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「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹
2009年06月25日(木)
「辻斬りのように男遊びをしたい」…そんな母親の所業の結果、生まれてきた川村七竈。北海道の地方都市で、七竈はその美しさゆえに、異端だった…。

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語り手が次々に変わっていく形式の連作短編集。
恩田陸が以前どこかで書いていた、美人である条件とは「自分の美しさに傷ついていること」というのを思い出しました。

うん。なんだかよくわからないけど、せつない感じがよかったと思います。
★★★
「バカにならない読書術」養老孟司・池田清彦・吉岡忍
2009年06月22日(月)
バカにしたものじゃないよ、読書術っていうのも、という意味のタイトルなのかと思って手に取ったのですが、バカにならないための読書術、でした…。でも、どこらへんが読書術だったのか……。
前半は、養老孟司さんのいろいろなお話でしたが、読書術という感じでは……。
後半は、養老孟司・池田清彦・吉岡忍さんの鼎談。テーマごとに、一人3冊ずつお勧めを選んで語り合うというもの。読書術…?
いや、まあ、別に読書術求めてないので、いいんですが(笑)

前半は、けっこうおもしろかったですね。学者さんて、普通の人と視点が違ったりするじゃないですか。森博嗣もそうだけど。そういう、違った視点を味わえるのが、好き。
日本語を読むときに、どこらへんの脳を使っているのかという話や、日本語は漫画言語である、という話、漫画の絵が漢字で、吹き出しがルビ、という話…などなど。
日本語の話、子どもの教育の話なんかに、やっぱり私は興味を持つらしいです。
全部鵜呑みにするのはどうかと思うけど、まあおもしろかった。
「GANTZ 26」奥浩哉
2009年06月19日(金)
ミッションが終わり、それぞれの日常に戻る面々。
世界の終わりまであと1週間だというのだが……。

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西くん! えらいことになってます……。
どうでもいいけど、西くん中学生に見えません。

意外だったのは、「ガンツ」の正体(?)が明かされつつあるということ。
理屈で説明できるような展開になると思いませんでした。
なにはともあれ、終わりが近いようですね。楽しみです。
「ちはやふる 1〜5」末次由紀
2009年06月12日(金)
小6の千早は、転校生の新が意外な特技を持っていることを知る。それが小倉百人一首競技かるただった。かるたのおもしろさに魅入られた千早だったが……。

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マンガ大賞という、本屋大賞の二番煎じ的な賞を取った作品です。他でも、いいという評判を目にしていたので、読みたいと思ってたんですよ。たまたま気が向いて(なにか買う物がないかと探していた時に目に留まって)、1巻を購入したのですが、読んだらあまりにおもしろかったので、続きが気になって、その日にまたわざわざ本屋に全巻買いに行っちゃいましたよ!

小学校時代は、2巻の最初で終わり、いきなり高校時代になってますが、小学校時代がすごくいいです。
千早と一緒になって、かるたの世界に魅せられていく。それに、泣いてるシーンがものすごく胸に来ます。ああ、子どもってこうやって泣くよなあ……って。

高校時代もおもしろいですけどね。やっぱり、部活マンガっていいなあって思います! 仲間って、いいよね……(笑)
とめはねっ!もそうですけど、団体競技になると、またおもしろさが増してくるんですよ。うーん、おもしろい。かるたってすごいんだなあ。私は割りと記憶力いいと言われる方なんですが、こんな疲れることやりたくなーいって思います(笑)
やりたくはないけど、物語として読む分には、魅力をたっぷり楽しめる漫画だと思います。
絵も読みやすくてかわいい。新がメガネかけてて一重で黒髪ですごくかわいいんですよ〜…ほぅ(笑)
先ほども書きましたが、泣いてるとこ描くのがうまいなあと。あと、新がパソコンを見ながら頭を斜めにするシーン、うまいなあと思いました。次のページをめくると、意味がわかるんだよね。

腑に落ちない部分もいくつかあるんですけどね。太一が高校生になった途端、そんな自由でいいのか?とか、千早の倒れ方が重病っぽすぎるとか…。新をああいう展開にしたのは、レベルが違いすぎたからなのかなー。早く新がいっぱい登場するようになりますように(笑)

