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「快楽の都 グイン・サーガ110」栗本薫
2006年12月31日(日)
豹頭王グインを演じる一座になりすましたグイン一行。出し物は大評判を呼び、快楽と悪徳の都として名高いタイスの支配者、タイ・ソン伯爵からお呼びを受けてしまう。伯爵は、グインの体格と武芸にほれこみ、闘技大会に出場させると言い出す…。

前巻はけっこう呆れつつも笑ってしまうという感じでけっこうおもしろかったんですが…。
もういいよ、という気持ちになってきました。
あまり山のない一冊。
TONO&うぐいすみつる
2006年12月30日(土)
1〜2ヶ月前からちょっとずつ読み進めてました、TONO&うぐいすみつるの本。
買い溜めたのを全部読み終えたので、一挙アップ(笑)


「よからぬ話 1・2」TONO×うぐいすみつる
よからぬ話……怖い話を集めた本です。
妹さんは霊感があるそうで、こんな簡単な絵なのに、怖い…。ぞーっとします。


「カレンのファスナー」TONO
短編集です。
不思議なお話がいっぱい。
私は「カレンのファスナー」が好きでした。カレンにはファスナーがあって、中は綿なの。子供を産む時はファスナーができて、開けると子供が出てくるの!


「ラビット・ハンティング 1」TONO
男の子2人と女の子1人がメインのお話…だと思う。
絵はリアルじゃないのに、お話はなんとなーくリアルというか生臭いというか…(笑)


「チキタ☆GUGU 1」TONO
まじない師の家に生まれたチキタ。家族はみんな妖怪に食われたが、彼は妖怪にとってものすごくまずい人間だったために生き残った。そして、チキタの家に住みついたラー。100年経てば美味になるというチキタを食うために…。
ものすごーくシュールなお話が繰り広げられているんですが、絵がかわいいので…ギャップが…。


「犬童医院繁盛記 1・2」TONO
天才的頭脳を持ち、14歳で犬童医院の院長を務める犬童多吉。そんな彼をとりまく、医者の両親、ナース、祖父…などを描いたコメディ。
うーん、私はこれはダメだー。苦手でした。


「恋愛ちゃちゃちゃ!!」「妊娠ちゃちゃちゃ!!」うぐいすみつる
自身の体験をつづったエッセイコミック。
しましまえぶりでぃとか、私はTONOの方が好きだったんですが、これを読んで彼女のもいいなあと思いました。おもしろかった。
「銀の騎士 金の狼―新たなる神話へ」榎田尤利/「デッドエンドの思い出」よしもとばなな
2006年12月29日(金)
「銀の騎士 金の狼―新たなる神話へ」榎田尤利
「神話の子供たち」→「金の髪のフェンリル」と続いてきたこのシリーズ、終盤になって「新たなる神話へ」というシリーズになりました。…シリーズ名はひとつじゃないとわかりにくいぞ…。まーいいけど。
サラとフェンリル、二人が出会って、ともに成長した後のお話になっております。ドールハウスに乗り込んで、連れてこられた少女たちを解放する作戦を実行するのだが…という話。

なんと、次の巻でおしまいなのですね。普段、やたらに長い話ばっかり読みなれているせいで、運命だの予感だのと風呂敷広げたら、もっとあれこれ運命に振り回されてほしかったなー、わけありの登場人物だっていっぱいいるんだしさ、と思ってしまいました。やっぱり、グインが異常なんですよね…。

エリアスとサラの初々しさはとてもかわいくて好きなんですが、それもそんなにたっぷり読めるわけじゃないので寂しいなっと。


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「デッドエンドの思い出」よしもとばなな
短編集。
電車の中、「「おかあさーん!」」を読んで泣きそうになり、こらえた。
初対面の人の前で取り乱して泣き始めたら、相手の夫婦が責めるのではなくて慰めてくれる場面。
心の中の痛い部分をつつかれたようで…。

