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『生物と無生物のあいだ』福岡伸一 2011年09月30日(金) 賛否両論あるようですが、私はおもしろく読みました。普段、生物学などに触れていないせいかも? こういった分野に興味を持たせるには最適な読み物じゃないでしょうか。 哲学的なところがいいなあと思います。 ★★★ |
『蛍火の杜へ 愛蔵版』緑川ゆき 2011年09月26日(月) 愛蔵版まで買うほど好き(笑)何度読んでも泣いてしまうなあ…。 物語にまったく過不足がないと思う。このラストでよかった、と読むたび思います。 ありがちな、相手を助けて命を落とす、的な展開じゃなくてよかった、って。 |
『きのう何食べた? 5』よしながふみ/『姉の結婚 1』西炯子/『路地恋花 3』麻生みこと/『荒川アンダーザブリッジ 1』中村光 2011年09月25日(日) 『きのう何食べた? 5』よしながふみうーん、なんとなく料理がしたくなる。でもしないけど。 バナナのパウンドケーキが食べたいなあ。 ============================ 『姉の結婚 1』西炯子 アラフォーのヨリは、故郷に戻り司書をしている。 結婚とか恋愛とかはもういい、そう思っていたのに、最近変な男にまとわりつかれている…。 -------------------------- 確か新聞の書評欄に載っていたんですよ。で、読んでみたいなーと思って。 岩谷さん、まだ40手前らしいんだけど、老眼鏡かけてたりして、それはちょっと老けすぎなんじゃないかと思うんですが(笑) 老後老後言ってるし…。世間的にアラフォーはもう老後なんすかね。 あと、真木さんがめちゃくちゃ変態に描かれてて(笑) どんなにイケメンでも地位があっても、変態…っていうか、好きでもない男にストーカーされるのは不幸以外のなにものでもないと思います。 帯に「自分は幸せになれないと決めこんでいるあなたへ」と書かれているんですが、どういう意味なのかすごく考えてしまう…。幸せ=結婚て言ってるんですかね。 西炯子が、この話を今後どう展開させていくのか気になる。現時点ではおもしろいとは思えないけど、先が気になる作品です。 ============================ 『路地恋花 3』麻生みこと あーー、今回もすごくよかった。 本の装丁のお話とか、いいなあ〜と、ほうと眺めてしまいます。最後のお話は泣かせてくれるし。 一話読みきりスタイルなんですが、その後の話との絡ませ具合が絶妙なんですよね。 いいなあ、こんな路地に住みたいです。 ============================ 『荒川アンダーザブリッジ 1』中村光 前から読みたいとは思ってたんですが、結局ドラマを見るのが先になっちゃいました。 でも、それでよかった…のかな。先に触れた方が好きになってしまうものですよね(笑) 結構、エピソードシャッフルされたりアレンジされたりしてるんですね。 うーん、よくわからん…と思い続けて見ていたドラマも、途中からだんだんおもしろくなり始め。漫画も読み続けてたらおもしろくなるかなあ。 |
『夢の雫、黄金の鳥籠 1』篠原千絵 2011年09月22日(木) 16世紀初頭。寒村からさらわれたアレクサンドラは、奴隷として売られていたところを、ギリシャの商人・マテウスに買われる。マテウスはアレクサンドラにチャンスをやろう、と告げ、教育を施す。やがて、アレクサンドラが献上されたのは、オスマン帝国の王であった。マテウスに思いを寄せるアレクサンドラだったが…。 ------------------------- うっかり、新刊が並んでたのを見かけて、1巻だったので買っちゃいました。 これの舞台が日本(の昔)だったら、買わないんですがねえ…。(日本の時代もの苦手) 漠然と予想した話と、ちょっと方向性が違うような気もしますが(大奥風?)、まあもうちょっと読みますかね。これも長く続くのかなあ。 |
『ゴーストハント3 乙女ノ祈リ』小野不由美 2011年09月19日(月) ESPに関するうんちくなんかが楽しめる一冊。そして、結局怖いのは人間てことか?というね。 |
『ゴーストハント2 人形の檻』小野不由美 2011年09月18日(日) さて、2冊目です。ちょっと怖くなってきたー。人形って、怖いよね。しかし、伏線憶えてるもんだなあ。そう、これが伏線なんだよ、っていうのがわかって、おもしろいようなつまらないような(笑) |
『ちはやふる 14』末次由紀 2011年09月17日(土) 団体戦が続いております。個人戦にはない展開がおもしろいですね。しかし、やっぱり怪我ってつきものなのかなあ…。 |
『月は怒らない』垣根涼介 2011年09月15日(木) 市役所の戸籍課に勤める恭子。地味な女に惹かれてやまない、3人の男たち。なぜ、彼らはそんなにも彼女に惹かれるのか…? ------------------------- なんだこの三股ものは…。と思ったのですが、終盤では思わずほろりときてしまいました。(ほろりとしすぎ。水泳大会か。それはぽろり) この人の今までの展開を考えると、どっちにころぶ話なのかなあと思いながら読んだのですが、こっちだったかー。 いや、よかったんだけどね。やや斜に構えたことを言うなら、これは男が思う理想の恋愛の1パターンなんでしょう。こんな女はいないよ、こんな男もいないよ、っていう…。私が知らないだけでいるんすかね。 ★★★ |
『君に届け 14』椎名軽穂 2011年09月13日(火) 修学旅行で沖縄を訪れた爽子たち。急接近の爽子と風早だが、一方、あやねと茂木、千鶴と龍は微妙な感じに……。 ------------------------ あやねのところで思わずほろりとしちゃいましたよー。 ケント、意外にわかってるし、いいやつだなあ(笑) あ、前からか(笑) |
『ゴーストハント1 旧校舎怪談』小野不由美/『大局観』羽生善治 2011年09月03日(土) 『ゴーストハント1 旧校舎怪談』小野不由美ちょっと自慢ですが、私はピンクのやつで全巻持っています! が、リライトというのを読んでみたくて。図書館で見つけたので早速借りてきました。 確か、一度再読しているので、読むのは3回目なんですよ。たぶん。 ピンクのカバーでこの怖さはやばい!というのがずっと私の印象でしたが、1巻は思ったほど怖くなかった…。まあ、これは正体が……だしなあ。 ======================== 『大局観』羽生善治 この人の本も、いつか読んでみたいと思っていたのですが。 うーん、もう読まなくていいかなあと思いました。 ものすごく普通のことを書いている気がしました。まあ、それを実践できるかどうかが、一般人との差だと思いますが。 一芸に秀でた人だからといって、文章がうまいとは限らない、というのは当然といえば当然。 どうでもいいですが、「私はそう考えている」(記憶曖昧)という文末が多くて、某氏の「俺はそう考えている」を思い出してしまって、出てくるたびにおかしかった(笑) |
『できそこないの男たち』福岡伸一 2011年09月01日(木) 『生物と無生物のあいだ』が巷で話題になっていた頃から、読んでみたいと思っていたのですが、ぱらぱら見てみると小難しそうだなあ…生物学そんなに興味ないし、ということで、今まで未読のままでした。でも、読んでみてよかった! すごくおもしろかった。 なんといっても、文章が綺麗で読みやすい。専門的な話のはずなのに、おもしろいエピソードを取り混ぜて紹介してくれていて、しかもたとえがとても巧みなんですよね。それに話の展開が興味をそそって、しかも納得できるように書かれていて、それだけでなく、哲学的と言ったらいいのかとても感覚的なことが書かれているんですね。 ほんとにおもしろかった。これは読まないともったないです。 他の本もぜひ読んでみようと思っています。 ★★★★ |
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