさんの番になっても、局員の窓口に行かないので母が声を掛けて教えた。局員が何を聞いてもおばあさんは要領が得ず、意味不明なことを言っていたそうだ。 母はピンと来て、おばあさんに話しかけた。「おばあちゃん、何か書いているもの持ってない? 名前は?」服に名前と住所がかかれているものが縫い付けてあり、そこにアルツハイマーとも。で、母は郵便局を出て「おばあちゃん、帰ろうか?」おばあさんもそれに応じました。近いということもあって、家の前ではおじいさんがいた。多分探していたんだろうと。(携帯で連絡つかなかった)本日で五回目だそうです。 無事見つかってよかった。(母は、認知症老人グループホームで介護員だから)
全部母から聞いた話ですが、郵便局員がまともに対応していたそうです。そうだよね、わからない人はわからないし、気づかない人は気づかないよね。それにしても、五回目って……。
今日も、簿記の模擬テスト受けました。 あは、あははは……。
利益って入れるの忘れた。(でも、まあ、悪かったからといってどうこうするわけでもないので)
なんか、それにしては多いような……。 積もり方が尋常でなくなってきているような……。去年はどのくらい降ったっけ? ともかく、多い。多すぎる! って、新潟とかそっちよりは全然マシなんだけどね。
「とにかく、オフィーリス姉さんのところへ向かうよ」 「それは必要ないわ。ブロード」 空からの声。神出鬼没は魔族の特権でもあり、オフィーリスの大の得意技である。 「母様」 「久しぶりね、樹理、ブロード」 「オフィーリス姉さん、頼むから説明してくれ」 「ええ……樹理も聞いて」 樹理は何も言わず、うなずいた。 「あなたたちには、本当に悪いことをしているわ。でも、私にはどうすることも出来ないでいる。ただただ、この魔族を消しなさいと言うだけでその理由を言っていない」 「そうだね」 ブロードが表情を和らげる。本当なら怒鳴っているところだが、そういう気にもなれなかった。 「今から、理由を言うわ」 「どっちでもいいからだろ? 俺たちが消えても、このメモに載ったやつらが消えても……」 オフィーリスは黙った。ブロードの言う通りだった。 「ごめんなさい」 「でも、姉さんが、自分の娘まで消滅させようなんていうのは信じられない」 「当たり前じゃない! ブロード、あなただって消せはさせたくない!」 オフィーリスが感情的になるのをブロードは初めて見た。樹理が心配そうに彼女を見ている。 「じゃあ、俺たちがこのメモに載っているやつらを消せばいいんだね」 「そう……でも、次々にそれは現れる。倒せばまた次って」 魔族は、毎日のように生まれ毎日のように消える。だから、増えも減りもしない。それは、彼らがお互いに消しているからだ、と言う。 「で、姉さん。それを計画したのは誰なんだ?」
テストは、めちゃくちゃだった……。やっぱ難しいところは難しいよ。
一週間ということでやっていたはずの、ロセウ・スタウト編。一週間どころじゃんなかったね。三週間? その間にコーリーとドラゴンたちの抗争のことをすっかり忘れちゃったよ。 つーか、考えてなかったよ。もう、ブロードの話に戻るよ。いい?(勝手に書け)
「エノマはともかく、残るはリースリーズか」 「……ジュリちゃん!」 空白だったメモの一枚に何か描かれている。似顔絵とメモ書き。『アイナスター』という名の魔族。メモは『負の存在』と書かれている。 「増えたか」 樹理はさらりと言う。しかし、現れたのがアイナスターと知って驚いた。と、言うより怯えていた。 「アイナスターだと!」 「ジュリちゃん、知ってるの?」 「ヤツは……負の存在とされている。我々のやること全てを否定する者」 「? よくわかんねーな」 「とにかく、リースリーズよりも厄介なヤツ、だ」 「……ジュリちゃん。