「ともちゃんの幸せ」はすごく短い。そして、そんな終わり方をするんだ、たったこれだけの話なんだ、でもちゃんと1本の小説になってるんだ、ということに驚いた。

よしもとばななは、そんなに読んでないのだけど、瑞々しい小説を書くもんだと感心。なんというか、デリケートな部分、目に見えるような見えないような部分、そんなことを文章として描き出せてしまうというのは、すごいことだ。
「PLUTO 4」浦沢直樹×手塚治虫/「トリさま」今市子他
2006年12月28日(木)
「PLUTO 4」浦沢直樹×手塚治虫
おおっ、これは天馬博士ですか!
展開としては、この巻はあまり「華がなかった」かなと思うんですが。(まー、アトムがアレだけど…)
お茶の水博士とロボット犬とのエピソードなんかは秀逸ですね〜。

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「トリさま」今市子他
鳥漫画を集めた1冊。
私はもちろん今市子の「文鳥様と私」を読むために買いました。
こうしてみると、今市子の絵のうまさ、話のおもしろさっていうのはダントツなんだなーと思いました。

「ふくふくおかめ」はちょっとかわいかった。
んー、でも、ディープな飼い主って自分のこと「ママ」なんですよね。ママか……。

もんこはんは絵が読みにくいのと気持ち悪いので読む気がしなかった…。
「セクシュアリティの心理学」小倉千加子
2006年12月24日(日)
人間の性別を指し示すする用語は、以下の3つ。(本文から)
(a)セックス 解剖学的性差・性別
(b)ジェンダー 社会的・文化的性差・性別
(c)セクシュアリティ 性的欲望・性的行動の総体
本書は、結婚や恋愛などの場面での性差における人の心理や概念の推移などを考察したもの。

なかなかおもしろかった。特に第1章「摂食障害と女性のジェンダー化」は興味深く読みました。この人の書く、女性の成長における心理の考察を読むのが好きなんですね。

以下、私がおもしろかった部分を抜粋。


P12
「女児には早期から「自己抑制」傾向が存在することが発見されています。「自己抑制」とは「自己主張」(自分の欲求を相手に正しく伝える傾向)の対極にあるものです。」

P17
「幼児の依存対象(母)が、幼児の要求に一貫してうまく対処できないとき、幼児は自分の失望感を乗り越えるために、内的関係の世界を作り上げる。自分の欲求に対する世話役の対応が不適切なのではなく、自分の欲求が問題を引き起こすのだと考え、自分を罰し、自分を葬ろうと試み、否定的に体験された世話役の側面である悪い対象を再構築して、ファンタジーの世界を作り上げる」

P78
「女性と原始人は同じとみなされたのです。女性が使う装飾品は奴隷の装飾品と同じものにされています。たとえば、ネックレスやブレスレットは、アフリカ文化から生まれたものです。」

P106
「それ以前の人たちは私たちが恋愛と呼んでいるような感情を体験したことはありませんでした。感情とは、歴史的に新たに作り出されるものです。たとえば現代でも、地方の高齢者には「不安」という感情は理解できないことを精神科医の中井久夫は著書の中で指摘しています。」

P146
「心理学的には、達成動機から親和動機への転換と言い換えることができます。達成動機(achievement motice)とは、一定の基準を求め、それを完遂する動機のことで、親和動機(affiliation motive)とは、他人(異性)と友好的な関係を持ち、同性とともにあるあり方を望む動機のことです。男の子とも親和的につきあい、女の子ともうまくやるということです。達成動機から親和動機への転換が要請されていることを女の子はどこかで感じます。「男子に負けたくない」と「男子に負けない限り男子に愛されない」という2つのコースの分岐点に遅かれ早かれすべての女の子は立たされます。」

