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「妖精のネジ」奈知未佐子 2005年06月27日(月) 数年前、私は某古本屋でバイトをしていました。その頃、友だちに(古本で)買った本をあげたことがあるらしい。それが「蛍の渡守」という本だそうで。なんでも、買ったけどおもしろくないから欲しかったらあげる、要らなかったら捨ててと言ったらしい。すっかり忘れていて、言われても記憶が甦らなかったのだけど、そんなことがあったのだね。たぶん絵とか話が好きそうだと思ったんだろうけど…。 で、彼女もそんなにおもしろいとは思わなかったけど、もったいないので取っておいてたら、最近になってよさに気づいたんだとさ。 前置きが長かったけど、そんなわけで、私たちは最近奈知未佐子の本を探している。(私は別に読みたいわけではないが、頻繁に各地の古本屋に行くので、よく彼女の捜索隊になっている) そして、土曜日にやっと見つけたのが本書。 ほのぼのとしたかわいらしい絵で、かわいらしいお話が25本入っている。なんだか日本昔ばなしを連想させるものが何本かあったり、ほろりとさせる話もある。 …やっぱり友だちが好きそうだなあと思う漫画でした。(私も嫌いではないです) |
「火の山 グイン・サーガ102」栗本薫 2005年06月19日(日) イシュトヴァーンと、グイン・スカールのその後、といった一冊。今回はイマイチ私の中では盛り上がらず。もー、グインのはったりは飽きました(笑) もうちょっと危機感を感じさせてください。 イシュトヴァーンも、よかったんだけど、なんだかそんなもんなのか?って気がしてしまって。 でも次の展開に入るらしいので、次巻に期待。 |
「エンジェル・ハート 13〜15」北条司/「ボクを包む月の光―ぼく地球 次世代編― 1」日渡早紀 2005年06月18日(土) 「エンジェル・ハート 13〜15」北条司シティーハンターこと冴羽リョウと、香の心臓を移植された少女の話。…「CITY HUNTER」の続編のようだけど、違うらしい。別世界らしい。海坊主も冴子も出てくるけど。 今回のお話は、都会の座敷童子とも言うべき少女が冴子の前に現れて…というもの。 女の子がけっこうかわいい。 「ボクを包む月の光―ぼく地球 次世代編― 1」日渡早紀 これまた次世代編(笑) 「ぼくの地球を守って」の輪と亜梨子の子供、蓮が主人公です。 なんか絵がヘンになっちゃったよーーと思ってましたが、本屋でぱらぱらと立ち読みしてみたら、ちゃんと読みたくなって購入しました。 おもしろかった! 絵はヘンだけど、私は許せる(笑) 蓮は7歳。あの頃の輪くんと同い年。輪くんは今23歳。亜梨子と9歳も離れてたんだよね…。あらためて9年かと思うと重い。 でも輪くんがかわってなくて、生意気なまんまで生き生きしていて、嬉しくなりました。泣いてる輪くんがなんとも言えなくてねぇ。 カチコちゃん(未来路の娘)もかわいいね。(私は別に幼女好きではない) 続きが楽しみです。でも研究所との闘いとかになっちゃうんでしょうか…。 |
「ときめきミッドナイト 2・3」池野恋/「犬ぐらし」遠藤淑子 2005年06月17日(金) 「ときめきミッドナイト 2・3」池野恋なんとも懐かしい。童心に返りますね。 これは、「ときめきトゥナイト」のパラレルワールドと申しましょうか、真壁くんとアロンの立場が逆だったら?ということで、真壁くんが魔界の王子として描かれています。それでもやっぱり蘭世はシュンくんが好きになっちゃうんですけどね。 いろんな人が名前を変えて出てきていて、瑤子が蘭世と仲がいいのが違和感です(笑) 真壁くんは無口で無愛想で、蘭世にもそっけなくて、それがまたかっこよかったものだけど、シュンくんは王子としての悲哀を背負いつつも割とライトな感じ。 蘭世が猫に変身してしまって、シュンくんだけが蘭世だとわかってくれたーと抱きついて泣く蘭世。そんなシーンが「ときめきトゥナイト」にもあったよなあって懐かしくなりました。 「犬ぐらし」遠藤淑子 友だちが動物好きなので、友だちに買わせて借りました(笑) 愛犬との暮らしをつづったエッセイコミック。コミカルに描かれていて、おもしろかったです。 …でもね。私は友だちに借りてこの手のエッセイコミックをよく読むのですよ。そのたびに、私には動物を飼うのは無理だ…と思わされます。なんて苛酷な。 もちろん愛情は感じますし、かけがえのないものを手に入れてるのね…とは思うのだけど。私には無理(笑) ペットとは遠くにありて思うもの。 |
「三千世界の鴉を殺し 9」津守時生 2005年06月12日(日) 特に感想はないんだけど、読書記録として残しておきます。やっぱり好きな作家は読み続けてしまいます…。文庫だと買いやすいしねえ。 イラストレーターが変わってしまったのがちょっと残念。 |
「悪魔で候 全11巻」高梨みつば 2005年06月11日(土) 漫画を一気読みしたくて。だいぶ前にまとめ買いしてたものを引っ張り出してきました。母親の再婚話で、姉弟になることになった猛(理事長の息子)は、小悪魔的な性格だが、茅乃はそんな彼に惹かれていき…。 という、少女漫画の王道の展開。ライバルは出てくる見合い話は出てくる初恋の人は出てくる両親にバレか怯える…というほんとにお約束な展開がてんこもり。 でも猛くんが確かにかわいいんだなあ(笑) 最初の方は意地悪ばかりで性格悪くてしょうもないんだけど、だんだんいかにも女の子が喜びそうな天邪鬼な行動ばかり…。 いかにも願望充足的な話…ではありますが、けっこうおもしろかった。 いいじゃん、たまにはこういう夢に浸ったって(笑) |
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