一度、オフィーリス姉さんに相談しよう。俺たちには情報が少なすぎる。どうすればいいのかだけでも聞かないと……」 「駄目だ」 「どうして?」 「これは、母様にもどうにものならないことを知ってるからだ」 「……」 ブロードはあることを確信し始める。これはただの魔族狩りではない。 「でも、一度オフィーリス姉さんの所へ戻る。聞きたいこともあるし」 「ブロード、本当にいいのか?」 樹理が急に念を押すことを聞く。 「やっぱり、ジュリちゃん知ってるんだ。俺たちがしていることについて」 ジュリの表情が苦々しい。
するはずないじゃん! とか、思ったら少ーしだけしました。
今週の一言(今回出るのずれました):やっぱ、警察はアテに出来ない。
スタウトが魔族に切りかかる。ばっさりと切られる魔族。 「な、人間の武器が!」 「ああ、そうさ。ロセウの魔力のおかげで」 スタウトがもう一度刀を振り下ろす。魔族の腕が切られた。 「こんな芸当が出来る。俺たち、結構ウォンテッダーの間でも有名なんだぜ」 「悪い方向でな」 「くっ!」 「逃がすな!」 「もちろん」 逃げるために消えかける魔族にスタウトは刀で刺した。ロセウが刃に手を置き、短い呪文を唱える。刃が光り、魔族が悲鳴を上げた。 「お、覚えてろよー!」 魔族が、消滅した。 「明日には忘れるから、無理」 「お前の場合、夕食食ったら忘れるだろ」 「うん」 船内が静かになった。明日には陸に上がれる。ロセウはなんとなく、陸に上がったら肉料理を食べよう、と思った。 「そういうことで、賞金ください」 ロセウは船長に交渉するが、結局ただ働きになった。賞金首にするには手順があり個人が独断で賞金首にすれば、個人が賞金を負担しなければならない。国単位が賞金首にすると公から賞金が出るのだが……。 「君たちには感謝するが……君たちは一体何者だね」 「ウォンテッダーですよ。ただの」 ちょっとばかし、運がいい。 「いや、しかし魔族をこうも簡単に倒せるというウォンテッダーなら名のある方だと……」 「いいえ。ただ、英雄ヒーガル=バルク、アニム=マスディスにあこがれてるからなんで」 「そうですか。でも、あなた方なら、その英雄を超えられるかもしれませんね」 「ありがとうございます」 「そうそう、賞金は出せないが船賃は只にしよう」
翌日、二人は陸に上がった。街を通り過ぎ街道に出る。 「さてと、じいちゃんの墓参りでもするか。ロセウもうちでゆっくりしてけよ」 「うん」 スタウトは久しぶりに実家のある国に足を運んだ。彼の祖父の故郷に近いこの国は今の季節は穏やかである。ビアソーイダほどにぎやかでない。更に街とは離れているので静かだった。ロセウの好きな国の一つである。 「で、母ちゃんに鳥シチューと魚フライと雑穀パンを作ってもらって……」 「お前、土産は?」 「もちろん、手に入れてあるぜ」 また少ししたら、彼らは旅に出るが、それまでゆっくりと過ごそうとロセウは思った。
勉強しなきゃとか、宿題しなきゃとか、仕事しなきゃ、と思うが三日連休と言うのは、だらけマックスで家にいるとやりたくねーって思うのは何故だろう。 自分これでも面倒くさがりやなんで、嫌なことは早く済ませようと言うタイプだったのに……。 夏休み冬休みの宿題など、早めにやってしまい明ける頃には完全に何をやったのか覚えてないとか。
でも、友人は一日で済ませる。しかも、始業式を休んで。
できれば、私もそんなことをすればよかったんだよ。始業式なんざ特に何もやんないんだし、学生のうちにこういうことをやっておけばよかったんだすね。 毎回のように友人それで身体の調子悪くしていたような気もするけど……。 教訓:冬休み・夏休みの宿題は計画的にやりましょう。できれば、休み明けのテストに対応できるように……。
さて、簿記の勉強、勉強!(するのか?)