P171
「彼ら(※野生児のこと)は言語をまったくかほとんど使えなかったために、自分の性別を指す言語も知りませんでした。すなわち、ジェンダーを知らなかったのです。そして、その結果(と私は確信していますが)、彼らにはセックスもまた存在しませんでした。(中略)性器の形成も未発達で、性的欲望も存在しませんでした。要するに、ジェンダー(言語)がないと、セックスは形成されないのです。」
「花のささやき」川口まどか
2006年12月20日(水)
シリーズものではない短編集です。

虐待を受ける少年が、亡き母の遺品の薬を見つけ、不思議な力を手に入れる、ちょっとシリアスな「花のささやき」。
とある家族の一人になりすました宇宙人のつる子のおかしな行動に、兄だけは不審の目を向ける…コメディタッチの「E.T.ゴーホーム」。

など。他、短いのが3本。
彼女らしい話ばかりですねー。
「GANTZ 20」奥浩哉
2006年12月19日(火)
GANTZ最新刊です。
どんな展開になるかは知ってたんで展開に関しての衝撃はなかったんですが、ちゃんとストーリーとして読むと、衝撃がなくてもおもしろいですね。玄野くんが逆襲するあたりとか。
でも、これは一気に読む方がおもしろいかもしれないなー。
「共感する女脳、システム化する男脳」サイモン・バロン=コーエン
2006年12月17日(日)
自閉症および男女の性差に関する研究調査に実績がある、ケンブリッジ大学心理学・精神医学教授による著書。
女性型の脳は共感、男性型の脳はシステム化に特化しているという理論を展開し、また、自閉症は男性型の脳が極端な男性型の脳なのではないか、という持論が書かれています。
胎内にいる時に、テストステロンという男性ホルモンの濃度によって、どちら型の脳になるかが違ってくるのだそうです。

専門的な内容であるのに、「システム化」と「共感」に関しての説明など、とてもわかりやすく読みやすかった。
なるほど、おもしろいですね。違いを知るということ、それが何から来るものなのかという考察、なんらかの特徴がその脳の違いから来るものなのだとわかる驚き、などなど。
こういう本を読むと、たとえば小説のキャラクターであったり、自分の周りの人間であったりを、あの人はきっとこうなんだろうなーと思ってしまって、それも楽しかったり。

でもねえ、私はそんなに自分がシステム化が苦手だとは思わないんですよ。だからってコミュニケーション能力があるかというとないし。
だけど、地図を読むのは苦手で言語能力はまあまああるんじゃないかと。
女性が得意な「共感」というのも、なんだか幻想じゃないかと思えてしまいます。だって、ほとんどの人の「共感」は独りよがりだと思いますもん。
とはいっても、二タイプの脳に違いがあることは納得できます。男性型は、他者の気持ちへの配慮が薄い、女性型は他者の気持ちが気にかかる、ということですね。
だから、「システム化」と「共感」という言葉の(?)選び方を間違ってるんじゃないかという気がします。


巻末に共感指数(EQ)とシステム化指数(SQ)と自閉症スペクトラム指数(AQ)の診断テストがついていたのでやってみたら、EQもSQも平均より低かった。私って………orz
「老ヴォールの惑星」小川一水
2006年12月10日(日)
表題作を含む4編を収録した短編集。

「ギャルナフカの迷宮」
政治犯が投獄される、巨大な地下の迷宮。囚人には一枚の地図が手渡され、入り組んだ迷宮の中、水場と餌場を往復しなければならない。少ない水と食料のため、彼らは常に他の囚人からの襲撃を警戒しなければならない。そして、この投宮刑に期限はなかった。
テーオは、一人であることに疲れ、とある女性と共生関係を結ぶことになる。そして、迷宮の中にも次第に社会が形成されていく…。

絶望的な迷宮の中で、次第に人との関わりができていく様子。単調なはずの迷宮の生活の、何年もの変遷の描き方がまったく退屈させずにおもしろい。
なにより舞台設定がおもしろい。視覚的にはちょっと想像しづらいんですが、雰囲気があっていいです。
物語としてもまとまっていておもしろかった。


