言の葉 DiaryINDEX|past|will
押すと言葉がかわる投票釦 こりゃすごいこったと思って 話を聞いていました なんだか不可思議な展開だなって 思ってはいたんですけど ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 目が点です 確かに童貞(これは確認済)と処女(あくまで想像ですが…) いい組み合わせといってしまえばそれまでなんですけど ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 誰がじゃ! 関係無いとこで 好きなようにやってください と 本人にはいいませんでしたけどね 14125
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押すと言葉がかわる投票釦 他の同期の人間たちとは まあ仕方ないよねえ 本人の心持ちの問題だからって 静観の構えでいたんですけど ここで和田クン 妙に張り切ってしまって 彼女にしばしば電話して その様子をボクたちに報告してました ある日 いつものように彼女のことを心配する和田クンに ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 というと 和田クン 目をギラギラッと輝かせて 「なんて素晴らしい考え もしかしてオマエ天才なんじゃない!」 と狂喜してます ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 ってつぶやいてました さて その結果はいかに? 14096
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押すと言葉がかわる投票釦 14043
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押すと言葉がかわる投票釦 最初目にした時に なんだか違和感感じたんですけど 足元見てあぁ真夏の格好にアレかーって思って 足元だけはもう秋に突入してるんですね というか ノースリーブは見てるほうが寒いって… 続いて駅から出て歩いていたら 歩道に乗り上げて止まってる車が1台 なんだか通行の邪魔だなって思って チラと中を見てみると ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 まあなんでもよいのですが 大丈夫ですか?アナタ だいたいそんなたるんだモノを どうどうとさらしてないでください って思わずアタマの中でツッコミ入れてしまったり(笑) 目にした不穏なモノをアタマから振り払い 歩き続けていると ふと前を行く中年男性二人の会話が耳に入ってきます 「おまえねー、バカでないの? 西武なんていう田舎でそんな朝早くバスは走ってないよー」 「だってオメー、ここは東京だぜ」 「バスなんて朝の6時半過ぎに決まってだ」 どこの国の話をしているんだろう? って考えながら歩いてましたけど だいたい西武っていう場所はドコにあるんでしょうか? なんとも生半可な会話 バス談義に燃える二人を追い越すと 前にはなにやらフワフワとしながら歩く おばーさま1名 ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 んー珍しいものをつけてます 何かのおまじないでしょうか? たった10分ほどの間ですけど なんとも半生な気分 季節の変わり目っていうことでしょう と自分で納得させとこう(笑) 13999
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押すと言葉がかわる投票釦 ズンズン部屋の中に進んで ちゃっかりテレビの前に座ってます かー信じられない アタマにきたボクは 「2時間で帰れよ」と声をかけ 彼の存在を無視して一人で英語の勉強をしていました そして2時間後 「もういいだろ。約束の時間だから帰ってくれ」と 声をかけました ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 「そんなことオレに関係無いから帰れ」って怒ると 「オマエはなんて冷たいヤツなんだ このまま中途半端に帰ったら気になって眠れないじゃないか」 もちろんそんなこともボクには関係ありません そもそも自分の試験が終わったからって まだ試験中の人間の家に来て のんびり映画見てるほうどうかしてると思うんですけど… ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 そしたらヤツは黙って最後まで見て スーっと帰っていきました なにやら腹立たしくて 眠れなくなってのはボクの方で おかげで徹夜で一夜漬けしてました これで彼が現れなくなったら なんとも平穏な日々が訪れるはずだったんですけど… そんな一筋縄でいく相手ではありませんでした 13837