えーと、今話題の映画です。(地元ではいつまでだ?) やぎさんと狼さんがお友達になる話。 その出会いが、映画とか本家の絵本とかならわかりますが、漫画から入りました。空十雲さんの絵がめんこすぎる。なんとなく衝動買いしてしまったけれど、まあいいや。(行動全てを、まあいいやですます自分)
「とにかく、ここを大人しく乗り切るのであれば、俺たちは何もしない。見つからないように出るんだな」 「そんなわけ、ないじゃないか。この船に乗っているやつら全員、喰ってやるよ。俺は人間を糧にしているんでね」 スタウトが呆れたように言う。 「なあ、魔族ってほんとは人間が主食なんじゃねー?」 「ああ、聞くたびに人間が糧だといっている気がする」 「もっとさ、美食家の魔族っていないもんか?」 「さあ、な。でも大半の魔族は皆言うことがある」 「あ、知ってる。おい、お前、エルフは……」 『不味い』 魔族とロセウの声がハモった。 「じゃあ、そういうことで」 スタウトが刀を抜く。 「船はやりにくいからな」 ロセウがその刃に魔力を込めてやった。 とたんに、スタウトが魔族に切りかかった。しかし、魔族は笑みを浮かべて天上をすり抜けていった。 「何人かの人間でも喰うよ。お前らの相手はその後だ」 「待て!」 ロセウが声を上げる。そして、上の階の甲板から悲鳴が上がった。同時にスタウトが駆け出す。それにつられるようにロセウも駆け出した。 甲板はすでに誰もいない。危険を察知してかほとんどは逃げ出していた。おかげで、甲板への出入り口は逃げ惑う人でいっぱいになり二人は甲板に出づらい状態だった。 「何人、喰った?」 「三人くらいだ。子供二人と女だ。だから、まだ足りねえが……」 「うまかっただろ? 久しぶりだろうし」 と、スタウト。にやにやと笑う。 「だけど、そういうやつらを許せないのが俺たちウォンテッダーでね」 「アンタのように偉そうに人間を喰うヤツはむかつくんだ」 「なんだよ、お前らだって生きてるもんを喰うじゃねーか」 「ああ、そうだよ。ただな、こっそり喰って欲しいだけだ!」 「本当に、人間って、エゴイズムだな」 再びロセウがスタウトの刀の刃に魔力をこめる。 「スタウト、やれ」 「言われるまでもねー」
その昔『キノの旅』通販限定販売のCDが出ていたんですが、申し込み方法が、電撃HPの何号かにしか書かれていないがために諦めて数年。先日ブックオフで見つけた。……いいのか? (まあ、いいや)
フォーランズ到着まであと一日。婦人が殺されてから数日後、船内は平和だった。それでも、まだ乗客の半数は甲板に出られないでいた。船内は平和になりつつあるが、これで到着してしまったが最後、犯人は割り出せないだろう。 「結局、わからねえな」 「今となっちゃ、俺の鼻も利かねー」 スタウトは文字通り、あちこちをかぎまわったが結局、魔族を見つけ出すことはなかった。ひとつ、魔族の臭いを発する部屋があったが、即席で作った遺体安置所……婦人の遺体が置かれている場所だった。 「それだが、俺のように魔族と融合している場合だったら」 スタウトは、はっとしてロセウを見る。それから駆け出した。ロセウもその後を追う。 行き着いたのは、遺体安置所のドアの前だった。躊躇もなくスタウトはドアを開ける。 「おい、そろそろ起きたらどうだ?」 「あんたは、その女性を殺して、その身体を自分のものにしようとしたんだな」 遺体は、ゆっくりと起き上がった。もちろん、いい心地はしない。血で染まっている遺体が動いているのだ。 「よく、わかったな」 遺体がしゃべった。 「やっぱり、俺の鼻は正しかった」 「出来れば、間違っていると良かったんだけど」 「俺は不慮の事故で消えかけた。でもな、こいつの身体があってそこに逃げ込んだんだ。思いのほか、早く回復できた」 「で、あんたはそこから出られなくなったんだ」 「その通り。エルフって物知りなのか? だから、女の身体だが、乗っ取ったんだ」 「まさしく、お前のようだな。ロセウ」 「俺の場合は封印してるだろ」 ともかく、謎は解けた。謎といってもうすうす感づいていたが。
昨日今日と、眠すぎて職訓の授業どころじゃなかった。うつらうつらとしていて、ふと気づいたらよくわからないことになっていたり……。簿記は二月に検定試験があるのに! がんばらねば!