「老ヴォールの惑星」
サラーハという惑星に住む生命体の話。
彼らは生殖による繁殖をしないため、知識や経験は死ぬ間際に光を発して他の個体へ伝えることで、種族としての賢さを育ててきた。
そんなサラーハに、星が墜落することがわかる。彼らは、自分達の知識や経験を伝えるため、生命体が存在する星を探し始める。
そして、種族をあげての点滅を試みる…。

これまた、視覚的にはまったく想像つかない生命体のお話ですが。
綺麗でせつないですね。不思議な読後感のある話だと思いました。


「幸せになる箱庭」
知的生命体とのコンタクトのため旅立った宇宙船。
やがて、目的地につくが、乗員はいっせいに気を失う。目覚めた時、高美は医療用の安静子宮の中だった。恋人のエリカを起こし、二人で外へ出ると、すでに他の乗員はその地でのそれぞれの活動を始めていた。
しかし、高美は違和感を憶える。うまくいきすぎている、と…。

幸せってなんだろう、現実ってなんだろう、と考えてしまいますね。
でも、こんなテーマの割には読後感がいい。


「漂った男」
惑星パラーザで遭難した男。その惑星は適温の海水で一面覆われていた。
すぐに救助されると思ったものの、座標が特定できないために探索は長引く。頼みの綱はUフォンだ。海水がゲル状で高栄養だったために、水分、食料に困ることはない。Uフォンで話し相手に困ることもないが…。

海に漂ってるだけの話なんですが、とてもおもしろかった。
特に最後は泣けました。
そこで終わるとは…と思ったけど、でもこれでよかったのかもしれない。


4編とも、読後感がとてもいいのと読みやすいので、ちょっと意外でしたね。
こういうハードSF(?)は、割とシニカルなラストが多いイメージだったので。
どれも好きでした。
気に入ったので、彼の作品、他にも読もうと思います。
★★★★
「君に届け 2」椎名軽穂
2006年12月09日(土)
風早くんのおかげで、矢野さんと吉田さんとも仲良くなれた爽子。
しかし、矢野さんと吉田さんに関する悪い噂が流れ、その発信源は爽子だという。そんなわけがないと思っていた二人も、爽子が「二人は友達じゃない」と言っているのを聞いてしまい…。

帯に書かれている「…しってる? 友達ってね、気づいたらもうなってんの!」の言葉。
うーん、青春だぁ………。
誤解や和解の流れが、無理矢理じゃなくて自然なので、イライラせず読めますね。噂の流れ方とかは強引な感じがするけど、誤解の生まれ方って、現実でもこんな風だよね。
学生時代なんてはるか遠い記憶になってしまった私でも、なんだかピュアな気持ちになる漫画です。
「LOVELESS 7」高河ゆん
2006年12月07日(木)
ななつの月へ行くために、七声学園へやってきた立夏と草灯(とキオ)。
立夏と草灯は学園内へ。折りしも学園では夜間訓練が始まるところだった。そして、清明と二世の二人も七声学園へとやってきた。
草灯と二世、清明の元戦闘機と現戦闘機の二人のバトルが始まる。

いやあ、立夏はかわいいですねぇ〜。
私はまったくショタ趣味じゃないのですが(笑)、それでもかわいいと思うよー。

どんな展開をしていくんだかさっぱり読めない、というか理解できない高河ゆん(笑)
ですので、のんびり見守りますよ、私は。
「大奥 2」よしながふみ
2006年12月06日(水)
1巻の時代からは遡り、どうして男女逆転大奥が形成されるに至ったかが描かれ始めた2巻。
若い男性ばかりを襲う流行り病により、男性の数がどんどん減っていた。時の将軍家光も、この病で命を落としたが、春日局は納得せず、影武者を立てることにした。
一方、僧侶となった万里小路有功は、将軍へのあいさつに江戸を訪れた。すぐに帰るつもりが還俗させられ、大奥最大の秘密、将軍が実は少女であることを知らされ、小姓となることを強要されるのだった…。