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新車購入後約半年で3回事故を起こして 押すと言葉がかわる投票釦 あいかわらずギラギラさせた目が ちょっと恐かったんです せっかく買ったんだからちょっとドライブ行こうっていわれて 前回の合宿での件があったから 丁重にお断りしたんだけど なんだかんだいう彼に辟易して 「仕方ない乗るか」 と意を決しました 乗ってみると いきなり気付いたのは 何か赤いランプがついてます 故障かなって思ったら よかったガソリンでした いやよくないってば ガス欠で止まってまうよ それを指摘すると 和田クンはああっていって 早速ガソリンスタンドに向かいました ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 思わず目が点になってしまいました これまでの人生でそんなガソリンの入れ方する人に 初めてあったもので 普通は満タンにするんじゃないんですか? ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 もともと図太いヤツだとは 思ってましたけど なんだかとっても不快な感じ もしかして財布がわりに乗せられた? このころから もう普通の友人としてのつきあいはできないなって 感じ始めていて 全てはネタになっていくのでした なんだか全然タイトルと違うじゃん!(笑) 13794
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押すと言葉がかわる投票釦 そして2時間ほどたって現れた和田クン なにやら異様にギラギラしてます ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 とさりげなく語り出しました 実は前日の夜 和田クンはボクたちと徹夜で麻雀したんです 朝の5時過ぎに終わって ボクをアパートまで送ってくれました 眠いだろうから泊まってそのままバイトにいったら? って提案したんですけど シャワーあびないと気持ち悪いってことで そのまま帰っていったんです まさかそれがあの車の最後になるとは… 当時ボクが住んでいたのは大田区 そして和田クンの自宅は世田谷区 環状八号線を北上していて 意識が飛んでしまって 気が付くと車は センターライン上の金網を50メートルほど破壊して 対抗車線に飛び出しおまけに 右のドア側を下に横転していたそうです たまたま対抗車線に車がいなくて 他の車を巻き込むことはなかったそうですが 車の修理にかかる費用80万円 その時の車の価値はそれ以下だとのことで 全損 本人はいたってピンピンしてるんですけど… ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 踏んだり蹴ったりとはこのことです でも和田クンは雄々しく活躍を続けるのでした 13749
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押すと言葉がかわる投票釦 少しだけ動かしてみると ぶつかった左の前輪が少し接触しているようで シュカシュカと音をたてています 仕方ないのでみんなで引っ張ってなんとか動けるようになりました (意外に車のボディってヤワなんだって知りました) さあ合宿所に向かおうとすると ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 一挙に緊迫する空気 なぜならボクもこの年の3がつに免許を取得したばかりで バリバリの初心者だったんです オマケに東京では一切車の運転をしたことがありませんでした そりゃ運転するのはやぶさかではありませんでしたけど 一応人様の命を預かるわけで 多数決をとりました 事故直後の和田クンか 免許取得半年以内のボクか ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 いやいや 決して笑い事ではありませんでした おりしも雨足が強まり ワイパー最速でも前がほとんど見えない上 あたり一面キリにつつまれて 本当に視界ゼロ いくら笑われようと 無事故を誓ったボクは 時速30キロというノロノロ状態で なんとか合宿所にたどりつきました 予定時刻よりもおよそ4時間遅れで… ホッとしたのもつかの間 こんな事故で終わる和田クンでは ありませんでした ボクたちはまだまだ彼のことを甘く見ていたのでした 13716
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和田クンの華麗な事故から1か月ほどだった夏休み 押すと言葉がかわる投票釦 これ聞いてなんだかヘンだなって思いました だってほとんどのドライバーって そう思って運転してません? でも世の中に事故が多いのは その感じる能力が低いからじゃないかって 思うんですよね しばらく前から和田クン号の前を 大型トラックがのったりのったり走っています 雨だしワインディングだし 仕方ないなーって思っていたら ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 さてその問題の場所は 下りのワインディング右へのカーブ だいたい120度くらい 助手席に座っていたボクは 思わず緊張しました 下りにあわせて踏み込んだアクセル 加速する和田クン号 なんとかカーブの直前で大型ダンプをかわし カーブの突入します するとまた隣から今度は「あれ?」っていう マヌケな声 続けて「あぁあぁぁあぁあぁぁぁっ」っていう マヌケな絶叫 そうです 車は急に曲がれなかったんです 助手席に座るボクの目に 土手がどんどんせまってきます 「やった」って思った瞬間 ボクはダッシュボードに手を突っ張って 迫り来る土手を一心に見つめてました ドンという軽いショックとともに 車が土手に突き刺さりました 幸いだったのは その土手がたまたまブロックて補強されていない 文字通り土が露出した場所だったことで もしこれがコンクリートで固められていたら 結構ひどい事故になったでしょう 外に出て様子を確認すると 左の鼻先が土にささってます ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 なんたる素晴らしい人なんでしょう こんなバカにも こんなやさしさ ワイヤーをリヤに引っかけて 引っ張り出してくれました 長くなってしまいましたので 続きはまた 13648