翌朝、被害は起きた。船員も乗客も騒いでいる。ロセウたちのほかに何人かのウォンテッダーが乗り合わせていた。さすがにウォンテッダーとなると冷静に対処する。被害を聞きつけたウォンテッダーたちはそれに対応する。 「人が殺された」 船員の一人がウォンテッダーに伝える。 「被害者は?」 と、ウォンテッダーの一人。 「この女性だが」 甲板で、血まみれで倒れていたそうだ。ロセウはその顔を見て驚く。昨日、占いを依頼した婦人だった。 「スタウト、この人だ。昨日占った人」 「魔族じゃなかったんだな」 スタウトがつぶやく。 「今朝、朝早くにはいなかったんです。その後、お客さんの一人がここに来たらこんな、ことに……」 「一体誰がこんなことを」 婦人は刃物で切り刻まれいる。この世の中、刃物など誰でも持っている。護身用に持つ者、仕事道具として持つ者、果物を切るために持つ者。スタウトは一生の友として持っている。(本人としては「連れている」)なので、誰が犯人なのかという特定は難しい。 「魔族かな?」 「魔族とも限らないだろ」 「だけど、臭うな」 スタウトは納得できずにいる。船医は死因を調べているが、皆、見た目どおりの死に方だと、思っている。 「スタウト、お前の勘が鈍ってんじゃないのか?」 「うん、なんか今日は自信ない」 結局、誰も犯人を割り出すことは出来なかった。船員が乗客全員の持ち物を検査したが、刃物は誰でも何かしらの理由で持っているしこの婦人についても、誰も知らなかった。ただ、昨日関わったロセウは少し長い時間とったが、ロセウについてもなんの接点がない。 その日の昼。ほとんどの人が個室に引っ込み看板に出る者は少なかった。気味が悪い。船員がブラシでこすって掃除したが、血の跡は生々しく残っている。 ロセウとスタウトは看板に出て、デッキに捕まって海を眺めていた。 「なあ、どう思う?」 「何が?」 「あの女の人を殺したヤツさ」 「うーん……」 「だよな。でも、あの女の人、やっぱり臭うんだ」
おでんくんのHPがあった。キャラ紹介で、「ジャガー ジャイアンのようなやつ」って、いいのかー!
彼に魔族が封印されているのは理由がある。彼は外見上、エルフに見えるが、人間とエルフのハーフで本来ならば生まれてこないはずだった。しかし彼は生まれてきた。生まれてきたが人間にもエルフにも受け入れてもらえなかった。そして彼は死に掛けたのだが同じように死に掛けた魔族が融合してきたために彼は命拾いをした。それから魔王に拾われて妖精主に渡されアニムにお鉢を回された。 「占ったのは一人だ」 今夜は結局あの婦人一人しか占っていない。 「じゃあ、そいつかもな」 「待て、とりあえず落ち着け、スタウト」 「いくらなんでも今夜はやらねえよ」 「明日朝一でやられても困る。いいか、俺たちウォンテッダーは被害者が出てからじゃないと動けないんだ。確かに魔族は消しても罪にならないけど罪もない魔族を消してしまうに心痛まないのか? こういっちゃなんだけど賞金が掛けられる前に魔族を倒しても意味がない」 「けっ、世の中腐ってやがる」 「ああ、そうだよ」 「でも、お前が言うこともわかっている。だから、被害者が出るまで待つ」 「頼むから、いつもそうしてくれ」
2006年01月03日(火) |
副長! 新年からご苦労であります! |
と、いうわけで地元郵便局のイベントです。見えづらい読みづらいですが何とか読めないことはないです。クリックすればちょっと拡大します。
で、今日はちょっと雑談!
大晦日の夜は、おじゃる丸。 大晦日の深夜一時から三時まで、「おじゃる丸」やっていた。本当だってば! 新聞に書いてあったのを妹が発見。本当かよと思っていたら、本当にやっていた……。途中で眠くなって寝たけれど、何ゆえこの時間にアニメ?しかも、おじゃる丸。
「おでんくん」の世界
これも日本放送協会のアニメなんですけど、タイトルどおり、おでんのアニメです。 屋台のおでんのだし汁の中には、おでんの住まう世界があって、おでんの具たちはそこで暮らしているのです。で、客が注文すると、空から箸がのびてきて、おでんたちは箸につままれて外の世界へ向かいます。 「いってきまーす」と、元気な声で。(これから食べられるのに) で、外の世界ではおでんたちは普通のおでんとして人間に食べられるのです。(そして、食べられた後、またおでんの世界へ戻る) で、こいつらは人間に様々なことを働きかけます。やる気を出させたり、心を無理やり開かせようとしたり、病気と闘ったり。消化されません。(なぜ?) で、住民の中でもひときわ人気なのが、「たまごちゃん」まっしろなつやつやなかわいい女の子なのですが、所詮たまごです。でも、どっちかというと煮しまった「ガングロたまごちゃん」の方がおいしそうに見えます。あと、大根先生とか、ウィンナーくんとか、おでんらしい具がいるんですが、主人公である「おでんくん」は、もち巾着。(もち巾着の頭にふんどしと長靴というスタイル)「おめーは、もち巾じゃねーの?」と突っ込みたくなるんですが、誰も突っ込みません。 それと、ジャガーなるじゃがいも。こいつは最悪なことにおならでおでんの世界を支配(?)しようとしてました。かなり臭いらしい。一緒にいる銀杏坊主も言葉を発しないんですが、親指を下に向け首を切るしぐさをしたりと、ジャガーよりも凶悪なのかもしれない。うちの感覚ではジャガイモはおでんに入らないんですが。 ともかく、「おでんくん」はおでんの世界で生きていて、おでんの世界を守ったり、人間にたべられたりと充実した毎日を送っているのです。