前半は、巻き込まれた有功の悲運を描き、後半は家光(千恵)と少しずつ心を通わせていく様子が描かれています。
これねえ、有功は出来杉くんだと思いまーす(笑)
どうして、こんな風な巻き込まれ方をされて、こんなことが言えるのかなあと。家光にかける言葉が、すごい。そんなこと言われたら、そりゃイチコロだよ〜。
玉栄にかける言葉もね。罪をとがめるのではなく、そんなことなかなかいえないだろうと思いました。

1巻を読んだ時には、どんな展開になるんだろうと思いましたが、2巻からは二人の行く末にスポットが当たっていて、読みやすくなりましたね。
続きが楽しみです。恐ろしくもあるけど。
「真夏の島に咲く花は」垣根涼介
2006年12月05日(火)
フィジーで暮らす、人種の違う4人の若者。
旅行会社に勤める日本人の茜。茜の恋人であり、ガソリンスタンドで働くフィジアンのチョネ。チョネの同級生で、高校時代に両親に伴われフィジーに移住し日本食レストランを経営する日本人の良昭。良昭の恋人で、チョネとも元恋人である、インド系フィジー人のサティー。
クーデターが起こり、観光業が打撃を受けるフィジーで、4人はそれぞれの思いを抱える…。

この本を読みかけていた12/5、フィジーでクーデターが起きたというニュースを目にしました。
フィジーという国は、元から住んでいたフィジアンと、イギリスの植民地時代に連れて来られたインド人の子孫であるインド系フィジー人との間に確執があるのだそうです。
食べ物や気候に恵まれたフィジーで育ったために、働くことに意欲がないフィジアン。そして、働き者のインド人。
それに輪をかけて生真面目な日本人。金儲けにがめついと言われる中国人。
日本では、約束を守ること、勤勉であること、自分のもの他人のものをしっかりと区別することは美徳であるが、それは決して全人類の共通ではないんだというくだりは、考えさせられますね。
肌の色ではなくて、考え方・生き方の違いというのが、いさかいの元なんだなとつくづく思います。

そういった、国や人種の問題などを扱った作品ではありますが、4人の若者がそれぞれに好きな相手に対して抱える気持ちなどによって描かれているため、とても読みやすくわかりやすいと思います。
日本人にとっては怠け者としか思われないフィジアンの若者であるチョネを見守る茜の視点が、とてもうまいので説得力があるんですね。

まーでも、多くの日本人が、「自分はフィジーでは暮らせない…」と思うのではないでしょうか。
それは、「しあわせってなんなんだろう?」という疑問も呼び起こします。

物語としては、中盤まで特に大事件が起きるわけでもない日常を、退屈させずに描いてるのがうまいなと思います。
終盤の展開は、私は好きではなかったので残念だと思いましたが…。
★★★
「20世紀少年 22」
2006年12月04日(月)
人々を万博会場に集めるため、音楽祭を開催することを思いついたカンナ。そこには、ケンヂもきっと来てくれると信じて…。

もう終わりそうって知らなかった。まだまだ続くんだと思ってた(笑)
今月から雑誌の方で最終章が始まるってことで、単行本だとあと1〜2冊なんですか?
はっきり言って、今どうなってるんだっけ?っていうのが、よくわかりませんが。(前の巻を読み返さないので)
えーと、"ともだち"はどうなってるんでしたっけ…?
最後まで読めばわかるのかなー。読み返さないといけないのかなー。

私が思う見所はですね、春波夫が着物をバっと脱ぐシーンですね! かっこいい〜(笑)
ヨシツネの「何もするな。」もよかった。あと、府を制圧した時、職員とか警備のみなさんがいつものあいさつをしながら泣き出すのにもらい泣きしてしまいまして…。
「お父さんに上手に撃たせてくれ」もぐっときました。

さて、どういう終わり方をするんでしょうね〜。


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