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押すと言葉がかわる投票釦 んーなんだか状況がよくわかりません どうしたらそんなことできるのでしょうか 普通縦列駐車するときって ノソノソやりますよね もしぶつけたとしても ドスンというより コツンって感じですよね ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 うはー衝撃 で何が起こったかというと こういうことでした 路肩に車を止めようと思った和田クン いったん歩道に沿ってまっすぐ止まってから バックしようと思って 思い切りアクセル踏んだら たまたま後続車が同じく路肩に車を止めていたそうです いや たまたまってアナタ 普通はバックするときに後ろ見ながらするでしょ? ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 そりゃ無理ってもんです 目をつむって運転してるようなもんじゃない こうして車を2週間の入院させた和田クン 4月に買ってまだ3か月もたってなかったそうですけど ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 この先どうなるんろうって チラっと思った予感は あたることになるんですけど まさか自分がそれに巻き込まれるとは 思いもしませんでした(笑) いや 笑えない話だったんですけど… 13612
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押すと言葉がかわる投票釦 いずれにしろ 自分で決められない何かが こんなにもどかしいとは 13560
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押すと言葉がかわる投票釦 おかげでこちらが何もいわなくても 全ては白日の下に っていうか そんな風になんでもいってたら 普通はみんなイヤになるよねえ 特に女性はそうだと思うのだけど そんなことない? 小学生じゃないんだから 今日朝起きてから何して何してっていう話から その子としたこと話したことまで ぜーんぶ報告するの やめんかーい!って何度思ったことか だってボクのアパートにきては ほとんど毎日そんな話してくんですもの 当時はボクと和田クンは親友だと 周囲に思われていた感じもありますが 決してそうではありませんでした 来るモノは拒まずという ボクのポリシーゆえの結果だっただけです まあこれが後で酷い目にあう要因にも なってしまうんですけどね ある日の和田クン なにやら沈鬱な声で電話してきました 「今日いっていい?」 んーまあいいかって思って その旨告げると 早速現れた和田クン ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 うはははは やっぱりなーとうなずくボク 彼は「オマエのいう通りの女だったよ、もう女なんて信じない」 ってボクの部屋で力説してます ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 きつく断られたそうです 見損なったともいわれたと まあそんなもんでしょ キス仕掛けたんならまだしも その程度で怒るなら 金と時間を浪費させたらいけません というより そういう女だってわかんないキミが お馬鹿さんなんだよっていっちゃいました さて これじゃ全然行く末になってませんよね 本命はここから始まるんです 懲りない人って なんだか素敵!(笑) 13530
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押すと言葉がかわる投票釦 気持ちはよくわかるけど あの手の子はさけた方が無難だって感じたボクは 彼に軽く忠告めいたものもしちゃいました ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 ボクの忠告をもてない男の 嫉妬と勘違いした和田クン(笑) いや アレに手をだすほど困ってないから っていうのはボクの中だけの話 そして和田クンのアタックは どんどん加熱していくのでした アーメン 13479
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押すと言葉がかわる投票釦 一瞬何が起きたのか理解できなかった 通りでボクの周りにフトンが無いはずだった みんなボクを避けるように 遠くにフトンをひいていた なんだか酷い 二日酔いと寝不足で朦朧としたまま 水道へと向かい エィやっとアタマを洗い始めた 冷たい水が気持ちよかった… ん? 何かヘンだぞ ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 あとで聞いた話によれば ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 いや 真剣な話 その時は笑えなかったんだけど… ふと気づき 目の前を鏡をのぞき込んで驚いた 顔にマジックで落書きが… こりゃいかんと思って ついでにゴシゴシ洗って さっぱりとすると 途端にアタマの中味も冴えてきた もしかしたら… その予感は悪い意味であたっていたんです なんだか メインストーリーになかなかたどり着きません でもこーいうクラブの雰囲気を 事前に書いておかないと 後の話が今ひとつわからないと思いますので もう少しだけ… 13433
