節分に巻き寿司をかぶりつく……風習は、大阪から
始まったらしいですね。あたしゃまったく知らなかったよ。
節分当日の大阪のデパチカは、巻き寿司オンパレード!!
ものすごい量です。そんでまた、おばちゃんたちがものすごい
量を買っている。
へぇー。乗っかれ乗っかれ。あたいも買ってみよ。
イワシも食べるらしい。
魚コーナー、イワシ山盛り!
へー。イワシ食べたことなーい。
買ってみよ。千葉産だって。
………今まで千葉に住んでたのに。なんかもったいない気が。
つーことで。夕飯。
巻き寿司を、恵方に向かいながら、
一本まるまる、無言で食べる。
そうすると、厄除けなんだって。
もぐもぐもぐもぐもぐ
…………シーン…
もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ
…………………しーん…………
巻き寿司が、またこれでかくて太くて!食べ終わらん。
もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ
…………………しーん…………(20分経過)
……あのさ。あの。
これって全然楽しくないね。
某地元無料タウン紙に
『結婚を前提に付き合える方 急募!
25才以下の茶髪でキャル系 学生可 の
誠実な女の子!浮気絶対しない方!
当方 35才会社員』
ってあったんだが。
10才以上も離れた、ギャル系だけどまじめな子を
急募している、
この彼にいったい何が!?
つーか。 いませんから。そんな子。
いたら見てみたい。
2005年02月01日(火) |
京都 プチグルメ紀行 |
友人と京都に軽く旅行に行ってきました。
お腹が大きくなった彼女。数年前まで
『カップルで手なんかつないでるの見るとヘドが出る!』
とほざいていたのに。人間、変われば変わるもんだなぁ。
まずは、高台寺ちかくの 洛匠 へ。
わらびもちが有名です。
いやぁ、デパートの催事とかでよく試食できるじゃないですか、わらび餅。
つーか、店の前でもわらび餅と抹茶カステラ、試食できますけど。
違います!!店内で食べるわらび餅は!
なんつーか。きなこで最初パサパサするんですよ、口ん中。
でも、それが唾液でしっとりしたところに、ゆるゆるのわらび餅が
ジュワーと溶けていくんですよ! 旨ッ!!
むはー。おいしい。
近所のじぃさんとお店のおかみさん(?)が雑談してるもんで
こっちが会話していても店に響かないのがいい。
やっぱ、こういうザワザワ感っていうのは必要ですよ。
なんて思ったのは、次の店に行ったからです。
最近、年なのかわからんが、少し食べるとお腹がいっぱいに
なってきちゃうんですね。ワタシ。
わらび餅とほうじ茶で、プハー ですよ。二時間ぐらいすると
また空いてくるんですけども。
次の店は いづう です。
鯖寿司で有名 らしいです。
わらび餅から20分も経っていないので、ふたりで一人前を
食べようね、といいながら店へ。
………うっわー。 おもいっきり一見さんお断りみたいな
格式ばった入り口じゃないですか。
おそるおそる戸をあけると、意外に狭い。
そして客がばあさん一人。
しーーーーーーーーーん
こんなコワッパ二人が入っていいんですかね?
つーか、店やってますよね?
コホン、と咳をしたら、店内に響いちゃうような静けさ。
苦手です。
メニューを開くと
鯖寿司鯛寿司盛り合わせ 2520円
鯖寿司小鯛雀寿司盛り合わせ 2520円
というのがありました。 まぁ、鯖寿司のみ食べるより、違うのがあった方がいいかなぁ〜
でも 鯛寿司 と小鯛雀寿司 ってどう違うんだろう? と
お茶を運んできたお姉さんに質問。
『小鯛雀寿司っていうのは、まぁ、鯛より小さいもので、
皮がついているんです』
みたいな説明。
我々は、小鯛雀っつぅ魚類がいるのか? と聞きたいのじゃ。
再質問すると、奥からおかみさんがドカドカっとやってきて
『あんたは向こうで茶の支度して!』
と小娘さんを邪険に奥へとひっこませ
『なんでっしゃろ、お客サン』
と。
ひぇーーー! なんか怖い〜〜!!
しかも説明聞いてるとき(いや、説教されてるかのようだった)
先客のばあさんが『ふふんっ』と鼻で笑ったのが怖かった〜。
置屋のおかみさんが『これだから若いモンが。老舗の店にくるのは
50年早いんじゃ』と言ってるかのようだった〜(T
T)
おかみさんいわく、小さい鯛を雀のように開いたのが小鯛雀寿司。
関東のおひとはこちらをよく頼まれます と言う。
てか、『あんたらもうこれでいいんじゃない?』みたいな口調。
ワタシら、皮付きの魚って苦手なんだよね〜
『でも、女性お二人のお客サンは、鯖寿司一人前と、京寿しの盛り合わせ
一人前を頼まれて、それぞれ分けて食べはるのが多いですよ』
『鯖寿司鯛寿司盛り合わせ 一人前ください』
………あれだけ説明させといて、この小娘、まったく違うもん頼みやがる
しかも二人で一人前やてーー!?!?
と、あからさまに思ったらしく
『6切れですよ。鯖3切れ、鯛3切れですよ』 と二回も念押し。
おなかすいてないんだよ、あんまり。すまんね。
(結果的にひとり3切れで十分腹が膨れた)
しかもしかも。まわりにぐるりと昆布がまかれてるのよ。
ひぇーー、噛み切れない!! と悪戦苦闘してたのよ。
そしたら、違う客に寿司を出すとき
『昆布は外してお召し上がりください。あとから昆布をいただいてください』
なんて解釈してやがる! 俺らにも先に言え!!
怖い。老舗って怖い。
というより、このおかみさんが怖い。
しばらくして客が増えたので、雰囲気が少し大衆っぽくなりましたけどね。
夜はお茶漬けの店に。
丸太町十二段屋 という店。
ご飯がねー、炊きたてで旨いのよ。漬物盛り合わせも旨い。
一番旨かったのが、まわりはしっかりしてるのに、中は
ふんわり半熟の、出汁まき卵!! 絶品でした。
漬物を乗せてお茶をかけて…とやったんですけど、
静岡で育ったワタシは、どうもほうじ茶にはなじめません。
ほうじ茶のお茶漬けって……うーん。
それよか、ほっかほっかの炊きたてご飯に、旨い漬物。
出汁がたっぷりの卵に赤だしの味噌汁。これだけで十分でした。
あー。書いてるだけでお腹がすいてきた〜 (>
<)8
翌日は、ひとりぶらりと祇園の 鍵善良房 へ。
葛きりが有名なのです。900円。
パカッとあけると、冷たい水に透き通った高そうな氷。
ゆるゆると泳いでいる葛が。しこしこしこしこ。旨〜っ。
黒蜜も、変に甘すぎず、葛に絡みついてグゥですよ。
落ち着いて食べられる空間も好みです。
もうね、最後は黒蜜をククッと飲んじゃいましたよ(笑)。
一口目はうまかったんですが、さすがに二口目はキンっと
眉間にきました。甘すぎました。
次は、葛を食べつつ飲んでみよう(←違いますよ!)
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