言の葉
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「記念」ってなにげなく使う言葉だけど これって「き」を「ねんじる」のか それとも「ねん」を「しるす」のか
「き」を「ねんじる」っていうのは おそらく「き=くぎり、ある時」を「思う」ってことだろう 「ねん」を「しるす」っていうのは 「思い」を「かたちや言葉に残す」ってことじゃないかなあ 辞典を使えば調べるのはわけないこととは思うけど 個人的には「ねん」を「しるす」と思いたい
人は記念の品として さまざまなものを好むとは思うけど ボクは個人的に安い腕時計が好き 旅行にいったりなにかの区切りの時には 必ずといっていいほど腕時計を買う もちろん全部の時計をして歩けるわけもないので いくつもの腕時計がころがっているんだけど でもそれぞれをフトした瞬間に見るたびに 買った時のことを思い出して すごく嬉しくなる 毎日その日の気分で時計を選ぶのが 唯一自分に課したオシャレかもしれない
去年の暮れに 止まってうごいてなかった時計を数台 電池交換にだした 戻ってきた時計たちは みな同じ時間を刻んでいて なんかとても不思議な感じ みんなが同じ方向を見ている気がして
今年の誕生日に これまで数年ずっと欲しかった電波時計を買った 時刻が狂わないってヤツですね それを時計の群れの中に置いてフト気づくと ほんの1か月ほどまえは そろっていたそれぞれの時計の時間が みんな微妙にズレているのに気づいた
それに気づいた瞬間に 全部そろえようかなって思ったりしたけど なんとなくしてはいけない気がして そのまんまにしたんだ
だってね その時間のズレって なんか人間みたいに感じたから それぞれが微妙にずれて すれ違いの時を刻む それがなんとも愛おしい存在に感じてしまったのでした
先日ある人にもらった「記念」の品は 「お守り」でした 本人曰く 「いや、変わってるでしょ? めいわくだともわかったけど…」 いやいや全然そんなことないのだけど 面白いものを考えたなあって感じたくらいで すごく嬉しかったんです
ただ それが「縁結び」のお守りだったこと それがご愛敬って感じたんだけどね(笑)
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ひさしぶりに降り立った 駅のホームを歩きながら ボクはおもむろに電話をかけた
「はい」「今どこにいるの」 (もしかしたら声を聞くのも 久しぶりなんじゃないか) なんて思いながら道順を確認する
年が改まって初めて聞くキミの声は 逡巡と決意とが混じり合ったような 不思議な声音だった
ほんの数日前は穏やかとも感じた夜風は その日、冬の厳しさを十分思わせるほどに ボクの顔から熱気を奪い取ろうとしていた
うろ覚えの路を歩きながら だんだん緊張していく自分に 少しだけ驚いていたんだけど 目指すコンビニエンスストアは もうほんの少し先に ぼんやりと浮かんで見えた
「あっ、ここだ」 思わず口に出してつぶやいた後 ボクは着いた旨をキミに電話した 「もうついたよ」 「今行きます」 ほんの数秒の会話にも 息苦しさを感じてしまって 早くその一瞬がすぎれば楽になるのにって思いながら 思わず煙草を取り出してしていた
煙草が切れていることに気づいたボクは 数十メートル先にみえるコンビニエンスストアに足を運び 急いでマイルドセブンを2個ひっつかむと 早足で戻った
建物の前にたって なんとなく手持ちぶさたな 宙ぶらりんな自分を感じながら さりげなくあたりを見回していると その出入り口に人影が立った
初めて会ったキミは ボクが考えていた人と 全く違っていたんだ 緊張感もあって 頭の中がグルグル回転始めたような気がした
なんとなく突然といった感じで決まった 東京nightはこうして幕を開けたんだ
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2003年01月23日(木) |
★消えた日記の不思議 |
あーびっくりした 今日昼間に書いた日記を 実家で確認しようと思ったら なぜか無い
えーっ! 無い無い無いってパニくること15秒 もしかしたらって振り返って 過去の1月23日をさがすと ありましたありました もう年が明けたというのに 2003年に登録してました(笑)
ということで 一時ここに書かれていた日記は 無事最新に登録されましたとさ(笑)
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せめてあの時もう一歩踏み出せていたら こんな路を歩いていなかったかもしれない
そんな後悔とも予感ともつかない感情に わずかに背中を押されながら
だんこたる足取りを夢見ながら どっちつかずのステップに惑い悲しみ 泣き笑い
そんな人生もあるさ
なんて 暗闇にそっとつぶやく
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一人膝を抱える時間が 長くなれば長くなるほど いろんなことが脳裏をよぎる
冬の日が日、一日と短くなるように キミのことが少しずつ消えてしまえば こんな風になることはなかったはずだよね
でも 時間がたつにつれ 余計に色濃くなってしまうキミの面影
自分が消えてしまえばいいと気づいたのは 夢の中だったのか それとも現実の瞬間だったのか
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会いたいと思っても そんなに簡単にすぐに会えるわけでもない そんな時には 会いたいという気持ちだけが 自分の中で空回りしている気がする
そんなボクを知ってか知らないでか やっと気持ちが落ち着いてきたって瞬間を あたかも狙いすましたかのように キミから届く言葉
「元気?」 そういいたいのはこっちのほうだってセリフを飲み込んで 「もち。そっちは?」 なんて軽く近況報告をするだけ
微妙な距離が二人の間にひろがっているんだね
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これまで なんとなく運命に左右された人生などとは これっぽちも考えたことはなかったけど
なんかここ最近の流れは 完全に巻き込まれた感じがする
そんな風にただ流されていたら いつまでたっても日はあたらない
それに気づいたら まずは行動しなければ
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そんなはずはない! と思うのは いつも本人の勝手な思いこみ
そんな事に何度であってきただろう
そして 何度繰り返しても また直らないのが この思いこみだったりする
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ある瞬間に可愛いって感じてしまい そして それがだんだん膨らんで
いつしか自分の中で なんとも形容しがたい存在になってる
でも 何もいわない
そんな自分を 少々じれったくも思いながら すこしだけすっぱさを味わう
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ときどき そんな気分になる
勝手なことをいうのは いつものこと 策略深い人だから 言葉の先にはいくつかの奸計があるように思える
そして 子供のように拗ねる
そんな相手に 精神をなだめなだめ
負けちゃいけない! って自分にいいきかせて
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寒いっていいながら がたがた震えるキミの肩 初めて肩を抱いたんだよね
思わずぎゅぅと力を込めて キミを確認する瞬間
いつまでも忘れないんだよね
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これまで生きてきて 「ああ、もっと早く知っていれば」 「もっと早く出会っていれば」 って何度考えたことだろう
そんな風に過去として 置き去りにしながらも 未来を変えるべく踏ん張った時もあった
いつもすでに遅しとはいえ そこで捨てていたら 未来は過去としか思えなくなってしまう
そんな生き方だけは いやだ
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宵っていう言葉は なんとなく昔から好きなんだけど
今回正月にいった場所は この時期9治過ぎまで明るくて いつが宵になる?って気分でした
日本だったら 夏の宵が一番素敵な時刻なんだけどな
1週間ぶりにパソコンを立ち上げようって思ったら 2時間くらい全然動かなくて ついにダメかなってあきらめたら しっかり立ち上がるっていうのは なんとも小憎らしいくらい人間的 そういうトコが好きだから MACからはなれられないんだよ (多分におかしいとは思うけど) キーボードもミスタッチばっかだし 寒いし
とりあえず 新年あけましておめでとうございます
あー 今日から仕事なんだよね
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