次巻が楽しみな漫画が増えて嬉しい!
「今日はぐっすり眠りたい。」細川貂々
2009年06月08日(月)
不眠症の著者が、解消法をあれこれ試したり、睡眠についてのあれこれをエッセイ風にまとめたもの。

えーと…私、寝つくのに5分かからない、10分かかったら今日は寝つきが悪いなーと思うくらいなのですが。
なんでこんな本を読んでいるかというと、友だちに借りたからです。彼女も別に不眠ではないと思うんですけどね。質のいい眠りを追求しているんだと思います。

そんな寝つきのいい私が読んでも、解消法のあれこれ、効くのかどうかわかりません…。
割りと知っている話が多かったですしねー。
「聖☆おにいさん 1〜3」中村光/「バクマン。 3」小畑健・大場つぐみ
2009年06月07日(日)
「聖☆おにいさん 1〜3」中村光
ブッダとイエスは、休暇をとり、東京立川の安アパートで二人暮らしをしていた。二人の庶民的で穏やかな生活を描いたコメディ。

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手塚治虫文化賞…でしたか?の短編賞を受賞した作品。
新聞に作品紹介が載っているのを見て、買おうかどうしようか迷っていたんですが、友だちが買っていて貸してくれました。彼女もやはり新聞の紹介を見て買ったらしく。おお、友よ(笑)

青年誌だからあんまりシュールだったらやだなーと思ってましたが、まったくそんなことはなく。
新聞の紹介に「一人称が"私"であったり、偏差値の高い大学生のよう」とか書かれてましたが、なるほどなと。
ギャグもうまいんですよ。
ブッダが徳の高いこと言うと後光が差しちゃうからダメだって!とか、イエスが我慢しすぎて聖痕開いちゃうとか、クレーンゲームでつりあげた人形にカンダタって名づけたりとか、イエスの「もて期」がもて「紀」だったり。

あーーおもしろかった。
気軽に笑えるのに、うまいなあと感心もできて、ギャグ漫画としては最高です。
おススメ!

ちなみに、友だちは手塚治虫の「ブッダ」全巻も貸してくれました。行き届いてる(笑)


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「バクマン。 3」小畑健・大場つぐみ
王道のバトル漫画で勝負したいと、最高と秋人は編集にダメ出しされながらも試行錯誤を重ねる。
秋人が作品作りに悩んでいる頃、最高は、ライバルと思っている新妻エイジのアシスタントに行くことになり…。

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微妙におもしろさがわからない…と思いつつ、読み続けております。
金未来杯に落ちてショックを受けているところへ、編集の人たちの期待の言葉を読むところは、ちょっとほろりときましたけどね。
これからどのようにして成功していくのかは興味がありです。
「BASTARD 26」萩原一至
2009年06月04日(木)
さっぱり話がわからない。わからないのに、たまーにしか出ないので、ついつい買い続けてしまってます。私の惰性走行距離のすごさに、自分で感心します。いつまで買うんだろう? いつまで続くんだろう?
なにやら超初期の短編も同時収録。こんな絵の頃がありましたねえ…。
「黒衣の女王 グイン・サーガ126」栗本薫
2009年06月01日(月)
前触れもなくパロにやってきたイシュトヴァーンの最大の目的は、パロの女王リンダへの求婚であった。
ヴァレリウスたちは、対応に頭を悩ませる。しかし、いまだにナリスの喪に服しているリンダは、弾む気持ちを自分の中に感じ取っていた…。

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なんですか、このハーレクイン展開!(読んだことないけど)
内容的には長くても10ページくらいでいいと思う中味でしたが……。
他にも不満はつきません。細かいことですが。
ハゾスのことそんなに好きだったの? 猿っぽい外見とは言え、たどたどしいながらも言葉の通じるスニをそんなにペット扱いでいいんですかー。
イシュトヴァーンの口調が嫌なんだよー。江戸っ子か。もうちょっと異世界らしい、ファンタジーらしいしゃべり方を…。実はグインが自分のことを子どもに「おじちゃん」とか言うのも嫌だった。どこの下町の親父だ。

そんな調子でいつもながらに不満たらたらで読み進めていたところ、訃報が飛び込んできました。
129巻までは刊行が決定しているとか。あと3冊…愚痴を言うことをできるのもあと3冊かー……。


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