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押すと言葉がかわる投票釦 いや 正直笑えませんでした 13398
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押すと言葉がかわる投票釦 っていうんです 思わず「???」 もの問いたげなボクに向かって 自慢げにつけくわえます だって西洋式の湯船って汚いじゃないですか なぜだろう ってユニットバスのついた部屋で 生活したことないボクは素朴に思って その理由をたずねます ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 ますますもって意味がわかりません ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 うはははは そりゃ確かに汚いよねえ でもそんな人 この世に一人もいないんじゃない? と突っ込んでしまいました 確か今年で20歳になるはず この人はこれまでどんな生活をおくってきたのでしょう 実はあまり人付き合いもなく 聞くに聞けないまま大学生になって クラブに入って初めて先輩に聞いたのが レンゲの使い方と ユニットバスの使い方だったそうな そんな大嘘を教えた先輩のことを アクマと呼んでました が それを知らなかった事も 充分ニュースバリューあるって 思いません?(笑) 次からは純愛物語の始まりです ププッ 13375
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押すと言葉がかわる投票釦 思わず目が点になりました それまで20年ほどの人生でしたが レンゲに関してそのような答えを聞いたことは 皆無だったので… 途端に興味がわいてきて なぜそう思うのかって尋ねたら ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 とのこと そして あれってなかなかうまくいかなくて こぼれて手が熱いんですー ですって 思わず大笑いしてしまいました スマヌ大笑いしてって心の中で思いながらも これまで飲み会で滅多にとらない鍋が 最初からテーブルに乗っていた理由がやっとわかってきました 彼のその奇怪なる使用法を見るためだったんですね 梅山クン キミは不幸だ だって周りにそんなウソを 平然と教える悪いヤツがいるんだから… というか 自分で思いつかないっていうのが やっぱ致命的だよ(笑) この酒席で 彼はもう一つ爆弾発言をしてました…。 13328
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押すと言葉がかわる投票釦 うまれて初めてみる この大量のごちそう そう 考えてみたら彼の実家のメシのタネだったんです 肉が食べられないのに 牛丼屋が好きな彼は 立派に自炊していたんです ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 贅沢なんだか 貧しいんだかよくわからない彼です ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 こんな不思議な彼が 飲み会で披露したお話は 次回のお楽しみということで(笑) 13215
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押すと言葉がかわる投票釦 この意味不明な行動に よくよく事情を聞いてみると ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 っていいます これまでそんな人きいたことありません(笑) じゃあなんで牛丼屋に入るんだよーってきいたら この味が好きでよく食べますって平然と答えてます 牛丼屋に入って牛肉食べないなんて… 彼はそれからしばらく「汁飯」と呼ばれてました 13166
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押すと言葉がかわる投票釦 そして一つの季節が終わる 13114
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押すと言葉がかわる投票釦 とのこと ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 「前の」って まさかまさか ボクじゃないよなって 思わず彼に確認してました ↑ 押すと言葉がかわる投票釦 もちろんその真意は 誰も確認してませんので どんな話かはわかりません もう時効だよなって 思っていたのはボクだけなんでしょうか 彼女の中で止まった時間は 永遠に動き始めることはないんだろうか ボクの勘違いであることを 祈らずにはいられません なんとなく宙ぶらりんな結末で すみませんでした 長らくのご愛読ありがとうございました 13008
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