……なんか、いろいろ、なんだかな、というアニメ。(笑)なんか、センスがすごい。
ビール入ってます、焼酎ちょっと入ってます、日本酒もちょっと入ってます。 そんな状態で、やります。こんくらいでは酔わないから。
婦人はカウンターの席に座った。ロセウもその隣に座る。ロセウが使うのは普通の占いカードである。アニムのような魔力を持ち合わせていないため、結局はめくったカードを読んで答えるしかない。だから、アニムよりさらにはったりである。 ロセウは、カードをカウンターに置き彼女に混ぜるように言う。そして、自分も混ぜて、カードを一枚一枚抜いていった。 「これは……積極的なアピールは控えてください。相手に気持ちを伝えるなら、手紙や贈り物がいいでしょう。それと……急ぎすぎないことです。あなたは今、離婚を考えているところですね」 「……わかりますか?」 「はい」 「あなたの言う通りです。ありがと、坊や」 「坊やじゃないです」 「あら、ごめんなさい。あなた、本当はいくつなの?」 「七、八十くらいです。エルフですから」 「そう」 彼女は、占い料を払って立ち上がった。
部屋に戻るなり、スタウトはロセウをにらみつけるように見た。しきりに鼻を動かす。 「お前のその反応を見ると、犬のようだな」 「悪かったな。本当に臭うんだよ」 「さっき、女の人を占ったからか? 香水とか?」 「香水ならわかるよ。でもな、お前からかすかに魔族の臭いがするんだよ」 スタウトは、魔族に対してだけ非常に鼻が利く。その魔族から一体どんな臭いを発しているのか本人にも説明できない。ただ、魔族が近くにいるとその臭いがするという。 「お前が、その臭いを発しているということは、その封印が解けかかっているか、魔族が近くにいたってことだ」 ロセウには、魔族が封印されている。そのことはスタウトも知っている。
2006年01月01日(日) |
今年も喪中につき、新年の挨拶は…… |
二年も言わねーなんてって、絶えられるかー!
おめでたいんだから、言うわ! 明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします!
ああ、すっきり。(新年早々、頭がおめでいたいことになってます)
新春特別企画(あれ? ロセウの話は?)
すずめのゆで卵 正月編
柘植一家は正月を迎えた。パートでがんばる母・道子のおかげである。 「雑煮の具が充実しているのは母さんのおかげだ」 「ほんとだね、父さん。こうやって数の子が食べられるのは母さんのおかげだね」 父・拓馬の収入はほとんどないことを思い知らされた。 「さ、みんないただきましょう」 正月は家族みんなで過ごす。しかし、道子はこれからパートの仕事だそうだ。最近のスーパーは元日から営業している。 「こうして、餅が食えるのも……」 飽きた洋は父の言うことを無視して、母に尋ねた。 「母さん、何時ころ帰ってくる?」 「夕方まで帰れそうもないわね。お昼は適当に食べてね」 「うん」 母がパートに出かけると、父は日本酒を飲み始める。 「正月はいいな、昼間から酒が飲める」 「父さんはのんきだな」 「何をいうか、洋。正月は出来うる限り、のんびりするものだ」 「父さんのそういうところが古いんだよ」 「お前だってこれから部屋に閉じこもってゲームするつもりだろ」 「うっ」 親子のそんな会話は、玄関でがりがりという音でさえぎられた。 「なんだ?」 玄関に出てみると、そこにはパグがいた。 「パグ!」 この犬のパグは三井紅葉……以前、道子と洋を誘拐した犯人である。ちなみに彼(?)がどんな目的を持っているのかすらわからない。 「パグがなんで?」 パグは犬種の名前だが、良い名が浮かばずに柘植家ではパグと呼んでいる。本名は知らない。 「わかった! 戌年だからだ」 「それだけ?」 「……」 「ほんとうにそれだけだと思う?」 「いや、その……」 首輪に紙切れがついている。それは手紙になっていた。 『あけましておめでとうございます。今年は私も動いてみようと思っております。その際は是非、よろしくお願いいたします。P.S.今年は戌年ですからちょうどいいので、愛犬に届けさせました。明日には迎えに行くわ』 「……」 「……」 「父さん、俺、初詣にでも行ってくる」 「父さんも付いていく」 今年は、何かあると予告され、二人は神頼みに神社へ行った。
|